「エミヤ」を編集中

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| 地域 = 日本
 
| 地域 = 日本
 
| 属性 = 中立・中庸
 
| 属性 = 中立・中庸
| 副属性 = 人
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| 隠し属性 = 人
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| 一人称 = 私/オレ<ref group = "注">「ある重要な場面」等といった条件次第で使う</ref>
 
| 一人称 = 私/オレ<ref group = "注">「ある重要な場面」等といった条件次第で使う</ref>
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: 浅黒い肌に赤い外套を纏った白髪の男。辿ってきた数奇な人生を語るかのような、その背中が印象的な人物。
 
: 浅黒い肌に赤い外套を纏った白髪の男。辿ってきた数奇な人生を語るかのような、その背中が印象的な人物。
 
: 気障で皮肉屋で悲観的。淡々と仕事をこなす現実主義者だが、仕事人間という訳でもなく、慇懃無礼ながら相手を気遣うなど根本的にはお人好し<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" >『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ「エミヤ」より。</ref>。また、キザで意地っ張りな子供らしいところもある<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ">『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ「アーチャー」より。</ref>。
 
: 気障で皮肉屋で悲観的。淡々と仕事をこなす現実主義者だが、仕事人間という訳でもなく、慇懃無礼ながら相手を気遣うなど根本的にはお人好し<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" >『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ「エミヤ」より。</ref>。また、キザで意地っ張りな子供らしいところもある<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ">『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ「アーチャー」より。</ref>。
: だが対象となる人間を殲滅することで滅びを回避する役目を持つ“守護者”という立場である以上、基本的には冷徹な仕事人であり、私情を挟めない法の執行官のようなもの。常に厳めしい顔をしているのはそのあたりの不自由さ故である<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" />。
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: だが対象となる人間を殲滅することで滅びを回避する役目を持つ“守護者”という立場である以上、基本的には冷徹な仕事人であり、私情を挟めない方の執行官のようなもの。常に厳めしい顔をしているのはそのあたりの不自由さ故である<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" />。
 
: 「万人を救いたい」という理想を貫こうと奮闘するも、その果てに望まない殺人の繰り返しと見せ付けられる人間の醜さに辟易して現在の性格に至った<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" />。世界に裏切られてしまったが故の絶望とかつての理想を憎悪するが故に、その理想を追っていた頃の自分に対しては時には殺意を含めるほどに刺々しく接するが、生来のお人好し故か、士郎に対し主に魔術面でのアドバイスをする場面も。今でも本心では「正義の味方」の理想を諦めきれていない事はUBWルートの彼の結末だけでなくFateルートでの凛との会話で「世界平和」を語った事からも仄めかされている。
 
: 「万人を救いたい」という理想を貫こうと奮闘するも、その果てに望まない殺人の繰り返しと見せ付けられる人間の醜さに辟易して現在の性格に至った<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" />。世界に裏切られてしまったが故の絶望とかつての理想を憎悪するが故に、その理想を追っていた頃の自分に対しては時には殺意を含めるほどに刺々しく接するが、生来のお人好し故か、士郎に対し主に魔術面でのアドバイスをする場面も。今でも本心では「正義の味方」の理想を諦めきれていない事はUBWルートの彼の結末だけでなくFateルートでの凛との会話で「世界平和」を語った事からも仄めかされている。
 
: 家事の達人であり、生活能力の低いマスターに召喚されると、文句を言いつつも手馴れた様子で家事を取り仕切る。
 
: 家事の達人であり、生活能力の低いマスターに召喚されると、文句を言いつつも手馴れた様子で家事を取り仕切る。
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; 能力
 
; 能力
: 「弓兵」クラスでありながらも、主戦法は干将・莫耶を用いた白兵戦。これは、奥の手を隠すことと接近戦を好んでいた事が一因<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』26-27ページ">『Fate/complete material Ⅲ』26-27ページ「アーチャー」より。</ref>。遠距離を見通す鷹の目<ref group ="注">ビルなどにある望遠鏡レベルと説明され、隣街の凛の家は流石に見えないが、橋(4キロ先)までならタイルを数えられるくらいには見えるとのこと。</ref>と百発百中の腕前を持つが、弓を射るシーンは少ない。通常の矢でも「矢と呼ぶなどおこがましい。機関銃めいた掃射、一撃一撃が秘めた威力は岩盤すら穿ちかねない。」とされ、その一矢は戦車の砲撃に例えられている<ref group ="注">士郎が視認して、「高速で巨体を射ぬいていく銀光は、紛れもなく“矢”による攻撃だった」と記述されてあるため普通の矢と推測出来る。また、宝具を矢にしたものと違いこちらは八連射している。</ref>。
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: 「弓兵」クラスでありながらも、主戦法は干将・莫耶を用いた白兵戦。これは、奥の手を隠すことと接近戦を好んでいた事が一因<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』26-27ページ">『Fate/complete material Ⅲ』26-27ページ「アーチャー」より。</ref>。遠距離を見通す鷹の目<ref group ="注">ビルなどにある望遠鏡レベルと説明され、隣街の凛の家は流石に見えないが、橋(4キロ先)までならタイルを数えられるくらいには見えるとのこと。</ref>。と百発百中の腕前を持つが、弓を射るシーンは少ない。通常の矢でも「矢と呼ぶなどおこがましい。機関銃めいた掃射、一撃一撃が秘めた威力は岩盤すら穿ちかねない。」とされ、その一矢は戦車の砲撃に例えられている<ref group ="注">士郎が視認して、「高速で巨体を射ぬいていく銀光は、紛れもなく“矢”による攻撃だった」と記述されてあるため普通の矢と推測出来る。また、宝具を矢にしたものと違いこちらは八連射している。</ref>。
: 未来の存在であるため知名度の恩恵を受けられず、宝具も持たないため基本的な能力ではサーヴァントに一歩劣る<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』26-27ページ"/>。それでもstay night作中で[[ヘラクレス|バーサーカー]]を6回殺した実力は本物<ref group ="注">[[ヘラクレス|バーサーカー]]自身も、アーチャーは得難い難敵だったと評価している。もし狂化されていなければ、心ゆくまで剣技を競い合う充実な時を過ごせただろうと惜しむほどに。</ref>。その武技は天性のものではなく、弛まぬ努力で磨き上げた。
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: 未来の存在であるため知名度の恩恵を受けられず、宝具も持たないため基本的な能力ではサーヴァントに一歩劣る<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』26-27ページ"/>。それでもstay night作中で[[ヘラクレス|バーサーカー]]を6回殺した実力は本物。<ref group ="注">[[ヘラクレス|バーサーカー]]自身も、アーチャーは得難い難敵だったと評価している。もし狂化されていなければ、心ゆくまで剣技を競い合う充実な時を過ごせただろうと惜しむほどに。</ref>その武技は天性のものではなく、弛まぬ努力で磨き上げた。
 
: 本当は、剣士でも弓兵でもなく「剣」に特化した[[魔術師]]であり、士郎の[[魔術]]の完成形。特定の[[宝具]]は持たないが、[[固有結界]]「無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)」の術者。宝具を含めた多数の武具を[[投影魔術|投影]]して戦っている。
 
: 本当は、剣士でも弓兵でもなく「剣」に特化した[[魔術師]]であり、士郎の[[魔術]]の完成形。特定の[[宝具]]は持たないが、[[固有結界]]「無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)」の術者。宝具を含めた多数の武具を[[投影魔術|投影]]して戦っている。
 
:通常の矢とは別に、投影した宝具を黒い洋弓につがえて矢として放つ。宝具を矢としていることから文字通り一矢で宝具級の威力を誇り、魔力を込める毎に威力が増す。魔力を30秒分込めたものが[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の満足に弾き返せる限界であり、35秒込めるとセイバーは防ぐのがやっとで大きくバランスを崩し膝をつく、40秒でセイバーが剣で防御出来ない威力になる。弱点として魔力チャージに時間を要するため、即時発射といかず、そこを士郎に突かれてしまう。
 
:通常の矢とは別に、投影した宝具を黒い洋弓につがえて矢として放つ。宝具を矢としていることから文字通り一矢で宝具級の威力を誇り、魔力を込める毎に威力が増す。魔力を30秒分込めたものが[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の満足に弾き返せる限界であり、35秒込めるとセイバーは防ぐのがやっとで大きくバランスを崩し膝をつく、40秒でセイバーが剣で防御出来ない威力になる。弱点として魔力チャージに時間を要するため、即時発射といかず、そこを士郎に突かれてしまう。
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== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
 
; 無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)
 
; 無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)
: ランク:E~A++(stay night)/E~A(Grand Order)<br />種別:????<br />レンジ:????<br />最大捕捉:????
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: ランク:E~A++<br />種別:????<br />レンジ:????<br />最大捕捉:????
 
: 錬鉄の[[固有結界]]。本来は[[魔術]]であり宝具ではないが、エミヤの象徴ということで宝具扱いになっている。
 
: 錬鉄の[[固有結界]]。本来は[[魔術]]であり宝具ではないが、エミヤの象徴ということで宝具扱いになっている。
 
: 心象風景は、燃えさかる炎と、無数の剣が大地に突き立つ一面の荒野が広がり、空には回転する巨大な歯車が存在する。もとが同一の存在である士郎も同じ固有結界を使うが、心象風景は異なる。
 
: 心象風景は、燃えさかる炎と、無数の剣が大地に突き立つ一面の荒野が広がり、空には回転する巨大な歯車が存在する。もとが同一の存在である士郎も同じ固有結界を使うが、心象風景は異なる。
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: 固有結界を何のペナルティもなく使いこなす、とされるが免れているペナルティについては詳細不明。
 
: 固有結界を何のペナルティもなく使いこなす、とされるが免れているペナルティについては詳細不明。
 
:『Fate/Grand Order』のストーリー上では主人公がマスターとして相応しい力量になるまで意図的に封印して使用不可の状態にしていたが、[[幕間の物語]]「無限の剣製」で解禁された。
 
:『Fate/Grand Order』のストーリー上では主人公がマスターとして相応しい力量になるまで意図的に封印して使用不可の状態にしていたが、[[幕間の物語]]「無限の剣製」で解禁された。
:『Grand Order』では「敵全体に強力な防御力無視攻撃[Lv]&攻撃力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。「回路接続」スキルの発動時にはArts宝具に変更することも可能。
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:『Grand Order』では「敵全体に強力な防御力無視攻撃&敵全体の攻撃力ダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のBuster宝具。
:幕間の物語2クリアでランクはそのままに強化され、宝具威力倍率が上昇する。また、当初ランクは『stay night』と同じくE~A+ランクとなっていたが、後にE~Aランクに修正された。
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:宝具強化後は「敵全体に強力な防御力無視攻撃」の効果が上昇する。
 
=== 投影宝具 ===
 
=== 投影宝具 ===
 
ここで述べられている性能は、あくまで彼が投影したものである。「無限の剣製」の性質上、性能がワンランク下がり、また、彼独自のアレンジが入っているものもある。
 
ここで述べられている性能は、あくまで彼が投影したものである。「無限の剣製」の性質上、性能がワンランク下がり、また、彼独自のアレンジが入っているものもある。
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: 更に切り札とも言える、干将・莫邪を巨大な剣「オーバーエッジ」へと強化することも可能。これを使用して「鶴翼三連」を行う場合もある。
 
: 更に切り札とも言える、干将・莫邪を巨大な剣「オーバーエッジ」へと強化することも可能。これを使用して「鶴翼三連」を行う場合もある。
 
: なお、投影品ではないオリジナルの干将・莫耶は、怪異に対し絶大な威力を発揮する「退魔の剣」であり、[[ジル・ド・レェ|大海魔]]や[[ゴルゴーン|ゴルゴンの怪物]]をも正面から真っ二つにできるという。
 
: なお、投影品ではないオリジナルの干将・莫耶は、怪異に対し絶大な威力を発揮する「退魔の剣」であり、[[ジル・ド・レェ|大海魔]]や[[ゴルゴーン|ゴルゴンの怪物]]をも正面から真っ二つにできるという。
: また、FGOのイベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』において、投影品の干将・莫耶にも魔性に対する特効能力があることが判明した。オリジナルと比較してどの程度かは不明。
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: なおFGOのイベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』において投影品の干将・莫耶は魔性に対して有効な武器と判明した。オリジナルと比較してどの程度かは不明。
 
: FGOコミカライズ版『-turas rèalta-』の特異点Fで登場する黒化してる状態では[[エミヤ〔オルタ〕|別側面]]と似たような武器を使用している。(双剣に戻し、柄の部分を連結させた物)
 
: FGOコミカライズ版『-turas rèalta-』の特異点Fで登場する黒化してる状態では[[エミヤ〔オルタ〕|別側面]]と似たような武器を使用している。(双剣に戻し、柄の部分を連結させた物)
 
:
 
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; 熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
 
; 熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
 
: ランク:不明(B+の投擲武器をほぼ防ぐ)<BR />種別:結界宝具<br />由来:ギリシャの英雄アイアスの盾。
 
: ランク:不明(B+の投擲武器をほぼ防ぐ)<BR />種別:結界宝具<br />由来:ギリシャの英雄アイアスの盾。
: アーチャーが唯一得意とする防御用装備。彼の用いる投影の中でも最高の防御力を持つ。投擲武器や、使い手から離れた武器に対して無敵という概念を持つ概念武装。真名解放と同時に光で出来た七枚の花弁が展開し、それぞれの花弁に対応する七層の丸い防御膜が形成される。一枚一枚が古の城壁と同等の防御力を持ち、花弁に魔力を注ぎ込むことによって防御力の底上げもできる模様。
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: アーチャーが唯一得意とする防御用装備。彼の用いる投影の中でも最高の防御力を持つ。投擲武器や、使い手から離れた武器に対して無敵という概念を持つ概念武装。光で出来た七枚の花弁が展開し、一枚一枚が古の城壁と同等の防御力を持つ。また花弁に魔力を注ぎ込むことによって防御力の底上げもできる模様。
 
:この盾の前には投槍など花弁一枚にも届かず敗退するのが必定とのこと、少なくともアーチャーが知る限り、'''この守りを突破する槍など有り得ない'''。
 
:この盾の前には投槍など花弁一枚にも届かず敗退するのが必定とのこと、少なくともアーチャーが知る限り、'''この守りを突破する槍など有り得ない'''。
: UBWルートでは[[クー・フーリン|ランサー]]との対決に用いられ、ランサーの投擲宝具「突き穿つ死翔の槍」を防ぐために真名解放も伴って投影される。だが必殺の槍には苦もなく貫通されていき、最後の一枚になった所でアーチャーは全魔力を注ぎ込んだ。それでも盾は完全破壊されたが槍の威力の殆どを削ぎ、余波でアーチャーの腕が千切れ懸けるも耐え抜いた。
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: UBWルートでは[[クー・フーリン|ランサー]]との対決に用いられ、ランサーの投擲宝具「突き穿つ死翔の槍」を防ぐために真名解放も伴って投影される。だが必殺の槍は苦もなく貫通していき最後の一枚になった所で全魔力を注ぎ込み、それでも盾は完全破壊されたが槍の威力の殆どを削ぎ、アーチャーは余波で腕が千切れ懸けるも耐え抜いた。
 
:[[ギルガメッシュ]]と[[衛宮士郎]]の戦いではギルガメッシュがエアを使った時に投影し、衛宮士郎をエアの風圧から守った<ref group="注">ギルガメッシュの「直前に盾を敷いたのか……?」というセリフ及び士郎の「助かったというのなら、何か助かる理由があったのだ。単にそれが、俺の預かり知らぬ物であっただけ」というセリフはこのことを表している。</ref>。
 
:[[ギルガメッシュ]]と[[衛宮士郎]]の戦いではギルガメッシュがエアを使った時に投影し、衛宮士郎をエアの風圧から守った<ref group="注">ギルガメッシュの「直前に盾を敷いたのか……?」というセリフ及び士郎の「助かったというのなら、何か助かる理由があったのだ。単にそれが、俺の預かり知らぬ物であっただけ」というセリフはこのことを表している。</ref>。
 
:原作では使用していないが、劇場版HF2章でもオリジナルシーンとして逃げ遅れた凜やイリヤ、士郎を影の爆発から護るために投影。既に影の触手による致命傷を負っていたためか花弁は二枚ほどしか展開されず、最終的には破られてしまったものの、3人全員を護りきった。(士郎は原作通り爆発の余波で左腕を失ってしまったが)
 
:原作では使用していないが、劇場版HF2章でもオリジナルシーンとして逃げ遅れた凜やイリヤ、士郎を影の爆発から護るために投影。既に影の触手による致命傷を負っていたためか花弁は二枚ほどしか展開されず、最終的には破られてしまったものの、3人全員を護りきった。(士郎は原作通り爆発の余波で左腕を失ってしまったが)
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: 一度射出されると射手が健在な限り弾かれようとも標的を追尾し続けるため、作中では40秒かけてチャージして放たれた弾はセイバーでさえその状況では射手を仕留めるしか対抗手段はなく、士郎は令呪を使用してセイバーをセンタービルへと跳躍させた。
 
: 一度射出されると射手が健在な限り弾かれようとも標的を追尾し続けるため、作中では40秒かけてチャージして放たれた弾はセイバーでさえその状況では射手を仕留めるしか対抗手段はなく、士郎は令呪を使用してセイバーをセンタービルへと跳躍させた。
 
: 矢を放ってからアーチャーがセイバーに致命傷を負わせられてしまうまでにかかったのが「2秒弱」とされ、その間にセンタービルから大橋までが直線距離で約4キロの距離であり、そこにいる標的に到達して再び襲いかかろうする所までいっていたことと、コンマテの小節の詠唱時間1秒との設定から、魔弾の速度は音速の6倍程か、途中でセイバーを迎撃する為軌道を捻じ曲げて行ったこと考えるとそれ以上の可能性もある。
 
: 矢を放ってからアーチャーがセイバーに致命傷を負わせられてしまうまでにかかったのが「2秒弱」とされ、その間にセンタービルから大橋までが直線距離で約4キロの距離であり、そこにいる標的に到達して再び襲いかかろうする所までいっていたことと、コンマテの小節の詠唱時間1秒との設定から、魔弾の速度は音速の6倍程か、途中でセイバーを迎撃する為軌道を捻じ曲げて行ったこと考えるとそれ以上の可能性もある。
: 剣として使用した場合の能力は本来の使い手であるベオウルフの項を参照のこと。
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: 剣として使用した場合の能力は描写されていない。
 
:パクリではあるが使い方が上手いと、ベオウルフも太鼓判を押しており、「気に食わないが気に入った! 今度あったら殴らせろ!」とのこと。
 
:パクリではあるが使い方が上手いと、ベオウルフも太鼓判を押しており、「気に食わないが気に入った! 今度あったら殴らせろ!」とのこと。
 
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:由来:シャルルマーニュ伝説の英雄[[ローラン]]が用いた剣。
 
:由来:シャルルマーニュ伝説の英雄[[ローラン]]が用いた剣。
 
:SNの説明によると、所有者の魔力が尽きようと切れ味が落ちないらしい。
 
:SNの説明によると、所有者の魔力が尽きようと切れ味が落ちないらしい。
:原作のUBWルートにおいて、衛宮士郎との戦いに一瞬だけ使われた。アニメではDEEN版、Ufotable版ともに投影されていない。出番があまりにもなかったせいで他の上の宝具に比べても存在が薄く、他作品でもあまり使われていない。
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:原作だとUBWルートの衛宮士郎との戦いに一瞬だけ使われた。アニメではDEEN版、Ufotable版ともに投影されていない。出番があまりにもなかったせいで他の上の宝具に比べても存在が薄く、他作品でもあまり使われていない。
:ちなみに、デュランダルの原典のコピーなのか、はたまたローランが使う『不毀の極聖』(デュランダル)のコピーなのかは不明。
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:ちなみに、デュランダルの原典なのか、はたまたローランが使った不毀の極聖(デュランダル)なのかは不明。
  
 
===宝具以外の投影品===
 
===宝具以外の投影品===
 
;黒い洋弓
 
;黒い洋弓
:未来の特殊な素材製<ref group="注">原作者曰くカーボン繊維のものすごい版</ref>の洋弓。これも投影品。投影宝具を効果的に打ち出すため改良と調整を重ねたもので、青年期から愛用している。
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:カーボン製の洋弓。エミヤにとって唯一オリジナルといえる武器。投影宝具を効果的に打ち出すため改良と調整を重ねたもので、青年期から愛用している。
 
;釣具203,000円相当
 
;釣具203,000円相当
 
:ロッドは99%カーボンで、十六個のボールペアリングによりブレやガタがなく、更に最新技術の結晶のリールは電動操作による高速巻き上げ式で、データを入力すればほぼ自動でリールがやってくれるフ○セスーパーオートメーションというハイテクな代物。
 
:ロッドは99%カーボンで、十六個のボールペアリングによりブレやガタがなく、更に最新技術の結晶のリールは電動操作による高速巻き上げ式で、データを入力すればほぼ自動でリールがやってくれるフ○セスーパーオートメーションというハイテクな代物。
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;石窯
 
;石窯
 
;名称不明の魔鏡
 
;名称不明の魔鏡
:FGO夏イベント、カルデアスリラーナイトにて使用。その他徐福の作り上げた仮面の呪具に対する防御礼装(ただし効果は自分のみ)などもあるらしいがどちらも効果、真名などは不明。
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:FGO夏イベント、カルデアスリラーナイトにて使用。効果、真名などは不明
  
 
=== 神造兵装の投影について ===
 
=== 神造兵装の投影について ===
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さらに、[[無銘|ほぼ同一の存在]]は「永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)」という、聖剣の複製品を「無限の剣製」の展開中のみの限定で投影している(設定上展開せずとも作ること自体は可能だろうが)。こちらでは本編よりも錬鉄可能条件が向上したため可能となったらしい。
 
さらに、[[無銘|ほぼ同一の存在]]は「永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)」という、聖剣の複製品を「無限の剣製」の展開中のみの限定で投影している(設定上展開せずとも作ること自体は可能だろうが)。こちらでは本編よりも錬鉄可能条件が向上したため可能となったらしい。
なお同作品中、隠しボスとして登場するアーチャー(エミヤ)本人も「無限の剣製」展開最終ターンで同じく「永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)」を投影し使用するが、こちらはあくまで本筋とは別のサブクエストであり、どこまで設定に反映されているかは不明。
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なお同作品中、隠しボスとして登場するアーチャー(エミヤ)本人も「無限の剣製」展開最終ターンで同じく「永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)」を投影し、使用するが、こちらもムーンセルの中、もしくは本編と違い名が広まっている未来の世界であり能力が多少上がっている可能性もあるが、あくまで本筋とは別のサブクエストであり、本来耐魔力持ちの赤セイバーなどには効かないはずの凛の一工程ガンドが効いたりなど設定として反映されているなどあるが無銘と違い詳しくは不明である。
一応、ムーンセルの中、もしくは本編と違い名が広まっている未来の世界であり能力が多少上がっている可能性もあるので、設定上絶対に無理、とまでは言えない。
 
  
 
『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』ではアーチャーの[[クラスカード]]を使う[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン#魔法少女プリズマ☆イリヤ|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]と[[クロエ・フォン・アインツベルン]]が「約束された勝利の剣」を投影して使っているが、両者は「願望器」ということもあって別の原理が働いている可能性がある。また、作者は「あくまでスピンオフで、原作とは別の設定(ルール)で成り立っている」という主旨の発言をしている。
 
『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』ではアーチャーの[[クラスカード]]を使う[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン#魔法少女プリズマ☆イリヤ|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]と[[クロエ・フォン・アインツベルン]]が「約束された勝利の剣」を投影して使っているが、両者は「願望器」ということもあって別の原理が働いている可能性がある。また、作者は「あくまでスピンオフで、原作とは別の設定(ルール)で成り立っている」という主旨の発言をしている。
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===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/stay night]]
 
; [[Fate/stay night]]
: 第五次聖杯戦争にて召喚されたサーヴァントの一人。マスターは遠坂凛。FateルートとHFルートでは凛達を守るために中盤で脱落する。UBWルートではある理由から凛を裏切るが、事実上もう1人の主役とも呼べる活躍をする。このルートでのみ明確に正体が明らかになる。
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: 第五次聖杯戦争にて召喚されたサーヴァントの一人。マスターは遠坂凛。
 
; [[Fate/hollow ataraxia]]
 
; [[Fate/hollow ataraxia]]
 
: 事態の真実を探る一人。その一方で最新釣り竿を投影して釣りに興じる一面も。
 
: 事態の真実を探る一人。その一方で最新釣り竿を投影して釣りに興じる一面も。
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; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 
; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 
: [[クラスカード]]の一枚であり、黒化英雄として登場。
 
: [[クラスカード]]の一枚であり、黒化英雄として登場。
: また[[衛宮士郎 (美遊世界)|「美遊世界」の衛宮士郎]]による過去編にて、'''夢幻召喚時に士郎が視たエミヤ'''として後ろ姿のみ登場。一時的にエミヤと同調していた際に彼の心象世界を知ったようで『伽藍洞』と評した。
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: ただ[[衛宮士郎 (美遊世界)|「美遊世界」の衛宮士郎]]による過去編にて、'''夢幻召喚時に士郎が視たエミヤ'''として後ろ姿のみ登場。一時的にエミヤと同調していた際に彼の心象世界を知ったようで『伽藍洞』と評した。
: 『ドライ!!』の最終決戦では神稚児の力を取り戻した[[美遊・エーデルフェルト]]によってサーヴァントとして召喚された。
 
 
 
 
====[[Fate/Grand Order]]====
 
====[[Fate/Grand Order]]====
 
: 初期実装のサーヴァントの一人。
 
: 初期実装のサーヴァントの一人。
 
: ゲーム内の性能面では、3枚のArtsカードを持っている点が最大の利点。本作においてArtsカード三枚の構成はキャスタークラスの特徴であるため、彼の本質が「魔術師」であることを表現していると思われる。
 
: ゲーム内の性能面では、3枚のArtsカードを持っている点が最大の利点。本作においてArtsカード三枚の構成はキャスタークラスの特徴であるため、彼の本質が「魔術師」であることを表現していると思われる。
 
: 素の状態では、相応の長所はあるものの特に火力面での物足りなさが目立ち、一言で言って器用貧乏というある意味彼らしい総合性能。
 
: 素の状態では、相応の長所はあるものの特に火力面での物足りなさが目立ち、一言で言って器用貧乏というある意味彼らしい総合性能。
: だが、強化クエスト三つをクリアすることで火力面が見違えるほどに補強され、かなり優秀なサーヴァントに生まれ変わる、大器晩成型の性能。
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: だが、強化クエスト三つをクリアすることで火力面が見違えるほどに補強され、かなり優秀なサーヴァントに生まれ変わる。
 
:後に期間限定イベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』公開に伴い、野外用の黒ジャケット姿の霊衣「サマー・カジュアル」が実装された。
 
:後に期間限定イベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』公開に伴い、野外用の黒ジャケット姿の霊衣「サマー・カジュアル」が実装された。
 
;:イベント
 
;:イベント
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; [[衛宮さんちの今日のごはん]]
 
; [[衛宮さんちの今日のごはん]]
 
: 基本的には衛宮士郎が料理担当なので出番は無いが、番外編では料理の腕を振るう事が多い。
 
: 基本的には衛宮士郎が料理担当なので出番は無いが、番外編では料理の腕を振るう事が多い。
: なお、アニメ版においては7話と11話に登場しており、11話におけるごはん係は彼となった。11話で作ったオムライスの調理動画が別途作られ、やたらいい声でナレーションも担当する。
+
: なお、アニメ版においては7話と11話に登場しており、11話におけるごはん係は彼となった。
 
; [[カプセルさーばんと]]
 
; [[カプセルさーばんと]]
 
: さーばんとの一匹。弓を用いて戦う。双剣は置いてきたらしい。
 
: さーばんとの一匹。弓を用いて戦う。双剣は置いてきたらしい。
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: 脱税および横領で告発された凛の逃走を手引きするも、凛逮捕のニュースが流れるとあっさり見限りパトロールに戻った。
 
: 脱税および横領で告発された凛の逃走を手引きするも、凛逮捕のニュースが流れるとあっさり見限りパトロールに戻った。
 
; [[ちびちゅき!]]
 
; [[ちびちゅき!]]
: 弓道部所属。もしくは食事当番で、士郎と共にエミヤ食堂を開いている。性格と人間関係は『stay night』と[[無銘|『EXTRA』]]を統合したものとなっている。
+
: 弓道部所属。もしくは食事当番。性格と人間関係は『stay night』と[[無銘|『EXTRA』]]を統合したものとなっている。
 
: その為か、『stay night』のマスターである凛と『EXTRA』のマスターである白野(女)が同時に出くわした時は気まずい思いをしていたそうな。
 
: その為か、『stay night』のマスターである凛と『EXTRA』のマスターである白野(女)が同時に出くわした時は気まずい思いをしていたそうな。
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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;[[衛宮士郎]]
 
;[[衛宮士郎]]
:過去の自分。お互い嫌い合っているために顔を合わせば皮肉や嫌味を口にする一方で、適切なアドバイスを送ることも。
+
:過去の自分。お互い嫌い合っているために顔を合わせば皮肉や嫌味を口にするが、一方で適切なアドバイスを送ることも。
  
 
;[[藤村大河]]
 
;[[藤村大河]]
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;[[クー・フーリン|ランサー]]
 
;[[クー・フーリン|ランサー]]
 
:犬猿の仲。アーチャーにとっては生前殺された経験から苦手意識のある相手。
 
:犬猿の仲。アーチャーにとっては生前殺された経験から苦手意識のある相手。
:…とはいうものの、価値観や考えが相容入れない点もあり、冬木の聖杯戦争の因縁を抜きにしても根本的に相性が悪いとも言える。
+
:…とはいうものの、根本から価値観や考えが相容入れない点もあり、現在の性格上として相性が悪いとも言える。
:上記の因縁により、守護者になって以降も何度か顔を合わせるため腐れ縁や好敵手になっている。
+
:冬木の聖杯戦争で因縁ができたため、守護者になって以降何度か顔を合わせており、もはや腐れ縁や好敵手になっている。
  
 
;[[ギルガメッシュ]]
 
;[[ギルガメッシュ]]
:ギルガメッシュの天敵であると共に魔術が気に入らないことから、『贋作屋(フェイカー)』と蔑まれている。
+
:ギルガメッシュにとって天敵であると共に魔術が気に入らないことから、『贋作屋(フェイカー)』と蔑まれている。
:しかし歪んだものであっても理想を追い続け、ついには英霊に達したアーチャーの有り様にはギルガメッシュも一定の評価を下している。
+
:しかし歪んだものであっても理想を追い続け、ついには英霊に達したアーチャーの有り様には一定の評価はされているらしい。
  
 
===Fate/EXTRA CCC===
 
===Fate/EXTRA CCC===
332行目: 329行目:
 
::当初は直接声をかけられずに影から見守るに留めていたが、後々お菓子の作り方を教えるくらいには打ち解けた模様。
 
::当初は直接声をかけられずに影から見守るに留めていたが、後々お菓子の作り方を教えるくらいには打ち解けた模様。
 
::彼女に作ってあげた麻婆茄子が「お兄ちゃん」のそれと同じ味だったことから正体にも気づかれている。
 
::彼女に作ってあげた麻婆茄子が「お兄ちゃん」のそれと同じ味だったことから正体にも気づかれている。
:;[[シトナイ]]
 
::自身のオリジンが生前に縁のあった少女が素体になった疑似サーヴァント。
 
::「神秘の国のONILAND!! ~鬼の王とカムイの黄金~」にて売店で働いていた彼に反応していた。
 
 
:;[[パールヴァティー]]
 
:;[[パールヴァティー]]
 
::自身のオリジンが生前に縁のあった少女が素体になった疑似サーヴァント。
 
::自身のオリジンが生前に縁のあった少女が素体になった疑似サーヴァント。
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:自身のオルタ。だが、あちらと此方では生前経験した事柄も違う様子であり、そのためベースとなる存在が変転して誕生した他の多くのオルタ系サーヴァント達とは関係性が根本から異なる。
 
:自身のオルタ。だが、あちらと此方では生前経験した事柄も違う様子であり、そのためベースとなる存在が変転して誕生した他の多くのオルタ系サーヴァント達とは関係性が根本から異なる。
 
:いうなれば無銘に続く「三人目のエミヤ」かつ、上記のアサシンに続く「4人目の守護者」とでも言うべき立ち位置。
 
:いうなれば無銘に続く「三人目のエミヤ」かつ、上記のアサシンに続く「4人目の守護者」とでも言うべき立ち位置。
:あちらは「<ruby><rb>向こうから</rb><rt>通常のエミヤ</rt></ruby>も殺したくなるほどのおぞましい代物だろう」と<ruby><rb>分析して</rb><rt>思い込んで</rt></ruby>いるが、当の本人は彼の二丁拳銃を「'''オレも使いたかったなー!'''」と若い頃の一人称が表に出るほど非常に羨ましがっている……。<del>なんでさ</del>
+
:あちらは「向こう(通常のエミヤ)からも殺したくなるほどのおぞましい代物だろう」と<del>思い込んでいる</del>分析しているが、当の本人は彼の二丁拳銃を「'''私も使ってみたかった…!'''」と非常に羨ましがっている……。<del>なんでさ</del>
  
 
;[[主人公 (Grand Order)]]
 
;[[主人公 (Grand Order)]]
361行目: 355行目:
 
; [[マシュ・キリエライト]]
 
; [[マシュ・キリエライト]]
 
: サーヴァントとして聖杯戦争での経験が豊富なためか、主人公とおなじく「先輩」と呼んでリスペクトしている。また、投影とはいえ自分と同じく盾に関する宝具「熾天覆う七つの円環」の所持者である事も一つと思われる。
 
: サーヴァントとして聖杯戦争での経験が豊富なためか、主人公とおなじく「先輩」と呼んでリスペクトしている。また、投影とはいえ自分と同じく盾に関する宝具「熾天覆う七つの円環」の所持者である事も一つと思われる。
 +
 
;[[ナイチンゲール]]
 
;[[ナイチンゲール]]
 
:キャラクエストにて、人属性の英霊として名前を挙げる。
 
:キャラクエストにて、人属性の英霊として名前を挙げる。
 
:その苛烈な人生に自分と重ねて思う所があるのか、「女史」と尊称を付けて呼んでいる。
 
:その苛烈な人生に自分と重ねて思う所があるのか、「女史」と尊称を付けて呼んでいる。
;[[アストライア]]
 
:自身のオリジンが生前に縁のあった少女が素体になった疑似サーヴァント。
 
:生前ある人物を称していた名前を呼ぶが依り代側の記憶が無い為どうしてこんな名前が浮かんだのか自身でもわからない模様。
 
  
 
;[[トーマス・エジソン]]
 
;[[トーマス・エジソン]]
389行目: 381行目:
 
;[[清少納言]]
 
;[[清少納言]]
 
:彼女に対して相当こっぴどく怒ったらしい。まあ、子供鯖と結託してキッチンを襲撃してお菓子を強奪なんてしたらそうなるのも無理はないが。
 
:彼女に対して相当こっぴどく怒ったらしい。まあ、子供鯖と結託してキッチンを襲撃してお菓子を強奪なんてしたらそうなるのも無理はないが。
:[[清少納言〔バーサーカー〕|水着バージョンの彼女]]に至っては子供鯖と共にスプレーで壁に落書きして回るので怒りもさらに増えている模様。
 
  
 
;[[マンドリカルド]]
 
;[[マンドリカルド]]
398行目: 389行目:
 
:ドラマCD『バタフライエフェクト』にて彼女のサーヴァントとなるが、下着を装備スロットごと抹消されるという悲惨な目に遭わされる。
 
:ドラマCD『バタフライエフェクト』にて彼女のサーヴァントとなるが、下着を装備スロットごと抹消されるという悲惨な目に遭わされる。
 
;[[衛宮士郎 (美遊世界)]]
 
;[[衛宮士郎 (美遊世界)]]
:『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』にて登場するもうひとりの過去の自分。カードを通しての形で見た彼の心象風景を士郎は「誰かを救うたびに何かを失いついには伽藍洞になった」と評した。
+
:『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』にて登場するもうひとりの過去の自分。エミヤ自身が彼のことをどう思っているのかは不明だが、カードを通しての形で見た彼の心象風景を士郎は「誰かを救うたびに何かを失いついには伽藍洞になった」と評した。
:最終決戦の時に彼の精神世界に現れた際には「破戒すべき全ての符」で契約が廃棄されて解放された彼に「子守はうんざりだ」「これ以上桜を泣かせるな」と追い抜くのではなく元来た道を出口へと駆けてゆくのを見送っていた。
 
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
=== Fate/stay night ===
 
=== Fate/stay night ===
 
;「了解した。地獄に落ちろ、マスター」
 
;「了解した。地獄に落ちろ、マスター」
:召喚されてから初の命令に不満と了承の意を込めて。
+
:召喚されて初の命令に。
:考えなしに等しい無茶な令呪の行使で自身の行動や言動を慎めざるを得なくなり、加えて上記の命令内容が「召喚で荒れた屋敷内の掃除」ともなれば致し方なし。
+
:従順と悪態との並列。まぁ、貴重な令呪で無茶な命令を聞くハメになってしまったんだから、仕方なくもあるか。
:ちなみに翌朝には召喚の儀式が行われたのが噓のように綺麗な状態になっており、これには凛も呆然とした。
 
  
 
;「それでは凛と。……ああ、この響きは実に君に似合っている」
 
;「それでは凛と。……ああ、この響きは実に君に似合っている」
507行目: 496行目:
  
 
;「藤ねえ…」
 
;「藤ねえ…」
:同上。虎聖杯を目前に藤ねえと対峙し、倒れざまに彼女から「強く…なったね…士…ろ……」と[[衛宮士郎|生前の名]]で呼ばれて。<br>他にも彼が唯一「あなた」という呼称を用いるなど、今なお藤ねえの事を大切に思っている事は随所に示されている<del>つーか本編でやれ</del>
+
:同上。虎聖杯を目前に藤ねえと対峙し、倒れざまに彼女から「強く…なったね…士…ろ……」と[[衛宮士郎|生前の名]]で呼ばれて。<br>他にも彼が唯一「あなた」という呼称を用いるなど、今なお藤ねえの事を大切に思っている事は随所に示されている。<del>つーか本編でやれ</del>
  
 
;「安心してくれ無辜の民、善良なる人々よ!冬木市の平和は、頼まれなくても私が守る!」
 
;「安心してくれ無辜の民、善良なる人々よ!冬木市の平和は、頼まれなくても私が守る!」
521行目: 510行目:
 
:さすがに演出時間の問題があるので、詠唱は省略されている。
 
:さすがに演出時間の問題があるので、詠唱は省略されている。
  
====マイルーム====
+
====マイルーム会話====
 
;「新米マスター……いや、新米魔術師か。気持ちは分かるよ。無力な自分をもどかしく思うだろうが、今はじっくり進むことだ」<br>「サーヴァントがどんな生活を送っているかだって……? そうだな。召喚されてからは、君達とそう変わらない。サーヴァントごとに個体差はあるが、食事や睡眠を楽しみにする者もいる。──私? 私は……まぁ、食事は楽しんでいるよ。主に作る側で、だが」<br>「調子がいいじゃないか。少しは自信が持ててきたんじゃないか? 結構。その意気だ。オレも及ばずながら手を貸そう」<br>「ん? たまに一人称が変わるのはなんでかだって? あぁ、そ、そうか、無意識にこぼれてしまうようだな……気を抜くと地が出るというか……『オレ』という呼称は若い頃の癖みたいなものなんだ」
 
;「新米マスター……いや、新米魔術師か。気持ちは分かるよ。無力な自分をもどかしく思うだろうが、今はじっくり進むことだ」<br>「サーヴァントがどんな生活を送っているかだって……? そうだな。召喚されてからは、君達とそう変わらない。サーヴァントごとに個体差はあるが、食事や睡眠を楽しみにする者もいる。──私? 私は……まぁ、食事は楽しんでいるよ。主に作る側で、だが」<br>「調子がいいじゃないか。少しは自信が持ててきたんじゃないか? 結構。その意気だ。オレも及ばずながら手を貸そう」<br>「ん? たまに一人称が変わるのはなんでかだって? あぁ、そ、そうか、無意識にこぼれてしまうようだな……気を抜くと地が出るというか……『オレ』という呼称は若い頃の癖みたいなものなんだ」
 
:マイルーム会話「絆レベル1~4」。皮肉屋な面の強かった原典と比べると非常に当たりが柔らかい。魔術師として、元マスターとして、そしてサーヴァントとして。様々な立場から主人公に接する彼は頼りになる先達であることだろう。
 
:マイルーム会話「絆レベル1~4」。皮肉屋な面の強かった原典と比べると非常に当たりが柔らかい。魔術師として、元マスターとして、そしてサーヴァントとして。様々な立場から主人公に接する彼は頼りになる先達であることだろう。
545行目: 534行目:
 
: 夏イベントでほんの少しだけ「素の自分」に戻ったエミヤ。
 
: 夏イベントでほんの少しだけ「素の自分」に戻ったエミヤ。
 
: 当然知り合いとは言わずもがな……
 
: 当然知り合いとは言わずもがな……
 
====幕間の物語====
 
;「アーチャーは文字通り弓を主武装にする英霊だ」
 
:幕間の物語「マスターの資格」より。突然始めた主人公へのレクチャーの一節。いや、まったくもってその通りなのだが……'''お前が言うのか'''。話している本人は'''弓を持った立ち絵で映っているのに戦闘では一切使っていなかった'''(アップデート前)という有様である。
 
:『Grand Order』の弓兵達はきちんと弓を使って戦う面子のほうが割合多いが、[[ダビデ|投石&普段は杖]]とか[[ニコラ・テスラ|電撃]]といったケースもやっぱりある。
 
 
;「こんなところでも女難の相……だと……!?<br> ええい、何か作為的なものを感じるなぁ!」
 
:同上。相変わらずの女難の相なのだが、今回の場面はゴリラの如きウーマン、略してゴリウー(アマゾネス)の大軍が押し寄せるなど大概なもの。それも[[ロマニ・アーキマン|ドクター]]による意図的な犯行なので今回ばかりは彼のせいではない。
 
 
;「マスターを成長させ、己の評価も高める。それが歴戦のサーヴァントというものだよ」
 
:同上。本作におけるエミヤは数々の聖杯戦争を戦い抜いたべテランであり、一般人出身で巻き込まれた未熟なマスターである主人公に対してなにかと世話を焼く。
 
:そして、「何故これほどまでに親身になってくれるのか」とマシュに問われての返答がコレ。だがしかし、サーヴァントの特性やマスターの心構えを説くだけならまだしも、健康状態や生活リズムまで気にかけてくる姿は紛うことなきおかん属性である。
 
 
;「頼むぞ[マスターの名前]。かつてのオレでは果たせなかった大英雄越えを、おまえの手で果たさせてくれ」
 
:幕間の物語「無限の剣製」より。「半人前卒業」を認めたマスターへの協力要請。
 
:このセリフの直前に宝具を封印した状態で[[ヘラクレス|シャドウ・バーサーカー]]を倒した彼は、次なる目標として[[Fate/stay night|かつて]]は倒すことが出来なかった、シャドウではない本物のバーサーカーを越えることを掲げる。
 
:なお、女性の場合だと「おまえ」が「君」になる。
 
 
;「実を言えば。かつては生前の……[[衛宮士郎|ある人間]]の在り方に責務のような確執を抱いたこともある。」
 
;「だが今となっては、そんな未練など抑止力の私にとっては意味のないものだと思っている。」
 
;「恐らく、それで何が変わるわけでもない。今の私の在り方が変わる事がないように。」
 
;「生前の諍いも、確執も、それは生きていた者たちだけのものだ。」
 
;「どうあれ人類史の礎になったものに、これを殺す術も、救う術もない。」
 
;「何の拍子にそんな達観を得たのかは、あいにく憶えていないのだが……」
 
:幕間の物語「午後はカルデアおもいッきり虞美人」より。[[虞美人]]がエミヤに対して、生前に因縁のあった人間と付き合ったことはあるかと、相談を持ちかけてきた際の台詞。
 
:言うまでもなく、『stay night』UBWルートにおける体験談である。たとえ今いる場所とは違ったとしても、どこかの世界・どこかの時間で得た「答え」は、彼の胸にしかと刻まれていた。
 
:なお、本当に覚えていないのかどうかは、直前に「ドッキリのカメラが仕掛けられているのではないか」と警戒するなど、他ならぬエミヤがこの質問をされる意味を理解しているような言動を取っているあたり、疑問が残る。
 
  
 
====イベント====
 
====イベント====
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:おそらく元ネタは「ソードマスターヤマト」。
 
:おそらく元ネタは「ソードマスターヤマト」。
 
; 「ええい、恥を知るがいい、恥を!二丁拳銃なぞ、おのれ──そんなもの、誰が使っても格好いいに決まってる……!クソ、オレも使いたかったなー!」
 
; 「ええい、恥を知るがいい、恥を!二丁拳銃なぞ、おのれ──そんなもの、誰が使っても格好いいに決まってる……!クソ、オレも使いたかったなー!」
: 『深海電脳楽土 SE.RA.PH』で自身のオルタについて聞かれた際の台詞。
+
: 『深海電脳楽土 SE.RA.PH』にて自身のオルタについて聞かれた際の台詞。
: あちらのエミヤの殺伐かつ[[藤村大河|悲壮]]な意見とは真逆の、それもまるで駄々っ子のような感想に全マスターが<del>ずっこけた</del>くずおれた。
+
: あちらのエミヤの殺伐とした意見とは真逆の感想に全マスターが<del>ずっこけた</del>くずおれた。
  
 
;「見ろ―――<ruby><rb>昭和</rb><rt>・・</rt></ruby>だ。」
 
;「見ろ―――<ruby><rb>昭和</rb><rt>・・</rt></ruby>だ。」
633行目: 595行目:
 
:同上。『hollow』から数える事十数年。[[衛宮士郎|オリジナル]]の危惧通り、'''とうとうアングラーになってしまった'''赤い人。本人が同居していないのがせめてもの幸いというべきだろうか……。
 
:同上。『hollow』から数える事十数年。[[衛宮士郎|オリジナル]]の危惧通り、'''とうとうアングラーになってしまった'''赤い人。本人が同居していないのがせめてもの幸いというべきだろうか……。
  
;「クルーザーに乗ってカジキ釣りをしたことはあったが、こんな陸地で鮫と対決するとはねぇ……!」
+
====幕間の物語====
:同上。実は案外人生エンジョイしてたんじゃないかこの守護者。
+
;「アーチャーは文字通り弓を主武装にする英霊だ」
 +
:幕間の物語「マスターの資格」より。突然始めた主人公へのレクチャーの一節。いや、まったくもってその通りなのだが……'''お前が言うのか'''。話している本人は'''弓を持った立ち絵で映っているのに戦闘では一切使っていなかった'''(アップデート前)という有様である。
 +
:『Grand Order』の弓兵達はきちんと弓を使って戦う面子のほうが割合多いが、[[ダビデ|投石&普段は杖]]とか[[ニコラ・テスラ|電撃]]といったケースもやっぱりある。
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;「こんなところでも女難の相……だと……!?<br> ええい、何か作為的なものを感じるなぁ!」
 +
:同上。相変わらずの女難の相なのだが、今回の場面はゴリラの如きウーマン、略してゴリウー(アマゾネス)の大軍が押し寄せるなど大概なもの。それも[[ロマニ・アーキマン|ドクター]]による意図的な犯行なので今回ばかりは彼のせいではない。
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;「マスターを成長させ、己の評価も高める。それが歴戦のサーヴァントというものだよ」
 +
:同上。本作におけるエミヤは数々の聖杯戦争を戦い抜いたべテランであり、一般人出身で巻き込まれた未熟なマスターである主人公に対してなにかと世話を焼く。
 +
:そして、「何故これほどまでに親身になってくれるのか」とマシュに問われての返答がコレ。だがしかし、サーヴァントの特性やマスターの心構えを説くだけならまだしも、健康状態や生活リズムまで気にかけてくる姿は紛うことなきおかん属性である。
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;「頼むぞ[マスターの名前]。かつてのオレでは果たせなかった大英雄越えを、おまえの手で果たさせてくれ」
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:幕間の物語「無限の剣製」より。「半人前卒業」を認めたマスターへの協力要請。
 +
:このセリフの直前に宝具を封印した状態で[[ヘラクレス|シャドウ・バーサーカー]]を倒した彼は、次なる目標として[[Fate/stay night|かつて]]は倒すことが出来なかった、シャドウではない本物のバーサーカーを越えることを掲げる。
 +
:なお、女性の場合だと「おまえ」が「君」になる。
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;「実を言えば。かつては生前の……[[衛宮士郎|ある人間]]の在り方に責務のような確執を抱いたこともある。」
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;「だが今となっては、そんな未練など抑止力の私にとっては意味のないものだと思っている。」
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;「恐らく、それで何が変わるわけでもない。今の私の在り方が変わる事がないように。」
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;「生前の諍いも、確執も、それは生きていた者たちだけのものだ。」
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;「どうあれ人類史の礎になったものに、これを殺す術も、救う術もない。」
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;「何の拍子にそんな達観を得たのかは、あいにく憶えていないのだが……」
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:幕間の物語「午後はカルデアおもいッきり虞美人」より。[[虞美人]]がエミヤに対して、生前に因縁のあった人間と付き合ったことはあるかと、相談を持ちかけてきた際の台詞。
 +
:言うまでもなく、『stay night』UBWルートにおける体験談である。たとえ今いる場所とは違ったとしても、どこかの世界・どこかの時間で得た「答え」は、彼の胸にしかと刻まれていた。
 +
:なお、本当に覚えていないのかどうかは、直前に「ドッキリのカメラが仕掛けられているのではないか」と警戒するなど、他ならぬエミヤがこの質問をされる意味を理解しているような言動を取っているあたり、疑問が残る。
  
 
====FGO material====
 
====FGO material====
687行目: 673行目:
 
*原作者曰く、エミヤが凛ルートで得た『答え』とは、その時だけのもの。次に呼び出された時には忘れ去っているものである。
 
*原作者曰く、エミヤが凛ルートで得た『答え』とは、その時だけのもの。次に呼び出された時には忘れ去っているものである。
 
**このことから分かるように、基本どのルートを通ろうとエミヤの人格は不変でありUBWルートを通ったエミヤだから救われている状態といったことはない。
 
**このことから分かるように、基本どのルートを通ろうとエミヤの人格は不変でありUBWルートを通ったエミヤだから救われている状態といったことはない。
**ただし、『GrandOrder』では明らかにUBWルートの記憶を保持している描写があるため、正確なところは不明。[[モードレッド]]のように生前の後悔を完全に払拭したからか、はたまた毎度おなじみ原作者の設定変更か……
 
 
*生前の彼は20代後半から30代前半の時に守護者として世界と契約した<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ"/>。
 
*生前の彼は20代後半から30代前半の時に守護者として世界と契約した<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ"/>。
 
*データ状のステータスは低い方であるが、それを補うほどの芸達者。状況次第ではセイバーを破るほどの剣技や狙撃、宝具の一斉掃射、英霊の武技模倣、多彩な宝具・改造宝具の使用が可能など、遠・中・近距離戦や援護全てに対応できる。<br />突出した能力や武装こそ無いものの、運用次第で十分聖杯戦争を勝ち抜ける強力で汎用性の高いサーヴァントである。
 
*データ状のステータスは低い方であるが、それを補うほどの芸達者。状況次第ではセイバーを破るほどの剣技や狙撃、宝具の一斉掃射、英霊の武技模倣、多彩な宝具・改造宝具の使用が可能など、遠・中・近距離戦や援護全てに対応できる。<br />突出した能力や武装こそ無いものの、運用次第で十分聖杯戦争を勝ち抜ける強力で汎用性の高いサーヴァントである。
 
**特に『hollow』にて弓矢での狙撃に徹していた際はバーサーカー、ギルガメッシュ以外の全てのサーヴァントを撃退したとされている。
 
**特に『hollow』にて弓矢での狙撃に徹していた際はバーサーカー、ギルガメッシュ以外の全てのサーヴァントを撃退したとされている。
*作中から、「自分の生死は度外視で、無欲な凛もしくは士郎を最終的な勝者にする」「たとえ敵でも身内(凛、イリヤなど)は直接傷つけない」「士郎殺しの必殺の機会まで戦法や言動などでエミヤシロウとは悟らせない」などといった、行動に自主的な縛りが見える。<br>聖杯戦争においてこれらをクリアして勝利するのは非常にシビアであり、更に彼が唯一目的を達成できる第五次聖杯戦争が最もハンデを背負う聖杯戦争であるという皮肉な状況となっている。更に、上述されているがそれらの悪条件に加えて未来の英霊なので知名度の恩恵を全く受けられず必然的に戦力が最低レベルに劣化している。凛というかなり優秀なマスターを引き当てているため、セイバー、ランサー、慎二時のライダーのようなマスターによる劣化はないが、作中ではマスター不在か上記の縛りがある状態でしか戦っておらず、『hollow』では最後の方になってようやく本気を出せるといっていたがその本気が描写されることはなかった。
+
*作中から、「自分の生死は度外視で、無欲な凛もしくは士郎を最終的な勝者にする」「たとえ敵でも身内(凛、イリヤなど)は直接傷つけない」「士郎殺しの必殺の機会まで戦法や言動などでエミヤシロウとは悟らせない」などといった、行動に自主的な縛りが見える。<br>聖杯戦争においてこれらをクリアして勝利するのは非常にシビアであり、更に彼が唯一目的を達成できる第五次聖杯戦争が最もハンデを背負う聖杯戦争であるという皮肉な状況となっている。更に、上述されているがそれらの悪条件に加えて未来の英霊なので知名度の恩恵を全く受けられず必然的に戦力が最低レベルに劣化している。とはいえ凛というかなり優秀なマスターを引き当てているため、セイバー、ランサー、慎二時のライダーのようなマスターによる劣化はないことを踏まえるとプラマイゼロともとれる。
 
*彼が『hollow』で投影し使用した「赤原猟犬」には、「標的を襲い続ける」などと言う伝承は存在しない(そもそも剣であり、矢として使う事など想定されていないので当たり前だが)。ファンの間では、「それを使って失敗する事がなかった」と言う伝承の拡大解釈であると言うのが通説。
 
*彼が『hollow』で投影し使用した「赤原猟犬」には、「標的を襲い続ける」などと言う伝承は存在しない(そもそも剣であり、矢として使う事など想定されていないので当たり前だが)。ファンの間では、「それを使って失敗する事がなかった」と言う伝承の拡大解釈であると言うのが通説。
 
**後に「赤原猟犬」の本来の使い手のベオウルフがFGOに登場した際、この剣の効果は敵を追跡しただ振り回すだけで最適解の斬撃を打ち込むものだと説明された。
 
**後に「赤原猟犬」の本来の使い手のベオウルフがFGOに登場した際、この剣の効果は敵を追跡しただ振り回すだけで最適解の斬撃を打ち込むものだと説明された。
719行目: 704行目:
 
**もはや本能のレベルで刻み込まれているのか、[[アストルフォ〔セイバー〕]]の幕間の物語『新月にて、浮かれ浮かれてなんやかんや』で理性の七割が吹っ飛んだ際には状況も無視してひたすらに料理を作り続けていたとか。
 
**もはや本能のレベルで刻み込まれているのか、[[アストルフォ〔セイバー〕]]の幕間の物語『新月にて、浮かれ浮かれてなんやかんや』で理性の七割が吹っ飛んだ際には状況も無視してひたすらに料理を作り続けていたとか。
 
*[[無銘]]は「辿った世界が別々のため、能力、容姿や大元の存在などは同一ながら別人」という扱いだったが、『Fate/Grand Order』においては特にどこか区別されているわけでもなく、事実上の統合がなされている。基本的にカルデア内では"エミヤ"名義だが、ネロや玉藻と一緒にいる時(『Fate/EXTRA』シリーズが関連するイベント)に限り"無銘"表記となる。一応容姿も通常のエミヤと違い第三再臨の姿が主に用いられているのだが、実際のところは……。ちなみに、前述するエミヤ〔オルタ〕の拳銃に嫉妬する台詞は此方の名義で吐いた台詞。
 
*[[無銘]]は「辿った世界が別々のため、能力、容姿や大元の存在などは同一ながら別人」という扱いだったが、『Fate/Grand Order』においては特にどこか区別されているわけでもなく、事実上の統合がなされている。基本的にカルデア内では"エミヤ"名義だが、ネロや玉藻と一緒にいる時(『Fate/EXTRA』シリーズが関連するイベント)に限り"無銘"表記となる。一応容姿も通常のエミヤと違い第三再臨の姿が主に用いられているのだが、実際のところは……。ちなみに、前述するエミヤ〔オルタ〕の拳銃に嫉妬する台詞は此方の名義で吐いた台詞。
*奈須きのこによると、最初のアニメにあたり声優を決める際に、「テニスの王子さま」に登場する跡部というキャラクターを見て武内が決めたと語っている。<ref group = "出">[https://dengekionline.com/soft/interview/fate/index.html インタビュー『Fate/stay night for PS2』-電撃オンライン]</ref>
 
 
  
 
;衛宮士郎と英霊エミヤ
 
;衛宮士郎と英霊エミヤ
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**“守護者”となったことについて後悔を口にしつつも、彼の選ぶ選択肢は常に他人を守るための戦いであり、いざ世界の危機に直面すると自身の思惑や利害を捨てて“守護者”としての仕事を優先するあたり、筋金が入っている<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" />。
 
**“守護者”となったことについて後悔を口にしつつも、彼の選ぶ選択肢は常に他人を守るための戦いであり、いざ世界の危機に直面すると自身の思惑や利害を捨てて“守護者”としての仕事を優先するあたり、筋金が入っている<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" />。
 
*士郎との共通点は眉毛の形、士郎のシャツとアーチャーの礼装のシルエット。それ以外は身長も髪も肌の色も(アニメ以後は声も)全く異なる。にもかかわらず殆どヒントが無いFateルートの時点で正体を見抜いたプレイヤーも存在したらしく、それを耳にした武内氏と奈須氏も驚いた<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ"/>。
 
*士郎との共通点は眉毛の形、士郎のシャツとアーチャーの礼装のシルエット。それ以外は身長も髪も肌の色も(アニメ以後は声も)全く異なる。にもかかわらず殆どヒントが無いFateルートの時点で正体を見抜いたプレイヤーも存在したらしく、それを耳にした武内氏と奈須氏も驚いた<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ"/>。
**なお、DEEN版のアニメ「Fate/stay night」での敗退時エピソードは特殊EDとなっており、アーチャーの消滅後に凛のペンダントが遺されるという形で正体が暗示されている。
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**なお、DEEN版のアニメ「Fate/stay night」での敗退時エピソードは特殊EDとなっており、アーチャーの消滅後に凜のペンダントが遺されるという形で正体が暗示されている。
 
**ちなみに作中のキャラでは、本編外ではあるものの大河とルヴィアが直感的に彼の正体に気付いているかのような描写がある。
 
**ちなみに作中のキャラでは、本編外ではあるものの大河とルヴィアが直感的に彼の正体に気付いているかのような描写がある。
 
**肌と髪の色が変わったのは投影魔術の反動によるもの。士郎が「勝利すべき黄金の剣」を投影した際に、皮膚の一部が変色したのが伏線になっている。身長は鍛錬のたびに魔術回路を開き直す、という無茶をやめてから伸び始めたらしい。
 
**肌と髪の色が変わったのは投影魔術の反動によるもの。士郎が「勝利すべき黄金の剣」を投影した際に、皮膚の一部が変色したのが伏線になっている。身長は鍛錬のたびに魔術回路を開き直す、という無茶をやめてから伸び始めたらしい。
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*士郎が和弓のスタイルであるのに対し、アーチャーのスタイルは洋弓である(矢を手の平側に番えるのが和弓、手の甲側に番えるのが洋弓)。<br>ただし、弓の引き方そのものはアーチャーも和弓式のままである(和弓は弓の弦を顔の後ろまで引くが、洋弓では顎までしか引かない)。さらに、アーチャーが使う弓は洋弓としては有り得ないほど大きい。
 
*士郎が和弓のスタイルであるのに対し、アーチャーのスタイルは洋弓である(矢を手の平側に番えるのが和弓、手の甲側に番えるのが洋弓)。<br>ただし、弓の引き方そのものはアーチャーも和弓式のままである(和弓は弓の弦を顔の後ろまで引くが、洋弓では顎までしか引かない)。さらに、アーチャーが使う弓は洋弓としては有り得ないほど大きい。
 
*彼の詠唱は「トレース・オン」という言葉は士郎と同じである。だが、その後に続く詠唱は英霊エミヤとなった今でも必要となるかどうかは定かではない。<br>魔術そのものが特殊であることや、詠唱は魔術師として成長することで短縮可能であるため、英霊エミヤとなった今でならこの一文のみでよい可能性がある。
 
*彼の詠唱は「トレース・オン」という言葉は士郎と同じである。だが、その後に続く詠唱は英霊エミヤとなった今でも必要となるかどうかは定かではない。<br>魔術そのものが特殊であることや、詠唱は魔術師として成長することで短縮可能であるため、英霊エミヤとなった今でならこの一文のみでよい可能性がある。
*召喚時に触媒となったのは凛から衛宮士郎に渡ったペンダント。召喚者ではなく、召喚される英霊の方で(マスターである遠坂凛に縁のある)触媒を持っていた。
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*召喚時に触媒となったのは凛から衛宮士郎に渡ったペンダント。召喚者ではなく、召喚される英霊の方で(マスターである遠坂凜に縁のある)触媒を持っていた。
 
**本編冒頭で士郎が殺害された際に、凛はこのペンダントで士郎の治療を行う。これをエミヤは死ぬまで持ち続けていたために触媒となった。
 
**本編冒頭で士郎が殺害された際に、凛はこのペンダントで士郎の治療を行う。これをエミヤは死ぬまで持ち続けていたために触媒となった。
**勘違いされがちだが、凛がエミヤを召喚した時点では、凛の持つペンダントはエミヤ召喚の触媒にはならない。エミヤ召喚時に凛の持っていたペンダントは、エミヤ(衛宮士郎)に渡る前のものなので、エミヤとの縁はまだ生じていない。
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**勘違いされがちだが、凜がエミヤを召喚した時点では、凜の持つペンダントはエミヤ召喚の触媒にはならない。エミヤ召喚時に凜の持っていたペンダントは、エミヤ(衛宮士郎)に渡る前のものなので、エミヤとの縁はまだ生じていない。
 
*余談だが、『stay night』のプロローグで描かれる衛宮士郎とセイバーの出会いのシーンは、アーチャーが衛宮士郎であった頃の回想シーンである事を奈須氏が明かしている。<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/200511.html  竹箒日記2005/11/17]</ref>
 
*余談だが、『stay night』のプロローグで描かれる衛宮士郎とセイバーの出会いのシーンは、アーチャーが衛宮士郎であった頃の回想シーンである事を奈須氏が明かしている。<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/200511.html  竹箒日記2005/11/17]</ref>
 
*エミヤとなった士郎は、生前に「凛とともに渡英し、真冬のテムズ川に突き落とされた」とのこと。士郎にとって「橋」は何かと鬼門であるらしい。
 
*エミヤとなった士郎は、生前に「凛とともに渡英し、真冬のテムズ川に突き落とされた」とのこと。士郎にとって「橋」は何かと鬼門であるらしい。
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:一見するとアーチャー有利だがロングレンジでは後述の火力で上回る「騎英の手綱」を持つライダーには相性が悪く、さらに両者とも勝ち方に拘らない為ローリスクハイリターンな戦法を選ぶのは必至であり、仮にアーチャーがセイバークラスの聖剣を持ち出したとしても、アーチャーには全性能を引き出す魔力がないので「騎英の手綱」を迎撃するのは難しいという。「熾天覆う七つの円環」単体で「騎英の手綱」を防ぎきれるかどうかが勝敗の分かれ目との事。
 
:一見するとアーチャー有利だがロングレンジでは後述の火力で上回る「騎英の手綱」を持つライダーには相性が悪く、さらに両者とも勝ち方に拘らない為ローリスクハイリターンな戦法を選ぶのは必至であり、仮にアーチャーがセイバークラスの聖剣を持ち出したとしても、アーチャーには全性能を引き出す魔力がないので「騎英の手綱」を迎撃するのは難しいという。「熾天覆う七つの円環」単体で「騎英の手綱」を防ぎきれるかどうかが勝敗の分かれ目との事。
 
;VS[[佐々木小次郎|アサシン]]
 
;VS[[佐々木小次郎|アサシン]]
:ルール無用のまっとうな殺し合いならばアーチャーが有利。だがアサシンは山門に近づかない限り姿を現さないうえ、その柳洞寺というサーヴァント殺しの地形に加えてキャスターが作り上げた対魔術の防御結界に守られているため、魔術、宝具の威力を大幅に削減される。それによって戦いは剣技に比重が傾くが、やはり地形効果によって狙撃を封じられるアーチャーがやや不利な展開となる。
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:ルール無用の殺し合いならばアーチャーが有利。だがアサシンは山門に近づかない限り姿を現さないうえ、その柳洞寺というサーヴァント殺しの地形に加えてキャスターが作り上げた対魔術の防御結界に守られているため、魔術、宝具の威力を大幅に削減される。それによって戦いは剣技に比重が傾くが、やはり地形効果によって狙撃を封じられるアーチャーがやや不利な展開となる。
  
 
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