名台詞
Fate/Grand Order
本編
;「ああ……いたい、いたーい! やめろ、やめてくれ―――ぃ!<br> くそう、今まで何もいいことがなかったのに! やっと、やっとここで成功できると思ったのに……!<br> どこまで行っても私の人生はどん詰まりなのか、チクショウ、チクショウ…………っっっ!<br> 死にたくない、まだ死にたくない! だってそうだろう、私はまだ、一度も、一度も―――<br> <ruby><rb>一度も</rb><rt>・・・</rt></ruby>、<ruby><rb>他人に認められていないんだ</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>! <ruby><rb>まだ誰にも</rb><rt>・・・・・</rt></ruby>、<ruby><rb>誰にも愛されていないんだよ</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>……!」
:『序/2017年 12月31日』での台詞(正確に言えばアナウンス越しであるが)。
: 敵に襲撃されて完全に追い込まれた時の悲痛な叫び声。袋小路に陥った人生をカルデアで挽回しようと、誰にも認められず、愛されないまま死ぬのは嫌だと。
: 絶体絶命の状況とそれまでの鼻持ちならない言動から一度は彼を見捨てようとした一行だったが、最後の彼の心の声を聞いた主人公達はそれでもなお彼を助けに行くことを決断した。深い絶望と苦しみの中にいてなお救いを求めるその悲鳴はかつて[[オルガマリー・アニムスフィア|自分達が助けられずに非業の最期を遂げた人物]]が残した断末魔そのものであり、もはや彼らにとっては二度と逃せぬ言葉だったのである。
:なお、これについては'''「実はゴルドルフは言っていないのではないか」'''という疑惑が存在している。(後述)
;「ふん。半端で生きていくコツはな、<br> 何もかもを放り投げて<ruby><rb>妥協と堕落で生きていくことだ</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>。」 <br>「より良い明日などなく、その代りに<br> より悪い昨日は無かったのだと慰めて生きることだ。」<br>「それもできずに、両方をフラフラしていけば、<br> 待っているのは破滅だけだ。」
:『[[永久凍土帝国 アナスタシア]]』において。ヤガの生き方の「半端」さに複雑な心境を抱くホームズに対し。
: 向上心があるからこそ苦しむ。努力し続けるからこそ傷つく。ならば期待しすぎなければいい。どん底にいたからこそ分かる身と心の守り方。
;「雪山ではよくひとりぼっちになって遭難した私だ、悪い肉を良い肉にする魔術式を独自に考案しておる!」<br>「腐った肉すら霜降りに変えてみせるわ!それ故の不死鳥のムジークよ!」
:『永久凍土帝国 アナスタシア』において。
:食糧事情がとても厳しく現地調達が必須だが、この極寒の中では猛毒の魔獣くらいしかおらず早々に現地調達は不可能と思われた時、'''猛毒の生物の肉すら食料とする'''、この苦境でこそ垂涎ものの[[錬金術]]を会得している事を明かした。
: [[ムジーク家]]は[[アインツベルン]]に匹敵する[[錬金術]]の名家でもあるので、おそらくは上質な食肉を文字通り『錬成』しているのかもしれない。
;「私は見ての通り、冷酷な貴族主義、選民思想の権化だが……」
:『[[無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング]]』ラストにて。いかにも露悪的な自己評価ではあるが、今まで散々彼の<ruby>ポンコツぶり<rb></rb><rt>人の好さ</rt></ruby>を見てきたマスターたちからすれば、'''どこがだよ'''とツッコみたくなる事請け合いの台詞であろう。
:実際、これに続く台詞は冷酷さとも高慢さとも程遠い、人間味全開の述懐である。
;「―――違う! 司令官としての責任ではない!<br>違う、違うのだ! それ以前の問題だ、それ以前の問題なのだよ!<br>ああくそう、認めよう、認めているとも! <ruby>私には<rb></rb><rt>・・・</rt></ruby>、<ruby>世界を滅ぼした責任がある<rb></rb><rt>・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>!<br>私が、旧カルデア崩壊を招いた一因だったと! 私だって分かっているのだ!<br>カルデアのスタッフたちに非はなかった! 人理焼却はカルデアとは関係のないコト!<br>それを彼らは、前カルデアスタッフは、たった数十人で解決せざるを得なかった!<br>なのに、私は――― 世界が滅びたのはおまえたちの責任だ、などと……<br>彼らは優秀だった。<br>私がカルデアの所長になんぞならなければ、もっと違う、もっとマシな状況になっていた筈なんだ!<br>だから―――<br>―――心底イヤで恐ろしいが、せせ、責任を果たさねば、ならないのだ!<br>私は何より自分が可愛い! 自分が大切だ! だからこそ!<br>人類の裏切りものにはなりたくない! 卑怯者の自分には、なりたくないのだよ!」<br>「こ、ここで……逃げてしまっては……たとえ死ぬと分かっていても……<br>私は、退かぬ! 退かぬぞ!<br>神霊カイニス! 改めて貴様に言おう! 私は、貴様と交渉ができると踏んでここに立っている!<br>私は貴様の命を救ったし、我々は貴様の仇である海神を異聞帯のソレとは言え倒したし、それから―――<br>それから……<br>それから! フワッフワのクロワッサンが! ある!」
:『[[星間都市山脈 オリュンポス]]』にて。本来敵である[[カイニス]]を救助し、味方につけようと説得する中で、今まで抱え続けていた悔恨を、慙愧を吐露する。
:この啖呵と精一杯のもてなしの品を受け取ったカイニスはゴルドルフを認め、返礼として期限付きで主人公たちに助力することを承諾した。
;「いや、なにを言ってるのかね<br>このエジプトニーソはーー!?」
:『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』冒頭で[[シオン・エルトナム・ソカリス (Grand Order)|シオン]]の「地球のピンチ」発言に仰天しての発言。ちなみに画面表示の関係上プレイヤーからはシオンがニーソを履いていることは見えない。
イベント
;「う、うむ。事情はよく分からんが…… 追い詰められた者の気持ちは分かる。<br>分かった、行きなさい。ここには我々しかいなかった。そうしよう。」<br>「ええい、急がんか、警報が鳴っているだろうに! おまえさんに悪気があったワケではないのだろう!?<br>ならいい! 自分の魔術知識に自信を持たず、考えなしにフタを開けた私が八割方悪いのだからな!<br>だがアテにするなよ! 激しい責任追及を受けた時、私は自分の義理堅さをあまり信用できんからな!」
:『雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~』より。奉納箱を開けた事で神気が霧散してしまい、パニックに陥る[[蛇庄屋]]に縋られ、彼を庇う事を決める。
:最後に何かカッコ悪い事を言っているが、結局その事を一言も漏らすことなく、事件は解決を迎える。<del>そういうトコだぞ、所長。</del>
;「実に怪しい格好をしているうえに、なんだか調子の悪そうな[[主人公 (Grand Order)|主人公]]が」<br>「敵を見るような目でこの女を睨んでいるからだ!」
:『徳川廻天迷宮 大奥』で[[カーマ]]と対峙して。それまで洗脳されており状況も何もわかっていなかったが、部下の様子を見て「敵」であると即座に判断を下し'''仮にも神霊な上にビーストであるカーマを躊躇なくぶん殴った'''。
: 頭脳明晰な自分はわかる、と豪語するほどの様子ではないのだが、主人公の善性を信じており、ここまでの道のりで信頼関係が出来ていることがはっきりとわかる言葉。
: なお、攻撃そのものは躱されたもののカーマはあまりにも予想外の相手から攻撃を受けたことに意識を逸らしてしまっており、彼を正気に戻した春日局の行動と併せて[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|状況を打開する一手]]が動くだけの隙を作ることに成功している。
;「なんだこれ地獄かね?」
:『見参! ラスベガス御前試合~水着剣豪七色勝負!』にて、「[[ジャンヌ・ダルク〔アーチャー〕|自分を姉だと思い込んでいる相手]]を倒す為に[[源頼光〔ランサー〕|自分を母だと思い込んでいるサーヴァント]]を連れてこよう」と<del>トチ狂った事を</del>言い出した主人公一行に対して。
:夏やハロウィンのような与太イベントに本格的に絡むのはこれが初めてである為か、このイベントでの彼は終始こんな感じである。<del>まぁ、これが普通の反応だよな。</del>
:なお、この後に一行が母度を上げる為の方策を検討し始めた辺りで精神が限界を迎え、現実逃避に食堂にフレンチトーストを作りに行ってしまった。
;「ま~たカルデアのサーヴァントが特異点を作るとか!」<br>「聖杯の保管はどうなっているのかね!?微小特異点とはいえ、特異点は特異点!」<br>「人理を取り戻そうとしている我々が、身内に特異点を作らせてどうする!?」
:期間限定イベント『アークティック・サマーワールド!』より。本編を除くイベントの大半が聖杯を手に入れたサーヴァントのやらかしであり、しかも身内がやらかす事も多い為、全くもって正論である。
;「サーヴァントは夏になるとフラッと特異点に行く~~!」
:同上。解決する為の人員を選抜しようとするが、夏はサーヴァントも惹き付けるモノなので、大体が特異点に出張っている状態であった。