「鈴鹿御前」の版間の差分

提供: TYPE-MOON Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
99行目: 99行目:
 
*[[サーヴァント]]
 
*[[サーヴァント]]
  
{{DEFAULTSORT:せいはあ ふぉっくすている}}
+
{{DEFAULTSORT:せいはあ ふおつくす ている}}
  
 
[[Category:登場人物さ行]]
 
[[Category:登場人物さ行]]
 
[[Category:Fate/EXTRA]]
 
[[Category:Fate/EXTRA]]

2015年8月29日 (土) 16:22時点における版

セイバー (Fox Tail)

  • 真名:鈴鹿御前
  • 誕生日:月日/血液型:型
  • 身長:cm/体重:kg
  • 属性:?・?
  • スリーサイズ:B/W/H

Fate/EXTRA CCC Fox Tail』に登場する、剣士のクラスのサーヴァント
制服に携帯電話、鞄を携えた女子高生風の少女。
戦闘時は白拍子風のミニスカ装束に烏帽子を纏う。

略歴
BBの依頼で、マスターである坂神一人と共にサクラ迷宮第七階層に侵入したマスター達やNPCを殺戮する謎のサーヴァント。
言峰綺礼臥藤門司を殺害し、 殺生院キアラアンデルセンを一蹴。
七階層にやってきた岸波白野にも襲い掛かるがキャスターに阻まれ、剣戟と共に互いにマスターとの惚気話(捏造あり)、相手の恋愛観の批判と激しい女の戦いを繰り広げる。
人物
衣装は女子高生の制服に和服を混ぜ合わせたかのような独特なもので、出会った当初の白野はサーヴァントと認識できず、キャス狐からは「コスプレですかねぇ」と評されている。
喋り方も見た目同様に軽くて明るい若者風で、悪く言うと軽薄。
だが相手のマスターを狙う合理性と冷徹な思考、敵の戦術を分析する洞察力も同時に併せ持つ。
マスターである一人を「カレシ」と呼び、本人曰く「運命的出会いから告白、デートと恋のラブ値上昇中」。
更にキャスターの獣耳を見て、一人の反応を分析した結果、新たに狐耳と尻尾を生やした(一人は当然そんなサービスは求めていない)。当然、キャスターは自分のアイデンティティをパクられたため激怒している。
能力
三本の宝剣を保有し、それらを用いた三刀流の剣術を操る。一本は手に持って直接攻撃に使い、残りの二本はセイバーの周囲の宙に浮いて展開され独立して攻撃を行うという、間合いを問わずに手数で相手を追い立てていく戦闘スタイルをとる。
ただしキャスター曰く剣術としては雑らしく、防戦一方とはいえステータスが低いキャスターでもある程度凌げるレベル。
それ以外にも変化能力や魅了の魔眼など多彩な能力を持つが、魔眼は「フツーのウィザードなら抵抗できて当然」と本人に評される程度の効果で、好んでいない。

宝具

文殊智剣大神通恋愛発破天鬼雨(もんじゅちけんだいしんとう れんあいはっぱてんきあめ)
セイバーが保有する三振りの宝剣のうち、黄金色の一本。
普段は武装として使っているが真名解放すると、数え切れないほどの宝剣が上空に螺旋状に展開され、剣の豪雨を降らせる。
名前の由来は文殊菩薩の智剣・大通連。

登場作品と役柄

Fate/EXTRA CCC Fox Tail
セイバーのクラスで登場。メインヒロインであるキャス狐のライバルとして立ちふさがる。
ちびちゅき!
キャス狐、アタランテといった他の獣耳属性のサーヴァント達と競演。
後にキャス狐の良妻賢部に対抗してギャルサークルを立ち上げるが……

人間関係

Fate/EXTRA CCC Fox Tail

坂神一人
マスター。「カズくん」あるいは「カレシ」と呼び、べた惚れしている。
BB
彼女のオーダーに従い、聖杯戦争参加者たちを抹殺している。
キャスター (EXTRA・青)
因縁の相手。似た者同士だが、相性は最悪。
岸波白野
キャスターのマスター。セイバーから白野への評価は「無能なうえ無個性で無価値じゃん、だっさ!」
ラニ=VIII
敵対関係……のはずだが、下着に関する意見の一致からあっという間に意気投合した。

ちびちゅき!

白純里緒ライダー (Apocrypha・黒)
ギャルサークルのメンバー達。性別については気づいていない模様。

生前

坂上田村麻呂
互いに一目惚れした関係。互いに助け合いながら英雄としての功績を紡いでいった。
大嶽丸
当初は共に日本を征服しようと、喧嘩を売ってるとしか思えない内容の同盟を結ぼうとする。
後に偽りの結婚をして潜入し、彼の護りを内側から解呪し田村麻呂と共に彼を討ち果たした。
見た目はビジュアル系のイケメン。
悪路の高丸
田村麻呂と協力して、最近ちょっと調子にノッていた彼を撃退した。
一般には「悪路王」といったほうが通じやすい。
大嶽丸とは対照的に、身長10mはありそうな筋骨隆々とした姿。

名台詞

「カズくん ごめーん。 今ので絶対倒せるハズだったし!
 え~なんか、あいつらカンジ悪くない?」
白野に頭上からいきなり斬りかかり、緊迫した空気が流れるが、あっという間にシリアスな雰囲気は崩壊。
モニターしている旧校舎の面々も含めて全員沈黙するしかなかった。
「カズくんはあんな獣耳とかどう? えーと……『萌え』?」
キャス狐の耳を見て、カレシの反応をリサーチ。
若者言葉を多用していてもやはり過去の人間であるため、「萌え」という新しい言葉には馴染みがないらしい。
「いきなり嫁ポジション狙うとか。焦りすぎだし」
キャス狐の逆鱗を突きまくる。それも分かってて。
「―――吐いた唾は飲めないわよ、駄狐」
キャス狐に「雑な剣筋」「何振りあっても捌ける」と挑発されて激怒。宝具を解放する。
「草紙 枕を紐解けば 音に聞こえし大通連
いらかの如く八雲立ち 群がる悪鬼を雀刺し
文殊智剣大神通――恋愛発破 天鬼雨!!
――で どう捌いてくれるのかマジ楽しみ」
第一刀宝具解放。キャス狐の「何振りあっても捌ける」発言に対して、じゃあやってみろとばかりの剣の豪雨。
「貴様を私の臣下としてあつかってやるから私の言うとおり働くがいい
 まずは私の代わりに日本を侵略するのだ」
大嶽丸に出した同盟の書状(メール)。……ほとんど降伏勧告である。キャス狐からも盛大にツッコまれた。
「度重なる無礼に我 激おこ
 私の命令を拒否するお前は悪に相違ない
 殺してやるから私の元まで参れ」
上記の後に出した書状(メール)。さすがに平安時代なのでこんな文章ではなかったと思われるが。
「私は結局あんたみたいに人間騙したり殺したり逃げたりしてないし とやかく言われたくないんですけどー」
キャス狐から散々ツッコまれたことに対する返し。
最大級の地雷を容赦なく踏み潰されたキャス狐のキレっぷりはおばさま呼ばわり負け犬呼ばわりの比ではなかった。

メモ

  • ファンからの通称はJKセイバー。女子高生的なファッション及び軽薄な言動から。また上述の通り本来の耳と尻尾ではないのだが狐セイバーとも。
    • ただJKセイバーという場合、彼女の登場以前からあるあっちのセイバーの女子高生バージョン等を指すこともあるので少々ややこしい。
  • 「立烏帽子を被った姿」「変化を得意とする」といった設定、何より宝具から、推論を立てるのは難しくはない(凛とラニが劇中で既に目星をつけている描写がある)。実際、比較的初期の段階から真名を推測できた人は多かった。
  • 原作『CCC』にも、その没案にもなかった、漫画版オリジナルキャラクターの一人。コミックス1巻に収録されている制作楽屋裏漫画によると、武内氏の「サプライズが欲しい」という考えから生まれたらしい。
    • デザイン・設定を制作したのは武内氏(制作楽屋裏漫画ではデザインも設定もたけのこ氏に丸投げする気な様子だったが、まあ色々あったのだろう)。あの武内氏がセイバー顔じゃないセイバーを書くなんて驚きである。
    • 作劇的な観点から見た場合、原作『CCC』に登場し、本作では登場していないランサー (CCC・赤)の役目を引き継いだキャラクター、と言えるかも知れない。
      (特に『CCC』ではセイバー (EXTRA・赤)との関係性において顕著だが)物語序盤を引っ掻き回すライバルキャラのポジション、女子を強調した軽い言動など、共通性も多く見られる。「キャスターが主役の、CCCの物語」において、武内氏の意向である「サプライズ」を満たしつつ、似たような立ち位置のライバル的キャラクターが必要とされた、のかも知れない(一応、キャスターとランサーも「料理好き【愛妻願望】」「ケモミミ派と邪教ホーン派」で対となってはいたが)。
      • 実際、彼女のSGのうち二つは「独占願望」と「料理上手」で、キャス狐のそれと完全に同じであった。さすがに3つ目は異なると思われるが、彼女の真名(推測)も神が元になっている説がある為、「金毛白面」と揃えてくる可能性はある。
  • 彼女と一人が登場するサクラ迷宮第七階層は原作(パッションリップの階層)と違い、鳥居や日本風建築などが存在する和風なイメージになっている。
  • 和装なのである意味当然だが、「はいてない」らしい。……ラニの評価だから、たぶん正しいのだろう。

リンク