「トーマス・エジソン」を編集中
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− | + | ==キャスター== | |
− | + | * 真名:トーマス・エジソン | |
− | + | * 身長:182cm / 体重:88kg (生前とは肉体組成からして異なるため、身長・体重も変化している) | |
− | + | * 出典:史実 | |
− | + | * 地域:北米 | |
− | + | * 属性:秩序・中庸 / 隠し属性:人 | |
− | + | * 性別:男性 | |
− | + | * CV:寺島拓篤 | |
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「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。 | 「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。 | ||
;略歴 | ;略歴 | ||
− | :『[[Fate/Grand Order]] | + | :『[[Fate/Grand Order]]』第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』では西暦1783年のアメリカに召喚され、世界を滅ぼそうとするケルトに対抗する陣営のトップとして行動している。 |
− | : | + | :本来なら対抗する立ち位置にある歴代のアメリカ大統領は自分たちが全員顕現しても勝てないと悟り、力を一人に集約させる為に最高の知名度を持つエジソンを選んだ結果、現在の姿になった。 |
− | : | + | :当初は大量に召喚された勇猛なケルト兵を主力として大陸を蹂躙するケルト軍への対抗意識から、武器や戦力の大量生産や過酷な労働、即戦力になる機械化兵士の投入に基づいた近代的な物量作戦で戦いを挑み、ケルト軍の侵攻を食い止めていた。しかし、使える資源も人材も限られ、戦力の質や数でもケルト軍に劣る自軍が、戦い慣れした強力な兵士やモンスターを短時間かつノーコストで無限に召喚できる聖杯を擁したケルト軍相手に自分のやり方だけで勝利するのは流石に厳しく、辛うじて戦線を維持しながらも少しずつ確実に追い込まれる。 |
− | : | + | :だが、そこまで厳しい状況に陥ってもなお彼は自身の得意分野である大量生産で負けを認める事が出来なかったため、方針転換に踏み切れずにいた。更に、自身に力を貸していた歴代アメリカ大統領の意志や使命に影響されすぎている節が所々あり、当初は「聖杯を奪取したらアメリカを世界から切り離して他の時代とは違う時間軸に移転させる事で人理焼却から守り、独立した永遠の国にする。結果的に人理や他の時代が滅びるような事があっても自国を守る事が最優先なのだから仕方ない」と、アメリカさえ存続さえ出来れば他の地域や時代がどうなろうと知った事ではないというスタンスであったため、世界や人理を守る為に戦おうという考えは微塵も持っていなかった。 |
− | :序盤では最終目的の違いから[[主人公 (Grand Order)|主人公]] | + | :序盤では最終目的の違いから[[主人公 (Grand Order)|主人公]]一行と反目関係になってしまい、彼らが自分達の元を去った後もそのまま自分のやり方を貫き続けてきたが、最終的には[[ナイチンゲール]]と[[主人公 (Grand Order)|主人公]]一行、自軍の仲間達の説得や協力によって柔軟な思考と人理の為に戦う意志を取り戻して立ち直り、その後は主人公一行と協力して人理修正の懸かった大戦争を最後の最後まで戦い抜き、見事人理を修正して見せた。 |
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅤの座を統括する[[魔神柱|兵装舎ハルファス]]と交戦する。 | :終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅤの座を統括する[[魔神柱|兵装舎ハルファス]]と交戦する。 | ||
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;人物 | ;人物 | ||
− | : | + | :筋骨隆々とした肉体に獅子の頭という異様な風貌をしている。一人称は「私」、「我々」(大統領たちの意識が入り込んでいる)。 |
:威風堂々として非常に尊大な性格。大雑把でどこか甘っちょろいが、常に前向きで暑苦しく、一度や二度の失敗ではへこたれない。 | :威風堂々として非常に尊大な性格。大雑把でどこか甘っちょろいが、常に前向きで暑苦しく、一度や二度の失敗ではへこたれない。 | ||
:スーパーブラック企業と全体主義が合体したかのごとき悪魔のような指導者であるためか、若干ワーカホリック気味なところがあり、自身が心がけている一日二十時間の労働をマスターにも要求してくるほど。 | :スーパーブラック企業と全体主義が合体したかのごとき悪魔のような指導者であるためか、若干ワーカホリック気味なところがあり、自身が心がけている一日二十時間の労働をマスターにも要求してくるほど。 | ||
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:独り言癖があり、廊下から部屋の中まで聞こえるほどうるさい。エレナからも注意されているが、治る気配はない。 | :独り言癖があり、廊下から部屋の中まで聞こえるほどうるさい。エレナからも注意されているが、治る気配はない。 | ||
;能力 | ;能力 | ||
− | : | + | :世界有数の知名度を誇るが、その新しさ故にサーヴァントとしての力量はやや劣る。『[[Fate/Grand Order]]』ではそれを補強するため、アメリカという国家を支えた歴代大統領が「エジソン」という概念を補強する一種の礼装として扱われたが、その方向性が割とブッ飛んでしまった形でパワーアップしてしまった。 |
:キャスタークラスではあるが魔術はまったく使用せず、主に電気の放出、自分の発明品の利用によって戦う。また筋骨隆々とした肉体で白兵戦を行うこともあるが、筋力はあまり高くない。 | :キャスタークラスではあるが魔術はまったく使用せず、主に電気の放出、自分の発明品の利用によって戦う。また筋骨隆々とした肉体で白兵戦を行うこともあるが、筋力はあまり高くない。 | ||
:斬新な発明をするよりも、先達の発明をより普及に適した形に再構築するという点において極めて優れており、まったく無関係の人物同士の宝具概念を繋ぎ合わせて新しい宝具を創造してしまうほど。 | :斬新な発明をするよりも、先達の発明をより普及に適した形に再構築するという点において極めて優れており、まったく無関係の人物同士の宝具概念を繋ぎ合わせて新しい宝具を創造してしまうほど。 | ||
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! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ||
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− | | [[キャスター]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || EX || E || EX || A || EX || 陣地作成:EX(D相当)<br/>道具作成:EX(D相当) || 一意専心:B<br /> | + | | [[キャスター]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || EX || E || EX || A || EX || 陣地作成:EX(D相当)<br/>道具作成:EX(D相当) || 一意専心:B<br />大量生産:A<br/>概念改良:A+<br />変化:C|| style="text-align:left"| |
|} | |} | ||
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:闇を照らし、消え去るはずの音を記録し、現実をありのままに映し出す装置を発明したエジソンによって、世界の隠秘は存在しないものになった。正確には「存在するのだが、それをエジソンが奪還した」という形になる。 | :闇を照らし、消え去るはずの音を記録し、現実をありのままに映し出す装置を発明したエジソンによって、世界の隠秘は存在しないものになった。正確には「存在するのだが、それをエジソンが奪還した」という形になる。 | ||
:隠されていた、秘められていたからこそ力を発揮したものを無造作に暴き立て、エネルギーでは計れない何かを零に固定する。民衆たちの神秘への信仰を零に貶める、「世界信仰強奪」対民宝具。 | :隠されていた、秘められていたからこそ力を発揮したものを無造作に暴き立て、エネルギーでは計れない何かを零に固定する。民衆たちの神秘への信仰を零に貶める、「世界信仰強奪」対民宝具。 | ||
− | : | + | :また、この宝具は暴走させることで自爆することが可能。 |
− | : | + | :『Fate/Grand Order』では、敵全体にダメージを与えつつ、クリティカル発生率をダウンさせ、宝具・スキル発動を1ターン封印する。 |
− | + | :ビジュアルは「二十○紀FOX」そっくりのEDISONロゴの上でポーズを決め、光ですべてを照らし出すという色々な意味で危険な代物。 | |
− | : | + | :エジソンはハリウッドとは確執があったはずだが、大丈夫なのだろうか。 |
− | : | ||
== 真名:トーマス・エジソン == | == 真名:トーマス・エジソン == | ||
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:もっとも、彼自身が独自に発明したものは意外に少なく、先達の発明をより普及に適した形に再構築するという点において極めて優れていた。 | :もっとも、彼自身が独自に発明したものは意外に少なく、先達の発明をより普及に適した形に再構築するという点において極めて優れていた。 | ||
:発明を普及させることによって人類の生活レベルを向上させた、という点において紛れもなく、彼は英雄であると言えよう。 | :発明を普及させることによって人類の生活レベルを向上させた、という点において紛れもなく、彼は英雄であると言えよう。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | === | + | ===Fate=== |
;[[Fate/Grand Order]] | ;[[Fate/Grand Order]] | ||
+ | * 〔キャスター〕キャラクターデザイン:pako / 設定作成:東出祐一郎 / レア度:☆4 | ||
: ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』クリア後ガチャに追加される。 | : ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』クリア後ガチャに追加される。 | ||
===その他=== | ===その他=== | ||
;[[ちびちゅき!]] | ;[[ちびちゅき!]] | ||
− | : | + | :お月見団子盗難事件にて、月へ行く方法についてノリノリで意見を出してきた。 |
:『Fate/Grand Order』とは異なり、体育祭では玄奘三蔵と並んで持久走が得意な様子を見せた。 | :『Fate/Grand Order』とは異なり、体育祭では玄奘三蔵と並んで持久走が得意な様子を見せた。 | ||
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;[[ニコラ・テスラ]] | ;[[ニコラ・テスラ]] | ||
:同時代の発明家。終生のライバル、不倶戴天の宿敵であり、嫌いなものとして名指しで挙げるほど。エジソン曰く「ミスター・すっとんきょう」。 | :同時代の発明家。終生のライバル、不倶戴天の宿敵であり、嫌いなものとして名指しで挙げるほど。エジソン曰く「ミスター・すっとんきょう」。 | ||
− | : | + | :ベルやバベッジとは節度を保った付き合いを心がけているというエジソンだがなぜかテスラだけは常に例外で、出くわす度に訳の分からない言いがかりで互いに貶し合ったり張り合ったりして殴り合いを始める。 |
− | : | + | :一方で5章において協力関係となった時では同じく電気を操るサーヴァントとして張り合いながらもその能力に関しては一目置いてる所もあり、必要ならばうまく協力し合う。しかし戦いが終わるとどちらが優れているのかで言い争いを始め、結局は殴り合いを始める事になる。 |
− | : | + | :同じカルデアに居る時でもそれは同じで、何かにつけて互いを貶したり喧嘩を売るような事を言ったりしては睨み合いになり、すぐに取っ組み合いを始めようとする。 |
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;[[チャールズ・バベッジ]] | ;[[チャールズ・バベッジ]] | ||
:同時代の発明家。テスラを相手にした場合とは違い、エジソンは彼とは節度を保った付き合いを心がけている。 | :同時代の発明家。テスラを相手にした場合とは違い、エジソンは彼とは節度を保った付き合いを心がけている。 | ||
:しかしエジソンは彼の宝具によって創造されるヘルタースケルターの技術を勝手に流用し、さらに「蒸気より電気」という考えで改造して機械化歩兵にしている。 | :しかしエジソンは彼の宝具によって創造されるヘルタースケルターの技術を勝手に流用し、さらに「蒸気より電気」という考えで改造して機械化歩兵にしている。 | ||
− | : | + | :第五章では、「破産するまでは負けじゃない」と彼自身の人生の失敗を皮肉ったようなメッセージをモールス信号で送り、現状の厳しさを受け止めて酷く落ち込むエジソンを応援した。 |
;[[エレナ・ブラヴァツキー]] | ;[[エレナ・ブラヴァツキー]] | ||
:生前の友人。彼女が主催していた神智学協会にも関わっている。 | :生前の友人。彼女が主催していた神智学協会にも関わっている。 | ||
− | : | + | :第五章では仲間として共に戦っていた、作中で彼の一番の理解者。エジソンの歪みを理解してなお王として認め、彼が落ち込んだ時も何度も叱咤して励ましていた。 |
− | :ただ、そんな彼女でも[[ニコラ・テスラ]] | + | :ただ、そんな彼女でも[[ニコラ・テスラ]]と顔を合わせる度に下らない内容の痴話喧嘩を始めてはヒートアップする彼の悪癖には呆れている模様。 |
;[[カルナ]] | ;[[カルナ]] | ||
− | : | + | :第五章で仲間として共に戦っていた。最初はエジソンがカルナに協力を請うた事で従っていたが、後にエジソンが改心した後は真に友人関係にもなった。 |
− | : | + | :彼によるとエジソンはかつての仲間であるドゥリーヨダナにどこか似ているらしく、どうも放っておけないらしい。 |
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;[[メディア]]、[[クー・フーリン]] | ;[[メディア]]、[[クー・フーリン]] | ||
− | : | + | :キャラクエストにて、彼女達の宝具を融合させ、新しい宝具「エジソン式ボルク・ブレイカー」を生み出そうとする。 |
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;[[エミヤ]] | ;[[エミヤ]] | ||
:宝具の改造に抵抗が無い者同士で意気投合する。 | :宝具の改造に抵抗が無い者同士で意気投合する。 | ||
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=== サーヴァント・ユニヴァース === | === サーヴァント・ユニヴァース === | ||
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=== もっとマンガで分かる!Fate/Grand Order === | === もっとマンガで分かる!Fate/Grand Order === | ||
− | ; | + | ;マンガで分かるライダー |
:睨まれて、月の格好をさせられ弾丸のような形をしたロケットの的にされるほど嫌われている。 | :睨まれて、月の格好をさせられ弾丸のような形をしたロケットの的にされるほど嫌われている。 | ||
=== 生前 === | === 生前 === | ||
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;グラハム・ベル | ;グラハム・ベル | ||
:同時代の発明家。エジソンも認める天才性の持ち主。 | :同時代の発明家。エジソンも認める天才性の持ち主。 | ||
:テスラを相手にした場合とは違い、エジソンは彼とは節度を保った付き合いを心がけているらしく、エジソンは「天才たちをうまく使ってこその社長」と述べている。 | :テスラを相手にした場合とは違い、エジソンは彼とは節度を保った付き合いを心がけているらしく、エジソンは「天才たちをうまく使ってこその社長」と述べている。 | ||
+ | <!-- | ||
;ワイアット・アープ | ;ワイアット・アープ | ||
:同世代の伝説の保安官。西部伝説のガンスリンガー。 | :同世代の伝説の保安官。西部伝説のガンスリンガー。 | ||
− | :生前に面識があり、英霊でもおかしくないと語っている。 | + | :生前に面識があり、英霊でもおかしくないと語っている。--> |
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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;「サーヴァント、キャスター。トーマス・アルバ・エジソンである!<br/> 顔のことは気にするな! これは! アメリカの象徴である!」 | ;「サーヴァント、キャスター。トーマス・アルバ・エジソンである!<br/> 顔のことは気にするな! これは! アメリカの象徴である!」 | ||
:召喚時。最初から尊大さ全開。そして、気にするなと言われてもやはり気になる。 | :召喚時。最初から尊大さ全開。そして、気にするなと言われてもやはり気になる。 | ||
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;「バッドテイスト? いいか、一つだけ、言っておく。<br/> 私の前で……ニコラ・テスラの話はするな! 断じてなぁ!!」 | ;「バッドテイスト? いいか、一つだけ、言っておく。<br/> 私の前で……ニコラ・テスラの話はするな! 断じてなぁ!!」 | ||
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:ニコラ・テスラ所属時。即座に喧嘩を売る気満々。 | :ニコラ・テスラ所属時。即座に喧嘩を売る気満々。 | ||
:向こうからしても「悪鬼」呼ばわりしているため、顔を突き合わせた瞬間に争いが勃発すること必至であろう。 | :向こうからしても「悪鬼」呼ばわりしているため、顔を突き合わせた瞬間に争いが勃発すること必至であろう。 | ||
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;「トーマス、大変身、大改造の時である!<br/> この人間味あふれた紳士の体を捨てて、今こそ獣の如き<ruby><rb>雷音強化</rb><rt>ブーステッド</RT></RUBY>!<br/> トーマス・マズダ・エジソンに変貌してくれ――」 | ;「トーマス、大変身、大改造の時である!<br/> この人間味あふれた紳士の体を捨てて、今こそ獣の如き<ruby><rb>雷音強化</rb><rt>ブーステッド</RT></RUBY>!<br/> トーマス・マズダ・エジソンに変貌してくれ――」 | ||
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:第五章にて。ケルト軍との決戦を前に、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]から「あなたは子供の憧れだ」の言葉をかけられて。 | :第五章にて。ケルト軍との決戦を前に、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]から「あなたは子供の憧れだ」の言葉をかけられて。 | ||
:「エジソンは偉い人」と誰もが憧れたアメリカ最大の大英雄は、自身の名に恥じぬ戦いを誓うのだった。 | :「エジソンは偉い人」と誰もが憧れたアメリカ最大の大英雄は、自身の名に恥じぬ戦いを誓うのだった。 | ||
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;「私には彼らを――おまえたちを、ほんの少しでも長く守る責務がある!<br> アメリカ大統王としてではない! 発明王だからでもない! トーマス・アルバ・エジソンだからでもない! 私は人間だからだ!<br> 遠い未来、この土地を収奪し、この国に住まうようになった人間として――その責務がある!!」 | ;「私には彼らを――おまえたちを、ほんの少しでも長く守る責務がある!<br> アメリカ大統王としてではない! 発明王だからでもない! トーマス・アルバ・エジソンだからでもない! 私は人間だからだ!<br> 遠い未来、この土地を収奪し、この国に住まうようになった人間として――その責務がある!!」 | ||
243行目: | 158行目: | ||
:終章『冠位時間神殿 ソロモン』にて。 | :終章『冠位時間神殿 ソロモン』にて。 | ||
:主人公の姿を見ても、その美しさを理解できないのであれば、魔神柱は敗北し続けると指摘する。そう――交流のように。 | :主人公の姿を見ても、その美しさを理解できないのであれば、魔神柱は敗北し続けると指摘する。そう――交流のように。 | ||
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;「さてさて、うりぼう文明はどうなったかな?<br/> 異世界との高速通信くらいは軽く出来る程度の文明レベルには到達していると予測しているのだがね!」 | ;「さてさて、うりぼう文明はどうなったかな?<br/> 異世界との高速通信くらいは軽く出来る程度の文明レベルには到達していると予測しているのだがね!」 | ||
252行目: | 165行目: | ||
:主人公達が島にいたこと、そして時空の乱れで元の島に帰ってくる事を予測し、うりぼう達に自分の知りうるテクノロジーを(親切心で)全て教え、自作コールドスリープに眠っていた。 | :主人公達が島にいたこと、そして時空の乱れで元の島に帰ってくる事を予測し、うりぼう達に自分の知りうるテクノロジーを(親切心で)全て教え、自作コールドスリープに眠っていた。 | ||
:そして主人公達と合流したわけであるが、起きた時にはものの見事にうりぼう達の文明は復活した魔猪達の蹂躙により崩壊していた。 | :そして主人公達と合流したわけであるが、起きた時にはものの見事にうりぼう達の文明は復活した魔猪達の蹂躙により崩壊していた。 | ||
− | : | + | :…「イカれた時代にウェルカム」の部分は同じく文明崩壊後の終末世界が舞台の漫画『北斗の拳』アニメ第二部のOPソング「TOUGH BOY」の歌詞「いかれた時代へようこそ」のパロディか。ちなみにコレ、Fateでは[[カレン・オルテンシア|既出のネタ]]だったり。 |
;「ああ、何ということだ! この私が! 現代の知識をありったけ伝えたのに!」 | ;「ああ、何ということだ! この私が! 現代の知識をありったけ伝えたのに!」 | ||
259行目: | 172行目: | ||
:上より続けて。よかれと思って手助けしたうりぼう達の文明発展をすっかり台無しにした魔猪達に憤り、暴言を吐き散らす。それもやけに実利主義的な内容の。 | :上より続けて。よかれと思って手助けしたうりぼう達の文明発展をすっかり台無しにした魔猪達に憤り、暴言を吐き散らす。それもやけに実利主義的な内容の。 | ||
:アメリカは国土が広く生鮮食品の配送が建国当初からの課題であった為実にらしい言葉である。 | :アメリカは国土が広く生鮮食品の配送が建国当初からの課題であった為実にらしい言葉である。 | ||
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== メモ == | == メモ == | ||
*筋力のステータスはこの風貌で「E」。これははちきれんばかりの肉体をコントロールできないが故のことらしい。 | *筋力のステータスはこの風貌で「E」。これははちきれんばかりの肉体をコントロールできないが故のことらしい。 | ||
*エジソンの生前の異名の一つに「メンロパークの魔術師」というものがある。キャスタークラスとして召喚された由来はこの異名なのかもしれない。 | *エジソンの生前の異名の一つに「メンロパークの魔術師」というものがある。キャスタークラスとして召喚された由来はこの異名なのかもしれない。 | ||
− | * | + | *エジソンが本来の形で召喚された場合は、もう少し実直な研究者方面に寄った感じとなるらしい。 |
**その場合、カリスマこそ消えるものの好き放題に何でも改良しようとするので、そっちはそっちで地味に手の付けられないサーヴァントとなる。 | **その場合、カリスマこそ消えるものの好き放題に何でも改良しようとするので、そっちはそっちで地味に手の付けられないサーヴァントとなる。 | ||
− | * | + | *頭部がライオンとなっているが、これは第五章においてケルトの軍勢に対抗する為に取った非常措置としてエジソンを選んだ大統領の礼装の影響によるものであり、恐らく通常の聖杯戦争で召喚された場合はこの通りの姿である可能性は低い。 |
**カルデア召喚時に自分の顔について「これはアメリカの象徴である」とも言うが、言うまでもなく<b>アメリカ合衆国どころか北米、ないしアメリカ大陸全土にライオンは生息していない。</b>もっと言うとアメリカの象徴の生物と言えば「白頭鷲(ハクトウワシ)」、哺乳類にしてもせいぜい「アメリカバイソン」「グリズリー」「アメリカアカオオカミ」等のほうのが一般的である。 | **カルデア召喚時に自分の顔について「これはアメリカの象徴である」とも言うが、言うまでもなく<b>アメリカ合衆国どころか北米、ないしアメリカ大陸全土にライオンは生息していない。</b>もっと言うとアメリカの象徴の生物と言えば「白頭鷲(ハクトウワシ)」、哺乳類にしてもせいぜい「アメリカバイソン」「グリズリー」「アメリカアカオオカミ」等のほうのが一般的である。 | ||
**アメリカ大陸に生息するピューマの別名はマウンテンライオンであり、いないわけではない。……が、たてがみはないのであった。 | **アメリカ大陸に生息するピューマの別名はマウンテンライオンであり、いないわけではない。……が、たてがみはないのであった。 | ||
***宝具が20世紀フォックスのパロディなのは周知の事実だが、同じように映画制作会社として著名なメトロ・ゴールドウィン・メイヤーの「ロゴの中央でライオンが吠える」シンボルのパロディなのではという説もファン間であるが公式には不明である。 | ***宝具が20世紀フォックスのパロディなのは周知の事実だが、同じように映画制作会社として著名なメトロ・ゴールドウィン・メイヤーの「ロゴの中央でライオンが吠える」シンボルのパロディなのではという説もファン間であるが公式には不明である。 | ||
− | + | *非常に珍しい、名称がすべて横文字(漢字、ひらがなを含まない)の宝具の持ち主。他に該当するのは、存在そのものがかなり特殊な[[BB]] の「C.C.C.(カースド・カッティング・クレーター)」くらい。 | |
− | + | *戦闘BGMや宝具専用BGMを除けば、本作の中では唯一の会話劇中における専用BGMを持つサーヴァント。ご丁寧に「エジソン」と呼ぶコーラスまで入ってる。 | |
− | *非常に珍しい、名称がすべて横文字(漢字、ひらがなを含まない)の宝具の持ち主。他に該当するのは、存在そのものがかなり特殊な[[BB]] の「C.C.C. | ||
− | * | ||
== 話題まとめ == | == 話題まとめ == | ||
− | ; | + | ;三大発明 |
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:彼の発明とされる白熱電球、映画(キネトスコープ)、蓄音機だが、このうち、本当に彼の発明と言えるものは蓄音機くらいである。 | :彼の発明とされる白熱電球、映画(キネトスコープ)、蓄音機だが、このうち、本当に彼の発明と言えるものは蓄音機くらいである。 | ||
:白熱電球自体の発明はエジソン以前にジョゼフ・スワンという人物の手で行われており、エジソンの功績はむしろ、フィラメントに竹を使用することによる寿命の大幅な延長と、合弁会社を設立して配電に関するインフラを確立したことにある。 | :白熱電球自体の発明はエジソン以前にジョゼフ・スワンという人物の手で行われており、エジソンの功績はむしろ、フィラメントに竹を使用することによる寿命の大幅な延長と、合弁会社を設立して配電に関するインフラを確立したことにある。 | ||
:映画もル・プランスやリュミエール兄弟といった同時期に発明を行っていた人物たちがいる。エジソンは映画フィルムや特許の管理を行う会社を設立し、映画の配給方法を確立させたことでも知られているが、彼のキネトスコープ自体は後に主流となるスクリーン投影方式のシネマトグラフに駆逐されてしまう。 | :映画もル・プランスやリュミエール兄弟といった同時期に発明を行っていた人物たちがいる。エジソンは映画フィルムや特許の管理を行う会社を設立し、映画の配給方法を確立させたことでも知られているが、彼のキネトスコープ自体は後に主流となるスクリーン投影方式のシネマトグラフに駆逐されてしまう。 | ||
− | : | + | :さらには映画関係者でエジソンの囲いこみに入れなかった者やエジソンの訴訟攻撃から逃れた者はハリウッドで活動を続け(宝具項にあるハリウッドとの確執とはこれのこと。因みに、何故ハリウッドだったかというと、ここはメキシコ国境に近く、特許関係で追手がかかった場合などは国外逃亡してしまおうという算段だったため)隆盛し、一方エジソンの特許管理会社は独占禁止法にてあえなく終焉を迎えるという皮肉な結果となった。 |
:これらの権利関係に関してきっちり法で自分の利益にしていた一連を指して、「発明王」とは別に「訴訟王」という異名をされる事もある。 | :これらの権利関係に関してきっちり法で自分の利益にしていた一連を指して、「発明王」とは別に「訴訟王」という異名をされる事もある。 | ||
− | : | + | :本作でも言及されている通り、「他者の革新的発明を普遍的に万人へ普及させる」ことにおいて天才なのがエジソンであり、「発明王」と言われるほどオリジナルワンな発明をしたわけではない。 |
− | ; | + | ;敏腕経営者 |
:彼を語る上で外せない要素の一つとして才覚に溢れた経営手腕と、三大発明の項で触れられた生涯大小合わせると数十とすら言われた訴訟の数々があげられる。 | :彼を語る上で外せない要素の一つとして才覚に溢れた経営手腕と、三大発明の項で触れられた生涯大小合わせると数十とすら言われた訴訟の数々があげられる。 | ||
− | : | + | :独立一世紀を経て法整備の急激に進んだ当時のアメリカは、権利(利権)が既に非常に大きな力を得ていた。エジソンは若い頃に特許を安く買いたたかれるという屈辱的な失敗を経験したり、逆に経験を積み重ねた後に特許の売却によって大きな利益を得る経験もしてきたため、特許がどれ程大事なものなのかを身にしみて理解していた。 |
:その結果として、彼は彼自身の発明と彼の会社を守るために、新たな利権を得るための私設法律顧問団を結成したという逸話がある。特に、三大発明の項にある特許管理会社創設の際には、特許庁に一度は新規性がないと却下されたにも関わらず、法律顧問団の力を使って内容にほぼ変更を加える事なく強引に捻じ込む形で無理やり特許を得ている。 | :その結果として、彼は彼自身の発明と彼の会社を守るために、新たな利権を得るための私設法律顧問団を結成したという逸話がある。特に、三大発明の項にある特許管理会社創設の際には、特許庁に一度は新規性がないと却下されたにも関わらず、法律顧問団の力を使って内容にほぼ変更を加える事なく強引に捻じ込む形で無理やり特許を得ている。 | ||
− | : | + | :他にもマスコミの扱いにも長けており、ライバルに対して強烈なネガティブキャンペーンを展開したり、自分の商品(トースター)を売り込むために<b>私の頭脳は一日三食の健康的な食事から生まれる</b>として、アメリカ全体の食生活に多大な影響を与えたりと、その実例は枚挙に暇がない。[[ニコラ・テスラ]]と電流戦争を繰り広げていた際にもマスメディアを利用し、彼の支持する交流に対して極めて過激な文言でネガティブキャンペーンを行っていた。 |
− | : | + | :反面、当時としてはあまりにも強引で型破りすぎる彼のやり方そのものは世間からの受けが悪く、当時の一部メディアや学会などからは批判を受けていた。そして、真の発明家は経営に没頭しないだの、訴訟王だのと、彼らからボロクソに叩かれる事となってしまった。 |
− | : | + | :しかしながら、エジソンは過去に特許関連で痛い目を見た経験があったため特許を死守する事の重要性を良く分かっており、また企業の在り方が日々進化している当時の時勢の中、普通のやり方では会社を維持するのが難しくなっている状況だった事を鑑みれば、非難される事があろうともこれだけの事をしておかなければならなかったというのも無理はない。現在でも行われている特許に関する抗争のルーツは彼の起こしてきた訴訟や行動にあり、権利の重要性を極めて重視したエジソンの経営者としての優秀さが伺える。 |
− | : | + | :一方、会社の規模が大きくなると、彼の強烈な個性やワンマン気質が仇となった。現在でも世界有数の大企業であるゼネラル・エレクトリック社は創業者の一人がエジソンなのだが、彼は他の経営者と対立して役員に降格させられたり、名前を会社名から外されるなどの屈辱を味わっている。親友の自動車王フォードも、エジソンは経営者としては一流ではないと言っている。 |
;エジソンの学歴 | ;エジソンの学歴 | ||
− | :彼の最終学歴は小学校中退である。当時から知的好奇心が旺盛な性格であり、自分が何かに関心を持つと他の事が全く頭に入らなくなるほどの勢いでのめり込む人物であった。小学校に入ってもそれは変わらず、「1+1= | + | :彼の最終学歴は小学校中退である。当時から知的好奇心が旺盛な性格であり、自分が何かに関心を持つと他の事が全く頭に入らなくなるほどの勢いでのめり込む人物であった。小学校に入ってもそれは変わらず、「1+1=2とは言うけど、泥団子2つを合わせたら(混ぜて一つにしたら)1にしかならないじゃないか」という類の質問を繰り返す、普通の人とはまた違った物の見方や感性を示す少年であった。しかし教師達にとっては、答えられない質問や訳の分からない質問ばかりを繰り返す上に教えた事を全然素直に飲み込んでくれない彼は「手間のかかる厄介者」「頭のおかしい異常者」以外の何物でもなく、到底手に負えなかった。そうして教師達から完全に嫌われ、見放されても彼のスタンスは全く変わらなかったため、成績も散々だったとのこと。ちなみに、[[ニコラ・テスラ]]と電流戦争を繰り広げる事になった原因の一つは、彼が微分積分等の高等数学が理解できなかったことである。 |
− | : | + | :なお、彼を小学校から中退させたのは、彼の母親である。息子の成績に苦言を呈しただけでなく、その好奇心や感性を病気扱いして貶した学校側の対応に激怒してその場で息子を退学させ、以降は自分が息子に全教科を付きっきりで教育したという。ただ彼女の専門外であり詳しく教えることのできない理系に関しては図書館で自力で学習したらしい。 |
− | : | + | :近年、史実のエジソンは注意欠陥多動性症候群(ADHD)や発達障害等を持っていた可能性も考慮されている。これらを抱えている人々は普段から注意力が散漫しがち、落ち着きがない、対面して話をする時に中々目を合わせられない、などの欠点を抱えている事が多い反面、一度物事に関心を持ったり集中し始めると高い集中力を長時間維持する事が出来る傾向があり、中にはその個性をフル活用して特定の分野で大きな成功を収める人物もいる。実在の人物では、アルバート・アインシュタイン、トム・クルーズ、スティーブン・スピルバーグ等が存在する。 |
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