「ディルムッド・オディナ」を編集中

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| 地域 = アイルランド
 
| 地域 = アイルランド
 
| 属性 = 秩序・中庸
 
| 属性 = 秩序・中庸
| 副属性 = 地
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| 隠し属性 = 地
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| スリーサイズ =
 
| スリーサイズ =
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;略歴
 
;略歴
 
:『[[Fate/Zero]]』では[[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]において、[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]によって召喚される。
 
:『[[Fate/Zero]]』では[[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]において、[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]によって召喚される。
:生前、主君の婚約者から主への裏切りをゲッシュにより強制され、悩んだ末に愛に応えることを選んだという逸話を持つ。そのことに後悔はないが、主君への忠義と騎士としての本懐を最後まで全うしきれなかった未練から、今回は愛でなく忠義を選ぼうと心に決めて第四次聖杯戦争に挑む。しかし、彼の生前を知るケイネスは自らのサーヴァントを信用しきれておらず信頼関係が全く無い状態から始まる事となり、それでもディルムッドはサーヴァントとして彼への忠義を目的とし、その為にはたとえ汚れ仕事であっても文句を言う事なく準ずるつもりだった。しかし、初戦のセイバー戦にて彼女の清廉な闘気に当てられたディルムッドは、意思を変え己の騎士道を優先したくなりケイネスの意向を汲まない戦いを行う。
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:生前、主君の婚約者から主への裏切りをゲッシュにより強制され、悩んだ末に愛に応えることを選んだという逸話を持つ。そのことに後悔はないが、主君への忠義と騎士としての本懐を最後まで全うしきれなかった未練から、今回は愛でなく忠義を選ぼうと心に決めて第四次聖杯戦争に挑む。しかし彼の生前を知るケイネスは自らのサーヴァントを信用しきれず、ことあるごとに痛罵する。それでもなお、彼は献身的に主へと仕えようとした。
:更にケイネスの婚約者である[[ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ]]がディルムッドの持つ魔貌による魅了を受け入れてしまい、盲目的なまでの恋慕を寄せる。奇しくも生前と同じ状況に陥り、ランサー陣営の関係は悪化の一途をたどる。最期は切嗣によって人質にされたソラウを救うことを選んだケイネスに令呪によって自決させられた。
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:だが、ケイネスの婚約者である[[ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ]]がディルムッドの持つ魔貌による魅了を受け入れてしまい、盲目的なまでの恋慕を寄せる。奇しくも生前と同じ状況に陥りながらも、彼はあくまでも忠義を貫こうとするが、切嗣によって人質にされたソラウを救うことを選んだケイネスに令呪によって自決させられる。
:結局、最後まで信頼関係を築けなかった挙句に生前と同じく主に殺された事を思い出した彼は、血涙を流しながら悪鬼の形相で切嗣に、セイバーに、そしてこの世のすべてに怨嗟をぶつけながら消滅した。
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:結局、最後まで信頼関係を築けなかった挙句に生前と同じく主に殺された事を思い出した彼は、血涙を流しながら悪鬼の形相でその場にいた者に怨嗟をぶつけながら消滅した。
 
:『[[Fate/Grand Order]]』第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』では西暦1783年のアメリカに召喚され、ケルト軍の将として登場。
 
:『[[Fate/Grand Order]]』第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』では西暦1783年のアメリカに召喚され、ケルト軍の将として登場。
 
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、[[フィン・マックール]]と共にⅤの座を統括する[[魔神柱|兵装舎ハルファス]]と交戦する。
 
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、[[フィン・マックール]]と共にⅤの座を統括する[[魔神柱|兵装舎ハルファス]]と交戦する。
 
;人物
 
;人物
:癖のある長髪を後ろに撫でつけ、片目の下に泣き黒子のある美男子。<ref group="注">文では黒子は左目の下だが、絵では右目の下にある。</ref>
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:右目の下に泣き黒子のある美男子。
 
:忠義に篤く、名誉ある戦いを重んずる英霊らしい英霊。生前、向けられた愛情に折れて主君を裏切り、それにより最期は主君に見殺しにされた彼であるが、忠義より愛を選んだ己の行動に後悔はなく、自分を見殺しにした主への恨みもない。主君と酌み交わした杯も、妻と囁きあった睦言もかけがえのない記憶として残っている。
 
:忠義に篤く、名誉ある戦いを重んずる英霊らしい英霊。生前、向けられた愛情に折れて主君を裏切り、それにより最期は主君に見殺しにされた彼であるが、忠義より愛を選んだ己の行動に後悔はなく、自分を見殺しにした主への恨みもない。主君と酌み交わした杯も、妻と囁きあった睦言もかけがえのない記憶として残っている。
:しかし、もし二度目の生が与えられるならば、その時は忠義を選ぶ戦いを、という想いから聖杯戦争に参加した。サーヴァントは契約とは別に「[[聖杯]]を欲する理由」を持ってマスターに従うものだが、彼の場合は聖杯そのものではなく「主君に聖杯を献上すること」を欲している。この動機はサーヴァントとしてはやや独特なものとされているらしく、時に誤解を生むことも。
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:しかし、もし二度目の生が与えられるならば、その時は忠義を選ぶ戦いを、という想いから聖杯戦争に参加した。サーヴァントは契約とは別に「[[聖杯]]を欲する理由」を持ってマスターに従うものだが、彼の場合は聖杯そのものではなく「主君に聖杯を献上すること」を欲している。だが、世の常のサーヴァントとは異なる彼の有り様は時に誤解を生んでしまうことも。
:その高潔さも彼と同じタイプの人間以外からは理解されにくく、そのすれ違いすら呑み込もうとする結果、亀裂を広げるばかりになることもある。事実、第四次聖杯戦争ではケイネスへ捧げる忠誠に偽りはないが、「騎士の誇りに則った、より価値のある誉れ」を主に捧げようとするあまり、下される方針にただ機械的に従うのでなく主への嘆願を申し出たり、命令にない部分で騎士の道理を通すが、魔術師であるケイネスの理念との相互理解が上手くいかなかったこともあって、やること為すこと尽く裏目に出る。
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:また、高潔さは彼と同じタイプの人間以外からは理解されにくく、そのすれ違いすら呑み込んでしまおうとする結果、ただ亀裂ばかりを広げてしまうこともある。事実、第四次聖杯戦争ではケイネスへ捧げる忠誠に偽りはないが、「騎士の誇りに則った、より価値のある誉れ」を主に捧げようとするあまり、下される方針にただ機械的に従うのでなく主への嘆願を申し出たり、命令にない部分で騎士の道理を通すが、魔術師であるケイネスの理念との相互理解が上手くいかなかったこともあってやること為すこと尽く裏目に出る<ref group="注">後にセイバークラスの彼が登場した際、セイバークラスの彼が「神話の英雄」という側面が強調されているのに対し、ランサークラスの彼は「悲恋の英雄」という側面が強調されるという設定が追加されたため、ある意味では運命だったのかもしれない。</ref>。
 
:そうした苦難に見舞われても彼の根幹は揺るがなかったが、物事にも限度があり、他者を顧みない悪意に直面し、怨嗟の念に心を焦がしながら、怒り、嘆き、呪いを口にすることもある。
 
:そうした苦難に見舞われても彼の根幹は揺るがなかったが、物事にも限度があり、他者を顧みない悪意に直面し、怨嗟の念に心を焦がしながら、怒り、嘆き、呪いを口にすることもある。
 
;能力
 
;能力
 
:二刀流ならぬ二槍流の槍兵。それぞれが[[宝具]]で、右手の長槍「破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)」と、左手の短槍「必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)」の二つ。他の宝具のような圧倒的破壊力こそ持たないものの、同じ相手と長期に渡って戦うことに長ける、非常に実用的な宝具。
 
:二刀流ならぬ二槍流の槍兵。それぞれが[[宝具]]で、右手の長槍「破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)」と、左手の短槍「必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)」の二つ。他の宝具のような圧倒的破壊力こそ持たないものの、同じ相手と長期に渡って戦うことに長ける、非常に実用的な宝具。
:絶世の美男子としても知られ、頬にある黒子には女性を魅了(チャーム)してしまう呪いがかけられている。これはディルムッド自身にも制御できず、ゆえに彼の貌は「魔貌」と呼ばれている。「[[魔眼]]」が「相手を見る」ことで効果を発揮する能動的な能力であるのに対し、ディルムッドの「魔貌」は「相手に見られる」ことで効果を発揮する受動的な能力である。ただし、そこまで強力ではなく、高位の魔術師であれば難なく抵抗できる。実際、アイリスフィールにはレジストされている。ソラウが魅了されたのは、彼女自身に抵抗する意思がなかったためである。
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:絶世の美男子としても知られ、頬にある黒子には女性を魅了(チャーム)してしまう呪いがかけられている。これはディルムッド自身にも制御できず、ゆえに彼の貌は「魔貌」と呼ばれている。「[[魔眼]]」が「相手を見る」ことで効果を発揮する能動的な能力であるのに対し、ディルムッドの「魔貌」は「相手に見られる」ことで効果を発揮する受動的な能力である。ただし、そこまで強力ではなく、魔術師であれば難なく抵抗できる。実際、アイリスフィールにはレジストされている。ソラウが魅了されたのは、彼女自身に抵抗する意思がなかったためである。
  
 
== 別クラス / バリエーション ==
 
== 別クラス / バリエーション ==
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| rowspan="2"|[[ランサー]] || [[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]] || B || C || A+ || D || E || B || rowspan="2"|対魔力:B || 心眼(真):B<br />愛の黒子:C || style="text-align:left"|
 
| rowspan="2"|[[ランサー]] || [[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]] || B || C || A+ || D || E || B || rowspan="2"|対魔力:B || 心眼(真):B<br />愛の黒子:C || style="text-align:left"|
 
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| [[主人公 (Grand Order)]] || B || C || A+ || D || E || B || 心眼(真):B<br>愛の黒子:C<br>騎士の武略:B<br>悲恋繚乱:A || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「騎士の武略」→「悲恋繚乱」に変化
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| [[主人公 (Grand Order)]] || B || C || A+ || D || E || B || 心眼(真):B<br>愛の黒子:C<br>騎士の武略:B || style="text-align:left"|
 
|}
 
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:HPの上限を削る為、いかなる治癒魔術、再生能力を持ってしても現在の最大HP、つまり「この槍による傷を負った状態」までしか回復できない。解呪するには槍を破壊するか、ディルムッド自身を滅ぼす必要がある。
 
:HPの上限を削る為、いかなる治癒魔術、再生能力を持ってしても現在の最大HP、つまり「この槍による傷を負った状態」までしか回復できない。解呪するには槍を破壊するか、ディルムッド自身を滅ぼす必要がある。
 
:短期決戦だとただの槍だが、同一の相手と長期に渡って複数回戦うことを前提に考えると、じわじわと、しかし確実に効いてくるボディブローのようなもので、対象がサーヴァントでなければ、時間経過による出血死などのより致命的な効果が期待できる。
 
:短期決戦だとただの槍だが、同一の相手と長期に渡って複数回戦うことを前提に考えると、じわじわと、しかし確実に効いてくるボディブローのようなもので、対象がサーヴァントでなければ、時間経過による出血死などのより致命的な効果が期待できる。
:ゲイ・ボルクにも同様に不治の能力が備わっているが、あちらはFateルートの教会内のシーンで真名解放で攻撃した場合は傷が治らないという旨でクー・フーリンが説明している。(UBWルートで自分の心臓を刺した際には、凛に「無駄だ。俺の槍で破壊された心臓は簡単には治らん。」と言っているので定かではないが)
 
 
:「破魔の紅薔薇」同様、派手さには欠けるが、非常に使い勝手のいい宝具。なお、使い手である彼はこの槍で傷つくことはない。
 
:「破魔の紅薔薇」同様、派手さには欠けるが、非常に使い勝手のいい宝具。なお、使い手である彼はこの槍で傷つくことはない。
 
;:破魔の紅薔薇、必滅の黄薔薇(ゲイ・ジャルグ&ゲイ・ボウ)
 
;:破魔の紅薔薇、必滅の黄薔薇(ゲイ・ジャルグ&ゲイ・ボウ)
::ランク:B<br>種別:対人宝具<br>レンジ:?<br>最大捕捉:?
 
 
::『Grand Order』では上記の2つがセットで宝具として扱われている。
 
::『Grand Order』では上記の2つがセットで宝具として扱われている。
::ゲーム内では「敵単体に超強力な攻撃[Lv]&強化状態を解除&呪い状態を付与(5ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のQuick宝具。
+
::「敵単体に超強力な攻撃&敵単体の強化状態を解除&敵単体に呪い状態を付与(5ターン、オーバーチャージで効果UP)」という効果のQuick属性の宝具。
::幕間の物語クリアでB+ランクに上昇し、宝具威力倍率が上昇する。
 
  
 
== 使用技 ==
 
== 使用技 ==
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:主には忠誠を、敵には戦士の礼をもって応える騎士の鑑。その在り方からセイバーとはお互い好敵手と認め合う間柄。
 
:主には忠誠を、敵には戦士の礼をもって応える騎士の鑑。その在り方からセイバーとはお互い好敵手と認め合う間柄。
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
;[[Fate/Grand Order]]
:「スカサハ体験クエスト」の開催に伴い実装。
+
: 「スカサハ体験クエスト」の開催に伴い実装。
 
:同時に実装されたフェルグス共々「スカサハ体験クエスト」で登場したが、最終パートのみで出番は少なめだった。スカサハやフェルグスは新規キャラクター、彼は元々の出演作がある身と考えれば妥当ではあるか。
 
:同時に実装されたフェルグス共々「スカサハ体験クエスト」で登場したが、最終パートのみで出番は少なめだった。スカサハやフェルグスは新規キャラクター、彼は元々の出演作がある身と考えれば妥当ではあるか。
 
:イベント「Fate/Accel Zero Order」では[[ウェイバー・ベルベット|ロード・エルメロイⅡ世]]の策謀によりケイネスが第4次聖杯戦争から撤退、その際に令呪によって主人公たちに預けられる。
 
:イベント「Fate/Accel Zero Order」では[[ウェイバー・ベルベット|ロード・エルメロイⅡ世]]の策謀によりケイネスが第4次聖杯戦争から撤退、その際に令呪によって主人公たちに預けられる。
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;[[ライダー|イスカンダル]]
 
;[[ライダー|イスカンダル]]
:いきなり名乗りを上げた上、軍門に降れと言われ、呆気にとられる。対キャスター戦では共闘し、キャスターの宝具破壊を狙う。
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:いきなり名乗りを上げて軍門に降れと言われ、呆気にとられる。対キャスター戦では共闘し、キャスターの宝具破壊を狙う。
  
 
;[[ジル・ド・レェ|キャスター]]
 
;[[ジル・ド・レェ|キャスター]]
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;[[衛宮切嗣]]
 
;[[衛宮切嗣]]
:セイバーのマスター。後に彼の謀略のために命を落とすことになる。
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:セイバーのマスターであり、勝利のためには手段を択ばない「魔術師殺し」。
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:後に彼の謀略のために命を落とすことになる。
  
 
;[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]
 
;[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]
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;[[ウェイバー・ベルベット]]
 
;[[ウェイバー・ベルベット]]
:本編では対大海魔戦の際に切嗣からの伝言を伝えられた以上の関わりは無い。
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:本編では主の(元)教え子もしくはライダーのマスターくらいの認識しかなく、対大海魔戦の際に僅かな会話を交わした程度。
 
:『ゼロカフェ』や『戦車男』などのスピンアウト系では何かと親しい間柄になることが多い。
 
:『ゼロカフェ』や『戦車男』などのスピンアウト系では何かと親しい間柄になることが多い。
  
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:彼に勝った場合は、彼に畏敬を示す。伝承でディルムッドはクー・フーリンより約300年ほど後の人物だとされている。
 
:彼に勝った場合は、彼に畏敬を示す。伝承でディルムッドはクー・フーリンより約300年ほど後の人物だとされている。
 
:負けた場合、彼からその腕を惜しまれ、「これほどの傑物を私怨で取りこぼすとは魔が差したものだ」とフィン・マックールへの苦言も出る。
 
:負けた場合、彼からその腕を惜しまれ、「これほどの傑物を私怨で取りこぼすとは魔が差したものだ」とフィン・マックールへの苦言も出る。
:赤枝の騎士団も、『Fate/hollow ataraxia』でクー・フーリンが述懐しているように、王による女性絡みの遺恨で騎士の死や離反を招いている。
+
:赤枝の騎士団も、『hollow ataraxia』でクー・フーリンが述懐しているように、王による女性絡みの遺恨で騎士の死や離反を招いている。
 
;[[メドゥーサ|ライダー]]
 
;[[メドゥーサ|ライダー]]
 
:石化の[[魔眼]]に悩まされている彼女は、魔貌によって不自由な生を送ったディルムッドに、思うところがあるような言葉をかける。
 
:石化の[[魔眼]]に悩まされている彼女は、魔貌によって不自由な生を送ったディルムッドに、思うところがあるような言葉をかける。
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;[[主人公 (Grand Order)]]
 
;[[主人公 (Grand Order)]]
 
:この世界でのマスター。
 
:この世界でのマスター。
:今までのマスター達と比べると、自分を気にかけてくれる上にサーヴァントや英霊という立場以上に、「戦士」としての矜恃をよく理解し気遣ってくれる理想のマスターと言える存在。
+
:彼を理解し気にかけ、気遣ってくれる理想のマスター。
  
 
;[[ディルムッド・オディナ〔セイバー〕]]
 
;[[ディルムッド・オディナ〔セイバー〕]]
:双剣を構えセイバーとなった自分自身。
+
:双剣を携えセイバーとなった自分自身。
:あちらの彼の幕間の物語「双剣、来たる」にて、残留思念についてくる形でカルデアに迷い込んだアヴァータの妄念を打ち払うべく自らの霊基を一時的に貸し与えた。
+
:あちらの彼の幕間の物語「双剣、来たる」にてアヴァータの妄念を打ち払うべく、自らの霊基を一時的に貸し与えた。
  
 
;[[スカサハ]]
 
;[[スカサハ]]
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;[[エミヤ〔アサシン〕]]
 
;[[エミヤ〔アサシン〕]]
:第四次聖杯戦争で敵対したマスターの並行世界での姿。イベント「Fate/Accel Zero Order」では特に交流していないが、最後にマスター達の護衛を託した。
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:とある聖杯戦争での因縁相手の別時空での姿。
:『Fate/Grand Order material III』では、彼から「(アルトリアやジャガーマンに比べて、向けてくる目線が)分かり易い」とコメントされている。
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:出逢えば普通に話をするようだが、彼から「あんたは分かりやすい」と言われるほどの視線を向けていることがあったり、彼の幕間でも「尋ねたい事がある」と言っているなど、何か思うところがある様子。
:彼の幕間の物語でも普通に会話はしているが、いつか尋ねたい事などもあるとも口にしている。
 
  
 
;[[ナイチンゲール]]
 
;[[ナイチンゲール]]
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;[[ビリー・ザ・キッド]]
 
;[[ビリー・ザ・キッド]]
 
:第五特異点で敵対した相手。彼の幕間の物語でも共演している。
 
:第五特異点で敵対した相手。彼の幕間の物語でも共演している。
:TVCMではセイバーの方が酒場で戦闘する様子が描写されていたが、ゲーム本編ではまったく縁がないまま終わった。
+
:TVCMではセイバーの方が酒場で戦闘する様子が描写されていたが、ゲーム本編ではまったく縁がないまま終わってしまった。
:その後『Fate/Grand Order -turas réalta-』ではマッチアップが行われ、CMの構図そのままに戦闘する様が描かれた。
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:『Fate/Grand Order -turas réalta-』ではマッチアップが行われ、CMの構図そのままに戦闘する描写がされていた。
  
 
;[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]、[[エドワード・ティーチ]]、[[ジル・ド・レェ]]
 
;[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]、[[エドワード・ティーチ]]、[[ジル・ド・レェ]]
:イベント「プリズマ☆コーズ」後半戦で、魔法少女嗜好四天王となった同士。
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:期間限定イベント「プリズマ☆コーズ」後半戦で、魔法少女嗜好四天王となった同士。
 
:元からどこかおかしい他の3名と比べて、「真面目に考えた結果拗らせてしまってる分ヤバい感じがする」とクロからも引かれている。
 
:元からどこかおかしい他の3名と比べて、「真面目に考えた結果拗らせてしまってる分ヤバい感じがする」とクロからも引かれている。
 
:ティーチに関しては別のイベント「夏だ! 海だ! 開拓だ! FGO 2016 Summer カルデアサマーメモリー」で悲惨な目に遭って「聖杯に呪いあれ!」のパロディをやらかしているため、妙な親近感を覚えている。
 
:ティーチに関しては別のイベント「夏だ! 海だ! 開拓だ! FGO 2016 Summer カルデアサマーメモリー」で悲惨な目に遭って「聖杯に呪いあれ!」のパロディをやらかしているため、妙な親近感を覚えている。
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;[[フィン・マックール]]
 
;[[フィン・マックール]]
 
:主君であり、フィオナ騎士団の団長。一度許したとはいえディルムッドとの遺恨を忘れることができず、最後は結果的に彼を見殺しにした。
 
:主君であり、フィオナ騎士団の団長。一度許したとはいえディルムッドとの遺恨を忘れることができず、最後は結果的に彼を見殺しにした。
:謀殺されたも同然の破局を遂げたが、フィンの怒りを理解していたためディルムッドは死後も恨んでおらず、フィンと交わした杯はかけがえのない記憶として残っている。また、フィン自身も私情により大事な部下を死なせた事を後悔している。
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:謀殺されたも同然の破局を遂げたが、フィンの怒りを理解していたためディルムッドは死後も恨んでおらず、フィンと交わした杯はかけがえのない記憶として残っている。また、フィン自身も私情により大事な部下を死なせてしまった事を後悔している。
 
:第五特異点およびカルデアでは念願の共闘が叶ったものの、微妙に笑えないジョークで弄ってくる主君に対して距離感を計りかねている。
 
:第五特異点およびカルデアでは念願の共闘が叶ったものの、微妙に笑えないジョークで弄ってくる主君に対して距離感を計りかねている。
 
;[[グラニア]]
 
;[[グラニア]]
 
:主君の婚約者として出会い、黒子で魅了してしまった女性。後の妻。
 
:主君の婚約者として出会い、黒子で魅了してしまった女性。後の妻。
 
:ゲッシュで主への裏切りを強制する、恩人である巨人を殺させるなど何かとディルムッドを貶めた人物であるが、ディルムッドはその覚悟に敬意を持ち、彼女を恨むこと無く最後には愛するようになった。
 
:ゲッシュで主への裏切りを強制する、恩人である巨人を殺させるなど何かとディルムッドを貶めた人物であるが、ディルムッドはその覚悟に敬意を持ち、彼女を恨むこと無く最後には愛するようになった。
;オスカ
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;オスカー
:フィンの孫でフィオナ騎士団に同期入隊した親友。ディルムッドが騎士団に戻れるように祖父を説得したと言われており、彼の死際にも立ち会っている。
+
:フィンの孫でディルムッドの親友。
;オェングス
 
:養父。ケルト神話における愛の神であり妖精の王。
 
:彼もまた恋愛に関する逸話持ちであり、ある意味子は親に似るということか…
 
;マナナン・マク・リール
 
:Fateにおける養父。ケルト神話における海の神。
 
:『Fate/Grand Order』では[[マナナン・マク・リール〔バゼット〕]]の名でバゼットを依代とした疑似サーヴァントとして登場し現時点で言及はまだないが、期間限定イベント「アークティック・サマーワールド!」にて両者がYARIOメンバーとして共演した際は従来通り『父親っぽいがそうじゃない人』と認識している。
 
:一方あちらからは第三再臨にて「略奪愛はよくないです」と直球で言われている。
 
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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:ケイネスに令呪がなかろうとディルムッドはケイネスに忠義を尽くす。しかし、彼の忠誠は最早主に届かない。
 
:ケイネスに令呪がなかろうとディルムッドはケイネスに忠義を尽くす。しかし、彼の忠誠は最早主に届かない。
  
;「いま勝たなければならないのは、セイバーか? ランサーか? 否どちらでもない。ここで勝利するべきは、我らが奉じた『騎士の道』──そうだろう? 英霊アルトリアよ」<br>「我が勝利の悲願を、騎士王の一刀に託す。頼んだぞ、セイバー」
+
;「いま勝たなければならないのは、セイバーか? ランサーか?<br> 否どちらでもない。ここで勝利するべきは、我らが奉じた『騎士の道』──そうだろう? 英霊アルトリアよ」<br>「我が勝利の悲願を、騎士王の一刀に託す。頼んだぞ、セイバー」
 
:VSキャスター第2ラウンド。「約束された勝利の剣」を封じていた切り札の「必滅の黄薔薇」を自らへし折る。サーヴァントとしてではなく、騎士としての勝利を選ぶ。
 
:VSキャスター第2ラウンド。「約束された勝利の剣」を封じていた切り札の「必滅の黄薔薇」を自らへし折る。サーヴァントとしてではなく、騎士としての勝利を選ぶ。
  
294行目: 284行目:
  
 
;「……騎士王の剣に誉れあれ。俺は、おまえと出会えてよかった」<br>「フィオナ騎士団が一番槍、ディルムッド・オディナ──推して参る!」
 
;「……騎士王の剣に誉れあれ。俺は、おまえと出会えてよかった」<br>「フィオナ騎士団が一番槍、ディルムッド・オディナ──推して参る!」
:騎士の王たる貴すぎるセイバーの在り方を目にして出会えてよかったと告げる。そして再び戦いが繰り広げられていく。<br>しかしそんな正々堂々とした清々しい二人の戦いの裏で切嗣の暗躍は進んでいく。
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:騎士の王たる貴すぎるセイバーの在り方を目にして出会えてよかったと告げる。そして再び戦いが繰り広げられていく。<br>しかしそんな正々堂々とした清々しい二人の戦いの裏で切嗣の暗躍は進んでいく……。
  
;「貴様らは……そんなにも……」<br>「そんなにも勝ちたいか!? そうまでして聖杯が欲しいか!? この俺が……たったひとつ懐いた祈りさえ、踏みにじって……貴様らはッ、何一つ恥じることもないのか!?」<br>「赦さん……断じて貴様らを赦さんッ! 名利に憑かれ、騎士の誇りを貶めた亡者ども……その夢を我が血で穢すがいい!<br> 聖杯に呪いあれ! その願望に災いあれ! いつか地獄の釜に落ちながら、このディルムッドの怒りを思い出せ!」
+
;「貴様らは……そんなにも……」<br>「そんなにも勝ちたいか!? そうまでして聖杯が欲しいか!?<br> この俺が……たったひとつ懐いた祈りさえ、踏みにじって……貴様らはッ、何一つ恥じることもないのか!?」<br>「赦さん……断じて貴様らを赦さんッ! 名利に憑かれ、騎士の誇りを貶めた亡者ども……その夢を我が血で穢すがいい!<br> 聖杯に呪いあれ! その願いに災いあれ! いつか地獄の釜に落ちながら、このディルムッドの怒りを思い出せ!」
:切嗣の作戦で、ケイネスに令呪を用いての自害を強要されたディルムッド。憤怒の血涙を流し、呪詛の断末魔を上げるその姿には常の美貌は見る影なく、切嗣やセイバー、世界全てに向け怨嗟をぶつけ、絶望と共に散っていった。
+
:切嗣の卑劣な作戦で、ケイネスに令呪を用いての自害を強要されたディルムッド。憤怒の血涙を流し、呪詛の断末魔を上げるその姿には常の美貌は見る影なく、切嗣やセイバー、世界全てに向け怨嗟をぶつけ、絶望と共に散っていった。
  
 
===Fate/unlimited codes===
 
===Fate/unlimited codes===
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===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
====戦闘====
 
;「穿て! 『<ruby><rb>破魔の紅薔薇</rb><rt>ゲイ・ジャルグ</RT></RUBY>』! 『<ruby><rb>必滅の黄薔薇</rb><rt>ゲイ・ボウ</RT></RUBY>』!」
 
:真名解放。紅と黄の双槍が敵を穿つ。
 
 
 
;「我が絶技をお見せしよう」<br>「宝具を開帳しよう」
 
;「我が絶技をお見せしよう」<br>「宝具を開帳しよう」
 
:宝具選択時の台詞。『破魔の紅薔薇』と『必滅の黄薔薇』は直接の火力はあまりなく、強化スキルを持たない敵にも十分な効果を発揮できないが、攻撃力や防御力アップ、無敵や様々な効果まで解除できるので、敵によっては直接ダメージ以上の効果がある。とはいえ永続効果は解除できないという絶妙の原作再現。
 
:宝具選択時の台詞。『破魔の紅薔薇』と『必滅の黄薔薇』は直接の火力はあまりなく、強化スキルを持たない敵にも十分な効果を発揮できないが、攻撃力や防御力アップ、無敵や様々な効果まで解除できるので、敵によっては直接ダメージ以上の効果がある。とはいえ永続効果は解除できないという絶妙の原作再現。
 
:「敵の持久力を削ぐ」という地味ながらも重要な立ち回りができるサーヴァントは少なく、派手な槍働きはできないが重要な役どころという意味ではディルムッドらしいといえばらしい。
 
:「敵の持久力を削ぐ」という地味ながらも重要な立ち回りができるサーヴァントは少なく、派手な槍働きはできないが重要な役どころという意味ではディルムッドらしいといえばらしい。
  
====マイルーム====
+
;「穿て! 『<ruby><rb>破魔の紅薔薇</rb><rt>ゲイ・ジャルグ</RT></RUBY>』! 『<ruby><rb>必滅の黄薔薇</rb><rt>ゲイ・ボウ</RT></RUBY>』!」
 +
:真名解放。紅と黄の双槍が敵を穿つ。
 +
 
 
;「おや、あれは……なるほど、此度は味方か。誉れも高き騎士王の剣、頼りにしよう」
 
;「おや、あれは……なるほど、此度は味方か。誉れも高き騎士王の剣、頼りにしよう」
 
:アルトリア・ペンドラゴン所属時のマイルーム会話。かつての好敵手との邂逅を喜んでいる。
 
:アルトリア・ペンドラゴン所属時のマイルーム会話。かつての好敵手との邂逅を喜んでいる。
330行目: 318行目:
 
:嫌いなものについてのマイルーム会話。前者は文字通りであるが、後者は一体何を言おうとしたのであろうか。
 
:嫌いなものについてのマイルーム会話。前者は文字通りであるが、後者は一体何を言おうとしたのであろうか。
  
====本編====
+
; 「おお、主よ……! これほどの心遣いを向けてくれる主君に出逢えるとは、身に余る幸運か……!」
 
+
: 自身の[[幕間の物語]]「薔薇の双槍」にて、ロマニから彼自身の深層心理へのレイシフトについて主人公はどうしたいかを聞かれた際、上の選択肢を選んだ場合の台詞。
====幕間の物語====
+
: 今まで主従関係に運のなかったディルムッドにとって、自分をここまで気遣ってくれる主人公の言葉はまさに感無量なのだろう。
;「おお、主よ……! これほどの心遣いを向けてくれる主君に出逢えるとは、身に余る幸運か……!」
 
:自身の[[幕間の物語]]「薔薇の双槍」にて、ロマニから彼自身の深層心理へのレイシフトについて主人公はどうしたいかを聞かれた際、上の選択肢を選んだ場合の台詞。
 
:今まで主従関係に運のなかったディルムッドにとって、自分をここまで気遣ってくれる主人公の言葉はまさに感無量なのだろう。
 
  
;「そう言っていただけるのは嬉しいのですが……その、ディルムッさんと言うのは……少々、照れくさいです」
+
; 「そう言っていただけるのは嬉しいのですが……その、ディルムッさんと言うのは……少々、照れくさいです」
:同上。途中で出る選択肢で下の方を選んだ場合の台詞。
+
: こちらは同上で下の選択肢を選んだ場合の台詞。
:照れつつも主人公のノリに付き合ってくれる所が彼らしい。
+
: 照れつつも主人公のノリに付き合ってくれる所が彼らしい。
  
;「……あるのでしょう。ですが、それは今ここで置いていきます。<br>私はそれ以上の〝何か〟を王から得た。かけがえのない何か───見失ってはならないものを」
+
; 「……あるのでしょう。ですが、それは今ここで置いていきます。<br>私はそれ以上の〝何か〟を王から得た。かけがえのない何か───見失ってはならないものを」
:同上。主君フィン・マックールの幻影から、自分がやった所業について恨みはないかと尋ねられた時の台詞。
+
: 幕間の物語「薔薇の双槍」にて、主君フィン・マックールの幻影から、自分がやった所業について恨みはないかと尋ねられた時の台詞。
:己が無意識に心の奥底へと追いやった「罪悪感」と改めて向き合ったディルムッド。そこでは失ってしまった以上に、自分が生前何よりも大事にしていた「大切なもの」に気づくことが出来た。
+
: 己が無意識に心の奥底へと追いやった「罪悪感」と改めて向き合ったディルムッド。そこでは失ってしまった以上に、自分が生前何よりも大事にしていた「大切なもの」に気づくことが出来た。
  
====イベント====
 
 
;「<font size=5>チョコは危険ですマスター!!</font>」
 
;「<font size=5>チョコは危険ですマスター!!</font>」
 
:バレンタインイベントにて、主人公にバレンタインのチョコレートの危険性を説く魂の叫び。
 
:バレンタインイベントにて、主人公にバレンタインのチョコレートの危険性を説く魂の叫び。
356行目: 340行目:
 
:眉目麗しい美男子だが、根っこのところはやはりケルト脳というべきか。
 
:眉目麗しい美男子だが、根っこのところはやはりケルト脳というべきか。
  
;「く──<br> く──来るなぁ! 大人のおんなぁ、来るなぁ!」
+
; 「く──<br> く──来るなぁ! 大人のおんなぁ、来るなぁ!」
:イベント「魔法少女紀行 ~プリズマ・コーズ~」の追加クエスト「翡翠紳士・血涙編」にて。
+
: 期間限定イベント『魔法少女紀行 ~プリズマ・コーズ~ 翡翠紳士・血涙編』にて。
:登場するや否やいきなり血の涙を流しての慟哭である。もはやトラウマというレベルを超えている残念っぷり。
+
: 登場するや否やいきなり血の涙を流しての慟哭である。もはやトラウマというレベルを超えている残念っぷり。
  
 
;「大人の女──大人の女は、したたかだ!<br> 計算高くて腹の底では何を考えているのか分からない! 護られる立場を期待しつつ、その陰で支配しようとする!<br> そこへいくと魔法少女は物理的に強い……すぐに足が痛い、とか言い出さない……!」
 
;「大人の女──大人の女は、したたかだ!<br> 計算高くて腹の底では何を考えているのか分からない! 護られる立場を期待しつつ、その陰で支配しようとする!<br> そこへいくと魔法少女は物理的に強い……すぐに足が痛い、とか言い出さない……!」
:同上。前半に関しては彼の経験談ゆえに説得力もあるが、その反動のせいか大人じゃない女の子がやけに美化されており、真に忠義を誓う存在にまでなっている。
+
: 同上イベント。前半に関しては彼の経験談ゆえに説得力もあるが、その反動のせいか大人じゃない女の子がやけに美化されており、真に忠義を誓う存在にまでなっている。
:[[クロエ・フォン・アインツベルン (Grand Order)|クロエ]]曰く「そんなことも無いんだけど……」とのことで、魔法少女だって足が痛いときは痛いのだ。
+
: [[クロエ・フォン・アインツベルン (Grand Order)|クロエ]]曰く「そんなことも無いんだけど……」とのことで、魔法少女だって足が痛いときは痛いのだ。
  
;「悪いことは申しませぬ。大人の女にだけはお成りになられるな……」
+
; 「悪いことは申しませぬ。大人の女にだけはお成りになられるな……」
:同上。どんなにイケメンでも、どんなに真摯な気持ちでも、これにはさすがに魔法少女もドン引きである。
+
: どんなにイケメンでも、どんなに真摯な気持ちでも、これにはさすがに魔法少女もドン引きである。
  
;「嘆くな少女よ。これが男の浪漫というものだ。君も英霊の<br> 端くれならば、理解できずとも付き合ってやりたまえ」
+
;「嘆くな少女よ。これが男の浪漫というものだ。君も英霊の端くれならば、理解できずとも付き合ってやりたまえ」
:イベント「Fate/Accel Zero Order」にて。
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:期間限定イベント「Fate/Accel Zero Order」にて。
:汚染された大聖杯をほったらかしての不条理な戦いに盛り上がる男たちに困惑するマシュにかけた言葉。『Fate/Grand Order』での彼にしては珍しく普通に格好いいのだが、同時に彼もまた脳筋気質なケルトの英雄だということを思い知らされる台詞と言えよう。
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:汚染された大聖杯をほったらかしての不条理な戦いに盛り上がる男たちに困惑するマシュにかけた言葉。『Grand Order』での彼にしては珍しく普通に格好いいのだが、同時に彼もまた脳筋気質なケルトの英雄だということを思い知らされる台詞と言えよう。
  
 
===とびたて!超時空トラぶる花札大作戦===
 
===とびたて!超時空トラぶる花札大作戦===
;「……それには及びません、我が主。必ずや勝利をもたらす、その誓いに優るものなどありましょうか」<br>「されど、その隣にこそ並び立つ無礼をお許しあれ!」
+
;「……それには及びません、我が主。必ずや勝利をもたらす、その誓いに優るものなどありましょうか」<br>「されど、その隣に並び立つ無礼をお許しあれ!」
 
:本編では決して叶う事のなかった、主に忠誠を尽くすその願いの成就。これが「とびたて!超時空トラぶる花札大作戦」の1シーンであることに目を瞑れば、ディルムッドファン感涙のシーンである。ケイネスも辛辣な言い方ながらディルムッドの忠節を受け止めてくれた。
 
:本編では決して叶う事のなかった、主に忠誠を尽くすその願いの成就。これが「とびたて!超時空トラぶる花札大作戦」の1シーンであることに目を瞑れば、ディルムッドファン感涙のシーンである。ケイネスも辛辣な言い方ながらディルムッドの忠節を受け止めてくれた。
  
;「まさに望外の喜び。セイバー、貴様は仕える主君を誤ったな!」<br>「お前の残念騎士道など、我が槍で斬り結ぶには値しないと言ったのだ。この黒子ひとつで───十分だ。」
+
;「まさに望外の喜び。セイバー、貴様は使える主君を誤ったな」<br>「お前の残念騎士道など、我が槍で斬り結ぶには値しないと言ったのだ。この黒子ひとつで──十分だ。」
:主と信頼関係を深めた途端手の平返したイケメン。……言い様こそ酷いが「とびたて!超時空トラぶる花札大作戦」においては主君云々の指摘は正しかった。というか'''「セイバーを食べ放題の店から引っ張り出すために令呪を一度に全部使いきった」なんて知りたくもない相手側の事情'''を知ったら手の平を返したくもなる。
+
:主と信頼関係を深めた途端手の平返したイケメン。……言い様こそ酷いが「とびたて!超時空トラぶる花札大作戦」においては主君云々の指摘は正しかった。というか'''『セイバーを食べ放題の店から引っ張り出すために令呪を一度に全部使いきった』なんて知りたくもない相手側の事情'''を知ったら手の平を返したくもなる。
 
:セイバーとの信頼関係を本編同様蔑ろにし続けた切嗣と、本編とは違ってディルムッドと信頼関係を深めることが出来たケイネスの違いが如実に表れたといえよう。
 
:セイバーとの信頼関係を本編同様蔑ろにし続けた切嗣と、本編とは違ってディルムッドと信頼関係を深めることが出来たケイネスの違いが如実に表れたといえよう。
  
;「我が主は、誇りと栄光の為、あえて一本の草木も生えぬ不毛の道を選ばれたのですから」
+
;「我が主は、誇りと栄光の為、あえて草木の一本も生えぬ不毛の道を選ばれたのですから」
:勝利台詞。ケイネスの頭髪がネタにされまくっている。勿論、ディルムッドは本心からケイネスを支え、讃えているだけ。
+
:ケイネスの頭髪がネタにされまくってる。勿論、ディルムッドは本心からケイネスを支え、讃えているだけ。
  
 
===お願い!アインツベルン相談室===
 
===お願い!アインツベルン相談室===
414行目: 398行目:
 
*聖杯に仮託する望みがなく、召喚に応じて戦うことそのものが聖杯戦争への参加動機という点や、序盤でセイバーを翻弄して手傷を負わせるという点で『stay night』の[[クー・フーリン]]へのオマージュの妙が窺える。しかし、最期までオマージュしなくてもいいだろうに……。
 
*聖杯に仮託する望みがなく、召喚に応じて戦うことそのものが聖杯戦争への参加動機という点や、序盤でセイバーを翻弄して手傷を負わせるという点で『stay night』の[[クー・フーリン]]へのオマージュの妙が窺える。しかし、最期までオマージュしなくてもいいだろうに……。
 
**虚淵氏は『Zero』執筆の際、ランサーは最後までキャスティングに悩んだらしい。槍の伝承に加え、Fate(=不幸な運命)に沿った逸話がある英雄が欲しかったとのこと。また、冬木の聖杯戦争に召喚できるのは西洋の英霊のみという縛りも存在した。<ref group="出" name="「Fate/Zero総括対談-未使用のネタ」『Fate/Zero material』pp.134-135">「Fate/Zero総括対談-未使用のネタ」『Fate/Zero material』pp.134-135</ref>
 
**虚淵氏は『Zero』執筆の際、ランサーは最後までキャスティングに悩んだらしい。槍の伝承に加え、Fate(=不幸な運命)に沿った逸話がある英雄が欲しかったとのこと。また、冬木の聖杯戦争に召喚できるのは西洋の英霊のみという縛りも存在した。<ref group="出" name="「Fate/Zero総括対談-未使用のネタ」『Fate/Zero material』pp.134-135">「Fate/Zero総括対談-未使用のネタ」『Fate/Zero material』pp.134-135</ref>
**今際の言葉のせいでアニメ版『Zero』の視聴者には'''「ディルムッドの呪詛で聖杯が汚染された」'''と誤解した人が多かった。元々『Fate/Zero』単体では詳しく説明されない上、アニメ版では尺不足もあった為、それらしい理由を探してディルムッドの最期に行き着くのも仕方ないが……。言うまでもなく、あの時点で聖杯はアインツベルンの失策で汚染されており、ディルムッドの怨嗟とは無縁である。結末を知るファンへのサービスといったところ。
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**凄惨な最期及び今際の言葉のせいでアニメ版『Zero』からFateシリーズに入ったファンの中には'''「ディルムッドの呪詛で聖杯が汚染された」'''と誤解した人が多かった。元々『Fate/Zero』単体では詳しく説明されない上、アニメ版では尺不足もあった為、それらしい理由を探してディルムッドの最期に行き着くのも仕方ないが……。言うまでもなく、あの時点で聖杯はアインツベルンの失策で汚染されており、ディルムッドの怨嗟とは無縁である。結末を知るファンへのサービスといったところ。
  
 
*世界的には余り有名でないケルト神話においても知名度は高くない。ただし、大英雄フィン凋落の切っ掛けとして語られるので、言い方が悪いがフィンのおまけのような形で、ある程度認知されている。
 
*世界的には余り有名でないケルト神話においても知名度は高くない。ただし、大英雄フィン凋落の切っ掛けとして語られるので、言い方が悪いがフィンのおまけのような形で、ある程度認知されている。
 
**なお、フィオナ騎士団を円卓の騎士やシャルルマーニュ十二勇士の原典とする説もあり、ランスロットのモデルの1人にディルムッドが挙げられている。虚淵氏はこれに対し、「そりゃ〜4thバーサーカーが苦手とするのも無理はない」と語っている。<ref group="出" name="「Fate/Zero用語辞典-ディルムッド・オディナ」『Fate/Zero material』p.100">「Fate/Zero用語辞典-ディルムッド・オディナ」『Fate/Zero material』p.100</ref>
 
**なお、フィオナ騎士団を円卓の騎士やシャルルマーニュ十二勇士の原典とする説もあり、ランスロットのモデルの1人にディルムッドが挙げられている。虚淵氏はこれに対し、「そりゃ〜4thバーサーカーが苦手とするのも無理はない」と語っている。<ref group="出" name="「Fate/Zero用語辞典-ディルムッド・オディナ」『Fate/Zero material』p.100">「Fate/Zero用語辞典-ディルムッド・オディナ」『Fate/Zero material』p.100</ref>
 
*伝承では彼が主君と和解してから最期を迎えるまでには数年(7、16年とも)の間がある。その間は姫と結婚して寄り添い、子供も3人(4、5人とも言われる)儲けている。作中でも同様かは不明。
 
*伝承では彼が主君と和解してから最期を迎えるまでには数年(7、16年とも)の間がある。その間は姫と結婚して寄り添い、子供も3人(4、5人とも言われる)儲けている。作中でも同様かは不明。
**上記の伝承が採用されていたとしてもグラニアはディルムッドの死後、フィンと再婚しているという伝承もあるので、それを踏まえればやっぱり不幸である。逆にディルムッドの後を追うように死んだとする伝承も存在する。<br>なお、フィンがディルムッドを見殺しにしてグラニアを娶った事はフィアナ騎士団からも非難の声が上がっており、フィンの孫であったオスカーはディルムッドの親友であり、最後までディルムッドを救うよう頼んでいたため、祖父との間に確執が出来ている。
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**上記の伝承が採用されていたとしてもグラニアはディルムッドの死後、フィンと再婚しているという伝承もあるので、それを踏まえればやっぱり不幸である。逆にディルムッドの後を追うように死んだとする伝承も存在する。<br>なお、フィンがディルムッドを見殺しにしてグラニアを娶った事はフィアナ騎士団からも非難の声が上がっており、フィンの孫であったオスカはディルムッドの親友であり、最後までディルムッドを救うよう頼んでいたため、祖父との間に確執が出来ている。
*フィンが彼を見殺しにしたのは変わらないが、伝承によってその対応は様々。<br>死にかけの彼に向かって罵り侮蔑の言葉を投げかける<br>救おうとして水を掬うも土壇場で踏みとどまる<br>必死に助けようとするがグラニアの恨みを思い出すと水が零れてしまい、助言を受けて三度目にして成功したが既に事切れていた<br>等、多岐に渡る。TYPE-MOON作品においては、メディアにもよるが悪意を持って彼を見殺しにした方を基本的に採用している。
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*フィンが彼を見殺しにしたのは変わらないが、伝承によってその対応は様々。死にかけの彼に向かって罵り侮蔑の言葉を投げかけるのもあれば、救おうとして水を掬うも土壇場で踏みとどまる、必死に助けようとするがグラニアの恨みを思い出すと水が零れてしまいアドバイスを受けて三度目にして成功したが既に事切れていた等、多岐に渡る。<br>TYPE-MOON作品においては、メディアにもよるが悪意を持って彼を見殺しにした方を基本的に採用している。
 
*生前のディルムッドの死因が猪と比較的身近な生き物であることから、ファンには「INOSHISHI」と呼ばれてネタにされている。神話の英雄であり、作中でも飛行中の戦闘機に飛び乗るほどの驚異的な身体能力を披露していた彼を殺せるというと猪とは思えない超生物に思えるが、それもその筈、この猪はディルムッドの異父弟である耳と尾を持たない真性の魔物である。やっぱりINOSHISHIじゃねーか。
 
*生前のディルムッドの死因が猪と比較的身近な生き物であることから、ファンには「INOSHISHI」と呼ばれてネタにされている。神話の英雄であり、作中でも飛行中の戦闘機に飛び乗るほどの驚異的な身体能力を披露していた彼を殺せるというと猪とは思えない超生物に思えるが、それもその筈、この猪はディルムッドの異父弟である耳と尾を持たない真性の魔物である。やっぱりINOSHISHIじゃねーか。
 
**昔における猪との遭遇は、現代で言う所の自動車事故くらいに身近なものだった。猪というのはそういう意味で、日常に潜む分かり易い死の象徴の一つとも言える。
 
**昔における猪との遭遇は、現代で言う所の自動車事故くらいに身近なものだった。猪というのはそういう意味で、日常に潜む分かり易い死の象徴の一つとも言える。
429行目: 413行目:
 
*生前、彼は2本の槍だけでなく2本の剣、モラルタ(「大いなる激情」の意、『Grand Order』では「憤怒の波濤」表記)、ベガルタ(「小なる激情」の意、『Grand Order』では「激情の細波」表記)を所持していた。<br>用語辞典には「ケイネスはむしろディルムッドが[[ディルムッド・オディナ〔セイバー〕|セイバーのクラス]]で召喚されるのを望んでいたのかも」と記されている。<ref group="出" name="「Fate/Zero用語辞典-ディルムッド・オディナ」『Fate/Zero material』p.100"/>
 
*生前、彼は2本の槍だけでなく2本の剣、モラルタ(「大いなる激情」の意、『Grand Order』では「憤怒の波濤」表記)、ベガルタ(「小なる激情」の意、『Grand Order』では「激情の細波」表記)を所持していた。<br>用語辞典には「ケイネスはむしろディルムッドが[[ディルムッド・オディナ〔セイバー〕|セイバーのクラス]]で召喚されるのを望んでいたのかも」と記されている。<ref group="出" name="「Fate/Zero用語辞典-ディルムッド・オディナ」『Fate/Zero material』p.100"/>
 
**伝承によると、2口の剣は共に養父であるドルイドのアンガスより贈られた物で、元々は妖精王マナマーン・マック・リールが所有していた。モラルタは一太刀ですべてを倒すと言われ、ベガルタの詳細は不明とされている。<br>伝承ではこれらの二剣二槍の武器を用い様々な敵と闘い、グラニアとの逃避行の時には空飛ぶ魔女を投げ槍で倒したり、巨人を倒すなど騎士団に所属してた時以上の武功を立てたという。最も優れた組み合わせはゲイ・ジャルグとモラルタのようだが、クラスの都合で再現できない。なお、彼が最期に魔猪の牙に倒れた時、携えていたのは逆の組み合わせであるゲイ・ボウとベガルタであったとされる。
 
**伝承によると、2口の剣は共に養父であるドルイドのアンガスより贈られた物で、元々は妖精王マナマーン・マック・リールが所有していた。モラルタは一太刀ですべてを倒すと言われ、ベガルタの詳細は不明とされている。<br>伝承ではこれらの二剣二槍の武器を用い様々な敵と闘い、グラニアとの逃避行の時には空飛ぶ魔女を投げ槍で倒したり、巨人を倒すなど騎士団に所属してた時以上の武功を立てたという。最も優れた組み合わせはゲイ・ジャルグとモラルタのようだが、クラスの都合で再現できない。なお、彼が最期に魔猪の牙に倒れた時、携えていたのは逆の組み合わせであるゲイ・ボウとベガルタであったとされる。
**全ての問題の元凶のグラニアに対しては全く恨んでおらず、愛していた。一方、グラニアとのことを、ケイネスから「主君の許嫁を奪った間男」扱いされた時は流石に地雷だったようで激怒してしまった。
 
**フィオナ騎士団の騎士達はディルムッドへの友情から討伐を拒否した。そのためフィンは外部からディルムッド討伐を命令した。
 
 
**騎士の鑑といえる人物であるが、本来は二槍流や二刀流だけでなく剣と槍を同時に扱うという、かなり変則的な戦闘方法の持ち主である。<br>アニメ版でケイネスが見たディルムッドの過去夢および第一期エンディングでは、槍と剣を同時に装備している姿が確認出来る。<br>「槍兵」のクラスで現界した場合は槍しか持たず、二槍流で戦う。この非常に珍しい得物の扱いは、英霊という歴戦の戦士もまず相手にした経験が無いという面で白兵戦にて絶大な効果を発揮し、セイバーはやりにくい闘い方と相当戸惑っていた。<br>「剣士」のクラスで現界した場合は槍の方が使えなくなる。セイバーのディルムッドの絆礼装にて、サーヴァントである限り、生前の戦い方は不可能と明らかになった。
 
**騎士の鑑といえる人物であるが、本来は二槍流や二刀流だけでなく剣と槍を同時に扱うという、かなり変則的な戦闘方法の持ち主である。<br>アニメ版でケイネスが見たディルムッドの過去夢および第一期エンディングでは、槍と剣を同時に装備している姿が確認出来る。<br>「槍兵」のクラスで現界した場合は槍しか持たず、二槍流で戦う。この非常に珍しい得物の扱いは、英霊という歴戦の戦士もまず相手にした経験が無いという面で白兵戦にて絶大な効果を発揮し、セイバーはやりにくい闘い方と相当戸惑っていた。<br>「剣士」のクラスで現界した場合は槍の方が使えなくなる。セイバーのディルムッドの絆礼装にて、サーヴァントである限り、生前の戦い方は不可能と明らかになった。
 
***槍しか持ち込んでいないことについて、虚淵氏は冗談交じりに「ランサーのクラスで剣を使っちゃうのは流石にアレだと思ったんでしょう」と語っている。<ref group="出">「うろぶち、きのこのFate/Zero一問一答」『ALL OVER/Zero』p.24</ref>確かに[[長尾景虎|剣を持ち込むランサー]]も居る……
 
***槍しか持ち込んでいないことについて、虚淵氏は冗談交じりに「ランサーのクラスで剣を使っちゃうのは流石にアレだと思ったんでしょう」と語っている。<ref group="出">「うろぶち、きのこのFate/Zero一問一答」『ALL OVER/Zero』p.24</ref>確かに[[長尾景虎|剣を持ち込むランサー]]も居る……
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***『TYPE-MOONエース』VOL.11によると、今後"セイバー・ディルムッド"の実装は予定しているとのこと。そしてCMでの登場からざっと'''895日'''で「復刻版:Fate/Accel Zero Order -LAP 2-」にて満を持して実装された。
 
***『TYPE-MOONエース』VOL.11によると、今後"セイバー・ディルムッド"の実装は予定しているとのこと。そしてCMでの登場からざっと'''895日'''で「復刻版:Fate/Accel Zero Order -LAP 2-」にて満を持して実装された。
  
 +
*クー・フーリンとの比較について、虚淵氏は「クー・フーリンの戦闘能力には一歩譲るんじゃないかと」とコメント。<ref group="出" name="「Fate/Zero総括対談-未使用のネタ」『Fate/Zero material』pp.134-135"/><br>奈須氏は「同じランサーであるクー・フーリンとディルムッドがガチンコで戦ったら、どっちが勝ちますか? 初登場時のクー・フーリンはセイバーに押しまくられましたが、ディルムッドは逆に押してましたよね? ということはディルムッドのほうが強い……?」という質問に対して<br>「ディルムッドはマスターからのバックアップ(魔力供給量)が優れているので、単純な火力勝負ならディルムッドに軍配が上がるかと。日本ではどちらも地形効果はゼロですが、舞台がアイルランドならクー・フーリンに一本かと」(原文)と回答している。<ref group="出">「Fate道場」『コンプティーク』2007年6月号</ref>「ディルムッドはマスターからのバックアップが優れているので~」'''「単純な火力勝負なら~」'''と条件が補足されている通り、虚淵氏は「戦闘能力」、奈須氏は「マスター差も含めた火力勝負」の話であり、別に2人の発言は矛盾していない。また、虚淵氏は戦闘能力では上とは言っているが「クーフーリンが勝つ」とは言っていない。逆に奈須氏も火力だけで戦った場合はディルムッドが勝つとは言っているが何でもありの条件で「ディルムッドが勝つ」とは言っていない。そもそも対軍宝具がないディルムッドが火力勝負で勝つとしている時点で恐らく白兵戦(宝具抜き)での話と思われる。
 +
**各本編の時点でのお互いの長所としては、ディルムッドはマスターからの魔力供給が非常に優位な点、クー・フーリンは「刺し穿つ死棘の槍」が強力かつ相性が良い(ディルムッドは幸運Eのためまず回避出来ない)点が挙げられるか。
 
*[[ランスロット|バーサーカー]]を相手にした場合の相性が抜群に良い。バーサーカーが戦闘でメインに使う宝具「騎士は徒手にて死せず」で宝具化される諸々の武器は、それが最初から宝具でない限り、「破魔の紅薔薇」の前には無力化されるためである。
 
*[[ランスロット|バーサーカー]]を相手にした場合の相性が抜群に良い。バーサーカーが戦闘でメインに使う宝具「騎士は徒手にて死せず」で宝具化される諸々の武器は、それが最初から宝具でない限り、「破魔の紅薔薇」の前には無力化されるためである。
 
**「お願い!アインツベルン相談室」のゼッちゃんの寝言によると、バーサーカーには強いがライダーには弱いとの事。対人宝具しか持たない彼にとって多大な物量を誇る[[イスカンダル|ライダー]]には単純に押し負けるという事と推測される。
 
**「お願い!アインツベルン相談室」のゼッちゃんの寝言によると、バーサーカーには強いがライダーには弱いとの事。対人宝具しか持たない彼にとって多大な物量を誇る[[イスカンダル|ライダー]]には単純に押し負けるという事と推測される。
462行目: 446行目:
 
:# いつでも倒せるバーサーカーチームを利用。可能であればバーサーカーに他チームを殲滅させ、しかるのちに漁夫の利を得る。<ref group="出">「Fate/Zero用語辞典-ケイネス・エルメロイ・アーチボルト」『Fate/Zero material』p.95</ref>
 
:# いつでも倒せるバーサーカーチームを利用。可能であればバーサーカーに他チームを殲滅させ、しかるのちに漁夫の利を得る。<ref group="出">「Fate/Zero用語辞典-ケイネス・エルメロイ・アーチボルト」『Fate/Zero material』p.95</ref>
 
:戦略次第では聖杯戦争を制するか、アサシンにあっさり不覚を取るかのどちらかだった。<ref group="出" name="「Fate/Zero用語辞典-ディルムッド・オディナ」『Fate/Zero material』p.100"/>
 
:戦略次第では聖杯戦争を制するか、アサシンにあっさり不覚を取るかのどちらかだった。<ref group="出" name="「Fate/Zero用語辞典-ディルムッド・オディナ」『Fate/Zero material』p.100"/>
 
;クー・フーリンとの比較
 
:虚淵氏は「クー・フーリンの戦闘能力には一歩譲るんじゃないかと」とコメント。<ref group="出" name="「Fate/Zero総括対談-未使用のネタ」『Fate/Zero material』pp.134-135"/><br>
 
:奈須氏は「同じランサーであるクー・フーリンとディルムッドがガチンコで戦ったら、どっちが勝ちますか? 初登場時のクー・フーリンはセイバーに押しまくられましたが、ディルムッドは逆に押してましたよね? ということはディルムッドのほうが強い……?」という質問に対して
 
:「ディルムッドはマスターからのバックアップ(魔力供給量)が優れているので、単純な火力勝負ならディルムッドに軍配が上がるかと。日本ではどちらも地形効果はゼロですが、舞台がアイルランドならクー・フーリンに一本かと」(原文)と回答している。<ref group="出">「Fate道場」『コンプティーク』2007年6月号</ref>
 
:「ディルムッドはマスターからのバックアップが優れているので~」'''「単純な火力勝負なら~」'''と条件が補足されている通り、虚淵氏は「戦闘能力」、奈須氏は「マスター差も含めた火力勝負」の話であり、別に2人の発言は矛盾していない。また、虚淵氏は戦闘能力では上とは言っているが「クーフーリンが勝つ」とは言っていない。逆に奈須氏も火力だけで戦った場合はディルムッドが勝つとは言っているが何でもありの条件で「ディルムッドが勝つ」とは言っていない。そもそも対軍宝具がないディルムッドが火力勝負で勝つとしている時点で恐らく白兵戦(宝具抜き)での話と思われる。
 
:各本編の時点でのお互いの長所としては、ディルムッドはマスターからの魔力供給が非常に優位な点、クー・フーリンは「刺し穿つ死棘の槍」が強力かつ相性が良い(ディルムッドは幸運Eのためまず回避出来ない)点が挙げられるか。
 
  
 
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