メモ
*[[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]での[[間桐少佐]]にあたるポジション。ワカメ髪に名残が見える。
**上記作品では[[森長可|召喚したバーサーカー]]のせいで生き延びたものの多大な被害を受けており、動向が心配されている。
***また、経験値の当初のプロットではバーサーカーにあっさり殺された挙句マスターも別の人になるので、そちらのルートに行った場合には死んでしまうため、そちらの意味でも心配されている。
***そして拘束具を装備させて起動させるが、案の定、[[森長可|バーサーカー]]は暴走。帝国陸軍が阻止しようとするのだが、真瓦津が人質になっている状況でありながら機関銃は撃ちまくるわ、戦車砲はぶっ放すわで、助ける気があるのか!?と言いたくなるような無茶苦茶ぶりである。
***あまりの惨状に流石にかなめが止めに入るが「'''救世主である少佐が、この程度の攻撃で死ぬ訳がない'''」というバーサーカーがまともに見える狂気に支配された軍人達には彼女の訴えは通じなかった。
****なお、真瓦津少佐は自分の意志を浸透させやすくするために多少の干渉はしているが、ここまで狂信的になるとは想定していなかった模様。作中でも言及されているが当時の太平洋戦争の戦況は絶望的で無条件降伏も選択肢に入るほどに追い詰められており、そんな状況下で「もしかしたら、日本を救ってくれるかもしれない」という陸軍兵士からの希望が狂信へと変わっていったようである<ref group="注">史実の本土防衛計画においては、戦える者は老若男女問わず動員する「根こそぎ動員」が行われている上に、損害を顧みない特攻戦術を主体とする狂気そのものの計画が作成された。一方のアメリカ軍の日本侵攻作戦「ダウンフォール作戦」では、NBC兵器の無差別投入が選択肢になるなど、日本に負けず劣らずの狂気の作戦が実行されかけた。ちなみに、圧倒的に優勢であるアメリカが'''そこまで追い込まれた'''のは、日本軍の狂信的な戦いに多くの将兵が恐慌状態に陥った上に、硫黄島・沖縄と本土に近付く程に損害が増え続けた事で「本土決戦になれば、どれだけの戦死者が出るのか?」と政治家及び軍の上層部が戦々恐々となった事が大きかった。最終的に本土決戦に突入する前に大戦はアメリカの勝利となるが、現在に至るまで日米双方には深いトラウマが刻まれる事になる。</ref>。
**「[[淺間かなめ|庇護しつつも見下していた相手]]の方が、優秀なはずの自分を差し置いて選ばれた」という点でも[[間桐桜]]と[[間桐慎二]]の関係を髣髴とさせている。
*1945年の日本という状況と、帝国陸軍の幹部という立場から、「真昼間から市街地で兵士を動員して拳銃や手榴弾で一般人ごとマスターを殺そうとする」という過去に類を見ないレベルで直接的に敵陣営を攻撃した魔術師である。
**聖杯戦争は暗闘がメインであり、一般人の目撃者を口封じで殺したり魔力源とするために大規模に殺傷することはあっても、ここまで直接的な干渉はそうそうない。
**また、「敵陣営に損害を顧みない波状攻撃を仕掛けて消耗させた末に削り殺す」という、これまた類を見ない作戦を採用しており、魔術師というよりは軍人としての一面が強く現れている。