「アスクレピオス」を編集中
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| 地域 = ギリシャ | | 地域 = ギリシャ | ||
| 属性 = 中立・中庸 | | 属性 = 中立・中庸 | ||
− | | | + | | 隠し属性 = 地 |
| 性別 = 男性 | | 性別 = 男性 | ||
| スリーサイズ = | | スリーサイズ = | ||
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| サーヴァント階位 = | | サーヴァント階位 = | ||
| 特技 = | | 特技 = | ||
− | | 好きな物 = | + | | 好きな物 = 医術の進歩、難しい傷病、珍しい或いは新しい病原菌、医者の指示に従順な患者 |
− | | 苦手な物 = | + | | 苦手な物 = 主に自分の言うことを聞かない患者、[[アポロン|父親]]を含めた愚かな神々 |
| 天敵 = ギリシャの神々全般 | | 天敵 = ギリシャの神々全般 | ||
| デザイン = 悌太 | | デザイン = 悌太 | ||
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:『[[Fate/strange fake]]』にて、姿は異なるものの[[ウォッチャー]]の影法師の1人として初登場。 | :『[[Fate/strange fake]]』にて、姿は異なるものの[[ウォッチャー]]の影法師の1人として初登場。 | ||
:その後『[[Fate/Grand Order]]』Lostbelt No.4『[[創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ]]』にて[[アルジュナ〔オルタ〕|神たるアルジュナ]]によって召喚され、異聞帯の王の配下である神性を与えられた「神将(ローカパーラ)」の一騎として本格的に登場する。 | :その後『[[Fate/Grand Order]]』Lostbelt No.4『[[創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ]]』にて[[アルジュナ〔オルタ〕|神たるアルジュナ]]によって召喚され、異聞帯の王の配下である神性を与えられた「神将(ローカパーラ)」の一騎として本格的に登場する。 | ||
− | : | + | :異聞帯ではアルジュナの「不完全なものを取り除く」という裁きを合理的であるとして気に入り配下についていたが、主人公達に勝つためとはいえサーヴァントの霊基に二つの神性を無理に備え付けたがため過剰な負荷に耐えられなくなり、自滅に近い形で消滅する。しかし、今際の際に主人公達の言動と自分の記憶の矛盾に疑問を持ち、自らの宝具を使って回帰する形でユガの輪廻から脱出。主人公への不意打ちを狙っていた[[蘆屋道満|アルターエゴ・リンボ]]を、インド異聞帯における『悪性腫瘍』かつ『病巣』そのものと看破して徹底的に叩きのめす<ref group="注">実際は霊基を宿した身代わりの式神だったが。</ref>も、自身も深手を負う。そのまま朽ちるに任せていた所へ病床の母親のため薬草を探して泣く少年に出くわし、彼に治療薬を渡したのち自分が医学の発展を目指した理由に思いを馳せながら静かに消滅した。 |
;人物 | ;人物 | ||
:フードを被ったマッドサイエンティスト系の医者で、基本的にはクールで物静かな銀髪の青年。(腹が立てば唐突にキレることもある) | :フードを被ったマッドサイエンティスト系の医者で、基本的にはクールで物静かな銀髪の青年。(腹が立てば唐突にキレることもある) | ||
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:自らの優秀性は認めているが相対評価ではないため他人を見下したり蔑むようなことはしない。 | :自らの優秀性は認めているが相対評価ではないため他人を見下したり蔑むようなことはしない。 | ||
− | : | + | :薬学医療、外科医陵、魔術医療すべてを包括した非常に効果の高い医術を持つが、根本の目標は「人の苦しみを和らげる」「治療して感謝されたい」ではなく、『自分の持てる医という技術が進歩し続けること』にある。進歩に通じそうな斬新な病気の治療は喜んで行うが、つまらない病気は診たくもないという立ち位置。天才的な手腕でなんだかんだと治療は成功するので、患者からの評判は良く後世に伝わった。 |
:本人は当たり前すぎて普段意識していない(忘れている)が、医術の向上を目指すのは『後の医学、後に続く人間の世界のため』という人類愛であり、奥底には初期衝動として医療が発展すれば、母のような人間はいなくなるかもしれないという『神に理不尽に殺された、逢うことなく死に別れた母親の(間接的な)救済』があるのかもしれない。 | :本人は当たり前すぎて普段意識していない(忘れている)が、医術の向上を目指すのは『後の医学、後に続く人間の世界のため』という人類愛であり、奥底には初期衝動として医療が発展すれば、母のような人間はいなくなるかもしれないという『神に理不尽に殺された、逢うことなく死に別れた母親の(間接的な)救済』があるのかもしれない。 | ||
− | : | + | :サーヴァントとして現界する彼の唯一許せないことがかつてゼウス達から受けた仕打ちであり、怒り憎んでいる。優れているだけでなぜ殺されなければならなかったのか。神の身勝手さ、理不尽に対する怒りの炎が消え去ることはない。 |
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:そしてその怒りは、不出来なものを削ぎ落とし『完全な世界』に至ろうとするインド異聞帯の王に召喚され、神性を埋め込まれてしまったことで極端化し暴走してしまった。 | :そしてその怒りは、不出来なものを削ぎ落とし『完全な世界』に至ろうとするインド異聞帯の王に召喚され、神性を埋め込まれてしまったことで極端化し暴走してしまった。 | ||
:「優れていることを理由にした排斥などあってはならない」「優れているものと劣ったものがあったとしたら、優れているものが残るのは当然である。それが正しい世界の在り方だ」という異聞帯の方向性に沿った過激な主張を胸に神将として働くことになったのだった。 | :「優れていることを理由にした排斥などあってはならない」「優れているものと劣ったものがあったとしたら、優れているものが残るのは当然である。それが正しい世界の在り方だ」という異聞帯の方向性に沿った過激な主張を胸に神将として働くことになったのだった。 | ||
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:武器はアスクレピオスの杖、蛇、医療行為。「医神」の名に恥じず、病気や怪我の治療については傑出した能力を持ち、スキル宝具のすべては味方を守り回復(または敵から受ける弱体を予防)させることに著しく特化している。アスクレピオスの杖を敵の上空に出現させて落とす事で攻撃する。また蛇に毒を吐かせたり、杖から分離して単独で攻撃させたりできる。蛇は地面を水の様に潜る事が可能。 | :武器はアスクレピオスの杖、蛇、医療行為。「医神」の名に恥じず、病気や怪我の治療については傑出した能力を持ち、スキル宝具のすべては味方を守り回復(または敵から受ける弱体を予防)させることに著しく特化している。アスクレピオスの杖を敵の上空に出現させて落とす事で攻撃する。また蛇に毒を吐かせたり、杖から分離して単独で攻撃させたりできる。蛇は地面を水の様に潜る事が可能。 | ||
:半分程度の大きさの杖二本を剣の様に振るったり、メス程度の大きさの杖を投擲したりする。 | :半分程度の大きさの杖二本を剣の様に振るったり、メス程度の大きさの杖を投擲したりする。 | ||
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:インド異聞帯では神将として死神「ヤマ」と、水と医薬の神「ヴァルナ」の神性を与えられており、死者を蘇らせて操る能力を使用していた。 | :インド異聞帯では神将として死神「ヤマ」と、水と医薬の神「ヴァルナ」の神性を与えられており、死者を蘇らせて操る能力を使用していた。 | ||
+ | |||
+ | ;:医神(EX) | ||
+ | ::現代にまで伝わる、『医療』という概念の祖、医学の神としての存在を示すスキル。一説によれば薬草による治療を初めて行った存在がケイローンであり、それを学び発展させ初めて『臨床医療』を行った存在がアスクレピオスであるという。 | ||
+ | |||
+ | ;:アポロンの子(A) | ||
+ | ::ギリシャの神アポロンの系譜であることを示すスキル。アポロンは弓矢・芸能・予言・太陽等様々なものを司る神であるが、疫病の神でもあり、その二面性の発露として医術も司っていた。本人的にはできれば忘れたいスキルであるが、その血の力でなくては救えない患者が眼前にいるならば、舌打ちしながらも使用を躊躇うことはない。 | ||
+ | |||
+ | ;:蛇遣い(B) | ||
+ | ::不滅の命の象徴である蛇を使役し、また医療に用いる技術。古代ギリシャでは蛇は神の使いとして神聖視されていた。死者を蘇生させた罰としてゼウスの雷霆で殺されたアスクレピオスは、死後へびつかい座(神の座)へと召し上げられた。今も医の象徴として使われている意匠『アスクレピオスの杖』には一匹の蛇が巻き付いている。 | ||
== ステータス == | == ステータス == | ||
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:また、この模倣薬自体もそれなりに貴重なものであり、何度も使えるわけではない。 | :また、この模倣薬自体もそれなりに貴重なものであり、何度も使えるわけではない。 | ||
:本物の蘇生の霊薬はサーヴァントの身では作れないが、ゴルゴーンがいれば作成できる可能性がある。 | :本物の蘇生の霊薬はサーヴァントの身では作れないが、ゴルゴーンがいれば作成できる可能性がある。 | ||
− | : | + | :インド異聞帯ではアスクレピオスがカルデア一行に撃破され死亡した後、この倣薬の効果によって蘇生して復活した。 |
− | :『Grand | + | :『Grand Order』では「自身を除く味方全体にガッツを付与[Lv.1]<ref group = "注" name="1回・3ターン">1回・3ターン</ref>&味方全体に毎ターンHPを回復する状態を付与<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref>&味方全体に弱体無効を付与<ref group = "注" name="1回・3ターン" />」という効果の宝具。 |
;真薬・不要なる冥府の悲歎(リザレクション・フロートハデス) | ;真薬・不要なる冥府の悲歎(リザレクション・フロートハデス) | ||
: ランク:EX<br />種別:対界宝具<br />レンジ:-<br>最大捕捉:- | : ランク:EX<br />種別:対界宝具<br />レンジ:-<br>最大捕捉:- | ||
108行目: | 117行目: | ||
:息子を殺されたアポロンの怒りを宥めるため、ゼウスは死んだアスクレピオスを神の座(へびつかい座)に引き上げてやったという。 | :息子を殺されたアポロンの怒りを宥めるため、ゼウスは死んだアスクレピオスを神の座(へびつかい座)に引き上げてやったという。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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:Lostbelt No.4『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』配信後に実装。 | :Lostbelt No.4『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』配信後に実装。 | ||
:ストーリーガチャ限定サーヴァントであり『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』クリア後ガチャに追加される。 | :ストーリーガチャ限定サーヴァントであり『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』クリア後ガチャに追加される。 | ||
− | |||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
===Fate/Grand Order=== | ===Fate/Grand Order=== | ||
;[[アルジュナ〔オルタ〕]] | ;[[アルジュナ〔オルタ〕]] | ||
− | :インド異聞帯におけるマスター。彼の方針には医師として賛同し進んで配下についていたが、自身のアイデンティティとも言える母に関する記憶を意図的に消されていた。 | + | :インド異聞帯におけるマスター。彼の方針には医師として賛同し進んで配下についていたが、自身のアイデンティティとも言える母に関する記憶を意図的に消されていた。 |
+ | |||
+ | ;[[ナイチンゲール]] | ||
+ | :彼女の行う看護と衛生の概念と、殺菌と言いながら患者をぶん殴る斬新な医術に興味を抱いている。 | ||
+ | |||
+ | ;[[オリオン|アルテミス]] | ||
+ | :父アポロンの双子の妹で叔母にあたる女神。実際'''「アルテミスおばさん」'''呼ばわりし、やめてほしかったら死者蘇生薬に魔力を入れるように脅している。 | ||
+ | |||
+ | ;[[イアソン]] | ||
+ | :自らも乗っていたアルゴー号の船長。彼の言動にはいろいろと思う所はあったようだが、その船旅は「退屈はしなかった」と良い思い出になっている。船医として共に冒険したが前線に出ない彼を治療することはほとんどなかったようである。また、ケイローンに師事した為兄弟弟子にもあたる。 | ||
+ | |||
+ | ;[[アタランテ]] | ||
+ | :アルゴー号で一緒だったメンバー。幕間では生前はなかったらしい耳としっぽに興味を抱き、調べさせろと執拗に迫っていた。 | ||
+ | |||
+ | ;[[ヘラクレス]] | ||
+ | :アルゴー号で一緒だったメンバー。さらなる難行に挑み、さらなる傷を受け、それを自分に見せてほしいと無茶振りしている。実際の冒険の中でもテセウスと並んで怪我が多かった為、治療を幾度も施した。彼もまたケイローンに師事しているため兄弟弟子にもあたる。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[テセウス]] |
− | : | + | :アルゴー号で一緒だったメンバー。ヘラクレスと並んで怪我をする機会が多かったので治療を何度も施した。 |
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− | ;[[ | + | ;[[ケイローン]] |
− | : | + | :父神アポロンの弟子かつ医学術の師匠。だが、才能としては既に彼を超えてしまっているため、最初は畏まっていても新しい医術ネタがないと知るや失望して露骨に態度が悪くなる。因みに血縁的には「伯母さんの叔父さん」である。 |
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;[[アキレウス]] | ;[[アキレウス]] | ||
− | : | + | :こちらはケイローンに師事した弟弟子。同時に彼の父ペレウスはアルゴー号で一緒だったメンバーである。 |
− | ;[[メドゥーサ | + | ;[[メドゥーサ]] |
:かつて蘇生薬を作る為に血液を採取した相手。再度蘇生薬を作る為に、目に付くやいなや採血するべく注射器を探し始めるほど。 | :かつて蘇生薬を作る為に血液を採取した相手。再度蘇生薬を作る為に、目に付くやいなや採血するべく注射器を探し始めるほど。 | ||
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;[[ロマニ・アーキマン]] | ;[[ロマニ・アーキマン]] | ||
− | : | + | :医務室を医師の側として主に利用する前任者。直接の面識はないが、過去の医療データを求めた際に彼の人柄と、彼の遺志を知る事になる。 |
− | ;[[シャルル=アンリ・サンソン]] | + | ;[[シャルル=アンリ・サンソン]]、ナイチンゲール、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕]] |
− | : | + | :医務室改良の際に求めた医療データの、ロマニに関するデータを分割して保管していた医療関係担当サーヴァント。 |
;[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス]]、[[セミラミス]]、[[キルケー]] | ;[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス]]、[[セミラミス]]、[[キルケー]] | ||
− | : | + | :2020年のバレンタインイベントで、チョコを共同開発したメンバー。 |
:嫌な予感しかしないメンバーであるが、彼の尽力もあってか食べた紫式部の意識が飛ぶくらいで済んだ。 | :嫌な予感しかしないメンバーであるが、彼の尽力もあってか食べた紫式部の意識が飛ぶくらいで済んだ。 | ||
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;[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]] | ;[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]] | ||
:『サーヴァント・サマーキャンプ!』にて、不死の薬の研究の一環としてゾンビを凍結させて無傷で捕えてほしいと依頼した相手。 | :『サーヴァント・サマーキャンプ!』にて、不死の薬の研究の一環としてゾンビを凍結させて無傷で捕えてほしいと依頼した相手。 | ||
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;[[謎のヒロインXX]] | ;[[謎のヒロインXX]] | ||
:『サーヴァント・サマーキャンプ!』にて、ゾンビをこっそり飼育して医療助手にしようという計画に文句をつけられ、公権力への怒りから逆ギレした。 | :『サーヴァント・サマーキャンプ!』にて、ゾンビをこっそり飼育して医療助手にしようという計画に文句をつけられ、公権力への怒りから逆ギレした。 | ||
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===生前=== | ===生前=== | ||
− | ;[[アポロン]] | + | ;[[パリス|アポロン]] |
− | :父。だが、生前の確執のせいで神嫌いのご多分に漏れず彼の事も嫌っており、『Fate/Grand | + | :父。だが、生前の確執のせいで神嫌いのご多分に漏れず彼の事も嫌っており、『Fate/Grand Order』でパリスにくっついてやってきた際には露骨に嫌な顔をしていた。自身の幕間でとうとう鉢合わせしてしまった時は、一瞬あまりの姿に文字通り開いた口が塞がらない状態になっていた。その後事態を察したアポロンがただのぬいぐるみのフリを通したため、とりあえずは'''遠くに放り捨てられる'''だけで済んだ。今後もパリスに何かあった場合治療はちゃんと行うものの、あちらはゴミ箱に投げ捨てる方針を決めている。 |
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;ヒッポリュトス | ;ヒッポリュトス | ||
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: マイルーム会話「好きなこと(2部4章クリア後)」。神々に翻弄される人間、そして母に向けての思いが感じられる一言。 | : マイルーム会話「好きなこと(2部4章クリア後)」。神々に翻弄される人間、そして母に向けての思いが感じられる一言。 | ||
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==== 幕間の物語 ==== | ==== 幕間の物語 ==== | ||
;「だから……ひとまずは安心しているといいさ。<br> <ruby><rb>ドクター</rb><rt>・・・・</rt></ruby>。」 | ;「だから……ひとまずは安心しているといいさ。<br> <ruby><rb>ドクター</rb><rt>・・・・</rt></ruby>。」 | ||
− | : | + | :幕間の物語「医の記憶」にて、医療系サーヴァントは数人いれど主として医師を務める人物が自分のみである事から医務室を自分が使いやすいように改良することを考えた際、過去の医療データに欠損がある事に気づき、そのデータの補完を求めた結果、前任者に関係したデータが意図して秘匿されている事を知る。データを預かっていた担当者との交渉でデータを補完すると共に彼の人となりを知る事になるが、最初の1ピースを手に入れた時点では「医学の進歩を目的としない、理解しがたい人物」との印象しか抱かなかった。 |
− | : | + | :しかしデータの補完が進むにつれ、人理というあまりにも大きな患者を助けるために対処療法を繰り返さざるを得ず、「次」に託すために人生の全てを捧げたのだ、ただ平凡なだけに見えてその実並々ならぬ覚悟と信念でそれをやってのけたのだと理解したアスクレピオスは、「タイプもスタンスも違う、おまえのようにはなれない」と言いつつも、彼の遺志を継ぐ事を決意し、会った事のない彼の事を、彼を良く知る人物たちと同じようにこう呼んだ。 |
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== メモ == | == メモ == | ||
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*第一段階では黒いフード付きローブにペストマスクを付けた禍々しい格好をしているが、霊基再臨していくと第二段階では銀髪を束ねてガスマスクにオペ服を思わせる黒服姿に、第三段階ではフードを脱いだ代わりに大きな襟のついた白衣のような白いローブに着替えるため、かなり印象が変わっている。細かい部分では髪色も銀に蛍光色の赤から第三で銀と青緑色に変わる。 | *第一段階では黒いフード付きローブにペストマスクを付けた禍々しい格好をしているが、霊基再臨していくと第二段階では銀髪を束ねてガスマスクにオペ服を思わせる黒服姿に、第三段階ではフードを脱いだ代わりに大きな襟のついた白衣のような白いローブに着替えるため、かなり印象が変わっている。細かい部分では髪色も銀に蛍光色の赤から第三で銀と青緑色に変わる。 | ||
**この第一段階の姿について、アポロンがコロニス殺害のきっかけとなったカラスのオマージュではないか、という考案がなされている。 | **この第一段階の姿について、アポロンがコロニス殺害のきっかけとなったカラスのオマージュではないか、という考案がなされている。 | ||
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*アスクレピオスの態度は典型的なパターナリズムと呼ばれるもので、現代の医療の現場では推奨されないものである。絆礼装「蛇の杖」ではマスターとの会話でそのことを知ったらしく、''「説明義務? インフォームド・コンセント? ……面倒な世の中になったな」''とぼやいている。 | *アスクレピオスの態度は典型的なパターナリズムと呼ばれるもので、現代の医療の現場では推奨されないものである。絆礼装「蛇の杖」ではマスターとの会話でそのことを知ったらしく、''「説明義務? インフォームド・コンセント? ……面倒な世の中になったな」''とぼやいている。 | ||
− | *インド異聞帯であの憎きリンボをズタボロにしていることから、一気に持ち株を上げたサーヴァント。だが、アルターエゴはキャスターへのダメージが増加するクラスのため、普通に相性で考えるならば'''『本来アスクレピオスの方が圧倒的に不利になる』'''はずである。にもかかわらずかなりのダメージを与えた上で相打ちにまで持ち込んでいることから、'''実は師匠お得意のパンクラチオンで物理的に何とかした<ref group="注"> | + | *インド異聞帯であの憎きリンボをズタボロにしていることから、一気に持ち株を上げたサーヴァント。だが、アルターエゴはキャスターへのダメージが増加するクラスのため、普通に相性で考えるならば'''『本来アスクレピオスの方が圧倒的に不利になる』'''はずである。にもかかわらずかなりのダメージを与えた上で相打ちにまで持ち込んでいることから、'''実は師匠お得意のパンクラチオンで物理的に何とかした<ref group="注">アスクレピオスにも『ある日首の痛みを訴えた患者にパンクラチオンを教えた所、後日その患者がパンクラチオンの大会で優勝した』という逸話がある。</ref>のではないか?'''と思われている。<del>ケイローン塾ヤバいな……</del>。 |
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==話題まとめ== | ==話題まとめ== | ||
;医師神会計 | ;医師神会計 | ||
− | : | + | :アスクレピオスが「医神」の称号を持っていることと、アスクレピオスを演じる 鈴木崚汰氏がアニメ『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』で会計の石上優(いしがみゆう)を演じていたことにひっかけたアスクレピオスの俗称。 |
− | : | + | :これを公式が拾ったのか、2020年CBC礼装『俺様生徒会』にてアスクレピオスが会計になっている。<del>残念ながら生徒会長は[[アキレウス]]ではなく[[イアソン]]である</del> |
== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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*[[登場人物]] | *[[登場人物]] | ||
*[[サーヴァント]] | *[[サーヴァント]] | ||
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− | {{DEFAULTSORT: | + | {{DEFAULTSORT:あすくれぴおす}} |
[[Category:登場人物あ行]] | [[Category:登場人物あ行]] | ||
265行目: | 238行目: | ||
[[Category:サーヴァント]] | [[Category:サーヴァント]] | ||
[[Category:Fate/Grand Order]] | [[Category:Fate/Grand Order]] | ||
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