「人理継続保障機関フィニス・カルデア」を編集中

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==概要==
 
==概要==
人類の未来を語る資料館。人類史を長く、何より強く存在させるため、魔術・科学の区別なく研究者が集まった研究所にして観測所。略称は「人理保障機関カルデア」。<br>
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人類の未来を語る資料館。時計塔の天体科を牛耳る魔術師の貴族である、[[マリスビリー・アニムスフィア]]が創立した未来を保障するための機関。<br>
時計塔の天体科を牛耳る魔術師の貴族である、[[マリスビリー・アニムスフィア]]が創立した未来を保障するための機関。[[アニムスフィア家]]が管理しており、アニムスフィアの使命、一族をかけて成しえる命題、<ruby><rb>冠位指定</rb><rt>グランドオーダー</rt></ruby>“この惑星の人類史の保障”を成しえる組織。カルデア設立の出資金は各国合同だが、その七割は[[時計塔]]のアニムスフィアが出資している。<br>
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[[アニムスフィア家]]が管理しており、アニムスフィアの使命、一族をかけて成しえる命題、<ruby><rb>冠位指定</rb><rt>グランドオーダー</rt></ruby>“この惑星の人類史の保障”を成しえる組織。<br>
 
魔術だけでは見えず、科学だけでは計れない世界を観測し、人類の決定的な絶滅を防ぐ為の各国共同で成立された特務機関。<br>
 
魔術だけでは見えず、科学だけでは計れない世界を観測し、人類の決定的な絶滅を防ぐ為の各国共同で成立された特務機関。<br>
 
表面上はどこの国でもない世界の中心にある標高6,000メートルの雪山の地下に作られた地下工房。地球上の最南端、西経0度にある南極大陸に建てられた地球最大にして唯一の人理観測所。<br>
 
表面上はどこの国でもない世界の中心にある標高6,000メートルの雪山の地下に作られた地下工房。地球上の最南端、西経0度にある南極大陸に建てられた地球最大にして唯一の人理観測所。<br>
 
カルデアをどの国にも私的に運用されないように、神秘の残り香によって隠された山脈を魔術結界で補強し、その所在と機密を陰匿し続けた<ref group = "注">現実の南極大陸に標高6,000メートルの雪山は存在せず、作中でも主人公はその事を指摘している。</ref>。<br>
 
カルデアをどの国にも私的に運用されないように、神秘の残り香によって隠された山脈を魔術結界で補強し、その所在と機密を陰匿し続けた<ref group = "注">現実の南極大陸に標高6,000メートルの雪山は存在せず、作中でも主人公はその事を指摘している。</ref>。<br>
研究施設だが、その重要性から内部規律レベルは軍隊並みで、厳しい規律と罰則が敷かれている。所在地の秘匿については魔術協会が目を光らせており、一部正規職員や建前上はその使い魔とされているサーヴァント達は把握しているが、元は一般人である主人公には後述の脱出まで開示されていなかった。<br>
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所在地の秘匿については魔術協会が目を光らせており、一部正規職員や建前上はその使い魔とされているサーヴァント達は把握しているが、元は一般人である主人公には後述の脱出まで開示されていなかった。<br>
 
カルデアからハワイ諸島に主人公が直接移動することになった際も、かなり迂遠な手段が取られた。一応秘匿組織であるカルデアから飛行機というのは現実的ではなく、主人公を外に連れ出す際には問題が生じる。[[サーヴァント]]たちはカルデア職員の使い魔で押し通せるが、カルデアの保持している交通手段では[[魔術協会]]の干渉を避けられないと予測された。<br>
 
カルデアからハワイ諸島に主人公が直接移動することになった際も、かなり迂遠な手段が取られた。一応秘匿組織であるカルデアから飛行機というのは現実的ではなく、主人公を外に連れ出す際には問題が生じる。[[サーヴァント]]たちはカルデア職員の使い魔で押し通せるが、カルデアの保持している交通手段では[[魔術協会]]の干渉を避けられないと予測された。<br>
 
そこでホームズに知恵を借りた結果、「主人公には到着まで目隠しに加えて、暫く開かないよう魔術をかけられた状態で、民間の飛行機で現地へ向かう」という立案が用いられた。<br>
 
そこでホームズに知恵を借りた結果、「主人公には到着まで目隠しに加えて、暫く開かないよう魔術をかけられた状態で、民間の飛行機で現地へ向かう」という立案が用いられた。<br>
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内部は非常に広く、[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|百貌のハサン]]がメンバー全員を動員して総力を挙げてそれなりの時間を使っても完全に探索しきれないほど。
 
内部は非常に広く、[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|百貌のハサン]]がメンバー全員を動員して総力を挙げてそれなりの時間を使っても完全に探索しきれないほど。
  
塩基配列や霊基属性の確認、指紋認証、声帯認証、遺伝子認証、魔術回路の測定などを行い、登録名と一致した霊長類の一員と認められ、入館できる。<br>
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塩基配列や霊器属性の確認、指紋認証、声帯認証、遺伝子認証、魔術回路の測定などを行い、登録名と一致した霊長類の一員と認められ、入館できる。<br>
 
100年後に時代設定したカルデアス表面の文明の光を観測する事により、未来における人類社会の存続を保障する事を任務とする。
 
100年後に時代設定したカルデアス表面の文明の光を観測する事により、未来における人類社会の存続を保障する事を任務とする。
  
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===[[Fate/Grand Order]]劇中におけるカルデアの歩み===
 
===[[Fate/Grand Order]]劇中におけるカルデアの歩み===
3年前に当時の所長マリスビリーが死去し、娘のオルガマリーが所長の座を受け継いだが、カルデアの維持で精一杯だった。そんな中、カルデアスに異常が発生し、2016年の人類滅亡が証明され100年先の未来の保障がなくなった。これを受けてカルデアには協会やスポンサーからの非難の声が山の様に届き、ラプラスとトリスメギストスを用いて未来消失の原因を過去2000年までの情報を洗い出しを開始する。その結果、2015年までの歴史には存在しなかった“観測できない領域”である過去の特異点事象を発見。カルデアはこの特異点を人類絶滅の原因と仮定し<ruby><rb>霊子転移</rb><rt>レイシフト</rt></ruby>実験を国連に提案しこれに介入して破壊する事により未来を修正するための作戦を始動した。なお、これら各種の研究や実験は国連の承認の下で実施されている。
 
  
世界各国から[[レイシフト]]適性者を集め、本来ならば第一段階としてAチームとして送り込み、ベースキャンプを築かせて後に続くマスター達の安全を保障し、BチームからDチームはコフィン内で待機し、Aチームの様子をモニター。Aチームに問題が発生した場合の第二実験以降の出番に備える予定だったが、人理焼却を目論むゲーティアの使いであるレフによってカルデアのレイシフトルームが爆破され、47人のマスター候補は瀕死の重傷を負い、オルガマリーは肉体的に死亡したことで、その動きは早くも叩き潰されたかに見えた。<br>
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2016年の人類滅亡が証明されたことを受けて、本来は存在しないはずの過去の特異点事象を発見し、これに介入して破壊する事により未来を修正するための作戦を始動した。なおこれら各種の研究や実験は国連の承認の下で実施されている。
だがその直後、カルデアスの磁場により人理焼却から免れ、時間軸からはじき出されたことで、カルデアは未来を見通す千里眼を持つゲーティアですら発見できない唯一の反攻拠点となった。論理防壁を幾重にも張っている。<br>
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レイシフトの際は、カルデアから[[特異点]]へ映像付きの魔術的な通信を行い、現地の魔力反応、生体反応、動体反応、敵性反応、サーヴァント反応などをカルデア側から探知し、主人公達に警告するなどしてサポートしている。特異点内で発信された無線通信をカルデアの回線に乗せることができる。<br>
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人理焼却を目論むゲーティアの使いであるレフによってカルデアのレイシフトルームが爆破され、47人のマスター候補は瀕死の重傷を負い、オルガマリーは肉体的に死亡したことで、その動きは早くも叩き潰されたかに見えた。<br>
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だがその直後、カルデアスの磁場により人理焼却から免れ、時間軸からはじき出されたことで、カルデアは未来を見通す千里眼を持つゲーティアですら発見できない唯一の反攻拠点となった。<br>
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レイシフトの際は、現地の魔力反応や敵性反応、サーヴァント反応などをカルデア側から探知し、主人公達に警告するなどしてサポートしている。<br>
 
データベースには様々な伝承の他、茨木童子曰く「日本の週末にテレビ放送局が流す、人の子が妖術で持って変化するアニメーション」なども存在する。
 
データベースには様々な伝承の他、茨木童子曰く「日本の週末にテレビ放送局が流す、人の子が妖術で持って変化するアニメーション」なども存在する。
  
 
その現状において唯一健在であった[[主人公 (Grand Order)|マスター]]が召喚に成功し契約を結んだサーヴァント達は、カルデアからの魔力提供を受けこの基地にそれぞれ存在の基点を作り一時的な受肉を果たしている。このため、契約した英霊たちは聖杯探索(グランドオーダー)発令中に限り、英霊の座ではなくカルデアをホームとする。カルデアではマスターが負担する現界用の魔力を最小限に抑えるよう、その電力の四割をサーヴァント達との契約維持に費やしている。<br>
 
その現状において唯一健在であった[[主人公 (Grand Order)|マスター]]が召喚に成功し契約を結んだサーヴァント達は、カルデアからの魔力提供を受けこの基地にそれぞれ存在の基点を作り一時的な受肉を果たしている。このため、契約した英霊たちは聖杯探索(グランドオーダー)発令中に限り、英霊の座ではなくカルデアをホームとする。カルデアではマスターが負担する現界用の魔力を最小限に抑えるよう、その電力の四割をサーヴァント達との契約維持に費やしている。<br>
 
加えて、カルデアで召喚されるサーヴァントの多くは、マスターとの距離が近いほど、端的に言うと力が増幅されるという性質を持つことになる。<br>
 
加えて、カルデアで召喚されるサーヴァントの多くは、マスターとの距離が近いほど、端的に言うと力が増幅されるという性質を持つことになる。<br>
カルデア内ならともかく、マスター無しのサーヴァントが単独行動するのは普通の召喚形式では不可能だが、カルデア式の召喚ならば、各々の実体化に必要な魔力を電池として支給する事で可能となる。いざとなればカルデア側から強制送還や強制霊体化も可能。<br>
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カルデア内ならともかく、マスター無しのサーヴァントが単独行動するのは普通の召喚形式では不可能だが、カルデア式の召喚ならば、各々の実体化に必要な魔力を電池として支給する事で可能となる。いざとなればカルデア側から強制送還や強制霊体化も可能。
カルデア召喚式による英霊強化術式によりサーヴァントを霊基再臨させることが出来る。
 
 
 
[[スカサハ=スカディ]]によると、[[抑止力]]を味方に付けた訳でもないのにも関わらず、カルデアだけでは到底敵わない相手でも、多くの力を借りて綱渡りの様に辛勝とはいえ打倒することこそが真に恐るべき所だという。
 
  
 
一部の英霊の存在は、他の英霊間の生活に大きな影響力を及ぼす場合が確認されている。とりわけエミヤのレイシフトへの出向はカルデアの食事供給ラインの崩壊をきたす可能性が大きく、その場合聖剣や鬼の手が飛び交うことになるとまで噂される<ref group = "出">『ハロウィン・ストライク!』</ref>。<br>
 
一部の英霊の存在は、他の英霊間の生活に大きな影響力を及ぼす場合が確認されている。とりわけエミヤのレイシフトへの出向はカルデアの食事供給ラインの崩壊をきたす可能性が大きく、その場合聖剣や鬼の手が飛び交うことになるとまで噂される<ref group = "出">『ハロウィン・ストライク!』</ref>。<br>
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レムナントオーダー終了後の2017年12月26日に新所長ゴルドルフ・ムジーク率いる査問官達がカルデアに到着し、それに備えて[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダヴィンチ]]と[[シャーロック・ホームズ|ホームズ]]を除く全サーヴァントの退去が行われた。<br>
 
レムナントオーダー終了後の2017年12月26日に新所長ゴルドルフ・ムジーク率いる査問官達がカルデアに到着し、それに備えて[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダヴィンチ]]と[[シャーロック・ホームズ|ホームズ]]を除く全サーヴァントの退去が行われた。<br>
その後各既存スタッフに対する6時間にわたる尋問と冷凍保存されていたAチームの解凍作業等が行われた…が、2017年12月31日のAチームの解凍作業終了直後、「表向き」は聖堂協会の査問官だった[[グレゴリー・ラスプーチン|ラスプーチン]]及び、[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ]]、そして異聞帯のサーヴァントである[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ|アナスタシア]]率いる殺戮猟兵がカルデアを襲撃。制御を乗っ取られ、退避すら儘ならない状況に陥る。<br>
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その後各既存スタッフに対する6時間にわたる尋問と冷凍保存されていたAチームの解凍作業等が行われた…が、2017年12月31日のAチームの解凍作業終了直後、「表向き」は聖堂協会の査問官だった[[グレゴリー・ラスプーチン|ラスプーチン]]及び、[[コヤンスカヤ]]、そして異聞帯のサーヴァントである[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ|アナスタシア]]率いる殺戮猟兵がカルデアを襲撃。制御を乗っ取られ、退避すら儘ならない状況に陥る。<br>
最終的に[[主人公 (Grand Order)|主人公]]を含めた既存スタッフ10名及びゴルドルフは、ダ・ヴィンチを含む重大な犠牲を払いながらもカルデアを脱出。残るカルデアスタッフ及び査問官・傭兵達は全滅し、カルデアは彼らに完全に制圧、中枢ともいえるカルデアスは'''物理的に凍結'''された。
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最終的に[[主人公 (Grand Order)]]を含めた既存スタッフ10名及びゴルドルフは、ダ・ヴィンチを含む重大な犠牲を払いながらもカルデアを脱出。残るカルデアスタッフ及び査問官・傭兵達は全滅し、カルデアは彼らに完全に制圧、中枢ともいえるカルデアスは'''物理的に凍結'''された。
  
なお2018年度以降、第一部クリア前プレイヤーを対象に入れたイベントではネタバレを防ぐため、カルデア並びにダ・ヴィンチが健在である時期の間に展開されるのだが、厳密な時系列は曖昧にされていることがある。逆に明確に2017年の何時に起こったイベントなのかハッキリしていることもあるのだが、その場合でも夏季イベントなどのように矛盾が生じている場合が存在する。<br>2021年以降は明確に第二部以降の時系列とされるイベントが増えてはいるものの、『ツングースカ・サンクチュアリ』をクリアして彷徨海を脱出し拠点をストームボーダーとしているか、等といった差異はある。
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なお2018年度以降、第一部クリア前プレイヤーを対象に入れたイベントではネタバレを防ぐため、カルデア並びにダ・ヴィンチが健在である時期の間に展開されるのだが、厳密な時系列は曖昧にされていることがある。逆に明確に2017年の何時に起こったイベントなのかハッキリしていることもあるのだが、その場合でも夏季イベントなどのように矛盾が生じている場合が存在する。  
  
 
===カルデアの真実===
 
===カルデアの真実===
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「カルデアスは根源に到達する為に開発された」と[[グレゴリー・ラスプーチン|ラスプーチン]]が発言していることから、結局の所この組織は、具体的な方法こそ不明ではあるが[[マリスビリー・アニムスフィア|マリスビリー]]自身が根源に到達する為を主目的として築き上げられたモノだったといえる。
 
「カルデアスは根源に到達する為に開発された」と[[グレゴリー・ラスプーチン|ラスプーチン]]が発言していることから、結局の所この組織は、具体的な方法こそ不明ではあるが[[マリスビリー・アニムスフィア|マリスビリー]]自身が根源に到達する為を主目的として築き上げられたモノだったといえる。
 
南米異聞帯にて[[クリプター]]の一人である[[デイビット・ゼム・ヴォイド]]が語ったところによると、地球白紙化自体がフィニス・カルデア、さらに言うと当時の所長であった[[マリスビリー・アニムスフィア]]によって計画されたものであり、それが彼の人理保障だった。これを実行するためにAチームを駒として用意し、[[ノウム・カルデア]]が7つの[[異聞帯]]及び[[空想樹]]を切除するよう仕向けることによって人理保障プランを完成させた。
 
  
 
==カルデアの区画==
 
==カルデアの区画==
 
;マイルーム
 
;マイルーム
:[[主人公 (Grand Order)|マスター]]の部屋。ベッドと棚の他、トイレとシャワーが併設されている<ref group = "注">『マンガで分かる!Fate/Grand Order』ではラブホみたいなシャワー等と言われていた。『Fate/Grand Order Arcade』でのマイルームでもトイレとシャワーの区画とは透明なガラスの扉で区切られているため、言い方はともかく表現は正しい。</ref>
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:[[主人公 (Grand Order)|マスター]]の部屋。ベッドと棚の他、トイレとシャワーが併設されている<ref group = "注">『マンガで分かる!Fate/Grand Order』ではラブホみたいなシャワー等と言われていた。</ref>。あまり私物は無い。
:『Fate/Grand Order Arcade』で詳細な間取りが明かされたが、扉から入って右奥にベッド、右手前に観葉植物と衝立、正面奥に押し入れ収納、左手奥に棚、左側にトイレとバスの扉となっている。『Fate/Grand Order』でのマイルームではちょうどバスルームの扉からベッドに向かってのカメラアングルになっており、棚の区画が映っていないためかなり殺風景に見える。
 
 
:ゲーム上ではお気に入りに設定したサーヴァントを連れ込んでおり、マイルームページでのセリフが聞けるが、特定の条件を満たさない限り聞けないボイスもある。
 
:ゲーム上ではお気に入りに設定したサーヴァントを連れ込んでおり、マイルームページでのセリフが聞けるが、特定の条件を満たさない限り聞けないボイスもある。
 
:設定上では様々なサーヴァントからの頼まれごとを気安く引き受け、解決のために助力することから、一部のサーヴァントから、主人公のマイルームは「サーヴァント悩み相談室」として扱われている。
 
:設定上では様々なサーヴァントからの頼まれごとを気安く引き受け、解決のために助力することから、一部のサーヴァントから、主人公のマイルームは「サーヴァント悩み相談室」として扱われている。
 
:なお、マイルーム会話によると一部のサーヴァントが掃除している他、[[清姫]]、[[源頼光]]、[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|静謐のハサン]]が夜這いを仕掛けている。
 
:なお、マイルーム会話によると一部のサーヴァントが掃除している他、[[清姫]]、[[源頼光]]、[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|静謐のハサン]]が夜這いを仕掛けている。
 
:シバの女王の幕間の物語『針の穴を通るより難しい』では、マイルームを簡易シミュレーター室にする改装がされていた。カルデアの某職員(ケモ耳&姉属性)に[[ジャガーマン]]が肉球をぷにぷにさせることでたらしこんだ。工費を聞くと、損益の概念が乱れるとのこと。
 
:シバの女王の幕間の物語『針の穴を通るより難しい』では、マイルームを簡易シミュレーター室にする改装がされていた。カルデアの某職員(ケモ耳&姉属性)に[[ジャガーマン]]が肉球をぷにぷにさせることでたらしこんだ。工費を聞くと、損益の概念が乱れるとのこと。
:オジマンディアスの幕間の物語『ファラオよりの光悦』における[[ギルガメッシュ]]によると、マイルームが棺桶のように並んでいる区画があるとのことなので、本来は各マスターごとに用意されていたものと思われる。レフ・ライノールの爆破事件でスタッフがごっそり減ってしまったために部屋が余りまくっているようで、[[エドワード・ティーチ]]や[[葛飾北斎]]などは占有して自室にしている模様。
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:オジマンディアスの幕間の物語『ファラオよりの光悦』における[[ギルガメッシュ]]によると、マイルームが棺桶のように並んでいる区画があるとのことなので、本来は各マスターごとに用意されていたものと思われる。
 
:幾多のサーヴァントからチョコだけでなく神獣やらぬいぐるみやら聖遺物を貰っている影響で「異界化が進んでいる」とは刑部姫の言。
 
:幾多のサーヴァントからチョコだけでなく神獣やらぬいぐるみやら聖遺物を貰っている影響で「異界化が進んでいる」とは刑部姫の言。
  
 
;廊下
 
;廊下
:円形の通路。第1部のプロローグで、主人公はここで熟睡していた。
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:円形をした通路。主人公はここで熟睡していた。
 
:移動だけでなく立ち話の場でもある。相当に広大であるのか、[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 (ランサー)|馬に乗っている奴]]や[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|ソリに乗っている奴]]は自身の騎乗物で平然と走っている模様。
 
:移動だけでなく立ち話の場でもある。相当に広大であるのか、[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 (ランサー)|馬に乗っている奴]]や[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|ソリに乗っている奴]]は自身の騎乗物で平然と走っている模様。
:第二部ではバトル背景としても実装。メインシナリオで採用されたカルデア崩壊時と、期間限定イベントや幕間の物語で使用される平時のバージョンが用意されている。バトル演出との兼ね合いもあるのか、特定のサーヴァントで高空に飛び上がると、非常に天井が高いことがわかる。
 
:ノウム・カルデアでは円形だったカルデアのそれからは一転して、全体的に直線的な構造になっている。
 
  
 
;中央管制室
 
;中央管制室
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:普段の食事に加えて、お月見やバレンタインデーなどのイベント用の調理にも使用される。
 
:普段の食事に加えて、お月見やバレンタインデーなどのイベント用の調理にも使用される。
 
:作中では[[エミヤ]]と[[ブーディカ]]が主に厨房を取り仕切っており、[[タマモキャット]]がサブチーフ。[[両儀式〔アサシン〕]]、[[源頼光]]、[[アイリスフィール〔天の衣〕]]もよく使用しているとか。[[俵藤太]]が食事当番になることも。
 
:作中では[[エミヤ]]と[[ブーディカ]]が主に厨房を取り仕切っており、[[タマモキャット]]がサブチーフ。[[両儀式〔アサシン〕]]、[[源頼光]]、[[アイリスフィール〔天の衣〕]]もよく使用しているとか。[[俵藤太]]が食事当番になることも。
:イベントや幕間の物語などで舞台になる頻度は高いのだが背景絵が用意されておらず、廊下の背景絵が流用されているために「廊下で立ち食いしている」等と揶揄されることも。
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:イベントや幕間の物語などで舞台になる頻度は高いのだが背景絵がまったくなく、廊下の背景絵が流用されているために「廊下で立ち食いしている」等と揶揄されることも。
 
:後に期間限定イベント『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』の際に廊下の背景絵を元にしたフードコード風の飲食スペースの背景絵がようやく登場したが、2018年6月のことだったので既にカルデアは崩壊後であった。
 
:後に期間限定イベント『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』の際に廊下の背景絵を元にしたフードコード風の飲食スペースの背景絵がようやく登場したが、2018年6月のことだったので既にカルデアは崩壊後であった。
:ノウム・カルデアではきちんと個別のテーブルと調理スペースがある個室の食堂が備え付けられた。
 
  
 
;体育館
 
;体育館
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;図書室
 
;図書室
 
:[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]などが本を借りるらしいが詳細は不明。
 
:[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]などが本を借りるらしいが詳細は不明。
 
;地下図書館
 
:2019年のバレンタインイベントで新規に追加された区画。
 
:[[紫式部]]が陰陽術で空間を作り、カルデア内に保管されていた本のデータを紙の本に変換して本棚に収めて誕生した。
 
:そのためか一時的に読書ブームになり、かなりの数のサーヴァントが本を借りに来ていた模様。
 
  
 
;レクリエーションルーム
 
;レクリエーションルーム
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;格納庫
 
;格納庫
 
:[[シャーロック・ホームズ]]らが[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー]] を建造していた場所。
 
:[[シャーロック・ホームズ]]らが[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー]] を建造していた場所。
:車両が出入りするためのハッチも備えており、カルデア凍結時、生存者はここから脱出した。
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:車両入出用のハッチも備えており、カルデア凍結時、生存者はここから脱出した。
  
 
;ロストルーム
 
;ロストルーム
 
:カルデアのちょっとした怪談。
 
:カルデアのちょっとした怪談。
:管制室の裏手にある、元は休憩室というかサロンだっものを改装した倉庫エリアにあるとされる、カルデア内で唯一天窓がある部屋。
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:管制室の裏手にある、元は休憩室というかサロンだっものを改装した倉庫エリアにあるとされる。
 
:午前0時に入ると失われた者を見る、あるいは失う者を見るという報告が多発している。今では倉庫として忘れ去られた前所長時代の遺物。
 
:午前0時に入ると失われた者を見る、あるいは失う者を見るという報告が多発している。今では倉庫として忘れ去られた前所長時代の遺物。
:人理焼却の発生前は[[ジングル・アベル・ムニエル]]が倉庫番を務めていた。
 
:『[[Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM]]』の舞台となった場所であり、かつては[[ミス・クレーン]]がロマニの手引きでしばらく匿われていた。
 
  
 
;医療室
 
;医療室
 
:メンタルケア含む各種治療行為を担う医療施設。ロマニが本来常駐すべき場所。
 
:メンタルケア含む各種治療行為を担う医療施設。ロマニが本来常駐すべき場所。
:司令官代理のロマニは管制室に詰めている事も多く、主人公がお世話になっている場面はあまりないが、背景がマイルームと共通なので、明言されておらずとも意識を失った際に運び込まれている可能性はある。
 
:ICU(集中治療室)も存在し、期間限定イベント「Accel Zero order」で負傷した[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]]が運び込まれた。
 
  
 
;大浴場
 
;大浴場
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:空き蔵を[[ロマニ・アーキマン]]が改築したもの。ムーンライトと名札が書かれている。<ruby><rb>AV</rb><rt>オーディオ</RT></RUBY>機材、防音設備、カラオケマシンがある。
 
:空き蔵を[[ロマニ・アーキマン]]が改築したもの。ムーンライトと名札が書かれている。<ruby><rb>AV</rb><rt>オーディオ</RT></RUBY>機材、防音設備、カラオケマシンがある。
 
:カラオケ部屋は[[ネロ・クラウディウス]]と[[エリザベート=バートリー]]が使っており、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]が「しばらく近づかない方が良い」という事態になっていた。
 
:カラオケ部屋は[[ネロ・クラウディウス]]と[[エリザベート=バートリー]]が使っており、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]が「しばらく近づかない方が良い」という事態になっていた。
 
;地下農園
 
:外部との物資のやり取りが非常に困難なため、ある程度自給自足できるように設えられた室内型の農園。
 
:主に野菜が栽培されているが、他の穀物類や肉類については不明。
 
 
;食料貯蔵庫
 
:キッチンで使う分以外の食材を保管しておく地下倉庫。
 
:『メイキング・クリスマス・パーティー!』ではここを舞台に騒動が繰り広げられた。
 
 
;謹慎室
 
:問題を起こした職員やサーヴァントが一時的に放り込まれる反省部屋。複数人を収容することもあるのか、二段ベッドがいくつか並んでいる。
 
:第二部の序章では主人公を含めた旧カルデアの職員たちが査察の間押し込まれていた。
 
  
 
== カルデアの発明 ==
 
== カルデアの発明 ==
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;疑似地球環境モデル・カルデアス
 
;疑似地球環境モデル・カルデアス
:1990年に完成したカルデアの発明の一つ。惑星には魂があるとの定義に基き、その魂を複写する事により作り出された小型の疑似天体。いわば小さな地球のコピーである。アニムスフィアの“地球の人類史の保障”というグランドオーダーの結論として作り上げた魔術礼装。人理保障天球とも。
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:1990年に完成したカルデアの発明の一つ。惑星には魂があるとの定義に基き、その魂を複写する事により作り出された小型の疑似天体。いわば小さな地球のコピーである。アニムスフィアの“地球の人類史の保障”というグランドオーダーの結論として作り上げた魔術礼装。
 
:カルデアスは同時に地球のライブラリとして機能する。未来は変動するものであるため、100年先の未来の詳細は観測できないとされるが、確定した過去の詳細は引き出せる。いわば人類史の過去に向かう羅針盤であり、人体を量子分解し過去に出力するレイシフトもカルデアスがあればその成功率は格段に跳ね上がる。
 
:カルデアスは同時に地球のライブラリとして機能する。未来は変動するものであるため、100年先の未来の詳細は観測できないとされるが、確定した過去の詳細は引き出せる。いわば人類史の過去に向かう羅針盤であり、人体を量子分解し過去に出力するレイシフトもカルデアスがあればその成功率は格段に跳ね上がる。
 
:位相が違うため干渉はできないが、シバによる観測は可能。地球環境のモデルを投影し星の状態を過去や未来に設定し観測する事が出来、現実の地球の様々な時代を正確に再現可能。<br/>[[マリスビリー・アニムスフィア]]はカルデアスの設定を100年後に定め、カルデアスに文明の光が灯っていれば人類は100年後も存命していると確認しようとしていたが、人類史が焼却され人理があやふやな状態下では、カルデアスにおける観測は様々な可能性が入り乱れている。
 
:位相が違うため干渉はできないが、シバによる観測は可能。地球環境のモデルを投影し星の状態を過去や未来に設定し観測する事が出来、現実の地球の様々な時代を正確に再現可能。<br/>[[マリスビリー・アニムスフィア]]はカルデアスの設定を100年後に定め、カルデアスに文明の光が灯っていれば人類は100年後も存命していると確認しようとしていたが、人類史が焼却され人理があやふやな状態下では、カルデアスにおける観測は様々な可能性が入り乱れている。
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:彼に残された十年の活動時間内では、どうあっても起動は行えないと判断したマリスビリーは、その起動を早める為に冬木の聖杯戦争に参加し勝利、大聖杯に「巨万の富」を願う事で起動を実現した。
 
:彼に残された十年の活動時間内では、どうあっても起動は行えないと判断したマリスビリーは、その起動を早める為に冬木の聖杯戦争に参加し勝利、大聖杯に「巨万の富」を願う事で起動を実現した。
 
:カルデアを制圧したNFFサービスに同行していた[[グレゴリー・ラスプーチン]]は「カルデアスは根源に到達する為に開発された」と発言しており、[[マリスビリー・アニムスフィア|マリスビリー]]自身が根源に到達する為に必要不可欠な要であったことが確実視されている。
 
:カルデアを制圧したNFFサービスに同行していた[[グレゴリー・ラスプーチン]]は「カルデアスは根源に到達する為に開発された」と発言しており、[[マリスビリー・アニムスフィア|マリスビリー]]自身が根源に到達する為に必要不可欠な要であったことが確実視されている。
:南米異聞帯にて[[デイビット・ゼム・ヴォイド]]が明かしたところによると、地球の魂をコピーしたものだとはいえオリジナルが存在する以上カルデアスは地球とは違う星。つまり第二部で言及されてきた'''「異星」とはカルデアスのこと'''であった。
 
:そういった理屈で曲がりなりにも星であるため、破壊するのには惑星級の力を用いる他にない。実際デイビットはマリスビリーの計画を阻止するため、南米異聞帯に眠る[[ORT]]の力によってカルデアスを地球ごと破壊しようとしていた。
 
:また、第二部で発生した'''地球白紙化は地球の表面がカルデアスの表面へと[[置換魔術]]で置き換えられた結果'''の現象であり、[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]が第二部序章においてカルデアスを凍結させたのも冷凍して保護しておくことが目的であったためである。
 
:期間限定イベント『雪原のメリークリスマス』では、フィニス・カルデア入館時のアナウンスが「カルデアス」のものと同じであったことが判明している(第1部プロローグの際は「アナウンス」名義、イベント時は「カルデアス」名義)。
 
  
 
;近未来観測レンズ・シバ
 
;近未来観測レンズ・シバ
:1999年に完成した、[[シバの女王]]の名を冠しているカルデアの発明の一つ。カルデアスを観測するための専用望遠鏡。人理保障機関カルデアの顧問を務める魔術師である、レフ・ライノールが開発した、幻視を得る極めて高度な呪具。レフとオルガマリーの共同開発であるため、カルデアの第三の発明にはカウントされない。
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:1999年に完成した、[[シバの女王]]の名を冠しているカルデアの発明の一つ。カルデアスを観測するための専用望遠鏡。人理保障機関カルデアの顧問を務める魔術師である、レフ・ライノールが開発した、幻視を得る極めて高度な呪具。
 
:カルデアスを取り囲むように配置された、いわば地球観測衛星のようなもの。カルデア内のほぼ全域を監視し、写し出すモニターとしても機能している。
 
:カルデアスを取り囲むように配置された、いわば地球観測衛星のようなもの。カルデア内のほぼ全域を監視し、写し出すモニターとしても機能している。
 
:一方でレフの独断により、魔神柱群がゲーティアにとって不慮な行動を取らないための監視・抑止機能が密かに付加されていた<ref group = "注">[[ラウム]]はこれを「足枷とも言うべきセーフティ」だと述べていた</ref>。実際にあたかも低位の知能の如き行動として、[[シバの女王]]を自発的に召喚しセイレムに送り込んでいたのである。
 
:一方でレフの独断により、魔神柱群がゲーティアにとって不慮な行動を取らないための監視・抑止機能が密かに付加されていた<ref group = "注">[[ラウム]]はこれを「足枷とも言うべきセーフティ」だと述べていた</ref>。実際にあたかも低位の知能の如き行動として、[[シバの女王]]を自発的に召喚しセイレムに送り込んでいたのである。
:観測できるのは西暦までで、紀元前以上に遡ると精度が落ち、必要な魔力と電力も膨大なものとなる。[[炎上汚染都市 冬木]]では予備電源に切り替えたばかりでシバの出力が安定しておらず、通信が途絶した。霊基の濃度の他に、その数も観測する。未来予測による攻撃確定判定から敵性反応の通知を行っている。
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:観測できるのは西暦までで、紀元前以上に遡ると精度が落ち、必要な魔力と電力も膨大なものとなる。霊基の濃度の他に、その数も観測する。
 
:現代に対しては観測できず用をなさないが、『禁忌降臨庭園 セイレム』では観測対象が現代のセイレムにも関わらず、恐るべき精度の情報をもたらした。
 
:現代に対しては観測できず用をなさないが、『禁忌降臨庭園 セイレム』では観測対象が現代のセイレムにも関わらず、恐るべき精度の情報をもたらした。
 
: [[シバの女王]]の精神状態に同調して稼働する性質を持ち、他の機材にまでも影響が及んで、思わぬ不調を来すことも。
 
: [[シバの女王]]の精神状態に同調して稼働する性質を持ち、他の機材にまでも影響が及んで、思わぬ不調を来すことも。
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;守護英霊召喚システム・フェイト
 
;守護英霊召喚システム・フェイト
:2004年に完成したカルデアの発明の一つ。カルデアの第三の発明。冬木の聖杯戦争での英霊召喚を元に前所長[[マリスビリー・アニムスフィア]]によって作られた召喚式。英霊とマスター双方の合意があって初めて召喚出来る。
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:2004年に完成したカルデアの発明の一つ。冬木の聖杯戦争での英霊召喚を元に前所長[[マリスビリー・アニムスフィア]]によって作られた召喚式。英霊とマスター双方の合意があって初めて召喚出来る。
:ストーリー上では、カルデアはこれを用いて三騎のサーヴァントの召喚に成功してきた。第一号は[[ソロモン]]、第二号は[[マシュ・キリエライト]]の中に召喚された[[ギャラハッド]]、第三号は技術開発部部長として常駐した[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]。第三号を除くサーヴァントは機密事項となっており、第一号であるソロモンに至ってはマリスビリーがひた隠しにしていた為か現所長のオルガマリーすらも知らなかった。また、このシステムの基礎は第二号であるギャラハッドの協力によってようやく実証にこぎつけたとのこと。
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:ストーリー上では、カルデアはこれを用いて三騎のサーヴァントの召喚に成功してきた。第一号は[[ソロモン]]、第二号は[[マシュ・キリエライト]]の中に召喚された[[ギャラハッド]]、第三号は技術開発部部長として常駐した[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]
:一から英霊召喚システムを構築した訳ではなく、冬木の聖杯戦争の儀式を解読、改良させて安定させた。マシュがデミ・サーヴァントとなってからは彼女の宝具である十字の大盾を触媒に用いて召喚サークルの設置を行う他、英霊の召喚システムを応用してレイシフトを行う、カルデアの活動にとって第二の要を担っている。なお、一度召喚・契約すれば、当該サーヴァントの霊基グラフはシステムにデータとして記録されるため、仮にそのサーヴァントが役目を終えて退去したとして、いつでも再契約が可能となっていた。
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:第三号を除くサーヴァントは機密事項となっており、第一号であるソロモンに至ってはマリスビリーがひた隠しにしていた為か現所長のオルガマリーすらも知らなかった。また、このシステムの基礎は第二号であるギャラハッドの協力によってようやく実証にこぎつけたとのこと。
:人理焼却という未曾有の災害が起きたこと、またカルデアの英霊召喚システムの未熟さによる「その隙間の多さ、曖昧さのおかげ」で、通常ならば例外・不可能・極低確率とされるサーヴァントの召喚も可能となった。何故本来は成立しない“イフの人類史”の英霊まで扱うことができるのかは不明。
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:マシュがデミ・サーヴァントとなってからは彼女の宝具である十字の大盾を触媒に用いて召喚サークルの設置を行う他、英霊の召喚システムを応用してレイシフトを行う、カルデアの活動にとって第二の要を担っている。
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:加えて人理焼却という未曾有の災害が起きたこと、またカルデアの英霊召喚システムの未熟さによる「その隙間の多さ、曖昧さのおかげ」で、通常ならば例外・不可能・極低確率とされるサーヴァントの召喚も可能となった。
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:何故本来は成立しない“イフの人類史”の英霊まで扱うことができるのかは不明。
 
:『禁忌降臨庭園 セイレム』では[[シバの女王]]が英霊召喚システムを暴走させ、自らを触媒に[[キルケー|一人の英霊]]をセイレムに送り込んだ。
 
:『禁忌降臨庭園 セイレム』では[[シバの女王]]が英霊召喚システムを暴走させ、自らを触媒に[[キルケー|一人の英霊]]をセイレムに送り込んだ。
:レムナントオーダー完遂後は不測の事態に備えてダ・ヴィンチ及び[[シャーロック・ホームズ]]の手で製作されたトランク型データバンクへの<RUBY><RB>霊基</RB><RT>セイントグラフ</RT></RUBY>データ移植作業が実施され、カルデア陥落寸前にギリギリで作業が完了。脱出直前、ダ・ヴィンチの手から主人公の手に託され、敵勢力の手に渡ることは阻止された。
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:なお、一度召喚・契約すれば、当該サーヴァントの霊基グラフはシステムにデータとして記録されるため、仮にそのサーヴァントが役目を終えて退去したとして、いつでも再契約が可能となっていた。<br/>
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:レムナントオーダー完遂後は不測の事態に備えてダ・ヴィンチ及び[[シャーロック・ホームズ]]の手で製作されたトランク型データバンクへの<RUBY><RB>霊基</RB><RT>セイントグラフ</RT></RUBY>データ移植作業が実施され、カルデア陥落寸前にギリギリで作業が完了。脱出直前、ダ・ヴィンチの手から主人公の手に託され、謎の敵勢力の手に渡ることは阻止された。
 
:余談であるが、現実世界では2004年1月において『[[Fate/stay night]]』が発売されている。
 
:余談であるが、現実世界では2004年1月において『[[Fate/stay night]]』が発売されている。
  
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:ラプラスと併せてカルデアスの事象分析やレイシフトの実行に用いられる。
 
:ラプラスと併せてカルデアスの事象分析やレイシフトの実行に用いられる。
 
:前所長が構築したレイシフトの中枢を担う召喚・喚起システムを実現するためにアトラス院が提供した疑似霊子演算器。
 
:前所長が構築したレイシフトの中枢を担う召喚・喚起システムを実現するためにアトラス院が提供した疑似霊子演算器。
:後に、[[シオン・エルトナム・ソカリス (Grand Order)|シオン]]によって姉妹機の「トリスメギストスⅡ」が開発される。
 
  
 
;[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー]]
 
;[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー]]
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:[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]及び[[シャーロック・ホームズ]]の手で製作された
 
:[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]及び[[シャーロック・ホームズ]]の手で製作された
 
:このトランクと[[マシュ・キリエライト]]がいれば再び英霊召喚が可能となる。ただし、霊基トランクの記録だけでは短時間の戦闘以外でサーヴァントの力を借りるのは困難で、常時召喚するには相応の霊脈と電力が必要になる。
 
:このトランクと[[マシュ・キリエライト]]がいれば再び英霊召喚が可能となる。ただし、霊基トランクの記録だけでは短時間の戦闘以外でサーヴァントの力を借りるのは困難で、常時召喚するには相応の霊脈と電力が必要になる。
:[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ]]と[[殺戮猟兵]]たちが探していたが、カルデア陥落寸前にギリギリで作業が完了。脱出直前、ダ・ヴィンチの手から主人公の手に託され、コヤンスカヤの手に渡ることは阻止された。元々は[[ゴルドルフ・ムジーク]]への対策としてトランクに移した。
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:[[コヤンスカヤ]]と[[殺戮猟兵]]たちが探していたが、カルデア陥落寸前にギリギリで作業が完了。脱出直前、ダ・ヴィンチの手から主人公の手に託され、コヤンスカヤの手に渡ることは阻止された。元々は[[ゴルドルフ・ムジーク]]への対策としてトランクに移した。
  
 
;霊基外骨骼
 
;霊基外骨骼
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:高速走行する事でサーヴァントに匹敵する速度を得る事ができる。
 
:高速走行する事でサーヴァントに匹敵する速度を得る事ができる。
 
:使用しない際には盾の格納スペースに収納されている。
 
:使用しない際には盾の格納スペースに収納されている。
 
;[[魔術礼装]]
 
:マスターの服装として装備するアイテムで、礼装を切り替えることで戦闘中に使用できるマスタースキルを切り替えられる(イメージとしては『Fate/EXTRA』シリーズのコードキャストが近い)。外見も礼装に合わせて衣服と表情が変化し、同じ礼装でも男性と女性でデザインが異なっている。
 
:シナリオでも特異点に行く際、どの服か明記はされていないものの魔術礼装に着替えている模様。
 
:バレンタインで『ガンド』を、「屍山血河舞台 下総国」では『イシスの雨』を使用した。別のケースでは猛獣を前に動揺と困惑の中、ガンドが使える礼装を着てきたか思い返す等の描写があった。
 
:コミカライズ版「-turas réalta-」では礼装起動時に『礼装起動(プラグ・セット)』と呪文を唱えている。
 
:;魔術礼装・カルデア
 
::人理継続保障機関・カルデアのマスターに支給される魔術礼装。デフォルトなだけあり多くの媒体ではこの姿で描かれる。アニメでの描写から、カルデア到着前に支給されていた模様。
 
::スキルは、味方単体のHPを大回復する『応急手当』、味方単体の攻撃力を超アップする『瞬間強化』、味方単体に回避状態を付与する『緊急回避』。マスタースキルの中でも全体的にCTが短く、効果も使いやすいものがバランスよく揃っている。更に、期間限定で入手できるものに次いで礼装レベルが上がりやすい。
 
::コミカライズ版「-turas réalta-」では『瞬間強化(ブーステッド)』とルビが振られており、マシュの身体能力を爆発的に強化させている。
 
:;カルデア戦闘服
 
::人理継続保障機関・カルデアの技術部が激化する戦闘に耐えられるように作りだした魔術礼装。体の線がハッキリ出るボディスーツのようなデザイン。アニメ「First Order」ではファーストオーダーに向かう他のマスターが着用していることが確認できる。男性は白とグレー、女性は黄色と白を基調としている。
 
::スキルは、味方全体の攻撃力を上昇させる『全体強化』、無効・耐性を持たない敵単体に確実にスタンを付与する『[[ガンド]]』、バトルメンバー1人をサブメンバーと入れ替える『オーダーチェンジ』。基本礼装と比べるとかなり攻撃的で、『オーダーチェンジ』は所有戦力次第では強力な連携を可能とする。
 
:;魔術協会制服
 
::魔術協会の時計塔が優秀と認めた生徒に送られる魔術礼装。外見はオルガマリーの服装に近い。
 
::スキルは、味方全体のHPを回復する『全体回復』、味方単体の宝具ゲージを増やす『霊子譲渡』、コマンドカードを配りなおす『コマンドシャッフル』。全体的に、どのサーヴァントを使っていても等しく戦局の補助に貢献する、安定した使い勝手のスキルが揃う。
 
:;アトラス院制服
 
::アトラス院が「最強であるものを作る」目的で試作した魔術礼装。[[シオン・エルトナム・アトラシア]]の服装に酷似している。メガネ着用。
 
::スキルは、味方単体に無敵状態を付与する『オシリスの塵』、味方単体の弱体状態を解除する『イシスの雨』、味方単体のスキルチャージを2進める『メジェドの眼』。防御的な特殊支援に特化したスキル構成をしているため、「アトラス院の目指す最強ってなんだ?」とネタにされることも。
 
:;アニバーサリー・ブロンド
 
::[[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]が[[Fate/stay night|とある聖杯戦争中]]着用していた衣装を模した魔術礼装。女性ver.は遠坂凛から譲り受けたセイバーの私服、男性ver.はセイバー (Prototype)の私服がデザインベースになっている。
 
::スキルは、味方単体のバスター性能を超アップする『魔力放出』、スターを大量獲得する『勝利への確信』、味方単体にガッツを付与する『騎士の誓い』。セイバーとしての騎士王の保有スキルとよく似た効果のスキルが揃う。
 
:;ロイヤルブランド
 
::[[Fate/Zero|ある聖杯戦争]]で使用された、麗しき騎士の魔術礼装。女性ver.は髪型がポニーテールに変化する。
 
::スキルは、味方単体のクイック性能を超アップする『反応強化』、味方単体にスター集中状態を付与する『鉄の専心』、味方単体に必中状態を付与する『必至』。
 
::説明文は明らかにZeroセイバーを意識しているのだが、スキル名や内容は[[衛宮切嗣|彼女のマスター]]に由来するものしかない。
 
:;ブリリアントサマー
 
::ダ・ヴィンチ工房特製、対熱帯地帯用装備。つまりは水着であるが、戦闘機能も備えた魔術礼装。男性ver.はグリーンのハーフパンツ、女性ver.はオレンジのチューブトップビキニ。
 
::スキルは、味方全体のクイック性能をアップする『ランブル・パーティー』、味方単体に無敵貫通状態を付与する『必殺トライデント』、味方単体のHPとNPを回復する『シーハウス・シャワー』。
 
:;月の海の記憶
 
::[[Fate/EXTRA|とある並行世界]]にあるという、ある学園の制服を模した魔術礼装。
 
::スキルは、味方単体のアーツカード性能をアップする『霊子向上』、味方単体のスター発生率をアップする『完勝への布石』、敵単体に1回の強化無効状態を付与する『パニッシュメント』。スキル名はいずれもEXTRAに由来するものではあるが、3番目だけは何故かCCCが元である。
 
:;月の裏側の記憶
 
::[[Fate/EXTRA CCC|とある並行世界]]にあるという、ある学園の旧制服を模した魔術礼装。
 
::スキルは、味方全体のアーツカード性能をアップする『霊子向上・全』、味方単体に弱体無効状態を付与する『生存への布石』、敵単体のチャージを1減らす『ダウン・スライド』。
 
::EXTRA CCCコラボイベントに伴った実装であるためか、前提条件が「終局特異点クリア」と異例の厳しさとなっている。
 
:;2004年の断片
 
::[[冬木市|日本の地方都市]]にある学園の制服を模した魔術礼装。[[Fate/stay night|聖杯をめぐる戦い]]において、幾人かのマスターが纏っていた。
 
::スキルは、味方単体の宝具威力をアップする『コード:F』、味方単体のBusterカードへのスター集中度をアップする『コード:U』、味方単体のNP獲得量をアップする『コード:H』。スキル名のアルファベットは『Fate/stay night』の各ルート名の頭文字から来ている。
 
:;極地用カルデア制服
 
::極限環境での活動を想定した魔術礼装。外見は白を基調にした「魔術礼装・カルデア」とは真逆の黒をベースとした色合い。
 
::ロシアの異聞帯で極地対応機能が付与されているが、過度の高温環境での活動には対応できない。
 
::FGO第二部を象徴する礼装であり、他の礼装とは異なりストーリー中に解説が入るなど手の込んだ扱い。
 
::大きなベルトポーチを腰に着用していたり、スパイクブーツを履いているので「[[Fate/EXTELLA LINK]]」で[[主人公 (EXTRA)|月の王]]が着ている野戦服を彷彿させる。
 
::「カルデア戦闘服」と同様、令呪が見えるように右手の手袋の甲には穴があけてある。
 
::7部袖やスカートなどからある程度の露出が確認できるが、礼装の術式によって極限環境の外気(氷点下180度の大気など)を遮断することでこれを補う。ただし一部損傷しただけでも機能停止により即座に無防備になるリスクを抱えるため、こまめなメンテナンスを要している。
 
::スキルは、単体のHP回復&防御弱体解除する『浄化回復』、単体の攻撃力&宝具威力を1ターンアップさせる『幻想強化』、単体に1回・3ターンの回避付与をする『予測回避』。
 
::「魔術礼装・カルデア」と似たような効果や構成になっているが上位互換というわけではなく、実装された時点では最も経験値を必要とする礼装であることから、真価を発揮するには時間を要する。
 
:;トロピカルサマー
 
::ダ・ヴィンチ工房特性、対南国用装備。つまりアロハであるが、戦闘機能も備えた魔術礼装。
 
::名称や説明からしてブリリアントサマーを意識・踏襲したもの。男性ver.はライトブルー、女性ver.はオレンジを貴重としたカジュアルシャツ、下はハーフパンツとショートパンツという違いがあり、軽快な装いになっている他、着用すると'''肌が小麦色になる。'''
 
::スキルは味方単体のArtsカード性能と宝具威力をアップをする『ブルー・スプラッシュ 』、味方単体のArtsカードへのスター集中度をアップする『サプライ・ウォーター 』、味方単体に強化解除耐性をアップとNPを増やす『セーフティ・オイル 』。
 
::Artカードの威力向上も含め、NPの上昇に重きを置いた礼装である。
 
:;晴れの新年
 
::日本文化における晴れ着姿。ダ・ヴィンチとシオンの初コラボ。拠点を彷徨海に移した後の時間軸としては初のイベントで実装された正月衣装である。
 
::男性ver.はスタンダードな黒の袴にマフラー、女性ver.は水色を基調とした振袖に赤いバラが描かれている。
 
::スキルは味方全体の宝具威力をアップする『ファースト・シャイン』、味方単体のNPを増やしスターを獲得する『リトル・ギフト』、味方単体の最大HPをアップする『オセチ・パッケージ』。
 
::サーヴァントを選ばない効果が揃っていることが特徴で、特に『ファースト・シャイン』は全体を対象とした宝具威力の中では極めて高い上昇率を持っている。
 
:;極地消耗型・七天礼装
 
::劇場版アニメ『Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-』に登場した礼装。
 
::黒い全身スーツにベスト、右腕を覆う青い飾り付きの籠手の衣装であり、冠位時間神殿ではサーヴァントの召喚が阻害されることを見越してカルデアが用意した。
 
::着用者の神経回路を疑似的に魔術回路として使用することで一時的にブーストし、カルデアからのサーヴァントの召喚を可能にする。
 
::とはいえ肉体には非常に大きな負荷がかかり、青い飾りは安全弁も兼ねているため低リスクでの使用は七回が限度で、それを超えると神経を内側から焼かれるような有様になる<ref group="注">既存作品で類似の技を使用した例として[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)]]がいる。こちらは神経系どころか筋系・血管系・リンパ系まで疑似魔術回路にする代物で、[[マジカルルビー]]が再度の使用を厳禁するレベルである。</ref>。
 
::また、冠位時間神殿での戦いは最後であるため「生還」が最優先目標になっていないこともあり、マスターが死亡してしまった場合に「遺体の魔術回路を強制的に励起して召喚器として駆動させる」という機能も仕込まれている<ref group="注">当然だが、カルデアとしてもそんな事態にはなってほしくないため本当に最後の手段である。</ref>。
 
:;第五真説要素環境用カルデア制服
 
::神代バビロニアという気温が高いかつエーテルの濃い環境下での活動と、それに見合った戦術の構築を前提とした魔術礼装・カルデアの改良特化運用型。
 
::アニメ版「絶対魔獣戦線 バビロニア」で男性主人公が着用していた魔術礼装。後にアニメと連動する形でゲーム上でも実装された。
 
::スキルは味方全体のBuster性能をアップする『一斉突撃』、味方単体に毎ターンHP回復状態を付与する『三重治療』、味方単体にNP獲得とNP獲得量をアップする『魔力変換』といった全体Busterバッファータイプ。
 
:;カルデア・パスファインダー
 
::山岳・森林地帯での<del>遊び</del>冒険を想定したスカウト風ユニフォーム。
 
::スキルは味方単体のQuick性能と宝具威力をアップする『オリエンテーリング』、味方全体のクリティカル威力をアップする『キャンプファイヤー』、味方単体の毒・呪い・やけどを解除し、NPを増やす『サバイバルキット』。
 
:;ハロウィン・ロイヤリティ
 
::ミュージカル衣装と仮装を兼ねた王子様風のコスチューム。
 
::スキルは味方単体のBuster性能と宝具威力をアップする『輝きのエスコート』、味方単体に無敵状態を付与する『純潔のコーディネイト』、味方単体の行動不能状態と封印状態を解除し、NPを増やす『幸福のリジェネレイト』。
 
:;決戦用カルデア制服
 
::異聞帯後半OPで登場した魔術礼装。極地用カルデア制服の地に魔術礼装・カルデアの要素を取り入れたデザインとなっている。
 
::スキルは味方全体の攻撃力と宝具威力をアップする『決戦強化』、味方単体のHPを回復&攻撃弱体を解除する『前線回復』バトル中のメンバーをサブメンバーと入れ替える『オーダーチェンジ』。
 
:;支援礼装
 
::コミック版『英霊剣豪七番勝負』に登場した、腕輪の形状をした魔術礼装の試作品。
 
::これまでのカルデア製魔術礼装を改良したアイテムであり、回数に制限はあるが「現在装備している礼装以外のスキルを発動できる」という便利なアイテム。<del>ゲーム本編にも実装してくれ。</del><ref group="注">メタ的なことを言うと、英霊剣豪七番勝負のストーリー中でアトラス院制服に付属するスキルである「イシスの雨」が登場するので、通常のカルデア礼装でも使用できるようにする理由付けかもしれない。</ref>
 
:;キャメロット魔術礼装
 
::劇場アニメ『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』で男性主人公が着用していた魔術礼装。
 
::衣装名やスキルなどの正式な情報は不明。
 
:;大帝衣
 
::第2部6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』で登場した衣装。主人公が「カール大帝」に成りすます為の変装服も兼ねている。礼装よりは魔術効果を持つ霊衣に近いためか、ゲーム内では未実装。
 
::赤と金色の豪華なローブマントが特徴で、着用している間は味方全体のNPを10%増やす&宝具威力を30%アップする&宝具使用時のチャージ段階を1段階引き上げる『大帝特権』、味方単体に無敵状態を付与&弱体無効状態を付与&即死無効状態を付与する『威風堂々』、味方全体の攻撃力を20%アップ+スターを30個獲得する『王道のカリスマ』等の専用スキルが使用可能。
 
:;総耶高校学生服
 
::『Fate/Grand Order』7周年記念限定ミッションのクリア報酬として登場した、[[月姫]]に登場する主要人物が着用していた制服を模した魔術礼装。
 
::スキルは味方単体のBusterカード性能をアップ&HPを回復する『高級カレーパン』、敵単体の即死耐性をダウン&スターを獲得する『境界を視る』、味方単体の状態異常解除&NPを増やす『夕焼けの教室』。
 
:;新春の装い
 
::神社の神主と巫女のような魔術礼装。
 
::スキルは味方全体の宝具威力をアップ&NP獲得量をアップする『防災招福』、味方単体のOCを1段階増やす&NPを増やす『心願成就』、味方単体に弱体無効を付与&スターを獲得する『無病息災』。
 
:;サマー・ストリート
 
::南国ツアーを楽しむための魔術礼装。
 
::男女共に白パーカーをベースにした、より普段着に近い装いとなっている。
 
::スキルは味方単体のArtsカード性能をアップ&クリティカル威力をアップする『スカイブルー』、味方単体に回避状態を付与&NPを10%増やす『ウインドグリーン』、味方単体のArtsカードへのスター集中度をアップ&NPを10%増やす『ライトニングイエロー』。
 
:;ホワイトクリスマス
 
::サンタクロースをイメージしたクリスマス向けの魔術礼装。
 
::スキルは味方単体の宝具威力をアップ&NP獲得量をアップする『ホーリーシャイン』、味方単体のHPを回復&毒・呪い・やけど状態を解除する『パウダースノー』、スターを獲得&味方全体のNPを少し増やす『リトルプレゼント』。
 
:;ジャージ礼装<ref group = "注">名称はアニメ『Fate/Grand_Order_藤丸立香はわからない』第16話のシルエットクイズの名称より。</ref>
 
::[[Fate/Grand_Order_藤丸立香はわからない]]にて、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕|ダヴィンチちゃん]]が新たに作成した魔術礼装。
 
::特に魔術的な機能は説明されておらず、着やすさと動きやすさを重視した礼装となっている。
 
  
 
==サークル==
 
==サークル==
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==関連用語==
 
==関連用語==
;[[レイシフト]]
+
;レイシフト
 
:擬似霊子転移。疑似霊子変換投射。人間を擬似霊子化(魂のデータ化)させて異なる時間軸、異なる位相に送り込み、これを証明する空間航法。時間跳躍(タイムトラベル)と並行世界移動のミックス。マスターを霊子分解し、数値として時空帯に出力する。
 
:擬似霊子転移。疑似霊子変換投射。人間を擬似霊子化(魂のデータ化)させて異なる時間軸、異なる位相に送り込み、これを証明する空間航法。時間跳躍(タイムトラベル)と並行世界移動のミックス。マスターを霊子分解し、数値として時空帯に出力する。
 
:人間を霊子化して過去に送り込み、事象に介入する、端的に言うと過去への時間旅行だが、適性のある者にしかできない。
 
:人間を霊子化して過去に送り込み、事象に介入する、端的に言うと過去への時間旅行だが、適性のある者にしかできない。
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:西暦より過去へのレイシフトは余りにも成功率が低く、管制室のスタッフ全員が一丸になっても、紀元前へのレイシフト証明は膨大な時間がかかる。
 
:西暦より過去へのレイシフトは余りにも成功率が低く、管制室のスタッフ全員が一丸になっても、紀元前へのレイシフト証明は膨大な時間がかかる。
 
:[[BB (Grand Order)]]によると、未来へのレイシフトは難易度が高いだけで、本来は不可能ではないが、カルデアでは2017年から先のレイシフトはできない。
 
:[[BB (Grand Order)]]によると、未来へのレイシフトは難易度が高いだけで、本来は不可能ではないが、カルデアでは2017年から先のレイシフトはできない。
:1回レイシフトするごとに、職員一人の年給が飛ぶほどの費用がかかる<ref group="注">当初は「職員一人の日給」だったが、2021年6月のアップデートで変更された。国連機関の僻地の特殊職ということで高給取りだとしても、レイシフト一回が多くて数十万円「程度」でできてしまうのは異常であると判断されたからであろうか。</ref>。
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:1回レイシフトするごとに、職員一人の日給が飛ぶほどの費用がかかる。
 
:『禁忌降臨庭園 セイレム』では魔術協会、国連ともに今回の擬似霊子転移を最後にレイシフトを封印する決定を下し、2017年12月に赴任する[[ゴルドルフ・ムジーク]]の許可が降りない限り、何があろうとレイシフトは行われなくなる予定。
 
:『禁忌降臨庭園 セイレム』では魔術協会、国連ともに今回の擬似霊子転移を最後にレイシフトを封印する決定を下し、2017年12月に赴任する[[ゴルドルフ・ムジーク]]の許可が降りない限り、何があろうとレイシフトは行われなくなる予定。
 
:この時点ですでにカルデアの地下炉心は協会からの厳命で停止させられており、大規模なレイシフトを行うための余剰魔力は一往復分しか残らず、また転移可能な人数も非常に限られている。
 
:この時点ですでにカルデアの地下炉心は協会からの厳命で停止させられており、大規模なレイシフトを行うための余剰魔力は一往復分しか残らず、また転移可能な人数も非常に限られている。
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;霊子筐体
 
;霊子筐体
:クラインコフィン。略称はコフィン。レイシフトする際に用いるカプセル状の用具。人間を霊子に変換し、同時に修正力による転移先での意味消失を防ぐための「棺」かつ過去に転写する量子の箱。個人登録が必要な上に一人一基なので換えはきかない。
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:クラインコフィン。略称はコフィン。レイシフトする際に用いるカプセル状の用具。人間を霊子に変換し過去に転写する量子の箱。個人登録が必要。
 
:コフィンに入らずにレイシフトを試みた場合、高確率で意味消失に耐え切れず失敗する。シフトの成功率が95%を下回ると電源が落ちるというブレーカーが付いている。
 
:コフィンに入らずにレイシフトを試みた場合、高確率で意味消失に耐え切れず失敗する。シフトの成功率が95%を下回ると電源が落ちるというブレーカーが付いている。
 
:また、コフィンの内部にいる人間を凍結保存する機能も付いている。
 
:また、コフィンの内部にいる人間を凍結保存する機能も付いている。
 
;Aチーム
 
:カルデアから選抜されたA級マスター。マスター候補の中での成績上位者8名。天才ぞろいの魔術師集団。[[マリスビリー・アニムスフィア]]は[[マシュ・キリエライト]]以外の七人をマスター候補と呼ばず、[[クリプター]]と呼んでいた。
 
:カルデアに選抜されたマスター適性者で一か月前からチームとして機能していたが、後発組のマスター適性者たちにはそのことは伝えられていなかった。
 
:特異点Fへ第一段階として先行して送り込み、ベースキャンプを築く予定だったが、カルデアが準備してきたAチーム含め、47人のマスターたちはレフの妨害工作により瀕死の重傷を負い、生命維持のためにコフィンで凍結保存されていた。47人のマスターたちは一年かけて解放されたが、Aチームは中でも解凍と蘇生が他のコフィンに比べて難しく、2017年12月末の査問会まで後に回されていた。
 
:新スタッフの治癒専門の術士と共に解凍されオペを執り行われるはずだったが、コフィンの中にいるAチームの面々は消えていた。
 
  
 
;疑似霊子演算器
 
;疑似霊子演算器
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;プロメテウスの火
 
;プロメテウスの火
:カルデアの炉。[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]はこのプロメテウスの火にレイシフトじみた補給方法で魔力リソースを密かに提供していた。
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:カルデアの炉。[[マーリン (Grand Order)]]はこのプロメテウスの火にレイシフトじみた補給方法で魔力リソースを密かに提供していた。
  
 
;霊基グラフ
 
;霊基グラフ
 
:霊基<ruby><rb>情報</rb><rt>パターン</rt></ruby>、有り体に言って“縁”。記録されたグラフを複製してダ・ヴィンチ及びシャーロック・ホームズの手で製作されたトランク型データバンクに移した。
 
:霊基<ruby><rb>情報</rb><rt>パターン</rt></ruby>、有り体に言って“縁”。記録されたグラフを複製してダ・ヴィンチ及びシャーロック・ホームズの手で製作されたトランク型データバンクに移した。
 
:このトランクと[[マシュ・キリエライト]]がいれば再び英霊召喚が可能となる。ただし、起動するには相応の霊脈と電力が必要になる。
 
:このトランクと[[マシュ・キリエライト]]がいれば再び英霊召喚が可能となる。ただし、起動するには相応の霊脈と電力が必要になる。
:[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ]]と[[殺戮猟兵]]たちが探していたが、カルデア陥落寸前にギリギリで作業が完了。脱出直前、ダ・ヴィンチの手から主人公の手に託され、コヤンスカヤの手に渡ることは阻止された。元々は[[ゴルドルフ・ムジーク]]への対策としてトランクに移した。
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:[[コヤンスカヤ]]と[[殺戮猟兵]]たちが探していたが、カルデア陥落寸前にギリギリで作業が完了。脱出直前、ダ・ヴィンチの手から主人公の手に託され、コヤンスカヤの手に渡ることは阻止された。元々は[[ゴルドルフ・ムジーク]]への対策としてトランクに移した。
  
 
;オルテナウス計画
 
;オルテナウス計画
 
:[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]の[[デミ・サーヴァント]]に関する初期の計画。
 
:[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]の[[デミ・サーヴァント]]に関する初期の計画。
 
:デミ・サーヴァントはおそらく英霊に拒絶される。健康なサーヴァントとして活動するのは困難だと予想されるため、それを補うものが必要だと考えた。
 
:デミ・サーヴァントはおそらく英霊に拒絶される。健康なサーヴァントとして活動するのは困難だと予想されるため、それを補うものが必要だと考えた。
 
;ファースト・オーダー
 
:人類絶滅の原因と仮定された特異点F『[[炎上汚染都市 冬木]]』への<ruby><rb>霊子転移</rb><rt>レイシフト</rt></ruby>実験。
 
:この計画は国連に提案し、承認され実行している。世界各国から48人のレイシフト適性者を集め、本来ならば第一段階としてAチームとして送り込み、ベースキャンプを築かせて後に続くマスター達の安全を保障し、Bチーム以下はAチームの様子をモニターし、第二実験以降の出番に備える予定だった。
 
:人理焼却を目論むゲーティアの使いであるレフによってカルデアのレイシフトルームが爆破され、47人のマスター候補は瀕死の重傷を負い、オルガマリーは肉体的に死亡した事で失敗したかに見えたが、コフィン内のマスターのバイタルが基準値より低いことからレイシフトが定員に達していないと判断したプログラムが管制室内にいる該当マスターを検索して発見した「適応番号48」である[[主人公 (Grand Order)|主人公]]をマスターとして勝手に再設定しレイシフトが実行された。
 
:特異点Fを修復した後、[[ロマニ・アーキマン]]が人理継続の尊名を全うするという決意をもって作戦名を魔術世界における最高位の使命である「人理守護指定"グランドオーダー"」に作戦名が改められた。
 
  
 
;ペーパームーン
 
;ペーパームーン
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:カルデアのサーヴァントはサポート役として登録することで、特異点にレイシフトしている。
 
:カルデアのサーヴァントはサポート役として登録することで、特異点にレイシフトしている。
 
:『伝承地底世界 アガルタ』では[[アストルフォ]]がコフィン担当官のスタッフに手伝ってもらい登録することで密航している。
 
:『伝承地底世界 アガルタ』では[[アストルフォ]]がコフィン担当官のスタッフに手伝ってもらい登録することで密航している。
:明確に特定の人数しかレイシフトできない、とされている特異点でも、サポート役として一緒にレイシフトしたサーヴァント以外のサーヴァントを戦闘に参加させることができるが、それはマスターとの契約をたどって「英霊の力の幻影」のようなものを呼び出しているに過ぎないとのこと(それすらできない状況は稀にだが実際にある)<ref group = "注">そもそもサーヴァントは現実での肉体を持っていないため、コフィン無しでレイシフトを行えば転移先で即座に消滅してしまう危険性をはらんでおり、ある意味人間以上のハイリスクを伴う。だが、後に[[モルガン (Grand Order)|あるサーヴァント]]が予想外の形でこれを成し遂げている。</ref>。
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:明確に特定の人数しかレイシフトできない、とされている特異点でも、サポート役として一緒にレイシフトしたサーヴァント以外のサーヴァントを戦闘に参加させることができるが、それはマスターとの契約をたどって「英霊の力の幻影」のようなものを呼び出しているに過ぎないとのこと(それすらできない状況は稀にだが実際にある)。
  
 
;シミュレーター
 
;シミュレーター
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:ウェアウルフ、ゴブリン、ワイバーン、ヤドカリ、魔猪、シャドウサーヴァント型などの多くのNPCがマスターの戦闘訓練の相手をしている。何故、シミュレーター戦闘からも素材アイテムの生成がなされるのかは謎。
 
:ウェアウルフ、ゴブリン、ワイバーン、ヤドカリ、魔猪、シャドウサーヴァント型などの多くのNPCがマスターの戦闘訓練の相手をしている。何故、シミュレーター戦闘からも素材アイテムの生成がなされるのかは謎。
 
:戦闘以外では、大複合神殿を再現したスペースを作っており、[[オジマンディアス]]は普段はここで休息をとっているとの事。ただしニトクリスによると、オジマンディアスの宝具であり心象風景である「光輝の大複合神殿」そのものとは全く同じではないとのこと。
 
:戦闘以外では、大複合神殿を再現したスペースを作っており、[[オジマンディアス]]は普段はここで休息をとっているとの事。ただしニトクリスによると、オジマンディアスの宝具であり心象風景である「光輝の大複合神殿」そのものとは全く同じではないとのこと。
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;Aチーム
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:カルデアから選抜されたA級マスター。天才ぞろいの魔術師集団であるが、局員である[[マシュ・キリエライト]]もこのチームに含まれていた。
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:[[マリスビリー・アニムスフィア]]はマシュ以外の七人をマスター候補と呼ばず、[[クリプター]]と呼んでいた。
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:しかしカルデアが準備してきたAチーム含め、47人のマスターたちはレフの妨害工作により瀕死の重傷を負い、生命維持のためにコフィンで凍結保存されていた。
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:47人のマスターたちは一年かけて解放されたが、Aチームは中でも解凍と蘇生が他のコフィンに比べて難しく、2017年12月末の査問会まで後に回されていた。
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:新スタッフの治癒専門の術士と共に解凍されオペを執り行われるはずだったが、コフィンの中にいるAチームの面々は消えていた。
  
 
;[[NPC]]
 
;[[NPC]]
482行目: 344行目:
 
:亜種特異点Iの事件を解決後、霊基に多大な損耗を受けたために自らレイシフトしてカルデアへとたどり着き、安楽椅子探偵としていつくこととなったサーヴァント。  
 
:亜種特異点Iの事件を解決後、霊基に多大な損耗を受けたために自らレイシフトしてカルデアへとたどり着き、安楽椅子探偵としていつくこととなったサーヴァント。  
 
;[[ハリー・茜沢・アンダーソン]]
 
;[[ハリー・茜沢・アンダーソン]]
:レイシフト適合者のスカウトマン。主人公をマスター候補としてスカウトした。
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:レイシフト適合者のスカウトマン。
 
;[[ジングル・アベル・ムニエル]]
 
;[[ジングル・アベル・ムニエル]]
 
:コフィン担当官のスタッフ。『伝承地底世界 アガルタ』では[[アストルフォ]]と[[シュヴァリエ・デオン]]をサポート役に登録して密航する手伝いをした。
 
:コフィン担当官のスタッフ。『伝承地底世界 アガルタ』では[[アストルフォ]]と[[シュヴァリエ・デオン]]をサポート役に登録して密航する手伝いをした。
;[[セレシェイラ・エルロン]]
 
:記録書記を務めるスタッフ。2017年12月31日にはゲート係の補助を務めており、自らの手で[[ゴルドルフ・ムジーク]]らを受け入れた。
 
 
;[[シルビア]]
 
;[[シルビア]]
 
:管制官スタッフ。カルデア解体の際は時計塔のある一派にスカウトされ栄転する予定だった。
 
:管制官スタッフ。カルデア解体の際は時計塔のある一派にスカウトされ栄転する予定だった。
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:カルデアに15年務めている技師。宇宙線の研究をしていた元物理学者。
 
:カルデアに15年務めている技師。宇宙線の研究をしていた元物理学者。
 
:粒子加速器のノウハウ目的で前所長にスカウトされた。カルデア解体の際は技師としてカルデアに残留する予定だった。
 
:粒子加速器のノウハウ目的で前所長にスカウトされた。カルデア解体の際は技師としてカルデアに残留する予定だった。
;茅昂昂(マオ・マオマオ)
 
:コミック『Fate/Grand Order −turas réalta−』に登場。黒髪メガネの若い女性のオペレーター。
 
;ソリア・ナイワー
 
:コミック『Fate/Grand Order −turas réalta−』に登場。刈り上げにごつい眼鏡の若い男性の技師。上司がダ・ヴィンチなのが若干コンプレックスだとか。
 
;カワタ、オクタヴィア、トマリン、チン、カヤン、マーカス
 
:所属不明のスタッフ達。二部序章でカルデアが壊滅した際、彼らと上記のムニエルとエルロンのみがスタッフとして脱出に成功した。
 
 
;[[ゴルドルフ・ムジーク]]
 
;[[ゴルドルフ・ムジーク]]
 
:新所長としてカルデアにやってきた錬金術師の名家の嫡子。
 
:新所長としてカルデアにやってきた錬金術師の名家の嫡子。
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:Aチームメンバー。イタリア系のフリーランス魔術師であるのだが、国籍不明、名前もおそらく偽名。
 
:Aチームメンバー。イタリア系のフリーランス魔術師であるのだが、国籍不明、名前もおそらく偽名。
 
;[[芥ヒナコ]]
 
;[[芥ヒナコ]]
:Aチームメンバー。植物科出身者であり元はカルデアの技術者サイドの人間だったがマスター適性を見込まれAチームに加入。
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:Aチームメンバー。植物科出身者であり元はカルデアの技術者サイドの人間だったがマスター適正を見込まれAチームに加入。
 
;[[ベリル・ガット]]
 
;[[ベリル・ガット]]
 
:Aチームメンバー。詳細不明。
 
:Aチームメンバー。詳細不明。
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:霊子演算装置・トリスメギストスの設計図の提供元。
 
:霊子演算装置・トリスメギストスの設計図の提供元。
 
;[[時計塔]]
 
;[[時計塔]]
:ロードの一つであるアニムスフィア家が仕切っていることもあり、マスター適性のある魔術師を派遣する等しているが基本的には没交渉。
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:ロードの一つであるアニムスフィア家が仕切っていることもあり、マスター適性のある魔術師を派遣する等しているが基本的には没交渉だった。
:アニムスフィア以外のロードがカルデアに協力していたりもしない。むしろ他のロードが介入していたらカルデアスは完成できなかったという<ref group="出">「きのことたかしの一問一答」『First Order material』p.34</ref>
 
 
:主人公達が人理焼却事件を解決したことを知ってからは、首脳陣や派遣した魔術師達がアニムスフィア家もろとも壊滅していることの調査の為に強く介入しようとし始めている。
 
:主人公達が人理焼却事件を解決したことを知ってからは、首脳陣や派遣した魔術師達がアニムスフィア家もろとも壊滅していることの調査の為に強く介入しようとし始めている。
 
;[[海洋油田基地セラフィックス]]
 
;[[海洋油田基地セラフィックス]]
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;[[聖堂教会]]
 
;[[聖堂教会]]
 
:出資元の一つ。あまり交渉はなかったが、主人公達が人理焼却事件を解決したことを知ってからは魔術協会と共に[[言峰綺礼]]を監査役として派遣してきた。
 
:出資元の一つ。あまり交渉はなかったが、主人公達が人理焼却事件を解決したことを知ってからは魔術協会と共に[[言峰綺礼]]を監査役として派遣してきた。
;[[ノウム・カルデア]]
 
:クリプターの攻撃によって南極の基地が陥落した後、彷徨海で再編された後継組織。
 
  
 
== 言及作品 ==
 
== 言及作品 ==
553行目: 404行目:
 
*アニメで描写された施設は相当に大規模。カルデアスの球体はオルガマリーの身長と比較すると少なくとも直径10メートルはあり、管制室はちょっとしたドーム球場並の広さと高さがある。廊下も同様の広さと天井の高さが有り、[[ダレイオス三世|身長3メートル45センチの巨人]]や[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 (ランサー)|常に馬に]][[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕|乗ってる王様]]でも楽に通れ、[[チャールズ・バベッジ|バベッジ]]が廊下でレースマシーンに変形出来る程。
 
*アニメで描写された施設は相当に大規模。カルデアスの球体はオルガマリーの身長と比較すると少なくとも直径10メートルはあり、管制室はちょっとしたドーム球場並の広さと高さがある。廊下も同様の広さと天井の高さが有り、[[ダレイオス三世|身長3メートル45センチの巨人]]や[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 (ランサー)|常に馬に]][[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕|乗ってる王様]]でも楽に通れ、[[チャールズ・バベッジ|バベッジ]]が廊下でレースマシーンに変形出来る程。
 
**一方[[ゴルゴーン]]はうっかりすると頭を天井にぶつけてしまうらしい。上記の廊下についての描写を考えると単純にゴルゴーンの身長設定の+??分が凄い値なのかもしれない。
 
**一方[[ゴルゴーン]]はうっかりすると頭を天井にぶつけてしまうらしい。上記の廊下についての描写を考えると単純にゴルゴーンの身長設定の+??分が凄い値なのかもしれない。
**カルデアは国連に対しては粒子加速実験施設という名目にしているが、現実の粒子加速実験施設も非常に大規模であり、2019年にスイスのジュネーヴに建造された施設は'''直径8.6km、全周27km'''と'''JR山手線に匹敵するサイズ'''になっている。
 
 
*召喚されたサーヴァントはスタッフと交流したり、トレーニングしたりと思い思いに過ごしている。中にはカルデア設備のシミュレータを利用して作られた仮想空間や特異点の一角で生活しているサーヴァントもいる。
 
*召喚されたサーヴァントはスタッフと交流したり、トレーニングしたりと思い思いに過ごしている。中にはカルデア設備のシミュレータを利用して作られた仮想空間や特異点の一角で生活しているサーヴァントもいる。
 
*組織として「人理修復」が目的なので、原則として特異点以外への介入は行わない。時空の片隅にある異空間のような場所への介入は可能だが、カルデアへの逆探知を行われる可能性が非常に高くなってしまう。
 
*組織として「人理修復」が目的なので、原則として特異点以外への介入は行わない。時空の片隅にある異空間のような場所への介入は可能だが、カルデアへの逆探知を行われる可能性が非常に高くなってしまう。
562行目: 412行目:
 
**カルデアの所在地が南極にあることが明かされたのは2部序章であるが、それ以前のプレイヤー達の推理に(クトゥルフネタで)狂気山脈にあるというものがあった。あながち正解に近いものだったと言える…。
 
**カルデアの所在地が南極にあることが明かされたのは2部序章であるが、それ以前のプレイヤー達の推理に(クトゥルフネタで)狂気山脈にあるというものがあった。あながち正解に近いものだったと言える…。
 
*カルデアの発電装置は扱いが難しいらしく、ゴルドルフが連れてきた魔術師によると「理屈が分からない」とのこと。
 
*カルデアの発電装置は扱いが難しいらしく、ゴルドルフが連れてきた魔術師によると「理屈が分からない」とのこと。
*後にカルデアの機能の劣化再現に成功した[[シオン・エルトナム・ソカリス (Grand Order)|シオン]]によると、本家カルデアなら[[異聞帯]]へのレイシフトも可能だったらしい。2部でカルデアが真っ先に襲撃されたのはその辺りも関係しているのかもしれない。
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*後にカルデアの機能の劣化再現に成功した[[シオン・エルトナム・アトラシア|シオン]]によると、本家カルデアなら[[異聞帯]]へのレイシフトも可能だったらしい。2部でカルデアが真っ先に襲撃されたのはその辺りも関係しているのかもしれない。
 
*カルデアによって召喚された英霊は3体とも[[ダビデ]]に由来する逸話を持っている。ただの偶然なのか、何か意図した理由があるのかは不明。
 
*カルデアによって召喚された英霊は3体とも[[ダビデ]]に由来する逸話を持っている。ただの偶然なのか、何か意図した理由があるのかは不明。
*バレンタインイベント2019ではモブのカルデア職員にもボイスが付いており、男性職員は岡田以蔵の土佐弁監修として関わっている森田了介氏、女性職員は酒呑童子の京ことばの監修で関わっている仲村美沙希氏がボイスを担当している。<ref group = "出">[https://twitter.com/kujoukent/status/1093147908117979136 九条ケント 2019年2月6日23:02 Twitter]</ref>
 
*サーヴァント達は常時実体化しているとカルデアのリソースを浪費してしまうため、ローテーションを組んで“今日は実体化して自由行動する班”と“霊基グラフ状態で待機班”に分かれている。自由行動班は戦闘訓練、読書、ゲーム、学習、マスターと交友、ハワイでコミケなどそれぞれやりたいことをしている。<ref group = "出">週刊ファミ通 2020年8月13日号 『FGO』一問一答 p110</ref>
 
  
 
==話題まとめ==
 
==話題まとめ==
 +
;2018年以降のイベントの時系列
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:2018年以降のイベントの時系列はストーリー内で「2018年」とされている事があるが、2018年には既に[[クリプター]]の襲撃により壊滅している。
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:しかも[[ラスプーチン]]の手刀で死んだはずの[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]健在であるなど、本編の時系列と矛盾している。
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:この矛盾に関しては、ユーザたちの間でも幾つか考察されており、
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:*クリプターの襲撃が起こらず、第2部が始まらなかった並行世界。
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:*2017年末にてその存在が明らかにされた[[フォーリナー]]関連の領域外の存在が影響している。
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:などといった考察が存在するが、実際のところどうなのかは良く分かっていない。
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:『雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~』でマシュが[[鬼王朱裸|エリザベートJAPAN]]の姿に対し、誰なのか疑問を抱いていた為、第2部のカルデア一行は2018年以降のイベントの幾つかは経験していないと思われる。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

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