メモ
*月姫世界の死徒はその強さ、独自性においてFate世界のそれとは'''別種'''とされる。
**月姫世界の死徒の持つ力は科学でも魔術でも、星の神秘でもない'''ただ存在するだけで世界を侵す毒'''だという。
*魔術的な手段による死徒化の具体的な方法は出てきてなかったが、ネロは死徒となる際に決めた盟約に逆らえないと何らかの制限をほのめかしている。シャーレイは薬による不完全とはいえ死徒化を果たしたが、そのような制限などは見受けられていない。
*上述通りジェスターはオーランド配下の宝具を破壊しているが<ref group = "出">『Fate/strange Fake』第2巻 p.168</ref>、ジェスター本人が「同じ宝具でも『座』の使者たる英霊が使うなら話は別」「英霊ならば私に勝てたかも」と語っており<ref group = "出" name ="『Fate/strange Fake』第2巻 p.169"/>、あくまで上のような一方的な格差は人間が宝具を振るった時の場合の模様(実際[[アサシン (Fake)|アサシン]]の『妄想心音』は通用した)。<br>また、[[ハンザ・セルバンテス]]曰く「'''このレベルの死徒には'''、聖別された専用の武器を使うか……魔眼や獣化の『特異点』持ち、あるいは純粋に高レベルの魔術師でも無い限り対処できない」とのことで<ref group = "出">『Fate/strange Fake』第2巻 p.174</ref>、同じ宝具でもジェスターのレベル未満の死徒に対して使った場合はまた別の結果になる可能性もあると思われる。<br>他に、[[アレクサンドル・デュマ・ペール|キャスター]]も「'''今の装備じゃ'''、勝ち目ねえぞ?」「'''今のカスタマイズは'''『人の力』を押し上げるのに特化してるからな」<ref group = "出">『Fate/strange Fake』第2巻 p.164</ref>と宝具の能力の相性によってはまた別であることを仄めかしている。
*『Grand Order』における[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]]の[[幕間の物語]]「英霊憑依」において吸血鬼モノにはよくある設定である、「人間とのハーフ」いわゆるダンピールは存在しないとの話が語られている。上記のように、人類史を否定するモノとして、外見は人間とだいたい同じでも根本的に人間とは異なる「何か」であるということだろうか。
**『月姫』のリメイク版である『[[月姫 -A piece of blue glass moon-]]』では、上記のように「死徒からは生殖機能が失われる」とされているため、純粋に生物的な意味での子供を作ること自体が不可能なようである。
**ただし、混血が存在しないように本来[[デミ・サーヴァント]]も存在しない、という言い回しであり実際には[[マシュ・キリエライト]]という例が存在することから逆に言えば例外の存在は考えられる。
***[[アルトルージュ・ブリュンスタッド|アルトルージュ]]という真祖と死徒の混血の存在がそれを裏付けている。
***また公式の資料に載っている情報ではないが過去「げいむ乱舞会」の「第二回月姫萌え吠えチャット座談会」において奈須きのこ氏と武内氏が招待された際、「月姫の吸血鬼(真祖と死徒)って人間と子供作れるんですか」という質問に対して奈須きのこ氏が「今のところ、成功例はただ一人です」という回答を残している。
*『[[Fate/Grand Order]]』の[[黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン|南米異聞帯]]においては死徒となった[[ディノス]]が登場している。
**しかしその発生経緯については不明。南米異聞帯に魔術は存在していなかったので研究の果てになった訳ではなく、ディノス相手に吸血を行っていた[[カマソッソ]]や、[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン #タランテラ|死徒]]を同胞と語っていた[[アレッサンドロ・ディ・カリオストロ|伯爵]]の関与が疑われている。