「マーリン (Grand Order)」を編集中
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| 真名 = マーリン | | 真名 = マーリン | ||
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | ||
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| 声優 = 櫻井孝宏 | | 声優 = 櫻井孝宏 | ||
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| 身長 = 178cm | | 身長 = 178cm | ||
| 体重 = 68kg | | 体重 = 68kg | ||
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| 出典 = アーサー王伝説、その他 | | 出典 = アーサー王伝説、その他 | ||
| 地域 = 西欧諸国 | | 地域 = 西欧諸国 | ||
| 属性 = 秩序・善 | | 属性 = 秩序・善 | ||
− | | | + | | 隠し属性 = 地 |
| 性別 = 男性 | | 性別 = 男性 | ||
− | | 一人称 = 私/僕<ref group = "注"> | + | | 一人称 = 私/僕<ref group = "注">すごく個人的な時、夢の中、本音の本音をを言う時に。</ref> |
| 二人称 = ○○君/キミ/マスター/マイロード<ref group = "注">親密度が上がると言う。</ref> | | 二人称 = ○○君/キミ/マスター/マイロード<ref group = "注">親密度が上がると言う。</ref> | ||
| 三人称 = 彼/あの子<ref group = "注">10代の女キャラ</ref>/あの女性<ref group = "注">20代以上の女キャラ</ref>/みんな | | 三人称 = 彼/あの子<ref group = "注">10代の女キャラ</ref>/あの女性<ref group = "注">20代以上の女キャラ</ref>/みんな | ||
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| レア度 = ☆5 | | レア度 = ☆5 | ||
}} | }} | ||
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==概要== | ==概要== | ||
『[[Fate/Grand Order]]』では第一部ストーリーの根幹に関わる存在として登場し、終局特異点実装と併せて「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]として本格参戦を果たした。 | 『[[Fate/Grand Order]]』では第一部ストーリーの根幹に関わる存在として登場し、終局特異点実装と併せて「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]として本格参戦を果たした。 | ||
; 略歴 | ; 略歴 | ||
− | : 『Grand | + | : 『Grand Order』特異点F『炎上汚染都市 冬木』では[[エミヤ|シャドウアーチャー]]が「花の魔術師が[[マシュ・キリエライト|マシュ]]の宝具の使い途を考えた」と語っており、この事態になんらかの形で関わっている事が示唆されていた。 |
− | : | + | : 第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』おいて、ついに姿を現し直接介入。[[クー・フーリン〔オルタ〕|クー・フーリン・オルタ]]に押されているカルデア陣営を手助けし、致命傷を負ったカルナと共に狂王を退けることに成功した後、姿を消した。 |
− | : | + | : 第六特異点『神聖円卓領域 キャメロット』では西暦1273年の獅子王に占領されて在り方が変わってしまったエルサレムへ、[[ベディヴィエール (Grand Order)]]を送り出している<ref group = "注">ベディヴィエール曰く、現時点ではカルデアへの本格的な助力をするにはまだ準備中とのこと。</ref>。 |
− | : | + | : 第七特異点『絶対魔獣戦線 バビロニア』にて、「まだ地球上に自身の体が存在していない=自分は存在しない=自分は死亡している」というかなり強引な仮定に基づき、紀元前2655年のバビロニアにおいて[[ギルガメッシュ]]の英霊召喚に応じ、宮廷魔術師のサーヴァントとして仕える。 |
− | : [[メドゥーサ〔ランサー〕|アナ]]と共に[[エルキドゥ]]を騙る[[キングゥ]]から主人公たちを助け、聖杯により[[ティアマト]]の権能を得た[[ゴルゴーン]] | + | : [[メドゥーサ〔ランサー〕|アナ]]と共に[[エルキドゥ]]を騙る[[キングゥ]]から主人公たちを助け、聖杯により[[ティアマト]]の権能を得た[[ゴルゴーン]]を共に討ち滅ぼした。それに並行し、夢魔の能力でティアマトを目覚めぬように抑えていたが、感覚を同調していたゴルゴーンの死により覚醒した[[ティアマト]]に夢の中で殺されて消滅した。 |
: しかしそこで終わるような男ではなく、今度は人理焼却の影響により地球が白紙状態となったことを利用し妖精郷から冥界まで'''本人が徒歩で'''文字通り駆けつけ、[[聖杯の泥|ケイオスタイド]]を花の魔術で制圧し、主人公らがティアマトを打倒する援護を行った。 | : しかしそこで終わるような男ではなく、今度は人理焼却の影響により地球が白紙状態となったことを利用し妖精郷から冥界まで'''本人が徒歩で'''文字通り駆けつけ、[[聖杯の泥|ケイオスタイド]]を花の魔術で制圧し、主人公らがティアマトを打倒する援護を行った。 | ||
− | : | + | : そして[[ティアマト]]が消滅の際に落とした聖杯を手に冥界から地上へ駆け上がり、主人公らに聖杯と共に激励の言葉を送り、幽閉塔へと帰っていった。 |
: なお、七章で主人公を助けた際に、アヴァロンよりレイシフトじみた補給方法でカルデアの炉であるプロメテウスの火に魔力リソースを提供していたことが明らかとなった。 | : なお、七章で主人公を助けた際に、アヴァロンよりレイシフトじみた補給方法でカルデアの炉であるプロメテウスの火に魔力リソースを提供していたことが明らかとなった。 | ||
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; 人物 | ; 人物 | ||
: 草原に吹く風のような青年。彼の前では誰もが肩の力を抜いてしまう、爽やかな正義の人。しかし緊張感や責任感などが欠如しているように見える為、胡散臭い詐欺師に見られる事も。 | : 草原に吹く風のような青年。彼の前では誰もが肩の力を抜いてしまう、爽やかな正義の人。しかし緊張感や責任感などが欠如しているように見える為、胡散臭い詐欺師に見られる事も。 | ||
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: 特筆すべきは精神への介入、現実世界への虚像投影など人を惑わす魔術を得意とするAランクの「幻術」スキル。人間はもちろん、電子機器すら欺き、精神世界における悪夢はもちろん、現実においても一つの村程度の虚像を軽く作りあげ、第六章でベディヴィエールにかけた「誤魔化しの魔術」は[[アーラシュ|余程]][[“山の翁”|の者]]でなければ人間やサーヴァントに正体を気づかせず、カルデアの観測ですら誤作動を起こすレベルの幻惑を可能としている。 | : 特筆すべきは精神への介入、現実世界への虚像投影など人を惑わす魔術を得意とするAランクの「幻術」スキル。人間はもちろん、電子機器すら欺き、精神世界における悪夢はもちろん、現実においても一つの村程度の虚像を軽く作りあげ、第六章でベディヴィエールにかけた「誤魔化しの魔術」は[[アーラシュ|余程]][[“山の翁”|の者]]でなければ人間やサーヴァントに正体を気づかせず、カルデアの観測ですら誤作動を起こすレベルの幻惑を可能としている。 | ||
: さらにスキル「混血」により夢魔としての特性と能力を完全に受け継いでおり、他人の眠りの中に干渉することができる。ただしこの時は無力化しており、レム睡眠時に夢の主に存在を気取られると脅威にさらされるという弱点がある。 | : さらにスキル「混血」により夢魔としての特性と能力を完全に受け継いでおり、他人の眠りの中に干渉することができる。ただしこの時は無力化しており、レム睡眠時に夢の主に存在を気取られると脅威にさらされるという弱点がある。 | ||
− | : | + | : しかしアルトリアの剣の師でもあり、さらにキャスターとしては異例となるBランクの筋力を持つ当人は「(早口で呪文を唱えれば)舌を噛む」「聖剣で殴ったほうが早い」と嘯いており、実際にゲーム内での攻撃においても専ら「聖剣」と杖の仕込み剣を片腕で振るう。 |
: 曲がりなりにも生者であるためサーヴァントとしての召喚に応じることができない彼がカルデアにサーヴァントとして協力している理由は、意図的に獲得した「単独顕現」スキルを用いて彼が気に入った主人公との縁を伝っているためだとされる。 | : 曲がりなりにも生者であるためサーヴァントとしての召喚に応じることができない彼がカルデアにサーヴァントとして協力している理由は、意図的に獲得した「単独顕現」スキルを用いて彼が気に入った主人公との縁を伝っているためだとされる。 | ||
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: たとえ彼に許された空間がわずか十メートル四方の牢獄であり、彼に与えられた風景が遥か上空にある切り取られた空だけであろうと、そこは理想郷として在り続ける。 | : たとえ彼に許された空間がわずか十メートル四方の牢獄であり、彼に与えられた風景が遥か上空にある切り取られた空だけであろうと、そこは理想郷として在り続ける。 | ||
: 花の魔術師マーリンいるところ、そこは地獄ではなく、希望に満ちた大地とならん。 | : 花の魔術師マーリンいるところ、そこは地獄ではなく、希望に満ちた大地とならん。 | ||
− | + | : ゲーム内の効果は「5ターンの間、全員のHPとNP、およびクリティカルスターを増加させ続ける」というもの。これとスキル「幻術」こそが、彼が持久戦の補助をこなせる所以である。 | |
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==真名:マーリン== | ==真名:マーリン== | ||
− | : | + | : ブリテンを治めたアーサー王(アルトリア)を導く存在。ウェールズ王妃と夢魔の間に生まれた混血児であり、滅び行くブリテンを救うため先王ウーサーの提案に乗り、赤き竜の化身たる理想の王を作った。アルトリアが竜の因子を持って生まれたのは彼の計らいによるモノ。 |
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: 誕生したアルトリアを約定によって父王から譲り受け、騎士エクターの下で育てる。ブリテンの王となる運命を背負ったアルトリアが岩に刺さった選定の剣を抜く際に現われ、王の運命を告げる。彼女が王となって以降は、そのサポートにつく。 | : 誕生したアルトリアを約定によって父王から譲り受け、騎士エクターの下で育てる。ブリテンの王となる運命を背負ったアルトリアが岩に刺さった選定の剣を抜く際に現われ、王の運命を告げる。彼女が王となって以降は、そのサポートにつく。 | ||
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: アルトリアの治世に永く携わったが、彼女のローマ遠征に際して、 手を出した<ruby><rb>性質</rb><rt>タチ</rt></ruby>の悪い妖精に狙われアヴァロンへと逃げ、そこに仕掛けられた塔に幽閉された。同地でカムランの戦いを眺め、アルトリアの契約とその結果を見届ける。 | : アルトリアの治世に永く携わったが、彼女のローマ遠征に際して、 手を出した<ruby><rb>性質</rb><rt>タチ</rt></ruby>の悪い妖精に狙われアヴァロンへと逃げ、そこに仕掛けられた塔に幽閉された。同地でカムランの戦いを眺め、アルトリアの契約とその結果を見届ける。 | ||
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===Fateシリーズ=== | ===Fateシリーズ=== | ||
; [[Fate/Grand Order]] | ; [[Fate/Grand Order]] | ||
− | : 終局特異点『冠位時間神殿 | + | : 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』解禁に伴い期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は存在しない。1000万ダウンロード記念ガチャで待望の復刻を果たした。 |
: 存在・関与の示唆は序章でされており、第五特異点と第七特異点にて登場。第六特異点でも直接登場こそしないものの物語の鍵に関わる重要な役割を担う。 | : 存在・関与の示唆は序章でされており、第五特異点と第七特異点にて登場。第六特異点でも直接登場こそしないものの物語の鍵に関わる重要な役割を担う。 | ||
− | : | + | : PCとしても長らく実装を望まれつつも音沙汰無しだったが、第七特異点に於ける専用サポート限定で先行実装となり、第一部最終章解禁とほぼ同時に開催されたソロモンピックアップでついに正式参戦となった。 |
− | : | + | : その性能はBuster重視サーヴァントの火力とパーティーの持久力を大きく押し上げる能力が際立ち、「『サポートサーヴァント最強格』として名高い[[ロード・エルメロイⅡ世|かの時計塔講師]]と双璧を成す」と言われる程に強烈なスキル/宝具を誇る、サポート特化サーヴァントの一人に数えられる。 |
− | : また、[[アーサー・ペンドラゴン]]体験クエストにも、『Fate/ | + | : また、[[アーサー・ペンドラゴン|アーサー・ペンドラゴン〔プロトセイバー〕]]体験クエストにも、『Fate/Prototype』の世界のマーリンが声のみ登場している。 |
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===その他=== | ===その他=== | ||
;[[ちびちゅき!]] | ;[[ちびちゅき!]] | ||
− | : | + | :所属不明。文化祭オーラスの舞踏会で司会を務めた。 |
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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===過去=== | ===過去=== | ||
; [[アルトリア・ペンドラゴン]] | ; [[アルトリア・ペンドラゴン]] | ||
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;[[モルガン]] | ;[[モルガン]] | ||
:王の姉で自身を貶めた魔女。宿敵の筈だが、彼女をどう思っているかは不明。 | :王の姉で自身を貶めた魔女。宿敵の筈だが、彼女をどう思っているかは不明。 | ||
+ | |||
+ | === Fate/Grand Order === | ||
+ | ; [[マシュ・キリエライト]] | ||
+ | : 彼女が持つ盾の宝具に何らかの形で関わっている模様。 | ||
+ | ; [[エミヤ|シャドウアーチャー]] | ||
+ | : マシュが持つ盾の宝具のことを知っていたが、無数の武具を記憶貯蔵する彼でもその使い方は知らないため、裏にマーリンが一枚噛んでいることに勘付いていた。 | ||
+ | ; [[フォウ]] | ||
+ | : 使い魔。彼のことは「キャスパリーグ」と呼んでいる。主人らしく振舞おうとするが、彼からの扱いは敵意を感じさせるほどにぞんざい。 | ||
+ | ; [[ベディヴィエール (Grand Order)]] | ||
+ | : アヴァロンへと到達した彼にアガートラムと改名した銀の腕を授け、また彼の目的を悟られないように誤魔化しの魔術をかけて西暦1273年のエルサレムへと送り出した。 | ||
+ | ; [[主人公 (Grand Order)]] | ||
+ | : 記録にも残らないその戦いをずっと見てきて、ファンになった。 | ||
+ | : 幾度か様々な形でカルデアに助力を行ったばかりか、幽閉塔の束縛を自ら破るほどの特例まで成したことから、その尋常ならざる入れ込み様が伺える。 | ||
+ | ; [[ギルガメッシュ〔キャスター〕]] | ||
+ | : 『絶対魔獣戦線バビロニア』でマーリンを召喚したマスター。高位の千里眼スキルを持っている者同士ということで、独特の距離感で通じ合っている。 | ||
+ | ; [[ロマニ・アーキマン]] | ||
+ | : 『絶対魔獣戦線バビロニア』で通信ごしに共演することとなるが、ロマニはマーリンに対してかなり否定的であり、初対面にも関わらず以前から知っているかのように語っている。 | ||
+ | : マーリンも他人に馴れ馴れしい方だが、千里眼によってカルデアのことを知っているためロマニに対しては一種の気安さや信頼を持って接している。 | ||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
===Fate/Grand Order=== | ===Fate/Grand Order=== | ||
− | ;「王の話をするとしよう」<br>「星の内海。物見の<ruby><rb>台</rb><rt>うてな</rt></ruby>。楽園の端から君に聞かせよう。君たちの物語は祝福に満ちていると。<br/> 罪無き者のみ通るが良い。『<ruby><rb>永久に閉ざされた理想郷</rb><rt>ガーデン・オブ・アヴァロン</rt></ruby> | + | ;「王の話をするとしよう」<br>「星の内海。物見の<ruby><rb>台</rb><rt>うてな</rt></ruby>。楽園の端から君に聞かせよう。君たちの物語は祝福に満ちていると。<br/> 罪無き者のみ通るが良い。『<ruby><rb>永久に閉ざされた理想郷</rb><rt>ガーデン・オブ・アヴァロン</rt></ruby>!』」 |
:宝具選択、解放。妖精郷より花の魔術師はある王の物語を語る。 | :宝具選択、解放。妖精郷より花の魔術師はある王の物語を語る。 | ||
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;「好きなもの?人間と、いたずらと、女の子だよ。だって楽しいだろ?いじるの」 | ;「好きなもの?人間と、いたずらと、女の子だよ。だって楽しいだろ?いじるの」 | ||
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; 「王は聖剣を返されぬまま彷徨い、死ぬ事なく天に属する英霊となった。<br /> 故に、彼女は―――‘‘聖槍を使い続けたアルトリア’’はこのアヴァロンにやってこない。聖剣を返す為にここまで辿り着いたキミとは違ってね。<br /> 彼女を解放する方法はただ一つ。今度こそ聖剣を返す事だ。 でも――――分かっているね?」<br>「キミが今まで旅を続けられたのは、その聖剣があったからだ。 聖剣を返すという事は、何もかも終わるということ。 キミの長かった旅も、キミのこれまでの苦労も、報われる事なく終わる。<br /> 肉体に依存する人間にとって、死の恐怖は生き続けた分だけ増大する。実に1500年。キミが迎える‘‘死’’への恐ろしさの重みは、私でさえ想像できないだろう。<br /> 永遠の生の苦しみなんて、実のところ‘‘きつい’’だけさ。誰だって我慢すれば耐えられる。でもキミが踏みだそうとしている重みは、誰であれ正視できない恐れだとボクは断言する。」<br>「それでも―――キミは行くのかい?<br /> 遠い日の過ちを正す為だけに。ただ、王の存命を願っただけの話なのに。<br /> サー・ベディヴィエール。本当はキミには何の過ちもなかったというのに?」 | ; 「王は聖剣を返されぬまま彷徨い、死ぬ事なく天に属する英霊となった。<br /> 故に、彼女は―――‘‘聖槍を使い続けたアルトリア’’はこのアヴァロンにやってこない。聖剣を返す為にここまで辿り着いたキミとは違ってね。<br /> 彼女を解放する方法はただ一つ。今度こそ聖剣を返す事だ。 でも――――分かっているね?」<br>「キミが今まで旅を続けられたのは、その聖剣があったからだ。 聖剣を返すという事は、何もかも終わるということ。 キミの長かった旅も、キミのこれまでの苦労も、報われる事なく終わる。<br /> 肉体に依存する人間にとって、死の恐怖は生き続けた分だけ増大する。実に1500年。キミが迎える‘‘死’’への恐ろしさの重みは、私でさえ想像できないだろう。<br /> 永遠の生の苦しみなんて、実のところ‘‘きつい’’だけさ。誰だって我慢すれば耐えられる。でもキミが踏みだそうとしている重みは、誰であれ正視できない恐れだとボクは断言する。」<br>「それでも―――キミは行くのかい?<br /> 遠い日の過ちを正す為だけに。ただ、王の存命を願っただけの話なのに。<br /> サー・ベディヴィエール。本当はキミには何の過ちもなかったというのに?」 | ||
: 第六特異点最終決戦後の回想にて。ベディヴィエールのヒトとしての寿命はとうに尽き、事を成してもこれだとその重みは筆舌に尽くし難いものがある。純粋な願いのその果てにマーリンも思うところはあるのだろう。 | : 第六特異点最終決戦後の回想にて。ベディヴィエールのヒトとしての寿命はとうに尽き、事を成してもこれだとその重みは筆舌に尽くし難いものがある。純粋な願いのその果てにマーリンも思うところはあるのだろう。 | ||
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;「ボクは悲しい別れとか大嫌いだ。意地でも死に別れなんかするものか。<br/> だからちょっと信条を曲げて、幽閉塔から飛び出してきた。無論、キミたちに会うためにね。」 | ;「ボクは悲しい別れとか大嫌いだ。意地でも死に別れなんかするものか。<br/> だからちょっと信条を曲げて、幽閉塔から飛び出してきた。無論、キミたちに会うためにね。」 | ||
− | : | + | :第七特異点『絶対魔獣戦線バビロニア』にて。夢魔の精神体がティアマトに殺されたため、'''アヴァロンに居る本人が走って第七特異点の地下冥界に駆けつけた。''' |
:ハッピーエンドを好むマーリンにとって主人公達との死に別れは自分の信条を曲げる程に堪え難い物だったらしい。 | :ハッピーエンドを好むマーリンにとって主人公達との死に別れは自分の信条を曲げる程に堪え難い物だったらしい。 | ||
232行目: | 169行目: | ||
*「Réalta Nua」では立ち絵はないものの、諏訪部順一氏が声を担当している事や、その口調からかなり若々しい印象を受ける。 | *「Réalta Nua」では立ち絵はないものの、諏訪部順一氏が声を担当している事や、その口調からかなり若々しい印象を受ける。 | ||
*小説『Garden of Avalon』ではキャラクターデザインや設定がきちんと起こされ、本格的に登場。若い青年の姿が描かれており、外見は老人ではない。ただし、ウーサーの代から王の手助けをしてきたことから年齢的には老人と言える。 | *小説『Garden of Avalon』ではキャラクターデザインや設定がきちんと起こされ、本格的に登場。若い青年の姿が描かれており、外見は老人ではない。ただし、ウーサーの代から王の手助けをしてきたことから年齢的には老人と言える。 | ||
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* 夢魔(=淫魔)の血を引いており、性的な意味でも色々やらかしたようである。セイバー曰く「''悪人でした。くわえてその、色事に弱いというか、愛の多い人物というか。結局最後にそれが仇(あだ)となって幽閉されてしまいましたが、あの老人の事です。きっと、今でも呑気に愛を語っているのでしょう''」とのことで、あまり心配はされてない。 | * 夢魔(=淫魔)の血を引いており、性的な意味でも色々やらかしたようである。セイバー曰く「''悪人でした。くわえてその、色事に弱いというか、愛の多い人物というか。結局最後にそれが仇(あだ)となって幽閉されてしまいましたが、あの老人の事です。きっと、今でも呑気に愛を語っているのでしょう''」とのことで、あまり心配はされてない。 | ||
− | * | + | * アヴァロンに幽閉されたことで死する運命から外れてしまったらしく、英霊の座には存在しない。 |
* 明言はされていないが『Garden of Avalon』でケイから「~その最初に居合わせた円卓はオレとお前だけだったか」と語りかけられているため、型月世界では[[円卓の騎士]]の一人だった可能性がある。『Garden of Avalon』にて円卓の騎士と明言されている12名にマーリンを加えると丁度円卓の騎士の総数である13名となる。 | * 明言はされていないが『Garden of Avalon』でケイから「~その最初に居合わせた円卓はオレとお前だけだったか」と語りかけられているため、型月世界では[[円卓の騎士]]の一人だった可能性がある。『Garden of Avalon』にて円卓の騎士と明言されている12名にマーリンを加えると丁度円卓の騎士の総数である13名となる。 | ||
**『FoxTail』のガウェインの発言によるとブリテンの騎士団にはボールスもいたようだが、彼は次期十一席とされているため、入れ替わりもあると思われる。 | **『FoxTail』のガウェインの発言によるとブリテンの騎士団にはボールスもいたようだが、彼は次期十一席とされているため、入れ替わりもあると思われる。 | ||
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** 色恋沙汰が大好きな事に加えて「普段は自分だけがナンパしてると体裁が悪いがバレンタインだと皆がそうだから」と言う意味でもバレンタインという行事も歓迎している。<br>男主人公に対して「君もチョコ狙いの徘徊か」と言ってくるため自分もチョコ狙いで徘徊していたものと思われるが、大量に貰っていた[[ランスロット〔セイバー〕|ランスロット]]などとは違い、彼自身がカルデア女性スタッフなどからチョコを貰えたかどうかは語られない。 | ** 色恋沙汰が大好きな事に加えて「普段は自分だけがナンパしてると体裁が悪いがバレンタインだと皆がそうだから」と言う意味でもバレンタインという行事も歓迎している。<br>男主人公に対して「君もチョコ狙いの徘徊か」と言ってくるため自分もチョコ狙いで徘徊していたものと思われるが、大量に貰っていた[[ランスロット〔セイバー〕|ランスロット]]などとは違い、彼自身がカルデア女性スタッフなどからチョコを貰えたかどうかは語られない。 | ||
** 期間限定イベント『[[Fate/Grand Orderイベント一覧 (2018)#バレンタイン2018 繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン|バレンタイン2018 繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン]]』のピジョンレポートによると、いつもの「王の話をするとしよう」と間違えて「'''チョコの話をするとしよう'''」と言い間違えたことがあるらしい。しかしその後本当にチョコの話を'''2時間も'''垂れ流したあたり、養分にすらならないと言いつつチョコには一家言ある模様。 | ** 期間限定イベント『[[Fate/Grand Orderイベント一覧 (2018)#バレンタイン2018 繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン|バレンタイン2018 繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン]]』のピジョンレポートによると、いつもの「王の話をするとしよう」と間違えて「'''チョコの話をするとしよう'''」と言い間違えたことがあるらしい。しかしその後本当にチョコの話を'''2時間も'''垂れ流したあたり、養分にすらならないと言いつつチョコには一家言ある模様。 | ||
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== 話題まとめ == | == 話題まとめ == | ||
; 1000万ダウンロードのトレンドキャスター | ; 1000万ダウンロードのトレンドキャスター | ||
− | : | + | : 彼の2度目のピックアップは1000万ダウンロードの際に行われた。この復刻ピックアップ発表と同日に国民的歌手の安室奈美恵が引退宣言を発表したのだが、マーリンの反響が大きすぎた結果Twitterのトレンド数で安室奈美恵を圧倒するという珍事が起きている。 |
− | + | <!--== 商品情報 == | |
− | + | *<amazon>B00061HGYG</amazon> | |
− | == 商品情報 == | + | == 資料リンク == |
− | <amazon> | + | * [[一覧:]] --> |
== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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[[Category:グランドクラス]] | [[Category:グランドクラス]] | ||
[[category:Fate/Grand Order]] | [[category:Fate/Grand Order]] | ||
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[[Category:コハエース]] | [[Category:コハエース]] | ||
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