人間関係
Fate/Grand Order
;[[ジーク (Grand Order)|ジーク]]
:[[Fate/Apocrypha|とある世界線]]でジークフリートに救われ、他に例のない奇異な存在となったホムンクルス…の端末。
:やはりというべきか初見で夫と何かしら縁があることを勘付いており、ジークという名前を聞くや、すぐに凡庸な名前に改名するよう圧力をかける。
:『さもないと何か英雄っぽい行動をとって満足して死ぬハメになる』というのがその理由であり、彼を気遣っての事だったのだろうが──時すでに遅し。『[[Fate/Apocrypha]]』でまさにそんな感じの顛末を辿った経緯のある彼は思わず目を逸らしてしまい、それを目敏く見咎めた彼女に何をやらかしたのか追及される羽目に。
:後にジークのほうに追加されたセリフによると、案の定正座させた上で滾々とお説教したようである。
;[[ブリュンヒルデ]]
:実兄グンター王の妻と起源を同じくする存在。
:生前では彼女との口論が巡り巡ってジークフリートの死に繋がった経緯があるため、初対面で名前を聞くや頭に血が昇りかけたようだが、流石に見た目や言動から別人である事はすぐに把握したらしく<ref group="注">「ニーベルンゲンの歌」におけるブリュンヒルデは、求婚者に槍投げ・石投げ・幅跳びの三競技で対決し、敗北すれば殺すという条件を課した上で、全ての求婚者を破ってきた女傑。グンターはジークフリートの助力を得て勝利したが、新婚初夜の際にはブリュンヒルデに手を出すこともできず逆に縛られて天井から吊るされる羽目になった。</ref>衝突は回避。
:その後、言葉を交わすうちに彼女の知る存在とは似ても似つかぬ儚さや生前愛した者を自ら手に掛けた悲惨な末路を知り、態度が軟化。不器用ながらお茶に誘おうとする等、歩み寄ろうとする姿勢が見受けられる。
:「ニーベルンゲンの歌」における同名の人物とは別人枠だとしているものの、やはり思うところがあるのか改名を提案している。
:[[ブリュンヒルデ〔バーサーカー〕|水着霊基の彼女]]に対しては宝具のチェーンソーギミックを羨ましがっているものの、愛する人に対して夜な夜な刺しまくっている事についてはドン引きしている。
;[[シグルド]]
:夫ジークフリートと起源を同じくする存在。
:『なんだか腹が立つ』ということで首を刎ねたい衝動に駆られている。
:曰く「私の夫はもっと伊達男」とのことだが、直後に「ダメ男」だと言い直している。
;[[張角]]
:復讐界域における自身の参謀。界域の支配にさほど積極的でないクリームヒルトに代わり、細かい差配を行っていた。
:一方で秘密裏に研究を行っていたり、汎人類史側のサーヴァントとして既に召喚されていたジークフリートを(彼女と対面させないために)拘束するなど独自の思惑をもって動いている部分もあり、いずれ裏切る事も視野に入れていた節がある。
:クリームヒルトも張角を信用はしていなかったが、参謀としての能力面から重用していた事、また張角も彼女の指揮官としての器を評価していたこともあってか関係性はそれなりに良好であり、ストーリー中に本格的に決裂することは無かった。
;[[サロメ]]
:復讐界域における部下の一人。
:仕事については厳しく監督していたものの彼女の性質についても知っていたようで、主人公を逃がすために裏切った際には容赦なく追撃しつつも「普通の人間にとっては当たり前のことが彼女にとっては宝石同然だった」とその心変わりを悼んでいた。
;[[セミラミス]]、[[メディア]]
:[[イアソン]]の[[幕間の物語]]「第二、あるいは三回アルゴノーツ乗員募集大会」において、自分以外にアルゴー号の新しい船長に立候補した他の2人。
:当然ながら張り詰めた空気となり、イアソンの「誰が船長になるかはそっちで勝手に決めてくれ」の一言で互いに足を引っ張りながらの対決となった。
;[[ゴルドルフ・ムジーク]]
:自身のバレンタインシナリオで「チョコレートを贈る相手」として(すっとぼけたマスターに)水を向けられた際「世話になっているのは事実だけど」と育ちの良い返答であった。
:なお、[[Fate/Apocrypha|とある並行世界]]においては旦那が[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア|彼の父親]]と縁があったりもする。
;[[柳生但馬守宗矩]]
:『ワンジナ・ワールドツアー!』で同行したメンバーの一人。
:出発前に「苦労しそうな予感がする」と言っていたように、フリーダムお爺ちゃんな彼にも盛大に振り回される羽目に。
:なお戦闘面では信頼がおけるためにアルテラと並んで頼りにしていた。
生前
; [[ジークフリート]]
:最愛の夫。彼が暗殺された事が切っ掛けとなり、2つの国を巻き込む壮絶な復讐を遂げることになる。
:彼との婚姻は実兄グンター王がブリュンヒルデと結婚する際にジークフリートが尽力したことへの褒賞として決めたものであり、彼女に選択の余地はなかったのだが、もともと初対面の時点でクリームヒルトはジークフリートに一目惚れしていたため、彼女にとっても何ら異存は無いものだった。
:それだけに夫に対する愛情は極めて深く、彼の死後は13年もの間片時も喪服を脱がず日がな1日部屋の片隅で泣き腫らしながら過ごしていたという。
:一方、(彼女は誤解していたが)ジークフリートもとある理由で言葉にしなかっただけでクリームヒルトを心から愛しており<ref group="注">余談だが、この2人に関しては原典のニーベルンゲンの歌の時点でこんな感じである。具体的にはジークフリートは結婚前に美貌で名高いクリームヒルトと面会する権利を要求した事があるのだが、いざ2人きりになると彼女の美しさに気後れしてしまい、結局一度も言葉を交わさないまま逃げ帰るように去ってしまったとか。</ref>、それ故に彼は第6.5章終盤での戦いの後ある衝撃的な行動に出ることになる。
:召喚されても会えたことには「死んでもいい」と言うほどに喜んでいる様子。最終的には「あなたを殺して私も死ぬ」との結論に至るも、それも駄目だと思い直している。<del>テンションがおかしくなってしまったのだろうか。</del>
;グンター
:兄。彼女にとって「嫌いなもの」のリストに入っている。
;ブリュンヒルト
:兄嫁。(自分にとっての)諸悪の根源。少女の様な可憐な外見に似合わず、性格は最悪で傲慢かつ豪傑で過激な一面を持つ。
:型月世界ではジークフリートの死後、大嫌いな義妹を気にも留めず嘲笑い続けたが、偶然にも彼女の復讐計画を知ってしまい、巻き込まれまいと息子と共に歴史から姿を消し、行方不明となる。
;ギーゼルヘア
:弟。彼を復讐に巻き込んでしまったことについては後悔している。
;[[ハーゲン]]
:夫の親友であり、夫を殺した人物。
:そのため強い怒りを向けており、以降の復讐劇における最大のターゲットとなっている。
:だが、その復讐の果てに彼からジークフリートが何を考えていたかを洗いざらいぶちまけられ、自分の復讐には何の意味もなかったことを思い知らされる結果となった。
:当然ながら「嫌いなもの」のリストに入っている。彼女曰く「人を騙して弱点を聞いてきたくせに、『お前に何が分かる』って言いたげだった嫌味男」。
:何度でも彼を殺すとしているが、当の彼が開き直っている様子だったようで「絶対に殺す」と殺意を爆発させている。
;[[アルテラ]]
:復讐の一環で結婚したとされているフン族の王。
:互いに言及はないため、実際の関係は不明。なお、アルテラ的には政略結婚は何度かあったが関心はなかったためよく覚えていないとのこと。
:『ワンジナ・ワールドツアー!』では[[アルテラ・ザ・サン〔タ〕|サンタの姿の彼女]]と会話があるが、クリームヒルトとしても当時は復讐の事ばかり考えていたとはいえ「アルテラが女であった」とあったらさすがに覚えていたはずであると述べている<ref group="注">アルテラとしては「部族の長老が政略結婚を仕組んで自分が知らない間に行い、クリームヒルトには影武者の男性を引き合わせたのではないか」と推測している。</ref>。
:自身としては、色々と申し訳なさがある様子。
;ヒルデブラント
:フン族の客将にして、クリームヒルトを殺した騎士。
:ハーゲンに思うところがあったのか、人間としては見限っていたが騎士としては認めていた様子。
:クリームヒルトが彼を殺した際に、豪傑の武人を拘束し抵抗出来ないまま女性に殺されてしまった屈辱に耐えきれず、怒りの如く彼女を斬り殺してしまう。
:クリームヒルト自身にとってはどうでも良い相手であり、何も思う事は無い。
;グンター(息子)
:ジークフリートとの間に産まれた息子。生まれて間もない頃にネーデルラントの義父ジークハルドゥス王に預けられ、養育される。