「クー・フーリン〔キャスター〕」を編集中
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| 地域 = 欧州 | | 地域 = 欧州 | ||
| 属性 = 秩序・中庸 | | 属性 = 秩序・中庸 | ||
− | | | + | | 隠し属性 = 天 |
| 性別 = 男性 | | 性別 = 男性 | ||
| スリーサイズ = | | スリーサイズ = | ||
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=== 賢人グリム === | === 賢人グリム === | ||
: ブリテン異聞帯におけるクー・フーリン〔キャスター〕の別名。 | : ブリテン異聞帯におけるクー・フーリン〔キャスター〕の別名。 | ||
− | : | + | : 本編では同名の別人物が2人登場するため、此処では時空系列および活躍ごとに記述する。 |
:;妖精暦のグリム | :;妖精暦のグリム | ||
::「救世主トネリコ」の仲間であった初代グリム。 | ::「救世主トネリコ」の仲間であった初代グリム。 | ||
− | ::『汎人類史のモルガン』による知識の上書きにより自らの死を回避したトネリコは、まず最初に魔術の手ほどきを受けるため北欧の知慧の神オーディンを召喚。だが、いくら楽園の妖精とは云えど[[神霊]]の霊基維持は難しいと判断したのか、近くにいた妖精の子供<ref group="注">[[ハベトロット]] | + | ::『汎人類史のモルガン』による知識の上書きにより自らの死を回避したトネリコは、まず最初に魔術の手ほどきを受けるため北欧の知慧の神オーディンを召喚。だが、いくら楽園の妖精とは云えど[[神霊]]の霊基維持は難しいと判断したのか、近くにいた妖精の子供<ref group="注">[[ハベトロット]]曰く「手に負えないほどワンパクな14歳くらいの剣を持った少年」で、プレイヤーからは『[[Fate/Grand Order Arcade]]』に登場した[[セタンタ]]と同じ姿だったのではと解釈されている。</ref>を依代にした疑似サーヴァントとなり、トネリコを手助けする最初の仲間としてブリテン救済に着手する。 |
− | :: | + | :: 実のところオーディンはブリテン異聞帯がこの先詰む世界になる事をすでに見抜いており、その結末を回避するための監視と軌道修正の役割も兼ねていた。だが、トネリコが幾度も『厄災』や争いごとを退けブリテンを救い世界を平和にしても、いつも目前で妖精達の「純粋な悪意と思いつき」による身勝手な行為で全てを壊されてしまう事に彼女は段々嫌気が差すと同時に心身ともに疲れ果て、妖精暦400年で何度目かに渡る平穏の基盤を台無しにされた事でとうとう妖精全てに対する怒りと憎悪から楽園の妖精の役割を放棄し、全てを支配する『女王モルガン』としてブリテンに君臨する事を決意。その最中グリムは[[マシュ・キリエライト|初代妖精騎士]]の恩に報いりたいと言う同じ仲間の妖精騎士トトロットの願いを聞き届け、一連の計画とそれに必要な「妖精の粉」を手渡した後退去<ref group="注">異聞帯のモルガンに変質したトネリコからサーヴァント契約を切られたのか、空想樹の枯死≒「妖精國ブリテンの成立」という変質した異聞帯が確立してしまった事実を見届けたからか、詳しい理由は明らかになっていない。</ref>していった。 |
:;女王暦のグリム | :;女王暦のグリム | ||
− | :: | + | :: 主人公一行と『予言の子』に協力する二代目グリム。そして、かつて特異点Fで主人公とマシュが出逢ったクー・フーリンその人 |
::上述のブリテン異聞帯への召喚において「救世主トネリコ」こと[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]がブリテンの救済を放棄したことで、ブリテン異聞帯の変質が不可避になったと悟ったオーディンは、今度は対抗戦力となるカルデアの手助けをすべくあらかじめ目をつけていたもう一つの特異点『[[炎上汚染都市 冬木]]』にて妖精國での依代と[[ルーン魔術]]の使用者という縁<ref group="注">他にも選ばれた理由として明言している訳ではないが、ブリテンと冬木二つの特異点にそれぞれ関係するサーヴァントである事、ケルヌンノス自体がケルト神話のカテゴリに属する神性であり、その神々と特に縁深いアルスターサイクルの英雄かつ彼自身も太陽神ルーの血を引いている事、同時にモルガンと同一視される死の女神モリガン(モーリオン)とも関わりがある事、ケルトにおいて神を奉り怒りを沈める祭司の役割もあるドルイドの資格習得に必要なキャスタークラスへの適性があった事などが推測される。</ref>を使い、英霊クー・フーリンに自身の機能を讓渡しキャスタークラスに霊基変換して介入させ、カルデアにおけるサーヴァント召喚に必要な『縁』を結ばせるため同じくレイシフトして来た主人公とマシュをサポートする。 | ::上述のブリテン異聞帯への召喚において「救世主トネリコ」こと[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]がブリテンの救済を放棄したことで、ブリテン異聞帯の変質が不可避になったと悟ったオーディンは、今度は対抗戦力となるカルデアの手助けをすべくあらかじめ目をつけていたもう一つの特異点『[[炎上汚染都市 冬木]]』にて妖精國での依代と[[ルーン魔術]]の使用者という縁<ref group="注">他にも選ばれた理由として明言している訳ではないが、ブリテンと冬木二つの特異点にそれぞれ関係するサーヴァントである事、ケルヌンノス自体がケルト神話のカテゴリに属する神性であり、その神々と特に縁深いアルスターサイクルの英雄かつ彼自身も太陽神ルーの血を引いている事、同時にモルガンと同一視される死の女神モリガン(モーリオン)とも関わりがある事、ケルトにおいて神を奉り怒りを沈める祭司の役割もあるドルイドの資格習得に必要なキャスタークラスへの適性があった事などが推測される。</ref>を使い、英霊クー・フーリンに自身の機能を讓渡しキャスタークラスに霊基変換して介入させ、カルデアにおけるサーヴァント召喚に必要な『縁』を結ばせるため同じくレイシフトして来た主人公とマシュをサポートする。 | ||
:: 特異点F退去後のクー・フーリンはオーディンによって冬木の記録を保持し続けたまま、汎人類史の神霊サーヴァントとしてカルデアが到着する一年前に妖精國ブリテンへ派遣され、彼なりに妖精國が抱える呪いと氏族の関係、モルガンと妖精騎士に関する秘密、妖精暦から女王暦に切り替わる際何が起きていたのかを調べ上げ自身のやるべき事と役割を知ると、その前準備としてコーンウォールの森から出たまま記憶が無いマシュの元へ使い魔の狼フレキを護衛兼見張りとして向かわせ、彼女が『予言の子』として連れて行かれたシェフィールドで女王モルガンの侵攻に巻き込まれた際は報せを聞き付けて自ら出向き、妖精騎士の足止めをして[[ボガード|領主]]や住民たちと共に脱出させた。 | :: 特異点F退去後のクー・フーリンはオーディンによって冬木の記録を保持し続けたまま、汎人類史の神霊サーヴァントとしてカルデアが到着する一年前に妖精國ブリテンへ派遣され、彼なりに妖精國が抱える呪いと氏族の関係、モルガンと妖精騎士に関する秘密、妖精暦から女王暦に切り替わる際何が起きていたのかを調べ上げ自身のやるべき事と役割を知ると、その前準備としてコーンウォールの森から出たまま記憶が無いマシュの元へ使い魔の狼フレキを護衛兼見張りとして向かわせ、彼女が『予言の子』として連れて行かれたシェフィールドで女王モルガンの侵攻に巻き込まれた際は報せを聞き付けて自ら出向き、妖精騎士の足止めをして[[ボガード|領主]]や住民たちと共に脱出させた。 | ||
− | :: | + | :: 後編ではマシュに記憶が戻った矢先モルガンの「水鏡」に呑まれてしまうと、彼女が眠る『棺』が安置されているオークニーで番をしつつハベトロットの導きでやって来たカルデア一行と共に『[[アルトリア・キャスター|予言の子]]』の巡礼の旅を成功させるべく協力者として加わり、そのまま女王モルガンとの決戦にも参じた。 |
− | ::終編では戴冠式で協力者の[[ノクナレア]]の毒殺を発端とする北と南の妖精間の争いに巻き込まれた上に『大厄災』まで発生。ストーム・ボーダーまで逃げ延びるも手段を全て絶たれて詰みかけたが、ここで[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]が現れ、彼の導きにより「楽園の妖精」の本来の目的『聖剣鋳造』を、村正の犠牲はあれどアルトリアは無事に終わらせる。続く「[[妖精騎士ランスロット|炎の厄災]]」と「[[妖精騎士ガウェイン|獣の厄災]] | + | ::終編では戴冠式で協力者の[[ノクナレア]]の毒殺を発端とする北と南の妖精間の争いに巻き込まれた上に『大厄災』まで発生。ストーム・ボーダーまで逃げ延びるも手段を全て絶たれて詰みかけたが、ここで[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]が現れ、彼の導きにより「楽園の妖精」の本来の目的『聖剣鋳造』を、村正の犠牲はあれどアルトリアは無事に終わらせる。続く「[[妖精騎士ランスロット|炎の厄災]]」と「[[妖精騎士ガウェイン|獣の厄災]]」もパーシヴァルとマシュ、主人公の活躍によってそれぞれ退けられた事で改めて『大厄災』の元凶[[ケルヌンノス]]に対峙。隙を作らせるためオーディンの秘儀を発動し呪詛返しを試みる<ref group="注">この時多少だが術式を呪いごと跳ね返され左目を損傷、奇しくもオーディンと同じ隻眼が再現された事で秘儀の精度が向上する事になる。</ref>。そしてアルトリアによる聖剣術式とマシュのブラックバレルによりケルヌンノスも討伐され、『[[異星の神]]への対抗策となる神造兵装を与える』という本来の役目を完遂。カルデアにもう一度関わる可能性を示唆する発言<ref group="注">モーション改修により追加されたマイルーム会話では「この後の大仕事は本来の自分に任せる」という含みを込めた台詞があり、これが[[クー・フーリン|ランサーの自分]]とオーディンどちらを指しているかは不明。</ref>を残し去っていった。 |
== ステータス == | == ステータス == | ||
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: この巨人及びその召喚はルーン魔術とは関わりがなく、炎熱を扱う「ケルトの魔術師」として現界した彼に与えられた、ケルトのドルイド達が操るべき宝具である。 | : この巨人及びその召喚はルーン魔術とは関わりがなく、炎熱を扱う「ケルトの魔術師」として現界した彼に与えられた、ケルトのドルイド達が操るべき宝具である。 | ||
: 具体的なサイズは長らく不明であったが、『空の境界』とのコラボイベント時に流れたCMにはちょっとしたビル並のサイズで映っており、ほとんど怪獣と言ってもいいレベルの代物であることが発覚した。 | : 具体的なサイズは長らく不明であったが、『空の境界』とのコラボイベント時に流れたCMにはちょっとしたビル並のサイズで映っており、ほとんど怪獣と言ってもいいレベルの代物であることが発覚した。 | ||
− | : 『Grand | + | : 『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃&防御力をダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>&やけど状態を付与<ref group = "注" name="10ターン">10ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のBuster宝具。 |
− | : | + | : 強化後はランクがB+に上昇。ダメージ倍率が上がり、攻撃発動前に自身のBusterカード性能をアップを付与<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref>という効果が追加される。 |
; 大神刻印(オホド・デウグ・オーディン) | ; 大神刻印(オホド・デウグ・オーディン) | ||
: ランク:A<br />種別:対城宝具<br />レンジ:1~80<br />最大捕捉:500人 | : ランク:A<br />種別:対城宝具<br />レンジ:1~80<br />最大捕捉:500人 | ||
110行目: | 110行目: | ||
: ストーリーでは上述した通り特異点Fに登場し、ナビゲーターとして主人公らを導いた。 | : ストーリーでは上述した通り特異点Fに登場し、ナビゲーターとして主人公らを導いた。 | ||
: Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』開催に伴い、モーションが一新された。 | : Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』開催に伴い、モーションが一新された。 | ||
− | |||
==人間関係== | ==人間関係== | ||
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;[[スカサハ=スカディ]] | ;[[スカサハ=スカディ]] | ||
:生前の師匠と北欧の冬の女神が習合した異聞帯の女王。 | :生前の師匠と北欧の冬の女神が習合した異聞帯の女王。 | ||
− | : | + | :師匠関連のほかにオーディンに関わる因縁故か、声をかけては口を濁すという不可解な態度を取っている。 |
− | :これに関しては彼女の[[幕間の物語]] | + | :これに関しては彼女の[[幕間の物語]]シナリオで共演する形で書かれることになり、ある意味では北欧異聞帯における長く複雑な<ruby><rb>運命</rb><rt>Fate</rt></ruby>への終止符かつ「答え」となる。 |
+ | |||
;[[ブリュンヒルデ]] | ;[[ブリュンヒルデ]] | ||
:北欧の戦乙女の長女。 | :北欧の戦乙女の長女。 | ||
125行目: | 125行目: | ||
:北欧の英雄。 | :北欧の英雄。 | ||
:その眼鏡越しにこちらをあまり見ないでほしいと苦手にしている。 | :その眼鏡越しにこちらをあまり見ないでほしいと苦手にしている。 | ||
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===生前=== | ===生前=== | ||
; [[スカサハ]] | ; [[スカサハ]] | ||
: 師匠。空の境界コラボイベントにて年齢ネタでおちょくった結果、マジギレした彼女にウィッカーマンごと叩き潰されてしまった。 | : 師匠。空の境界コラボイベントにて年齢ネタでおちょくった結果、マジギレした彼女にウィッカーマンごと叩き潰されてしまった。 | ||
− | : | + | : なお、師匠的には「自分が教えたルーンの使い方となにかが違う」と思っており、指摘するとまたもや'''「耄碌した」'''と言われガチギレして槍を蹴り上げた<ref group="注">スカサハも所有するゲイボルクは、足の指で挟んで蹴るように投擲することで真価を発揮するのでこのオマージュだと思われる。</ref> |
; [[フェルグス・マック・ロイ]] | ; [[フェルグス・マック・ロイ]] | ||
: 叔父。育ての親であり剣の師でもある。元はアルスターの騎士であったが、追放されコノートに亡命。クー・フーリンとは互いに勝ち負けを繰り返す誓約を交わした。 | : 叔父。育ての親であり剣の師でもある。元はアルスターの騎士であったが、追放されコノートに亡命。クー・フーリンとは互いに勝ち負けを繰り返す誓約を交わした。 | ||
149行目: | 145行目: | ||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
+ | |||
=== Grand Order === | === Grand Order === | ||
− | + | ;「おっと。今回は、キャスターでの現界ときたか――ああ、アンタらか。前に会ったな?」 | |
+ | : 召喚時に開口一番吐く台詞。ちなみにどのプレイヤーであっても、まず間違いなく最初に入手することになるのは序章突破時のクリア報酬としてなので、台詞に矛盾は発生しない。 | ||
+ | : しかし、基本的にサーヴァントは特異点での記憶を持たずに召喚される。事実、彼以外の各章クリア報酬のサーヴァントは主人公とほぼ初対面の反応である。そのような中で彼だけが明確に「前に会った」ことを指摘しているが、その理由は前述通りオーディンの介入があったためである。 | ||
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;「たまには知的に行きますか」<br>「スカサハより学んだルーン魔術、その真髄って奴を……」 | ;「たまには知的に行きますか」<br>「スカサハより学んだルーン魔術、その真髄って奴を……」 | ||
: 戦闘開始時の台詞。[[ランサー]]の時は(面倒くさいので)封印しているルーン魔術を全開で使う。 | : 戦闘開始時の台詞。[[ランサー]]の時は(面倒くさいので)封印しているルーン魔術を全開で使う。 | ||
157行目: | 157行目: | ||
: 宝具発動。炎を纏った木々の巨人が神々への贄を求めて荒れ狂う。 | : 宝具発動。炎を纏った木々の巨人が神々への贄を求めて荒れ狂う。 | ||
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;「我が魔術は炎の檻、茨の如き緑の巨人。因果応報、人事の厄を清める社───」<br> 「倒壊するはウィッカー・マン!オラ、善悪問わず土に還りな───!」 | ;「我が魔術は炎の檻、茨の如き緑の巨人。因果応報、人事の厄を清める社───」<br> 「倒壊するはウィッカー・マン!オラ、善悪問わず土に還りな───!」 | ||
: 第一部序章での宝具解放。マシュとの特訓中に放ち、彼女の宝具が発現するきっかけになった。 | : 第一部序章での宝具解放。マシュとの特訓中に放ち、彼女の宝具が発現するきっかけになった。 | ||
176行目: | 166行目: | ||
: 第一部終盤章にて明かされる[[ロマニ・アーキマン|真実の一端]]―――「FGO世界における2004年の冬木のキャスターは[[ソロモン|クー・フーリンではなかった]]」という点を考慮すると、シャドウサーヴァントというよりこのキャスターのクー・フーリンの存在そのものもイレギュラーの一つだったといえよう。 | : 第一部終盤章にて明かされる[[ロマニ・アーキマン|真実の一端]]―――「FGO世界における2004年の冬木のキャスターは[[ソロモン|クー・フーリンではなかった]]」という点を考慮すると、シャドウサーヴァントというよりこのキャスターのクー・フーリンの存在そのものもイレギュラーの一つだったといえよう。 | ||
− | + | ;「宝具の名前だけどよ…もっと解りやすく<ruby><rb>現代</rb><rt>いま</rt></ruby>風に変えるのも悪くねぇよな……<br> "原初のルーン マトリクスオーダイン"!……あイヤ、ゴメンやっぱナシ。恥ずかしいわコレ!!」 | |
+ | : マイルーム会話。厨二病の気が…!?と思わせておいて直前で踏みとどまる。 | ||
+ | : 気分で宝具の改名なんてできるのか? と思ってしまうが、[[坂田金時|好き勝手に]][[アストルフォ|付けた名前]]で宝具を発動させている者も居るので一応不可能では無いのだろう――そう思われていたが…。 | ||
− | |||
;「そりゃいい忠告だ! 美人に言われると骨身に染みる!<br> どうだい、バクチはそこそこにして、別の遊びをしていくかい? 年若い美人なら大歓迎だ!」 | ;「そりゃいい忠告だ! 美人に言われると骨身に染みる!<br> どうだい、バクチはそこそこにして、別の遊びをしていくかい? 年若い美人なら大歓迎だ!」 | ||
:『空の境界』コラボイベントにて、スカサハに年齢の話を振った結果彼女に叩き潰されて幽閉された事に、注意混じりに忠告したマシュに対して。 | :『空の境界』コラボイベントにて、スカサハに年齢の話を振った結果彼女に叩き潰されて幽閉された事に、注意混じりに忠告したマシュに対して。 | ||
207行目: | 198行目: | ||
;オーディンとクー・フーリン | ;オーディンとクー・フーリン | ||
:上記のようにランサー時同様にルーンを使用する彼ではあるが、ドルイド由来の宝具である『灼き尽くす炎の檻』はともかく、『大神刻印』という規格外のレベルのルーンを使用できる宝具を所有する点に疑問を持つプレイヤーも多く、人理再編など思わせぶりな言動の多さも相まって「実はオーディンがクー・フーリンのふりをしているのではないか?」「[[スカサハ=スカディ]]同様、クー・フーリンにオーディンの霊基が混入、融合しているのでは?」という噂が与太話レベルではあるが存在していた。 | :上記のようにランサー時同様にルーンを使用する彼ではあるが、ドルイド由来の宝具である『灼き尽くす炎の檻』はともかく、『大神刻印』という規格外のレベルのルーンを使用できる宝具を所有する点に疑問を持つプレイヤーも多く、人理再編など思わせぶりな言動の多さも相まって「実はオーディンがクー・フーリンのふりをしているのではないか?」「[[スカサハ=スカディ]]同様、クー・フーリンにオーディンの霊基が混入、融合しているのでは?」という噂が与太話レベルではあるが存在していた。 | ||
− | :だが、彼の絆礼装「森なりし聖」の北米版での名前が'''「Yggdrasil Tree(ユグドラシル・ツリー)」''' | + | :だが、彼の絆礼装「森なりし聖」の北米版での名前が'''「Yggdrasil Tree(ユグドラシル・ツリー)」'''であることが判明。北欧神話に由来する「何か」がある疑惑が非常に濃くなってきている。 |
:ちなみに、キャスターのクー・フーリンの最終再臨では、足元に二匹の狼がいるが、オーディンの使い魔にも『ゲリ』と『フレキ』(貪欲なもの)という2匹の狼がいるため、こちらも何か関係性があると思われる。さらに背景もケルト神話と関連がない雪山になっている。 | :ちなみに、キャスターのクー・フーリンの最終再臨では、足元に二匹の狼がいるが、オーディンの使い魔にも『ゲリ』と『フレキ』(貪欲なもの)という2匹の狼がいるため、こちらも何か関係性があると思われる。さらに背景もケルト神話と関連がない雪山になっている。 | ||
: さらに『FGO material VII』で[[シグルド]]が彼に対して意味深な反応を見せており、さらに疑惑は深まっている。 | : さらに『FGO material VII』で[[シグルド]]が彼に対して意味深な反応を見せており、さらに疑惑は深まっている。 | ||
217行目: | 208行目: | ||
:そしてブリテン異聞帯の後半でついに正体が明かされたが、実際はオーディン本人でも霊基融合した訳でもない'''「英霊クー・フーリンに対して神霊オーディンの力を与えられた一種の疑似サーヴァント」'''という、[[ラクシュミー・バーイー]]に近い存在だった。 | :そしてブリテン異聞帯の後半でついに正体が明かされたが、実際はオーディン本人でも霊基融合した訳でもない'''「英霊クー・フーリンに対して神霊オーディンの力を与えられた一種の疑似サーヴァント」'''という、[[ラクシュミー・バーイー]]に近い存在だった。 | ||
:*[[スカサハ=スカディ]]の幕間によると、カルデアに再召喚された折にはオーディンの加護の大方は消えてしまっているそうだが、その一方でスプリガンの様な大物を召喚出来る程の魔力は備わったままの模様。 | :*[[スカサハ=スカディ]]の幕間によると、カルデアに再召喚された折にはオーディンの加護の大方は消えてしまっているそうだが、その一方でスプリガンの様な大物を召喚出来る程の魔力は備わったままの模様。 | ||
− | : | + | :もとから、staynightの時点でクー・フーリンのルーン魔術について「スカサハから18の『原初のルーン』を教わった」となっており、昔からクー・フーリンのルーンは「オーディンの18のルーンではないか?」と言われている。もし、スカサハがクー・フーリンに教えたのがこのオーディンのルーンだとしたら、魔術(オーディンの18のルーン)に特化した状態で召喚されればオーディンが混じる(または、オーディンを模倣した姿になる)こともあり得るだろう。事実、マテリアル本でもクー・フーリン本人であることが明言されているため、特殊な現界というより、初めからクー・フーリンはキャスタークラスで召喚されるとオーディンに近い状態で召喚されるというのが一番有力と思える。 |
;『Grand Order』における、2部6章以降の性能変遷 | ;『Grand Order』における、2部6章以降の性能変遷 | ||
− | : | + | :FGOにおける実装当初は周回においてはまずまずといった評価だったのだが、2部6章の実装に伴うスキル強化により状況が一変。第3スキルが「泉にて」というものに変化する。 |
:その効果が凄まじく、要約すると「'''一度自滅した後にガッツで復活、NPを80チャージする'''」というとんでもないもの。更に同時期に追加された[[光のコヤンスカヤ]]と合わせることでこれを1回のクエストで2回使い、宝具を3連射する周回運用が可能となった。 | :その効果が凄まじく、要約すると「'''一度自滅した後にガッツで復活、NPを80チャージする'''」というとんでもないもの。更に同時期に追加された[[光のコヤンスカヤ]]と合わせることでこれを1回のクエストで2回使い、宝具を3連射する周回運用が可能となった。 | ||
:同スキルには攻撃力アップ効果もついており、2回使えば当然攻撃力も2度上がる。構成上Buster宝具を強化する光のコヤンスカヤはほぼ確実に編成されることもあり、ただ連射出来るだけでなく威力も備えた代物となる。実装時は大きな話題を呼んだ。 | :同スキルには攻撃力アップ効果もついており、2回使えば当然攻撃力も2度上がる。構成上Buster宝具を強化する光のコヤンスカヤはほぼ確実に編成されることもあり、ただ連射出来るだけでなく威力も備えた代物となる。実装時は大きな話題を呼んだ。 |