「牛若丸」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
3行目: | 3行目: | ||
| 真名 = 牛若丸 (源義経) | | 真名 = 牛若丸 (源義経) | ||
| 読み = うしわかまる | | 読み = うしわかまる | ||
− | |||
| 外国語表記 = Ushiwakamaru | | 外国語表記 = Ushiwakamaru | ||
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | ||
12行目: | 11行目: | ||
| 地域 = 日本 | | 地域 = 日本 | ||
| 属性 = 混沌・中庸 | | 属性 = 混沌・中庸 | ||
− | | | + | | 隠し属性 = 人 |
| 性別 = 女性 | | 性別 = 女性 | ||
| スリーサイズ = | | スリーサイズ = | ||
20行目: | 19行目: | ||
| イメージカラー = | | イメージカラー = | ||
| 特技 = | | 特技 = | ||
− | | 好きな物 = 兄(源頼朝) | + | | 好きな物 = 兄(源頼朝) |
− | | 苦手な物 = 鵯越 | + | | 苦手な物 = 鵯越 |
| 天敵 = | | 天敵 = | ||
| デザイン = 坂本みねぢ | | デザイン = 坂本みねぢ | ||
33行目: | 32行目: | ||
; 略歴 | ; 略歴 | ||
− | : 『[[Fate/Grand Order]] | + | : 『[[Fate/Grand Order]]』第七特異点『絶対魔獣戦線 バビロニア』において[[ギルガメッシュ]]によって紀元前2655年のウルクに召喚され、神代の濃い魔力の効果で受肉した。 |
: その後は自分と同じく召喚された[[巴御前]]、武蔵坊弁慶、[[レオニダス一世]]らと共にウルク北の防壁を護って戦っていた。 | : その後は自分と同じく召喚された[[巴御前]]、武蔵坊弁慶、[[レオニダス一世]]らと共にウルク北の防壁を護って戦っていた。 | ||
: 状況が進む中、遂に出撃してきた[[ゴルゴーン|ティアマト]]と彼女の生み出した魔獣達の前に部隊は潰走。自身は[[主人公 (Grand Order)|カルデアのマスター]]達を逃がす為殿として残った。 | : 状況が進む中、遂に出撃してきた[[ゴルゴーン|ティアマト]]と彼女の生み出した魔獣達の前に部隊は潰走。自身は[[主人公 (Grand Order)|カルデアのマスター]]達を逃がす為殿として残った。 | ||
− | : | + | : 激戦の末に落命した彼女はその後メソポタミアの冥界に匿われていたらしく、終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では主従揃って冠位時間神殿に召喚され、エレシュキガルに導かれてⅦの座を統括する[[魔神柱|生命院サブナック]]との交戦に馳せ参じた。 |
: TVアニメ版では、藤丸立香(主人公)の台詞や描写が増え、人となりが大きく描かれるようになっており、彼と接した牛若丸の言動も、ほとんど全てがオリジナルのものに差し替わっている。 | : TVアニメ版では、藤丸立香(主人公)の台詞や描写が増え、人となりが大きく描かれるようになっており、彼と接した牛若丸の言動も、ほとんど全てがオリジナルのものに差し替わっている。 | ||
; 人物 | ; 人物 | ||
44行目: | 43行目: | ||
: 兄上大好き、マスター大好き。日常では兄を慕い、主を慕い、立派な人物の助けになりたいと一途に願う純真な少女だが、戦いにおいては非情・冷酷・最適手の権化で、部下たちへの扱いは鬼で嗜虐的な面を見せている。そこは彼女も源氏の血が流れる者、根っこは「支配者」。マスター以外にはそういった面も見せる。 | : 兄上大好き、マスター大好き。日常では兄を慕い、主を慕い、立派な人物の助けになりたいと一途に願う純真な少女だが、戦いにおいては非情・冷酷・最適手の権化で、部下たちへの扱いは鬼で嗜虐的な面を見せている。そこは彼女も源氏の血が流れる者、根っこは「支配者」。マスター以外にはそういった面も見せる。 | ||
: 人懐っこく明るく忠実だが、「ブレーキの壊れた忠犬」と評されるとおり感性がずれており、ラミアを普通の蛇のように食したり、生前では兄を喜ばせようと討ち取った敵将の首級を持ち帰ったりと、傍から見れば奇行にしか見えない行動を連発している。 | : 人懐っこく明るく忠実だが、「ブレーキの壊れた忠犬」と評されるとおり感性がずれており、ラミアを普通の蛇のように食したり、生前では兄を喜ばせようと討ち取った敵将の首級を持ち帰ったりと、傍から見れば奇行にしか見えない行動を連発している。 | ||
− | : | + | : ちなみに今でこそ礼節を保ち、丁寧に主と接する彼女であるが、幼い頃はやんちゃで戦術を学んだ鞍馬山の天狗の手をしょっちゅう焼かせていたという。実は今でも、時折湧き上がるいたずらごころを必死で抑えているそうな。 |
: | : | ||
; 能力 | ; 能力 | ||
60行目: | 59行目: | ||
詳細は「[[牛若丸 (ケイオスタイド)]]」を参照。 | 詳細は「[[牛若丸 (ケイオスタイド)]]」を参照。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== ステータス == | == ステータス == | ||
70行目: | 64行目: | ||
|- | |- | ||
! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ||
− | |- | + | |- |
− | + | | [[ライダー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || C || A+ || B || A || A+ || 対魔力:C<br />騎乗:A+ || カリスマ:C+<br />天狗の兵法:A→EX<br />燕の早業 B || style="text-align:left"| | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |[[主人公 (Grand Order)]]|| D || C || A+ || B || A || A+ || 対魔力:C<br />騎乗:A+ || カリスマ:C+<br />天狗の兵法:A→EX<br /> | ||
|} | |} | ||
92行目: | 82行目: | ||
:: 遮那王流離譚が二景。薄緑による煌光の斬撃。 | :: 遮那王流離譚が二景。薄緑による煌光の斬撃。 | ||
:: 天狗の歩法による縮地からの一撃は、躱すことが難しい。 | :: 天狗の歩法による縮地からの一撃は、躱すことが難しい。 | ||
− | |||
:; 弁慶・不動立地(べんけい・ふどうりっち) | :; 弁慶・不動立地(べんけい・ふどうりっち) | ||
:: 種別:対人奥義 | :: 種別:対人奥義 | ||
:: 武蔵坊弁慶の肉体のみを擬似的に再現。弁慶への信頼が強ければ強いほど、盾として強固となる。 | :: 武蔵坊弁慶の肉体のみを擬似的に再現。弁慶への信頼が強ければ強いほど、盾として強固となる。 | ||
:: Bランクの対軍宝具までなら防ぎきれる。 | :: Bランクの対軍宝具までなら防ぎきれる。 | ||
− | |||
:; 壇ノ浦・八艘跳(だんのうら・はっそうとび) | :; 壇ノ浦・八艘跳(だんのうら・はっそうとび) | ||
− | :: | + | :: ランク:C<br />種別:対人奥義<br />レンジ:1<br />最大捕捉:1人<br />由来:壇之浦の戦いにおいて船から船へと飛び移り八艘彼方へ去った逸話。 |
:: 種別:対人奥義 | :: 種別:対人奥義 | ||
:: 壇ノ浦で見せたという八艘飛びの具現化。 | :: 壇ノ浦で見せたという八艘飛びの具現化。 | ||
:: どれほど足場が悪くとも、足を乗せる箇所がわずかでもあれば跳躍による移動が可能。また、跳躍力そのものの強化も行う。 | :: どれほど足場が悪くとも、足を乗せる箇所がわずかでもあれば跳躍による移動が可能。また、跳躍力そのものの強化も行う。 | ||
− | ::『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃 | + | ::『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃&自身のスター発生率を大アップ<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のQuick宝具。出現した小舟の上を次々と飛び移って敵に肉迫し、刀で一閃するというモーションで描かれている。 |
− | :: | + | ::アニメ版では八人に分身して見えるほどの超加速を発揮し、敵の攻撃を次々とかわして切り返す姿が描かれた。もっとも何故か、残像のはずである分身が、捕まったり残って晒し者になったりする姿も描かれている。 |
− | |||
− | |||
− | |||
:; 吼丸・蜘蛛殺 | :; 吼丸・蜘蛛殺 | ||
:: 種別:対軍奥義 | :: 種別:対軍奥義 | ||
:: 薄緑の本来の「力」を発揮する。周囲の「魔」を打ち払い、音によるダメージを与える。 | :: 薄緑の本来の「力」を発揮する。周囲の「魔」を打ち払い、音によるダメージを与える。 | ||
− | |||
:; 喜見城・氷柱削り(きけんじょう・つららけずり) | :; 喜見城・氷柱削り(きけんじょう・つららけずり) | ||
:: 由来:青年時代の義経を主役として描かれた室町時代の御伽草子『御曹子島渡』より。 | :: 由来:青年時代の義経を主役として描かれた室町時代の御伽草子『御曹子島渡』より。 | ||
117行目: | 101行目: | ||
:: [[茨木童子]]との対決の中、牛若丸を庇った弁慶の肩を駆け上がり独楽のように回転し、茨木童子の放った炎を刀で両断するという離れ業を披露した。 | :: [[茨木童子]]との対決の中、牛若丸を庇った弁慶の肩を駆け上がり独楽のように回転し、茨木童子の放った炎を刀で両断するという離れ業を披露した。 | ||
:: 使用する際に「遮那王流離譚が五景外伝」と口上を述べており、宝具解説の際に触れられている5つの奥義にも含まれていない。 | :: 使用する際に「遮那王流離譚が五景外伝」と口上を述べており、宝具解説の際に触れられている5つの奥義にも含まれていない。 | ||
− | |||
== 真名:牛若丸 == | == 真名:牛若丸 == | ||
146行目: | 129行目: | ||
; [[Fate/Grand Order]] | ; [[Fate/Grand Order]] | ||
: ゲーム開始前のTVCMにて初公開され、ゲーム開始時から実装されている。 | : ゲーム開始前のTVCMにて初公開され、ゲーム開始時から実装されている。 | ||
− | |||
− | |||
; [[教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]] | ; [[教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]] | ||
: 9時間目の題材。 | : 9時間目の題材。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
===その他=== | ===その他=== | ||
; [[ちびちゅき!]] | ; [[ちびちゅき!]] | ||
167行目: | 140行目: | ||
: マスター。「主どの」と呼び、臣下の礼を取る。大勢のサーヴァントを擁しながらも、一人一人としっかり向き合う真摯さを気に入っている様子。 | : マスター。「主どの」と呼び、臣下の礼を取る。大勢のサーヴァントを擁しながらも、一人一人としっかり向き合う真摯さを気に入っている様子。 | ||
: 彼(彼女)の仲間ということからか、マシュやフォウにも「どの」などの敬称を付ける。 | : 彼(彼女)の仲間ということからか、マシュやフォウにも「どの」などの敬称を付ける。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
; [[源頼光]] | ; [[源頼光]] | ||
: 彼女の150年ほど前の先祖(高祖父の祖父の姉)。血筋的にも逸話的にも大変尊敬する相手。「あ、私たち根は近いな」と感じている。 | : 彼女の150年ほど前の先祖(高祖父の祖父の姉)。血筋的にも逸話的にも大変尊敬する相手。「あ、私たち根は近いな」と感じている。 | ||
− | |||
: なお、残念ながら彼女が成人した頃まで成長しても体型は頼光には敵わないらしい。 | : なお、残念ながら彼女が成人した頃まで成長しても体型は頼光には敵わないらしい。 | ||
: ナチュラルに血なまぐさいサイコ気質なところは共通しており、期間限定イベント『ネロ祭再び』の際はチームを組んで気勢を上げていた。 | : ナチュラルに血なまぐさいサイコ気質なところは共通しており、期間限定イベント『ネロ祭再び』の際はチームを組んで気勢を上げていた。 | ||
− | |||
− | |||
; [[坂田金時]] | ; [[坂田金時]] | ||
: 先祖の部下。御先祖様ともども大変尊敬しているが、やはり見た目があまりにイメージと変わり過ぎていたらしく、イベント「天魔御伽草紙 鬼ヶ島」では初対面時に「外国かぶれのケダモノ」呼ばわりしてしまった上、彼の真名を知った後も心中では恰好や髪の色を「反抗期的なもの」と判断していた。 | : 先祖の部下。御先祖様ともども大変尊敬しているが、やはり見た目があまりにイメージと変わり過ぎていたらしく、イベント「天魔御伽草紙 鬼ヶ島」では初対面時に「外国かぶれのケダモノ」呼ばわりしてしまった上、彼の真名を知った後も心中では恰好や髪の色を「反抗期的なもの」と判断していた。 | ||
: 一方、金時も金時で彼女の目のやり場に困る服装には大変衝撃を受けており「後の源氏はこれがデフォなのか」と内心で困惑していた。 | : 一方、金時も金時で彼女の目のやり場に困る服装には大変衝撃を受けており「後の源氏はこれがデフォなのか」と内心で困惑していた。 | ||
− | + | ; [[武蔵坊弁慶|常陸坊海尊]] | |
− | + | : 牛若丸に仕えた郎党。子供の頃はよくやんちゃをして彼を困らせていたらしい。ちなみに彼を持っていた場合、マイルームの専用ボイスで'''脅す'''。 | |
− | + | : 事あるごとに余計なことを言う彼に対して、殺気を滲ませて睨みつけている。 | |
− | + | : 実のところはその正体に気がついており、今は面白がって弄っているがナチュラルに'''飽きたら殺そう'''と考えている。 | |
− | |||
− | ; [[ | ||
− | : | ||
− | |||
− | : | ||
− | : | ||
;[[マルタ]]、[[荊軻]] | ;[[マルタ]]、[[荊軻]] | ||
− | : サンタオルタに残念三人組に認定された仲間。常識人の皮を被った変人どうし波長が合う。 | + | :サンタオルタに残念三人組に認定された仲間。常識人の皮を被った変人どうし波長が合う。 |
− | : 「私が思っている事を口にするとたいていの人々は真顔になるのですが、荊軻どの、マルタどのは何事もなかったように会話を続けてくれるのです。こんな話やすい人たちは初めてです!」 | + | :「私が思っている事を口にするとたいていの人々は真顔になるのですが、荊軻どの、マルタどのは何事もなかったように会話を続けてくれるのです。こんな話やすい人たちは初めてです!」 |
− | ;[[ギルガメッシュ〔キャスター〕 | + | ;[[ギルガメッシュ〔キャスター〕]] |
:第七特異点で自身を召喚した人物。 | :第七特異点で自身を召喚した人物。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[エレシュキガル]] | ;[[エレシュキガル]] | ||
− | : 第七特異点で死亡した後、冥界に自身を匿ってくれた人物。 | + | :第七特異点で死亡した後、冥界に自身を匿ってくれた人物。 |
− | : その後は冥界で労働してたが、主人公達の力になりたくて「解放してくれなかったら腹を切る」と駄々をこねて彼女に率いられる形で終章の戦いに参戦した。 | + | :その後は冥界で労働してたが、主人公達の力になりたくて「解放してくれなかったら腹を切る」と駄々をこねて彼女に率いられる形で終章の戦いに参戦した。 |
;[[女王メイヴ]] | ;[[女王メイヴ]] | ||
− | : | + | :[[牛若丸〔アサシン〕|水着姿]]時に言及。牛若丸が最も嫌うタイプの人間である。 |
− | : | + | :最初から完成された美しさを持つ彼女に対して、どこか僻んでいるような発言も見られる。努力すら必要とせず授かったそれを、自身が誇る「才能」とは別次元のものと見なしているあたりに、牛若丸の才能・天才とはいかなるものかという認識が表れているのかもしれない。 |
− | |||
;[[森長可]] | ;[[森長可]] | ||
− | : 『ぐだぐだファイナル本能寺』のおまけシナリオで共演。 | + | :『ぐだぐだファイナル本能寺』のおまけシナリオで共演。 |
− | : 軽いノリで信長と敵対して味方について大鎧まで持ち出した姿に、平安時代と同じノリを感じていたようである。<del>やはり平安は森君みたいなのがデフォだったのでは。</del> | + | :軽いノリで信長と敵対して味方について大鎧まで持ち出した姿に、平安時代と同じノリを感じていたようである。<del>やはり平安は森君みたいなのがデフォだったのでは。</del> |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
=== 生前 === | === 生前 === | ||
250行目: | 172行目: | ||
: 「兄上は厠とかいきません」と<del>昔のアイドルみたいに</del>彼女の中ではとても神格化されている。 | : 「兄上は厠とかいきません」と<del>昔のアイドルみたいに</del>彼女の中ではとても神格化されている。 | ||
: なお、『偉人と神話のぐらんどおーだー』によると、兄に冷遇された時はさすがに理不尽だと思ったので、'''兄弟ゲンカ'''感覚で兵を起こして兄を討とうとしたが、そのこと自体ではまったく恨んでいない<ref group="注">また、当時としては親兄弟で陣営が分かれて殺しあうことはよくある話で、ことさらに悲劇というほどのこともない。</ref>。 | : なお、『偉人と神話のぐらんどおーだー』によると、兄に冷遇された時はさすがに理不尽だと思ったので、'''兄弟ゲンカ'''感覚で兵を起こして兄を討とうとしたが、そのこと自体ではまったく恨んでいない<ref group="注">また、当時としては親兄弟で陣営が分かれて殺しあうことはよくある話で、ことさらに悲劇というほどのこともない。</ref>。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
; 武蔵坊弁慶 | ; 武蔵坊弁慶 | ||
: 牛若丸に仕えた郎党。彼の臣下としては最も名が知れており、互いに信頼しあう相棒のような間柄だったとか。 | : 牛若丸に仕えた郎党。彼の臣下としては最も名が知れており、互いに信頼しあう相棒のような間柄だったとか。 | ||
+ | ; 鬼一法眼 | ||
+ | : 牛若丸に兵法を授けたと伝えられる陰陽師。一説には鞍馬天狗であったとも言われる。 | ||
; 伊勢義盛 | ; 伊勢義盛 | ||
: 牛若丸に仕えた郎党。悪賢い狐のような顔をしていたらしいが、牛若丸にとっては気易く話せる部下であり、主人公も似た雰囲気を纏っているらしい。 | : 牛若丸に仕えた郎党。悪賢い狐のような顔をしていたらしいが、牛若丸にとっては気易く話せる部下であり、主人公も似た雰囲気を纏っているらしい。 | ||
262行目: | 181行目: | ||
: 兄嫁。彼女の眼光を鬼神と同じと評している。 | : 兄嫁。彼女の眼光を鬼神と同じと評している。 | ||
: 兄同様に牛若丸のブレーキの壊れた犬っぷりに頭を痛めていたらしく、何かやらかすたびに怒鳴り込んできていた模様。 | : 兄同様に牛若丸のブレーキの壊れた犬っぷりに頭を痛めていたらしく、何かやらかすたびに怒鳴り込んできていた模様。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
− | ===Fate/Grand Order | + | ===Fate/Grand Order=== |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
; 「牛若丸、まかりこしました。武士として誠心誠意、尽くさせていただきます」 | ; 「牛若丸、まかりこしました。武士として誠心誠意、尽くさせていただきます」 | ||
− | : | + | : 天賦の才と数々の逸話を残した武将、時を越えて現代に召喚される。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
; 「嫌いなもの……高い所は、少し。鵯越(ひよどりごえ)など、二度とやりたくありません」 | ; 「嫌いなもの……高い所は、少し。鵯越(ひよどりごえ)など、二度とやりたくありません」 | ||
314行目: | 200行目: | ||
: というか、台詞から察するに弁慶の「正体」に主君である彼女は勘付いたのかもしれない。それにしても本物の弁慶はそんな事やっていたのだろうか。 | : というか、台詞から察するに弁慶の「正体」に主君である彼女は勘付いたのかもしれない。それにしても本物の弁慶はそんな事やっていたのだろうか。 | ||
: ちなみに彼の「正体」も、正真正銘彼女の郎党である。 | : ちなみに彼の「正体」も、正真正銘彼女の郎党である。 | ||
+ | |||
+ | ; 「ぽんぽこ りん」 | ||
+ | : サーヴァントの強化時、レベルが上昇すると呟く謎の言葉。タヌキの腹鼓? | ||
+ | |||
+ | ;「兄上には及びませんね。出直して下さい」 | ||
+ | :戦闘終了時のセリフ。相手が'''魔神柱であっても'''言う。彼女の中で、頼朝は一体どれだけ神格化されているのか……。 | ||
==== 本編 ==== | ==== 本編 ==== | ||
; 「私は兄上の刀にすぎないというか、他に興味がなかったというか……」<br />「さしたる大願も理想もないまま戦場を駆け、敵将の<ruby>御首級<rb></rb><rt>みしるし</RT></RUBY>をあげていただけです。」<br />「源氏姓……いえ、立場を持った私が呼ばれるとしたら、それは違う<ruby>霊基<rb></rb><rt>カタチ</RT></RUBY>なのかもしれません。」<br />「多くの同胞を死に至らしめながら、最期まで己の愚かさを改められなかった冷血な武士として。」 | ; 「私は兄上の刀にすぎないというか、他に興味がなかったというか……」<br />「さしたる大願も理想もないまま戦場を駆け、敵将の<ruby>御首級<rb></rb><rt>みしるし</RT></RUBY>をあげていただけです。」<br />「源氏姓……いえ、立場を持った私が呼ばれるとしたら、それは違う<ruby>霊基<rb></rb><rt>カタチ</RT></RUBY>なのかもしれません。」<br />「多くの同胞を死に至らしめながら、最期まで己の愚かさを改められなかった冷血な武士として。」 | ||
− | : | + | : 第七特異点『絶対魔獣戦線バビロニア』にて、主人公に自身の人となりを聞かれた際の台詞。 |
: 未だ戦場を知らなかった頃の、若い姿と心境で召喚された牛若丸の義経評。後述する幕間の物語における牛若丸よりも、ウルクに召喚された牛若丸は、自身の在り方について正確に把握しているような節が見られる。 | : 未だ戦場を知らなかった頃の、若い姿と心境で召喚された牛若丸の義経評。後述する幕間の物語における牛若丸よりも、ウルクに召喚された牛若丸は、自身の在り方について正確に把握しているような節が見られる。 | ||
− | |||
; 「やってくるのは全てウガルだ、貴様らの手には負えん! だが撤退は許さん!」<br />「わずかでも生き延びて私の盾となれ!」<br />「であれば、貴様らの命と引き換えにきゃつらの首、一つ残らず切り落としてくれる!」 | ; 「やってくるのは全てウガルだ、貴様らの手には負えん! だが撤退は許さん!」<br />「わずかでも生き延びて私の盾となれ!」<br />「であれば、貴様らの命と引き換えにきゃつらの首、一つ残らず切り落としてくれる!」 | ||
349行目: | 240行目: | ||
==== 幕間の物語 ==== | ==== 幕間の物語 ==== | ||
; 「……。す、すいません。フォウさんの可愛さに、ちょっと胸が締め付けられました」 | ; 「……。す、すいません。フォウさんの可愛さに、ちょっと胸が締め付けられました」 | ||
− | : | + | : キャラクエ「無償の愛などなく」より、エネミーの気配を感じてマシュから静かにするように言われ、「キュッ。」と返事をしたフォウの姿にときめく牛若丸。やっぱり女の子である。 |
; 「ふぅ!いい運動になりました!ところでこの獲物、食べても大丈夫でしょうか?」 | ; 「ふぅ!いい運動になりました!ところでこの獲物、食べても大丈夫でしょうか?」 | ||
370行目: | 261行目: | ||
: 期間限定クエスト『天魔御伽草子 鬼ヶ島』にて、一の大門を守る[[佐々木小次郎]]を倒して。 | : 期間限定クエスト『天魔御伽草子 鬼ヶ島』にて、一の大門を守る[[佐々木小次郎]]を倒して。 | ||
:今まで他者に言われてきていた異名(?)だがついに自分で言ってしまった。とゆうかブレーキが壊れている事を自覚しているのなら直すか抑えるかしては……? | :今まで他者に言われてきていた異名(?)だがついに自分で言ってしまった。とゆうかブレーキが壊れている事を自覚しているのなら直すか抑えるかしては……? | ||
− | |||
;「血の滴る新鮮な鬼の首を山積みにお供えして、私は兄上に褒めてもらうのです!<br> “またかヨシツゥネ、よくもやってくれた。マサコゥが怒鳴り込んでくる前に戦場に帰れ”と!」 | ;「血の滴る新鮮な鬼の首を山積みにお供えして、私は兄上に褒めてもらうのです!<br> “またかヨシツゥネ、よくもやってくれた。マサコゥが怒鳴り込んでくる前に戦場に帰れ”と!」 | ||
383行目: | 273行目: | ||
; 「………………。<br /> そっか……主殿、オトナの私は知らないのですね……」<br />「サーヴァントは成長できませんので歳は取れませんが、いずれ、成長した私になれる時がないとも限りません。」<br />「ふ。<br /> その時をどうか楽しみにしていてください、主殿。」 | ; 「………………。<br /> そっか……主殿、オトナの私は知らないのですね……」<br />「サーヴァントは成長できませんので歳は取れませんが、いずれ、成長した私になれる時がないとも限りません。」<br />「ふ。<br /> その時をどうか楽しみにしていてください、主殿。」 | ||
: 同上イベントにて、頼光の血を継いでいることを嬉しく思う牛若丸が、主人公から「体の方は……」と冷かされての反応。 | : 同上イベントにて、頼光の血を継いでいることを嬉しく思う牛若丸が、主人公から「体の方は……」と冷かされての反応。 | ||
− | : | + | : 余裕のあるその態度はいかにも、オトナの肉体に期待を膨らませるものであるが、成長してもとても頼光の<ruby><rb>胸威</rb><rt>おおきさ</RT></RUBY>には及ばないことが、弁慶の口から語られそうになる。 |
;「御意にございますご先祖様!敵めの首、ことごとく取ってご覧にいれまする!」 | ;「御意にございますご先祖様!敵めの首、ことごとく取ってご覧にいれまする!」 | ||
416行目: | 306行目: | ||
**『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』によると、彼女の外見年齢は、鞍馬山を降りた頃のものであるとのこと。もっともこの場合、正確な真名は「遮那王」となるはずなのだが、この辺りは知名度の違いが反映されたのだろうか。 | **『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』によると、彼女の外見年齢は、鞍馬山を降りた頃のものであるとのこと。もっともこの場合、正確な真名は「遮那王」となるはずなのだが、この辺りは知名度の違いが反映されたのだろうか。 | ||
**彼女が実際に「牛若丸」を名乗っていたのは'''11歳の頃まで'''。<del>お前のような小学生がいるか。</del> | **彼女が実際に「牛若丸」を名乗っていたのは'''11歳の頃まで'''。<del>お前のような小学生がいるか。</del> | ||
− | ** | + | **なお、この姿は「オトナの姿」ではなく、成長しても胸は頼光程大きくはない模様。ちなみに'''それをネタにしている弁慶に対して殺しにかかろうとした'''あたり、どうやら気にしている模様。<del>単に頼光のサイズが規格外であるだけだが。</del> |
**『[[Fate/Requiem]]』では「源九郎義経」名義での彼女が登場している。上記と異なり、言動の描写は牛若丸時代と全く同じで、観客からも「牛若丸」コールを受けているという、不思議な形での登場となった。 | **『[[Fate/Requiem]]』では「源九郎義経」名義での彼女が登場している。上記と異なり、言動の描写は牛若丸時代と全く同じで、観客からも「牛若丸」コールを受けているという、不思議な形での登場となった。 | ||
*酒はあまり強くなく、酔っ払ってしまうと地蔵を兄である頼朝か、主人公と勘違いして話しかけたりする。 | *酒はあまり強くなく、酔っ払ってしまうと地蔵を兄である頼朝か、主人公と勘違いして話しかけたりする。 | ||
426行目: | 316行目: | ||
**作中でも金時は「スパークしすぎ」と困惑し、小太郎も「寒そう」と突っ込まれている。そして『冥界のメリークリスマス』では冥界の寒さに苦しんでいた。<del>やっぱりである。</del> | **作中でも金時は「スパークしすぎ」と困惑し、小太郎も「寒そう」と突っ込まれている。そして『冥界のメリークリスマス』では冥界の寒さに苦しんでいた。<del>やっぱりである。</del> | ||
**霊基再臨していけば全身に武具や衣服を装備していくが、'''肝心の胴体部分は殆どそのまま'''。第三段階まで行っても、おへそどころか下乳や下着すら丸出しのまま。これでよく戦場で生き残れたものである。やはり天才か…。 | **霊基再臨していけば全身に武具や衣服を装備していくが、'''肝心の胴体部分は殆どそのまま'''。第三段階まで行っても、おへそどころか下乳や下着すら丸出しのまま。これでよく戦場で生き残れたものである。やはり天才か…。 | ||
− | |||
**『[[ちびちゅき!]]』においても上半身は'''リボンだけで隠しており'''、さらにはスカートをめくって堂々と下着を見せようとした。 | **『[[ちびちゅき!]]』においても上半身は'''リボンだけで隠しており'''、さらにはスカートをめくって堂々と下着を見せようとした。 | ||
**日本中央競馬会とのコラボ企画『Fate/Grandprix Order -絶対競馬戦線アリマニア-』にも、馬を駆るライダーの代表格として登場していたのだが、そのビジュアルは'''競走馬・キタサンブラックの頭と首で、胴体露出とパンツが全て隠されている'''という、コンプライアンス遵守のための涙ぐましい努力がうかがえるものになっていた。 | **日本中央競馬会とのコラボ企画『Fate/Grandprix Order -絶対競馬戦線アリマニア-』にも、馬を駆るライダーの代表格として登場していたのだが、そのビジュアルは'''競走馬・キタサンブラックの頭と首で、胴体露出とパンツが全て隠されている'''という、コンプライアンス遵守のための涙ぐましい努力がうかがえるものになっていた。 | ||
*牛若丸を女性にしたのは武内氏の要望であり、「男女比率がやばい。男ばかりだと華がない」と難しい顔で返したため。<del>そのせいで[[宮本武蔵|二刀流の剣士]]からは文句言われたのだが。</del> | *牛若丸を女性にしたのは武内氏の要望であり、「男女比率がやばい。男ばかりだと華がない」と難しい顔で返したため。<del>そのせいで[[宮本武蔵|二刀流の剣士]]からは文句言われたのだが。</del> | ||
**なお女体化義経が登場する創作は本作前にも複数あり、少女漫画『リョウ』、ゲーム『少女義経伝』やTRPG『天下繚乱RPG』リプレイ『義経変生譚』などがある。 | **なお女体化義経が登場する創作は本作前にも複数あり、少女漫画『リョウ』、ゲーム『少女義経伝』やTRPG『天下繚乱RPG』リプレイ『義経変生譚』などがある。 | ||
− | *日本人女性のサーヴァントとしては、時代背景を考えれば破格と言える'''168cm''' | + | *日本人女性のサーヴァントとしては、時代背景を考えれば破格と言える'''168cm'''の高身長。史実通りであれば、肉体年齢は中学生相当のものになるはずなのだが、現代においても目を疑うほどの長身である。日本人女性内第一位の座はご先祖様である[[源頼光]]175cmに明け渡したが、[[鈴鹿御前]]、[[玉藻の前]]、[[沖田総司]]、[[織田信長]]、[[清姫]]、[[両儀式]]、[[酒呑童子]]、[[茨木童子]]らを余裕で抜いて第二位。 |
*セイントグラフの背景は、岩手県平泉にある中尊寺がモデルとなっている。中に収められている金色堂は栄華を極めた奥州藤原氏を象徴しており、国宝は勿論、世界遺産にも指定されている。平泉は牛若丸にも縁深い場所であるため、この場所が選ばれたのであろう。 | *セイントグラフの背景は、岩手県平泉にある中尊寺がモデルとなっている。中に収められている金色堂は栄華を極めた奥州藤原氏を象徴しており、国宝は勿論、世界遺産にも指定されている。平泉は牛若丸にも縁深い場所であるため、この場所が選ばれたのであろう。 | ||
**このイラストに描かれている建造物は、金色堂を保護するために設けられた鉄筋コンクリート造りの新覆堂(1965年建設)である。一方で牛若丸が生きていた時代には木造の旧覆堂(1288年建設)もなく、簡素な覆屋根が掛けられたくらいで金色堂は屋外に建ててあったと見なされている。もっともイメージイラストとしては、写真などでもよく見る新覆堂で描いてあった方が分かりやすいのだろう。 | **このイラストに描かれている建造物は、金色堂を保護するために設けられた鉄筋コンクリート造りの新覆堂(1965年建設)である。一方で牛若丸が生きていた時代には木造の旧覆堂(1288年建設)もなく、簡素な覆屋根が掛けられたくらいで金色堂は屋外に建ててあったと見なされている。もっともイメージイラストとしては、写真などでもよく見る新覆堂で描いてあった方が分かりやすいのだろう。 | ||
437行目: | 326行目: | ||
**バレンタインデーには「名刀薄緑チョコ風味」としてこの刀にチョコレートコーティングしたらしきものを主人公へ渡している。 | **バレンタインデーには「名刀薄緑チョコ風味」としてこの刀にチョコレートコーティングしたらしきものを主人公へ渡している。 | ||
**ちなみにこの刀は[[源頼光]]の佩刀としても伝わっている。もともとは源満仲が作らせた刀で、罪人を用いた試し斬りの際、首を落とした勢いそのままにその下の膝まで斬ったことから「膝丸」の名が付き、頼光が大蜘蛛を斬ったことで「蜘蛛切」と改名され、その後も源為義が所持していた時に蛇の鳴くような音を立てたために「吠丸」と、源氏の姫を娶った際の婿引出として名剣を賜った熊野別当家を経由して義経に贈られた時には熊野の山の緑になぞらえ「薄緑」と名を変えてゆき、義経が薄緑を奉納した箱根権現から(仇討ちで有名な曽我兄弟の手を経て)源頼朝の元へ献上された後は再び「膝丸」の名に戻ったとされる。現在では膝丸=薄緑とされる刀剣は複数伝承されており、京都の大覚寺が所蔵する「■忠」銘のもの(■部は破損しており判読不能、備前長船派初期の作と推定される)と箱根神社が所蔵する無銘(社伝によれば三条宗近作とされる)が特に有名。 | **ちなみにこの刀は[[源頼光]]の佩刀としても伝わっている。もともとは源満仲が作らせた刀で、罪人を用いた試し斬りの際、首を落とした勢いそのままにその下の膝まで斬ったことから「膝丸」の名が付き、頼光が大蜘蛛を斬ったことで「蜘蛛切」と改名され、その後も源為義が所持していた時に蛇の鳴くような音を立てたために「吠丸」と、源氏の姫を娶った際の婿引出として名剣を賜った熊野別当家を経由して義経に贈られた時には熊野の山の緑になぞらえ「薄緑」と名を変えてゆき、義経が薄緑を奉納した箱根権現から(仇討ちで有名な曽我兄弟の手を経て)源頼朝の元へ献上された後は再び「膝丸」の名に戻ったとされる。現在では膝丸=薄緑とされる刀剣は複数伝承されており、京都の大覚寺が所蔵する「■忠」銘のもの(■部は破損しており判読不能、備前長船派初期の作と推定される)と箱根神社が所蔵する無銘(社伝によれば三条宗近作とされる)が特に有名。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
465行目: | 351行目: | ||
[[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]] | [[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]] | ||
[[Category:教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]] | [[Category:教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]] | ||
− | |||
[[Category:ちびちゅき!]] | [[Category:ちびちゅき!]] | ||
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]] | [[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]] | ||
− |