「ガイウス・ユリウス・カエサル」を編集中

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| 地域 = 欧州
 
| 地域 = 欧州
 
| 属性 = 中立・中庸
 
| 属性 = 中立・中庸
| 副属性 = 人
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| 隠し属性 = 人
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
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| サーヴァント階位 =  
 
| サーヴァント階位 =  
 
| 特技 =  
 
| 特技 =  
| 好きな物 = この世全ての女性、ローマ、世界
+
| 好きな物 =  
| 苦手な物 = 自分をセイバークラスで召喚した人
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| 苦手な物 =  
 
| 天敵 =  
 
| 天敵 =  
 
| デザイン = しまどりる
 
| デザイン = しまどりる
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: 大きな野望と優れた頭脳を持つ、知略・弁舌・扇動の天才。知の冴えと権謀術数なら最強。
 
: 大きな野望と優れた頭脳を持つ、知略・弁舌・扇動の天才。知の冴えと権謀術数なら最強。
 
: 指揮や政治手腕こそが彼の真価であるため、前線での戦闘には乗り気ではない。しかし、決して戦闘能力が低いわけではなく、見た目とは裏腹に俊敏で、高い剣技の技量を誇っている。
 
: 指揮や政治手腕こそが彼の真価であるため、前線での戦闘には乗り気ではない。しかし、決して戦闘能力が低いわけではなく、見た目とは裏腹に俊敏で、高い剣技の技量を誇っている。
: 霊基第三で手足のように自在に動く大理石の腕、足鎧を身に纏う。
+
:霊基再臨三、四段階目で手足のように自在に動く大理石の腕、足鎧を身に纏う。
  
 
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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: 超連続攻撃を繰り出すこの宝具は、近接戦闘においてはまさしく見敵必殺といっていい威力を有する。
 
: 超連続攻撃を繰り出すこの宝具は、近接戦闘においてはまさしく見敵必殺といっていい威力を有する。
 
: だが、部隊指揮こそが本業であることに加え、生前うっかり敵の盾に突き刺さったまま紛失しかけた彼はあまりこの剣を抜きたがらない。
 
: だが、部隊指揮こそが本業であることに加え、生前うっかり敵の盾に突き刺さったまま紛失しかけた彼はあまりこの剣を抜きたがらない。
:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃+スターを獲得<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のQuick宝具。
+
:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃&スター獲得<ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のQuick宝具。
: 強化後はランクがB++に上昇。宝具威力倍率が上がり、宝具攻撃前に「自身にHPが少ないほど強化成功率がアップする状態を付与(1ターン)&高確率で攻撃力をアップ(1ターン)<成功し続ける限り最大5回付与>」という効果が追加される。
 
  
 
== 真名:ガイウス・ユリウス・カエサル ==
 
== 真名:ガイウス・ユリウス・カエサル ==
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====[[Fate/Grand Order]]====
 
====[[Fate/Grand Order]]====
 
:初期実装のサーヴァントの一人。
 
:初期実装のサーヴァントの一人。
:話の黒幕役や狂言回し役として使いやすいという事なのか、初期はチョイ役を含めればかなり多数の話に出番を持っていた。
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:話の黒幕役や狂言回し役として使いやすいという事なのか、チョイ役を含めればかなり多数の話に出番を持っている。
:期間限定イベント『バレンタイン2020 いみじかりしバレンタイン』の実装にあたり、2020年2月12日にモーションが一新された。
 
 
;:イベント
 
;:イベント
 
*月の女神はお団子の夢を見るか?
 
*月の女神はお団子の夢を見るか?
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*バトル・イン・ニューヨーク2018
 
*バトル・イン・ニューヨーク2018
 
:自分の借金返済の為にネロがネロ祭のために溜めていた予算に手をつけて高飛びし、ネロ祭の運営権がギルガメッシュに渡るきっかけを作った。しかしその裏で投資交渉を重ね、原資を数倍に増やして運営に貢献している。
 
:自分の借金返済の為にネロがネロ祭のために溜めていた予算に手をつけて高飛びし、ネロ祭の運営権がギルガメッシュに渡るきっかけを作った。しかしその裏で投資交渉を重ね、原資を数倍に増やして運営に貢献している。
*ナイチンゲールのクリスマス・キャロル
 
:アシュヴァッターマンと手を組み、ヒーローショーを企画して少年マインドの持ち主からキャラクターグッズで金を巻き上げようと画策していた。
 
*いざ鎌倉にさよならを
 
:プロローグで[[フェルグス・マック・ロイ]]と女の好みを語り合う。
 
 
===Fate関連作品===
 
; [[Fate/Grand Order 英霊食聞録]]
 
: 第2話に登場。料理の経験がないニトクリスに対し、自分の経験(と欲求)からエジプトの魚料理の作り方をレクチャーしていた。
 
  
 
===その他===
 
===その他===
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: 第二特異点にて「皇帝」の一人として従っていたローマの始祖。
 
: 第二特異点にて「皇帝」の一人として従っていたローマの始祖。
 
; [[ネロ・クラウディウス]]
 
; [[ネロ・クラウディウス]]
: 遠い子孫であり、第二特異点では剣を交えた正しき当代の皇帝。
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: 遠い子孫であり、剣を交えた正しき当代の皇帝。
 
; [[マシュ・キリエライト]]
 
; [[マシュ・キリエライト]]
 
: その美しさを気に入ったらしく度々彼女の美しさを言及する。何度かセクハラ発言をした事も。
 
: その美しさを気に入ったらしく度々彼女の美しさを言及する。何度かセクハラ発言をした事も。
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: お月見イベントで共演した相手。巻き上げたお団子を一緒に食べていた。
 
: お月見イベントで共演した相手。巻き上げたお団子を一緒に食べていた。
 
: 同じローマ「皇帝」としては弟分のような認識であり、アルテミスによって狂わされたことに心を痛めている。
 
: 同じローマ「皇帝」としては弟分のような認識であり、アルテミスによって狂わされたことに心を痛めている。
; [[ナーサリー・ライム]]、[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ジャック・ザ・リッパー]]
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; [[ナーサリー・ライム]]、[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)]]
 
: クリスマスイベントで出会った相手。さすがに彼女達相手には詐欺を働くような真似はせず、「自分は偽物であり、後で本物のサンタが来る」とある意味嘘をついた。
 
: クリスマスイベントで出会った相手。さすがに彼女達相手には詐欺を働くような真似はせず、「自分は偽物であり、後で本物のサンタが来る」とある意味嘘をついた。
 
; [[アルテラ]]
 
; [[アルテラ]]
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; [[クリストファー・コロンブス]]
 
; [[クリストファー・コロンブス]]
 
: カルデア商人会に勧誘し、一度は断られたが後になり向こうから加入した。
 
: カルデア商人会に勧誘し、一度は断られたが後になり向こうから加入した。
: とはいえ仕事では容赦しなかったようで、イベントでマスターに弁護士として召喚された際には彼が違法に収入した金を巻き上げた。
+
: とはいえ仕事では容赦しなかったようでイベントでマスターに弁護士として召喚された際には彼から違法な金を巻き上げた。
: その一方でゴッホの幕間の物語では逆に彼からの依頼を受けて結託し、ダヴィンチを騙って彼女へインタビューを行い金に換えようとしていた。
 
 
; [[紫式部]]
 
; [[紫式部]]
: 2019年のバレンタインイベントにて共演。
+
: 2019年のクリスマスイベントにて共演。
 
: シェイクスピア共々、彼女の好きな日本の古典を読みあさっていた。物語を聞きたい彼と違い、こちらは純粋に男女の仲になりたいようであるが。
 
: シェイクスピア共々、彼女の好きな日本の古典を読みあさっていた。物語を聞きたい彼と違い、こちらは純粋に男女の仲になりたいようであるが。
; [[アシュヴァッターマン]]
 
: 2019年のクリスマスイベントにて共演。
 
: 彼を口先で言いくるめ、ヒーローショーの相方にして観客にヒーローグッズを売りつけていた。
 
; [[ロムルス=クィリヌス]]
 
: 上記のロムルスの神としての姿。
 
: 自分たちの祖であるため非常に畏まって接するが、「カエサリオンを認知するためにクレオパトラとすぐに結婚しろ」と言ってくることについては及び腰。
 
; [[フェルグス・マック・ロイ]]
 
: 期間限定イベント『いざ鎌倉にさよならを』で共演。
 
: 共に[[紫式部]]に気がある者同士、地下図書館の司書代理と守衛を共に勤めつつ彼女および[[スカサハ]]について語っていた。
 
; [[ヴァン・ゴッホ]]
 
: 彼女の幕間の物語でコロンブスと結託して彼女に(ダヴィンチを装って)インタビューを行い、その内容を纏めた自叙伝を出版して金を得ようと企んでいた。
 
;[[パーシヴァル]]
 
:彼のマイルーム会話で「浮気はよくない」とやんわりかつ直球に罵倒されている。
 
;[[コンスタンティノス11世]]
 
:後世におけるローマ帝国最後の「皇帝」。
 
:最も彼の時世では文明・人種ともにギリシャ系に置き換わっているため実質上は別国家である。だが、それでも尚ローマ皇帝の末席として誇りを抱く姿と国のために身を尽くした様をいじらしく思っている。
 
  
 
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
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: エジプト最後の女王にして、プトレマイオス朝最後の王。
 
: エジプト最後の女王にして、プトレマイオス朝最後の王。
 
: 女性好きな彼が心から愛した、たった一人の女性。それだけに、生前において彼女に酷い仕打ちをしたことを深く悔いている。
 
: 女性好きな彼が心から愛した、たった一人の女性。それだけに、生前において彼女に酷い仕打ちをしたことを深く悔いている。
: カエサルの聖杯へかける願いの一つが彼女との再会であるが、FGOでは聖杯よりもプレイヤーの運とマネー次第で普通に再会できる。とはいえど、初期勢故か再会してもカエサルからクレオパトラへのマイルーム会話は無かったのだが、彼女の実装から約3年後のモーション改修に伴いようやくボイスが追加された。
+
: カエサルの聖杯へかける願いの一つが彼女との再会であるが、FGOのゲームでは聖杯よりもプレイヤーの運とマネー次第で普通に再会できる。ただし、初期勢故か、再会してもカエサルからクレオパトラへのマイルーム会話は無い。
:それによると再会したこと自体はとても喜んでいたが、あの体型は『美』を愛する彼女にとって流石にいたたまれなかったらしく、あの頃の姿に戻すため何とかダイエットさせようと頑張っている。
 
:一方のカエサルは自分の今の体格は彼女への愛情が深い証だと誤魔化しと惚気半々に言っている。
 
 
; カエサリオン
 
; カエサリオン
 
: クレオパトラとの間に生まれた息子。後継者争いの結果、勝者のオクタウィアヌス(アウグストゥス)に若くして殺されている。
 
: クレオパトラとの間に生まれた息子。後継者争いの結果、勝者のオクタウィアヌス(アウグストゥス)に若くして殺されている。
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: ローマの軍人でカエサルの部下の一人。カエサル暗殺後はオクタウィアヌスと後継者争いを繰り広げる。後にクレオパトラと正式に結婚するが、アクティウムの海戦においてオクタウィアヌスに敗北し自殺。
 
: ローマの軍人でカエサルの部下の一人。カエサル暗殺後はオクタウィアヌスと後継者争いを繰り広げる。後にクレオパトラと正式に結婚するが、アクティウムの海戦においてオクタウィアヌスに敗北し自殺。
 
; オクタウィアヌス(アウグストゥス)
 
; オクタウィアヌス(アウグストゥス)
: カエサルの姪の息子(大甥)で、カエサル暗殺後に開封された遺言書にて後継者に指名される(このとき弱冠17歳)。その後の元老院やアントニウスとの政治闘争で抜群の政治力を発揮し、アクティウムの海戦でアントニウスとクレオパトラを破る。その際にアントニウスとクレオパトラを自殺に追いやり、カエサリオンを殺している。
+
: カエサルの姪の息子(大甥)で、カエサル暗殺後に開封された遺言書にて後継者に指名される(このとき若干17歳)。その後の元老院やアントニウスとの政治闘争で抜群の政治力を発揮し、アクティウムの海戦でアントニウスとクレオパトラを破り、事実上のローマ皇帝となる。
: その後、カエサルと同じ轍を踏まないように元老院を尊重しつつ、巧妙に権力基盤を奪い取り事実上の最高権力者「ローマ皇帝」となる。
+
: ただ、その際にアントニウスとクレオパトラを自殺に追いやり、カエサリオンを殺している。本作のカエサルは、この後継者をどのように思っているのであろうか・・・
: 後継者として見事に帝政を完成させたが、カエサリオンの件など、本作のカエサルがどのように評価しているかは不明である・・・
 
; [[ウェルキンゲトリクス]]
 
: 生前、ガリア平定の際に打倒した反乱軍の大将。
 
: 『Fate/Grand Order』で登場した際には自分の方に恨みを晴らしに来るかと思っていたが、[[ロムルス=クィリヌス|ローマの象徴]]の方に行ってしまった。
 
  
 
=== ちびちゅき! ===
 
=== ちびちゅき! ===
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
===Fate/Grand Order===
+
 
====戦闘====
+
===戦闘===
 
; 「私は来た! 私は見た! ならば次は勝つだけのこと! 『<RUBY><RB>黄の死</RB><RT>クロケア・モース</RT></RUBY>』!」
 
; 「私は来た! 私は見た! ならば次は勝つだけのこと! 『<RUBY><RB>黄の死</RB><RT>クロケア・モース</RT></RUBY>』!」
 
: 宝具「黄の死」発動。見敵必殺の黄金の一撃が、彼の有名な言葉「来た、見た、勝った」とともに放たれる。
 
: 宝具「黄の死」発動。見敵必殺の黄金の一撃が、彼の有名な言葉「来た、見た、勝った」とともに放たれる。
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: 戦闘終了後の台詞。現在にまで残る有名な格言。
 
: 戦闘終了後の台詞。現在にまで残る有名な格言。
  
====マテリアル====
+
===マテリアル===
 
; 「セイバー……セイバー……? この私がセイバーとは、どういう理由だ?」<br> 「しかし、だからといって私を前線に置くべきではなかろう」<br> 「やれやれ。この私に先陣を切れとはな」
 
; 「セイバー……セイバー……? この私がセイバーとは、どういう理由だ?」<br> 「しかし、だからといって私を前線に置くべきではなかろう」<br> 「やれやれ。この私に先陣を切れとはな」
: 召喚時・レベルアップ・宝具使用時の台詞。ことあるごとに口から零れる愚痴と不満。もっとも、数度の強化が行われた結果、レア度詐欺と呼んでも差し支えない程の高い攻撃力を獲得しており、前線でも充分通用する。
+
: 召喚時・レベルアップ・宝具使用時の台詞。ことあるごとに口から零れる愚痴と不満。
  
====マイルーム====
+
===マイルーム===
 
; 「忠告するぞマスター。慢心の果てに寝首をかかれんようにな」  
 
; 「忠告するぞマスター。慢心の果てに寝首をかかれんようにな」  
 
: マイルーム会話2。悪意を持っての言葉にも聞こえるが、おそらく生前にて暗殺された自分のような目に遭わないようにと彼なりに忠告している。
 
: マイルーム会話2。悪意を持っての言葉にも聞こえるが、おそらく生前にて暗殺された自分のような目に遭わないようにと彼なりに忠告している。
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: 自身の演説への絶対の自信。扇動EXによる話術は伊達ではない。
 
: 自身の演説への絶対の自信。扇動EXによる話術は伊達ではない。
  
; 「おお、クレオパトラ。今日も麗しく今日も輝いているな、素晴らしい……! さて……ん? 何? ……私の体型をかつてのスラリとしたものへ戻すため、良い方法を思いついた? ……ハハハ、やめておけやめておけ。私はな、この姿を気に入っているのだクレオパトラ。こうも見事に膨らむ程、お前への愛を蓄えた姿を気に入らずしてなんとする。ハハハハハ……ん? どうした、急に顔から火を出して」
+
===幕間の物語===
: マイルーム会話「[[クレオパトラ]]」。ダイエットを強制しようとする最愛の女を諌めるため、本気なのか言い訳なのか不明ながら弁舌を発揮し、最終的にデレさせる。
 
 
 
====本編====
 
 
 
====幕間の物語====
 
 
; 「いいや、その醜い踊りはここで終わる。貴様の逃避はここまでだ。<br> 何が将軍だ。何が皇帝の源か。笑止千万だろうが! <br> 貴様は逃避しているだけだ!この、豚が!<br> <RUBY><RB>愛したひとりの女</RB><RT>クレオパトラ</RT></RUBY>の願いさえ果たせず、<RUBY><RB>愛し子</RB><RT>カエサリオン</RT></RUBY>を後継とせなんだ自らから!」
 
; 「いいや、その醜い踊りはここで終わる。貴様の逃避はここまでだ。<br> 何が将軍だ。何が皇帝の源か。笑止千万だろうが! <br> 貴様は逃避しているだけだ!この、豚が!<br> <RUBY><RB>愛したひとりの女</RB><RT>クレオパトラ</RT></RUBY>の願いさえ果たせず、<RUBY><RB>愛し子</RB><RT>カエサリオン</RT></RUBY>を後継とせなんだ自らから!」
 
: 幕間の物語「懐かしの勲」にて、「戦場に逃避した」カエサルの影と対峙して。
 
: 幕間の物語「懐かしの勲」にて、「戦場に逃避した」カエサルの影と対峙して。
253行目: 215行目:
 
: 自虐なのか自賛なのかよく分からないこの決め台詞をもって、カエサルの影を吸収したのであった。
 
: 自虐なのか自賛なのかよく分からないこの決め台詞をもって、カエサルの影を吸収したのであった。
  
====イベント====
+
===イベント===
 
;「おっと、その前に自己紹介がまだだったな。私ともあろうものが名乗りを忘れるとは。<br> 何を隠そう、私こそ噂に名高いローマの花、深紅の剣士・赤セイバーである!」
 
;「おっと、その前に自己紹介がまだだったな。私ともあろうものが名乗りを忘れるとは。<br> 何を隠そう、私こそ噂に名高いローマの花、深紅の剣士・赤セイバーである!」
: 『月女神はお団子の夢を見るか』より。お前セイバーであることに愚痴ってたんじゃなかったのか。当然、マシュだけでなくカリギュラからも突っ込まれてしまう。
+
: お月見イベントでの台詞。お前セイバーであることに愚痴ってたんじゃなかったのか。当然、マシュだけでなくカリギュラからも突っ込まれてしまう。
  
 
; 「その気持ちに応えて、最後に忠告しておこう」<br />「こと食事において、はじめの持ち主と、最終的な持ち主とは別の話なのだ」<br />「そも、この団子は真実、誰の持ち主なのか?<br /> それは用意した者か? 否、では調理したものか? さらに否<br /> では誰か? 語るまでもない。それは最後に口にする者のモノなのだ」<br />「そなたは団子の所有権を主張したが、その者にしてみればそれこそ笑い話だったに違いない」
 
; 「その気持ちに応えて、最後に忠告しておこう」<br />「こと食事において、はじめの持ち主と、最終的な持ち主とは別の話なのだ」<br />「そも、この団子は真実、誰の持ち主なのか?<br /> それは用意した者か? 否、では調理したものか? さらに否<br /> では誰か? 語るまでもない。それは最後に口にする者のモノなのだ」<br />「そなたは団子の所有権を主張したが、その者にしてみればそれこそ笑い話だったに違いない」
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; 「ようこそ決戦の雪原へ! そういう訳で、偽サンタはとうぜん私だ!」<br />「む。なんだそのげんなり加減は。吹雪の決闘なぞ最高に盛り上がるシチューエーションだろうに。」<br />「さあ、あらゆる謎をつまびらかにしようではないか! 質疑応答の準備はできている!」<br />(中略)<br />「あれは星降る夜。ダレイオス君の城に遊びに行ったおり、<br /> サンタクロースがやってきた! と勘違いされてしまい、私は仕方なく彼らから家財を巻き上げたのだ。」<br />「サンタクロースの到来を喜ぶ者達に“人違いです”と現実を突きつけろと?<br /> 私にその選択はない。なぜならカエサルだからだ。だがプレゼントを配ろうにも、そのプレゼントがない。」<br />「なのでまずはダレイオス君から財産を譲っていただいた。その財産からプレゼントを配る、という寸法だな。<br /> 買い取り人の名義はたまたまいたファントム君に代筆してもらったがね。」<br />「しかし、しょせん私は仮初めのサンタクロース。彼らが真に欲っするものを与えられなかった。<br /> 寂しくすすり泣く彼らを見ていられなくなった私は河岸を移した。気が付けばそこはフランスの特異点。<br /> [[シュヴァリエ・デオン|たいへん純朴な騎士]]がいてね。彼女……いや彼……いや彼女? ともかく、ここでも私は働いた。<br /> じき新年なので古い家財を売り払いたい、という彼女の提案を聞き、新旧問わずに家財を買い占めたのだ。<br /> ダレイオス君の一件で元手があったのが幸いした。その中にはフランス王家の宝もあってね。<br /> それだけは返してほしい、と彼女が泣いてせがむものだから、十倍の値段で買い戻してさしあげた。<br /> “デオンは本当に名うてのスパイでしたの?もしかして可愛いから敵に見逃されていただけではないかしら?”<br /> そう[[マリー・アントワネット|王妃]]にいじめられ、泣きそうになっている彼女を見ているのは忍びなくてね。<br /> 仕方なく山間に身を隠した私は、そこで[[荊軻|皇帝暗殺に励むオリエンタルな美女]]に出くわした。<br /> “今度こそ皇帝を仕留める――”<br /> そう念じながら一身に滝に打たれる姿を見て、胸を打たれない男性がいるだろうか。いやいない。<br /> 幸い、私も半分皇帝の様なもの。いいアドバイスができると説得し、まずは匕首を譲り受けて――」
 
; 「ようこそ決戦の雪原へ! そういう訳で、偽サンタはとうぜん私だ!」<br />「む。なんだそのげんなり加減は。吹雪の決闘なぞ最高に盛り上がるシチューエーションだろうに。」<br />「さあ、あらゆる謎をつまびらかにしようではないか! 質疑応答の準備はできている!」<br />(中略)<br />「あれは星降る夜。ダレイオス君の城に遊びに行ったおり、<br /> サンタクロースがやってきた! と勘違いされてしまい、私は仕方なく彼らから家財を巻き上げたのだ。」<br />「サンタクロースの到来を喜ぶ者達に“人違いです”と現実を突きつけろと?<br /> 私にその選択はない。なぜならカエサルだからだ。だがプレゼントを配ろうにも、そのプレゼントがない。」<br />「なのでまずはダレイオス君から財産を譲っていただいた。その財産からプレゼントを配る、という寸法だな。<br /> 買い取り人の名義はたまたまいたファントム君に代筆してもらったがね。」<br />「しかし、しょせん私は仮初めのサンタクロース。彼らが真に欲っするものを与えられなかった。<br /> 寂しくすすり泣く彼らを見ていられなくなった私は河岸を移した。気が付けばそこはフランスの特異点。<br /> [[シュヴァリエ・デオン|たいへん純朴な騎士]]がいてね。彼女……いや彼……いや彼女? ともかく、ここでも私は働いた。<br /> じき新年なので古い家財を売り払いたい、という彼女の提案を聞き、新旧問わずに家財を買い占めたのだ。<br /> ダレイオス君の一件で元手があったのが幸いした。その中にはフランス王家の宝もあってね。<br /> それだけは返してほしい、と彼女が泣いてせがむものだから、十倍の値段で買い戻してさしあげた。<br /> “デオンは本当に名うてのスパイでしたの?もしかして可愛いから敵に見逃されていただけではないかしら?”<br /> そう[[マリー・アントワネット|王妃]]にいじめられ、泣きそうになっている彼女を見ているのは忍びなくてね。<br /> 仕方なく山間に身を隠した私は、そこで[[荊軻|皇帝暗殺に励むオリエンタルな美女]]に出くわした。<br /> “今度こそ皇帝を仕留める――”<br /> そう念じながら一身に滝に打たれる姿を見て、胸を打たれない男性がいるだろうか。いやいない。<br /> 幸い、私も半分皇帝の様なもの。いいアドバイスができると説得し、まずは匕首を譲り受けて――」
: 『ほぼ週間サンタオルタさん』にて。偽サンタ騒動の真相を朗々と語る名演説。扇動スキルEX、まさにカエサルの真骨頂である。これにはサンタオルタも思わず素の敬語に戻るほど激昂し、「歩く詐欺マシーン」と評した。<br />何気にナーサリー・ライムとジャックとの一件については触れていないのも彼らしい。
+
: クリスマスイベントにて、偽サンタ騒動の真相を朗々と語る名演説。扇動スキルEX、まさにカエサルの真骨頂である。これにはサンタオルタも思わず素の敬語に戻るほど激昂し、「歩く詐欺マシーン」と評した。<br />何気にナーサリー・ライムとジャックとの一件については触れていないのも彼らしい。
 
 
;「むうう! マスターよ、貴様もか!」
 
:『バレンタイン2018』にて。セミラミスにグイグイいこうとしたところ、主人公からクレオパトラに見られていることを指摘されて。
 
  
 
;「『私はたしかに借金をしている。君にもいくらかの金を借りたとも』」<br>「『しかし私は思うのだよ。私はローマの体現者。すなわち、私の借金はローマの借金』」<br>「『ローマに連なる者は私の身内も同然。連帯保証人としてあるべきだとは思わないかな?』」<br>「『ところで、ここにとても魅力的な金庫がある。そう。私の借金を帳消しにするほどの金庫が』」
 
;「『私はたしかに借金をしている。君にもいくらかの金を借りたとも』」<br>「『しかし私は思うのだよ。私はローマの体現者。すなわち、私の借金はローマの借金』」<br>「『ローマに連なる者は私の身内も同然。連帯保証人としてあるべきだとは思わないかな?』」<br>「『ところで、ここにとても魅力的な金庫がある。そう。私の借金を帳消しにするほどの金庫が』」
:『バトル・イン・ニューヨーク2018』にて。[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]が一年間貯めに貯めた金庫を'''自分の借金のカタに売り飛ばす'''というとんでもない事をやらかして。言ってることも最早詭弁どころかただの暴論。ひでぇ話である。
+
:期間限定イベント『バトル・イン・ニューヨーク2018』にて。[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]が一年間貯めに貯めた金庫を'''自分の借金のカタに売り飛ばす'''というとんでもない事をやらかして。言ってることも最早詭弁どころかただの暴論。ひでぇ話である。
 
:ちなみに、史実でも彼は'''とんでもない借金魔'''で、余りに多額の金を借りていたため、債権者たちが「こいつが殺されたら借金が取り立てられなくて大損する」という理由で彼を守らざるを得なかったほどである。その額は当時のローマの国家予算のおよそ1割にも及ぶほどだったとか。「これほどの額を返済するには私が出世するしかない」とかなんとか言いくるめて最終的に終身独裁官にまで上り詰めるのだから、史実からして扇動EXなのであった。
 
:ちなみに、史実でも彼は'''とんでもない借金魔'''で、余りに多額の金を借りていたため、債権者たちが「こいつが殺されたら借金が取り立てられなくて大損する」という理由で彼を守らざるを得なかったほどである。その額は当時のローマの国家予算のおよそ1割にも及ぶほどだったとか。「これほどの額を返済するには私が出世するしかない」とかなんとか言いくるめて最終的に終身独裁官にまで上り詰めるのだから、史実からして扇動EXなのであった。
:そしてカエサルをカエサルたらしめているのは、最終的にはどちらも『借金がチャラになる』ほどの成果を上げているのだからさらに手に負えない。彼に金を無心された人たちも、まさかこの男が地中海世界を牛耳り、数千年後まで語られる大偉人になるとは思ってもいなかっただろう・・・。
 
 
====その他====
 
  
 
== メモ ==
 
== メモ ==
279行目: 235行目:
 
* カエサルの名言として知られる「賽は投げられた」「来た、見た、勝った」といった言葉にはたびたび言及し、「来た、見た、勝った」に至っては宝具発動時はそれを意識した台詞とともに'''「来た! 見た! 勝った!!」'''の文字が背後に飛ぶといった演出がなされている。
 
* カエサルの名言として知られる「賽は投げられた」「来た、見た、勝った」といった言葉にはたびたび言及し、「来た、見た、勝った」に至っては宝具発動時はそれを意識した台詞とともに'''「来た! 見た! 勝った!!」'''の文字が背後に飛ぶといった演出がなされている。
 
** なお、大阪にあった某家電販売店は「来た、見た、勝った」をもじった「来た、見た、買うた(買ったの大阪弁)」のキャッチコピーで有名になっており、イベント「月の女神はお団子の夢を見るのか?」では[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の選択肢の中に「'''来た、見た、買った!''' ですよね!」がある。
 
** なお、大阪にあった某家電販売店は「来た、見た、勝った」をもじった「来た、見た、買うた(買ったの大阪弁)」のキャッチコピーで有名になっており、イベント「月の女神はお団子の夢を見るのか?」では[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の選択肢の中に「'''来た、見た、買った!''' ですよね!」がある。
** この「来た、見た、勝った」であるが、本来は全てカエサルが主語というわけではない。「見た、勝った」のはカエサル、「来た」のは'''敵兵のゲルマニア人'''である。
 
 
** もう一つ有名な言葉として知られるのが「ブルータス、お前もか」であろう。こちらも期間限定イベントにて'''「○○よ、おまえもか」'''とアレンジされ使用された。
 
** もう一つ有名な言葉として知られるのが「ブルータス、お前もか」であろう。こちらも期間限定イベントにて'''「○○よ、おまえもか」'''とアレンジされ使用された。
*** また、2021年には『聖杯戦線 ~ブルータスよ、おまえもか~』というイベントが開催。ついにタイトルにまでなってしまった。
 
 
* カエサルは二回離婚を経験しているが、三回目の結婚で迎えたカルプルニアとの関係は良好で終生を共に過ごした。カエサルの浮気性は治らず、政治上の理由から彼女を離縁してポンペイウスの娘と結婚しようと図った時もあったが(ポンペイウス自身に断られた)カルプルニアは正妻として彼を支え続けたという。またカエサルもカルプルニアを他の愛人たちとは別格の存在として扱った。クレオパトラを愛人としてローマに招いた後も、彼女の別荘に入り浸りはしたが決して泊まることはなく、必ずカルプルニアの待つ家に帰ったという。
 
* カエサルは二回離婚を経験しているが、三回目の結婚で迎えたカルプルニアとの関係は良好で終生を共に過ごした。カエサルの浮気性は治らず、政治上の理由から彼女を離縁してポンペイウスの娘と結婚しようと図った時もあったが(ポンペイウス自身に断られた)カルプルニアは正妻として彼を支え続けたという。またカエサルもカルプルニアを他の愛人たちとは別格の存在として扱った。クレオパトラを愛人としてローマに招いた後も、彼女の別荘に入り浸りはしたが決して泊まることはなく、必ずカルプルニアの待つ家に帰ったという。
 
* 愛人クレオパトラとの熱愛関係もあって当時のローマ市民からは「王位につきカエサリオンを後継者にするつもりではないか」「エジプトに国を売るつもりではないか」と疑われており、憎む者も多かったという。
 
* 愛人クレオパトラとの熱愛関係もあって当時のローマ市民からは「王位につきカエサリオンを後継者にするつもりではないか」「エジプトに国を売るつもりではないか」と疑われており、憎む者も多かったという。
** しかし暗殺後に明かされた遺言書にはクレオパトラやカエサリオンについての言及は一言もなく“オクタウィアヌスに遺産の大半を譲ること”“残りは市民のために用いること”“正妻カルプルニアとの間に子が生まれた場合の後見人”についてのみ書かれていた。ローマを売るつもりなぞ全く無かったのはともかく、カエサリオンを認知する=カエサルの後継者候補として担ぎだされる可能性が出てくるということなのでそれを防ぎたかったのではないかと言われている。事実オクタウィアヌスはクレオパトラの子供のうちカエサリオンだけは殺させたが、他の子供たち<ref>アレクサンドロス・ヘリオス、クレオパトラ・セレネ、プトレマイオス・フィラデルフォスの3人が存在する。3人とも父親はマルクス・アントニウスである。</ref>は殺すことなく姉のオクタウィアに養育させている。
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** しかし暗殺後に明かされた遺言書にはクレオパトラやカエサリオンについての言及は一言もなく“オクタウィアヌスに遺産の大半を譲ること”“残りは市民のために用いること”“正妻カルプルニアとの間に子が生まれた場合の後見人”についてのみ書かれていた。ローマを売るつもりなぞ全く無かったのはともかく、カエサリオンを認知する=カエサルの後継者候補として担ぎだされる可能性が出てくるということなのでそれを防ぎたかったのではないかと言われている。事実オクタウィアヌスはクレオパトラの他の子供は生かしているが、カエサリオンだけは殺させている。
 
* 自称・太っているのではなくふくよかな体型の彼だが、これで意外と俊敏らしい。ステータス上では敏捷Bとセイバークラスの基本能力通り。
 
* 自称・太っているのではなくふくよかな体型の彼だが、これで意外と俊敏らしい。ステータス上では敏捷Bとセイバークラスの基本能力通り。
** ゲーム的な面でも、Quickが2枚と他のセイバー(いずれも1枚)より多いコマンドカード構成をしており、宝具もQuickカード(しかもセイバーに稀有な単体攻撃)。動けるDEBUである。
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** ゲーム的な面でも、クイックが2枚と他のセイバー(いずれも1枚)より多いコマンドカード構成をしており、宝具もクイック属性(しかもセイバーに稀有な単体攻撃)。動けるDEBUである。
**セイバーであることに度々不満を漏らしているが、史実では若年の亡命時代、軍に身を置いていた時期があり、ある戦場での功績から当時最も名誉あるとされた「市民冠」を授与されている。これは同じローマ市民を救った栄誉とされ、年配の元老院議員すらこれに敬礼する、いわば現代アメリカの「名誉勲章」レベルの名誉。実は彼が被っている月桂冠が"それ"であり、後世ではローマ皇帝の権利の一つとして認められている。ガリア遠征時代、内乱時代でも、'''ケルト兵相手に尻込みしている部下の盾を奪い取って最前線に躍りでる'''、'''アフリカ象の倒し方を自ら新兵にレクチャーする'''、など、それなりに戦士としての経験はある。もっとも、これはカエサルだけではなく、当時の元老院議員の大半がノブレス・オブリージュを基本精神としていたため。実際、彼の部下の大勢は元老院議員の子息だったりする。元老院議員と軍務が分離され始めるのはもっと後の時代からである。
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*『人ならぬ妖精の女と子をなした』とプロフィールに乗っているが、その子というのは様々な作品に登場するかの有名な「妖精王オベロン」の事であろう。彼はカエサルの息子とされ、[[ウィリアム・シェイクスピア]]の書いた文学作品にも登場するビッグネームとも言える。
*『人ならぬ妖精の女と子をなした』とプロフィールに乗っているが、その子というのは様々な作品に登場するかの有名な「妖精王[[オベロン]]」の事であろう。彼はカエサルの息子とされ、[[ウィリアム・シェイクスピア]]の書いた文学作品にも登場するビッグネームとも言える。
 
 
**ちなみにカエサルがオベロンの父であるとされてる様に、同時にオベロンにはある有名な存在が母親であるとされている。問題はその母親が[[モルガン|Fate的には余りにも不穏な名前]]という点であるのだが…、その名前を持つ者はアーサー王伝説では二人いるとされ、同一視もされるが別人として描かれる事もあるのでまだどっちの事を指しているのかは断言できないが、子があのオベロンな事もあり非常に興味深いエピソードといえよう。
 
**ちなみにカエサルがオベロンの父であるとされてる様に、同時にオベロンにはある有名な存在が母親であるとされている。問題はその母親が[[モルガン|Fate的には余りにも不穏な名前]]という点であるのだが…、その名前を持つ者はアーサー王伝説では二人いるとされ、同一視もされるが別人として描かれる事もあるのでまだどっちの事を指しているのかは断言できないが、子があのオベロンな事もあり非常に興味深いエピソードといえよう。
 
*聖槍として知られるロンギヌスの槍の所有者だったという伝説もある。それによればトバル・カインの鍛えた剣と槍が紆余曲折を経てポンペイウスの部下の手に渡り、カエサルへの贈り物とされたという。その後、カエサルはロンギヌスの祖父の戦功を嘉し、褒美としてこの槍を与えた。ロンギヌスは祖父から引き継いだこの槍で、イエス・キリストを刺したという。
 
*聖槍として知られるロンギヌスの槍の所有者だったという伝説もある。それによればトバル・カインの鍛えた剣と槍が紆余曲折を経てポンペイウスの部下の手に渡り、カエサルへの贈り物とされたという。その後、カエサルはロンギヌスの祖父の戦功を嘉し、褒美としてこの槍を与えた。ロンギヌスは祖父から引き継いだこの槍で、イエス・キリストを刺したという。
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: その英雄としての知名度とイメージに反してあまりにインパクトのありすぎる外見である為、サービス開始直後から早々に「'''デブサル'''」というあだ名が付けられてしまう。史実後にイベント『月の女神はお団子の夢を見るか?』では新たに「'''DEBU'''」というさらに直球なあだ名が付けられた。あんなふくよかな姿となった理由としては「ローマが美食の国だから」とのこと。……どこまで食べたらそうなるんだ。 むしろ史実的にあの外見に合うローマ皇帝は[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]のほうだったりする。カエサルに関してはきっちり「背が高く引き締まった体であった」という歴史記録があり、現代に残された彫像の類も、全て引き締まった体躯で彫られている。
 
: その英雄としての知名度とイメージに反してあまりにインパクトのありすぎる外見である為、サービス開始直後から早々に「'''デブサル'''」というあだ名が付けられてしまう。史実後にイベント『月の女神はお団子の夢を見るか?』では新たに「'''DEBU'''」というさらに直球なあだ名が付けられた。あんなふくよかな姿となった理由としては「ローマが美食の国だから」とのこと。……どこまで食べたらそうなるんだ。 むしろ史実的にあの外見に合うローマ皇帝は[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]のほうだったりする。カエサルに関してはきっちり「背が高く引き締まった体であった」という歴史記録があり、現代に残された彫像の類も、全て引き締まった体躯で彫られている。
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*また史実での身体的特徴としては見事な「ハゲ頭」だったという記述が多く、部下に「'''ハゲの女たらし'''」とネタにされた記録も残っている。また、彼の肖像画や彫刻で月桂冠をかぶっているのが多いのも、出来るだけハゲを隠すためだとか。
 
: しかし、[[クレオパトラ]]の知るカエサルは痩せていたようで、「FGO世界における史実のカエサル=DEBU」というわけではないことが判明した。クレオパトラが知っているのは暗殺直前までの数年間のはずなので、現在の姿はそれ以前であると思われるが、詳細は不明。 一目見た[[トリスタン]]は「どうみてもストレスによる過食」「これほどの変貌を遂げるストレスなど、[[アグラヴェイン]]と同格」と評している。
 
: しかし、[[クレオパトラ]]の知るカエサルは痩せていたようで、「FGO世界における史実のカエサル=DEBU」というわけではないことが判明した。クレオパトラが知っているのは暗殺直前までの数年間のはずなので、現在の姿はそれ以前であると思われるが、詳細は不明。 一目見た[[トリスタン]]は「どうみてもストレスによる過食」「これほどの変貌を遂げるストレスなど、[[アグラヴェイン]]と同格」と評している。
 
: また「EXTELLA」ではネロが「カエサルがガリアで美味しいウナギと出会った」という歌を披露する場面があり、これも肥満の原因の一つを示唆している。
 
: また「EXTELLA」ではネロが「カエサルがガリアで美味しいウナギと出会った」という歌を披露する場面があり、これも肥満の原因の一つを示唆している。
 
: キャラクターデザインを担当したしまどりる氏によると、アルトリア顔だと想像したが、実際はおDEBUという指定に衝撃を受けたそうな。とはいえ、痩せたらイケメンであり、生前のカエサルを知っているクレオパトラも「眉目秀麗」と評している。
 
: キャラクターデザインを担当したしまどりる氏によると、アルトリア顔だと想像したが、実際はおDEBUという指定に衝撃を受けたそうな。とはいえ、痩せたらイケメンであり、生前のカエサルを知っているクレオパトラも「眉目秀麗」と評している。
: ちなみに奈須氏は一番最初に回したガチャで彼を引き当て、竹箒日記で<br />「''ふ、ふふ……どれほど偉大な英雄かは知ってはいるが、このがっかり感&しっとり感はどうだ……なるほど。Android版初日、一身にヘイトを集めるわ!ブタ! このブタめーーー!''」<br />とコメントしている<ref group="出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201508.html 竹箒日記2015/8/12]</ref>。
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: ちなみに奈須氏は一番最初に回したガチャで彼を引き当て、竹箒日記で<br />「''ふ、ふふ……どれほど偉大な英雄かは知ってはいるが、このがっかり感&しっとり感はどうだ……なるほど。Android版初日、一身にヘイトを集めるわ!ブタ! このブタめーーー!''」<br />とコメントしている<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201508.html 竹箒日記2015/8/12]</ref>。
: 一方、史実での身体的特徴としては「ハゲ頭」だったという記述が多く(完全な禿頭ではなく「部分的に薄い」程度)、部下に「'''ハゲの女たらし'''」とネタにされた記録も残っている。また、彼の肖像画や彫刻で月桂冠をかぶっているのが多いのも、出来るだけハゲを隠すためだとか。この点FGOカエサルはフサフサである。
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== 脚注 ==
 
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===注釈===
 
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