「ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス」の版間の差分
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*本名が長すぎるので、真名に略した名前が使われているのは[[セイバー (EXTRA・赤)|ネロ]]と同じ。 | *本名が長すぎるので、真名に略した名前が使われているのは[[セイバー (EXTRA・赤)|ネロ]]と同じ。 | ||
− | *『[[Fate/stay night]] | + | *『[[Fate/stay night]]』でも活躍したアイテムであるアゾット剣の本質的な意味での製作者にして所有者。 |
*「根源への到達」と言う、「魔術師」として、恐ろしくまともな目的を持つサーヴァント。だが時期が近い『[[Fate/Apocrypha]]』に登場した、同じく「キャスター」で生粋の魔術師だった[[キャスター (Apocrypha・黒)|アヴィケブロン]]があんな事をしでかしたので、不安が大きい……。 | *「根源への到達」と言う、「魔術師」として、恐ろしくまともな目的を持つサーヴァント。だが時期が近い『[[Fate/Apocrypha]]』に登場した、同じく「キャスター」で生粋の魔術師だった[[キャスター (Apocrypha・黒)|アヴィケブロン]]があんな事をしでかしたので、不安が大きい……。 | ||
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− | : TYPE-MOONのヴァン・ホーエンハイムは穏やかな紳士だが、史実のヴァン・ホーエンハイムはかなり傲慢でへそ曲がりな人物だったらしい。<br>自分に賛同しない学者達には「犬が後ろ足を上げるだけの価値も無い奴」と罵倒し、自分が「医学界のルター」と賞賛されると「私をあんな下らぬ異端者と一緒にするな」と言ったという。腐敗した医者と薬剤師の関係を暴露したり、既得権益にしがみつく人々を批判した彼の態度は血気盛んな学生達をひきつけ、市民の中にも支持者がいたが、この周りに毒を吐きまくる性格で度々裁判沙汰を引き起こし、敵も非常に多かったという。<br> | + | : TYPE-MOONのヴァン・ホーエンハイムは穏やかな紳士だが、史実のヴァン・ホーエンハイムはかなり傲慢でへそ曲がりな人物だったらしい。<br>自分に賛同しない学者達には「犬が後ろ足を上げるだけの価値も無い奴」と罵倒し、自分が「医学界のルター」と賞賛されると「私をあんな下らぬ異端者と一緒にするな」と言ったという。腐敗した医者と薬剤師の関係を暴露したり、既得権益にしがみつく人々を批判した彼の態度は血気盛んな学生達をひきつけ、市民の中にも支持者がいたが、この周りに毒を吐きまくる性格で度々裁判沙汰を引き起こし、敵も非常に多かったという。<br>これらのことが示すように、彼も毎度お馴染み、'''英霊性格変更'''がされていると思われる。<br>なお彼の弟子の1人オプリヌスは師について「'''学者としては天才、しかし人間としては三流'''」というコメントを書き残している。 |
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2014年2月17日 (月) 19:15時点における版
キャスター (フラグメンツ)
- 真名:ヴァン・ホーエンハイム
- 誕生日:月日/血液型:型
- 身長:cm/体重:kg
- サーヴァント階位:?
『Prototype』の世界で行われた、八年前の聖杯戦争に登場する、「魔術師」のクラスのサーヴァント 。
白色のローブを纏った、女性と見紛いかねない長髪の美青年。
- 略歴
- 美沙夜の父が召喚したサーヴァント。
玲瓏館邸を「神殿」に作り変え、鉄壁の守りを敷いている。
真名は「パラケルスス」の名で広く知られる、錬金術師ヴァン・ホーエンハイム。
- 人物
- 「ヴァン・ホーエンハイム」は略した名前で、本名「テオフラストゥス・フィリップス・アウレオールス・ボンバストゥス・フォン・ ホーエンハイム」。
生粋の魔術師であるが、人を教え導くことに喜びを感じる人物で、幼い美沙夜の質問にも真摯に答える人格者。また効果や効率を重んじすぎる魔術師の中で、魔術に風情や情感を覚える一風変わった人物。
一方、姿隠しを見破られているのに不気味な人影の姿で美沙夜の前に現れ、彼女に透明で冷ややかな氷を思わせている。また姿を現した後も、美沙夜は彼と話していると偶に「気圧されている」と感じる時が有り、その思惑には不明な点がある。
- 能力
- 玲瓏館邸を「神殿」に作り変え、数十の結界と呪詛の罠、各方角に独立した防御機構である「エレメンタル」を一体ずつ配置し、気配遮断を持つアサシンや突破力に優れたバーサーカーの侵入すら阻む強固な陣を敷いている。また「道具作成」によってホムンクルスやエーテル塊の欠片の生成、「エレメンタル」の材料となる火蜥蜴(サラマンダー)を始めとする幻想種の召喚を行う。
「エレメンタル」とは四大元素の象徴である四精霊を素材として造られた宝石でそれぞれが象徴する属性の色をしている。エレメンタルはキャスターの分身でもあり、平時は空中での神殿の警戒を行い、キャスター戦闘時にはこれらを使役して魔力供給と術の強化、支援などを行わせる。
本人曰く「争いはさほど好きではない」とのことだが、元素変換によって大魔術級の威力を持った複数属性の魔術を同時に操り、なおかつそのコントロールも卓越している。また隠し持つ宝具は絶大な火力を有し、サーヴァント2騎以上をまとめて相手取り、それら消滅させる破壊力がある。
登場作品と役柄
- Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ
- キャスターのサーヴァントとして登場。
人間関係
- 美沙夜の父
- マスター。偉大なる先人として尊敬されているが、キャスター本人はあくまで「主に根源をもたらす為のサーヴァント」として振る舞っている。
- 玲瓏館美沙夜
- 自分の教えを受け取った数多の子らの裔。魔術師としての器を認め、信頼の証として真名を明かし、アゾット剣を贈る。
名台詞
- 「火の元素変換はごく単純な力業の魔術と考えられがちですが、
極めれば、きっと、いつか太陽のもたらす炎そのものにさえ届くかもしれない。
無論比喩ではありますが、そう考えてみるのも――素敵だとは思いませんか?」 - 美沙夜に語った講義で。魔術師は魔術に夢見がちな感慨を抱くべきものではないと考えていた美沙夜は、偉大な魔術師が「素敵」という言葉を使ったのに大きな驚きを覚える。
- 「エーテルの窮極は、失われた神代の秘儀に通じると私は考えているのです。
遥か古代、カルデルの賢者たちが到達した正しき星辰の輝きを、私は手にしたい。
それは宇宙に充ち満ちて瞬く窮極の光であって、
そして同時に、この星の光でもあるのでしょう」 - 美沙夜に語ったエーテル論。
エレメンタル、錬金術、魔術基盤、それに星の光。彼は自分が生きていた時代より神秘が格段に薄まっている事を痛ましく思いながらも、サーヴァントとしての役目を全うしようと考えている。
美沙夜は「些か大言壮語(ボンバトゥス)が過ぎる気もするけど」と感じながらも、好感を抱くにたる真摯な回答を繰り返す彼に対する評価を更にあげていく。
- 「いつの時代も王とは厄介なものであると思っていましたが、
どうやら、少しばかり評価を改めねばならないようですね。
王を見出すかの如き王も、世に在る。魔術の器は魔術師が見抜くもの。王の器は、王が見抜くものなのでしょう。
かの大魔術師 ほどの人物であるならば、例外もあるのでしょうが」 - 自分が見抜けなかった美沙夜の「王の器」を見抜いたライダーへの素直な称賛。同時に美沙夜の評価もさらに上がり、「かつて自分が成し遂げられなかった事さえも彼女なら」と期待を寄せる。
だが直後に美沙夜どころか、全ての魔術師の頂点に立つ根源接続者がキャスターの目の前に現れる……。
メモ
- 「パラケルスス」という通り名の由来に関する説は2つ存在し、「古代ローマの高名な医者・ケルススを凌ぐ」という意味を込めて自称した、または「ホーエンハイム」をラテン語化したと言われている。
- 本名が長すぎるので、真名に略した名前が使われているのはネロと同じ。
- 『Fate/stay night』でも活躍したアイテムであるアゾット剣の本質的な意味での製作者にして所有者。
- 「根源への到達」と言う、「魔術師」として、恐ろしくまともな目的を持つサーヴァント。だが時期が近い『Fate/Apocrypha』に登場した、同じく「キャスター」で生粋の魔術師だったアヴィケブロンがあんな事をしでかしたので、不安が大きい……。
話題まとめ
- 史実のヴァン・ホーエンハイム
- TYPE-MOONのヴァン・ホーエンハイムは穏やかな紳士だが、史実のヴァン・ホーエンハイムはかなり傲慢でへそ曲がりな人物だったらしい。
自分に賛同しない学者達には「犬が後ろ足を上げるだけの価値も無い奴」と罵倒し、自分が「医学界のルター」と賞賛されると「私をあんな下らぬ異端者と一緒にするな」と言ったという。腐敗した医者と薬剤師の関係を暴露したり、既得権益にしがみつく人々を批判した彼の態度は血気盛んな学生達をひきつけ、市民の中にも支持者がいたが、この周りに毒を吐きまくる性格で度々裁判沙汰を引き起こし、敵も非常に多かったという。
これらのことが示すように、彼も毎度お馴染み、英霊性格変更がされていると思われる。
なお彼の弟子の1人オプリヌスは師について「学者としては天才、しかし人間としては三流」というコメントを書き残している。