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それ自体では思考能力を持たず、他の生命に寄生することで知性活動が可能となる。 | それ自体では思考能力を持たず、他の生命に寄生することで知性活動が可能となる。 |
2024年2月4日 (日) 06:50時点における最新版
概要[編集 | ソースを編集]
『Fate/Grand Order』の南米異聞帯『黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン』に登場する存在。
存在であると同時に一種の概念であり、南米異聞帯全体の「気持ち」「善意」のようなものでもあり、ミクトランの指針そのものでもある。
その実態はかつてこの惑星に外部から落着し、分布していた地球外生命体。
主に菌類や植物に寄生してネットワークを張り巡らせる一種の群体であり「神の繊維」と呼称されている。
それ自体では思考能力を持たず、他の生命に寄生することで知性活動が可能となる。
歴史[編集 | ソースを編集]
6600万年前にユカタン半島に墜落し、恐竜絶滅のきっかけとなった隕石に付着して地球に辿り着いた。
以降は主に植物に寄生して中南米を中心に版図を広げ、時折人間に寄生して「神」と呼ばれる存在に押し上げ、ケツァル・コアトルに代表されるアステカ神話の神々として認識された。
南米異聞帯における歴史[編集 | ソースを編集]
南米異聞帯では軌道コースの僅かなずれから地球にやってきたのは6600万年前のひとつ前の大絶滅があったとされる3億年前とずれている。
そのまま汎人類史同様に植物に寄生してネットワークを広げ、当時の超大陸パンゲアへと広がり、植物の根を介してローラシア大陸とゴンドワナ大陸への分裂を阻止。以降も超大陸のまま植物と恐竜たちによる汎人類史以上の大繁栄を成し遂げた。
だが6600万年前に汎人類史同様に隕石が地球に落下。地球環境の激変に伴い恐竜と植物たちのために地下世界ミクトランと人工太陽を生み出し、地球の地脈を操作して地球のエネルギーの大半をミクトランを維持するようにテラフォーミングした。
以降は復旧のエネルギーが足りずに荒廃した地表を尻目に地下世界で恐竜たちが繫栄することとなった。
関連人物[編集 | ソースを編集]
- ククルカン
- 最初に生み出した人工太陽が寿命を迎えた後、新たに生み出した第二の太陽の化身とも言える存在。
関連用語[編集 | ソースを編集]
- ディノス
- かつて地下世界ミクトランに移住した恐竜たちと融合したことで生まれた南米異聞帯の霊長たる恐竜人類。
- 融合したことで極めて高い能力をもたらし、さらには南米異聞帯にいる限りは加護によって互いの意思疎通にまったく問題がない。
- オセロトル
- 地下世界ミクトランで生まれた哺乳類から進化した類人猿。
- マィヤにとっては認識すらしていない種族であり、ディノスとの言語での意思疎通もまったくできない。
- カーン王国の人類
- 最初の太陽が寿命を迎えて第二の太陽が産まれるまでの間、霊長であるディノスがいない時代に一時的に繁栄した霊長。
- オセロトルとは別で、汎人類史と同等以上の文明を自力で築き上げていた。
言及作品[編集 | ソースを編集]
メモ[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]