魔神柱
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魔神柱
- 読み:まじんちゅう
『Fate/Grand Order』に登場する、異形の存在。
- 略歴
- 本編第二章終盤にて、レフ・ライノールが変貌した異形の存在。
- レフの言葉によると彼らが『王』と呼ぶ存在から賜ることで変身能力を得られるらしく、これをレフは「我らの王の寵愛」と称している。
- 圧倒的な力を以て主人公らを排除しようとするも返り討ちにされ、レフの姿に戻ってしまった。この敗北をレフは「神殿から離れて壊死が始まっていた」と分析しており、「神殿」なる場所から長期間離れると弱体化するらしいことが伺える。
- 人物
- 見た目は幾筋ものどす赤い裂け目が走った巨大な黒緑色の肉の柱で、それぞれの裂け目からは奇妙な形の瞳孔が開いた異様な眼が覗いている。根元の部分はぽっかりと開いた闇のようで、そこから斜めにそそり立つような形になっている。
- これと相対した面々からは揃って醜いと評され、レフ自身も「この醜悪さがお前達を滅ぼす」とおぞましい外見であることを肯定している。
- 能力
- 外見のみならず能力面も常軌を逸しており、Dr.ロマンによるとこの姿を現した時の魔力の反応は人間でもサーヴァントでもなく、伝説上の悪魔そのものであるという。
- 通常攻撃として黒い波動のようなもので相手全体を攻撃する他、狙った相手に火傷と防御力低下を与える「凝視する」、宝具の威力を上げる「瞳孔を開く」といった特殊行動を取る。
- チャージが満タンになると宝具に相当する攻撃として「焼却式」という攻撃を発動。眼球の数を三倍にして一斉に光らせ、地面から紫色の火柱を噴き上がらせて全体攻撃しつつ宝具ゲージを減少させてくる。
- サーヴァントではなくクラスは「UNKNOWN」と表記されているがタイプ相性はあり、三騎士に対して有利、残る四騎に対して不利という特殊な相性になっている。
- なお、戦闘の際には開始時に真っ黒な背景に赤字で「魔神柱出現」と表示される独自の演出がある。
登場作品と役柄
- Fate/Grand Order
- 第二章で登場。レフ・ライノールが変身し、主人公らに襲い掛かってくる。
人間関係
- レフ・ライノール
- 第二章で変貌。この姿を「王の寵愛」と称して誇っている。
- ロマニ・アーキマン
- 伝説上の悪魔そのものという反応にも驚いたが、それ以上にレフが名乗ったフラウロスという名と魔神という単語から「ある王」の存在に思い至り驚愕していた。
メモ
- TYPE-MOONにおいて設定は幾度か語られたことがある『悪魔』、それも魔神というより上位の存在の登場に多くのプレイヤーが驚愕した。
- 一方、小事典にもある通りTYPE-MOONにおける悪魔は『第六架空要素。人間の願いに取り憑き、その願いを歪んだ方法で成就せんとする存在。悪魔に憑かれると他の要素に異常が起き、最後には肉体も変化して異形の怪物と化す。高位の悪魔ほど「症状」が表に出づらく検知が困難で、露見するのは大惨事が約束された後になりやすい』となっており、自発的に変身していたレフの様子から見ても以前語られた悪魔とは性質の違うものである可能性が高い。
- レフが「神殿」「我らが王」などと発言していることから、この能力を与えた主犯格や同様の能力を持つ仲間がいることが伺える。