「ネタバレ/Fate/Grand Order」の版間の差分

提供: TYPE-MOON Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
6行目: 6行目:
 
<!--
 
<!--
 
;ジングル・アベル・ムニエル
 
;ジングル・アベル・ムニエル
 +
 
;アヴィケブロン
 
;アヴィケブロン
 
{{サーヴァント概要
 
{{サーヴァント概要
23行目: 24行目:
 
| 一人称 = 僕
 
| 一人称 = 僕
 
| 二人称 = 君
 
| 二人称 = 君
| 三人称 = 彼/彼女
+
| 三人称 =
 
| イメージカラー = 菫色
 
| イメージカラー = 菫色
 
| サーヴァント階位 =  
 
| サーヴァント階位 =  
60行目: 61行目:
 
;アントニオ・サリエリ
 
;アントニオ・サリエリ
 
{{サーヴァント概要
 
{{サーヴァント概要
|タイトル =  
+
|タイトル = アヴェンジャー
 
| 真名 = アントニオ・サリエリ
 
| 真名 = アントニオ・サリエリ
 
| 読み =  
 
| 読み =  
91行目: 92行目:
 
| デザイン = PFALZ
 
| デザイン = PFALZ
 
| 設定作成 =  
 
| 設定作成 =  
| レア度 =  
+
| レア度 = ☆3
 
}}
 
}}
 
==概要==
 
==概要==
98行目: 99行目:
 
;人物
 
;人物
 
:マスターの命令に従い、対象を速やかに仕留める優秀なサーヴァント。そこに人間的な性格や意思が介在する事はない。
 
:マスターの命令に従い、対象を速やかに仕留める優秀なサーヴァント。そこに人間的な性格や意思が介在する事はない。
:本来は思慮深く、落ち着いた性格の持ち主。だが、無辜の怪物と化してしまった事でサリエリの精神は既にひび割れている。
+
:本来は思慮深く落ち着いた性格の持ち主だが、無辜の怪物と化してしまった事で彼の精神は既にひび割れ、死神の伝説にも等しい『灰色の男』と融合した事も悪い方へ働いた。
:死神の伝説にも等しい『灰色の男』と融合した事も悪い方へ働いた。
+
:[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|アマデウス]]を目にした時、彼は恐らくマスターの命令を無視し、殺戮の暴走機械となり果てるだろう。
:[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]を目にした時、彼は恐らく、マスターの命令を無視し、殺戮の暴走機械となり果てる。
+
:本来であれば反英雄として座に刻まれる事は無かったが、英霊の座に刻まれた由来から攻撃的な存在と化したため、意思疎通が困難なタイプ。扱いには注意が必要。
:英霊の座に刻まれた由来から、サーヴァント・サリエリは攻撃的な存在であり、意思疎通が困難なタイプのサーヴァント。扱いには注意が必要だろう。
 
 
:異聞帯における現界時には、何らかの補正によってある程度の理性が存在していたものとされる。
 
:異聞帯における現界時には、何らかの補正によってある程度の理性が存在していたものとされる。
:独り言が多い。ジャンヌ・ダルク・オルタや巌窟王とは波長が合う(と本人は思っている)。ファントムとは波長が合わない。
+
:独り言が多く、[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・ダルク・オルタ]]や[[巌窟王 エドモン・ダンテス|巌窟王]]とは波長が合う(と本人は思っている)が、[[ファントム・オブ・ジ・オペラ|ファントム]]とは波長が合わない。
:マリー・アントワネットの前では借りてきた猫のように大人しくなる。
+
:[[マリー・アントワネット]]の前では借りてきた猫のように大人しくなる。
 
;能力
 
;能力
 
== ステータス ==
 
== ステータス ==
116行目: 116行目:
 
;至高の神よ、我を憐れみたまえ(ディオ・サンティシモ・ミゼルコディア・ディ・ミ)
 
;至高の神よ、我を憐れみたまえ(ディオ・サンティシモ・ミゼルコディア・ディ・ミ)
 
:ランク:C<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~20<br>最大補足:50人
 
:ランク:C<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~20<br>最大補足:50人
:一箇の生物にとっては制御不能なまでに巨大な殺意を圧縮し、凝固させ、更には魔力と混ぜ込むことで、精神と肉体の双方を蝕む破滅の曲を奏でてみせる。
+
:一箇の生物にとっては制御不能なまでに巨大な殺意を圧縮・凝固させ、更には魔力と混ぜ込むことで、精神と肉体の双方を蝕む破滅の曲を奏でる。
:戦前のアントニオ・サリエリが決して持ち得る筈のなかった、無辜の怪物たるサーヴァント───アヴェンジャー・サリエリだけが有する、絶技にして音楽宝具である。
+
:「戦前のサリエリ」が決して持ち得る筈のなかった「無辜の怪物たるサリエリ」だけが有する、絶技にして音楽宝具。
:……だが悲しきかな。
+
:……だが悲しきかな。アマデウスに匹敵するほどのその「音楽」を、アヴェンジャーと化したサリエリは永遠に「音」として認識できない。
:アマデウスに匹敵するほどのその『音楽』を、アヴェンジャーと化したサリエリは永遠に『音』として認識できない。
 
 
:『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃&Arts攻撃耐性をダウン<ref name="3ターン">3ターン</ref><ref name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>&味方全体のスター発生率をダウン<ref name="3ターン" />」という効果の宝具。
 
:『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃&Arts攻撃耐性をダウン<ref name="3ターン">3ターン</ref><ref name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>&味方全体のスター発生率をダウン<ref name="3ターン" />」という効果の宝具。
  
 
== 真名:アントニオ・サリエリ ==
 
== 真名:アントニオ・サリエリ ==
 
:アントニオ・サリエリ。ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの友人。
 
:アントニオ・サリエリ。ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの友人。
:本来は思慮深く落ち着いた性格の持ち主だが、サーヴァントとして召喚された際に無辜の怪物と化してしまった事で彼の精神は既にひび割れている。
 
:死神の伝説にも等しい『灰色の男』と融合した事も悪い方へ働いた。
 
:モーツァルトを目にした時、彼は恐らくマスターの命令を無視し、殺戮の暴走機械となり果てるのだろう。
 
 
:アントニオ・サリエリは、アマデウス・モーツァルトの友人であった。
 
:本来であれば反英雄として座に刻まれる事などなかっただろう。
 
  
 
:サリエリはかつての宮廷楽長の立場を追われはしたものの、尊敬すべき音楽家として尊敬を集める存在であり、数多くの音楽家やその子弟を弟子にしていた。
 
:サリエリはかつての宮廷楽長の立場を追われはしたものの、尊敬すべき音楽家として尊敬を集める存在であり、数多くの音楽家やその子弟を弟子にしていた。
:その中にはモーツァルトの一番弟子であったジュスマイヤーやモーツァルトの息子であるフランツ・クサーヴァー・ヴォルフガング・モーツァルト、そしてルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンらが含まれた。、
+
:その中にはモーツァルトの一番弟子であったジュスマイヤーやモーツァルトの息子であるフランツ・クサーヴァー・ヴォルフガング・モーツァルト、
 +
:そしてルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンらが含まれた。
  
:だが、1820年代「モーツァルトはサリエリによって殺害された」という伝説が突如として世界に広まっていった。事実と異なっているにも関わらず、人々は「神に愛された天才と、それを深く恨み命を奪わんとした秀才」という残酷な物語を夢想した。
+
:だが、1820年代「モーツァルトはサリエリによって殺害された」という伝説が突如として世界に広まっていった。
:老年のサリエリが弟子モシェレスへと告げた「悪意ある中傷以外のなにものでもない」という言葉さえ、罪の告白として流布された。
+
:事実と異なっているにも関わらず、人々は「神に愛された天才と、それを深く恨み命を奪わんとした秀才」という残酷な物語を夢想した。
 +
:老年のサリエリが弟子モシェレスへと告げた「悪意ある中傷以外の何者でもない」という言葉さえ、罪の告白として流布された。
 
:罪を悔いて、老人は自らナイフで喉を切ったとする噂さえまことしやかに囁かれた。
 
:罪を悔いて、老人は自らナイフで喉を切ったとする噂さえまことしやかに囁かれた。
  
:そして長い時を経た後。謂われなきモーツァルト暗殺伝説によって存在を歪められ続けたサリエリの存在は、同じくアマデウスの最後にまつわる伝説『灰色の男』と習合し、サーヴァントとして現界を果たす。
+
:そして長い時を経た後――謂われなきモーツァルト暗殺伝説によって存在を歪められ続けたサリエリの存在は、
:人を害する反英雄。悲しき者。怒れる者。神の愛し子を殺す者。一騎の「無辜の怪物」として。
+
:同じくアマデウスの最後にまつわる伝説『灰色の男』と習合し、サーヴァントとして現界を果たす。
 +
:人を害する反英雄。悲しき者。怒れる者。神の愛し子を殺す者。一騎の「無辜の怪物」として――――
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
178行目: 174行目:
  
 
;スキル
 
;スキル
===無辜の怪物===
 
:生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。
 
:誹謗中傷、あるいは流言飛語からくる、有名人が背負う呪いのようなもの。
 
:生前、残虐な行いをした者ほどこのスキルを持ちやすいが、中には権力者によって、怪物と貶められるケースもある。
 
:「後世の風評によって本来の姿が捻じ曲げられる」という特性上、良くも悪くも本来の能力から掛け離れてしまう。そのため基本的に「伝承・伝説(英雄)としての強さを超えることはできない」サーヴァントとしては異例に、それ以上の力を発揮できる可能性がある。生前では一女性貴族であったエリザベートはそれが特に顕著である。
 
:有用性のみのスキルではなく、アンデルセンのように完全なデメリットスキルとして表れる場合もあるが、メフィストフェレスのように容貌の変化・呪術の強化・宝具に至った魔術などメリットしか存在しない場合もある。
 
:ヴラド三世の場合は小説家の創作による影響でドラキュラ化しており、容姿や言動に怪物化が見られる。
 
:アンデルセンは「読者の呪い」によって彼の童話のイメージに侵蝕されており、足には魚の鱗が生え、手は火傷や凍傷に悩まされている。
 
:メフィストフェレスは悪魔化により、呪術の強化、宝具に至った魔術などのメリットしか存在しない。
 
:ファントムは両腕や素顔が異形と化している。
 
:サリエリは後年に流布されたモーツァルト暗殺伝説が世界へと浸透するにつれ、無辜の怪物と化す他になかった。
 
:エリザベートは竜の混血として魔人化しており、容姿や言動に怪物化が見られる。竜にはそれぞれ属性を生かした息吹があり、エリザベートのドラゴンブレスは超音波に属する。
 
: 『Grand Order』では「自身に毎ターンスター獲得状態を付与<ref name="3ターン" />&防御力がダウン<ref name="3ターン" />」という効果のスキル。ハロウィンエリザ、ヴラド三世(EXTRA)、アントニオ・サリエリはデメリットがなくなった上でエリザは「HP回復」が、ヴラドは「ターゲット集中<ref name="1ターン" />」が、サリエリは「クリティカル威力アップ<ref name="3回、5ターン"> />」が追加されている。
 
{| class="wikitable"
 
! ランク || 保有者 || クラス || 備考
 
|-
 
| rowspan="2" | EX || [[エリザベート=バートリー〔ハロウィン〕]] || キャスター ||
 
|-
 
| [[アントニオ・サリエリ]] || アヴェンジャー ||
 
|-
 
| rowspan="2" | A || [[ヴラド三世 (EXTRA)]] || ランサー ||
 
|-
 
| [[エリザベート=バートリー]] || ランサー ||
 
|-
 
| B || [[メフィストフェレス]] || キャスター ||
 
|-
 
| rowspan="2"| D || [[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]] || キャスター ||
 
|-
 
| [[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]|| アサシン ||
 
|}
 
 
 
===獣化===
 
===獣化===
 
:詳細不明。
 
:詳細不明。
218行目: 183行目:
 
| B || [[アタランテ〔オルタ〕]]|| バーサーカー ||
 
| B || [[アタランテ〔オルタ〕]]|| バーサーカー ||
 
|}
 
|}
 +
 
===自己進化===
 
===自己進化===
 
:自己改造を上回る、自身への改良スキル。
 
:自己改造を上回る、自身への改良スキル。
228行目: 194行目:
 
| EX || [[アタランテ〔オルタ〕]]|| バーサーカー ||
 
| EX || [[アタランテ〔オルタ〕]]|| バーサーカー ||
 
|}
 
|}
 +
 
===シュヴィブジック===
 
===シュヴィブジック===
 
:アナスタシアのかつてのニックネーム(意味は小さな悪魔)であり、同時にヴィイの能力の一つ。
 
:アナスタシアのかつてのニックネーム(意味は小さな悪魔)であり、同時にヴィイの能力の一つ。
239行目: 206行目:
 
| B || [[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]|| キャスター ||
 
| B || [[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]|| キャスター ||
 
|}
 
|}
 +
 
===絶凍のカリスマ===
 
===絶凍のカリスマ===
 
:詳細不明。
 
:詳細不明。
247行目: 215行目:
 
| B || [[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]|| キャスター ||
 
| B || [[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]|| キャスター ||
 
|}
 
|}
 +
 
===慟哭外装===
 
===慟哭外装===
 
:サリエリは半英雄としての外殻・外装を纏う。
 
:サリエリは半英雄としての外殻・外装を纏う。
257行目: 226行目:
 
| A || [[アントニオ・サリエリ]]|| アヴェンジャー ||
 
| A || [[アントニオ・サリエリ]]|| アヴェンジャー ||
 
|}
 
|}
 +
 
===透視の魔眼===
 
===透視の魔眼===
 
:詳細不明。
 
:詳細不明。
265行目: 235行目:
 
| D || [[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]|| キャスター ||
 
| D || [[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]|| キャスター ||
 
|}
 
|}
 +
 
===平穏の無花果===
 
===平穏の無花果===
 
:伝説によると彼の詩才を嫉んだある男によって殺され、イチジクの樹の根元に埋められたとされる。
 
:伝説によると彼の詩才を嫉んだある男によって殺され、イチジクの樹の根元に埋められたとされる。
274行目: 245行目:
 
| EX || [[アヴィケブロン]]|| キャスター ||
 
| EX || [[アヴィケブロン]]|| キャスター ||
 
|}
 
|}
 +
 +
===無辜の怪物===
 +
:生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。
 +
:誹謗中傷、あるいは流言飛語からくる、有名人が背負う呪いのようなもの。
 +
:生前、残虐な行いをした者ほどこのスキルを持ちやすいが、中には権力者によって、怪物と貶められるケースもある。
 +
:「後世の風評によって本来の姿が捻じ曲げられる」という特性上、良くも悪くも本来の能力から掛け離れてしまう。そのため基本的に「伝承・伝説(英雄)としての強さを超えることはできない」サーヴァントとしては異例に、それ以上の力を発揮できる可能性がある。生前では一女性貴族であったエリザベートはそれが特に顕著である。
 +
:有用性のみのスキルではなく、アンデルセンのように完全なデメリットスキルとして表れる場合もあるが、メフィストフェレスのように容貌の変化・呪術の強化・宝具に至った魔術などメリットしか存在しない場合もある。
 +
:ヴラド三世の場合は小説家の創作による影響でドラキュラ化しており、容姿や言動に怪物化が見られる。
 +
:アンデルセンは「読者の呪い」によって彼の童話のイメージに侵蝕されており、足には魚の鱗が生え、手は火傷や凍傷に悩まされている。
 +
:メフィストフェレスは悪魔化により、呪術の強化、宝具に至った魔術などのメリットしか存在しない。
 +
:ファントムは両腕や素顔が異形と化している。
 +
:サリエリは後年に流布されたモーツァルト暗殺伝説が世界へと浸透するにつれ、無辜の怪物と化す他になかった。
 +
:エリザベートは竜の混血として魔人化しており、容姿や言動に怪物化が見られる。竜にはそれぞれ属性を生かした息吹があり、エリザベートのドラゴンブレスは超音波に属する。
 +
: 『Grand Order』では「自身に毎ターンスター獲得状態を付与<ref name="3ターン" />&防御力がダウン<ref name="3ターン" />」という効果のスキル。ハロウィンエリザ、ヴラド三世(EXTRA)、アントニオ・サリエリはデメリットがなくなった上でエリザは「HP回復」が、ヴラドは「ターゲット集中<ref name="1ターン" />」が、サリエリは「クリティカル威力アップ<ref name="3回、5ターン"> />」が追加されている。
 +
{| class="wikitable"
 +
! ランク || 保有者 || クラス || 備考
 +
|-
 +
| rowspan="2" | EX || [[エリザベート=バートリー〔ハロウィン〕]] || キャスター ||
 +
|-
 +
| [[アントニオ・サリエリ]] || アヴェンジャー ||
 +
|-
 +
| rowspan="2" | A || [[ヴラド三世 (EXTRA)]] || ランサー ||
 +
|-
 +
| [[エリザベート=バートリー]] || ランサー ||
 +
|-
 +
| B || [[メフィストフェレス]] || キャスター ||
 +
|-
 +
| rowspan="2"| D || [[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]] || キャスター ||
 +
|-
 +
| [[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]|| アサシン ||
 +
|}
 +
 
===野獣の論理===
 
===野獣の論理===
 
:獣に変化したための戦闘思考。
 
:獣に変化したための戦闘思考。
284行目: 287行目:
 
| B || [[アタランテ〔オルタ〕]]|| バーサーカー ||
 
| B || [[アタランテ〔オルタ〕]]|| バーサーカー ||
 
|}
 
|}
 +
 
===妖精契約===
 
===妖精契約===
 
:詳細不明。
 
:詳細不明。
295行目: 299行目:
 
===燎原の火===
 
===燎原の火===
 
:呪わしいほどに広まっていった風聞、モーツァルト暗殺伝説の流布はまさしく、燎原の火の如くであったという。
 
:呪わしいほどに広まっていった風聞、モーツァルト暗殺伝説の流布はまさしく、燎原の火の如くであったという。
:アヴェンジャー・サリエリは、自らを生み出したに等しい人々の悪意、中傷、流言飛語、デマゴーグ、おぞかしき囁きを自らの力とする。
+
:サリエリは自らを生み出したに等しい人々の悪意、中傷、流言飛語、デマゴーグ、おぞかしき囁きを自らの力とする。
 
:対象とした集団の精神をたちまち弱体化させる他、強烈な精神攻撃としても機能する。
 
:対象とした集団の精神をたちまち弱体化させる他、強烈な精神攻撃としても機能する。
 
:対象が魔術的防御手段を有していなければ、自死させる事も可能。
 
:対象が魔術的防御手段を有していなければ、自死させる事も可能。
304行目: 308行目:
 
| B || [[アントニオ・サリエリ]]|| アヴェンジャー ||
 
| B || [[アントニオ・サリエリ]]|| アヴェンジャー ||
 
|}
 
|}
 +
 +
;アヴェンジャー
 
== アヴェンジャー ==
 
== アヴェンジャー ==
 
「復讐者」の英霊。[[エクストラクラス]]の一つ。
 
「復讐者」の英霊。[[エクストラクラス]]の一つ。
329行目: 335行目:
 
|}
 
|}
  
 +
;ヤガ
 
==概要==
 
==概要==
 
ロシアの異聞帯に存在する獣人種。魔獣と人間の合成体。<br>
 
ロシアの異聞帯に存在する獣人種。魔獣と人間の合成体。<br>
スラブ圏の伝承にある、人を食い殺す魔女ハーバ・ヤガーが由来である<ref>『永久凍土帝国 アナスタシア』第9節「ヤガの生誕」より。</ref>。
+
スラブ圏の伝承にある人を食い殺す魔女「バーバ・ヤガー」が由来である<ref>『永久凍土帝国 アナスタシア』第9節「ヤガの生誕」より。</ref>。
  
 
不死身にほど近い頑強な肉体を持ち、零下100度の気温でも活動することができる。<br>
 
不死身にほど近い頑強な肉体を持ち、零下100度の気温でも活動することができる。<br>
343行目: 350行目:
 
当時のイヴァン雷帝は魔術師と一緒に対策を練り、ロシアの人間に魔獣と人間の合成術を施したことで誕生したのが“ヤガ”。
 
当時のイヴァン雷帝は魔術師と一緒に対策を練り、ロシアの人間に魔獣と人間の合成術を施したことで誕生したのが“ヤガ”。
  
動物と人間を翔けあわせた結果、動物の無垢さも、人間の豊かさも失われ、互いの良いところを打ち消し合ってしまった。
+
動物と人間を翔けあわせた結果、動物の無垢さも人間の豊かさも失われ、互いの良いところを打ち消し合ってしまった。
  
長く生きたヤガは、記憶が曖昧になり、思い出だけに縋り付き、子供の顔すら分からなくなり、幻想の中で生きるようになる事が良くある。
+
長く生きたヤガは記憶が曖昧になり、思い出だけに縋り付き、子供の顔すら分からなくなり、幻想の中で生きるようになる事が良くある。
 
これまで登場したのは以下2人。
 
これまで登場したのは以下2人。
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
368行目: 375行目:
 
[[Category:ヤガ|*]]
 
[[Category:ヤガ|*]]
  
 +
;異聞帯
 
==概要==
 
==概要==
 
ロストベルト。過った選択、過った繁栄による敗者の歴史。
 
ロストベルト。過った選択、過った繁栄による敗者の歴史。
403行目: 411行目:
 
:
 
:
 
===異聞帯===
 
===異聞帯===
;永久凍土帝国 アナスタシア
+
;永久凍土帝国 アナスタシア(ロストベルトNo.1)
 
:カドックの担当地区であるロストベルト。分岐は四百五十年前の大寒波によるもので、氷河期が訪れた地球で延々と歴史を積み重ねた人類史。
 
:カドックの担当地区であるロストベルト。分岐は四百五十年前の大寒波によるもので、氷河期が訪れた地球で延々と歴史を積み重ねた人類史。
 
:吹雪の真っ只中にあり、外の気温は零下100度。防寒具もなしに外に出れば、二分と持たない極寒の地獄。
 
:吹雪の真っ只中にあり、外の気温は零下100度。防寒具もなしに外に出れば、二分と持たない極寒の地獄。
409行目: 417行目:
 
:また、ロシアを包んでいるスーパーセルは世界の壁のように阻んでおり、電磁波もそこから発するオーロラに阻まれ、嵐がかなりの規模であるために核爆弾に匹敵するエネルギーが渦巻いているため物理的な突破は不可能<ref>FGO世界における現在の人類の技術であの規模のスーパーセルを突破できる乗り物は開発されておらず、ましてやシャドウ・ボーダーでは脱出はできない。</ref>。
 
:また、ロシアを包んでいるスーパーセルは世界の壁のように阻んでおり、電磁波もそこから発するオーロラに阻まれ、嵐がかなりの規模であるために核爆弾に匹敵するエネルギーが渦巻いているため物理的な突破は不可能<ref>FGO世界における現在の人類の技術であの規模のスーパーセルを突破できる乗り物は開発されておらず、ましてやシャドウ・ボーダーでは脱出はできない。</ref>。
 
:絶え間ない雪嵐と産み落とされる魔獣に対抗するため、人は独自の進化を遂げて[[ヤガ]]となった。
 
:絶え間ない雪嵐と産み落とされる魔獣に対抗するため、人は独自の進化を遂げて[[ヤガ]]となった。
:脆弱さは邪悪であり、死は敗北であり、強靭さこそが正義と讃えられる。それは、弱肉強食の理論を突き詰めた永久凍土の世界ともいえる。
+
:脆弱さは邪悪であり、死は敗北であり、強靭さこそが正義と讃えられる。それは弱肉強食の理論を突き詰めた永久凍土の世界ともいえる。
 
:魔獣が存在している。
 
:魔獣が存在している。
;無間氷焔世紀 ゲッテンメンベルク
+
;無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング(ロストベルトNo.2)
 
:オフェリアの担当地区であるロストベルト。
 
:オフェリアの担当地区であるロストベルト。
 
:彼女の異聞帯の行く末は、ヴォーダイムの異聞帯に関わる。
 
:彼女の異聞帯の行く末は、ヴォーダイムの異聞帯に関わる。
;ロストベルトNo.3
+
;人智総合真国 ■■■(ロストベルトNo.3)
 
:ヒナコの担当地区であるロストベルト。
 
:ヒナコの担当地区であるロストベルト。
 
:他の異聞帯と異なり、領域拡大に適さない。
 
:他の異聞帯と異なり、領域拡大に適さない。
;ロストベルトNo.4
+
;創世滅亡輪廻 ■■・■■■■■■ (ロストベルトNo.4)
 
:ペペロンチーノの担当地区であるロストベルト。
 
:ペペロンチーノの担当地区であるロストベルト。
 
:『四角』があるらしいが、デイビットの所感によるとアキレス腱であるようだ。
 
:『四角』があるらしいが、デイビットの所感によるとアキレス腱であるようだ。
;ロストベルトNo.5
+
;星間都市山脈 ■■■■■■(ロストベルトNo.5)
 
:ヴォーダイムの担当地区であるロストベルト。汎人類史より栄えているとされている。
 
:ヴォーダイムの担当地区であるロストベルト。汎人類史より栄えているとされている。
 
:都市もあるようだが、ヴォーダイム自身の力で攻略しており、三体もの神霊を仕えているのがその証拠。
 
:都市もあるようだが、ヴォーダイム自身の力で攻略しており、三体もの神霊を仕えているのがその証拠。
;ロストベルトNo.6
+
;■■円卓領域 ■■■■■・■・■■(ロストベルトNo.6)
 
:ベリルの担当地区であるロストベルト。原始的であり、「有り得たかもしれない人類史」とは到底思えない模様。
 
:ベリルの担当地区であるロストベルト。原始的であり、「有り得たかもしれない人類史」とは到底思えない模様。
;ロストベルトNo.7
+
;■■樹海■■ ■■■・■■■■■(ロストベルトNo.7)
 
:ディビットの担当地区であるロストベルト。原始的であり、「有り得たかもしれない人類史」とは到底思えない模様。
 
:ディビットの担当地区であるロストベルト。原始的であり、「有り得たかもしれない人類史」とは到底思えない模様。
  
シャドウ・ボーダー
+
;虚数潜航艇シャドウ・ボーダー
 
==概要==
 
==概要==
虚数潜航艇。第2部「Cosmos in the Lostbelt」での拠点となる大型特殊車両。ゼロセイルを可能とする船。
+
第2部「Cosmos in the Lostbelt」での拠点となる大型特殊車両。ゼロセイルを可能とする船。
 
カルデア下層部の格納庫において、避難用の大型コンテナに偽装しつつ、半年の期間をかけて[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]と[[シャーロック・ホームズ]]の手によって建造された。
 
カルデア下層部の格納庫において、避難用の大型コンテナに偽装しつつ、半年の期間をかけて[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]と[[シャーロック・ホームズ]]の手によって建造された。
[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]が自身の予備ボディとして生み出した少女型人工サーヴァントを制御用に搭載している。
+
[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]]が自身の予備ボディとして生み出した少女型人工サーヴァントを制御用に搭載している。
[[アトラス院]]が提供した虚数観測機「ペーパームーン」を搭載しており、これによってゼロセイルを実行可能だが、成功率は三割以下。おまけに何処に出るか分からない。
+
[[アトラス院]]が提供した虚数観測機「ペーパームーン」を搭載しており、これによってゼロセイルを実行可能だが成功率は三割以下。おまけに何処に出るか分からない。
  
内部の空間を歪曲させることで、通常の二倍のスペースを確保できており、大型のクルーザー二隻分ほどの広さとなっている。必要最低限の生活施設はそろっている。
+
内部の空間を歪曲させることで、通常の二倍のスペースを確保できており、大型のクルーザー二隻分ほどの広さとなっている。
  
 
==シャドウ・ボーダーの区画==
 
==シャドウ・ボーダーの区画==
 +
必要最低限の生活施設は揃っている。
 +
 
;マイルーム
 
;マイルーム
 
:[[主人公 (Grand Order)|マスター]]の部屋。
 
:[[主人公 (Grand Order)|マスター]]の部屋。
445行目: 455行目:
  
 
;治療室
 
;治療室
:マシュはデミ・サーヴァントとしての調整もあるので、個室として使わせてもらっている。
+
:[[マシュ・キリエライト|マシュ]]は[[デミ・サーヴァント]]としての調整もあるので、個室として使わせてもらっている。
  
 
;船長室
 
;船長室
:ゴルドルフ新所長が住んでいる。
+
:[[ゴルドルフ・ムジーク|ゴルドルフ新所長]]が住んでいる。
  
 
;電算室
 
;電算室
:ダ・ヴィンチ。カプセルがある。
+
:[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]]の私室。カプセルがある。
  
 
;工房
 
;工房
:ホームズはここで寝泊まりしている。
+
:[[シャーロック・ホームズ|ホームズ]]はここで寝泊まりしている。
 
 
;ツカサ・シモヅキ
 
:3年前から光子力研究所に勤めていたが、
 
  
 
;空調制御室、倉庫、武器庫
 
;空調制御室、倉庫、武器庫
465行目: 472行目:
 
:操縦席も兼ねている。
 
:操縦席も兼ねている。
  
並行世界
+
;並行世界
 
+
基本、並行世界があると仮定した場合、そこでの文明・ライフスタイルはみんな同じもの。『皆コースが同じ』である以上『基本世界』とは少ししかない。
基本、並行世界があると仮定した場合、そこでの文明、ライフスタイルはみんな同じもの。『皆コースが同じ』である以上『基本世界』とは少ししかない。
+
だが、何か突拍子のない展開・天変地異や技術のブレイクスルーによってたまにコースから外れる歴史がある。そういった『コースを外れるほどの変化』を迎えた世界は、この宇宙では『違うもの』として削除される。
だが、何か突拍子のない展開、天変地異や技術のブレイクスルーによってたまにコースから外れる歴史がある。そういった『コースを外れるほどの変化』を迎えた世界は、この宇宙では『違うもの』として削除される。
+
もう何をしても滅亡が決定したもの、どれほど発展していようと進化が止まったものといった『先の展望が見えた』世界を続けていくほど、この宇宙は寛容ではない。
もう何をしても滅亡が決定したもの、どれほど発展していようと進化が止まったものといった『先の展望が見えた』世界を続けていくほど、この宇宙は寛容じゃない。
 
 
基本軸である『幹』から離れすぎた世界は、たとえ理想郷であろうと百年単位で『打ち切り』になる。
 
基本軸である『幹』から離れすぎた世界は、たとえ理想郷であろうと百年単位で『打ち切り』になる。
  
この機能があることで、我々の宇宙は今も問題なく広がっている、と魔術協会は考えられている。
+
この機能があることで「我々の宇宙は今も問題なく広がっている」と魔術協会は考えられている。 -->
 
 
-->
 
  
 
==リンク==
 
==リンク==

2018年4月9日 (月) 03:47時点における版

Fate/Grand Orderのネタバレ事項をまとめるページです。まだプレイをしていない方、自力で攻略したい方、まだ読んでいない方、そしてネタバレを好ましくない方はこのままお引き返しください。

なお、このページ以下に記載されている情報は未確認であり、正確性について一切の保証はいたしません。あらかじめご承知置きください。
ネタバレの定義に関してはメインページでご確認ください。TYPE-MOON関連作品はこちらに

公式公開情報

リンク