「ヘンリー・ジキル&ハイド」を編集中
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− | + | == バーサーカー (フラグメンツ) == | |
− | + | * 真名:ヘンリー・ジキル/ハイド | |
− | + | * 身長:175cm / 体重:60kg | |
− | + | * 出典:『ジキル博士とハイド氏』 | |
− | + | * 地域:欧州 | |
− | + | * 属性:秩序・善(ジキル) / 混沌・悪(ハイド)/ カテゴリ:地 | |
− | + | * 性別:男性 | |
− | + | * サーヴァント階位:第二位 | |
− | + | * CV:宮野真守 | |
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「[[バーサーカー|狂戦士]]」の[[サーヴァント]]。 | 「[[バーサーカー|狂戦士]]」の[[サーヴァント]]。 | ||
; 略歴 | ; 略歴 | ||
− | : 『[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]] | + | : 『[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]』では、『Prototype』の世界で行われた[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ|八年前の聖杯戦争]]にてごく普通の高校生の少年、來野巽によって偶然召喚された。マスターの意向から、聖杯戦争開始から玲瓏館陣営を最優先で狙っており、[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|キャスター]]召喚前に屋敷に侵入しようとしていた。玲瓏館邸が神殿と化して正面から侵入する事ができなくなっても毎夜周辺を徘徊し、キャスターが侵入者を誘い込むために意図的に弛めた結界の綻びから侵入を試みる。そこで幼さゆえの功名心から独断で結界の弛みを直そうと出向いた[[玲瓏館美沙夜|美沙夜]]に襲いかかるが、居合わせた[[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]に阻まれ撤退した。 |
: 退けられた翌晩に再度の突撃を掛けるも、そこで待ち受けていたセイバー、乱入してきた[[アーラシュ|アーチャー]]・[[ブリュンヒルデ|ランサー]]・[[オジマンディアス|ライダー]]の攻撃を受け、更に[[沙条愛歌|愛歌]]の密命で動いていた[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|アサシン]]によってマスターをも暗殺されてしまう。霊核を破壊され魔力供給も途絶、満身創痍の状態となりながらもマスターの願いを叶えるため、そして誇りも武勇もない狂獣である自分に「英雄」として接してくれたセイバーに応えるため、最後の一撃を繰り出そうとするが、ライダーの太陽の船から放たれる光の奔流に呑まれて消滅、サーヴァントで最初の脱落者となった。 | : 退けられた翌晩に再度の突撃を掛けるも、そこで待ち受けていたセイバー、乱入してきた[[アーラシュ|アーチャー]]・[[ブリュンヒルデ|ランサー]]・[[オジマンディアス|ライダー]]の攻撃を受け、更に[[沙条愛歌|愛歌]]の密命で動いていた[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|アサシン]]によってマスターをも暗殺されてしまう。霊核を破壊され魔力供給も途絶、満身創痍の状態となりながらもマスターの願いを叶えるため、そして誇りも武勇もない狂獣である自分に「英雄」として接してくれたセイバーに応えるため、最後の一撃を繰り出そうとするが、ライダーの太陽の船から放たれる光の奔流に呑まれて消滅、サーヴァントで最初の脱落者となった。 | ||
: 彼のマスターは神秘の存在も魔術の知識も一切持ちえない一般人で、聖杯戦争の存在を知ったことで「東京に君臨し何かしらの邪悪な儀式を行っている魔術師を倒さなければならない」という使命感と正義感に駆られて行動していた。執拗に玲瓏館陣営への襲撃を行っていたのも、マスターが玲瓏館家こそ諸悪の根源であると信じていたためであった。 | : 彼のマスターは神秘の存在も魔術の知識も一切持ちえない一般人で、聖杯戦争の存在を知ったことで「東京に君臨し何かしらの邪悪な儀式を行っている魔術師を倒さなければならない」という使命感と正義感に駆られて行動していた。執拗に玲瓏館陣営への襲撃を行っていたのも、マスターが玲瓏館家こそ諸悪の根源であると信じていたためであった。 | ||
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: サーヴァントとしての気配を遮断できるためか、[[アサシン|暗殺者]]としての適性も有している。 | : サーヴァントとしての気配を遮断できるためか、[[アサシン|暗殺者]]としての適性も有している。 | ||
− | + | == アサシン (Grand Order) == | |
− | + | * 真名:ヘンリー・ジキル&ハイド | |
− | + | * 身長:175cm / 体重:60kg | |
+ | * 出典:『ジキル博士とハイド氏』 | ||
+ | * 地域:欧州 | ||
+ | * 属性:秩序・善(ジキル) / 混沌・悪(ハイド) | ||
+ | * 性別:男性 | ||
+ | * CV:宮野真守 | ||
− | + | 『[[Fate/Grand Order]]』では「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]として登場。 | |
+ | |||
+ | ;略歴 | ||
+ | : 『[[Fate/Grand Order]]』第一部の四章では、西暦1888年のロンドンに居住する科学者として生前の状態で登場する。 | ||
+ | : 本来の歴史では、彼が存在した時間は第四章の舞台となるよりも以前であり、「ジキル博士とハイド氏」もこの時点ですでに刊行されているはずだが、特異点においては事象がズレているのか時代がズレており、出版もなかったことになっていた模様。 | ||
+ | : 正式な魔術師ではないものの、霊薬調合の心得や聖杯戦争に関する知識があり、モードレッドと契約して主人公たちが到着する以前から魔霧の調査やロンドンのパトロールを行っていた。 | ||
+ | : 彼の住んでいるアパルトメントは霊脈の上に位置しているため、四章では主に彼の住居を拠点とすることになる。また、無線を使って各地の協力者と連絡を取り合い、情報収集で活躍する。 | ||
+ | : その後、特異点の修復と共に本来の時間へと帰還した。 | ||
+ | ;人物 | ||
+ | :人格の移行に伴い肉体さえ変化する、二重存在者。<!--一人称は「僕」(ジキル)、「オレ」「俺様ちゃん」(ハイド)。--> | ||
+ | :ジキル時は、誠実で理性的な善人の本来の人格となる。物事を深く考えるのが長所でもあるが、短所でもあり、<!--大人しい性格ではあるものの、-->穏やかな見た目に反して正義感が強く、生前は「人間の内に潜む悪の打倒」について真剣に苦悩し、研究し、立ち向かい、そして失敗した。 | ||
+ | <!--:何らかの理由によって霊基が軋み、自己に対する自信を確立できずにいる。--> | ||
+ | :ハイド時は、道徳心なき快楽主義者な悪の人格となっており、反射的にすべてを傷付けようとする悪意の反英雄と化す。<!--粗暴で粗野。触れるもの全てを傷つけようとする悪意の塊。 | ||
+ | :誠実な善人として知られていたジキルの中に潜んでいた悪意の凝縮。普段のジキルが善人であったからこそ反動として悪が多く潜みハイドとなったのか、それとも悪の少ないジキルだったからこの程度の悪逆で済んだのかは不明。 | ||
+ | :基本的に物事を考えておらず、道徳観が無い。目の前にあるものに対して、反射的に行動することが多い。 | ||
+ | :何らかの理由によって霊基が歪んでいると思わしい。--> | ||
+ | :アサシンのクラスでの現界のためか、以前の召喚の折に失ったマスターのためか、ジキルはハイドを制御し切れずにいる。 | ||
+ | ;能力 | ||
+ | :ジキル時、ハイド時ともに、手に持った19世紀辺りのナイフを使い戦う。 | ||
+ | <!--:別クラスでの召喚であれば、ジキルは殆ど戦闘能力を持たない。『Fate/Grand Order』でジキルがサーヴァントとしての能力を有している理由は、霊基の異常によってハイドの人格及び獣性がジキルへ溶けだしているためと予想される。--> | ||
+ | :精神と肉体がジキルの状態である間は能力値パラメーターが低下、サーヴァントとして感知され難くなる。逆に、「密やかなる罪の遊戯」の使用によって、ハイドとなった際には反動のように能力値が爆発的に跳ね上がる。 | ||
== ステータス == | == ステータス == | ||
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|- | |- | ||
| [[バーサーカー]] || [[來野巽]] || B+ || B+ || C || D || D || C || 狂化:? || 変化:?<br />自己改造:?<br />怪力:?<br />無力の殻:?|| style="text-align:left"| | | [[バーサーカー]] || [[來野巽]] || B+ || B+ || C || D || D || C || 狂化:? || 変化:?<br />自己改造:?<br />怪力:?<br />無力の殻:?|| style="text-align:left"| | ||
+ | |- | ||
+ | | [[アサシン]] || [[主人公 (Grand Order)]] || C+ || E || A+ || E || C || C || 気配遮断:A || 怪力:B<br />恐慌の声:A<br />自己改造:D<br />無力の殻:A || style="text-align:left"|無力の殻はマテリアルで語られるのみ。 | ||
|} | |} | ||
== [[宝具]] == | == [[宝具]] == | ||
; 密やかなる罪の遊戯(デンジャラス・ゲーム) | ; 密やかなる罪の遊戯(デンジャラス・ゲーム) | ||
− | : | + | : ランク:C→C+<br />種別:対人宝具 |
: ジキルからハイドへ、ハイドからジキルへと変身する霊薬。 | : ジキルからハイドへ、ハイドからジキルへと変身する霊薬。 | ||
− | :ハイド時は三騎士クラスをも圧倒する近接戦闘能力を得る。その性質は[[アサシン]]時であっても[[バーサーカー]]に近い。 | + | <!--:ハイド時は三騎士クラスをも圧倒する近接戦闘能力を得る。その性質は[[アサシン]]時であっても[[バーサーカー]]に近い。--> |
− | : 幾つかの[[スキル (サーヴァント)|スキル]] | + | : 幾つかの[[スキル (サーヴァント)|スキル]]を付与し、バーサーカー時は、特に高い耐久力をもたらす高ランクの「狂化」と、自分の肉体を状況に応じて最適な形態に変化させる「自己改造」によって、獣化とも言える変貌を遂げて、驚異的な生命力を発揮することが可能となる。この宝具を使用しないとサーヴァントとしては無力に近い。服用には何らかの副作用(リスク)が存在する模様。 |
− | :薬学及び錬金術、そして経年劣化のような幾つかの偶然の結果として精製されたものであり、現代の科学技術や魔術で再現することは不可能。 | + | <!-- |
+ | :アサシン時では「自己改造」のレベルが低くなっており、せいぜい髪型が変化し、手足が僅かに長くなった程度となっている。 | ||
+ | :薬学及び錬金術、そして経年劣化のような幾つかの偶然の結果として精製されたものであり、現代の科学技術や魔術で再現することは不可能。--> | ||
: 名前の由来は、ミュージカル版『ジキル博士とハイド氏』で演奏される曲名の一つ。 | : 名前の由来は、ミュージカル版『ジキル博士とハイド氏』で演奏される曲名の一つ。 | ||
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: 怪奇小説『ジキル博士とハイド氏』の主人公である狂心を宿した紳士、或いは良心に縛られた悪鬼。正確にはその小説のモデルとなった人間。 | : 怪奇小説『ジキル博士とハイド氏』の主人公である狂心を宿した紳士、或いは良心に縛られた悪鬼。正確にはその小説のモデルとなった人間。 | ||
− | : | + | : 彼はある資産家の子供として生まれ、賢明で善良な人々の元で育ち、将来も保証された。<br>だが、彼は「大きな欠点」と称している『耐え難きまでに迸る享楽性』を『浅ましき欲望』をひた隠しにしながら生きていた。<br>普通の人間が持つソレを病的なまでに恥し、自ら「善行と人徳に満ちた紳士」であろうと生きていた。 |
: やがてある友人と出会ったジキルは仕事をこなすうちに、この真理を確信したのだ。 | : やがてある友人と出会ったジキルは仕事をこなすうちに、この真理を確信したのだ。 | ||
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:: '''善と悪。人間とは単一の性質から成るのではなく、二元的である。''' | :: '''善と悪。人間とは単一の性質から成るのではなく、二元的である。''' | ||
− | : 同時に、『犯罪世界の皇帝』とも言うべき巨悪が存在する可能性を感じたジキルは悪に魅了され、それからは屋敷にこもって実験を行ってしまう。<br> | + | : 同時に、『犯罪世界の皇帝』とも言うべき巨悪が存在する可能性を感じたジキルは悪に魅了され、それからは屋敷にこもって実験を行ってしまう。<br>科学を用いて、人が有する善悪の要素を分離しようと――― |
: ジキルは自己の人格から「悪」を切り離そうとしたが、それは叶う事はなかった。むしろ「悪」を形にしたような人格『ハイド』が顕われ、肉体と精神は変質してしまう。<br>『二重人格者』となって、それぞれの人格の入れ替えを繰り返した彼は、否、ハイドは多くの暴力を振るい続け、やがて倫敦を騒然とさせた上院議員の殺人事件を引き起こしてしまう。 | : ジキルは自己の人格から「悪」を切り離そうとしたが、それは叶う事はなかった。むしろ「悪」を形にしたような人格『ハイド』が顕われ、肉体と精神は変質してしまう。<br>『二重人格者』となって、それぞれの人格の入れ替えを繰り返した彼は、否、ハイドは多くの暴力を振るい続け、やがて倫敦を騒然とさせた上院議員の殺人事件を引き起こしてしまう。 | ||
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: 彼は徐々にハイドになってしまう事に恐怖してしまう。だが、人が人である以上、「悪」を切り離すことなど出来はしないのだから。 | : 彼は徐々にハイドになってしまう事に恐怖してしまう。だが、人が人である以上、「悪」を切り離すことなど出来はしないのだから。 | ||
− | : | + | : ■月■日。ジキルは変死体となって発見した。彼は、「自滅」という形で酷く錯乱した末に服毒自殺を遂げたのであった。 |
===関連=== | ===関連=== | ||
;二重人格 | ;二重人格 | ||
:一人の人間が二つの人格を持つ状態。 | :一人の人間が二つの人格を持つ状態。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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; [[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]] | ; [[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]] | ||
:バーサーカーのサーヴァントとして登場。 | :バーサーカーのサーヴァントとして登場。 | ||
+ | ; [[Fate/Grand Order]] | ||
+ | : 〔アサシン〕キャラクターデザイン:中原 / 設定作成:???<!--桜井光--> / レア度:☆3 | ||
+ | : 2015年12月28日に実装。四章の終了時にクリアボーナスとして一騎確定で入手できる。 | ||
+ | : ゲームシステム的には、平常時(ジキル)はアサシンクラスとして戦うが、宝具を使用することでバーサーカークラス(ハイド)へ変化する。 | ||
; Fate/Grand Order 英霊伝承 ~ヘンリー・ジキル/ハイド~ | ; Fate/Grand Order 英霊伝承 ~ヘンリー・ジキル/ハイド~ | ||
: 彼の生前の姿が描かれる。 | : 彼の生前の姿が描かれる。 | ||
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; [[ちびちゅき!]] | ; [[ちびちゅき!]] | ||
: 生徒役。 | : 生徒役。 | ||
: 体育祭の仮装競走では『プリズマ☆イリヤ』の格好が嫌だったために薬を飲んでハイドに押し付けるという黒い真似も見せた。 | : 体育祭の仮装競走では『プリズマ☆イリヤ』の格好が嫌だったために薬を飲んでハイドに押し付けるという黒い真似も見せた。 | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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; [[來野巽]] | ; [[來野巽]] | ||
: マスター。バーサーカーとは主従というよりは友情めいた関係を築いている。 | : マスター。バーサーカーとは主従というよりは友情めいた関係を築いている。 | ||
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; [[玲瓏館美沙夜]] | ; [[玲瓏館美沙夜]] | ||
: 彼女を喰おうと襲い掛かるが、セイバーに阻まれる。 | : 彼女を喰おうと襲い掛かるが、セイバーに阻まれる。 | ||
; [[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]] | ; [[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]] | ||
: 戦闘を行うが終始圧倒され、劣勢に喘ぎ、憎々しい雄叫びを上げながら撤退を余儀なくされる。<br>再戦で敗れるが、狂った獣でしかない自分に対して最後まで「英雄」として向き合ってくれた事に感謝する。 | : 戦闘を行うが終始圧倒され、劣勢に喘ぎ、憎々しい雄叫びを上げながら撤退を余儀なくされる。<br>再戦で敗れるが、狂った獣でしかない自分に対して最後まで「英雄」として向き合ってくれた事に感謝する。 | ||
+ | |||
+ | === Fate/Grand Order === | ||
+ | ====ジキル==== | ||
+ | ; [[モードレッド]] | ||
+ | : 第四章で共に行動していた味方。とはいえ、勝手に真名を名乗ったり、お気に入りのソファを使うなどする自由奔放な彼女にだいぶ呆れていた模様。 | ||
+ | ; ヴィクター・フランケンシュタイン | ||
+ | : スイス人科学者。 | ||
+ | : 小説のモデルになった同名の魔術師[[ヴィクター・フランケンシュタイン]]の孫で、彼自身も正真正銘の魔術師。モードレッドの言によれば元素魔術が好きだったという。用心深い老人で、結界や仕掛けで屋敷を防御している。 | ||
+ | : ジキルとは同じ科学者として連絡をとりあっていたが、主人公たちと出会う前に「計画」に参加することを拒んだせいで[[メフィストフェレス]]によって殺害されていた。しかし死の寸前に、「魔霧計画」の存在と、それが「[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|P]]」「[[チャールズ・バベッジ|B]]」「[[間桐臓硯|M]]」という英霊と思われるほど強力な三名の魔術師によるものであることを突き止めている。 | ||
+ | ; [[フランケンシュタイン]] | ||
+ | : 前述のフランケンシュタインの祖父である魔術師が創りだした人造人間で、英霊になる前の状態。ジキルは調査と称して彼女の体をあちこち触ったという。 | ||
=== Fate/Grand Order 英霊伝承 ~ヘンリー・ジキル/ハイド~ === | === Fate/Grand Order 英霊伝承 ~ヘンリー・ジキル/ハイド~ === | ||
− | ; | + | ; H氏 |
: 英国最高の探偵。生前のジキルは彼が解決した過去の事件の追跡調査などを行う、彼の協力者の一人だった。 | : 英国最高の探偵。生前のジキルは彼が解決した過去の事件の追跡調査などを行う、彼の協力者の一人だった。 | ||
− | : 彼の使用する資料を作成するため様々な事件を調査しているうちに、それらの事件の中心に「犯罪世界の<RUBY><RB>皇帝</RB><RT>ナポレオン</RT></RUBY> | + | : 彼の使用する資料を作成するため様々な事件を調査しているうちに、それらの事件の中心に「犯罪世界の<RUBY><RB>皇帝</RB><RT>ナポレオン</RT></RUBY>」とも言うべき巨悪が存在する可能性を感じたジキルは悪に魅了され実験を行ってしまう。 |
; W博士 | ; W博士 | ||
: H氏とジキルの友人である医学博士。なんらかの作品の発表も行っているらしい。 | : H氏とジキルの友人である医学博士。なんらかの作品の発表も行っているらしい。 | ||
125行目: | 141行目: | ||
; サー・ダンヴァズ・ガルー | ; サー・ダンヴァズ・ガルー | ||
: 原典である「ジキル博士とハイド氏」の登場人物。ハイドによって殺害された。 | : 原典である「ジキル博士とハイド氏」の登場人物。ハイドによって殺害された。 | ||
− | |||
=== その他 === | === その他 === | ||
; ヘンリー・ジキル&ハイド | ; ヘンリー・ジキル&ハイド | ||
: 互いに分つことができない自分自身。 | : 互いに分つことができない自分自身。 | ||
− | : | + | : ハイドは都合の悪い悪性を全て押し付けて品行方正に振る舞っていることからジキルを殺したいほどに憎んでいる。 |
: ジキルはその時の精神状態によって、ハイドのことは越えるべき業、都合良く利用する相手、嫌悪の対象など見方が変わってくる。 | : ジキルはその時の精神状態によって、ハイドのことは越えるべき業、都合良く利用する相手、嫌悪の対象など見方が変わってくる。 | ||
140行目: | 155行目: | ||
:狂化していない状態では並の人間以上の知性を持ち合わせ、聖杯に与えられた以上の現代社会に関する知識を多々吸収している。<br>それはそうとして、そのスキルのあるなしが聖杯戦争においてはわりと即ちデッドオアアライブ。 | :狂化していない状態では並の人間以上の知性を持ち合わせ、聖杯に与えられた以上の現代社会に関する知識を多々吸収している。<br>それはそうとして、そのスキルのあるなしが聖杯戦争においてはわりと即ちデッドオアアライブ。 | ||
− | ; | + | === Fate/Grand Order === |
− | + | ;「飲むしか……ないのか! ……来た、来た来た来た来たァッ!」 | |
− | : | + | :宝具発動。ジキルから反英雄ハイドへ入れ替わる霊薬を飲む。 |
− | + | ;「僕は、人の善と誠実を信じる。けれど俺はァ、人の悪逆をこそ愛する……!」<br>「俺はァ、人の善と誠実を憎む……! けれど僕は、人の悪逆をこそ憎む」 | |
− | ; | + | :マイルームでの会話。会話の最中に、二つの人格が入れ替わりジキルがハイドを御し切れていないのが分かる。 |
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== メモ == | == メモ == | ||
* [[フランケンシュタイン]]に続く創作小説のキャラクターが英霊化したサーヴァントである。またその性質上真名が二つある珍しい英霊。 | * [[フランケンシュタイン]]に続く創作小説のキャラクターが英霊化したサーヴァントである。またその性質上真名が二つある珍しい英霊。 | ||
− | *名前こそ伏せられているがH氏とW博士とは[[シャーロック・ホームズ]] | + | **本作では真名は「ヘンリー・ジキル&ハイド」という形式であるが、原典小説ではハイドにもファーストネームが存在し「エドワード・ハイド」である。 |
− | + | *名前こそ伏せられているがH氏とW博士とは[[シャーロック・ホームズ]]とワトソン博士、犯罪世界の皇帝とはモリアーティ教授のことだと思われる。 | |
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== リンク == | == リンク == | ||
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[[Category:登場人物は行]] | [[Category:登場人物は行]] | ||
+ | [[Category:Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]] | ||
+ | [[Category:Fate/Grand Order]] | ||
+ | [[Category:バーサーカー]] | ||
+ | [[Category:アサシン]] | ||
[[Category:サーヴァント]] | [[Category:サーヴァント]] | ||
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