「アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ」を編集中
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| 真名 = アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ | | 真名 = アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ | ||
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− | | 外国語表記 = | + | | 外国語表記 = |
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | ||
| 声優 = 原由実 | | 声優 = 原由実 | ||
| 演者 = | | 演者 = | ||
| 依代 = | | 依代 = | ||
− | | 身長 = 158cm | + | | 身長 = 158cm |
| 体重 = 40kg | | 体重 = 40kg | ||
| 誕生日 = | | 誕生日 = | ||
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| 地域 = ロシア | | 地域 = ロシア | ||
| 属性 = 中立・中庸 | | 属性 = 中立・中庸 | ||
− | | | + | | 隠し属性 = 人 |
| 性別 = 女性 | | 性別 = 女性 | ||
| スリーサイズ = | | スリーサイズ = | ||
− | | 一人称 = | + | | 一人称 = |
− | | 二人称 = | + | | 二人称 = |
− | | 三人称 = | + | | 三人称 = |
| 異名 = | | 異名 = | ||
| 愛称 = | | 愛称 = | ||
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| サーヴァント階位 = | | サーヴァント階位 = | ||
| 特技 = | | 特技 = | ||
− | | 好きな物 = | + | | 好きな物 = |
− | | 苦手な物 = | + | | 苦手な物 = |
| 天敵 = | | 天敵 = | ||
| デザイン = sime | | デザイン = sime | ||
− | | 設定作成 = | + | | 設定作成 = |
| レア度 = ☆5 | | レア度 = ☆5 | ||
}} | }} | ||
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;略歴 | ;略歴 | ||
:『序/2017年 12月31日』では[[殺戮猟兵|黒い兵士の軍勢]]を引き連れてカルデアに侵攻、自身はカルデアの東館を氷漬けにした<ref group = "注">当然ながら、東館に避難したスタッフも凍結しているが、生死については触れられていない。</ref>。 | :『序/2017年 12月31日』では[[殺戮猟兵|黒い兵士の軍勢]]を引き連れてカルデアに侵攻、自身はカルデアの東館を氷漬けにした<ref group = "注">当然ながら、東館に避難したスタッフも凍結しているが、生死については触れられていない。</ref>。 | ||
− | : | + | :コヤンスカヤ共々、ゴルドルフを救出しカルデアから脱出を図る主人公らを阻むかのように戦闘を始めるが、ダ・ヴィンチの機転によって逃げられてしまう。その後は陥落した管制室に訪れ、カルデアスを凍結させた。 |
− | :Lostbelt No. | + | :Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』では自身の異聞帯にてマスターである[[カドック・ゼムルプス]]と共に、ロシアの皇帝を目指す。時には彼を叱咤激励するパートナーとして、ある時は一騎のサーヴァントとしてカドックをサポートし、最終的にカルデアの介入もあってイヴァン雷帝の打倒に成功する。最後に反乱軍を下したカルデアのマスター率いるサーヴァントと戦うも、判断の遅れたカドックをビリーの銃弾から庇い、彼に最期の激励を残して消滅した。 |
;人物 | ;人物 | ||
:ぬいぐるみを抱き、雪のような白い髪とドレスを纏った少女。 | :ぬいぐるみを抱き、雪のような白い髪とドレスを纏った少女。 | ||
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:カドックに召喚された異聞帯のアナスタシアは「永久凍土帝国に存在した場合のアナスタシア」というべき状態で内面がヤガに近い物になっており、家族の顔も思い出せなくなっている。カドック相手には地の性格を見せることもあるが、基本的に無機質で氷の様な冷たさを持ち、鼠を「囓って増えることしか能のない生命体」と見下す。だが、ソレを汎人類史の強さだと認識している。 | :カドックに召喚された異聞帯のアナスタシアは「永久凍土帝国に存在した場合のアナスタシア」というべき状態で内面がヤガに近い物になっており、家族の顔も思い出せなくなっている。カドック相手には地の性格を見せることもあるが、基本的に無機質で氷の様な冷たさを持ち、鼠を「囓って増えることしか能のない生命体」と見下す。だが、ソレを汎人類史の強さだと認識している。 | ||
;能力 | ;能力 | ||
− | : | + | :ロマノフ帝国の秘蔵精霊であるヴィイと契約しており、氷や冷気を操る力を有する。魔力も大半はヴィイが賄ってくれるためマスターへの負荷も少なく、良好な関係さえ築ければ扱い易いサーヴァントと言える。一方で寒い場所で産まれ育った為に、暑さに弱いという弱点がある。 |
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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|rowspan=2|[[キャスター]] || [[カドック・ゼムルプス]] || ? || ? || ? || ? || ? || ? ||?||?|| style="text-align:left"| | |rowspan=2|[[キャスター]] || [[カドック・ゼムルプス]] || ? || ? || ? || ? || ? || ? ||?||?|| style="text-align:left"| | ||
|- | |- | ||
− | | [[主人公 (Grand Order)]] || E || E || C || A || D || C ||陣地作成:EX | + | | [[主人公 (Grand Order)]] || E || E || C || A || D || C ||陣地作成:EX<br>妖精契約:A ||透視の魔眼:D<br>絶凍のカリスマ:B<br>シュヴィブジック:B|| style="text-align:left"| |
|} | |} | ||
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:ヴィイの魔眼の全力解放。 | :ヴィイの魔眼の全力解放。 | ||
:全てを見透かす眼球は、因果律すらもねじ曲げて弱点を創出する。 | :全てを見透かす眼球は、因果律すらもねじ曲げて弱点を創出する。 | ||
− | :『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃 | + | :『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃&敵全体の防御力をダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>&敵全体にスキル封印状態を付与<ref group = "注" name="1ターン">1ターン</ref>」という効果のArts宝具。 |
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; 残光、忌まわしき血の城塞(スーメルキ・クレムリ) | ; 残光、忌まわしき血の城塞(スーメルキ・クレムリ) | ||
− | : ランク:A+<br />種別:城塞宝具<br />レンジ:1~99<br /> | + | : ランク:A+<br />種別:城塞宝具<br />レンジ:1~99<br />最大補足:11人+1匹 |
:ロシアのあちこちに点在する城塞(クレムリン、またはクレムリ)の再現。 | :ロシアのあちこちに点在する城塞(クレムリン、またはクレムリ)の再現。 | ||
:皇帝(ツァーリ)の血を引くアナスタシアは、極めて堅固かつ壮麗な城塞を召喚、己が身の守りに使用することができる。 | :皇帝(ツァーリ)の血を引くアナスタシアは、極めて堅固かつ壮麗な城塞を召喚、己が身の守りに使用することができる。 | ||
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==真名:アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ== | ==真名:アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ== | ||
− | : | + | :ロマノフの末裔にして精霊使い。 |
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===関連=== | ===関連=== | ||
;ヴィイ | ;ヴィイ | ||
:彼女と契約したロマノフ帝国の秘蔵精霊。 | :彼女と契約したロマノフ帝国の秘蔵精霊。 | ||
− | : | + | :ヴィイ、と呼ばれる精霊ないし妖怪は厳密には存在しない。ロシアの文豪であるゴーゴリの怪奇短編小説「ヴィイ」で登場した創作妖怪である。ただし、ヴィイと似た伝承はスラヴに幾つか存在し、それを原型としたものと推測されている。 |
:アナスタシアが契約したヴィイは、ロマノフ帝国が保有していた使い魔である。彼はその魔眼であらゆる秘密を暴き、城塞の弱点を見つけ出し、更には敵対する者を血に染め上げた。 | :アナスタシアが契約したヴィイは、ロマノフ帝国が保有していた使い魔である。彼はその魔眼であらゆる秘密を暴き、城塞の弱点を見つけ出し、更には敵対する者を血に染め上げた。 | ||
:ただし、才能がなければ彼を見ることも操作することもできない。アナスタシアは死ぬ直前で、ようやく彼と契約する資格を得た。 | :ただし、才能がなければ彼を見ることも操作することもできない。アナスタシアは死ぬ直前で、ようやく彼と契約する資格を得た。 | ||
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;OTMA | ;OTMA | ||
− | : | + | :オリガ、タチアナ、マリア、アナスタシアの頭文字を集めた名前。 |
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
===Fateシリーズ=== | ===Fateシリーズ=== | ||
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:『序/2017年 12月31日』にて先駆けて登場。 | :『序/2017年 12月31日』にて先駆けて登場。 | ||
:Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』解禁に伴い実装。 | :Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』解禁に伴い実装。 | ||
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===その他=== | ===その他=== | ||
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;[[主人公 (Grand Order)]] | ;[[主人公 (Grand Order)]] | ||
:マスター。 | :マスター。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[コヤンスカヤ]] |
:『序/2017年』にて、共にカルデアを襲撃した。 | :『序/2017年』にて、共にカルデアを襲撃した。 | ||
;[[刑部姫]] | ;[[刑部姫]] | ||
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:『永久凍土帝国 アナスタシア』では彼の最愛の妻である「アナスタシア」のふりをして怒りを鎮めつつ、皇帝位を簒奪するべく暗躍していた。 | :『永久凍土帝国 アナスタシア』では彼の最愛の妻である「アナスタシア」のふりをして怒りを鎮めつつ、皇帝位を簒奪するべく暗躍していた。 | ||
:汎人類史のアナスタシアがマイルームで出会った際には「目が怖い」と露骨に同席を避けようとしていた。……どのあたりが目なのだろうか。 | :汎人類史のアナスタシアがマイルームで出会った際には「目が怖い」と露骨に同席を避けようとしていた。……どのあたりが目なのだろうか。 | ||
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=== 生前 === | === 生前 === | ||
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:父親であり、ロマノフ王朝最後の皇帝。 | :父親であり、ロマノフ王朝最後の皇帝。 | ||
;アナスタシア・ニコラエヴナ | ;アナスタシア・ニコラエヴナ | ||
− | : | + | :同性同名の大公妃で、アナスタシアの曾叔母。彼女が生き延びた事が、後の生存伝説の一因になったと考えられる。 |
;オリガ、タチアナ、マリア | ;オリガ、タチアナ、マリア | ||
:三人の姉。深い絆で結ばれており、絆礼装でも触れられている。 | :三人の姉。深い絆で結ばれており、絆礼装でも触れられている。 | ||
:特に年の近いマリアとはとても仲が良く、オリガやタチアナを姉さんと呼ぶのに対して彼女には名前で呼んでいる。 | :特に年の近いマリアとはとても仲が良く、オリガやタチアナを姉さんと呼ぶのに対して彼女には名前で呼んでいる。 | ||
:史実同様、ロシア革命によりアナスタシアと同様処刑されてしまった。 | :史実同様、ロシア革命によりアナスタシアと同様処刑されてしまった。 | ||
− | ; | + | ;アレクセイ |
:弟。史実同様、ロシア革命によりアナスタシアと同様処刑されてしまった。 | :弟。史実同様、ロシア革命によりアナスタシアと同様処刑されてしまった。 | ||
;[[グレゴリー・ラスプーチン]] | ;[[グレゴリー・ラスプーチン]] | ||
− | : | + | :「怪僧」と呼ばれた人物だが、アナスタシアを含めたロマノフ家から強く慕われた。 |
:『序/2017年』ではその正体を知らぬままに共にカルデアを襲撃した。 | :『序/2017年』ではその正体を知らぬままに共にカルデアを襲撃した。 | ||
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==名台詞== | ==名台詞== | ||
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;「凍てつく冬への覚悟はできた?」<br>「滑らかに死になさい」 | ;「凍てつく冬への覚悟はできた?」<br>「滑らかに死になさい」 | ||
− | : | + | : 戦闘開始。普段は大人しい性格の少女だが、敵を前にすると、ロマノフ王朝の皇女としての姿を見せる。 |
− | ; | + | ;「ヴィイ、全てを見なさい。全てを射抜きなさい。我が霧氷に、その大いなる力を手向けなさい。『<ruby><rb>疾走・精霊眼球</rb><rt>ヴィイ・ヴィイ・ヴィイ</rt></ruby>』!」<br>「ヴィイ、お願い。全てを呪い殺し、奪い殺し、凍り殺しなさい。魔眼起動――疾走せよ、ヴィイ!」 |
: 宝具解放。ロマノフ王朝に代々伝わる精霊ヴィイの力で敵を氷漬けにする。 | : 宝具解放。ロマノフ王朝に代々伝わる精霊ヴィイの力で敵を氷漬けにする。 | ||
− | + | ;「さぁ、あなたもマスターなら、責任の取り方は分かっているわね?その命を、ロマノフの皇女たる私に捧げなさい。<br> ……嘘よ。本気にしないで。私はもう、これで充分なのです」 | |
− | ; | + | : 霊基再臨4。自分にどこまでも寄り添ってくれるマスターに満足感を抱いている。 |
− | : | + | |
+ | ;「そう…、向こうの私と戦ったのね。…ごめんなさい、マスター、色々と重荷を背負わせてしまいました。<br> 気にするな、と言っても難しいですよね…。」 | ||
+ | : 『永久凍土帝国アナスタシア』攻略後に解放される会話。異聞帯での自分と戦ったマスターを気にかけている。 | ||
;「え、えーと、私はその、サンタとは何の関係もありません。はい、冬なんですけど、でも、関係ありませんってば!」 | ;「え、えーと、私はその、サンタとは何の関係もありません。はい、冬なんですけど、でも、関係ありませんってば!」 | ||
:マイルーム会話「[[アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕|サンタ]][[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ|系]][[アルテラ・ザ・サン〔タ〕|サーヴァント]]」。冷気を操る自分であれど、サンタクロースとは一切関係ないと必死に弁解する。なお、ロシアにも'''ジェド・マロース'''というサンタクロースに相当する存在が民間伝承に伝わっている。 | :マイルーム会話「[[アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕|サンタ]][[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ|系]][[アルテラ・ザ・サン〔タ〕|サーヴァント]]」。冷気を操る自分であれど、サンタクロースとは一切関係ないと必死に弁解する。なお、ロシアにも'''ジェド・マロース'''というサンタクロースに相当する存在が民間伝承に伝わっている。 | ||
− | ; | + | ;「あの、すいません。自称姫と仰る方にお会いしたのですが、あの方がいつも潜っているこたつは私の部屋に設置できないのでしょうか。できますよね、ねえ」 |
: マイルーム会話「[[刑部姫]]」。 | : マイルーム会話「[[刑部姫]]」。 | ||
: 彼女が使っていたこたつが羨ましいのか、自分も欲しいとマスターにせがんでいる。 | : 彼女が使っていたこたつが羨ましいのか、自分も欲しいとマスターにせがんでいる。 | ||
206行目: | 162行目: | ||
: マイルーム会話「絆Lv5」。マスターに家族同然の親愛を抱き、同時に生前の体験からマスターを失う恐怖も抱く。 | : マイルーム会話「絆Lv5」。マスターに家族同然の親愛を抱き、同時に生前の体験からマスターを失う恐怖も抱く。 | ||
− | + | === 本編 === | |
− | + | ==== 異聞帯 ==== | |
− | |||
− | ==== | ||
;「我らの異聞帯は酷薄にして極寒。<br> この程度の環境で『寒い』などと知覚する彼らに、真の地獄を見せてあげましょう」 | ;「我らの異聞帯は酷薄にして極寒。<br> この程度の環境で『寒い』などと知覚する彼らに、真の地獄を見せてあげましょう」 | ||
:第二部序章にて、兵士達とともにカルデアを襲撃し、周囲を極寒地獄へと変貌させての発言。 | :第二部序章にて、兵士達とともにカルデアを襲撃し、周囲を極寒地獄へと変貌させての発言。 | ||
:「異聞帯は汎人類史とはレベルが違う」ということを言いたいのだろうが<ref group = "注">実際コヤンスカヤもこの台詞の直前で「生き延びた年月も、生存してきた環境も違う、人生ハードモード(意訳)」である事を述べていた。</ref>、その有様はネットでいう「北から目線」とプレイヤー達から揶揄される結果になってしまった<ref group = "注">北から目線=寒さや雪に脆弱な首都圏住民を北陸民や北海道民が“上から目線”で嘲笑することを指す。</ref>。 | :「異聞帯は汎人類史とはレベルが違う」ということを言いたいのだろうが<ref group = "注">実際コヤンスカヤもこの台詞の直前で「生き延びた年月も、生存してきた環境も違う、人生ハードモード(意訳)」である事を述べていた。</ref>、その有様はネットでいう「北から目線」とプレイヤー達から揶揄される結果になってしまった<ref group = "注">北から目線=寒さや雪に脆弱な首都圏住民を北陸民や北海道民が“上から目線”で嘲笑することを指す。</ref>。 | ||
− | : | + | : 実際、彼女が生きて来た異聞帯は-100℃という極寒にも程がある環境であった(カルデアのある場所の歴代最低気温は-89.2℃)。 |
;「そう……ここまで辿り着いたのね。なら、私とヴィイも全力よ。マスター、回路を回しなさい。」 | ;「そう……ここまで辿り着いたのね。なら、私とヴィイも全力よ。マスター、回路を回しなさい。」 | ||
225行目: | 179行目: | ||
;「……その後悔を抱いて生きなさい。マスター。<br> <ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>……きっと、もう二度とできません。銃弾の前に、身を投げ出すなんて。<br> よろしい? <ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>はあなたが優れていたから助けた訳ではありません。<br> <ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>を信じてくれたから、サーヴァントとして、当然のことをしたのです。<br> ……光栄に……思って……ちょうだいな……。本当に……かわいい……人……。」 | ;「……その後悔を抱いて生きなさい。マスター。<br> <ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>……きっと、もう二度とできません。銃弾の前に、身を投げ出すなんて。<br> よろしい? <ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>はあなたが優れていたから助けた訳ではありません。<br> <ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>を信じてくれたから、サーヴァントとして、当然のことをしたのです。<br> ……光栄に……思って……ちょうだいな……。本当に……かわいい……人……。」 | ||
− | : | + | : 上記の台詞に自分はいつも「できるはずだった」と後悔するばかりと自嘲するカドックに対して。生前に銃殺されたトラウマを乗り越えてマスターの身を守り、自身を信じて手を尽くしてくれたマスターに感謝と親愛を抱いて消滅していった。その最期には[[ゴルドルフ・ムジーク|ゴルドルフ]]でさえ評価するほどだった。 |
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==== イベント ==== | ==== イベント ==== | ||
− | ; | + | ;「<ruby><rb>ガッデムホット!!</rb><rt>めっさ暑いわ</rt></ruby>」 |
− | : | + | :イベント「サバフェス2018」より。[[メイヴ]]の口車に乗せられてハワイにやって来たが、経験したことが無い暑さに悲鳴を挙げる。 |
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==メモ== | ==メモ== | ||
− | * | + | *居そうで居なかった、凍結系魔術をメインとする魔術師。 |
− | **型月で凍結系と言えば[[レン|彼女]][[白レン|達]] | + | **型月で凍結系と言えば[[レン|彼女]][[白レン|達]]だが、サーヴァントも含め、Fateシリーズでの氷属性統一キャラはアナスタシアが初めてである。 |
*登場は第二部だが、ストーリー聖晶石召喚に最初から入っている上に1.5部のような真名隠しも行われていないため、第一部プレイ中のプレイヤーでも召喚する可能性がある。その場合、見知ったはずのアナスタシアの真名を考察するというシナリオ上の齟齬が発生する。 | *登場は第二部だが、ストーリー聖晶石召喚に最初から入っている上に1.5部のような真名隠しも行われていないため、第一部プレイ中のプレイヤーでも召喚する可能性がある。その場合、見知ったはずのアナスタシアの真名を考察するというシナリオ上の齟齬が発生する。 | ||
*カメラを鏡で映すことによって、自分の姿を残す……今でいう自撮りのような微笑ましいエピソードも残っている。 | *カメラを鏡で映すことによって、自分の姿を残す……今でいう自撮りのような微笑ましいエピソードも残っている。 | ||
− | ** | + | **二次創作で自撮り棒を使って写真を撮るネタがあるのは上記の逸話を元にしたもの。 |
**家族に対する手紙も幾つか残されており、彼女の無邪気な様相と家族への深い愛情が垣間見れる。 | **家族に対する手紙も幾つか残されており、彼女の無邪気な様相と家族への深い愛情が垣間見れる。 | ||
**なお、残されている写真からは本作のような銀髪碧眼ではなく黒髪かそれに近い濃い色の髪であったことがわかる。 | **なお、残されている写真からは本作のような銀髪碧眼ではなく黒髪かそれに近い濃い色の髪であったことがわかる。 | ||
− | *最後はエカテリンブルクにあったイパチェフ館の地下室で、家族共々チェーカー( | + | *最後はエカテリンブルクにあったイパチェフ館の地下室で、家族共々チェーカー(革命政府の秘密警察で、後のKGBの前身。)によって射殺されるが、'''遺体はバラバラに切断された後に骨になるまで焼かれて埋められる'''という悲惨な最期であった。 |
− | * | + | *カドックから『皇帝』になるように言われたアナスタシアだが、女性によるロシア帝位の継承は高祖父パーヴェル1世がロマノフの家内法を改正したことにより禁止されている。ちなみに、彼の母親は“大帝”エカチェリーナ2世だったりする。 |
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*刑部姫を所有した時のマイルーム会話では炬燵を自分の部屋に設置しようと主人公に頼み込むやり取りがある。そのこともあってか、『ぐだぐだエース』ではコタツムリと化したほか、『ちびちゅき!』ではカドック共々ルナチューブに「こたつを組み立ててみた」動画を投稿したコマがある。 | *刑部姫を所有した時のマイルーム会話では炬燵を自分の部屋に設置しようと主人公に頼み込むやり取りがある。そのこともあってか、『ぐだぐだエース』ではコタツムリと化したほか、『ちびちゅき!』ではカドック共々ルナチューブに「こたつを組み立ててみた」動画を投稿したコマがある。 | ||
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== 話題まとめ == | == 話題まとめ == | ||
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:彼女関連の話題やコメント付き動画などで、台詞でヴィイに言及した際や宝具使用時に散見される謎の台詞。 | :彼女関連の話題やコメント付き動画などで、台詞でヴィイに言及した際や宝具使用時に散見される謎の台詞。 | ||
:これの元ネタはソーシャルゲーム「グランブルーファンタジー(以下、先方の通称よりグラブルと表記)」に登場するマスコットキャラ「ビィ」の一人称のようなもの。正確にはこの「ビィ」を元にしたグラブルの公式コミック「ぐらぶるっ!」に登場するキャラ「ビィ(通称オイラ)」を指す名称である。 | :これの元ネタはソーシャルゲーム「グランブルーファンタジー(以下、先方の通称よりグラブルと表記)」に登場するマスコットキャラ「ビィ」の一人称のようなもの。正確にはこの「ビィ」を元にしたグラブルの公式コミック「ぐらぶるっ!」に登場するキャラ「ビィ(通称オイラ)」を指す名称である。 | ||
− | : | + | :一見わけが分からなくなりそうだが、このコミックが要は「FGO」と「マンガで分かるFGO」の関係にあると言えば、同じキャラのはずなのに何故このような扱いの区別が出来ているかおおよそ理解出来るだろう。 |
− | : | + | :しかもこの「オイラ」は「マンガで分かる」での「リヨぐだ子」に相当するレベルでキャラ崩壊を起こしており、元キャラの立ち位置的にはフォウ君に相当するはずがアメーバの如く形態変化を頻繁に行い、魔獣フォウくんばりの筋肉ムキムキの人型に変化したりしている(しかもサテ−氏などが描く魔獣フォウくんと違い顔だけそのままなので、ますます絵面が酷いことになっている)。 |
− | :加えてFGOが『永久凍土帝国 | + | :加えてFGOが『永久凍土帝国 アナスタシア』配信を間近に控えた2018年4月1日に、エイプリルフールネタとしてこの筋肉ムキムキになった状態の「オイラ」が本家ゲームに襲撃をかけるというイベントが開催。化け物じみた強さで暴れてプレイヤーに強烈な印象を残していった直後であったため、二章配信間もなくしてアナスタシアのヴィイにまでとばっちりが波及。前述のようにヴィイのコメントが散見されるようになった挙句、ヴィイが手に持ってる人形形態とアナスタシアの背後に影のように立つ形態を持っていたのも災いし、ヴィイとオイラを差し替えたネタ・コラが増産されてしまい、結果としてアナスタシアの話題の際に紛れ込んできては、「お前じゃねえ、空に帰れ(グラブルが空に浮かぶ島々という世界設定のため)」と返すネタが散見されるようになってしまった。 |
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− | + | :余談であるが「ビィ」及び「ビィ(オイラ)」の中の人は[[織田信長|ノッブ]]と同じなため、是非もなく『[[コハエース|ぐだぐだオーダー(仮)]]』にて「オイラはヴィイ!」という一発ギャグにされている。 | |
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==脚注== | ==脚注== | ||
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[[Category:サーヴァント]] | [[Category:サーヴァント]] | ||
[[Category:Fate/Grand Order]] | [[Category:Fate/Grand Order]] | ||
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[[Category:ちびちゅき!]] | [[Category:ちびちゅき!]] | ||
[[Category:コハエース]] | [[Category:コハエース]] | ||
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