関連人物
;「A」
:怪談のストーリーにおいて赤ずきんの隣の部屋に住んでいた大学生。
:心中事件の発覚後一か月してこちらも行方不明となってしまった。
:孤独を偏愛する人物であり、『[[Fate/strange Fake]]』では赤ずきんを迎え入れるものの矛盾からとんでもない結論に至り、自分の全てを差し出してしまった。
:もともと孤独への偏愛からまともな社会生活を送れないだろうと覚悟していた人間だったとのことで、本来の世界で一か月後に失踪したのも赤ずきんから何かされたのでなければ、そんな自分への心底からの嫌悪感からと思われる。
:『Fate/strange Fake』では「A」を指し示す三人称として「彼女」が用いられており、女性であることが示されている。
;[[氷室鐘]]
:[[美綴綾子]]や一家ともども舞台となった蝉菜マンションに在住している人物。彼女の部屋は12階にあり、現場のちょうど真上になる。
:現実に起きてそれほど経っていない痛ましい事件を怪談のネタにされているのには若干思うところもあり、父親の[[氷室道雪]]がマンションのオーナーでもあり事故物件扱いで入居者が寄り付かず頭を痛めているため、解決方法を模索している。
;[[柳洞一成]]
:『[[氷室の天地 Fate/school life]]』において、柳洞寺が全壊したため事件後誰も入居しようとしなかった現場に家族ともども仮住居として入居した。
:下見の際には若干怪現象が見られたものの、その後には特に問題なく生活できている模様。
;[[アヤカ・サジョウ]]
:『[[Fate/strange Fake]]』における主人公の一人で、一人ではエレベーターに乗れない上に時折見える「赤ずきん」の幻覚に悩まされている。
:当初読者からは「彼女が上記の「A」ではないか?」と予想されていたが、8巻ラストで'''「自分が赤ずきんである」'''という衝撃の発言が飛び出した。
:顛末は上記の通りであり、「A」の記憶を持った「赤ずきん」そのものとも言える存在であった。