クラス (アサシン)

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クラス(アサシン)

暗殺者の英霊。
「マスターの天敵」とされるクラス。
「気配遮断」を保有していればこのクラスに適性がある。
冬木では呼ばれる英霊が決められているが、他ではそのような縛りは無い。
これまで公式作品に登場したのは未完結作品を含めれば以下十人。

英霊の個体能力に拠らないクラス基本能力:筋力D 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運B

メモ

  • 本来の冬木市では必ず特定の英霊が召喚されるためか、その制限を抜きにした条件は非常に緩い。そのためか、アサシンと言うクラス名ながら暗殺者の逸話とは関係のないサーヴァントが呼ばれる事も少なくない。
    また、無銘の亡霊や捨て子たちの怨霊の集合体など、本来召喚される筈の無いイレギュラーな存在や反英雄等も度々呼ばれている。まあ、クラスの常道に反したサーヴァントはキャスターの方が多いが。
  • ハサンたちのみが呼ばれる理由について「Fate/complete material III」では「アサシンというクラスそのものが触媒となっているから」、Apocryphaでは「暗殺者という言葉そのものが触媒であるため」と説明されている。後者の理由から召喚時の追加詠唱の際に工夫を凝らし、ハサン以外の触媒を用意することで狙ってハサン以外の英霊をアサシンとして召喚することも可能となっている。
  • 唯一CCCのみ登場していない。ストーリー的にも暗殺をする必要はなかったからなのか。
  • 「暗殺者」だけあってか、属性は大抵悪であることが多い。が、他のクラスに呼ばれているサーヴァントの中にもこちらの適正を合わせ持つ者もいる為、必ずしもそうとは限っていない様子。
  • 外典の聖杯戦争で、冬木の大聖杯を使っているのに「アサシン」として山の翁以外が召喚されるのは、ダーニックがトゥリファスの霊地に合うよう調整した結果、“英霊としての側面を持つだけの者”が召喚可能となった影響である。
    召喚の際、追加詠唱に工夫を凝らしたり、ハサン以外の触媒を用いればハサン以外も召喚可能で、後述するハサンのサーヴァントとしての価値の急落によってハサンの存在意義は急速に薄れつつある。
  • クラスの基本能力はやや高めの幸運値なのにも関わらず、既存のアサシンの多くが幸運:Eランクとかなりの不幸っぷりを見せる。その幸運値通り作中でも不遇な役回りが多く、正直な話ランサーよりよっぽど幸薄いクラスかもしれない。
    • 『CCC』でのギルガメッシュによると、サーヴァント界でもっとも不遇なものの名をハサンと挙げている。
      • 元々アサシンとしてのクラスの大まかな仕事内容こそ「マスター殺し」と言われている様に、正規の暗殺者として行動する彼らはストーリーや登場人物の都合次第では良い扱いだと逆に困ることが多い存在でもあり、
        彼の言っていることは当時の製作陣からの本音と皮肉を交えた一言かもしれない。
  • 冬木の聖杯では性質上イレギュラーが無い限りハサンが呼ばれるが、ハサンたちはその出自から反英雄に分類されるため第三次聖杯戦争において聖杯がアンリマユに汚染される前から反英雄を呼び出すことが出来たクラスということになる。実際、hollowにて部分的に再現された三次聖杯戦争でも『空想電脳』を使うハサンが登場している。
    ハサンたちの中に本来の聖杯が呼び出す正純な英雄としてのハサンがいた可能性も絶対無いとは言いきれないが、同じ出自かつ同じ名前を継ぐ英霊候補の亡霊たちという性質からは考え難い。そのため、クラスの性質により生じた聖杯戦争のルールの穴と思われる。
    聖杯汚染の原因となったアンリマユ自身も、正純な英霊のみを呼び出すはずの汚染されていない聖杯が呼び出した反英雄であってアインツベルンが第二次聖杯戦争において気づいた「ルールの綻び」をきっかけに召喚されたが、それはアサシンクラスにおける限定的な抜け穴の存在と無関係ではないのかもしれない。
  • 語源になるハサンの影響からか、東洋系のサーヴァントが多い。

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