「Fate/Apocrypha」を編集中
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− | + | ==Fate/Apocrypha== | |
− | + | '''聖杯大戦、ここに開幕'''<br> | |
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+ | 著者、東出祐一郎。<br> | ||
+ | イラスト、近衛乙嗣。<br> | ||
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+ | [[Fate/stay night]]のスピンアウト小説。<br>"黒"のサーヴァント7騎 VS "赤"のサーヴァント7騎、計14騎+1騎で展開されていく物語となる。<br> | ||
元々は[[聖杯戦争]]を舞台にしたオンラインゲームとして『[[Fate/EXTRA]]』と同時期に企画された作品。<br>ゲーム企画はお蔵入りとなっていたが、2011年6月発売の「Fate/complete material IV Extra material」にて登場[[サーヴァント]]の設定が公開される。<br> | 元々は[[聖杯戦争]]を舞台にしたオンラインゲームとして『[[Fate/EXTRA]]』と同時期に企画された作品。<br>ゲーム企画はお蔵入りとなっていたが、2011年6月発売の「Fate/complete material IV Extra material」にて登場[[サーヴァント]]の設定が公開される。<br> | ||
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− | 2012年7月7日、小説としての再始動が発表。<br>2012年冬発売のTYPE-MOONエース Vol.8で第一巻発売に先駆けてプロローグが掲載、2012年12月29日のコミックマーケット83にて「TYPE-MOON」の書籍ブランド「TYPE-MOON BOOKS」より第一巻が発行。<br>「Fate/complete material IV Extra | + | 2012年7月7日、小説としての再始動が発表。<br>2012年冬発売のTYPE-MOONエース Vol.8で第一巻発売に先駆けてプロローグが掲載、2012年12月29日のコミックマーケット83にて「TYPE-MOON」の書籍ブランド「TYPE-MOON BOOKS」より第一巻が発行。<br>「Fate/complete material IV Extra material」にて公開されていたサーヴァントの内、数騎が没案となり、新規に追加された者と入れ替わっている。<br> |
当初は全四巻の予定だったが、最終的には全五巻となり2014年冬に完結した。<br>2015年夏に「Fate/Apocrypha material」も発売されている。 | 当初は全四巻の予定だったが、最終的には全五巻となり2014年冬に完結した。<br>2015年夏に「Fate/Apocrypha material」も発売されている。 | ||
+ | ==登場人物== | ||
+ | ===ルーラー陣営=== | ||
+ | ;[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]] | ||
+ | :主人公。<br>聖杯戦争を正しく導く存在。現代の人物であるフランス人の少女・レティシアに憑依・人格統合するという異例の現界を果たした。 | ||
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;[[ジーク]] | ;[[ジーク]] | ||
− | : | + | :もう一人の主人公。<br>ユグドミレニア一族により、アインツベルンの技術を流用して作り出されたホムンクルスの少年。<br>その中性的な容姿とは裏腹に、一人称は「俺」。 |
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===黒の陣営=== | ===黒の陣営=== | ||
;[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア]] | ;[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア]] | ||
− | :様々な技術系統の魔術を吸収して発展してきた[[ユグドミレニア]]一族の長。ランサーのマスター。<br>"八枚舌"のダーニックと呼ばれ、その政治的手腕によって、かつて時計塔最高峰の階位にまで上り詰めた。<br> | + | :様々な技術系統の魔術を吸収して発展してきた[[ユグドミレニア]]一族の長。ランサーのマスター。<br>"八枚舌"のダーニックと呼ばれ、その政治的手腕によって、かつて時計塔最高峰の階位にまで上り詰めた。<br>第三次聖杯戦争にてナチスドイツ側の魔術師として参戦した彼は、軍の力すらも利用して御三家から大聖杯を奪い、約70年後に聖杯大戦を引き起こした。 |
;[[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]] | ;[[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]] | ||
− | :ダーニックの後継者とされる魔術師。アーチャーのマスター。可憐な車椅子の少女。<br>外見通り穏やかな人物だが、降霊術と人体工学において類稀な才能を見せ、独自のアレンジを加えて作り出した数々の接続強化型魔術礼装(ブロンズリンク・マニピュレーター)は三流の魔術師でも一流を仕留めると言われる程の剣呑な代物。<br> | + | :ダーニックの後継者とされる魔術師。アーチャーのマスター。可憐な車椅子の少女。<br>外見通り穏やかな人物だが、降霊術と人体工学において類稀な才能を見せ、独自のアレンジを加えて作り出した数々の接続強化型魔術礼装(ブロンズリンク・マニピュレーター)は三流の魔術師でも一流を仕留めると言われる程の剣呑な代物。<br>一族の中でも有望視されているが、魔術回路の変質によって両足が動かず、時に耐えがたい苦痛に襲われ、車椅子による生活を強いられている |
;[[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]] | ;[[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]] | ||
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;[[六導玲霞]] | ;[[六導玲霞]] | ||
− | :黒の陣営でただ一人ユグドミレニアの人間ではない女性。アサシンのマスター。飛び入り参戦の一般人で、年齢は23歳。<br>ユグドミレニア一族に連なる日本人の魔術師、相良豹馬から偶然奪い取る形でアサシンのマスターとなった彼女は聖杯戦争についてさしたる興味も持たず、ただ可愛い「娘」であるアサシンの望むままに獲物の物色を手伝い、残虐な「食事」を傍観する。 | + | :黒の陣営でただ一人ユグドミレニアの人間ではない女性。アサシンのマスター。飛び入り参戦の一般人で、年齢は23歳。<br>ユグドミレニア一族に連なる日本人の魔術師、相良豹馬から偶然奪い取る形でアサシンのマスターとなった彼女は聖杯戦争についてさしたる興味も持たず、ただ可愛い「娘」であるアサシンの望むままに獲物の物色を手伝い、残虐な「食事」を傍観する。 |
===黒のサーヴァント=== | ===黒のサーヴァント=== | ||
− | ;[[ヴラド三世 (Apocrypha)| | + | ;[[ヴラド三世 (Apocrypha)|ランサー]] |
:ダーニックのサーヴァント。『串刺し公』の異名を持つルーマニアの王。 | :ダーニックのサーヴァント。『串刺し公』の異名を持つルーマニアの王。 | ||
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− | ;[[ケイローン| | + | ;[[ケイローン|アーチャー]] |
:フィオレのサーヴァント。広大な森のような気配を持つ青年。<br>常に礼儀を持って接する好青年で、誰に対しても柔らかな物腰を崩さない。<br>本来なら英霊より格上の存在だが、生前の事情と真名を隠蔽するために大きく霊格が落ちている。 | :フィオレのサーヴァント。広大な森のような気配を持つ青年。<br>常に礼儀を持って接する好青年で、誰に対しても柔らかな物腰を崩さない。<br>本来なら英霊より格上の存在だが、生前の事情と真名を隠蔽するために大きく霊格が落ちている。 | ||
− | ;[[フランケンシュタイン| | + | ;[[フランケンシュタイン|バーサーカー]] |
− | : | + | :カウレスのサーヴァント。白いドレスを着たか細い矮躯の少女。<br>狂化しながらもある程度の理性は残しており、他者に対して不満げに呻ったり首を振ったりするなどの意思疎通が可能。 |
− | ;[[ジークフリート| | + | ;[[ジークフリート|セイバー]] |
:ゴルドのサーヴァント。燦然と輝く鎧に身を包み、大剣を背にする長身の青年。<br>数多の冒険を成し遂げた英雄であり、ランサーでさえ彼の追従には特に歓喜している。 | :ゴルドのサーヴァント。燦然と輝く鎧に身を包み、大剣を背にする長身の青年。<br>数多の冒険を成し遂げた英雄であり、ランサーでさえ彼の追従には特に歓喜している。 | ||
− | ;[[アストルフォ| | + | ;[[アストルフォ|ライダー]] |
:セレニケのサーヴァント。派手に着飾った中性的な少年。<br>好奇心の塊のような存在で、常に実体化したがる。<br>真名が暴かれても何の問題もないサーヴァントといわれる。 | :セレニケのサーヴァント。派手に着飾った中性的な少年。<br>好奇心の塊のような存在で、常に実体化したがる。<br>真名が暴かれても何の問題もないサーヴァントといわれる。 | ||
− | ;[[アヴィケブロン| | + | ;[[アヴィケブロン|キャスター]] |
:ロシェのサーヴァント。蒼いマントと無貌の仮面をつけた男性。ロシェと共に、大戦に必要なゴーレムを作成している。 | :ロシェのサーヴァント。蒼いマントと無貌の仮面をつけた男性。ロシェと共に、大戦に必要なゴーレムを作成している。 | ||
− | ;[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)| | + | ;[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|アサシン]] |
− | :玲霞のサーヴァント。露出の高い服を着た、あどけない口調で話す少女。 | + | :玲霞のサーヴァント。露出の高い服を着た、あどけない口調で話す少女。 |
===赤の陣営=== | ===赤の陣営=== | ||
;[[獅子劫界離]] | ;[[獅子劫界離]] | ||
− | :フリーランスの死霊魔術師。セイバーのマスター。<br>強面に違わぬ歴戦の「魔術使い」であるが、サーヴァントとの信頼関係の構築を最重要視していて、召喚したセイバーとも早期に打ち解けている。 | + | :フリーランスの死霊魔術師。セイバーのマスター。<br>強面に違わぬ歴戦の「魔術使い」であるが、サーヴァントとの信頼関係の構築を最重要視していて、召喚したセイバーとも早期に打ち解けている。 |
;[[天草四郎時貞|シロウ・コトミネ]] | ;[[天草四郎時貞|シロウ・コトミネ]] | ||
:聖堂教会から派遣された監督役にして、アサシンのマスター。シギショアラの山上教会を拠点とする。獅子劫以外の協会から派遣されてきた魔術師達を傀儡とし、彼らのサーヴァントを奪取。自らの理想と野望を叶えるため暗躍する。 | :聖堂教会から派遣された監督役にして、アサシンのマスター。シギショアラの山上教会を拠点とする。獅子劫以外の協会から派遣されてきた魔術師達を傀儡とし、彼らのサーヴァントを奪取。自らの理想と野望を叶えるため暗躍する。 | ||
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===赤のサーヴァント=== | ===赤のサーヴァント=== | ||
− | ;[[モードレッド| | + | ;[[モードレッド|セイバー]] |
− | :獅子劫のサーヴァント。重厚な全身鎧に身を包んだ白銀の騎士。<br>見目麗しい少女だが、普段は粗雑で自信過剰なところがある。<br> | + | :獅子劫のサーヴァント。重厚な全身鎧に身を包んだ白銀の騎士。<br>見目麗しい少女だが、普段は粗雑で自信過剰なところがある。<br>マスターの指示には忠実で、シロウやアサシンのような不気味な存在にはいち早く反応し、民草を犠牲にするのを良しとしない高潔さを持つ。 |
− | ;[[セミラミス| | + | ;[[セミラミス|アサシン]] |
:シロウのサーヴァント。暗闇のようなドレスを身に纏った退廃的な美女。<br>セイバーによれば「母上と同じ匂いがする」らしく、かなりの陰謀家。 | :シロウのサーヴァント。暗闇のようなドレスを身に纏った退廃的な美女。<br>セイバーによれば「母上と同じ匂いがする」らしく、かなりの陰謀家。 | ||
− | ;[[ウィリアム・シェイクスピア| | + | ;[[ウィリアム・シェイクスピア|キャスター]] |
:中世ヨーロッパ風の洒脱な衣装の伊達男。<br>世界随一の劇作家であり、会話の節々に自作のセリフを引用した奇妙な話し方をする。 | :中世ヨーロッパ風の洒脱な衣装の伊達男。<br>世界随一の劇作家であり、会話の節々に自作のセリフを引用した奇妙な話し方をする。 | ||
− | ;[[カルナ| | + | ;[[カルナ|ランサー]] |
− | :英雄王と同等の力を持つ不死身の大英雄。<br>肉体と一体化した黄金の鎧と胸元に埋め込まれた赤石が目を引く、赤の陣営最強のサーヴァント。 | + | :英雄王と同等の力を持つ不死身の大英雄。<br>肉体と一体化した黄金の鎧と胸元に埋め込まれた赤石が目を引く、赤の陣営最強のサーヴァント。 |
− | ;[[アタランテ| | + | ;[[アタランテ|アーチャー]] |
− | :翠緑の衣装を纏った野性味と気品を併せ持つ少女。<br>話し方は非常に古風。超一流の狩人であり、神域の弓術の使い手。 | + | :翠緑の衣装を纏った野性味と気品を併せ持つ少女。<br>話し方は非常に古風。超一流の狩人であり、神域の弓術の使い手。 |
− | ;[[アキレウス| | + | ;[[アキレウス|ライダー]] |
− | :いかなる攻撃でも疵を受けず、三頭の神馬に牽かれた戦車を駆る無双の武人。 | + | :いかなる攻撃でも疵を受けず、三頭の神馬に牽かれた戦車を駆る無双の武人。 |
− | ;[[スパルタクス| | + | ;[[スパルタクス|バーサーカー]] |
:全身に数え切れないほどの傷跡を持つ筋骨稜々とした戦士。<br>虐げられる者たちのために戦い続けた紛れも無い英雄だが、戦闘中もずっと微笑を絶やさないため、敵味方問わず不気味がられている。 | :全身に数え切れないほどの傷跡を持つ筋骨稜々とした戦士。<br>虐げられる者たちのために戦い続けた紛れも無い英雄だが、戦闘中もずっと微笑を絶やさないため、敵味方問わず不気味がられている。 | ||
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:降霊科学部長の後継者であり、[[ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ|ソラウ]]の兄。時計塔で一級講師を務めており、聖遺物の選定を担当する。 | :降霊科学部長の後継者であり、[[ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ|ソラウ]]の兄。時計塔で一級講師を務めており、聖遺物の選定を担当する。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[ウェイバー・ベルベット|ロード・エルメロイII世]] |
:フリーランスの魔術師を雇うことを提案し、ベルフェバンと共に優秀な人材を集めるのに奔走する。 | :フリーランスの魔術師を雇うことを提案し、ベルフェバンと共に優秀な人材を集めるのに奔走する。 | ||
;[[ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ]] | ;[[ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ]] | ||
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:ロード・エルメロイII世の弟子。世界が変わっても相変わらず能天気で、月霊髄液に映画を見せたりデートの約束をするなどの奇行の数々によって、彼女に変な影響を与えている。 | :ロード・エルメロイII世の弟子。世界が変わっても相変わらず能天気で、月霊髄液に映画を見せたりデートの約束をするなどの奇行の数々によって、彼女に変な影響を与えている。 | ||
− | ; | + | ;ロットウェル・ベルジンスキー |
+ | :『<ruby><rb>銀蜥蜴</rb><rt>シルバーリザード</rt></ruby>』の二つ名を持つフリーランスの魔術師。丸いサングラスの男性。 | ||
+ | :顔以外の急所の大半を銀の鱗で覆っている。 | ||
+ | :彼からフィーンドまで、魔術協会の要請で聖杯大戦に参加した人物だが、シロウの奸計によって精神を侵され、サーヴァントを奪われてしまう。 | ||
+ | ;ジーン・ラム | ||
+ | :『疾風車輪』の二つ名を持つフリーランスの魔術師。眼鏡を掛けた女性。 | ||
+ | :属性は風で、チャクラムを武器として使用する。ビブリオマニアで、イヴァン雷帝の書庫を探していた。 | ||
+ | ;ペンテル兄弟 | ||
+ | :『<ruby><rb>結合した双子</rb><rt>ガムブラザーズ</rt></ruby>』の二つ名を持つフリーランスの魔術師。褐色の肌をした中年男性の兄弟。 | ||
+ | :魔術刻印を分割継承しており、互いが側にいることで力を最大限に発揮できる。 | ||
+ | ;フィーンド・ヴォル・センベルン | ||
+ | :時計塔の一級講師。三白眼の男性。 | ||
+ | |||
+ | ;ペメトレキス | ||
:協会が監視と獅子劫のバックアップとして派遣した魔術師の一人で、フィオレの元同門。<br>諜報に特化した魔術師で、使役する使い魔たちの戦闘能力を含めれば並の魔術師では敵わない程の力を持った一流魔術師だったが、黒のアサシンによって心臓を抉りだされ、喰い殺された。 | :協会が監視と獅子劫のバックアップとして派遣した魔術師の一人で、フィオレの元同門。<br>諜報に特化した魔術師で、使役する使い魔たちの戦闘能力を含めれば並の魔術師では敵わない程の力を持った一流魔術師だったが、黒のアサシンによって心臓を抉りだされ、喰い殺された。 | ||
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;[[相良豹馬]] | ;[[相良豹馬]] | ||
− | :アサシンを召喚しようとした魔術師。偽装としてヒカルという名でホストをしている。<br> | + | :アサシンを召喚しようとした魔術師。偽装としてヒカルという名でホストをしている。<br>魔術師としての力量が低いのでアサシンが適すると考え、従来通りのアサシンでは真名が即座に判明してしまうため、「切り裂きジャック」に目を付けアサシンとして召喚する。たが、玲霞をマスターとして召喚されたアサシンに令呪を使う暇もなく口を封じられ、死亡。 |
;カール・レクサーム | ;カール・レクサーム | ||
:黒魔術を使うユグドミレニアの魔術師。<br>黒のアサシンによって殺害され、遺体は自宅地下室に隠されていた。 | :黒魔術を使うユグドミレニアの魔術師。<br>黒のアサシンによって殺害され、遺体は自宅地下室に隠されていた。 | ||
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:ユグドミレニアの魔術師。黒のアサシンによって人間の形を保てない程の拷問を受けた上で、殺害された。 | :ユグドミレニアの魔術師。黒のアサシンによって人間の形を保てない程の拷問を受けた上で、殺害された。 | ||
;アヴィ・ディケイル | ;アヴィ・ディケイル | ||
− | : | + | :召喚術を専門とするユグドミレニアの魔術師。カウレスの見立てでは自分より腕が良く、マスター候補であった。<br>ミレニア城塞の警備用低級悪霊のメンテナンスを担当していたために黒のアサシンに狙われ、彼女から拷問を受けたことで城塞の警戒解除暗号を吐き、その後、ガソリンをかけられて焼き殺されていた。 |
;ツークツワンク | ;ツークツワンク | ||
:ユグドミレニアの一員であるエインスカヤ家が擁する暗殺部隊。10人の男女。 | :ユグドミレニアの一員であるエインスカヤ家が擁する暗殺部隊。10人の男女。 | ||
:魔術刻印を分割し、半分をリーダーの“王(キング)”、もう半分を“兵士(ポーン)”と呼ばれる者らが保有している。個々の力は強くないが、全員が揃って刻印を起動させることで他者の力・精神との連結が可能となり、全メンバーが“王(キング)”並の能力を発揮できるようになる。 | :魔術刻印を分割し、半分をリーダーの“王(キング)”、もう半分を“兵士(ポーン)”と呼ばれる者らが保有している。個々の力は強くないが、全員が揃って刻印を起動させることで他者の力・精神との連結が可能となり、全メンバーが“王(キング)”並の能力を発揮できるようになる。 | ||
− | : | + | :ユグドミレニアに探りを入れてきた六導玲霞の調査のために日本に派遣されるが、玲霞と黒のアサシンの前に手も足も出ずに全滅させられた。 |
===その他=== | ===その他=== | ||
− | ; | + | ;アルマ・ペトレシア |
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:ルーラーが下宿した教会のシスター。純朴で神の愛以外に必要なものは存在しないようなおっとりとした女性。実は[[聖堂教会]]がユグドミレニア一族を監視するために派遣した人員で、二十年以上もの歳月を潜入任務に費やしていた。 | :ルーラーが下宿した教会のシスター。純朴で神の愛以外に必要なものは存在しないようなおっとりとした女性。実は[[聖堂教会]]がユグドミレニア一族を監視するために派遣した人員で、二十年以上もの歳月を潜入任務に費やしていた。 | ||
− | ; | + | ;セルジュ |
:ジークとルーラーが出会ったミレニア城塞麓の農村に住む老人。見ず知らずの二人を温かく持て成し、食事だけでなく一泊もさせてくれたが、ジークとルーラーの仲を勘違いし、要らない気まで回す困った老人。 | :ジークとルーラーが出会ったミレニア城塞麓の農村に住む老人。見ず知らずの二人を温かく持て成し、食事だけでなく一泊もさせてくれたが、ジークとルーラーの仲を勘違いし、要らない気まで回す困った老人。 | ||
214行目: | 162行目: | ||
;[[アルトリア・ペンドラゴン]] | ;[[アルトリア・ペンドラゴン]] | ||
:赤のセイバーの父である「騎士王」。彼女にとっては憎み、挑み、敬い、愛すべき存在。 | :赤のセイバーの父である「騎士王」。彼女にとっては憎み、挑み、敬い、愛すべき存在。 | ||
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;[[モルガン]] | ;[[モルガン]] | ||
− | : | + | :赤のセイバーの母。 |
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;[[イスカンダル]] | ;[[イスカンダル]] | ||
− | : | + | :かつてウェイバーのサーヴァントであった「征服王」。冬木市ではない別の聖杯戦争で召喚されたが、ウェイバーとの関係は平行世界とも変わらず、決して揺らがぬ絆を築いていた。 |
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;[[ヴィクター・フランケンシュタイン]] | ;[[ヴィクター・フランケンシュタイン]] | ||
− | :「フランケンシュタインの怪物」こと、黒のバーサーカーの創造者。 | + | :「フランケンシュタインの怪物」こと、黒のバーサーカーの創造者。<br>後に赤のキャスターによって幻影として召喚される。 |
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===オンラインゲーム版=== | ===オンラインゲーム版=== | ||
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;外典の聖杯戦争 | ;外典の聖杯戦争 | ||
:正史から外れた、この世界の聖杯戦争に付けられた名称。歴史が変わった理由は全て第三次聖杯戦争で起こった出来事に起因し、ダーニックが御三家から大聖杯を奪い持ち帰った事と、アインツベルンが参加者として「ルーラー」のサーヴァントを召喚した事が最大の原因である。 | :正史から外れた、この世界の聖杯戦争に付けられた名称。歴史が変わった理由は全て第三次聖杯戦争で起こった出来事に起因し、ダーニックが御三家から大聖杯を奪い持ち帰った事と、アインツベルンが参加者として「ルーラー」のサーヴァントを召喚した事が最大の原因である。 | ||
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==メモ== | ==メモ== | ||
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**ゲオルギウス……ジャンヌとシロウの聖人同士の対立の中でさらに3人目の聖人がいては話が煩雑になってしまう。加えて、ジークのラストを考えると相手を竜に変えるゲオルギウスの宝具があっては有り難みが薄れてしまう。 | **ゲオルギウス……ジャンヌとシロウの聖人同士の対立の中でさらに3人目の聖人がいては話が煩雑になってしまう。加えて、ジークのラストを考えると相手を竜に変えるゲオルギウスの宝具があっては有り難みが薄れてしまう。 | ||
**ダビデ……アキレウスのライバルとしてケイローンを入れたかったため、アーチャー枠が埋まってしまった。また、ヴラドがトップの陣営に有名な王がもう一人いてはややこしくなってしまう。 | **ダビデ……アキレウスのライバルとしてケイローンを入れたかったため、アーチャー枠が埋まってしまった。また、ヴラドがトップの陣営に有名な王がもう一人いてはややこしくなってしまう。 | ||
− | ; | + | ;5巻終章「Apocrypha」と東出祐一郎作品 |
− | * | + | *5巻終章にあたるエピソードに「Apocrypha」がある。Fate/stay nightにおける「Last Episode」のオマージュともいえる内容だが、世の果てで悠久の時を待ち続ける男とそれを追うヒロインの再会という構図は「Last Episode」が発表されるより以前から、作者の東出祐一郎が自作のエピローグに好んで使うモチーフでもある。<br>(『あやかしびと』如月すずシナリオエンド2、『エヴォリミット』一条雫シナリオ"天を照らす者"エンドなど) |
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==商品情報== | ==商品情報== | ||
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==リンク== | ==リンク== | ||
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[[Category:作品一覧]] | [[Category:作品一覧]] | ||
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[[category:Fateシリーズ|あほくりふあ]] | [[category:Fateシリーズ|あほくりふあ]] | ||
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