四奸六賊
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四奸六賊 | |
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読み | よんかんろくぞく |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
『Fate/Grand Order』に登場するキャラクター。
- 略歴
- 期間限定イベント『108人のハロウィン・リベリオン! ~小竜娘水滸演義~』にて登場。
- 自身の霊基を強化して力を手に入れることを目論み、「生前対立していた梁山泊を従えた」という実績を立てることを画策し、チェイテ城を利用して特異点を形成。
- 聖杯と霊脈を押さえた状態でエリザベート=バートリーと九紋龍史進を撃退するが、瀕死の彼らが力を合わせて九紋竜エリザになるアクシデントが発生。
- だが彼女がチェイテ城跡地に梁山泊を作ろうとしている事を利用して「梁山泊に百八星が揃った際に彼らが従属する」という呪いの毒を含ませた酒の泉を設置。
- さらには呼延灼を利用して「官軍」を用意し、梁山泊の完成の後押しとする策も用意した。
- ずっと隠れていたこともあって首尾よく自体は進むものの、太公望が呼延灼に仕込まれた従属術式を解呪し、さらには梁山泊側で天草四郎時貞が梁山泊の地下に設置していた聖杯を奪取。
- 決戦時には別行動していた太公望が霊脈を正常な流れに戻したことでサポートが全て消え失せた上に酒の毒も「梁山泊メンバーがあまりに酒を飲みすぎたために毒が薄まってしまった」という斜め上すぎる理由で無効化され、すべての目論見は潰えた。
- 最終的には「ここで止めを刺してもまた同じような悪だくみをする」というカルデア側の判断でカルデアのシミュレータ内で心から反省するまで単純労働に従事させられる結果となった。
- 人物
- 水滸伝における悪役で最終的に梁山泊が滅ぶ結果となった高俅、蔡京、童貫、楊戩の「四奸」と、史実の宋の時代に悪政の限りを尽くした蔡京、童貫、王黼、梁師成、朱勔、李彦の「六賊」が群体として融合した存在。
- 曖昧に融解した黒い体に八つの顔が浮き出た異様な姿をしている。[注 1]
- 自分を高貴な者であると嘯き、他人を利用して陰で甘い汁を吸うことに躊躇いを覚えない、まさに俗物というべき存在。
- とはいえ悪徳官僚としての慎重さや自分自身の能力の低さを理解した立ち回りはきちんとでき、いざとなったら命乞いもするプライドの無さもある。
- 働いたり努力したりも一応はできるのだが、あくまでもそれは「自分が甘い汁を吸うため」のものであり、正道を志しての前向きなそれは一切ない。
- 能力
- そもそもが悪徳官僚であって武人ではないため、実質的な戦闘能力は非常に低い。物語の冒頭でエリザと史進を倒せたのも聖杯と霊脈の力があってこそである。
- その分陰謀や策略の能力は高く、物語中でも最終的にカルデアの想像以上の斜め上っぷりにひっくり返されてしまったものの、堅実かつ卑劣な作戦を立てていた。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 期間限定イベント『108人のハロウィン・リベリオン! ~小竜娘水滸演義~』にて登場。
人間関係
Fate/Grand Order
- 呼延灼
- 「官軍」のリーダー。
- 彼女に「誰かに任命されて梁山泊を滅ぼす」という暗示を与えた上で支配術式を組み込んでいた。
- 九紋竜エリザ
- 「梁山泊」の中心人物。
- 上記のように自分たちが倒したエリザと史進が融合した存在であるが、以降も最終的な目的のために利用していた。
- 最終的には彼女の進言によって止めを刺されず、カルデアでの労働でカルマを清算することになった。[注 2]
名台詞
Fate/Grand Order
メモ
脚注
注釈
- ↑ 上記のようにメンバーが二人重複しているため八人分なのであろうか。
- ↑ 『Fate/EXTRA CCC』でのエリザベートが「それが悪い事であると誰からも教えられなかった」ために道を決定的に踏み外したのを踏まえると、そのエリザの進言で悪党に善悪を教えつつカルマの精算を刺せる結果になったのは非常に印象的である。
出典