「織田信勝」の版間の差分

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: 新撰組とのぶつかり合いの最中「織田信長」を名乗り堂々とふるまおうとする……が、[[土方歳三|土方]]の狂気を孕んだ発言に露骨に戸惑ってしまい、早くもメッキが剥がれかけている。
 
: 新撰組とのぶつかり合いの最中「織田信長」を名乗り堂々とふるまおうとする……が、[[土方歳三|土方]]の狂気を孕んだ発言に露骨に戸惑ってしまい、早くもメッキが剥がれかけている。
 
; 「げえっ!? 姉上!?」<br />「あわわ…、姉上がなぜここに!?」
 
; 「げえっ!? 姉上!?」<br />「あわわ…、姉上がなぜここに!?」
: そして予想外のタイミングで現れた姉上を前にして、'''涙目'''になって狼狽える信勝。……この瞬間、プレイヤー間での彼の扱いが決定した。(後述)
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: そして予想外のタイミングで現れた姉上を前にして、'''涙目'''になって狼狽える信勝。
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: ……この瞬間、プレイヤー間での彼の扱いが決定した(後述)。
 
; 「ふー……、危ない危ない、危うくばれるところでしたよ。まったく姉上に見つかったらどうなったことか。是非もないから切腹とか平気で言いますしね、姉上」<br />「ですが薩長の連中がうまいこと姉上とつぶし合ってくれればいよいよこの僕が織田家正統当主として返り咲くときが!」<br />「これは是非もないかも!」
 
; 「ふー……、危ない危ない、危うくばれるところでしたよ。まったく姉上に見つかったらどうなったことか。是非もないから切腹とか平気で言いますしね、姉上」<br />「ですが薩長の連中がうまいこと姉上とつぶし合ってくれればいよいよこの僕が織田家正統当主として返り咲くときが!」<br />「これは是非もないかも!」
: 裏で薩長に資金を流し、目的の障害となる姉上とのつぶし合いを目論む……が、当の姉上には「そうだね、是非もないよネ」とお完全に見通しだった。
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: 裏で薩長に資金を流し、目的の障害となる姉上とのつぶし合いを目論む……が、当の姉上には「そうだね、是非もないよネ」と完全にお見通しだった。
 
; 「誰がお笑い芸人だ! ま、下賤な農民上がりにはこの僕の高貴なふんいきが通じないのは仕方ないとしてもだ!」<br />「ひ、ひぃっ!?」
 
; 「誰がお笑い芸人だ! ま、下賤な農民上がりにはこの僕の高貴なふんいきが通じないのは仕方ないとしてもだ!」<br />「ひ、ひぃっ!?」
 
: 土方に「織田んとこのお笑い芸人」と呼ばれて、反論しつつ挑発を返す……が、これに怒った土方に少し凄まれただけで情けなく悲鳴を上げてしまうのであった。<br />……ところで彼、[[豊臣秀吉|現在の自分の主人]]の生い立ちを忘れてはいないだろうか?
 
: 土方に「織田んとこのお笑い芸人」と呼ばれて、反論しつつ挑発を返す……が、これに怒った土方に少し凄まれただけで情けなく悲鳴を上げてしまうのであった。<br />……ところで彼、[[豊臣秀吉|現在の自分の主人]]の生い立ちを忘れてはいないだろうか?
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; 「<ruby><rb>隣国を滅ぼさなければ滅ぼされる</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>、<ruby><rb>土地の為にしたくもない戦いを強制させられる</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>!」<br />「あんな、あんな狂った時代に戻る必要は、もうないんです!」<br />「姉上! この閉じた空間で永遠に、子供のころのように面白おかしく生き続けましょう!」
 
; 「<ruby><rb>隣国を滅ぼさなければ滅ぼされる</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>、<ruby><rb>土地の為にしたくもない戦いを強制させられる</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>!」<br />「あんな、あんな狂った時代に戻る必要は、もうないんです!」<br />「姉上! この閉じた空間で永遠に、子供のころのように面白おかしく生き続けましょう!」
 
: 戦国の時代そのものを嫌悪し、他の時代の流れから隔絶された穏やかな世界の中で生きることを選択した信勝。
 
: 戦国の時代そのものを嫌悪し、他の時代の流れから隔絶された穏やかな世界の中で生きることを選択した信勝。
: だがそれは、戦国の世を誰よりも強く生きて駆け抜けた織田信長にとって、到底受け入れられるものではなかった。
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: だがそれは、戦国の世を誰よりも強く駆け抜けた織田信長にとって、到底受け入れられるものではなかった。
 
; 「やだなぁ、姉上。信勝はそんな死を惜しまれるような弟じゃありませんよ」<br />「出来すぎた姉上に嫉妬して謀反を起こした馬鹿な弟ですって」
 
; 「やだなぁ、姉上。信勝はそんな死を惜しまれるような弟じゃありませんよ」<br />「出来すぎた姉上に嫉妬して謀反を起こした馬鹿な弟ですって」
 
: 最後の最後で「身内には甘い」信長に情けをかけられるも、英霊の器ではない信勝は魔神柱の亡骸が消滅すれば霊基を保つことができない。自身の小物ぶりを自嘲しつつも姉に受け入れられた彼の表情は穏やかなものであった。
 
: 最後の最後で「身内には甘い」信長に情けをかけられるも、英霊の器ではない信勝は魔神柱の亡骸が消滅すれば霊基を保つことができない。自身の小物ぶりを自嘲しつつも姉に受け入れられた彼の表情は穏やかなものであった。

2017年4月21日 (金) 22:14時点における版

織田信勝

  • 読み:おだ のぶかつ
  • 性別:男性

織田信長の弟。

略歴
生前では織田家に生まれ、そもそも父親である織田信秀は信勝に家督を継がせるつもりだったが、戦国の時代である以上、信勝程度の器量ではこの先織田家を守っていくなど不可能と判断され、女性ながら妙に大物であった信長に当主の座を奪われてしまう。最終的に信長によって討たれた。
『ぐだぐだ明治維新』では金色魔太閣秀吉から召喚され、茶々を生贄にして魔神柱の亡骸から生まれた救いの神を顕現させ、ある人物の為だけに永遠の世界を作ろうとしていた。
しかし信長からその願いを否定されて戦闘になるも敗北、信長の手にかかる事を望むが、身内に甘い彼女によって討たれることはなかった。
残った魔神柱も消滅するが、英霊の器でない彼は魔神柱のおかげで何とか霊基を保っていた存在であり、生前における最期の言葉を信長に託して消滅した。
人物
姉とよく似た中性的な顔立ちをしており、身長自体は姉より高いが線の細い体つきをしている。
普段は一見すると尊大な態度をとっているが、予想外の事態が起こるとすぐにうろたえるようなヘタレで気弱な性格。また、姉のような目上の人物や取引相手にはへりくだった態度をとるなど言動は小物くさいものが多い。
姉のことを恐れているように見えるが、実際はかなり姉想いの性格。ただ、それが行き過ぎていわゆるシスコンやヤンデレな気質を秘めている節がある。
争い事を嫌い、平穏な生活を送ることを望んでいる。それ故に隣国を滅ぼさなければ自国が滅ぼされ、土地の為にしたくもない戦いを強いられる戦国時代を「狂っている」と述べており、それが『ぐだぐだ明治維新』の事件を起こす原因となってしまった。
能力
本人は自身のことを「無能」と評しており、織田家の当主が務まるわけがないと自覚している。実際に稀代の才を持って生まれた姉の信長と比べるとその能力は大きく見劣りし、作中での暗躍は簡単に姉に見抜かれている上、ここ一番での詰めも甘い。
自身が直接戦うような場面はないので戦闘力があるのかどうかは不明。
また本人曰く「英霊の器ではない」らしく、『ぐだぐだ明治維新』で現界できていたのは魔神柱の力を使った強引なものであったらしい。

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
期間限定イベント『ぐだぐだ明治維新』に登場。

人間関係

生前

織田信長
姉上。生前では彼女に粛清された。
彼女の事は苦手ではあるものの嫌っておらずむしろ「姉上の味方」たらんとしており、戦国時代においては優秀な姉上が織田を継ぐのは当然のことと考えていた。
やがてその想いは『ぐだぐだ明治維新』において暴走してしまうことになる。
織田信秀
父。織田の次期当主に自分ではなく姉を据えたことに憎しみを向けているが、その理由は「面倒ごとを優秀とはいえ女性である姉に全部押し付けた」事にあった。
織田の家老
織田家に仕える配下。女だからという(信勝から見れば)くだらない理由で信長を認めない彼らを許せなかった。
そして彼らを焚きつけて、姉上の信長に粛清させてしまった。

Fate/Grand Order

茶々
姪。死後に誕生しているため、生前の面識は無い。
『ぐだぐだ明治維新』では金色魔太閤を活性化させる為に魔神柱の亡骸の中に放り込んだ。
金色魔太閤秀吉
『ぐだぐだ明治維新』において彼を召喚した存在。
豊臣秀吉を名乗っているが、その正体は魔神柱アンドラスの亡骸とそれに残った残留思念が形をとったもの。

名台詞

「なんだよお前! なんで邪魔をする! この第六天魔王『織田信長』に対して無礼だぞ!?」
「死ぬか皆殺しだと……、え? それってどっちも同じじゃないの? なんだよこいつ!?」
新撰組とのぶつかり合いの最中「織田信長」を名乗り堂々とふるまおうとする……が、土方の狂気を孕んだ発言に露骨に戸惑ってしまい、早くもメッキが剥がれかけている。
「げえっ!? 姉上!?」
「あわわ…、姉上がなぜここに!?」
そして予想外のタイミングで現れた姉上を前にして、涙目になって狼狽える信勝。
……この瞬間、プレイヤー間での彼の扱いが決定した(後述)。
「ふー……、危ない危ない、危うくばれるところでしたよ。まったく姉上に見つかったらどうなったことか。是非もないから切腹とか平気で言いますしね、姉上」
「ですが薩長の連中がうまいこと姉上とつぶし合ってくれればいよいよこの僕が織田家正統当主として返り咲くときが!」
「これは是非もないかも!」
裏で薩長に資金を流し、目的の障害となる姉上とのつぶし合いを目論む……が、当の姉上には「そうだね、是非もないよネ」と完全にお見通しだった。
「誰がお笑い芸人だ! ま、下賤な農民上がりにはこの僕の高貴なふんいきが通じないのは仕方ないとしてもだ!」
「ひ、ひぃっ!?」
土方に「織田んとこのお笑い芸人」と呼ばれて、反論しつつ挑発を返す……が、これに怒った土方に少し凄まれただけで情けなく悲鳴を上げてしまうのであった。
……ところで彼、現在の自分の主人の生い立ちを忘れてはいないだろうか?
「――見ましたか、姉上! これが魔神柱の亡骸から生れた新たな救いの神!」
「そしてこの空間では金色魔太閤様が全ての滅びしモノに永遠を与え、お救いくださるんですよ!」
「これで姉上は織田のしがらみから解き放たれてまた昔のように気楽に楽しく暮らせるんですよ!」
暗躍を続けた信勝の真の目的。それは織田家当主の座を得ることでも、自身が天下を支配することでもなく、姉のための穏やかな世界を創造することであった。
「ええ、もちろんです! 信勝はいつだって姉上の味方!」
「あの頭の悪い織田の家老どもは何もわかってなかった!」
「女だからとかいうくだらない理由で姉上を認めないなんて許せない。だから僕が焚き付けてやったんですよ!」
「結果はまんまと姉上に粛清されてあの様!」
「優秀な姉上が織田を継ぐのは当然のこと! 僕なんかに織田家の当主が務まるわけがない!」
「――だって、僕は、無能・・だったから!」
生前、彼が起こした謀反の真意。姉への愛と劣等感が生んだ狂気が彼を突き動かした。
隣国を滅ぼさなければ滅ぼされる・・・・・・・・・・・・・・・土地の為にしたくもない戦いを強制させられる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!」
「あんな、あんな狂った時代に戻る必要は、もうないんです!」
「姉上! この閉じた空間で永遠に、子供のころのように面白おかしく生き続けましょう!」
戦国の時代そのものを嫌悪し、他の時代の流れから隔絶された穏やかな世界の中で生きることを選択した信勝。
だがそれは、戦国の世を誰よりも強く駆け抜けた織田信長にとって、到底受け入れられるものではなかった。
「やだなぁ、姉上。信勝はそんな死を惜しまれるような弟じゃありませんよ」
「出来すぎた姉上に嫉妬して謀反を起こした馬鹿な弟ですって」
最後の最後で「身内には甘い」信長に情けをかけられるも、英霊の器ではない信勝は魔神柱の亡骸が消滅すれば霊基を保つことができない。自身の小物ぶりを自嘲しつつも姉に受け入れられた彼の表情は穏やかなものであった。
「――あと・・はお任せします、姉上」
最後の言葉。生前、姉に向けた最後の言葉を再び送って静かに消えていった。

メモ

  • 本人は自分のことを「無能」と評しているが、精神的な弱さや詰めの甘さこそあれ、作中で織田幕府を指揮した手腕や、生前にあえて謀反を起こし姉への不穏分子を始末するといった計画性を鑑みると、本当に無能と言い切っていいのか若干の疑問符がつく。比較対象が「織田信長」では見劣りするのも仕方のないことだが。
    • この点は単純な能力の問題だけでなく、気弱な性格と争いの無い穏やかな日々への願望が、戦国乱世には致命的に向いていなかったためともとれる。
  • 姉とよく似た中性的な顔立ちと、姉とは真逆なヘタレな性格、弟キャラという立ち位置などから、NPCキャラクターでありながら高い人気を得ており、登場当初にはTwitterのトレンドに挙げられるほどであった。加えて、イベントストーリーの進行にしたがって明らかになった姉思いな一面から更なるユーザー人気を得るに至っている。
    • これに関しては『Fate/ぐだぐだオーダー ぐだぐだおーだー維新その3』にも触れられている他、マシュ役の高橋氏もショタ信勝目当てで織田幕府を即時に選んだ事をFate/Grand Order カルデア・ラジオ局で明かしている。
    • 一方で、その中性的な容姿や頼りない言動などが見るものの嗜虐心を煽るのか、ファンの間での扱いは「女装男子」や「衆道」的な要素を多分に含んでおり、少なからず歪んだ感情を向けられている感がある。
  • ユーザーの間でつけられたあだ名は織田信長の「ノッブ」に合わせた「カッツ」。或いは前述のファンの間での扱いから「回される方のノッブ」など。前者はともかく後者は酷い。

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