カード解説
カードの状態
;ライズ状態
:カードがそのマスターから見て、「正位置」の状態。サーヴァントがこの状態の時、襲撃を行う事が可能で、テキスト欄に記された効果を使用する事が出来る。礼装カードであれば、その効果を使用できる。
;リバース状態
:カードを伏せて裏返しにしている状態。この状態のカードは【常時】の効果を含む全てのテキスト能力を使用できない。
;デンジャー状態
:文字通り危険な状態。サーヴァントにのみ存在し、カードがそのサーヴァントのマスターから見て、「逆さま」になった状態。襲撃を行えず、迎撃しか行うことが出来ない。この状態だと【常時】と付いたものを除いた、テキスト欄に記された能力が使用できない。
;ダウン状態
:サーヴァントにのみ存在し、カードがそのサーヴァントのマスターから見て、「横に倒れた状態。襲撃を行えず、迎撃しか行うことが出来ない。<br>デンジャー状態と違い、この状態でもテキスト欄に記された能力を使用する事が出来る。ただし、礼装カードが場にある時、その礼装カードの【常時】以外の効果を使用できなくなる。
コスト
【常時】を除けば、全てのカードがテキスト効果やスキルを使用する際にコストを必要とする。<br>だがコストにはそれぞれ指定された形式や条件、支払うコストの多さが異なる。<br>コストの種類と必要コストの多さ、条件などは使用する能力の名前の左端に書かれている。
白い枠のコストは、使用した際にそのカードがダウン状態になる。<br>カード解説では「'''T'''」と表記する。
白い枠で囲まれた数字のコストは、使用した際、数字の枚数だけ、自分の手札を捨て札にする。<br>カード解説では「'''E(数字)'''」という形式で表記する。
黒い枠で囲まれた数字のコストは、使用した際、その数字の数だけ自分の(ダウン状態でない)カードをダウン状態にしなければならない。<br>カード解説では「'''R(数字)'''」という形式で表記する。
青いサイコロと数字が書かれたコストは、サイコロを一つ振り、出た目に対応した数字の効果が適応される。数字は複数設定されていることもあり、例えば1と2の目がコストとして記載されている場合、サイコロを振ってどちらが出てもその効果が起動する。<br>カード解説では「'''D(数字)'''」という形式で表記する。
複数のコストが設定されている場合は左から順番に支払う。例えばD1・2とR2がコストとして設定されている場合、まずサイコロを振って判定を行い、1か2が出たら2枚のカードをダウン状態にする。
テキスト効果とスキルについて
それぞれカードには効果を使えるタイミングが明記されていて、いくつかに分類される。
;常時
:如何なる時でも効果を発揮しているテキスト効果。無効化されないが、そのカードのプレイヤーが任意に効果を使わない、という選択をすることはできない。
;起動(いつでも)
:プレイヤーの任意のタイミングでテキスト効果を使用する事ができる。
;起動(各フェイズ・プロセス)
:指定されたタイミング(フェイズ・プロセス)でテキスト効果を使用することができる。
「常時」と「起動(いつでも)」を除けば、同じタイミングで使用できるテキストは1枚につき1つまでとなっている。またテキストとの起動そのものは、自分のターンでなくても任意のタイミングで使える。一つの起動効果は原則として1ステップに1回までで、特記がない限り、効果は使用したターンが終了するまで持続する。<br>タイミングが「ダメージ判定プロセス」と書かれた効果は「襲撃側ダメージ判定プロセス」と「迎撃側ダメージ判定プロセス」の両方に使うことが出来る。
スキル一覧
カードにはそれぞれ固有の名称のスキルを持つものが存在し、それらの効果にはテキスト、テキストが記されていない。以下解説。
;直感
:優れた直感を表すスキル。他のカードが持つ特定の能力を無効化する。
;竜
:その英霊が竜種の因子を持つ事を表すスキル。竜殺しの能力を使われると不利になる。
;神性
:そのサーヴァントが神霊の血を引く、あるいは神霊の依代や顕現であることを表すスキル。神殺しの能力を使われると不利になる。
;先制
:先制攻撃を行うスキル。このスキルを持つサーヴァントが「襲撃」を行った際に、迎撃側にダメージを与えると、迎撃プロセスおよび迎撃側ダメージ判定プロセスを飛ばして計算を行う。ただし、双方がこのスキルを持っていると、互いにこの効果は発揮されず、通常通りに戦闘を行う。
;見切り
:攻撃を見切る能力。このスキルを持つサーヴァントが戦闘を行う場合、対戦するプレイヤーはダメージ判定プロセスでテキスト効果を使用することができなくなる。これには「常時」を除く全ての効果が含まれ、両者が「見切り」を持っていた場合、お互いに無効化される。
;軍団
:多数の個体で構成される集団であることを示すスキル。カリスマの恩恵を得られるが、対軍効果を使用されると不利になる。
;カリスマ
:他者を引き付ける才能や指揮能力を表すスキル。「代理戦闘」の効果を使用する際、そのステータスが+2/+1/+2/+1の強化を受ける。またその「代理戦闘」の効果に「軍団」があると、強化効果は+4/+2/+4/+2に上昇する。
;支援
:他者を支援する能力。使用者本人に使用する事はできず、他のサーヴァントや代理戦闘を行う礼装カードに対してのみ使用可能。もし一つのカードが「支援」と「代理戦闘」を両方持っていた場合、この効果は同じカードが持つ「代理戦闘」に使用することが出来ない。
;家事
:掃除、洗濯、料理などの高い家事能力を表すスキル。いつでも使用する事が可能で、手札を一枚捨てるごとにダウン状態のカード1枚をライズ状態にできる。ライズ状態にする効果は自分のカード以外にも使用可能。ただ、このスキルを持つカード自身はこの効果の対象にならない。