「アーラシュ」を編集中

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| 外国語表記 =  Arash  
 
| 外国語表記 =  Arash  
 
| 真名 = アーラシュ
 
| 真名 = アーラシュ
| 異名 = アーラシュ・カマンガー<br>アーラシェ・カマーンギール
 
 
| 初登場作品 = [[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]
 
| 声優 = 鶴岡聡
 
| 声優 = 鶴岡聡
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| 地域 = 西アジア
 
| 地域 = 西アジア
 
| 属性 = 混沌・中庸
 
| 属性 = 混沌・中庸
| 副属性 = 地
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| 隠し属性 = 地
 
| 一人称 = 俺
 
| 一人称 = 俺
 
| 二人称 = あんた/おまえ・お前/○○(呼び捨て)
 
| 二人称 = あんた/おまえ・お前/○○(呼び捨て)
| 三人称 = あいつ/奴/○○(呼び捨て)<br>○○の旦那、兄さん、嬢ちゃんなど<ref group = "注">特別親しい者や、顔馴染みの人物によく使用している。</ref>
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| 三人称 = あいつ/奴/○○(呼び捨て)<br>〇〇の旦那、兄さん、嬢ちゃん<ref group = "注">特別親しい者や、顔馴染みの人物によく使用している。</ref>
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| サーヴァント階位 = 第三位
 
| サーヴァント階位 = 第三位
| 特技 = 相手の隠し事を見抜くこと
 
| 好きな物 = ひよこ豆のペースト
 
| 苦手な物 = 全力を出し切れない戦い
 
| 天敵 = 死に急ぐ者、一人でなんでも背負っている者
 
 
| デザイン = BLACK
 
| デザイン = BLACK
 
| 設定作成 = 桜井光
 
| 設定作成 = 桜井光
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: 『[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]』では、1991年の聖杯戦争において[[エルザ・西条]]によって召喚された。
 
: 『[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]』では、1991年の聖杯戦争において[[エルザ・西条]]によって召喚された。
 
: 奥多摩の山中にて[[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]と遭遇。後にセイバー・[[ブリュンヒルデ|ランサー]]と同盟を組み[[オジマンディアス|ライダー]]と戦うものの、宝具の使用と引き換えに命を落とすこととなる。
 
: 奥多摩の山中にて[[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]と遭遇。後にセイバー・[[ブリュンヒルデ|ランサー]]と同盟を組み[[オジマンディアス|ライダー]]と戦うものの、宝具の使用と引き換えに命を落とすこととなる。
: 『[[Fate/Grand Order]]』第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』では西暦1273年のエルサレムで山の翁たちに協力していたが、無辜の民たちを護るべく、宝具により獅子王の放った『最果てにて輝ける槍』を相殺し、そのまま消滅した。
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: 『[[Fate/Grand Order]]』第六特異点『神聖円卓領域 キャメロット』では西暦1273年のエルサレムで山の翁たちに協力していたが、無辜の民たちを護るべく、宝具により獅子王の放った『最果てにて輝ける槍』を相殺し、そのまま消滅した。
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅥの座を統括する[[魔神柱|覗覚星アモン]]と交戦。図らずも遭遇した[[オジマンディアス]]を奮起させた。
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:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅥの座を統括する[[魔神柱|覗覚星アモン]]と交戦。図らずも遭遇した[[オジマンディアス]]を奮起させた。
 
; 人物
 
; 人物
: 深紅の弓を持ち、褐色の肌と生気に満ちた瞳が特徴の青年。
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: 深紅の弓を持ち、褐色の肌と生気に満ちた瞳が特徴の男。
 
: 敵を滅ぼすのではなく、戦いを終わらせ人々を救うために生命を費やした英雄と呼ぶにふさわしい人物。
 
: 敵を滅ぼすのではなく、戦いを終わらせ人々を救うために生命を費やした英雄と呼ぶにふさわしい人物。
 
: 一般人を巻き込むことを嫌って広範囲攻撃の使用を避けるなど、聖杯戦争でもその在り方は変わらない。マスターにも善を成すことを求める。
 
: 一般人を巻き込むことを嫌って広範囲攻撃の使用を避けるなど、聖杯戦争でもその在り方は変わらない。マスターにも善を成すことを求める。
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: だが究極の一矢と引き換えに五体四散して落命したように、一度放てばアーラシュ自身が消滅する。この宝具は、宝具の使用と同時にアーラシュをも壊す二重の「壊れた幻想」の特性が付与されている。
 
: だが究極の一矢と引き換えに五体四散して落命したように、一度放てばアーラシュ自身が消滅する。この宝具は、宝具の使用と同時にアーラシュをも壊す二重の「壊れた幻想」の特性が付与されている。
 
: 『蒼銀のフラグメンツ』では、令呪三角を宝具の強化に費やした上で[[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]の『約束された勝利の剣』と同時使用して[[オジマンディアス|ライダー]]の『光輝の大複合神殿』の破壊に成功した。
 
: 『蒼銀のフラグメンツ』では、令呪三角を宝具の強化に費やした上で[[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]の『約束された勝利の剣』と同時使用して[[オジマンディアス|ライダー]]の『光輝の大複合神殿』の破壊に成功した。
: 『Grand Order』第六章では、獅子王が東の村に向けて放った『最果てにて輝ける槍』を迎撃するために使用。この時の『最果てにて輝ける槍』の魔力観測値は3,000,000オーバー(最高クラスの宝具火力は1,000~3,000とされる)という圧倒的なエネルギーを持ったものだったが、余波による被害すら周囲に一切出させずに見事その一撃を相殺してみせた。『蒼銀』での使用描写からすれば、恐らく真っ向から競り勝ったというより魔力の塊を撃ち抜いたものと思われるが、それでもここまでの偉業は類を見ない。
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: 『Grand Order』第六章では、獅子王が東の村に向けて放った『最果てにて輝ける槍』を迎撃するために使用。この時の『最果てにて輝ける槍』の魔力観測値は3,000,000オーバー(最高クラスの宝具火力は1,000~3,000とされる)という圧倒的なエネルギーを持ったものだったが、余波による被害すら周囲に一切出させずに見事その一撃を粉砕してみせた。『蒼銀』での使用描写からすれば、恐らく真っ向から競り勝ったというより魔力の塊を撃ち抜く形と思われるが、それでもここまでの偉業は類を見ない。
:『Grand Order』では「敵全体に超強力な攻撃[Lv]<オーバーチャージで威力アップ>+自身に即死効果【デメリット】」という効果のBuster宝具。
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:『Grand Order』では「敵全体に超強力な攻撃<ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>&自身に即死効果【デメリット】」という効果のBuster宝具。
:幕間の物語クリアでAランクに上昇し、宝具威力倍率とオーバーチャージで追加される威力が上昇する。
 
  
 
== 真名:アーラシュ ==
 
== 真名:アーラシュ ==
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; マヌーチェフル王
 
; マヌーチェフル王
 
: 生前仕えていた相手。悪竜を打ち倒した勇者フェリドゥーンの直系たる偉大なる大王。アーラシュと同じく神代の肉体を持った先祖返りであり、統治者であると同時に武人でもあった。
 
: 生前仕えていた相手。悪竜を打ち倒した勇者フェリドゥーンの直系たる偉大なる大王。アーラシュと同じく神代の肉体を持った先祖返りであり、統治者であると同時に武人でもあった。
; アールマティ
 
:「スプンタ・アールマティ」とも呼ばれるゾロアスター教の女神。
 
: アーラシュに弓術を授けた他、戦争を収める『調和の弓矢』の射手に選んだ。
 
  
 
== 名台詞 ==  
 
== 名台詞 ==  
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; 「陽のいと聖なる主よ」<br>「あらゆる叡智、尊厳、力をあたえたもう輝きの主よ」<br>「我が心を、我が考えを、我が成しうることをご照覧あれ」<br>「さあ、月と星を創りしものよ<br> 我が行い、我が最期、我が成しうる<ruby>聖なる献身<rb></rb><rt>スプンタ・アールマティ</rt></ruby>を見よ」<br>「────<ruby>流星一条<rb></rb><rt>ステラ</rt></ruby>!!」
 
; 「陽のいと聖なる主よ」<br>「あらゆる叡智、尊厳、力をあたえたもう輝きの主よ」<br>「我が心を、我が考えを、我が成しうることをご照覧あれ」<br>「さあ、月と星を創りしものよ<br> 我が行い、我が最期、我が成しうる<ruby>聖なる献身<rb></rb><rt>スプンタ・アールマティ</rt></ruby>を見よ」<br>「────<ruby>流星一条<rb></rb><rt>ステラ</rt></ruby>!!」
 
: 宝具発動。争いを終わらせる為に放つ、人ならざる絶技。
 
: 宝具発動。争いを終わらせる為に放つ、人ならざる絶技。
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:アーラシュがこれを唱える資料が存在するかは不明であり、ペルシャ神話における決まり文句なのかも不明。
 
:伝承では同郷の英雄ロスタムが弓でイスファンディヤールを射る際に酷似したものを唱えている。語りかけている相手はアーラシュと同じだが、語っている内容がイスファンディヤールを倒すことについてとなっている<ref group = "出">The Sháhnáma of Firdausí 著者:Arthur George Warner、 Edmond Warner </ref>。
 
:伝承では同郷の英雄ロスタムが弓でイスファンディヤールを射る際に酷似したものを唱えている。語りかけている相手はアーラシュと同じだが、語っている内容がイスファンディヤールを倒すことについてとなっている<ref group = "出">The Sháhnáma of Firdausí 著者:Arthur George Warner、 Edmond Warner </ref>。
:原典でアーラシュがこれを唱えることはないが、前半部分に関しては、「叡智、尊厳、力をあたえてくださった神よ。」というふうに、ロスタムは龍を倒したときにも言っており、イスファンディヤールも神に祈る際に言っている。神に祈る際の決まり文句と言ったところか。
+
 
 
; 「いいか、セイバー」<br>「お前は正しい」<br>「東京の人々――本来なら俺たちにはまあ、関わりのない連中だけどな」<br>「それでも、無辜の民たちだ。<br> かつて俺たちが守った愛すべきあいつらと、なんの違いもあるものか」<br>「俺はここまでだ。<br> なあ、騎士の王。輝きの剣を栄光のままに振るう男よ」<br>「――お前は、聖杯に何を願う?」
 
; 「いいか、セイバー」<br>「お前は正しい」<br>「東京の人々――本来なら俺たちにはまあ、関わりのない連中だけどな」<br>「それでも、無辜の民たちだ。<br> かつて俺たちが守った愛すべきあいつらと、なんの違いもあるものか」<br>「俺はここまでだ。<br> なあ、騎士の王。輝きの剣を栄光のままに振るう男よ」<br>「――お前は、聖杯に何を願う?」
 
: 宝具の使用により崩れていく体でセイバーに遺した最後の言葉。
 
: 宝具の使用により崩れていく体でセイバーに遺した最後の言葉。
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== メモ ==
 
== メモ ==
*アーラシュはあくまでイランにおける射手の代名詞であって「語源」ではない。ペルシャ語における射手(Kamān-Gīr)は弓を意味する「Kaman」と掴むを意味する「Gir」が組み合わさってできた単語である。実際、アーラシェ・カマーンギールの由来について触れられている資料にも『詩人の言葉を借りるならばアーラシュは"Kamān-Gīr"、すなわち高名な射手と呼ばれる。これは、AmelからMarvに矢を飛ばしたためだ。』と、語源ではなく代名詞であることから付いた呼称と説明されている。
 
 
*「Āraŝ-e Kamāngīr/アーラシェ・カマンギール(カマンガーはfate独自の読み)」という名の他に、「Árish Shívátír/アーリシュ・シバティール」、「Āraššēbāṭīr/アーラシュ・シェーバーティール」、「Āraš-e Šewātīr/アーラシェ・シェーワーティール 」等があり、後ろの3つは全て「速い矢のアーラシュ」という意味になる。
 
*「Āraŝ-e Kamāngīr/アーラシェ・カマンギール(カマンガーはfate独自の読み)」という名の他に、「Árish Shívátír/アーリシュ・シバティール」、「Āraššēbāṭīr/アーラシュ・シェーバーティール」、「Āraš-e Šewātīr/アーラシェ・シェーワーティール 」等があり、後ろの3つは全て「速い矢のアーラシュ」という意味になる。
 
**資料では「速い矢のアーラシュ」という異名で記述されることの方が圧倒的に多い。「アーリア人で最も速い矢の射手」とされる。
 
**資料では「速い矢のアーラシュ」という異名で記述されることの方が圧倒的に多い。「アーリア人で最も速い矢の射手」とされる。
 
**「アーラシェ・カマーンギール」という詩がヒットしたことで、カマーンギール呼びが主流になる。
 
**「アーラシェ・カマーンギール」という詩がヒットしたことで、カマーンギール呼びが主流になる。
*アーラシュは、かなり古くから資料が存在する英雄だが、彼が日の目を浴びたのは20世紀後半とかなり最近である。だいたい、蒼銀のフラグメンツ(1991年)の14年程前にBahram Beyzaiの演劇「Āraš」が登場し、暫くして、その舞台が世界的に上演されたという具合で、聖杯戦争の20~30年くらい前までブーム真っ只中だった英雄である。
+
*イランにおいてアーラシュに匹敵する英雄は他にも何人かいるため、アーラシュがイランでナンバーワンというわけではない。アーラシュはあくまでイランの大英雄のうちの1人というポジション。
*イランにおいてアーラシュが一強というわけではなく、アーラシュに匹敵する英雄は他にも何人かいるが、メジャーではないイランの英雄ゆえか、アーラシュ同様日本で知っている人はあまりいない。
+
*「当時マヌーチェフル王以外で唯一の神代の肉体を持って生まれた。」とあるが、これはペルシャはマヌーチェフルが王位につくまでが神代とされているため。アーラシュの物語で神や天使が登場するが、神代が終わり英雄時代にちょうど移り変わっている最中の時代がアーラシュの登場した時期なので、神が多少登場したりする場合がある。ザールやロスタムなどもマヌーチェフルが王になってから誕生した英雄なので、実は神代の人間ではない。ただし、マヌーチェフルとアーラシュ以外に神代の肉体を持つ者が全くいないというワケではなく、英雄サームなどはマヌーチェフルと同期なので、神代の肉体であり、アーラシュがいた時期にも存命だったりする(ただし、アーラシュが参加した戦争時にはサームは国に帰っているのでいない)。
*「当時マヌーチェフル王以外で唯一の神代の肉体を持って生まれた。」とあるが、これは『シャー・ナーメ』においてマヌーチェフルが王位につくまでが神話時代とされているため。マヌーチェフルの王位は120年続いたとされることから、アーラシュは神代が終わってから、120年以内にいた英雄となる。
 
**マヌーチェフルとアーラシュ以外に神代の肉体を持つ者が全くいないというワケではなく、英雄サームなどはマヌーチェフルと同期で、かつアーラシュがいた時期にも存命だったりする(ただし、アーラシュが参加した戦争時にはサームは国に帰っているのでいない)。
 
**ペルシャの神代が終わるのが早かっただけで、アーラシュは年代的に言えばダレイオスやイスカンダルなどよりも1000年近く前にいた古の英雄であり、神代の英雄とされるクー・フーリンやディルムッドなどよりも遥かに古い。
 
 
*東京都全土が間合いとあるが、東京の中心から円で覆う感じに考えても45~50kmはあり、宝具抜きでも破格の射程である(東京の端から端という意味になるとさらに射程が長くなる)。新都で一番高いビルから冬木大橋まで視認出来るエミヤは4km(新都内は全て射程範囲と言ってるが4kmあるなら辻褄は合う。本人曰く隣街の凛の家を視るのは流石に無理)、アルケイデスが20km以上先からギルガメッシュを狙撃している。
 
*東京都全土が間合いとあるが、東京の中心から円で覆う感じに考えても45~50kmはあり、宝具抜きでも破格の射程である(東京の端から端という意味になるとさらに射程が長くなる)。新都で一番高いビルから冬木大橋まで視認出来るエミヤは4km(新都内は全て射程範囲と言ってるが4kmあるなら辻褄は合う。本人曰く隣街の凛の家を視るのは流石に無理)、アルケイデスが20km以上先からギルガメッシュを狙撃している。
 
**アーラシュ空飛ぶ事件の時にも「いい着地地点も見えたからな!」と言い20㎞先まで主人公達を飛ばしている。
 
**アーラシュ空飛ぶ事件の時にも「いい着地地点も見えたからな!」と言い20㎞先まで主人公達を飛ばしている。
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: アーラシュ自身が「NPが一定量チャージされた状態で戦闘開始」するタイプの礼装をつけて宝具をぶっぱするのはもちろん、退場して交代すればまた礼装によってNPチャージ済みのサーヴァントを出せるため、種火集め周回などでは宝具をいかにスムーズに連射するかを突き詰めた「'''○○ステラシステム'''<ref group = "注">○○の部分には他サーヴァントのNPを増やしたりして宝具を速攻で放つサポートができるサーヴァントの名前が入る。特性上孔明が入る事が多い</ref>」なんていう戦略が研究されるほどである。
 
: アーラシュ自身が「NPが一定量チャージされた状態で戦闘開始」するタイプの礼装をつけて宝具をぶっぱするのはもちろん、退場して交代すればまた礼装によってNPチャージ済みのサーヴァントを出せるため、種火集め周回などでは宝具をいかにスムーズに連射するかを突き詰めた「'''○○ステラシステム'''<ref group = "注">○○の部分には他サーヴァントのNPを増やしたりして宝具を速攻で放つサポートができるサーヴァントの名前が入る。特性上孔明が入る事が多い</ref>」なんていう戦略が研究されるほどである。
 
: 逆に、設定では五体が爆発四散する程の反動のはずが、戦闘ではガッツなどのHP0になってから耐えて復活できる状態ならば退場しなくて済むため、流星一条を複数回撃つ事も可能。極めれば「ガッツ付与→宝具→復活→NPチャージ」を数ターンのうちに繰り返し、'''数ターン毎にステラが舞いアーラシュが砕け散る(そしてガッツで復活する)'''ということも。<del>酷すぎる</del>
 
: 逆に、設定では五体が爆発四散する程の反動のはずが、戦闘ではガッツなどのHP0になってから耐えて復活できる状態ならば退場しなくて済むため、流星一条を複数回撃つ事も可能。極めれば「ガッツ付与→宝具→復活→NPチャージ」を数ターンのうちに繰り返し、'''数ターン毎にステラが舞いアーラシュが砕け散る(そしてガッツで復活する)'''ということも。<del>酷すぎる</del>
: 2023年に入って、ガッツ付与と(変則的ながら)NP供給を両立した[[クロエ・フォン・アインツベルン〔アヴェンジャー〕|水着クロエ]]が登場。彼女の自前&フレンドに[[オベロン]]を加えた編成が、「1・2wにおいて3体以上の敵を倒す」という縛りはあるものの定番となりつつある。
 
  
 
;自爆ネタあれこれ
 
;自爆ネタあれこれ
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:アーラシュは敵として登場した際も他のサーヴァント同様宝具を使用してくるのだが、あろうことかプレイヤー側同様'''使用後しっかり死ぬ'''。そのためわざと宝具を撃たせてスキル等で躱すか防ぐかすれば勝手に倒せてしまう。敵アーチャーは宝具のチャージターンが最短の3(つまり4ターン目までの命)であるというのも拍車をかける。
 
:アーラシュは敵として登場した際も他のサーヴァント同様宝具を使用してくるのだが、あろうことかプレイヤー側同様'''使用後しっかり死ぬ'''。そのためわざと宝具を撃たせてスキル等で躱すか防ぐかすれば勝手に倒せてしまう。敵アーチャーは宝具のチャージターンが最短の3(つまり4ターン目までの命)であるというのも拍車をかける。
 
:なお、この<del>反省から</del>ためストーリー六章で対戦する際には自爆を防止するために彼のみ「宝具チャージゲージそのものが無い」というかなり珍しい扱いをされている。
 
:なお、この<del>反省から</del>ためストーリー六章で対戦する際には自爆を防止するために彼のみ「宝具チャージゲージそのものが無い」というかなり珍しい扱いをされている。
:イベント『ネロ祭再び 2017 Autumn』では'''4回ガッツと無敵貫通を持つアーラシュが相手となり、ステラを5回耐え切らせる'''という高難易度クエストまで登場した。
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:イベント『ネロ祭再び 2017 Autumn』では'''ガッツで4回蘇るアーラシュが相手となり、ステラを5回耐え切らせる'''という高難易度クエストまで登場した。
 
;「善を成せ」
 
;「善を成せ」
:『蒼銀のフラグメンツ』でのアーラシュの台詞。イラン神話に関わっているゾロアスター教は善と悪との2元論の世界観を教義しており、「善」(または「悪」)という言葉はイラン神話の常套句のようなもの。要は善と悪の二大原理で物事を考えているため、ポジティブな事柄は「善」、ネガティブな事柄は「悪」と断定的な言い方をよくする。アーラシュ的には「正しいことをしなさい」くらいのニュアンスで言っただけだと思われる。
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:『蒼銀のフラグメンツ』でのアーラシュの台詞。イラン神話に関わっているゾロアスター教は善と悪との2元論の世界観を教義しており、「善」(または「悪」)という言葉はイラン神話の常套句のようなもの。要は善と悪の二大原理で物事を考えているため、ポジティブな事柄は「善」、ネガティブな事柄は「悪」と断定的な言い方をよくする。アーラシュ的には「正しいことをしなさい」くらいのニュアンスで言っただけだと思われる。
;五輪のアーラシュ
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;戦争を終わらせた英雄ではない
:東京五輪2020アーチェリー男子団体戦に参加したチャイニーズ・タイペイ代表の一人、鄧宇成選手が矢を放つかけ声にステラを使用している事が自身のFacebookで判明している。
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:原典を知らず、fateでの設定などを読むと、拮抗しているイランとトゥランの戦争をアーラシュが大地を割って境界線を引いたことで終わらせたというイメージを持つと思うが、実際はそうではない。イランは無数のトゥラン軍に包囲され、10年間タバリスタンに籠城している。言ってしまえばイラン側は既に大敗しており、勝ったも同然のマヌーチェフルが攻城戦をめんどくさがって和平を持ちかけ、マヌーチェフルが「タバリスタンの山から矢を飛ばして、矢の落ちたところまでの土地を返還して貰う」という条件でこれに了承する(アフラスィヤーブがこの条件を提示する場合もある)。イラン側が圧倒的に不利な条件に感じるが、トゥラン側が圧勝している状況での講和条約なので当前である。この土地返還(境界線を定める)の射手をアーラシュが担当し、とんでもない飛距離を出したことで、タバリスタンの目と鼻の先にいたトゥラン軍を遥か彼方まで後退させるという形で戦争を終えることになったという話である。言うなれば戦争を終結させたのはアフラスィヤーブであり、マヌーチェフルが出来る限り好条件で戦争を終わるように話を進め、アーラシュがその実行役を務めたといった具合である。戦争の締めくくりを受け持っているので'''終戦の象徴'''でもあるし、2500キロ近くも土地を取り返しているので'''イランを救済した勇者'''であるとも言えるが、アーラシュのおかげで戦争が終わったわけではない。因みに、大地を割って物理的に進攻出来なくしたわけではなく、アフラスィヤーブは講和の条件を紙に記述して誓ってしまっていたので、約束を反故にすることが出来ず約束を守ったという具合(なんなら、マヌーチェフルが亡くなってから、またアフラスィヤーブは攻めてくる)。原典のアーラシュの矢は大地を割っておらず、大抵は木の幹や空を飛んでいたハゲ鷹に刺さって終わる。
:2021年7月30日放送のニュース番組では実際に試合で使われている様子と一緒に'''アーラシュも紹介され'''、SNSでもトレンドに上がった。さらに鄧宇成選手をアーラシュの宝具風に加工した画像とともに'''令和のアーラシュ'''、'''台湾のアーチャー'''、'''リアルサーヴァント'''といった通称も数多く投稿された。
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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[[Category:Fate/Prototype]]
 
[[Category:Fate/Prototype]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
[[Category:Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]
 
 
[[Category:Fate/Grand Order Duel -collection figure-]]
 
[[Category:Fate/Grand Order Duel -collection figure-]]
 
[[Category:教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]]
 
[[Category:教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
 
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]

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