「ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
15行目: | 15行目: | ||
| 地域 = ロンドン | | 地域 = ロンドン | ||
| 属性 = 混沌・悪 | | 属性 = 混沌・悪 | ||
− | | | + | | 隠し属性 = 地 |
| 性別 = 女性 | | 性別 = 女性 | ||
| スリーサイズ = B69/W49/H71 | | スリーサイズ = B69/W49/H71 | ||
| 一人称 = わたしたち | | 一人称 = わたしたち | ||
− | | 二人称 = | + | | 二人称 = あの人/あなた |
| 三人称 = あいつ | | 三人称 = あいつ | ||
| イメージカラー = ブラッドレッド | | イメージカラー = ブラッドレッド | ||
| サーヴァント階位 = | | サーヴァント階位 = | ||
| 特技 = 解剖 | | 特技 = 解剖 | ||
− | | 好きな物 = [[六導玲霞]] | + | | 好きな物 = [[六導玲霞]] |
− | | 苦手な物 = | + | | 苦手な物 = 世界 |
| 天敵 = スコットランドヤード | | 天敵 = スコットランドヤード | ||
| デザイン = 近衛乙嗣<br />真田茸人(原案) | | デザイン = 近衛乙嗣<br />真田茸人(原案) | ||
31行目: | 31行目: | ||
| レア度 = ☆5 | | レア度 = ☆5 | ||
}} | }} | ||
+ | == 概要 == | ||
− | |||
「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]。 | 「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]。 | ||
46行目: | 46行目: | ||
: 『[[Fate/Grand Order]]』第四特異点『死界魔霧都市 ロンドン』にて召喚され、体を蝕む「魔霧」に包まれた西暦1888年のロンドンで人々を殺戮し、降り立った主人公や一足先に召喚され事態の打開に動いていたモードレッドを「情報抹消」のスキルとともに翻弄する。 | : 『[[Fate/Grand Order]]』第四特異点『死界魔霧都市 ロンドン』にて召喚され、体を蝕む「魔霧」に包まれた西暦1888年のロンドンで人々を殺戮し、降り立った主人公や一足先に召喚され事態の打開に動いていたモードレッドを「情報抹消」のスキルとともに翻弄する。 | ||
: その後[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|パラケルスス]]と共にスコットランドヤード襲撃に同行し、中に立て篭もっていた警官たちの心臓を喰らい尽くしたが、駆けつけてきた主人公たちに倒され消滅した。 | : その後[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|パラケルスス]]と共にスコットランドヤード襲撃に同行し、中に立て篭もっていた警官たちの心臓を喰らい尽くしたが、駆けつけてきた主人公たちに倒され消滅した。 | ||
− | : 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、[[フランケンシュタイン]]、[[ナーサリー・ライム]]やパラケルススと共にⅣの座を統括する[[ | + | : 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、[[フランケンシュタイン]]、[[ナーサリー・ライム]]やパラケルススと共にⅣの座を統括する[[魔神柱|管制塔バルバトス]]に攻撃を仕掛ける。 |
; 人物 | ; 人物 | ||
: 肌の露出が多い衣装を纏った、短めの銀髪にアイスブルーの瞳の少女。 | : 肌の露出が多い衣装を纏った、短めの銀髪にアイスブルーの瞳の少女。 | ||
82行目: | 82行目: | ||
: 強酸性のスモッグであり、呼吸するだけで肺を焼き、目を開くだけで眼球を爛れさせる。一般人は時間経過でダメージを負い、数分以内に死亡する。魔術師たちも対抗手段を取らない限り、魔術を行使することも難しい。サーヴァントならばダメージを受けないが、敏捷がワンランク低下する。 | : 強酸性のスモッグであり、呼吸するだけで肺を焼き、目を開くだけで眼球を爛れさせる。一般人は時間経過でダメージを負い、数分以内に死亡する。魔術師たちも対抗手段を取らない限り、魔術を行使することも難しい。サーヴァントならばダメージを受けないが、敏捷がワンランク低下する。 | ||
: 最大で街一つ包み込めるほどの規模となり、霧によって方向感覚が失われる上に強力な幻惑効果があるため、脱出にはBランク以上の直感、あるいは何らかの魔術行使が必要になる。 | : 最大で街一つ包み込めるほどの規模となり、霧によって方向感覚が失われる上に強力な幻惑効果があるため、脱出にはBランク以上の直感、あるいは何らかの魔術行使が必要になる。 | ||
− | |||
; 解体聖母(マリア・ザ・リッパー) | ; 解体聖母(マリア・ザ・リッパー) | ||
− | : ランク:D~B | + | : ランク:D~B<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1~10<br />最大捕捉:1人<br />由来:霧の夜に娼婦を惨殺した、正体不明の殺人鬼「ジャック・ザ・リッパー」の逸話。 |
: 通常はランクDの4本のナイフだが、条件を揃える事で当時ロンドンの貧民街に8万人いたという娼婦達が生活のために切り捨てた子供たちの怨念が上乗せされ、凶悪な効果を発揮する。 | : 通常はランクDの4本のナイフだが、条件を揃える事で当時ロンドンの貧民街に8万人いたという娼婦達が生活のために切り捨てた子供たちの怨念が上乗せされ、凶悪な効果を発揮する。 | ||
: 条件とは『対象が女性(雌)である』『霧が出ている』『夜である』の三つ。このうち『霧』は自身の宝具『暗黒霧都』で代用する事が可能なため、聖杯戦争における戦いでは1つ目の条件以外は容易に満たすことができる。 | : 条件とは『対象が女性(雌)である』『霧が出ている』『夜である』の三つ。このうち『霧』は自身の宝具『暗黒霧都』で代用する事が可能なため、聖杯戦争における戦いでは1つ目の条件以外は容易に満たすことができる。 | ||
: これを全て揃った状態で使用すると対象の霊核・心臓を始めとした、生命維持に必要な器官を蘇生すらできない程に破壊した状態で問答無用で体外に弾き出し、血液を喪失させ、結果的に解体された死体にする。“殺人”が最初に到着し、次に“死亡”が続き、最後に“理屈”が大きく遅れて訪れる。 | : これを全て揃った状態で使用すると対象の霊核・心臓を始めとした、生命維持に必要な器官を蘇生すらできない程に破壊した状態で問答無用で体外に弾き出し、血液を喪失させ、結果的に解体された死体にする。“殺人”が最初に到着し、次に“死亡”が続き、最後に“理屈”が大きく遅れて訪れる。 | ||
: 条件が揃っていない場合は単純なダメージを与えるのみだが、条件が一つ揃うごとに威力が跳ね上がっていく。またアサシンを構成する怨霊が等しく持つ胎内回帰願望により、相手が宝具で正体を隠しても性別を看破することが可能で、より正確に使用する事ができる。 | : 条件が揃っていない場合は単純なダメージを与えるのみだが、条件が一つ揃うごとに威力が跳ね上がっていく。またアサシンを構成する怨霊が等しく持つ胎内回帰願望により、相手が宝具で正体を隠しても性別を看破することが可能で、より正確に使用する事ができる。 | ||
− | : | + | :この宝具はナイフによる攻撃ではなく、一種の呪いであるため、遠距離でも使用可能。この宝具を防ぐには物理的な防御力ではなく、呪いへの耐性が必要となる。 |
− | : | + | : 相手が女性限定とはいえ、迎撃も回避も抵抗も無意味で物理的な防御では防げない高威力攻撃を遠距離から与えることができ、なおかつスキル「情報抹消」により事前に対処を行うことも不可能という強力無比な宝具。ただし、威力こそ高いもののこの宝具による攻撃は呪いへの耐性で防ぐことができるため、サーヴァントに使用する場合は相手が近現代の英霊でない限り威力通りのダメージを与えることが難しい。魔術的に最高のマスターを得て、3つの条件を揃え、ようやくハサンたちが使用する『ザバーニーヤ』の平均値に匹敵するだけのダメージを与えることができる。 |
− | : | + | : 『Fate/Grand Order』では1ターンの間女性特攻効果を獲得し、敵単体に防御力を無視した攻撃を行うのみの宝具になっている。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 真名:ジャック・ザ・リッパー == | == 真名:ジャック・ザ・リッパー == | ||
117行目: | 112行目: | ||
: 『ほぼ週間 サンタオルタさん』の開催に伴い実装。アサシンクラスとしては初の☆5クラスのサーヴァントであり、2017年10月に[[刑部姫]]が実装されるまで約二年もの間、唯一恒常召喚可能な☆5アサシンサーヴァントであった。 | : 『ほぼ週間 サンタオルタさん』の開催に伴い実装。アサシンクラスとしては初の☆5クラスのサーヴァントであり、2017年10月に[[刑部姫]]が実装されるまで約二年もの間、唯一恒常召喚可能な☆5アサシンサーヴァントであった。 | ||
: 高難易度において使い勝手の良い保有スキルと、全サーヴァントでも最強クラスの性能を誇るQuickの持ち主。 | : 高難易度において使い勝手の良い保有スキルと、全サーヴァントでも最強クラスの性能を誇るQuickの持ち主。 | ||
− | |||
− | |||
===Fate関連作品=== | ===Fate関連作品=== | ||
; [[カプセルさーばんと]] | ; [[カプセルさーばんと]] | ||
: さーばんとの一匹。 | : さーばんとの一匹。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
===その他=== | ===その他=== | ||
136行目: | 125行目: | ||
===Fate/Apocrypha=== | ===Fate/Apocrypha=== | ||
; [[六導玲霞]] | ; [[六導玲霞]] | ||
− | : | + | : マスター。彼女との相性は最高クラスで、親子のような関係を結んでいる。 |
; [[相良豹馬]] | ; [[相良豹馬]] | ||
− | : | + | : 召喚者。だが、玲霞の願いの方が遥かに強く、マスターの敵として処分した。 |
; [[ジーク]] | ; [[ジーク]] | ||
: 撤退の直前に思わぬ反撃を受ける。それによって彼に激しい怒りを抱き、ジークも同胞を殺されていたことから明確に彼女の事を敵視している。 | : 撤退の直前に思わぬ反撃を受ける。それによって彼に激しい怒りを抱き、ジークも同胞を殺されていたことから明確に彼女の事を敵視している。 | ||
− | : | + | : 最期の瞬間に世界の醜さを彼に教え、大きな命題を突きつける。 |
+ | |||
; [[モードレッド|赤のセイバー]] | ; [[モードレッド|赤のセイバー]] | ||
: 能力の相性が悪い敵。 | : 能力の相性が悪い敵。 | ||
149行目: | 139行目: | ||
: 能力の相性が最悪な相手。 | : 能力の相性が最悪な相手。 | ||
: ルーラーを聖杯を求めて参加したジークのサーヴァントと誤解して、始末しようと自分から姿を現してしまったのが聖杯大戦において彼女の最大の失敗と言える。 | : ルーラーを聖杯を求めて参加したジークのサーヴァントと誤解して、始末しようと自分から姿を現してしまったのが聖杯大戦において彼女の最大の失敗と言える。 | ||
− | : | + | : 宝具の対象となる女性だが、ルーラーは呪詛に対する耐性がサーヴァント中最強である英霊であるうえ、聖旗によるケタ違いの防御力もあったため、「解体聖母」を万全の態勢で発動させても仕留めることはできなかった。追い打ちをかけるように、鬼門である洗礼詠唱の使い手でもある。 |
− | : | + | : 彼女によって「救えない存在」として心の痛みに耐えながら浄化されたことで、アサシンは聖杯大戦の舞台を降りることになった。 |
; [[ケイローン|黒のアーチャー]] | ; [[ケイローン|黒のアーチャー]] | ||
: 面識はないが、二回も隙を狙った狙撃を受けて重傷を負わされており、どうにも苦汁を舐めさせられた相手。 | : 面識はないが、二回も隙を狙った狙撃を受けて重傷を負わされており、どうにも苦汁を舐めさせられた相手。 | ||
; [[アタランテ|赤のアーチャー]] | ; [[アタランテ|赤のアーチャー]] | ||
− | : | + | : マスターを目の前で殺した女。 |
− | : | + | : しかしその彼女が受け入れてしまったため「怨霊達は完全には浄化されず憎しみの感情だけが残留し、同調したアーチャーと共に暴走する」という最悪の事態を引き起こした。 |
===Fate/Grand Order=== | ===Fate/Grand Order=== | ||
; [[ナーサリー・ライム]] | ; [[ナーサリー・ライム]] | ||
− | : 本編実装に先駆けてクリスマスイベントで共演。「クリスマスの光に惹かれて迷い出て来た亡霊」として、生前に救いが無かった者同士([[ありす|厳密には異なる]] | + | : 本編実装に先駆けてクリスマスイベントで共演。「クリスマスの光に惹かれて迷い出て来た亡霊」として、生前に救いが無かった者同士([[ありす|厳密には異なる]]が)意気投合する。 |
: 最近やたらとお茶会に招待されるが、面白いものを見つけるとフラフラとどこか消えてしまうジャックは、ちょくちょくナーサリーに説教されるとか。 | : 最近やたらとお茶会に招待されるが、面白いものを見つけるとフラフラとどこか消えてしまうジャックは、ちょくちょくナーサリーに説教されるとか。 | ||
− | |||
; [[アステリオス]] | ; [[アステリオス]] | ||
− | : | + | : トナカイさん。 |
; [[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ]] | ; [[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ]] | ||
: 新しいお友達。 | : 新しいお友達。 | ||
: 年齢的に微妙に年上っぽいが、その年上らしさを微塵も感じさせない愛らしさが、ちょっと羨ましいらしい。 | : 年齢的に微妙に年上っぽいが、その年上らしさを微塵も感じさせない愛らしさが、ちょっと羨ましいらしい。 | ||
− | |||
; [[ポール・バニヤン]] | ; [[ポール・バニヤン]] | ||
: 『[[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]』では当初色々と酷い目に遭わされたものの、世話を焼いたのが功を奏して友好的な関係になっていった。 | : 『[[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]』では当初色々と酷い目に遭わされたものの、世話を焼いたのが功を奏して友好的な関係になっていった。 | ||
: 期間限定イベント『オール・ザ・ステイツメン! ~マンガで分かる合衆国開拓史~』でもナーサリーと共に面倒を見て友情を育んでいった。 | : 期間限定イベント『オール・ザ・ステイツメン! ~マンガで分かる合衆国開拓史~』でもナーサリーと共に面倒を見て友情を育んでいった。 | ||
− | |||
− | |||
; [[名も無きマスター]] | ; [[名も無きマスター]] | ||
: 期間限定イベント『オール・ザ・ステイツメン! ~マンガで分かる合衆国開拓史~』の特異点におけるマスター。 | : 期間限定イベント『オール・ザ・ステイツメン! ~マンガで分かる合衆国開拓史~』の特異点におけるマスター。 | ||
: ハンバーグを作ってくれたりレシピを教えてくれたりするくらいの交流はあったはずなのだが、ウィスコンシンに放り出してシカゴに行ってしまった彼女を追いかけて行った先でのバニヤンへの仕打ちに激昂。 | : ハンバーグを作ってくれたりレシピを教えてくれたりするくらいの交流はあったはずなのだが、ウィスコンシンに放り出してシカゴに行ってしまった彼女を追いかけて行った先でのバニヤンへの仕打ちに激昂。 | ||
: 最後には助けを求める彼女を'''「あなたはおかあさんじゃない」'''というジャックにとっての最大の拒絶の言葉とともに見捨てた。 | : 最後には助けを求める彼女を'''「あなたはおかあさんじゃない」'''というジャックにとっての最大の拒絶の言葉とともに見捨てた。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
===その他=== | ===その他=== | ||
204行目: | 170行目: | ||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
− | === Fate/Apocrypha === | + | ==== Fate/Apocrypha ==== |
; ――生きたいよね?<br> ――生きたい。<br> ―――うん、分かったよ。契約しよう、<RUBY><RB>おかあさん</RB><RT>マスター</RT></RUBY>。 | ; ――生きたいよね?<br> ――生きたい。<br> ―――うん、分かったよ。契約しよう、<RUBY><RB>おかあさん</RB><RT>マスター</RT></RUBY>。 | ||
: 生きているという実感が霧のように薄い玲霞。生きていた、と言えるかどうかすら定かではないジャック。<br>二人は運命的な出会いを果たす。 | : 生きているという実感が霧のように薄い玲霞。生きていた、と言えるかどうかすら定かではないジャック。<br>二人は運命的な出会いを果たす。 | ||
229行目: | 195行目: | ||
=== Fate/Grand Order === | === Fate/Grand Order === | ||
− | |||
; 「此よりは地獄。わたしたちは炎、雨、力――――殺戮をここに。『<ruby><rb>解体聖母</rb><rt>マリア・ザ・リッパー</rt></ruby>』――――!!」 | ; 「此よりは地獄。わたしたちは炎、雨、力――――殺戮をここに。『<ruby><rb>解体聖母</rb><rt>マリア・ザ・リッパー</rt></ruby>』――――!!」 | ||
: 宝具発動。『Apocrypha』での詠唱に後半部分が追加されている。 | : 宝具発動。『Apocrypha』での詠唱に後半部分が追加されている。 | ||
− | |||
;「んー……やっぱり、やだな。あなたって、立派な魔術師さんなんだもの。」<br />「わたしたち、あなたが大嫌い! あ、<ruby><rb>おかあさん</rb><rt>マスター</rt></ruby>は大丈夫だよ!」<br />「へっぽこだからね!」 | ;「んー……やっぱり、やだな。あなたって、立派な魔術師さんなんだもの。」<br />「わたしたち、あなたが大嫌い! あ、<ruby><rb>おかあさん</rb><rt>マスター</rt></ruby>は大丈夫だよ!」<br />「へっぽこだからね!」 | ||
− | : | + | :コラボ『Apocrypha/Inheritance of Glory』で[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア|ダーニック]]および主人公に対して。 |
− | : | + | :サーヴァントの評価としてはかなり辛辣だが、「素人でごめんね!」と半ばやけ気味の主人公に対して「だからすきー!」と無邪気に返すなど、悪気は全くなく好意的な言葉でもあるのがわかる。 |
− | : | + | :実際にそれ以前でも主人公を一目見るなり『おかあさん?』と呼び、ジャックを知るジークは主人公への懐き様に驚いている。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== メモ == | == メモ == | ||
*『[[Fate/strange fake]]』にも同じ真名の[[ジャック・ザ・リッパー (Fake)|バーサーカー]]が登場するが、全く別の存在。『fake』のジャックは「狂気の象徴」、『Apocrypha』のジャックは「数万以上の見捨てられた子供たちの怨念」である。 | *『[[Fate/strange fake]]』にも同じ真名の[[ジャック・ザ・リッパー (Fake)|バーサーカー]]が登場するが、全く別の存在。『fake』のジャックは「狂気の象徴」、『Apocrypha』のジャックは「数万以上の見捨てられた子供たちの怨念」である。 | ||
− | ** | + | **彼女自身もバーサーカーとしての適正を持っており、そのクラスで召喚された場合、常に宝具で身を隠しながら魔力があるものを片っ端に解体して食らう「霧の怪物」となる。だが『[[TYPE-MOONエース]]9』掲載のFateシリーズ作品作家鼎談において、成田良悟氏と東出祐一郎氏の間ですり合わせが行われ、「アサシンで召喚した時のみ『Apocrypha』のジャックが現れ、バーサーカーのクラスで召喚すると『fake』でのジャックが出る」「『fake』のジャックが少女の姿に変身しようとすると『Apocrypha』のジャックの姿になってしまう」ということになった。 |
− | ** | + | **後に「ジャック・ザ・リッパー」という存在が無限の可能性を持つ存在であることが明らかになった。つまり、召喚するマスター、土地、クラスによって別々の「ジャック・ザ・リッパー」が召喚されることになる。「ジャック・ザ・リッパー」はいわば人類史におけるブラックボックスであるために、本当の「ジャック・ザ・リッパー」はどれが本物なのかはもはや判別不能となっている。 |
**そのため『Grand Order』では『fake』のジャックが登場するの可能性も十分にありえるが、一方で同作の幕間の物語「ジャック・キルズ・ジャック」にて他の「ジャック・ザ・リッパー」を容赦なく倒していたことから、彼女と他のジャックが会えば、介入無くしては殺し合いになる可能性がかなり高い。 | **そのため『Grand Order』では『fake』のジャックが登場するの可能性も十分にありえるが、一方で同作の幕間の物語「ジャック・キルズ・ジャック」にて他の「ジャック・ザ・リッパー」を容赦なく倒していたことから、彼女と他のジャックが会えば、介入無くしては殺し合いになる可能性がかなり高い。 | ||
− | *「解体聖母」が最大の効果を発揮する「女性」は、赤の陣営の[[セミラミス|アサシン]]、[[アタランテ|アーチャー]]、[[モードレッド|セイバー]]、黒の陣営の[[セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア|セレニケ]]、[[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|フィオレ]]、[[フランケンシュタイン|バーサーカー]]、中立陣営の[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]の計7名。<br> | + | *「解体聖母」が最大の効果を発揮する「女性」は、赤の陣営の[[セミラミス|アサシン]]、[[アタランテ|アーチャー]]、[[モードレッド|セイバー]]、黒の陣営の[[セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア|セレニケ]]、[[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|フィオレ]]、[[フランケンシュタイン|バーサーカー]]、中立陣営の[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]の計7名。<br>ただし、発動にはある程度の時間が必要という欠点もあるようで、彼女達と実際に対峙しても「夜」の条件がある事も含めて絶対勝利出来る訳ではない(事実、赤のセイバーもフィオレも暗黒霧都の影響下に陥りながら生還しているうえ、ルーラーに至っては完全な条件で決められたにも関わらず殆ど効果がなかった)。 |
+ | |||
*『[[Fate/Apocrypha|Apocrypha]]』の主人公[[ジーク]]とは最終的な敵である[[天草四郎時貞|シロウ]]以上に対照的なキャラクター。<br>3巻解説で『[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]』の作者・桜井光は「触れる者達にさえ眩しささえ感じさせながら成長していくジークと、苦痛と死を撒く邪そのものでありながら無邪気なまでに寄り添う母と共に歩むジャック。幼さという共通点を持ちながら、相反して並び立つ両者。一方は数多くの想いや仲間たちと共に、もう一方はただ一つの母だけを傍らに。生き残るのは、果たしてどちらの純粋さか」と2人を対比したコメントを寄せていた。 | *『[[Fate/Apocrypha|Apocrypha]]』の主人公[[ジーク]]とは最終的な敵である[[天草四郎時貞|シロウ]]以上に対照的なキャラクター。<br>3巻解説で『[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]』の作者・桜井光は「触れる者達にさえ眩しささえ感じさせながら成長していくジークと、苦痛と死を撒く邪そのものでありながら無邪気なまでに寄り添う母と共に歩むジャック。幼さという共通点を持ちながら、相反して並び立つ両者。一方は数多くの想いや仲間たちと共に、もう一方はただ一つの母だけを傍らに。生き残るのは、果たしてどちらの純粋さか」と2人を対比したコメントを寄せていた。 | ||
*母親に見捨てられ愛されなかった存在が根底にあるためか「母親」としての愛を強く求めている。その事もあり、'''マスターの事は性別関係なしに「おかあさん」と呼んでいる'''。 | *母親に見捨てられ愛されなかった存在が根底にあるためか「母親」としての愛を強く求めている。その事もあり、'''マスターの事は性別関係なしに「おかあさん」と呼んでいる'''。 | ||
+ | |||
*サーヴァントが自らの意思で令呪で自害を命じられる前に、マスター(召喚者)から令呪を奪い殺害するという行為は、これまでのシリーズでは前代未聞だった。 | *サーヴァントが自らの意思で令呪で自害を命じられる前に、マスター(召喚者)から令呪を奪い殺害するという行為は、これまでのシリーズでは前代未聞だった。 | ||
− | **以前にも[[言峰綺礼|別のマスター]]が[[バゼット・フラガ・マクレミッツ|本来のマスター]]から令呪を奪ったり、サーヴァントが自身のマスターを殺害という事態は存在したが、[[クー・フーリン|前者]] | + | **以前にも[[言峰綺礼|別のマスター]]が[[バゼット・フラガ・マクレミッツ|本来のマスター]]から令呪を奪ったり、サーヴァントが自身のマスターを殺害という事態は存在したが、[[クー・フーリン|前者]]は元のマスターが騙し討ちに遭ったという背景があり、[[メディア|後者]]は令呪を消費させてから殺害している。サーヴァントが令呪を使われる前に召喚者を殺害し、生贄に令呪を移植してマスターとしたというケースは彼女が唯一である。 |
***後に、令呪で自害を命じられる前に、自らの意思でマスターから令呪を奪った[[森長可|バーサーカー]]も登場した。 | ***後に、令呪で自害を命じられる前に、自らの意思でマスターから令呪を奪った[[森長可|バーサーカー]]も登場した。 | ||
− | * | + | |
+ | *彼女が起こした殺人事件は日本でもルーマニアでも一般に報道されている。<br>彼女の持つ「情報抹消」もあって、[[ジル・ド・レェ]]の様に現場に魔術の痕跡を残したり、多くの一般人に目撃されたり、白昼堂々行動したりということはないため魔術協会・聖堂協会共に彼女の犯行に気づいていなかった。<br>結局、協会がサーヴァントの仕業と考え始めたのはシギショアラに派遣された魔術師達が皆殺しにされたという報道がされ、「ジャック・ザ・リッパー、ルーマニアで復活」と大々的に報道されてしまった後であった。<br>しかし一般的な感性では、「被害者が皆鋭利な刃物で心臓を抜き取られており、被害者は十人以上で同じ場所に居たのにも関らず、極めて犯行時間が短かったため、証拠はおろか目撃者すら存在しない」事件は'''異常'''というしかない。<br>殺害方法は余りに残忍なため省かれているものの、一般の報道でもこの事件の詳細は伝えられており、一切のフォローがされていない。<br>にも関わらずこの動きの遅さは致命的である。ユグドミレニアの反乱と聖杯大戦で混乱していたのもあるのだろうが……。 | ||
*オンラインゲーム版『Apocrypha』での設定身長および体重は150cm、45kg。小説版執筆にあたって近衛氏によって現在の身長・体重が再設定されたのだが、プロフィールの更新を忘れてしまっていたために旧設定が書籍版『Apocrypha』、『Grand Order』にも残ってしまっていた。現在は修正されており『Grand Order』ではそれに合わせたバトルキャラの微調整も行われた。 | *オンラインゲーム版『Apocrypha』での設定身長および体重は150cm、45kg。小説版執筆にあたって近衛氏によって現在の身長・体重が再設定されたのだが、プロフィールの更新を忘れてしまっていたために旧設定が書籍版『Apocrypha』、『Grand Order』にも残ってしまっていた。現在は修正されており『Grand Order』ではそれに合わせたバトルキャラの微調整も行われた。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
== 話題まとめ == | == 話題まとめ == | ||
268行目: | 228行目: | ||
: 産業革命によって工業力が飛躍的に向上したイギリスだが、同時に公害という新たな社会問題が発生するようになる。中でもスモッグの被害は深刻で、多くの犠牲者を出してきたにも関わらず、具体的な対策は何ひとつ取られなかった。 | : 産業革命によって工業力が飛躍的に向上したイギリスだが、同時に公害という新たな社会問題が発生するようになる。中でもスモッグの被害は深刻で、多くの犠牲者を出してきたにも関わらず、具体的な対策は何ひとつ取られなかった。 | ||
: 1950年12月に発生したスモッグはかつてないほど大規模なもので、1ヶ月余りで2万人以上の死者を出す大惨事となった。これは戦争レベル、もしくはそれ以上の数値であり、日本で「交通戦争」と呼ばれた昭和三十年代と六十年代でさえ'''年間で'''一万人ちょっとの死者数である事を考えればいかにとんでもない数であるか分かる。 | : 1950年12月に発生したスモッグはかつてないほど大規模なもので、1ヶ月余りで2万人以上の死者を出す大惨事となった。これは戦争レベル、もしくはそれ以上の数値であり、日本で「交通戦争」と呼ばれた昭和三十年代と六十年代でさえ'''年間で'''一万人ちょっとの死者数である事を考えればいかにとんでもない数であるか分かる。 | ||
− | + | ||
− | |||
; フィギュア | ; フィギュア | ||
: 『Fate/Apocrypha』のキャラクターの中ではジャンヌ・ダルクと一二を争う早さで立体化された。 | : 『Fate/Apocrypha』のキャラクターの中ではジャンヌ・ダルクと一二を争う早さで立体化された。 | ||
276行目: | 235行目: | ||
== 関連商品 == | == 関連商品 == | ||
− | <amazon>B00RE2JNKK</amazon><amazon>B077J2TMX5</amazon | + | <amazon>B00RE2JNKK</amazon><amazon>B077J2TMX5</amazon> |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== リンク == | == リンク == | ||
290行目: | 242行目: | ||
{{DEFAULTSORT:しやつく さ りつはあ あほくりふあ}} | {{DEFAULTSORT:しやつく さ りつはあ あほくりふあ}} | ||
− | |||
[[Category:登場人物さ行]] | [[Category:登場人物さ行]] | ||
[[Category:サーヴァント]] | [[Category:サーヴァント]] | ||
296行目: | 247行目: | ||
[[Category:Fate/Apocrypha]] | [[Category:Fate/Apocrypha]] | ||
[[Category:Fate/Grand Order]] | [[Category:Fate/Grand Order]] | ||
− | |||
[[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]] | [[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]] | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
[[Category:カプセルさーばんと]] | [[Category:カプセルさーばんと]] | ||
[[Category:ちびちゅき!]] | [[Category:ちびちゅき!]] | ||
− | |||
− |