「金色白面」の版間の差分
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2018年1月3日 (水) 20:07時点における版
概要
九つ尾の神霊。太陽を擬神化したもの。やさぐれた天照大神。
- 略歴
- 玉藻の前のSG3で主人公 (EXTRA)を霊廟に引き寄せた。
- 人物
- 尊大な口調や巨人のような体躯など、プレイヤーの良く知るキャスターとはまるで異なる存在で性格も冷淡。本来なら全裸だったり、霊廟に入った時点で人間は燃え尽きたり、夢のない人間には巨大な太陽にしか見えない。また、このアマテラスは自らを人類悪と称している。
- 玉藻の前が、万が一自分の尻尾が増えた際には主人公の手でちぎってしまって欲しいと告げられるような存在。
- 玉藻の前が九尾状態になるとこの状態になる訳ではなく、これはあくまで遥かな昔に在り、今も在り続けている玉藻の前の大元。
- 能力
- 時間軸がほとんど関係なくなるクラスの神霊。
- 一言呟くだけで主人公の行動を束縛する、たまたまキャスターとイチャつく主人公の姿が視えたというだけで、時間を操って主人公を自分の手元に呼び寄せるというなど、前述のスペックに恥じぬ滅茶苦茶な事をしていた。
日本三大化生・白面金毛九尾の狐
- 『CCC』においてキャスターの大元であるアマテラスが登場した際は、遠く離れた距離から尚とてつもない巨躯に映るほどのスケール、一言呟くだけで主人公の行動を束縛するなど前述のスペックに恥じぬ滅茶苦茶な事をしていた。
- そもそも、たまたまキャスターとイチャつく主人公の姿が視えたというだけで、時間を操って主人公を自分の手元に呼び寄せるという行動自体滅茶苦茶である。この辺りが如何にもキャスターのオリジナルと言える。なお、キャスターが九尾状態になるとこの姿になるという訳では無い(九尾状態になれば全盛期の力を取り戻せるが、大元のキャスターであるアマテラスの力までは発揮できない)。
- TYPE-MOONにおいて彼女は、仏と神が一体化した化身である。より正確には、無限仏「大日如来」と同一視される太陽神「天照大神」の、一側面が疑神化したものである。外見こそは人型で現在のキャスターと大差は無いが、その分御霊にあたる彼女とは謂わば幹と枝葉の関係。本作風に言えば、アマテラスのアルターエゴ(金色白面)のアルターエゴ(玉藻の前・九尾)のというところに近い。
- 余談だが、日本三大化生の残り二つがなんであるかについてゲーム中では特に触れられておらず不明。一般に日本三大妖怪として知られているのは「大嶽丸(鬼神)」、「酒呑童子(鬼の首領)」、「玉藻前(妖狐)」である。いずれも中世日本で畏れられた三大妖怪であり、宇治平等院の宝蔵に三体の首や遺骸が封印されているとの伝承がある。
- なお、大嶽丸に変わり「崇徳上皇(大天狗)」が入る「日本三大悪妖怪」という呼称はWikipediaで2005年に出典元不明で記述されたもので、ノートで検証された結果、Wikipedia記述以前の資料が存在しないデマとして現在では削除されている。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
人間関係
Fate/EXTRA CCC
- 主人公 (EXTRA)
- たまたまキャスターとイチャつく姿が視えたというだけで、時間を操って主人公を自分の手元に呼び寄せるという滅茶苦茶行動をした。
- 本来なら入った時点で人間が燃え尽きるはずの霊廟に入っても、燃えないばかりか(バカ選択肢を選ぶと)いつもの蛮勇を見せつける。
生前
名台詞
Fate/EXTRA CCC
- 「うむ。貴様の知るところのキャスターじゃ。物わかりがよくて嬉しいぞ、ご主人様?」
- 過去より主人公を手繰り寄せたキャスターの大元、太陽神「天照大神」。愛とか忠義心とかみじんもこもっていない「ご主人様」呼びである。
- 「貴様の前ではたまたま善性を保っておるが、本性は手に負えぬ大化生。貴様が想うに値せぬ悪霊よ。」
- キャスターの大元であるアマテラスは一つの人格を持った歴史上の人物ではなく、神のような存在で本来ならば人知の及ぶ所ではない生き物。
故にアマテラスは時代や環境によってその時を生きる人間の「解釈」によって善とも悪とも取れるよう揺らぐらしい。
そのアルターエゴである白面金毛の根源は人類悪であり、基本的には人の脅威であり続ける存在でキャスターは善性が今はたまたま表に出ているに過ぎない存在であるとの事(これは白面金毛の本性についてであり、前述のようにアマテラスは時代や環境によって変わるため、必ずしもアマテラスが人類悪であるとは限らない)。
- 「善き魂にその苦行が耐えられるものか……退屈がてら、夢の端で見てやるとするかのぅ。」
- アマテラスにキャスターの本質を説かれてもなお「最後まで一緒にいる」と堂々と啖呵を切ってみせた主人公に流石のアマテラスも「手に負えぬ」と匙を投げ、現世へと追い返す。いずれ魂がねじれるほど後悔することになるだろうと予言するも、多少なりとも愚かな自分の分身とちっぽけな人間の行く末に興味を持った様子である。
メモ
商品情報
脚注