「ギルガメッシュ」を編集中
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| 初登場作品 = [[Fate/stay night]] | | 初登場作品 = [[Fate/stay night]] | ||
| 声優 = 関智一<br />遠藤綾(幼年期) | | 声優 = 関智一<br />遠藤綾(幼年期) | ||
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| 身長 = 182cm | | 身長 = 182cm | ||
| 体重 = 68kg | | 体重 = 68kg | ||
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| 二人称 = 雑種/お前/貴様/○○(呼び捨て) | | 二人称 = 雑種/お前/貴様/○○(呼び捨て) | ||
| 三人称 = お前たち/貴様ら/○○(呼び捨て) | | 三人称 = お前たち/貴様ら/○○(呼び捨て) | ||
− | |||
| 属性 = 混沌・善 | | 属性 = 混沌・善 | ||
− | | | + | | 隠し属性 = 天 |
| 性別 = 男性 | | 性別 = 男性 | ||
| イメージカラー = 金 | | イメージカラー = 金 | ||
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; EXTRA、EXTELLA | ; EXTRA、EXTELLA | ||
: 黄金律 | : 黄金律 | ||
− | | | + | | 好きなもの = 自分、権力 |
− | | | + | | 苦手なもの = 自分、蛇 |
| 天敵 = | | 天敵 = | ||
; stay night | ; stay night | ||
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; Zero、EXTRA、EXTELLA | ; Zero、EXTRA、EXTELLA | ||
: なし | : なし | ||
− | |||
− | |||
| デザイン = 武内崇 | | デザイン = 武内崇 | ||
| 設定作成 = 奈須きのこ | | 設定作成 = 奈須きのこ | ||
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; 略歴 | ; 略歴 | ||
− | : 『Fate/Zero』では「この世で最初に脱皮した蛇の抜け殻の化石」を触媒に[[遠坂時臣]]によって召喚された。[[聖杯]] | + | : 『Fate/Zero』では「この世で最初に脱皮した蛇の抜け殻の化石」を触媒に[[遠坂時臣]]によって召喚された。[[聖杯]]そのものに興味はなく、自身の財を奪おうとする者を潰すための参加。時臣が見せる臣下の礼は認めていたが、采配は気に喰わなかったようで、ついでに報いてやるか程度の情しか感じていなかった。むしろ、彼の弟子であり、己の歪な本性に苦悩し続ける[[言峰綺礼]]の方に興味を抱き、後に時臣を殺害した綺礼と主従ではなく同盟に近い形で契約を結ぶ。 |
: 元々他の英霊など相手にもしていなかったが、聖杯問答で[[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]、[[イスカンダル|征服王]]と問答を行い、かつての朋友であるエルキドゥを連想させるセイバーに邪な思いを抱くと共に、ライダーの王道にも関心を持つ。 | : 元々他の英霊など相手にもしていなかったが、聖杯問答で[[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]、[[イスカンダル|征服王]]と問答を行い、かつての朋友であるエルキドゥを連想させるセイバーに邪な思いを抱くと共に、ライダーの王道にも関心を持つ。 | ||
: 最終日、ライダーを全力で相手するに相応しい敵と認め、「王の軍勢」を「天地乖離す開闢の星」で粉砕。直後、「王の財宝」の連射を耐え抜いて眼前に迫った彼に称賛を贈り、自らの手で直接葬った。聖杯降臨の場では辿り着いたセイバーを圧倒した上で求婚したが拒絶され、予期せぬ攻撃により「この世全ての悪」に汚染された聖杯の中身を浴びてしまう。しかし、魂の強さからそれを呑み干して受肉、以来10年に渡って現界し続けていた。 | : 最終日、ライダーを全力で相手するに相応しい敵と認め、「王の軍勢」を「天地乖離す開闢の星」で粉砕。直後、「王の財宝」の連射を耐え抜いて眼前に迫った彼に称賛を贈り、自らの手で直接葬った。聖杯降臨の場では辿り着いたセイバーを圧倒した上で求婚したが拒絶され、予期せぬ攻撃により「この世全ての悪」に汚染された聖杯の中身を浴びてしまう。しかし、魂の強さからそれを呑み干して受肉、以来10年に渡って現界し続けていた。 | ||
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: | : | ||
; 人物 | ; 人物 | ||
− | : | + | : 金の鎧を纏い、全てを見下した態度をとる金髪と赤目の男。酷薄にして無情。人の意見を聞き届けず、己の基準のみを絶対とする暴君。 |
− | : | + | : 傲岸不遜で唯我独尊、おまけに傍若無人。自らを「唯一無二の王」と称してはばからない。 |
: 好戦的かつ残忍な人物で、自身の我欲で周囲にどれだけ被害を与えても頓着することはない、サーヴァント屈指の危険人物。興味のない相手の言葉は軽く無視し、気に障った者(敵意を持って攻撃してきたり、暴言を吐いた場合)はそれが聖人であろうが自身のマスターであろうが、一切の容赦なく命を奪う。そもそも彼にとって命とは、「今すぐ死ぬ」か「いずれ死ぬ」ものであり、たとえ賢者であろうと彼が「今すぐ死ぬべき命」と認めれば抹殺する。 | : 好戦的かつ残忍な人物で、自身の我欲で周囲にどれだけ被害を与えても頓着することはない、サーヴァント屈指の危険人物。興味のない相手の言葉は軽く無視し、気に障った者(敵意を持って攻撃してきたり、暴言を吐いた場合)はそれが聖人であろうが自身のマスターであろうが、一切の容赦なく命を奪う。そもそも彼にとって命とは、「今すぐ死ぬ」か「いずれ死ぬ」ものであり、たとえ賢者であろうと彼が「今すぐ死ぬべき命」と認めれば抹殺する。 | ||
− | : | + | : ただし堂々と物を言う人は嫌いではないらしく、興味がある者、認めた者が相手の場合は耳を傾ける他、それに「価値がある」と認めれば、彼の自尊心をよっぽど傷つけない限りは軽口や恥知らずな願いであっても笑って許す度量を持つ。意外にも子供に好かれていたりする。とはいえ'''「逆らえば殺す。どれだけ執着したものであろうと、従わぬのなら殺す。それがこの英霊の本心、ギルガメッシュという男の真実。」'''と作中で語られている通り、どんなに気に入られ寛大に接してくれていたとしても根底にあるのは冷酷な思考である。少年時代や賢王など色々な側面を見せるギルガメッシュではあるがこの本質が変わることはない。聖人君子である少年時代も「好きな女性が自分好みじゃなくなった場合はあっさり切り捨てる。」という考えであり、他人じゃ変えられない非情さが根っこにあると士郎に総評されている<ref group = "注" >本人曰く愛情が冷めるのではなく、新しく生まれた憎しみが今まで培った愛情を超えただけ、愛情の目盛りは消えないが、永遠に増えることもなくなるとのこと。</ref>。賢王についても「本来は冷酷」「本質は変わらない」と本編にて説明されている。 |
− | : | + | :基本的に人間そのものに価値は無いとしている。代わりに人間が作るもの、成果には価値があるとしている。 |
− | : | + | : かつてこの世の全てを統べ、全ての宝を所有した最古の王ゆえの超絶な我欲の持ち主であり、聖杯戦争に参加した理由も「自分の宝(この世=自分の庭に存在する宝はすべからく自分のモノ)である聖杯を勝手に奪い合うなど許さない」という理由であり、願望器としての聖杯そのものには全く興味がない。 |
− | |||
: 裁定者である彼にとって人間とは自身の「愉しみ」と語っており、言峰やセイバーといった、聖杯戦争の参加者にこそ興味を持ち、第四次聖杯戦争でセイバーに興味を持ち求婚した。 | : 裁定者である彼にとって人間とは自身の「愉しみ」と語っており、言峰やセイバーといった、聖杯戦争の参加者にこそ興味を持ち、第四次聖杯戦争でセイバーに興味を持ち求婚した。 | ||
; 能力 | ; 能力 | ||
− | : | + | : 能力・強みを一言で言うならば「金に飽かせた最強装備」。別名「チート」「サーヴァントキラー」。世界の全てを手中に収めた彼はあらゆる[[宝具]]の「原典」の所有者であり、それらを「王の財宝」から自由に呼び出し扱う。 |
: 一撃一撃が必殺の威力を持つ原典宝具を、遠距離からさながら絨毯爆撃のように雨あられと惜しみなく撃ち込む戦法を好み、その火力は平均的なサーヴァントの五倍以上とされ、魂の容量は三倍以上。また全ての原典を持つが故にあらゆるサーヴァントは英霊である以上ギルガメッシュには勝利出来ないとされている。 | : 一撃一撃が必殺の威力を持つ原典宝具を、遠距離からさながら絨毯爆撃のように雨あられと惜しみなく撃ち込む戦法を好み、その火力は平均的なサーヴァントの五倍以上とされ、魂の容量は三倍以上。また全ての原典を持つが故にあらゆるサーヴァントは英霊である以上ギルガメッシュには勝利出来ないとされている。 | ||
:これは英霊にはそれぞれ苦手となる事柄が存在しその因縁こそが彼らにとっての最大の弱点であるため、仮に「英雄を殺した宝具を全て持つ者」がいたとしたらその者には英霊では決して勝てないという理論からである。 | :これは英霊にはそれぞれ苦手となる事柄が存在しその因縁こそが彼らにとっての最大の弱点であるため、仮に「英雄を殺した宝具を全て持つ者」がいたとしたらその者には英霊では決して勝てないという理論からである。 | ||
: 第四次聖杯戦争の時点で、真面目に戦えば聖杯戦争を一夜で終わらせられる力を持ち敵無しの存在とされている。だがその性格ゆえに全力を出すこと自体極めて稀であるため、格下と見下す相手から思わぬ反撃を受けて敗北することが多い。とはいえ相手の実力を見極める眼力・洞察力は戦闘と同様恐ろしいほどに優れており、力を認めた相手にはそれ相応の慎重さで対応する。 | : 第四次聖杯戦争の時点で、真面目に戦えば聖杯戦争を一夜で終わらせられる力を持ち敵無しの存在とされている。だがその性格ゆえに全力を出すこと自体極めて稀であるため、格下と見下す相手から思わぬ反撃を受けて敗北することが多い。とはいえ相手の実力を見極める眼力・洞察力は戦闘と同様恐ろしいほどに優れており、力を認めた相手にはそれ相応の慎重さで対応する。 | ||
− | : 様々な宝具の原典を所持し扱うが、本人自身の宝具は「王の財宝」と「天地乖離す開闢の星」のみである。他の宝具に関しては所持者であるが、伝説の担い手ではないがゆえに、担い手のように極限まで極め使いこなせるわけではない。 | + | : 様々な宝具の原典を所持し扱うが、本人自身の宝具は「王の財宝」と「天地乖離す開闢の星」のみである。他の宝具に関しては所持者であるが、伝説の担い手ではないがゆえに、担い手のように極限まで極め使いこなせるわけではない。 |
+ | : そのため、身体能力が遥かに劣る士郎には武器を用意する速さと技量が上回られたことで打ちのめされてしまう。このことから[[衛宮士郎]]&[[エミヤ|アーチャー]]は天敵中の天敵。とはいえ相手の力量を正しく把握することに長けているため、そもそも技量の高い相手に接近戦を持ち込むことはない。 | ||
:前述の武器を用意する速さだが、ギルガメッシュが別段遅いというわけではなく、無限の剣製を発動していないときは寧ろ士郎を物量で圧倒する。士郎がマスターのときのセイバーくらいであれば接近戦でも宝具の切り替えによる手数の多さから圧倒出来る。 | :前述の武器を用意する速さだが、ギルガメッシュが別段遅いというわけではなく、無限の剣製を発動していないときは寧ろ士郎を物量で圧倒する。士郎がマスターのときのセイバーくらいであれば接近戦でも宝具の切り替えによる手数の多さから圧倒出来る。 | ||
: ちなみに彼にとっては「強さを競うなど凡夫の愚行。元より強さなど計るものではなく、王か、それ以外かの話であろう」と最強の座などよりも「王」としての在り方の方が遥かに重要らしく、自身の力や同ランクの他の英霊達との序列に特別固執はしていない。 | : ちなみに彼にとっては「強さを競うなど凡夫の愚行。元より強さなど計るものではなく、王か、それ以外かの話であろう」と最強の座などよりも「王」としての在り方の方が遥かに重要らしく、自身の力や同ランクの他の英霊達との序列に特別固執はしていない。 | ||
− | : | + | : また最高位の魔術師が持つ千里眼も持っており、見ようと思えば様々な平行世界の可能性や未来までをも見ることが出来るが、英霊の記憶や知識は召喚される世界に合わせてアジャストされるように座が調整するため、複数の記憶で混乱することはない。仮に未来を見通す千里眼を使って自分が[[聖杯の泥]]に飲まれた世界の可能性を見ても、「そんな世界はありえんな」と一蹴するらしい。 |
: 『EXTELLA』ではSE.RA.PH内の表と裏の境界が揺らいだ隙を突くことで自力で月の表へと現界した。自らの手で現界するスキル「単独顕現」は[[ビースト|人類悪]]しか持ち得ないものだが、上記のムーンセルの状況と霊子世界であるが故に成し得た荒業である。 | : 『EXTELLA』ではSE.RA.PH内の表と裏の境界が揺らいだ隙を突くことで自力で月の表へと現界した。自らの手で現界するスキル「単独顕現」は[[ビースト|人類悪]]しか持ち得ないものだが、上記のムーンセルの状況と霊子世界であるが故に成し得た荒業である。 | ||
− | : | + | :知名度においてアーサーやヘラクレスに劣る、最古であるが故に無名の英雄<ref group = "出" >Fate/staynight Status</ref>。『Fate/staynight』作中でも、「ギルガメッシュなんて英雄、こっちじゃ知ってるヤツはそういないぞ」と士郎が言っていることから、日本(少なくとも当時の)での知名度はそこまで高いものではなかった様子である。 |
== 別クラス / バリエーション == | == 別クラス / バリエーション == | ||
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詳細は「[[女帝ギルガメッシュ]]」を参照。 | 詳細は「[[女帝ギルガメッシュ]]」を参照。 | ||
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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| [[ティーネ・チェルク]] || B || B || B || A || A || EX || 対魔力:C<br />単独行動:A || 黄金律:A<br />神性:B(A+) || style="text-align:left"| | | [[ティーネ・チェルク]] || B || B || B || A || A || EX || 対魔力:C<br />単独行動:A || 黄金律:A<br />神性:B(A+) || style="text-align:left"| | ||
|- | |- | ||
− | | [[主人公 (Grand Order)]] || B || C || C || B || A || EX || 対魔力:E<br />単独行動:A+<br />神性:B || カリスマ:A+<br />黄金律:A<br />コレクター:EX<br />バビロンの蔵:EX | + | | [[主人公 (Grand Order)]] || B || C || C || B || A || EX || 対魔力:E<br />単独行動:A+<br />神性:B || カリスマ:A+<br />黄金律:A<br />コレクター:EX<br />バビロンの蔵:EX || style="text-align:left"|幕間の物語クリアで「コレクター」→「バビロンの蔵」に変化。 |
|- | |- | ||
| [[主人公 (EXTRA)]] || B || B || B || A || A || EX || rowspan="2"|単独行動:EX || rowspan="2"|黄金律:A<br />神性:B(A+)<br />コレクター:EX || style="text-align:left"| | | [[主人公 (EXTRA)]] || B || B || B || A || A || EX || rowspan="2"|単独行動:EX || rowspan="2"|黄金律:A<br />神性:B(A+)<br />コレクター:EX || style="text-align:left"| | ||
151行目: | 137行目: | ||
: 『CCC』ゲーム内での性能も、「規格外の宝具」の名にふさわしく99999ダメージ(固定)+即死効果というとんでもない威力を誇り、たとえ相手が無敵状態であっても問答無用で即死させる。ただ使用条件が「戦闘開始から5ターン以上経過」と「相手のHPが30%以下」<ref group = "注">正確には「相手のHPが一度でも30%以下に減ったことがある」</ref>の2つあり、サーヴァント戦以外で目にすることはわざと時間をかけない限りほとんどない。「ギルガメッシュ本人が認めた相手にしか使おうとしない」という部分の再現なのかもしれない。しかし、一回でも条件を満たせば、相手がどんなに全回復しようと発動可能なため、どんな相手にも通用する文字通り「一撃必殺」である。 | : 『CCC』ゲーム内での性能も、「規格外の宝具」の名にふさわしく99999ダメージ(固定)+即死効果というとんでもない威力を誇り、たとえ相手が無敵状態であっても問答無用で即死させる。ただ使用条件が「戦闘開始から5ターン以上経過」と「相手のHPが30%以下」<ref group = "注">正確には「相手のHPが一度でも30%以下に減ったことがある」</ref>の2つあり、サーヴァント戦以外で目にすることはわざと時間をかけない限りほとんどない。「ギルガメッシュ本人が認めた相手にしか使おうとしない」という部分の再現なのかもしれない。しかし、一回でも条件を満たせば、相手がどんなに全回復しようと発動可能なため、どんな相手にも通用する文字通り「一撃必殺」である。 | ||
:『Grand Order』の実装初期ではセイバーとの撃ち合い時のようなモーションで放ち、後のモーション変更でCCCのような三層の巨大な力場を渦巻かせそれを振り下ろすものへと更新された。 | :『Grand Order』の実装初期ではセイバーとの撃ち合い時のようなモーションで放ち、後のモーション変更でCCCのような三層の巨大な力場を渦巻かせそれを振り下ろすものへと更新された。 | ||
− | :『Grand | + | :『Grand Order』では「敵全体に強力な〔サーヴァント〕特攻攻撃〔特別な星の力を持つサーヴァントには特攻無効〕<ref group = "注" name="オーバーチャージで特攻効果UP">オーバーチャージで特攻効果UP</ref>」という効果のBuster宝具。 |
− | :強化後はランクがA++ | + | :強化後はランクがA++からEXに戻り、ダメージ倍率が上昇し「自身に宝具威力アップ状態を付与<ref group = "注" name="1ターン">1ターン</ref>&敵全体に強力な〔サーヴァント〕特攻攻撃〔特別な星の力を持つサーヴァントには特攻無効〕<ref group = "注" name="オーバーチャージで特攻効果UP" />」という効果のBuster宝具に変化した。 |
; 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン) | ; 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン) | ||
: ランク:E~A++<br />種別:対人宝具<br />レンジ:− | : ランク:E~A++<br />種別:対人宝具<br />レンジ:− | ||
: 様々な財宝の原典を納めることでその収納した財宝を上回る神秘となったバビロニアの宝物庫と、それに繋がる鍵剣(王律鍵バヴ=イル)。持ち主の蔵と空間を繋げる能力を持つ。ただし接続される蔵と中身は所有者の財の量に準ずるため、何もない人が使っても何の意味もない。 絶え間なく変化する鍵の金型と今もなお増え続ける財宝の目録を瞬時に読み取る智慧を持つギルガメッシュだからこそ使用することができる宝具<ref group = "出">『Grand Order』概念礼装「王律鍵」のフレーバーテキストより。</ref>。 | : 様々な財宝の原典を納めることでその収納した財宝を上回る神秘となったバビロニアの宝物庫と、それに繋がる鍵剣(王律鍵バヴ=イル)。持ち主の蔵と空間を繋げる能力を持つ。ただし接続される蔵と中身は所有者の財の量に準ずるため、何もない人が使っても何の意味もない。 絶え間なく変化する鍵の金型と今もなお増え続ける財宝の目録を瞬時に読み取る智慧を持つギルガメッシュだからこそ使用することができる宝具<ref group = "出">『Grand Order』概念礼装「王律鍵」のフレーバーテキストより。</ref>。 | ||
: 彼は生前自分の蔵に「宝具の原典」を含めた大量の財宝を収めており、「王の財宝」の効果により空間を繋げて自在に取り出したり、射出することが出来る。同時展開は一桁から数百本まで可能で連射も出来る。ただし、同時に複数展開して射出するにはそれなりの魔力を要する他、スキル「単独行動」の解説にもあるように、個々の宝物を本格的に使用する場合には、マスターのバックアップが無ければ真価を発揮できない。 | : 彼は生前自分の蔵に「宝具の原典」を含めた大量の財宝を収めており、「王の財宝」の効果により空間を繋げて自在に取り出したり、射出することが出来る。同時展開は一桁から数百本まで可能で連射も出来る。ただし、同時に複数展開して射出するにはそれなりの魔力を要する他、スキル「単独行動」の解説にもあるように、個々の宝物を本格的に使用する場合には、マスターのバックアップが無ければ真価を発揮できない。 | ||
− | |||
:『stay night』では主に自身の背後に宝具を展開しているが『Zero』のバーサーカー戦では更に前面に盾を出して防御したり、自分だけでなく敵の周囲を円環状に囲む形での展開も行っている。『CCC』でのGUARD成功及び6手完封で王の財宝を使用する際には「敵の側面に展開しつつ攻撃」「敵の足下に展開しての奇襲」「敵頭上から大量の武具をばら撒き落とす」と、様々な展開方法が可能であるらしき演出がされている。『Fake』では360℃で逃げ場無しの竜巻に例えられる形で掃射することまで可能。 | :『stay night』では主に自身の背後に宝具を展開しているが『Zero』のバーサーカー戦では更に前面に盾を出して防御したり、自分だけでなく敵の周囲を円環状に囲む形での展開も行っている。『CCC』でのGUARD成功及び6手完封で王の財宝を使用する際には「敵の側面に展開しつつ攻撃」「敵の足下に展開しての奇襲」「敵頭上から大量の武具をばら撒き落とす」と、様々な展開方法が可能であるらしき演出がされている。『Fake』では360℃で逃げ場無しの竜巻に例えられる形で掃射することまで可能。 | ||
: 強力な能力だが弱点もいくつかある。まず、一度接近されてしまうと連射することが出来ず、ギルガメッシュ本人が直接武器を握って敵に立ち向かわなければならない。宝具と相手の相性を見極めて乗り切ることも十分可能ではあるが、彼自身の技量が余り高くないため、手数や火力が大幅に低下してしまう。有利な宝具を出すまでも無いと慢心していた格下の相手が、想定外の力を発揮して懐に潜り込んで来たような場合には、直接戦闘に切り替えようとしても対応が間に合わず、隙を見せてしまうこともある。<br>さらに、あくまで「鍵と蔵」のセットから成る宝具であるため、何らかの手段で「他人に鍵をかけ直される」と蔵そのものがロックされてしまい、ギルガメッシュには中の宝物を取り出せなくなる。こうなると、ギルガメッシュはほとんどの戦闘手段を宝物に依っているためほぼ丸腰状態となり、致命的な隙を晒してしまう。 | : 強力な能力だが弱点もいくつかある。まず、一度接近されてしまうと連射することが出来ず、ギルガメッシュ本人が直接武器を握って敵に立ち向かわなければならない。宝具と相手の相性を見極めて乗り切ることも十分可能ではあるが、彼自身の技量が余り高くないため、手数や火力が大幅に低下してしまう。有利な宝具を出すまでも無いと慢心していた格下の相手が、想定外の力を発揮して懐に潜り込んで来たような場合には、直接戦闘に切り替えようとしても対応が間に合わず、隙を見せてしまうこともある。<br>さらに、あくまで「鍵と蔵」のセットから成る宝具であるため、何らかの手段で「他人に鍵をかけ直される」と蔵そのものがロックされてしまい、ギルガメッシュには中の宝物を取り出せなくなる。こうなると、ギルガメッシュはほとんどの戦闘手段を宝物に依っているためほぼ丸腰状態となり、致命的な隙を晒してしまう。 | ||
: 「王の財宝」の本体である鍵剣は本編ではFateルートで士郎が「手のひらに収まる程度の、鍵のような短剣」を目撃しているのみでCGや武器項目に登場したことがなく正確なビジュアルは不明。アニメ『Fate/zero』では乖離剣を取り出す時にビジュアルが登場したのだが、手の平に収まるサイズではなくなっている。 | : 「王の財宝」の本体である鍵剣は本編ではFateルートで士郎が「手のひらに収まる程度の、鍵のような短剣」を目撃しているのみでCGや武器項目に登場したことがなく正確なビジュアルは不明。アニメ『Fate/zero』では乖離剣を取り出す時にビジュアルが登場したのだが、手の平に収まるサイズではなくなっている。 | ||
− | |||
:『CCC』にて、この蔵の正体が人類の知恵の原典にしてあらゆる技術の雛形であることが判明。ゆえにこの宝物庫には、人類が生み出すものであれば全て、遥か遠い超未来に人類が生み出すものまでも全て保有している、という過去未来の時間軸すら超越した途方もない代物であることが明かされる。 | :『CCC』にて、この蔵の正体が人類の知恵の原典にしてあらゆる技術の雛形であることが判明。ゆえにこの宝物庫には、人類が生み出すものであれば全て、遥か遠い超未来に人類が生み出すものまでも全て保有している、という過去未来の時間軸すら超越した途方もない代物であることが明かされる。 | ||
: それは比喩でなく文字通り人類が生み出すものであれば「何でも」であり、この宝物庫に存在しないものは基本的には「新人類が生み出す全く別の概念」によるもの、または「別天体の知的生命体の文明技術」によってできたものだけであるとされている。そのため、財宝の総量は既に彼自身にも良く分からなくなっている。 | : それは比喩でなく文字通り人類が生み出すものであれば「何でも」であり、この宝物庫に存在しないものは基本的には「新人類が生み出す全く別の概念」によるもの、または「別天体の知的生命体の文明技術」によってできたものだけであるとされている。そのため、財宝の総量は既に彼自身にも良く分からなくなっている。 | ||
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=== 「王の財宝」内にある宝具 === | === 「王の財宝」内にある宝具 === | ||
− | + | 彼が所蔵している物の多くは「宝具の原典」である。以下にあげる宝具の中には、その「原典」としての名称・能力ではなく、派生品・後の伝承について述べているものもあるが、基本的に彼が所蔵しているのはその元になったもの、と考えられる。 | |
; 乖離剣エア | ; 乖離剣エア | ||
248行目: | 232行目: | ||
: 「Fate/Zero アニメビジュアルガイドII」の解説によれば、ヴィマーナに関する科学技術書「ヴィマニカ・シャストラ」には、ジグザグ飛行、翼を広げての高速機動、ヴィマーナ同士の激突を防ぐ緊急回避能力の他、光学迷彩、ステルス機能、通信傍受、はてはレーザー光線や生物兵器の使用までも可能という記述があり、劇中ではまだその性能の全てを発揮していなかった可能性もあると述べられている。『Fake』では搭乗者を守る機能として数十の迎撃宝具が搭載されている事が判明した。 | : 「Fate/Zero アニメビジュアルガイドII」の解説によれば、ヴィマーナに関する科学技術書「ヴィマニカ・シャストラ」には、ジグザグ飛行、翼を広げての高速機動、ヴィマーナ同士の激突を防ぐ緊急回避能力の他、光学迷彩、ステルス機能、通信傍受、はてはレーザー光線や生物兵器の使用までも可能という記述があり、劇中ではまだその性能の全てを発揮していなかった可能性もあると述べられている。『Fake』では搭乗者を守る機能として数十の迎撃宝具が搭載されている事が判明した。 | ||
: | : | ||
− | ; | + | ; 神代の酒 |
− | : | + | : 黄金の容器に入った酒。『Fate/Zero』における聖杯問答で供した他、『EXTELLA』ではEMゲージ全回復アイテムとして登場。 |
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: | : | ||
− | ; | + | ;黄金の杯 |
− | : | + | :これを巡って幾つもの国が争い滅んだほどの逸品の酒器。『Fate/Zero』における聖杯問答で供した。 |
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: | : | ||
; 飛行用宝具 | ; 飛行用宝具 | ||
285行目: | 265行目: | ||
: 『Fate/strange Fake』に登場。金色の輪に嵌められた歪んだレンズ。 | : 『Fate/strange Fake』に登場。金色の輪に嵌められた歪んだレンズ。 | ||
: 遥か遠方の光景を映し出すことが出来る。 | : 遥か遠方の光景を映し出すことが出来る。 | ||
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;ウルクの大杯 | ;ウルクの大杯 | ||
:『Fate/Grand Order』第七特異点に登場。 | :『Fate/Grand Order』第七特異点に登場。 | ||
− | : | + | : 膨大な魔力の籠もった杯であり、望みを叶える願望器・聖杯。当初はソロモンの配置した聖杯だと思われていたが、直後にそれ以前からギルガメッシュが所持していたものだと判明する。 |
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: 作中では女神達が「この世界を思うままに作り替える為に大杯を狙っているのでは」と牛若丸は考察していた。 | : 作中では女神達が「この世界を思うままに作り替える為に大杯を狙っているのでは」と牛若丸は考察していた。 | ||
: 本章後半では、[[ゲーティア|魔術王]]から与えられた第七の聖杯を抉り取られ虫の息と化した[[キングゥ]]にギルガメッシュが自ら与える。それを心臓(動力)とした彼は数千単位の[[ラフム]]を撃ち落とし[[ティアマト]]を約一時間拘束する等、第七の聖杯を心臓としていた時以上の桁違いの強さを見せ付けた。 | : 本章後半では、[[ゲーティア|魔術王]]から与えられた第七の聖杯を抉り取られ虫の息と化した[[キングゥ]]にギルガメッシュが自ら与える。それを心臓(動力)とした彼は数千単位の[[ラフム]]を撃ち落とし[[ティアマト]]を約一時間拘束する等、第七の聖杯を心臓としていた時以上の桁違いの強さを見せ付けた。 | ||
326行目: | 299行目: | ||
: 世界と神々とを統べる窮極の王権を保障するが、資格が無い者が触れても一切応えないという。 | : 世界と神々とを統べる窮極の王権を保障するが、資格が無い者が触れても一切応えないという。 | ||
: これについては他の宝具のように逸話によって納められた「原型」ではなく、乖離剣エアや天の鎖同様、実物を手に入れて直接収蔵したと思われる。 | : これについては他の宝具のように逸話によって納められた「原型」ではなく、乖離剣エアや天の鎖同様、実物を手に入れて直接収蔵したと思われる。 | ||
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;浴場宝具 | ;浴場宝具 | ||
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;反魂の香 | ;反魂の香 | ||
:『Fate/hollow ataraxia』で、残骸を呼び集めるのに使った。 | :『Fate/hollow ataraxia』で、残骸を呼び集めるのに使った。 | ||
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;振ると一定空間を凍らせる剣 | ;振ると一定空間を凍らせる剣 | ||
365行目: | 332行目: | ||
: | : | ||
;知恵の木の実 | ;知恵の木の実 | ||
+ | : | ||
== 使用技 == | == 使用技 == | ||
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:ギルガメッシュの異名。英雄の王ではなく、「英雄たちの王」という意味で用いられる。 | :ギルガメッシュの異名。英雄の王ではなく、「英雄たちの王」という意味で用いられる。 | ||
:世界各国の神話と英雄は、ギルガメッシュ伝承を模倣し派生したもの。あらゆる神話や英雄のモデルにされてきたと言っても過言ではない。 | :世界各国の神話と英雄は、ギルガメッシュ伝承を模倣し派生したもの。あらゆる神話や英雄のモデルにされてきたと言っても過言ではない。 | ||
− | : | + | :ギルガメッシュは英雄たちが持つ宝具の原型――各神話ごとにアレンジされるよりも前の、大本の宝具を所持していることになる。逆説として、原典であるギルガメッシュが所持していなければ、発展系である後代の英雄たちの元にその宝は伝わらないからからである。 |
:ギルガメッシュが集めた財宝を収めた蔵には、英雄たちの命を助けた聖剣も、英雄たちの命を奪った魔剣も貯蔵されている。それだけでなく、英雄の弱点となりうる“伝説”さえも所持しているという。 | :ギルガメッシュが集めた財宝を収めた蔵には、英雄たちの命を助けた聖剣も、英雄たちの命を奪った魔剣も貯蔵されている。それだけでなく、英雄の弱点となりうる“伝説”さえも所持しているという。 | ||
:英霊にして、対英霊戦における絶対強者。“全ての英雄たちの王”の名をいただくのは、天地においてギルガメッシュただ一人。<br />彼が英雄王――「英雄たちの王」と呼ばれる由縁はここにある。故に、「人類最古の英雄王」という肩書きの意味を、言葉の通り汲み取ってはならない。 | :英霊にして、対英霊戦における絶対強者。“全ての英雄たちの王”の名をいただくのは、天地においてギルガメッシュただ一人。<br />彼が英雄王――「英雄たちの王」と呼ばれる由縁はここにある。故に、「人類最古の英雄王」という肩書きの意味を、言葉の通り汲み取ってはならない。 | ||
=== 過去 === | === 過去 === | ||
− | + | 先々代の王ルガルバンダと古代の女神リマトとの間に生を受ける。<br> | |
青年になったギルガメッシュの横暴さは増していき、“本来の使命”を果たしていないと見なされ、それを戒めるために一つの生命が地上に送り込まれた。その名はエルキドゥ。ギルガメッシュと同じ、神の血を与えられた神造の人である。<br> | 青年になったギルガメッシュの横暴さは増していき、“本来の使命”を果たしていないと見なされ、それを戒めるために一つの生命が地上に送り込まれた。その名はエルキドゥ。ギルガメッシュと同じ、神の血を与えられた神造の人である。<br> | ||
両者激闘の末、どちらともなく倒れ込み相手の武勇を認め、無二の友人となった。対等の者がいなかったギルガメッシュにとって、初めて“友”と呼べる存在ができた瞬間である。<br> | 両者激闘の末、どちらともなく倒れ込み相手の武勇を認め、無二の友人となった。対等の者がいなかったギルガメッシュにとって、初めて“友”と呼べる存在ができた瞬間である。<br> | ||
435行目: | 403行目: | ||
:神と人とを分かつまいと作られた『'''天の楔'''』。ギルガメッシュに与えられた本来の使命であり、神々に望まれた彼の在り方。 | :神と人とを分かつまいと作られた『'''天の楔'''』。ギルガメッシュに与えられた本来の使命であり、神々に望まれた彼の在り方。 | ||
− | : | + | :霊長類の時代の始まり、人が人として思うままに振る舞い始めた狂乱期の幕開けの時代に、王としてデザインされた一つの生命。これまでの支配者だった神の血と、これからの支配者である人の血。二つの特性を現す、全く違う生き物。 |
− | + | ||
− | + | :古代メソポタミアの神々(自然現象に発生する意志と人格=古代の神)は、人が持つ圧倒的な世界の変革力による「古代の神が不要になる未来」が訪れることを恐れ、人間側でありながら神の陣営に属する新しい統治者を欲しがった。神々が言うに、ソレは「楔」。天と地を繋ぎ止めるものとして、神と人の決壊を防ぐべく打ち込まれた防衛措置。 | |
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:まっとうな生の営みによって生まれたわけではなく、初めから神の代弁者として君臨し、人間をいさめるために設計されたモノ。神造の発明品。それがギルガメッシュである。 | :まっとうな生の営みによって生まれたわけではなく、初めから神の代弁者として君臨し、人間をいさめるために設計されたモノ。神造の発明品。それがギルガメッシュである。 | ||
:『'''星の抑止力'''』によって生み出されたその本質は、人類の歴史の観測者にして裁定者という、いわばムーンセルと同種の存在であるという。 | :『'''星の抑止力'''』によって生み出されたその本質は、人類の歴史の観測者にして裁定者という、いわばムーンセルと同種の存在であるという。 | ||
− | + | ||
:人と神、どちらの視点も持つが、最終的には神側に落ち着く超越者を作ったこと。自然崇拝から人が離れていくことを恐れた神々がとった対策は正しかった。 | :人と神、どちらの視点も持つが、最終的には神側に落ち着く超越者を作ったこと。自然崇拝から人が離れていくことを恐れた神々がとった対策は正しかった。 | ||
:最大の誤算は、作られた彼が、神の思惑通りに動かなかったことである。 | :最大の誤算は、作られた彼が、神の思惑通りに動かなかったことである。 | ||
479行目: | 444行目: | ||
:ギルガメッシュが孤立を選り好んだ理由。それは、彼が自身に定めた王道が、一人で進まなければならない道だったからである。 | :ギルガメッシュが孤立を選り好んだ理由。それは、彼が自身に定めた王道が、一人で進まなければならない道だったからである。 | ||
− | : | + | :ギルガメッシュにとっての守護とは「見据えること」。人間が築く結果が生む“輝かしい過程”に、人間以上である彼が関わってはならず、王が手にできるのは結果のみである。その様を、エルキドゥは「裁定者にして収穫者」と例えた。 |
− | |||
:エルキドゥから見たギルガメッシュは、神の子として作られていながらその神々に逆らい続けた英雄であり、初めから魂と自由意志を持つ“本当の生命”で“真に価値のある星”だった。エルキドゥはギルガメッシュに憧れ、憎んだのである。 | :エルキドゥから見たギルガメッシュは、神の子として作られていながらその神々に逆らい続けた英雄であり、初めから魂と自由意志を持つ“本当の生命”で“真に価値のある星”だった。エルキドゥはギルガメッシュに憧れ、憎んだのである。 | ||
:そんな彼と違い、自身を道具であると卑下するエルキドゥに、彼は“友”という唯一の価値を与えた。未来永劫、彼自身が孤独であることを代償にして。 | :そんな彼と違い、自身を道具であると卑下するエルキドゥに、彼は“友”という唯一の価値を与えた。未来永劫、彼自身が孤独であることを代償にして。 | ||
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;王の帰還 | ;王の帰還 | ||
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: 初出の300万ダウンロード記念の際には、大量のアイテムや☆4ランクの英霊一騎など、ユーザーに向けてものすごい大盤振る舞いをぶちかました。 | : 初出の300万ダウンロード記念の際には、大量のアイテムや☆4ランクの英霊一騎など、ユーザーに向けてものすごい大盤振る舞いをぶちかました。 | ||
: 長らくイベントストーリー以外での音沙汰はなく、第七特異点でも[[ギルガメッシュ〔キャスター〕|キャスターの彼]]がずっと出演していたが、ラスボス戦で初めてアーチャーとしての彼がメインストーリーに登場し、サポートNPCとして使用可能。性能はガチャで引き当てるアーチャー版ギルガメッシュと同等だが、立ち絵・グラフィック・台詞と言った演出要素がほぼ完全に'''この戦闘専用'''となっている。ひと欠片も慢心の無い完全本気モードのギルガメッシュとの共闘が楽しめるが、同時に彼を最後まで生き残らせることは、到達時のプレイヤーにとって二度とないチャレンジ要素といえる。 | : 長らくイベントストーリー以外での音沙汰はなく、第七特異点でも[[ギルガメッシュ〔キャスター〕|キャスターの彼]]がずっと出演していたが、ラスボス戦で初めてアーチャーとしての彼がメインストーリーに登場し、サポートNPCとして使用可能。性能はガチャで引き当てるアーチャー版ギルガメッシュと同等だが、立ち絵・グラフィック・台詞と言った演出要素がほぼ完全に'''この戦闘専用'''となっている。ひと欠片も慢心の無い完全本気モードのギルガメッシュとの共闘が楽しめるが、同時に彼を最後まで生き残らせることは、到達時のプレイヤーにとって二度とないチャレンジ要素といえる。 | ||
− | : | + | : また、FGOで実装されているサーヴァントの中でも'''初めて二度目のモーション改修が行われている'''。特に2019年のリニューアル版グラフィックは、まさにこの『英雄王ギルガメッシュ』のためにあると言っても過言ではない。 |
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:;イベント | :;イベント | ||
:'''ぐだぐだ本能寺''' | :'''ぐだぐだ本能寺''' | ||
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:: バトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新された。 | :: バトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新された。 | ||
::シナリオではエルメロイ二世から話の通じないサーヴァントとして優先排除すべきと断じられ、主人公と同盟を組んだ[[ランスロット|バーサーカー]]陣営に聖杯問答中に倒された。 | ::シナリオではエルメロイ二世から話の通じないサーヴァントとして優先排除すべきと断じられ、主人公と同盟を組んだ[[ランスロット|バーサーカー]]陣営に聖杯問答中に倒された。 | ||
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===Fate関連作品=== | ===Fate関連作品=== | ||
567行目: | 523行目: | ||
: 大河に乗せられ、王はこの世の快楽の全てを知らねばならぬ、と、庶民の幸せを知るため町へと繰り出す。 | : 大河に乗せられ、王はこの世の快楽の全てを知らねばならぬ、と、庶民の幸せを知るため町へと繰り出す。 | ||
; [[Fate/unlimited codes]] | ; [[Fate/unlimited codes]] | ||
− | : | + | : 「最古の英雄王」。遠距離戦・バビロンと、近距離戦・エアorバビロン内の宝具とスタイルを切り替える。 |
; [[Fate/Ace Royal]] | ; [[Fate/Ace Royal]] | ||
: [[英霊カード]]の一枚。 | : [[英霊カード]]の一枚。 | ||
598行目: | 554行目: | ||
; [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]] | ; [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]] | ||
: 幾度となく求婚。アンソロジーなどでは彼女のストーカー扱いされることも。彼女の生き方に執着しているのだが、『CCC』にて実は見た目も好みだったことが判明した。 | : 幾度となく求婚。アンソロジーなどでは彼女のストーカー扱いされることも。彼女の生き方に執着しているのだが、『CCC』にて実は見た目も好みだったことが判明した。 | ||
− | : 『unlimited | + | : 『unlimited codes』ではセイバーを打倒した際に興味を失い、手に入ってしまえばセイバーに執着しなくなることが明らかになっている。 |
: Fateルートで彼女に告げた通り「手に入らぬからこそ、美しいものもある」ということなのだろう。 | : Fateルートで彼女に告げた通り「手に入らぬからこそ、美しいものもある」ということなのだろう。 | ||
; [[間桐慎二]] | ; [[間桐慎二]] | ||
− | : | + | : UBWルートで契約したマスター。本人は歯牙にもかけておらず、暴言を吐いても怒ることすらせず、いざという時には当然の様に見捨てた。 |
;[[間桐桜]] | ;[[間桐桜]] | ||
: HFルートでは彼女を待ち受ける地獄を察し、今のうちに死ぬように忠告した。 | : HFルートでは彼女を待ち受ける地獄を察し、今のうちに死ぬように忠告した。 | ||
− | : | + | : 後に暴走した彼女を見かねると共に自らの所有物である街の人間を食い荒らすために始末しようとするが、予想を上回るほどに力を蓄えた桜に返り討ちに遭い、喰われてしまった。 |
; [[カレン・オルテンシア]] | ; [[カレン・オルテンシア]] | ||
: 繰り返される四日間でのマスター。人使いが荒いので苦手にしている。 | : 繰り返される四日間でのマスター。人使いが荒いので苦手にしている。 | ||
610行目: | 566行目: | ||
: セイバーが暴君に反転した姿。 | : セイバーが暴君に反転した姿。 | ||
: 『unlimited codes』では「理想を捨てた貴様になど用はない!」「下らん!雑念に堕ちたな!セイバー」と嫌悪を見せている。 | : 『unlimited codes』では「理想を捨てた貴様になど用はない!」「下らん!雑念に堕ちたな!セイバー」と嫌悪を見せている。 | ||
− | : | + | : 『カーニバル・ファンタズム』では暴君でマイペースな彼女に心を奪われ、凛に「こういうのが好みか」と白い目を向けられていた。 |
; [[衛宮士郎]]、[[エミヤ|アーチャー]] | ; [[衛宮士郎]]、[[エミヤ|アーチャー]] | ||
:<ruby>贋作者<rb></rb><rt>フェイカー</rt></ruby>と蔑み目の敵にしている。がアーチャーに関してはその理念を評価する等、決して見下しているわけではない。 | :<ruby>贋作者<rb></rb><rt>フェイカー</rt></ruby>と蔑み目の敵にしている。がアーチャーに関してはその理念を評価する等、決して見下しているわけではない。 | ||
627行目: | 583行目: | ||
; [[イスカンダル|ライダー]] | ; [[イスカンダル|ライダー]] | ||
: 第四次聖杯戦争中、'''唯一「王」と認め'''、全力で戦うに相応しいと認めた相手。 | : 第四次聖杯戦争中、'''唯一「王」と認め'''、全力で戦うに相応しいと認めた相手。 | ||
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; [[ランスロット|バーサーカー]] | ; [[ランスロット|バーサーカー]] | ||
: 敵対するサーヴァント。マスター同士の因縁からマッチアップすることが比較的多い。 | : 敵対するサーヴァント。マスター同士の因縁からマッチアップすることが比較的多い。 | ||
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; [[BB]] | ; [[BB]] | ||
: お互いに天敵同士。喋れなくされたり、洗脳されたり、影に飲み込まれたりと何度も何度も苦汁を飲まされた上に、[[間桐桜|いつかどこかで後ろからドロリと飲み込まれたことがあるような、ないような直感]]から「お前には慢心も背中も見せない」と珍しく最大の警戒をしている。 | : お互いに天敵同士。喋れなくされたり、洗脳されたり、影に飲み込まれたりと何度も何度も苦汁を飲まされた上に、[[間桐桜|いつかどこかで後ろからドロリと飲み込まれたことがあるような、ないような直感]]から「お前には慢心も背中も見せない」と珍しく最大の警戒をしている。 | ||
− | : | + | : 一方彼女の方も、彼が主人公の令呪を全て使わせたことを始め、何度も主人公を危険に晒したり殺そうとしてた事を根に持っているためパートナーサーヴァントの中でも彼には極端に辛辣な態度を取る。 |
; [[パッションリップ]] | ; [[パッションリップ]] | ||
: アルターエゴの一体。基本「金髪貧乳党」の彼だが、そのありえないサイズの胸を見て動揺し、「好みではないが、あそこまで大きいと一度味わってみたい」と評した。また彼女の「愛」を「綺麗なだけのものに何の価値があろうか」と認めている。 | : アルターエゴの一体。基本「金髪貧乳党」の彼だが、そのありえないサイズの胸を見て動揺し、「好みではないが、あそこまで大きいと一度味わってみたい」と評した。また彼女の「愛」を「綺麗なだけのものに何の価値があろうか」と認めている。 | ||
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;[[フランソワ・プレラーティ|真キャスター]] | ;[[フランソワ・プレラーティ|真キャスター]] | ||
:エルキドゥの幻覚を見せられたことから激怒し、「魔物」「道化にすらなれない三流」と嫌悪感を露にする。 | :エルキドゥの幻覚を見せられたことから激怒し、「魔物」「道化にすらなれない三流」と嫌悪感を露にする。 | ||
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;ギルガメッシュを召喚した魔術師 | ;ギルガメッシュを召喚した魔術師 | ||
:緩やかに衰退しつつある家系の魔術師であり、再起を掛けて偽りの聖杯戦争の参加を決意する。妻子を手にかけて退路を断ち、先祖が全てをかけて手に入れた『蔵の鍵』を触媒にギルガメッシュを召喚した。 | :緩やかに衰退しつつある家系の魔術師であり、再起を掛けて偽りの聖杯戦争の参加を決意する。妻子を手にかけて退路を断ち、先祖が全てをかけて手に入れた『蔵の鍵』を触媒にギルガメッシュを召喚した。 | ||
− | : | + | : だが召喚直後にティーネに右手を切り飛ばされた上に、攻撃しようとしたところを返り討ちにあい、絶命する。しかも、その『蔵の鍵』は持ち主にとってガラクタでさえなかったという散々な結果であった。しかし、後にそのガラクタですらなかった物が、ギルガメッシュ自身さえ予想だにしなかった致命的な惨事を齎すことに。 |
;[[リチャードⅠ世|セイバー]] | ;[[リチャードⅠ世|セイバー]] | ||
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===Fate/Grand Order=== | ===Fate/Grand Order=== | ||
;[[主人公 (Grand Order)]] | ;[[主人公 (Grand Order)]] | ||
− | : | + | :実力の評価としては「半人前以下」だが、見所はあると考えているのかかなり積極的に世話を焼いてくる。 |
;[[オジマンディアス]] | ;[[オジマンディアス]] | ||
708行目: | 655行目: | ||
: だが、それは彼ら自身特有の「説明するまでもない主語を省いた会話」によって「自分が一番、あいつが二番」という認識をお互いに抱いていてその事を互いに気付いていないためのようで、そのことを理解している[[ニトクリス]]からははらはらと見守られている。 | : だが、それは彼ら自身特有の「説明するまでもない主語を省いた会話」によって「自分が一番、あいつが二番」という認識をお互いに抱いていてその事を互いに気付いていないためのようで、そのことを理解している[[ニトクリス]]からははらはらと見守られている。 | ||
:ただそれを別にしても、お互いに少なくとも自分と肩を並べるに足る「王たる存在」とは認めているようである。 | :ただそれを別にしても、お互いに少なくとも自分と肩を並べるに足る「王たる存在」とは認めているようである。 | ||
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;[[始皇帝]] | ;[[始皇帝]] | ||
− | : | + | :異聞の歴史において、自身と同じように裁定者として世界に君臨した王。「世界の全てを背負った人の究極」として最大限に認めている。 |
:世界を閉ざす在り方には思う所があるようだが、一概に否定はせず、「現れるのが二千年早かった」と評している。 | :世界を閉ざす在り方には思う所があるようだが、一概に否定はせず、「現れるのが二千年早かった」と評している。 | ||
− | |||
;[[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕]] | ;[[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕]] | ||
− | : | + | :ただでさえ好みのアルトリアがさらに彼好みになった為理性が崩壊。 |
+ | :彼女の後見を務めていたマーリンに対しては「初めて他人に嫉妬したわ!」とまで言わしめた。同時に、いつもはマーリンに対しては辛辣なのに彼女を生み出したという事で「全力で許す!」するほど。 | ||
;[[スペース・イシュタル]] | ;[[スペース・イシュタル]] | ||
:期間限定イベント『バトル・イン・ニューヨーク2019』にて、イベントを彼女に乗っ取られてふて腐れたが、最終的には打ち倒した。 | :期間限定イベント『バトル・イン・ニューヨーク2019』にて、イベントを彼女に乗っ取られてふて腐れたが、最終的には打ち倒した。 | ||
:なお、彼としては彼女の言動をまったく信じず、「カルデアのイシュタルが変な電波を受信しておかしくなった」としか思っていなかった。 | :なお、彼としては彼女の言動をまったく信じず、「カルデアのイシュタルが変な電波を受信しておかしくなった」としか思っていなかった。 | ||
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=== 生前 === | === 生前 === | ||
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: 生前、数日間に渡る互角の決闘の末に唯一親友と認めた人物。『[[Fate/strange Fake]]』ではランサーとして召喚されている。 | : 生前、数日間に渡る互角の決闘の末に唯一親友と認めた人物。『[[Fate/strange Fake]]』ではランサーとして召喚されている。 | ||
: 彼と共に過ごした時間や思い出は最高の「宝」となっている。 | : 彼と共に過ごした時間や思い出は最高の「宝」となっている。 | ||
− | : その一方でだいぶ執着もあるようで、友達を作ったり誰かと手を組もうとするたびに「相応しいか試す」と理由をつけて無理難題を押し付け、追い払ってきたとか<ref group="注">ただし、「友達を奪われたくない」というわかりやすい感情ではないようである。</ref> | + | : その一方でだいぶ執着もあるようで、友達を作ったり誰かと手を組もうとするたびに「相応しいか試す」と理由をつけて無理難題を押し付け、追い払ってきたとか<ref group="注">ただし、「友達を奪われたくない」というわかりやすい感情ではないようである。</ref>。また、時おり放つ直球かつ見境のない言動にはさすがのギルガメッシュも引き気味だった。 |
− | : | + | : カルデアでエルキドゥもいると知った時最初に出た言葉はマスターである主人公の身の心配であった。 |
; [[イシュタル]] | ; [[イシュタル]] | ||
− | : | + | : 執拗に求婚を迫ってきた豊穣の女神。古今東西で英雄王が最も憎み嫌う存在。 |
: 彼女を振ったことで怒りを買い、結果的にエルキドゥの死を招いたため、彼女のような男を誑かす女性を最も嫌うようになった。 | : 彼女を振ったことで怒りを買い、結果的にエルキドゥの死を招いたため、彼女のような男を誑かす女性を最も嫌うようになった。 | ||
: その憎悪振りは尋常ではなかったらしく、『CCC』においてはアルターエゴの中に内包された女神の中にイシュタルが居た場合、容赦なく開幕からエアを抜き放つと言い切ったほど。この段階ではまだ主人公のことを認めておらず、嘘を嫌う彼の気性から考えれば異例の発言と言える。 | : その憎悪振りは尋常ではなかったらしく、『CCC』においてはアルターエゴの中に内包された女神の中にイシュタルが居た場合、容赦なく開幕からエアを抜き放つと言い切ったほど。この段階ではまだ主人公のことを認めておらず、嘘を嫌う彼の気性から考えれば異例の発言と言える。 | ||
− | : 『Grand Order』第七特異点や『FGO | + | : 『Grand Order』第七特異点や『FGO material』では「飛蝗の群と砂嵐、子供のかんしゃくが混ざったような存在」と評していたが、第七特異点では不老不死の旅から帰還して精神的に成長したのと、彼女がギルと相性の良い人間の少女を器とした疑似サーヴァントとして現界したために性質が3割がた変わってるのも相まってか、喧嘩仲という間柄に収まっている。 |
:カルデアでサーヴァントとして再会した時も、クラスが自分と同じアーチャーであると知った時点で「侮辱の極み」として即沸騰したが、バビロニアの時と同じくイシュタルの性質が変わっている事を知って落ち着きを取り戻している。 | :カルデアでサーヴァントとして再会した時も、クラスが自分と同じアーチャーであると知った時点で「侮辱の極み」として即沸騰したが、バビロニアの時と同じくイシュタルの性質が変わっている事を知って落ち着きを取り戻している。 | ||
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; [[シドゥリ]] | ; [[シドゥリ]] | ||
: 冥界から帰還したギルガメッシュを王としての無責任ぶりから叱責し、再建後には祭祀長として彼を支えた女性。 | : 冥界から帰還したギルガメッシュを王としての無責任ぶりから叱責し、再建後には祭祀長として彼を支えた女性。 | ||
772行目: | 700行目: | ||
;リマト・ニンスン | ;リマト・ニンスン | ||
:ギルガメッシュの母にして神。夢解きと知恵の女神。ギルガメッシュに知恵を与えた賢母として知られる。 | :ギルガメッシュの母にして神。夢解きと知恵の女神。ギルガメッシュに知恵を与えた賢母として知られる。 | ||
− | : | + | :斧を女のように抱く夢を見たと相談した幼小期のギルガメッシュに対して「悪夢にして吉夢」であると教え、それが後にエルキドゥであると判明してからは彼を養子に迎えている。 |
− | ; | + | ;マトゥル |
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=== その他 === | === その他 === | ||
794行目: | 720行目: | ||
;「侮るな。あの程度の呪い、飲み干せなくて何が英雄か。<br> この世全ての悪? は、我を染めたければその三倍は持ってこいというのだ。<br> よいかセイバー。英雄とはな、己が視界に入る全ての人間を背負うもの。<br> ───この世の全てなぞ、とうの昔に背負っている」 | ;「侮るな。あの程度の呪い、飲み干せなくて何が英雄か。<br> この世全ての悪? は、我を染めたければその三倍は持ってこいというのだ。<br> よいかセイバー。英雄とはな、己が視界に入る全ての人間を背負うもの。<br> ───この世の全てなぞ、とうの昔に背負っている」 | ||
− | : | + | :泥に犯されていながらもこの啖呵。 |
+ | :なお、『Fate/Zero』では実際に泥の呪いを破りながら受肉を果たしている。 | ||
;「───憎らしい女だ。最後まで、この我に刃向かうか<br> だが許そう。手には入らぬからこそ、美しいものもある<br> ではな騎士王───いや、中々に愉しかったぞ」 | ;「───憎らしい女だ。最後まで、この我に刃向かうか<br> だが許そう。手には入らぬからこそ、美しいものもある<br> ではな騎士王───いや、中々に愉しかったぞ」 | ||
803行目: | 730行目: | ||
:UBWルートにて聖杯を使い現代の人類一掃の目論みを明かした際に語った現代人の評価。この言い方からすると、古代ウルク人は冬木大火災にも耐えられるということになる。そんな超人たちと比べられては、現代人としてはたまったものではない。なお士郎はその点でいえば合格のはずだが、天敵ゆえか認めていない模様。 | :UBWルートにて聖杯を使い現代の人類一掃の目論みを明かした際に語った現代人の評価。この言い方からすると、古代ウルク人は冬木大火災にも耐えられるということになる。そんな超人たちと比べられては、現代人としてはたまったものではない。なお士郎はその点でいえば合格のはずだが、天敵ゆえか認めていない模様。 | ||
− | ;「問題はない。依り代となるマスターならば、ここにもう一人いるではないか?」<br> | + | ;「問題はない。依り代となるマスターならば、ここにもう一人いるではないか?」<br>「聖杯が欲しいのだろう?ならばくれてやろう。大事なものなら、二度と手放さないことだ。」<br>「醜いな。ま、ゲテモノの方が味が良い。何よりお前ならば、相応しい泥を吐き出すだろう慎二?」 |
:当初は凛を器にするつもりだったが、ランサーの介入で逃げられてしまう。ならばと魔術師の血筋だけの慎二を聖杯の器にするべく、えぐり取ったイリヤの心臓を身体に埋め込む。 | :当初は凛を器にするつもりだったが、ランサーの介入で逃げられてしまう。ならばと魔術師の血筋だけの慎二を聖杯の器にするべく、えぐり取ったイリヤの心臓を身体に埋め込む。 | ||
:元々言峰と同じく歯牙にもかけていなかった慎二をギルガメッシュはあっさりと始末する。おそらく言峰が健在でも同じことをしただろう。 | :元々言峰と同じく歯牙にもかけていなかった慎二をギルガメッシュはあっさりと始末する。おそらく言峰が健在でも同じことをしただろう。 | ||
− | ; 「正義の味方?誰も傷つかない世界だと?おかしなことを。<br> 誰も傷つかず幸福を保つ世界はない。人間とは犠牲がなくては生を謳歌できぬ獣の名だ。平等という綺麗事は、闇を直視できぬ弱者の戯言にすぎぬ。<br> | + | ; 「正義の味方?誰も傷つかない世界だと?おかしなことを。<br> 誰も傷つかず幸福を保つ世界はない。人間とは犠牲がなくては生を謳歌できぬ獣の名だ。平等という綺麗事は、闇を直視できぬ弱者の戯言にすぎぬ。<br> ────雑種。お前の理想とやらは、醜さを覆い隠すだけの言い訳に過ぎぬ。 」 |
: UBWルートにて士郎の理想を真っ向から否定した際の英雄王の台詞。 | : UBWルートにて士郎の理想を真っ向から否定した際の英雄王の台詞。 | ||
: 『臭い物に蓋』とはよく言ったものである。 | : 『臭い物に蓋』とはよく言ったものである。 | ||
− | |||
;「舐めるな。魔術師の手の内など看破できなくて何が英霊か。お前に働く魔術など、それこそ手に取るように判る」 | ;「舐めるな。魔術師の手の内など看破できなくて何が英霊か。お前に働く魔術など、それこそ手に取るように判る」 | ||
:UBWルートにて「全投影連続層写」の魔力(具現化させていない投影品)の数を言い当てられたことに驚愕する士郎に向けて言った台詞。千の財宝を所有する英雄王は、視ただけで士郎の魔術を把握したとのこと。 | :UBWルートにて「全投影連続層写」の魔力(具現化させていない投影品)の数を言い当てられたことに驚愕する士郎に向けて言った台詞。千の財宝を所有する英雄王は、視ただけで士郎の魔術を把握したとのこと。 | ||
816行目: | 742行目: | ||
;「おのれ────おのれ、おのれおのれおのれおのれおのれおのれ……!!!」 | ;「おのれ────おのれ、おのれおのれおのれおのれおのれおのれ……!!!」 | ||
: 士郎の無限の剣製に圧倒される様。頼りの財宝は贋作者と蔑んだ敵に次々に砕かれ、完全に冷静さを失っている。 | : 士郎の無限の剣製に圧倒される様。頼りの財宝は贋作者と蔑んだ敵に次々に砕かれ、完全に冷静さを失っている。 | ||
− | : | + | : その上不用意にエアを使おうとして、腕ごと奪われるという始末。 |
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;「たわけ、死ぬつもりなど毛頭ないわ…………!!<br> 踏み留まれ、下郎、我がその場に戻るまでな!!」 | ;「たわけ、死ぬつもりなど毛頭ないわ…………!!<br> 踏み留まれ、下郎、我がその場に戻るまでな!!」 | ||
835行目: | 754行目: | ||
;「───ぬ?」<br>「───貴様、よもやそこま、ガ────!!!???」 | ;「───ぬ?」<br>「───貴様、よもやそこま、ガ────!!!???」 | ||
− | : | + | : HFルートにおける最期。暴走して街の人間を食い散らかす桜を路地裏で襲うが、実際は誘い込まれていたのは彼の方であり咀嚼されながら食い殺されてしまった。 |
: 更に彼が桜を傷つけたせいで、彼女の暴走が加速していくこととなり、その夜だけで更に多くの人間を食い殺す。加えて、アーチャーの魂が本来の器であるイリヤに取り込まれたために桜の中には残ったライダーとアサシン以外のサーヴァント四人分の魂があったためにまだ保つ方だったのだが、英霊二、三人分の魂を持つギルガメッシュが取り込まれたことで桜の器が満たされてしまう。 | : 更に彼が桜を傷つけたせいで、彼女の暴走が加速していくこととなり、その夜だけで更に多くの人間を食い殺す。加えて、アーチャーの魂が本来の器であるイリヤに取り込まれたために桜の中には残ったライダーとアサシン以外のサーヴァント四人分の魂があったためにまだ保つ方だったのだが、英霊二、三人分の魂を持つギルガメッシュが取り込まれたことで桜の器が満たされてしまう。 | ||
: なお、ゲーム版では普通に焦ったような口調であるが、劇場版では「ほう……よもやそこまで…」と半分呆れたような賞賛したような口調であった。 | : なお、ゲーム版では普通に焦ったような口調であるが、劇場版では「ほう……よもやそこまで…」と半分呆れたような賞賛したような口調であった。 | ||
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;「魔術師どもも学ばぬな。所詮人間では、お前達の純粋さに報いられん」 | ;「魔術師どもも学ばぬな。所詮人間では、お前達の純粋さに報いられん」 | ||
− | :TVアニメ版『UBW』第14話で対峙した[[セラ]]と[[リーゼリット]] | + | :TVアニメ版『UBW』第14話で対峙した[[セラ]]と[[リーゼリット]]に対して。神によって造られ神罰で命を落とした生前の友を彼女達に重ねたのだろうか。また、全身を串刺しにされてなお主君への忠義を果たさんとするセラの意思を確認すると、自ら手に取った剣で介錯するなどホムンクルスである彼女らには彼なりの慈悲を見せている。 |
− | ; | + | ;「貴様の人生、逸話を宝具として昇華した物だろう。その宝具だけは我の手にはない………これは我も分が悪いか。」 |
− | ; | + | ;「業腹だが、その男には最上級の武具しか通じぬらしい。」 |
:TVアニメ版『UBW』第15話。対峙したバーサーカーの武勇への賞賛。「分が悪い」というのは、生前集めた財宝の中でも最高の物でしか傷つけられない上に12回殺さなければ倒せない分析。 | :TVアニメ版『UBW』第15話。対峙したバーサーカーの武勇への賞賛。「分が悪い」というのは、生前集めた財宝の中でも最高の物でしか傷つけられない上に12回殺さなければ倒せない分析。 | ||
:宝具能力では有利だが、実際にバーサーカーが攻撃に専念したならば宝具の嵐を強行突破できていたようで、正面から戦えば自分が絶対に勝てないことを認めている。 | :宝具能力では有利だが、実際にバーサーカーが攻撃に専念したならば宝具の嵐を強行突破できていたようで、正面から戦えば自分が絶対に勝てないことを認めている。 | ||
865行目: | 778行目: | ||
:世話のかかる友を持って[[エルキドゥ]]も大変だ。 | :世話のかかる友を持って[[エルキドゥ]]も大変だ。 | ||
− | ;「はっはっは。騒々しいぞ雑種ども。まわりのオケラどもに迷惑であろう。<br> | + | ;「はっはっは。騒々しいぞ雑種ども。まわりのオケラどもに迷惑であろう。<br>それはともかく、ジロウ、一匹と言わず十匹二十匹持っていくがよい。ミミ、恐れる事はない。怒らぬから引いてみよ。イマヒサ、当たり前のコトを言っても我の気は引けんぞ。しかしその嗜好は良し、これでガリガリさんを買ってくるがよい。カンタ、ジャンプは我が読み終わるまで待て。コウタ、アレは狂犬故な、注意してぶつけてやれ」 |
:港でランサー、アーチャーと釣り対決中。子供の名前を1人1人覚えているのみならず、誰が何を言ったか各々丁寧に対応している。自らを慕う子供達に英雄王はご満悦のようで、士郎は思わず「……誰?」と呆気にとられた。ところで、最後の「コウタ」は三枝さんちの彼だろうか。 | :港でランサー、アーチャーと釣り対決中。子供の名前を1人1人覚えているのみならず、誰が何を言ったか各々丁寧に対応している。自らを慕う子供達に英雄王はご満悦のようで、士郎は思わず「……誰?」と呆気にとられた。ところで、最後の「コウタ」は三枝さんちの彼だろうか。 | ||
871行目: | 784行目: | ||
: 終盤、無限の残骸どもを相手にした時に。後に『CCC』において、主人公の危機を救う際に同じ言葉を発している。油断と慢心を捨てた一生に一度の本気。 | : 終盤、無限の残骸どもを相手にした時に。後に『CCC』において、主人公の危機を救う際に同じ言葉を発している。油断と慢心を捨てた一生に一度の本気。 | ||
;「黄泉路を開く。存分に謳え亡者ども。<br>なに、退屈はさせん。<ruby>我<rb></rb><rt>オレ</rt></ruby>とてこのような気紛れは一生に一度あるかないかでな。財の出し惜しみはせぬ、夜明けまで命を賭して持ちこたえよ……!」 | ;「黄泉路を開く。存分に謳え亡者ども。<br>なに、退屈はさせん。<ruby>我<rb></rb><rt>オレ</rt></ruby>とてこのような気紛れは一生に一度あるかないかでな。財の出し惜しみはせぬ、夜明けまで命を賭して持ちこたえよ……!」 | ||
− | : | + | :そして、完全本気モードの大暴れ。相変わらずとんでもなく上から目線の我様発言だが、今回ばかりは正真正銘、まごうかたなくその言葉に相応しい神威を見せつける。 |
===トラぶる花札道中記=== | ===トラぶる花札道中記=== | ||
882行目: | 795行目: | ||
;「何が予定通りか。――が、契約者の失策を立て直すのも我の務めだ。気が乗らぬが手を組むか雑兵!」 | ;「何が予定通りか。――が、契約者の失策を立て直すのも我の務めだ。気が乗らぬが手を組むか雑兵!」 | ||
:先程までのアホの子のような言動が嘘のように格好良く対応する。 | :先程までのアホの子のような言動が嘘のように格好良く対応する。 | ||
− | |||
;「眩しすぎるほど運命合コン圏!なんだランサーあの愛くるしい子供は!?神か!?」 | ;「眩しすぎるほど運命合コン圏!なんだランサーあの愛くるしい子供は!?神か!?」 | ||
:新生・聖女と愉快な仲間たち編で子ギルと遭遇した際の台詞。同性だとか以前に過去の自分なのだが……。 | :新生・聖女と愉快な仲間たち編で子ギルと遭遇した際の台詞。同性だとか以前に過去の自分なのだが……。 | ||
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;「ぬ。たわけめ、侮るな下郎!我的には可愛ければオールオッケー。真の英雄に男も女もないと知れ!」 | ;「ぬ。たわけめ、侮るな下郎!我的には可愛ければオールオッケー。真の英雄に男も女もないと知れ!」 | ||
963行目: | 872行目: | ||
;「──自ら王を名乗り──皆から王と讃えられて──そんな輩が、“悔やむ”だと?<br> ハッ! これが笑わずにいられるか? 傑作だ! セイバー、おまえは極上の道化だな!」 | ;「──自ら王を名乗り──皆から王と讃えられて──そんな輩が、“悔やむ”だと?<br> ハッ! これが笑わずにいられるか? 傑作だ! セイバー、おまえは極上の道化だな!」 | ||
:聖杯問答においてセイバーが語った心意を聞いた時、嘲笑を込めて笑いながら言った言葉。彼女の王としての存在は、自分やライダーの描くそれとはかけ離れたものだった。 | :聖杯問答においてセイバーが語った心意を聞いた時、嘲笑を込めて笑いながら言った言葉。彼女の王としての存在は、自分やライダーの描くそれとはかけ離れたものだった。 | ||
− | :ライダーが「眉間に皺を寄せ、いつになく不機嫌そうな風情でセイバーを見据え」たのに対し、ギルガメッシュは「もはや抑えが効かぬとばかりに笑い転げ」ることに<ref group = "注"> | + | :ライダーが「眉間に皺を寄せ、いつになく不機嫌そうな風情でセイバーを見据え」たのに対し、ギルガメッシュは「もはや抑えが効かぬとばかりに笑い転げ」ることに<ref group = "注">アニメ版とドラマCD版では演技の質が若干異なっており、アニメ版では馬鹿にするような「嘲笑」であったが、ドラマCD版ではまさに抑えが効かぬとばかりの「爆笑」であり、以降のセイバーとライダーの会話の間もずっと背景で笑い声が響き渡っていた。</ref>。 |
;「愉悦というのはな、言うならば魂の<ruby><rb>容</rb><rt>かたち</rt></ruby>だ。"有る"か"無い"かではなく、"識る"か"識れない"かを問うべきものだ」<br>「求めるところを、為すがいい。それこそが娯楽の本道だ。そして娯楽は愉悦を導き、愉悦は幸福のありかを指し示す」 | ;「愉悦というのはな、言うならば魂の<ruby><rb>容</rb><rt>かたち</rt></ruby>だ。"有る"か"無い"かではなく、"識る"か"識れない"かを問うべきものだ」<br>「求めるところを、為すがいい。それこそが娯楽の本道だ。そして娯楽は愉悦を導き、愉悦は幸福のありかを指し示す」 | ||
1,131行目: | 1,040行目: | ||
;「待てセイバー。<br />誰がその不愉快なエピソードを話していいと言った。<br />ええい、やめぬか!」 | ;「待てセイバー。<br />誰がその不愉快なエピソードを話していいと言った。<br />ええい、やめぬか!」 | ||
:ベースキャンプにてギルガメッシュを連れてアルトリアと会話をすると発生。 | :ベースキャンプにてギルガメッシュを連れてアルトリアと会話をすると発生。 | ||
− | : | + | :アルトリアが主人公が英雄王を連れていることに驚愕し、英雄王もアルトリアをからかおうとするが、 |
+ | :アルトリアは仕返しと言わんばかりに英雄王の秘密を暴露しようとする。 | ||
:あの英雄王が狼狽えるような話とは一体なんだったのか…。 | :あの英雄王が狼狽えるような話とは一体なんだったのか…。 | ||
1,211行目: | 1,121行目: | ||
; 「よく戦った。貴様を勇者と認める!」 | ; 「よく戦った。貴様を勇者と認める!」 | ||
:宝具カード選択時(二度目のモーション改修後)。自身に恐れることなく挑んできた相手を讃え、乖離剣を振るう。 | :宝具カード選択時(二度目のモーション改修後)。自身に恐れることなく挑んできた相手を讃え、乖離剣を振るう。 | ||
+ | |||
+ | =====第七特異点===== | ||
+ | ;「世界の行く末を賭けた戦い。これを決戦と言う」 | ||
+ | :第七章最終戦、戦闘開始時。回帰を齎そうとする「第二の獣」とソレに抗う人間たち。幕は切って落とされた。 | ||
+ | |||
+ | ; 「まだ足りぬようだな」<br>「次の策だ。油断はせんぞ?」<br>「酔狂とは言うまい」<br>「手は休めぬ」<br>「見切ったわ!」 | ||
+ | :第七章最終戦にて、スキル発動及びコマンドカード選択時。平時は「慢心王」というアダ名すらある彼の「英雄王」たる力の発露。 | ||
+ | |||
+ | ;「原初を語る。天地は分かれ、無は開闢を言祝ぐ。世界を裂くは我が乖離剣。<br> 星々を廻す渦、天上の地獄とは創世前夜の<ruby><rb>祝着</rb><rt>しゅうちゃく</RT></RUBY>よ。死をもって静まるがいい。 <br>『<ruby><rb>天地乖離す開闢の星</rb><rt>エヌマ・エリシュ</RT></RUBY>』!」 | ||
+ | :第七章最終戦、宝具発動。創世の女神に放つ、世界から天地を裂いた<ruby><rb>原初の地獄</rb><rt>一撃</RT></RUBY>。 | ||
+ | |||
+ | ;「深淵に堕ちるがいい。誰も起こす者はおらぬ」 | ||
+ | :第七章最終戦、戦闘終了時に生存していた場合。果てまで堕ちた彼女を、英雄王はただ見届けるのであった。幼年期の終わりをそう告げるように───。 | ||
====マイルーム==== | ====マイルーム==== | ||
;「ふはははは! この<ruby>我<rb></rb><rt>オレ</rt></ruby>を喚ぶとは、運を使い果たしたな雑種!」 | ;「ふはははは! この<ruby>我<rb></rb><rt>オレ</rt></ruby>を喚ぶとは、運を使い果たしたな雑種!」 | ||
− | : 召喚されて、開口一番に吐く台詞。多くのマスターは彼と出会うために、<ruby><rb>運</rb><rt>リアルラック</RT></RUBY>以上に<ruby><rb>金</rb><rt>リアルマネー</RT></RUBY>を大幅にすり減らしたという……。 | + | : 召喚されて、開口一番に吐く台詞。多くのマスターは彼と出会うために、<ruby><rb>運</rb><rt>リアルラック</RT></RUBY>以上に<ruby><rb>金</rb><rt>リアルマネー</RT></RUBY>を大幅にすり減らしたという……。; |
;「貴様の誕生日だと? たわけめ、そういうことは七日ほど前に言っておけ!」 | ;「貴様の誕生日だと? たわけめ、そういうことは七日ほど前に言っておけ!」 | ||
: プレイヤーの誕生日の台詞。ただしこちらは「絆Lv.4以上」という条件下で聞けるものであり、それ未満では「知らんな」と言うだけである。 | : プレイヤーの誕生日の台詞。ただしこちらは「絆Lv.4以上」という条件下で聞けるものであり、それ未満では「知らんな」と言うだけである。 | ||
1,223行目: | 1,146行目: | ||
:[[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕]]所持時。'''お前は何を言っているんだ。'''相変わらず自分に正直なAUOである。 | :[[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕]]所持時。'''お前は何を言っているんだ。'''相変わらず自分に正直なAUOである。 | ||
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; 「最後に我と共に戦う栄誉、真に赦す! 神殺しの英雄譚、見事果たして見せるがいい!」 | ; 「最後に我と共に戦う栄誉、真に赦す! 神殺しの英雄譚、見事果たして見せるがいい!」 | ||
− | : | + | : 第七章、最終決戦より。この時代の“賢王”が死した直後、往年の“英雄王”として反則的な復活をした際の台詞。 |
: "本気"のギルガメッシュと共に戦うという名実ともに最高の誉を受け、人理の救済者は伝説に挑む。 | : "本気"のギルガメッシュと共に戦うという名実ともに最高の誉を受け、人理の救済者は伝説に挑む。 | ||
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:期間限定イベント『バトル・イン・ニューヨーク2018』にて。あの、傲岸不遜を絵に描いて色塗って額縁つけたような英雄王が謝罪を口にするという驚天動地のシーン。 | :期間限定イベント『バトル・イン・ニューヨーク2018』にて。あの、傲岸不遜を絵に描いて色塗って額縁つけたような英雄王が謝罪を口にするという驚天動地のシーン。 | ||
:まあ、話の流れからしてどう見ても煽ってるだけなので、単に新芸身に付けただけという気がしなくもないが。 | :まあ、話の流れからしてどう見ても煽ってるだけなので、単に新芸身に付けただけという気がしなくもないが。 | ||
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;「サーヴァントの技を競い合うオリンピック? 第4回ネロ祭だと? たわけめ!<br>同じ会場を四度も使うなど言語道断! コロッセウムなど時代遅れよ!」<br>「<ruby>我<rb></rb><rt>オレ</rt></ruby>ならば最新鋭の会場を用意する! そう―――たとえばここ。<br>ニューヨークはマンハッタンにある、現代最高峰のショーステージ……<br>娯楽の頂点! マディソン・スクエア・ガーデンをなぁ!」 | ;「サーヴァントの技を競い合うオリンピック? 第4回ネロ祭だと? たわけめ!<br>同じ会場を四度も使うなど言語道断! コロッセウムなど時代遅れよ!」<br>「<ruby>我<rb></rb><rt>オレ</rt></ruby>ならば最新鋭の会場を用意する! そう―――たとえばここ。<br>ニューヨークはマンハッタンにある、現代最高峰のショーステージ……<br>娯楽の頂点! マディソン・スクエア・ガーデンをなぁ!」 | ||
1,344行目: | 1,244行目: | ||
*『stay night』ではクラスが被るため、エミヤは「アーチャー」、ギルガメッシュは真名そのままで「ギルガメッシュ」と呼び分けられている。ギルガメッシュの呼ばれ方は他にも複数あり、「ギル」「金ぴか」「AUO(英雄王のもじり)」などとも呼ばれる。 | *『stay night』ではクラスが被るため、エミヤは「アーチャー」、ギルガメッシュは真名そのままで「ギルガメッシュ」と呼び分けられている。ギルガメッシュの呼ばれ方は他にも複数あり、「ギル」「金ぴか」「AUO(英雄王のもじり)」などとも呼ばれる。 | ||
*ギルガメッシュの称号『英雄王』は、英雄達の原典、英雄達の前を行く者という意味合い。英雄たちはギルガメッシュに頭があがらないが、英雄以外にはあっさり倒されたりする。 | *ギルガメッシュの称号『英雄王』は、英雄達の原典、英雄達の前を行く者という意味合い。英雄たちはギルガメッシュに頭があがらないが、英雄以外にはあっさり倒されたりする。 | ||
− | * | + | *基本的に戦闘行為そのものが眼中にないのか不意打ちすることが多く、アーチャーと衛宮士郎との戦闘を覗き見て戦闘終了後に弱ったアーチャーの止めだけを刺すなども行っている。ちなみに、アーチャーにほぼ同じシチュエーションで(完全に)止めを刺されるなど意趣返しされている。<br>ただ、Fateルートの場合は堂々とした王として対峙しており、『Zero』では堂々たる最強宝具同士の激突を征し、手ずから倒す相手と認めたライダーを仕留めているなど、やる気にさえなれば真っ向勝負で強さと威厳を見せる。 |
*アニメ『Fate/stay night』では女性スタッフ人気が高かったとされている(なお、男性スタッフ人気は[[葛木宗一郎]]であった)。セイバー役の川澄氏や凛役の植田氏も、主役の士郎を差し置いてギルガメッシュが一番好きと語っている。その理由は「態度に実力が伴っているから」。また、キャラクターデザインの武内氏はFateシリーズで一番好きなシーンに「セイバーの頬を撫でるギルガメッシュ」を挙げており、そのシーンが本作で初めて映像化された際には、イメージしていたドンピシャだったと大絶賛を送った。 | *アニメ『Fate/stay night』では女性スタッフ人気が高かったとされている(なお、男性スタッフ人気は[[葛木宗一郎]]であった)。セイバー役の川澄氏や凛役の植田氏も、主役の士郎を差し置いてギルガメッシュが一番好きと語っている。その理由は「態度に実力が伴っているから」。また、キャラクターデザインの武内氏はFateシリーズで一番好きなシーンに「セイバーの頬を撫でるギルガメッシュ」を挙げており、そのシーンが本作で初めて映像化された際には、イメージしていたドンピシャだったと大絶賛を送った。 | ||
*『CCC』では難易度「チート」とされているが、これは『ストーリーの位置づけ』を意味している面が強い。ゲーム的には最終的に間違いなく最強クラスの実力を取り戻すのだが、初期ステータスは長い間のブランクが祟り「リハビリが必要なほどに」弱体化しており、敵のEXターンを許せば[[エリザベート=バートリー|格下相手]]でもあっさり敗れるなど他のサーヴァントと大差無い状態に。<br>むしろ他と比べてスキルが力押し一辺倒な上に消費MPが多いため、序盤から調子に乗っているとえらい目にあいかねない。 | *『CCC』では難易度「チート」とされているが、これは『ストーリーの位置づけ』を意味している面が強い。ゲーム的には最終的に間違いなく最強クラスの実力を取り戻すのだが、初期ステータスは長い間のブランクが祟り「リハビリが必要なほどに」弱体化しており、敵のEXターンを許せば[[エリザベート=バートリー|格下相手]]でもあっさり敗れるなど他のサーヴァントと大差無い状態に。<br>むしろ他と比べてスキルが力押し一辺倒な上に消費MPが多いため、序盤から調子に乗っているとえらい目にあいかねない。 | ||
1,371行目: | 1,271行目: | ||
**前述の通り『Zero』では時臣に乖離剣を使用すべきと進言され激怒する場面があるが、奈須きのこ曰く'''「時臣も『英雄王のかっこいいところが見たい』と持ち上げたりしておけば、乖離剣を使ってくれただろう」'''、とのことである。つまり、氏に言わせると『CCC』や『Grand Order』とのノリの違いは'''頼み方'''。 | **前述の通り『Zero』では時臣に乖離剣を使用すべきと進言され激怒する場面があるが、奈須きのこ曰く'''「時臣も『英雄王のかっこいいところが見たい』と持ち上げたりしておけば、乖離剣を使ってくれただろう」'''、とのことである。つまり、氏に言わせると『CCC』や『Grand Order』とのノリの違いは'''頼み方'''。 | ||
*もしキャスターとアーチャーのギルガメッシュがカルデアの廊下ですれ違うことがあれば、互いの「ああ、貴様はいま、その事柄を優先しているのか」という愚かさに「フッ」と鼻で笑って、互いに干渉はしないらしい。<ref group = "出">週刊ファミ通 2020年8月13日号 『FGO』一問一答 p108</ref> | *もしキャスターとアーチャーのギルガメッシュがカルデアの廊下ですれ違うことがあれば、互いの「ああ、貴様はいま、その事柄を優先しているのか」という愚かさに「フッ」と鼻で笑って、互いに干渉はしないらしい。<ref group = "出">週刊ファミ通 2020年8月13日号 『FGO』一問一答 p108</ref> | ||
− | |||
;宝具や能力関連 | ;宝具や能力関連 | ||
1,410行目: | 1,309行目: | ||
== 話題まとめ == | == 話題まとめ == | ||
; vsアルトリアオルタ | ; vsアルトリアオルタ | ||
− | : | + | : 黒セイバーは主人公補正...星の輝きを失っているので、ギルガメッシュ相手だと奇蹟は起きず、純粋な実力勝負になる。生前ならどちらも魔術生成量が破格なので、純粋な火力勝負になり、万能さと狡猾さ(INT)でギルガメッシュが有利。サーヴァントとしてなら、黒セイバーは『マスターの魔術師としての性能』が高いとギルガメッシュに勝つ。ギルはマスターの『人間としての魅力』が高いと黒セイバーに勝つ。これは、ギルガメッシュは契約者が一流だろうと三流だろうと、自分の力だけで戦おうとしてしまうからとのこと。 |
; vsアルクェイド | ; vsアルクェイド | ||
− | : 平均的なサーヴァントは平常時の[[アルクェイド・ブリュンスタッド|アルクェイド]]とは戦いにおいて不利であるとされるが、ギルガメッシュだけはサーヴァント5体分+αの火力を誇る宝具のおかげで、stay | + | : 平均的なサーヴァントは平常時の[[アルクェイド・ブリュンスタッド|アルクェイド]]とは戦いにおいて不利であるとされるが、ギルガメッシュだけはサーヴァント5体分+αの火力を誇る宝具のおかげで、stay nightの全サーヴァント中単独でアルクェイドを上回る存在である事が明言されている。加えて、アルクェイドの出力が「相手自身の戦闘力を上回る程度」であるため、本体自身の戦力よりオプション(宝具)の火力のほうが強力である彼にはどうしようもなく相性が悪い点も幸いか。 |
+ | : なお、この二人(+真祖)は、'''「ガイアが力を強めていく人類を脅威に思い、対抗策として生み出したモノ」'''という共通点を持つ。真祖の中で、アルクェイドは十二世紀頃にデザインされた傑作なので、ギルガメッシュは3800年程年上の先輩ないし叔父に近い存在である。 | ||
; キャラクター造形 | ; キャラクター造形 | ||
1,439行目: | 1,339行目: | ||
: いつものその2。UBWルート初出から13年を経てEXTELLAで遂に命名。例の「ジャージにしか見えないライダースーツ」または「改造した学ラン」であり、色々な意味で英雄王を象徴してしまいかねない一着。本人はいたく気に入っており、敵を追い詰めておきながら汚れるのを嫌って撤退したり、[[間桐慎二|馴れ馴れしい道化]]に触られた際にはわざわざ殺菌するほど。『カーニバル・ファンタズム』では本来の用途としてこの服でレースに乱入、回想でのプライベートにおける冬木教会内でもこの服を着ている。 | : いつものその2。UBWルート初出から13年を経てEXTELLAで遂に命名。例の「ジャージにしか見えないライダースーツ」または「改造した学ラン」であり、色々な意味で英雄王を象徴してしまいかねない一着。本人はいたく気に入っており、敵を追い詰めておきながら汚れるのを嫌って撤退したり、[[間桐慎二|馴れ馴れしい道化]]に触られた際にはわざわざ殺菌するほど。『カーニバル・ファンタズム』では本来の用途としてこの服でレースに乱入、回想でのプライベートにおける冬木教会内でもこの服を着ている。 | ||
; 原初の神話霊装 | ; 原初の神話霊装 | ||
− | : | + | : おなじみのその3。『hollow』初出、命名は『CCC』。勝負服だけあり、発表当時では唯一と言ってもいいマトモな衣装。 |
; 『stay night』私服 | ; 『stay night』私服 | ||
− | : Fateルートにおけるファー付きの白いコートと黄金の耳飾り。彼の私服センス/ | + | : Fateルートにおけるファー付きの白いコートと黄金の耳飾り。彼の私服センス/Zeroの原典であり、同時に一応当時や後年にて一部のファンから「まだマシな部類」とされるものだが、どちらかというとライダースーツの方が有名である。次回作の『hollow』でも日常パート、『カーニバル・ファンタズム』でアーネンエルベに来店した際にも着ている。 |
− | |||
; 『hollow』私服 | ; 『hollow』私服 | ||
: 私服の中でもとりわけブッ飛んだ代物。有り体に言えば'''「腹を露出したゲイファッション風のよく分からない服」'''。それを目の当たりにした士郎から地の文で'''ヘンタイ'''と言いかけた他、'''「服装におかしいところはなく、全体がおかしい」'''と<del>的を射た</del>あんまりな評価を下した。そのあまりにもツッコミどころ満載な服装は武内氏が'''『stay night』ですでに没にしていた'''のだが『hollow』で何故か復活させたという。ギルガメッシュもメタ発言で言及しているが、「断じて恥ずべき物ではない」と上機嫌に言った<del>もう一回影に飲まれて来い</del>。 | : 私服の中でもとりわけブッ飛んだ代物。有り体に言えば'''「腹を露出したゲイファッション風のよく分からない服」'''。それを目の当たりにした士郎から地の文で'''ヘンタイ'''と言いかけた他、'''「服装におかしいところはなく、全体がおかしい」'''と<del>的を射た</del>あんまりな評価を下した。そのあまりにもツッコミどころ満載な服装は武内氏が'''『stay night』ですでに没にしていた'''のだが『hollow』で何故か復活させたという。ギルガメッシュもメタ発言で言及しているが、「断じて恥ずべき物ではない」と上機嫌に言った<del>もう一回影に飲まれて来い</del>。 | ||
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: 『EXTELLA』のDLC、VITA版の予約特典。[[女王メイヴ|どこぞのビッチ]]といい、この手の王様サーヴァントの間では獄卒ごっこが流行っているのだろうか? | : 『EXTELLA』のDLC、VITA版の予約特典。[[女王メイヴ|どこぞのビッチ]]といい、この手の王様サーヴァントの間では獄卒ごっこが流行っているのだろうか? | ||
; A・U・Oキャストオフ | ; A・U・Oキャストオフ | ||
− | : | + | : 衣装バージョンではないのだが、逸話をここに紹介する。キャストオフイベントを作る際、当初は「水着のモデリングを流用し、カメラワークの調整でそれっぽく見せよう」という計画だった―が、'''何故か全裸モデルが既に作られていた'''ためめでたく遠慮のないカメラワークで全裸を披露する事に。つまりこの時のためだけに予め労力が割かれていた一シーンである。<br>これを目の当たりにしたエリザベートと主人公の反応は言わずもがな。 |
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この他、比較的マトモ(に贅を尽くした)な『宴のローブ』、すいまーから一転して悪趣味な水着『賛美せよ魅惑の肉美』などが存在する。 | この他、比較的マトモ(に贅を尽くした)な『宴のローブ』、すいまーから一転して悪趣味な水着『賛美せよ魅惑の肉美』などが存在する。 |