メモ
*ボルザークという姓、そして蜂を使い魔にするという点から『[[Fate/Zero]]』の[[衛宮切嗣]]の回想で彼が[[ナタリア・カミンスキー]]と共に討伐した蜂使い、[[オッド・ボルザーク]]の縁者ではないかと目されていた。
**『Fate/strangeFake』6巻で語られた内容からして、オッド・ボルザークは彼女の祖父にあたり、オッドの死後、その研究成果を奪うためだけにハルリの両親が魔術社会から異端の烙印を捺され、全てを奪われたという事情であるらしい。
*『Fate/strange Fake』文庫化PVでの『衛宮切嗣が憎いかい?』という問いかけはシグマに宛てられたものではないとされており、この因縁から考えるとハルリに向けたものではないかと思われていた。
**オッド・ボルザークを直接殺害したのはナタリア・カミンスキーであるが、ボルザークの魔蜂により乗客乗員がほぼグールと化した旅客機を空港に着陸させられないと判断した切嗣はナタリアごと撃墜する手段を選んだため、魔術社会においては「“魔術師殺し”が一人のターゲットを殺すために乗っていた飛行機ごと撃墜した」という噂となっている。
***しかし実際にこの言葉を向けられていたのは彼女ではなく、母親が同じ飛行機に乗り合わせていた[[ジョン・ウィンガード]]であったことが、8巻にて明らかとなった。
*真バーサーカーの真名は長らく不明であったが、ギルガメッシュやイシュタルの反応から[[フワワ]]である可能性が示唆されており、7巻時点で確定した。
**触媒を提供したファルデウス及び、召喚した当人であるハルリの認識としては(「[[ニコラ・テスラ]]がライバル」「獅子をモチーフとした機械人形」「マズダの影響」などのヒントから)[[トーマス・エジソン]]の召喚を想定していたことが推測でき、7巻で実際そのつもりであったと判明した。触媒に使われた「マズダランプ」はゼネラル・エレクトリック傘下のタングステン電球ブランドであり、「[[Fate/Grand Order]]」世界で大統王となった彼の肩にも付いている。しかし、実際に姿を現した「それ」の外見や行動は発明王エジソンとは似ても似つかない謎の怪物で、これにはファルデウスも困惑していた。
**エジソンの宝具W・F・Dが神秘を剥ぎ取り信仰を零にする、というものであることを考えると、魔術世界への復讐というハルリの目的には好適な人選であるといえる。
**フワワが最有力となるまで説の一つとして存在していたのが[[ソロモン]]七十二柱の一(『ゴエティア』では第10席)「ブエル」[https://ja.wikipedia.org/wiki/ブエル]。ただし「獅子の頭」という共通点はあるものの、一方で脚の形状が山羊のそれであり、またヒトデのように五芒星型を成すような生え方をしている、という明らかな相違点もあった。<del>流石に[[魔神柱]]案件を持ち込むのはメタ的に困難だったのかも知れない。</del>
* マスターにはサーヴァントのステータス透視能力があり、人によって見え方が違うという設定があるが、ハルリには「蜂の巣状の六角グラフ」として見えていた。