「ネタバレ/Fate/Grand Order」の版間の差分
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:また、ヘブライ語の『受け取る』という言葉から「カバラ」という魔術基盤を生み出し、魔術師の世界に大きな影響を与えた。 | :また、ヘブライ語の『受け取る』という言葉から「カバラ」という魔術基盤を生み出し、魔術師の世界に大きな影響を与えた。 | ||
:伝説では身の回りの家事をさせるため、女性型のゴーレムをも鋳造したという。 | :伝説では身の回りの家事をさせるため、女性型のゴーレムをも鋳造したという。 | ||
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+ | == 真名:アントニオ・サリエリ == | ||
+ | :アントニオ・サリエリ。ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの友人。 | ||
+ | :本来は思慮深く落ち着いた性格の持ち主だが、サーヴァントとして召喚された際に無辜の怪物と化してしまった事で彼の精神は既にひび割れている。 | ||
+ | :死神の伝説にも等しい『灰色の男』と融合した事も悪い方へ働いた。 | ||
+ | :モーツァルトを目にした時、彼は恐らくマスターの命令を無視し、殺戮の暴走機械となり果てるのだろう。 | ||
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+ | :サリエリはかつての宮廷楽長の立場を追われはしたものの、尊敬すべき音楽家として尊敬を集める存在であり、数多くの音楽家やその子弟を弟子にしていた。 | ||
+ | :その中にはモーツァルトの一番弟子であったジュスマイヤーやモーツァルトの息子であるフランツ・クサーヴァー・ヴォルフガング・モーツァルト、そしてルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンらが含まれた。、 | ||
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+ | :だが、1820年代「モーツァルトはサリエリによって殺害された」という伝説が突如として世界に広まっていった。事実と異なっているにも関わらず、人々は「神に愛された天才と、それを深く恨み命を奪わんとした秀才」という残酷な物語を夢想した。 | ||
+ | :老年のサリエリが弟子モシェレスへと告げた「悪意ある中傷以外のなにものでもない」という言葉さえ、罪の告白として流布された。 | ||
+ | :罪を悔いて、老人は自らナイフで喉を切ったとする噂さえまことしやかに囁かれた。 | ||
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+ | :そして長い時を経た後。謂われなきモーツァルト暗殺伝説によって存在を歪められ続けたサリエリの存在は、同じくアマデウスの最後にまつわる伝説『灰色の男』と習合し、サーヴァントとして現界を果たす。 | ||
+ | :人を害する反英雄。悲しき者。怒れる者。神の愛し子を殺す者。一騎の「無辜の怪物」として。 | ||
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;スキル | ;スキル | ||
+ | ===無辜の怪物=== | ||
+ | :生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。 | ||
+ | :誹謗中傷、あるいは流言飛語からくる、有名人が背負う呪いのようなもの。 | ||
+ | :生前、残虐な行いをした者ほどこのスキルを持ちやすいが、中には権力者によって、怪物と貶められるケースもある。 | ||
+ | :「後世の風評によって本来の姿が捻じ曲げられる」という特性上、良くも悪くも本来の能力から掛け離れてしまう。そのため基本的に「伝承・伝説(英雄)としての強さを超えることはできない」サーヴァントとしては異例に、それ以上の力を発揮できる可能性がある。生前では一女性貴族であったエリザベートはそれが特に顕著である。 | ||
+ | :有用性のみのスキルではなく、アンデルセンのように完全なデメリットスキルとして表れる場合もあるが、メフィストフェレスのように容貌の変化・呪術の強化・宝具に至った魔術などメリットしか存在しない場合もある。 | ||
+ | :ヴラド三世の場合は小説家の創作による影響でドラキュラ化しており、容姿や言動に怪物化が見られる。 | ||
+ | :アンデルセンは「読者の呪い」によって彼の童話のイメージに侵蝕されており、足には魚の鱗が生え、手は火傷や凍傷に悩まされている。 | ||
+ | :メフィストフェレスは悪魔化により、呪術の強化、宝具に至った魔術などのメリットしか存在しない。 | ||
+ | :ファントムは両腕や素顔が異形と化している。 | ||
+ | :サリエリは後年に流布されたモーツァルト暗殺伝説が世界へと浸透するにつれ、無辜の怪物と化す他になかった。 | ||
+ | :エリザベートは竜の混血として魔人化しており、容姿や言動に怪物化が見られる。竜にはそれぞれ属性を生かした息吹があり、エリザベートのドラゴンブレスは超音波に属する。 | ||
+ | : 『Grand Order』では「自身に毎ターンスター獲得状態を付与<ref name="3ターン" />&防御力がダウン<ref name="3ターン" />」という効果のスキル。ハロウィンエリザ、ヴラド三世(EXTRA)、アントニオ・サリエリはデメリットがなくなった上でエリザは「HP回復」が、ヴラドは「ターゲット集中<ref name="1ターン" />」が、サリエリは「クリティカル威力アップ<ref name="3回、5ターン"> />」が追加されている。 | ||
+ | {| class="wikitable" | ||
+ | ! ランク || 保有者 || クラス || 備考 | ||
+ | |- | ||
+ | | rowspan="2" | EX || [[エリザベート=バートリー〔ハロウィン〕]] || キャスター || | ||
+ | |- | ||
+ | | [[アントニオ・サリエリ]] || アヴェンジャー || | ||
+ | |- | ||
+ | | rowspan="2" | A || [[ヴラド三世 (EXTRA)]] || ランサー || | ||
+ | |- | ||
+ | | [[エリザベート=バートリー]] || ランサー || | ||
+ | |- | ||
+ | | B || [[メフィストフェレス]] || キャスター || | ||
+ | |- | ||
+ | | rowspan="2"| D || [[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]] || キャスター || | ||
+ | |- | ||
+ | | [[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]|| アサシン || | ||
+ | |} | ||
+ | |||
===獣化=== | ===獣化=== | ||
:詳細不明。 | :詳細不明。 | ||
140行目: | 188行目: | ||
| A || [[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]|| キャスター || | | A || [[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]|| キャスター || | ||
|} | |} | ||
+ | |||
===燎原の火=== | ===燎原の火=== | ||
:呪わしいほどに広まっていった風聞、モーツァルト暗殺伝説の流布はまさしく、燎原の火の如くであったという。 | :呪わしいほどに広まっていった風聞、モーツァルト暗殺伝説の流布はまさしく、燎原の火の如くであったという。 |
2018年4月7日 (土) 14:23時点における版
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