「タマモヴィッチ・コヤンスカヤ」を編集中
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{{サーヴァント概要 | {{サーヴァント概要 | ||
| 本名 = タマモヴィッチ・コヤンスカヤ | | 本名 = タマモヴィッチ・コヤンスカヤ | ||
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| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | ||
| 声優 = 斎藤千和 | | 声優 = 斎藤千和 | ||
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:最終的に[[スルト]]の復活とオフェリアの顛末を見届けて北欧異聞帯から撤退した。 | :最終的に[[スルト]]の復活とオフェリアの顛末を見届けて北欧異聞帯から撤退した。 | ||
:『人智統合真国 シン』では、自分のプレゼントを律儀に身につけていた[[ゴルドルフ・ムジーク]]の縁を使って[[彷徨海]]に侵入、主人公宛の毒入りケーキで主人公の毒殺を試みるも、ゴルドルフが先に見つけて半分食べてしまったため予定が狂い、解毒の見込みが唯一ある中国異聞帯に先んじて移動<ref group = "注">「中国異聞帯なら解毒できる」という条件は別に意図したものではなく、自身の得意とする仙術由来の毒を使った結果そうなってしまったため。</ref>。これまで同様傍観者の姿勢をとるが、途中で[[始皇帝]]に敵視されてしまい、捕縛され力を削ぐための拷問を受ける。程なくして、同じ場所に収容されたカルデア職員を救出するために現れた主人公らによって解毒と引き換えに救出され、「敵の敵は味方」理論によりまさかのカルデアとの共闘体制となった。最終的には自身の安全優先で雲隠れしたものの、こっそりシャドウ・ボーダーに侵入して不足分の解毒薬<ref group = "注">救出された時点で手持ちの解毒薬を譲渡したが、自分用の一人分しか持っていなかったため、主人公の解毒は改めて解毒薬を調達するまで先送りとなっていた。</ref>を置いていく形で約束は果たした。 | :『人智統合真国 シン』では、自分のプレゼントを律儀に身につけていた[[ゴルドルフ・ムジーク]]の縁を使って[[彷徨海]]に侵入、主人公宛の毒入りケーキで主人公の毒殺を試みるも、ゴルドルフが先に見つけて半分食べてしまったため予定が狂い、解毒の見込みが唯一ある中国異聞帯に先んじて移動<ref group = "注">「中国異聞帯なら解毒できる」という条件は別に意図したものではなく、自身の得意とする仙術由来の毒を使った結果そうなってしまったため。</ref>。これまで同様傍観者の姿勢をとるが、途中で[[始皇帝]]に敵視されてしまい、捕縛され力を削ぐための拷問を受ける。程なくして、同じ場所に収容されたカルデア職員を救出するために現れた主人公らによって解毒と引き換えに救出され、「敵の敵は味方」理論によりまさかのカルデアとの共闘体制となった。最終的には自身の安全優先で雲隠れしたものの、こっそりシャドウ・ボーダーに侵入して不足分の解毒薬<ref group = "注">救出された時点で手持ちの解毒薬を譲渡したが、自分用の一人分しか持っていなかったため、主人公の解毒は改めて解毒薬を調達するまで先送りとなっていた。</ref>を置いていく形で約束は果たした。 | ||
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;人物 | ;人物 | ||
:有能な秘書感を漂わせているものの本性は残忍非情な模様。趣味は人間の剥製を作って飾る事。 | :有能な秘書感を漂わせているものの本性は残忍非情な模様。趣味は人間の剥製を作って飾る事。 | ||
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:また「単独顕現」により、異聞帯から異聞帯に転移する事が可能で、霜の巨人やクリチャーチを他の異聞帯に連れて行くこともできる。自身の髪に息を吹きかけるだけで霜の巨人を出している。 | :また「単独顕現」により、異聞帯から異聞帯に転移する事が可能で、霜の巨人やクリチャーチを他の異聞帯に連れて行くこともできる。自身の髪に息を吹きかけるだけで霜の巨人を出している。 | ||
:出自故か仙術に属する技を使いこなし、毒薬「仙衰冥脈」を作り出したり、房中術の類いも使用可能。 | :出自故か仙術に属する技を使いこなし、毒薬「仙衰冥脈」を作り出したり、房中術の類いも使用可能。 | ||
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===NFFサービス=== | ===NFFサービス=== | ||
:2017年6月頃から活動し始めたロシアのPMC。NFFとは、「ナイン・フォックス・ファウンデーション」の略称である。 | :2017年6月頃から活動し始めたロシアのPMC。NFFとは、「ナイン・フォックス・ファウンデーション」の略称である。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
===Fateシリーズ=== | ===Fateシリーズ=== | ||
+ | ; [[Fate/EXTRA CCC]] | ||
+ | :名前は直接登場していないが、タマモナインの一人として登場。 | ||
; [[Fate/Grand Order]] | ; [[Fate/Grand Order]] | ||
− | : | + | :第2部のプロローグで、敵対勢力として登場。 |
===その他=== | ===その他=== | ||
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===Fate/Grand Order=== | ===Fate/Grand Order=== | ||
; [[異星の神]] | ; [[異星の神]] | ||
− | : | + | : 直属の上司。 |
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; [[グレゴリー・ラスプーチン]] | ; [[グレゴリー・ラスプーチン]] | ||
− | : | + | :同じく異星の神に使役されているサーヴァント。共謀しカルデアを制圧した。また、お手製の魔術近代兵器RPGを渡している模様。 |
;[[蘆屋道満]] | ;[[蘆屋道満]] | ||
− | : | + | :異星の神に仕えるモノ同士。どういう訳か、インド異聞帯から離れようとしない彼に呆れている他、「クソ坊主」と呼んで嫌っている。 |
;[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]] | ;[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]] | ||
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;[[カドック・ゼムルプス]] | ;[[カドック・ゼムルプス]] | ||
:クリプターの一人。殺戮猟兵の指揮権の一部を移譲してもらい、彼の手助けをしつつ自分の「趣味」にいそしんでいる。 | :クリプターの一人。殺戮猟兵の指揮権の一部を移譲してもらい、彼の手助けをしつつ自分の「趣味」にいそしんでいる。 | ||
− | : | + | :彼女自身はあくまでも異星の神の直属であるので、あくまでも手助けであり彼自身の為に尽くしているわけではない。 |
;[[オフェリア・ファムルソローネ]] | ;[[オフェリア・ファムルソローネ]] | ||
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:自身の素性を把握されている上に、相手の「顔」が見えないため内心を推し量れないという点で天敵に近い相手。 | :自身の素性を把握されている上に、相手の「顔」が見えないため内心を推し量れないという点で天敵に近い相手。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[玉藻の前]] |
− | : | + | :自身のオリジナル。彼女から完全に独立し、新たな九尾の狐になる事を目論んでいる。 |
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− | ;[[ | + | ;[[タマモキャット]] |
− | : | + | :タマモナインの一人。当然だが、仲は悪い。 |
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− | === | + | === Fate/EXTRA CCC === |
− | ; | + | ;[[主人公 (EXTRA)]] |
− | : | + | :タマモナインの一人なので、当然、彼/彼女への想いを持っている。 |
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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:この声を通信越しに聴いたゴルドルフ曰く「蜂蜜に蜂蜜をかけ、さらにアイスを乗せた後にやはり蜂蜜をかけて焼いたような甘い声」。 | :この声を通信越しに聴いたゴルドルフ曰く「蜂蜜に蜂蜜をかけ、さらにアイスを乗せた後にやはり蜂蜜をかけて焼いたような甘い声」。 | ||
:アコギな商売だと思われていたり憎たらしい視線を村のヤガ達に向けられている自覚はコヤンスカヤにもあり、その上でふてぶてしくボロい商売を笑顔で行う。 | :アコギな商売だと思われていたり憎たらしい視線を村のヤガ達に向けられている自覚はコヤンスカヤにもあり、その上でふてぶてしくボロい商売を笑顔で行う。 | ||
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;「体も醜ければ心も貧しい。機転もきかない、空気も読めない―――<br> ほんとう、つまらない歴史になったわね、アナタたち。<br> 動物と人間を掛け合わせるなんて愚策も愚策よ。動物の無垢さも、人間の豊かさも失われた。<br> 互いの良いところを打ち消しただけの、ただの環境適応で『新種』とか笑わせるわ。」 | ;「体も醜ければ心も貧しい。機転もきかない、空気も読めない―――<br> ほんとう、つまらない歴史になったわね、アナタたち。<br> 動物と人間を掛け合わせるなんて愚策も愚策よ。動物の無垢さも、人間の豊かさも失われた。<br> 互いの良いところを打ち消しただけの、ただの環境適応で『新種』とか笑わせるわ。」 | ||
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;「私を虚海に連れてって♥」 | ;「私を虚海に連れてって♥」 | ||
− | :第二部四章より。[[アシュヴァッターマン]]に戦いを挑むも返り討ちにされてしまい、異聞帯勢力と敵対したことでカリ・ユガによる消滅を避ける必要が出たが諸々の理由により自力での脱出ができないため、ボロボロの状態で'''ヒッチハイクの如く、この文字列が書かれた紙を掲げてカルデアにアピール(ギャグ顔・専用立ち絵)''' | + | :第二部四章より。[[アシュヴァッターマン]]に戦いを挑むも返り討ちにされてしまい、異聞帯勢力と敵対したことでカリ・ユガによる消滅を避ける必要が出たが諸々の理由により自力での脱出ができないため、ボロボロの状態で'''ヒッチハイクの如く、この文字列が書かれた紙を掲げてカルデアにアピール(ギャグ顔・専用立ち絵)'''。うまいこと主人公らとボーダーの予定合流地点に陣取ったことで無理に無視することを難しくし、ヒッチハイクに成功した。 |
:元ネタはおそらく映画の『私をスキーに連れてって』と思われるが、『虚海』の読み仮名が『きょうかい』なので別の意味に捉えたプレイヤーも居た模様。 | :元ネタはおそらく映画の『私をスキーに連れてって』と思われるが、『虚海』の読み仮名が『きょうかい』なので別の意味に捉えたプレイヤーも居た模様。 | ||
== メモ == | == メモ == | ||
− | * | + | *帽子やイヤリングに狐マークや、声優と絵師の組み合わせからタマモナインの一人ではないかと推測されている。 |
**そもそも「コヤンスカヤと言う名前自体がコヤンスカヤ→ko ya n su ka ya→ya na kya su ko→'''嫌な[[玉藻の前|キャス狐]]'''のアナグラムでは」とユーザー間で噂されている。 | **そもそも「コヤンスカヤと言う名前自体がコヤンスカヤ→ko ya n su ka ya→ya na kya su ko→'''嫌な[[玉藻の前|キャス狐]]'''のアナグラムでは」とユーザー間で噂されている。 | ||
− | *** | + | ***その他かなりこじつけくさくなるが、伝承において玉藻の前に誑かされた鳥羽上皇の史実における皇后藤原泰子の院号は「高陽院(かやのいん)」であり、これもコヤンスカヤの由来アナグラム説を挙げる考察もあった。 |
− | + | **ロシア異聞帯での登場時からTV・コヤンスカヤと名乗っていたが、中国異聞帯で本名が'''タマモヴィッチ・コヤンスカヤ'''と判明。タマモナインの一人に「敏腕美人秘書タマモヴィッチ」という存在が居たため、タマモナインであることがほぼ確定した。 | |
− | **ロシア異聞帯での登場時からTV・コヤンスカヤと名乗っていたが、中国異聞帯で本名が'''タマモヴィッチ・コヤンスカヤ''' | + | **中国異聞帯で[[荊軻]]からアルターエゴである旨が語られており、それが事実であるならこれも彼女がタマモナインの一角であることを裏付ける傍証となる、 |
− | **中国異聞帯で[[荊軻]] | + | **その後のイベントにおいても、明言こそしていないものの「タマモ属の株を下げる」として同じタマモナインの[[タマモキャット]]には嫌われていることが示唆されている。 |
− | ** | + | ***なお、彼女が所属しているÑFFサービスも、正式名称は「ナイン・フォックス・ファウンデーション」であり、どう見てもタマモナイン関連である。 |
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*初登場から早々、作中での所業からその存在は大いに賛否が分かれるキャラクターとなった。カルデアの襲撃や二部一章でのヤガの仲間割れを誘ったことももさることながら、フォウを踏みつけた事が特に槍玉にあがっている。 | *初登場から早々、作中での所業からその存在は大いに賛否が分かれるキャラクターとなった。カルデアの襲撃や二部一章でのヤガの仲間割れを誘ったことももさることながら、フォウを踏みつけた事が特に槍玉にあがっている。 | ||
**しかし、主人公を煽っていたとはいえフォウが先に執拗にタックルという手を出してきた事や、カルデア襲撃も猟兵が勝手に暴れただけで彼女はあくまでカルデアの英霊霊基のデータが目的(「無差別に殺して探しにくくなった」と彼らに愚痴っている)、ヤガの仲間割れにしても事前に「人としても獣としても良さを捨てた」と嘆いて失望している様子から、「コヤンスカヤは正当防衛で別に悪くない」「大局的な見地から見ると、彼女は「汎人類史の敵」とは言い切れない行動が多い」という擁護意見もある。 | **しかし、主人公を煽っていたとはいえフォウが先に執拗にタックルという手を出してきた事や、カルデア襲撃も猟兵が勝手に暴れただけで彼女はあくまでカルデアの英霊霊基のデータが目的(「無差別に殺して探しにくくなった」と彼らに愚痴っている)、ヤガの仲間割れにしても事前に「人としても獣としても良さを捨てた」と嘆いて失望している様子から、「コヤンスカヤは正当防衛で別に悪くない」「大局的な見地から見ると、彼女は「汎人類史の敵」とは言い切れない行動が多い」という擁護意見もある。 | ||
− | ***彼女の存在は[[玉藻の前| | + | ***彼女の存在は[[玉藻の前|オリジナル]]のファンの間でも中々に意見が割れているが、元々『CCC』にて根源たる「金毛白面」が「あれは今たまたま善性が表に出ているだけ」「いつ怪物になるか分からぬ、いつ破滅を呼ぶか分からぬ災害」と述べていた事実もあり、彼女の存在が「玉藻の悪性」と見られており「それでも、最後まで一緒にいる」「どんな姿でもキャスターが好きだよ」の選択肢を選んだイケメン魂な古参ファンからは既に覚悟が完了されている感もあって彼女に好意的なファンも多い。 |
− | *** | + | ***「異星の神の直属」という宣言についても、仮に彼女が玉藻の分かたれた分体の一人であるならば[[セファール|一万四千年前の地球の神々の屈辱]]を忘れているとは考えにくく、「地球人類を守る為の二重スパイ」説を唱えるファンもいる。 |
− | *『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』で[[カイニス]]に「『愛玩』のケモノ」と称されたため、[[ビースト]] | + | ***『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』で[[カイニス]]に「『愛玩』のケモノ」と称されたため、[[ビースト]]なのではないかと推測されており、異聞帯を移動できるのは「単独顕現」によるものではないかと考察されている。 |
− | + | *プレイアブルとしての実装どころか戦闘にすら登場していないキャラクターだが、第二部各章で姿を現すたびに毎回違う衣装で登場するため、立ち絵のバリエーションはマシュに次いで多い。 | |
− | + | **序章での秘書服、第一章・第二章での防寒着、第三章でのチャイナドレス、第四章でのインド衣装の4種。第2部のメインビジュアル左上に描かれているライダースーツ調のアサシンもコヤンスカヤだとしたら今後この立ち絵で登場する事が予想されるため、5種類目になる。また、インド衣装はヴェールの有無や「虚海に連れてって」バージョン、秘書服は巨大なライフルを構えたバージョンもあるため、表情差分以外の細かな差異もかなりある。 | |
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== 話題まとめ == | == 話題まとめ == | ||
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:『人智統合真国 シン』で[[始皇帝]]からその正体は「妲己」であると指摘されているが、芥ヒナコからは「貴方と同じ女狐が大嫌い」「どんな流転をしたのかは知らないが今回は随分と回りくどい顕現」と言われており、完全に妲己本人なのかは疑問が残る。 | :『人智統合真国 シン』で[[始皇帝]]からその正体は「妲己」であると指摘されているが、芥ヒナコからは「貴方と同じ女狐が大嫌い」「どんな流転をしたのかは知らないが今回は随分と回りくどい顕現」と言われており、完全に妲己本人なのかは疑問が残る。 | ||
:そもそも本体である[[玉藻の前]]も幕間の物語「物騒な人々」で[[哪吒]]に妲己扱いされているので、それと同じ事例という可能性もある。 | :そもそも本体である[[玉藻の前]]も幕間の物語「物騒な人々」で[[哪吒]]に妲己扱いされているので、それと同じ事例という可能性もある。 | ||
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==脚注== | ==脚注== | ||
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[[Category:Fate/Grand Order]] | [[Category:Fate/Grand Order]] | ||
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