用語
;[[冬木市]]
:日本の地方都市。
:カルデアの資料では冬木市は平均的な地方都市で、2004年に街が炎に覆われる災害が起きた記録は存在しない。ラプラスの観測では2004年にこの冬木市で特殊な聖杯戦争が行われている。
;[[聖杯戦争]]
:冬木の街の魔術師が聖杯を完成させ、起動のために七人のマスターがそれぞれ七騎のサーヴァントを召喚し、サーヴァント同士を戦わせて競い合っていた。記録ではセイバーが勝利し、本来の歴史では街は破壊されずに聖杯戦争は終結した。
;大聖杯
:この冬木という土地の本当の“心臓”。超抜級の魔術炉心。製作は錬金術の大家として記録の残る[[アインツベルン]]。
:クー・フーリンが「特異点とやらがあるとしたらここ以外ない」という場所であり、所在する大空洞は強力な霊脈になっている。アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕が居座っていた。大聖杯に繋がる洞窟は半分天然、半分人工で、魔術師が長い年月をかけね拡げた魔術工房。内部は少し入り組んでいる。洞窟内には[[エミヤ]]が陣取っていた。
:大空洞に残る大聖杯内部は空間が安定しておらず、それ一つで一種の特異点の様な状態であり、カルデアとの繋がりも安定しない。通信も出来ない。
:アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕の幕間の物語「オルタの系譜」ではこの大聖杯内部の空間にレイシフトし、大聖杯内部でありながら何処でもない断片、一時とはいえ特異点と化したモノを再現する場として主人公たちが通り過ぎた一つの結末を一時的に再現した。再現とはいえ戦う分には幻ではないため、オルタによって主人公の修練に利用されることとなる。この時はフランス特異点が再現されたが、冬木とフランスの人理定礎の値が一瞬だけマイナスに戻っていた。
:続く幕間の物語「似て非なるもの」では、大聖杯内部の空間にレイシフトし経由する形でアルテラの夢に侵入。この夢には地平線を埋め尽くす数の巨大なゴーレムの集団が溢れていたが主人公たちを敵視してはおらず、ただ土地を破壊する為だけに前進していた。個々の意思を持たないが、一つの意思で統率されており、マシュの所感だと「この星の文明を停止させろ」と命じられている様だったとされる。この空間はアルテラの夢であったため、夢の世界のアルテラ本人の消滅に伴い夢が覚め、世界が崩壊すると共に主人公たちは元の意識に帰った。この際主人公たちはワールドエンドの疑似体験をすることとなった。
:ネロ・クラウディウス〔ブライド〕の幕間の物語「決意の花束」では大空洞の中心の霊脈を鍛冶場に「遥かな過去に地上に落ちた霊石」を火にくべ、生気を宿すことで「燃え盛る聖なる泉フェーヴェンス・アーデオ」という剣を作成した。
;[[アインツベルン]]
:大聖杯を製作した錬金術の大家。魔術協会に属さない、<ruby><rb>人造人間</rb><rt>ホムンクルス</RT></RUBY>だけで構成された一族。