「ブーディカ」を編集中

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| 地域 = 欧州
 
| 地域 = 欧州
 
| 属性 = 中立・善
 
| 属性 = 中立・善
| 副属性 = 人
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| 隠し属性 = 人
 
| 性別 = 女性
 
| 性別 = 女性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
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| イメージカラー =  
 
| イメージカラー =  
 
| サーヴァント階位 =  
 
| サーヴァント階位 =  
| 特技 = 料理
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| 特技 =  
| 好きな物 = 空、大地、人の繋がり、美味しいご飯
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| 好きな物 =  
| 苦手な物 = ローマ関係者
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| 苦手な物 =  
| 天敵 = [[ロムルス|真]][[ロムルス=クィリヌス|祖]]<ref group ="注">本人曰く、ローマという国を興した人である事と、ローマ関係者と一緒くたにしてくるのが嫌。</ref>
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| 天敵 =  
 
| デザイン = 蒼月タカオ  
 
| デザイン = 蒼月タカオ  
 
| 設定作成 = 桜井光
 
| 設定作成 = 桜井光
 
| レア度 = ☆3
 
| レア度 = ☆3
 
}}
 
}}
 
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
  
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; 略歴
 
; 略歴
: 『[[Fate/Grand Order]]』第二特異点『[[永続狂気帝国 セプテム]]』では西暦60年のローマに召喚され、同時代の混乱を解決するためにネロの陣営で共に戦うことになる。
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: 『[[Fate/Grand Order]]』第二特異点『永続狂気帝国 セプテム』では西暦60年のローマに召喚され、同時代の混乱を解決するためにネロの陣営で共に戦うことになる。
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅡの座を統括する[[魔神柱|情報室フラウロス]]と交戦する。
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:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅡの座を統括する[[魔神柱|情報室フラウロス]]と交戦する。
 
:  
 
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; 人物
 
; 人物
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: 戦いを誇るケルトの流れを汲む戦士である為戦いも好きではあるらしいが、本来は温厚であり、空や大地、人の繋がりを大切に思う優しい心と深い愛情を持っており、マスターや味方に対してはまるで母か姉のように、慈愛を持って接する。
 
: 戦いを誇るケルトの流れを汲む戦士である為戦いも好きではあるらしいが、本来は温厚であり、空や大地、人の繋がりを大切に思う優しい心と深い愛情を持っており、マスターや味方に対してはまるで母か姉のように、慈愛を持って接する。
 
: その中でもマスターに対しては庇護欲が刺激されるのか、全く絆を深めていなくとも「あたしでよければなんでもするよ」とすら言ってくれるほどかまってくる。
 
: その中でもマスターに対しては庇護欲が刺激されるのか、全く絆を深めていなくとも「あたしでよければなんでもするよ」とすら言ってくれるほどかまってくる。
: 母国や愛娘たちを蹂躙し、凌辱したローマに対してはサーヴァントとなった今でも複雑な思いを向け、嫌いなものはそうないと自称する彼女の数少ない「好きになれない」ものの一つだという。
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: 母国や愛娘たちを蹂躙し、陵辱したローマに対してはサーヴァントとなった今でも複雑な思いを向け、嫌いなものはそうないと自称する彼女の数少ない「好きになれない」ものの一つだという。
 
: ちなみに、母国を深く愛した彼女の愛情は彼女の死後、ブリテン圏で活躍した英霊にも向けられるそうで、例えばローマへの「勝利」を一時とはいえ成し遂げた[[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]に対しては、構いたがりの親戚のお姉ちゃんのようになるという。
 
: ちなみに、母国を深く愛した彼女の愛情は彼女の死後、ブリテン圏で活躍した英霊にも向けられるそうで、例えばローマへの「勝利」を一時とはいえ成し遂げた[[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]に対しては、構いたがりの親戚のお姉ちゃんのようになるという。
 
; 能力
 
; 能力
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考   
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考   
 
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| [[ライダー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || C || B+ || C || D || D || B+ || 対魔力:D<br />騎乗:A || 女神への誓い:B<br />戦闘続行:A <br>アンドラスタの加護:A<br>勝利の女王:A<br />戦場の糧:A+|| style="text-align:left"|強化クエストクリアで「女神への誓い」→「勝利の女王」、<br />「戦闘続行」→「戦場の糧」に変化。
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| [[ライダー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || C || B+ || C || D || D || B+ || 対魔力:D<br />騎乗:A || 女神への誓い:B<br />戦闘続行:A <br>アンドラスタの加護:A<br>勝利の女王:A|| style="text-align:left"|強化クエストクリアで「女神への誓い」→「勝利の女王」に変化。
 
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:夫であるプラスダクス王と共に平穏に暮らしており、娘二人にも恵まれていいた。<br>彼女はブリタニアの自然とそこに生きる生物、そして人を愛していた。
 
:夫であるプラスダクス王と共に平穏に暮らしており、娘二人にも恵まれていいた。<br>彼女はブリタニアの自然とそこに生きる生物、そして人を愛していた。
  
:だが、夫の死により運命の歯車は狂いだしてしまう。王にブーディカと娘二人しかいなかったがゆえに。<br>時同じく死去したクラウディウスに変わって皇帝となったネロの頃より、帝国の代官はブリタニアに重税を課し、土地を略奪し、民を奴隷として徴収したのだ。<br>侵略したローマ帝国に女には相続権がないと言って領地と財産を奪われ、二人の娘は前王の後を継ぐことを認められず、ブーディカ共々凌辱や暴力といった壮絶な仕打ちに晒され、国もまた蹂躙されてしまった。
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:だが、夫の死により運命の歯車は狂いだしてしまう。王にブーディカと娘二人しかいなかったがゆえに。<br>時同じく死去したクラウディウスに変わって皇帝となったネロの頃より、帝国の代官はブリタニアに重税を課し、土地を略奪し、民を奴隷として徴収したのだ。<br>侵略したローマ帝国に女には相続権がないと言って領地と財産を奪われ、二人の娘は前王の後を継ぐことを認められず、ブーディカ共々陵辱や暴力といった壮絶な仕打ちに晒され、国もまた蹂躙されてしまった。
  
 
:すべてを奪われ、心と体に深い傷を受けたブーディカは決意をした。全てを奪った憎き帝国ローマへの反抗を。愛する故郷ブリタニアの守護を。<br>ローマ帝国への復讐を成そうと、彼女は若き戦いの女王となり、ブリタニアに建造した三つのローマの都市を蹂躙し、ローマ兵はおろか、民すらも区別なく殺した。自分と同じ年若い母親や、自分の娘と同じ幼い子供すらも。
 
:すべてを奪われ、心と体に深い傷を受けたブーディカは決意をした。全てを奪った憎き帝国ローマへの反抗を。愛する故郷ブリタニアの守護を。<br>ローマ帝国への復讐を成そうと、彼女は若き戦いの女王となり、ブリタニアに建造した三つのローマの都市を蹂躙し、ローマ兵はおろか、民すらも区別なく殺した。自分と同じ年若い母親や、自分の娘と同じ幼い子供すらも。
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: メインシナリオにおいては二章に味方側で登場する。
 
: メインシナリオにおいては二章に味方側で登場する。
 
: 第二特異点クリアボーナスとして一騎確定で入手できる。
 
: 第二特異点クリアボーナスとして一騎確定で入手できる。
: 期間限定イベント『聖杯戦線 ~ブルータスよ、おまえもか~』開催に伴い、モーションが一新された。
 
 
===Fate関連作品===
 
; [[Fate/Grand Order 英霊食聞録]]
 
: 第5話に登場。マリーが主催したお茶会のお菓子の作成を一手に引き受けていた。
 
 
;[[Fate/Grand Order フロム ロストベルト]]
 
:最終話にて、第二特異点のメンバーとして登場。
 
 
 
===その他===
 
===その他===
 
; [[ちびちゅき!]]
 
; [[ちびちゅき!]]
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=== Fate/Grand Order ===
 
=== Fate/Grand Order ===
 
; [[ネロ・クラウディウス]]
 
; [[ネロ・クラウディウス]]
: 生前、反旗を翻した当時のローマ皇帝。不倶戴天の敵。ただ一個人としてのネロの在り方を知り、怒りのやり場に困ってしまう。第二特異点では彼女の軍の客将として戦う。
+
: 生前、反旗を翻した当時のローマ皇帝。不倶戴天の敵。ただ一個人としてのネロの在り方を知り、怒りのやり場に困ってしまう。第二章では彼女の軍の客将として戦う。
: コミカライズ版『-moratalis:stella-』では彼女本人への理解と彼女が抱える狂気的な愛への憎悪、そしてそれを包み込むような愛が強調されている。
 
 
; [[スパルタクス]]
 
; [[スパルタクス]]
 
: ネロの軍における相方。同じく権力者に反逆したものとして通じるものがあるのか、彼の支離滅裂な言葉の真意を理解することができる。
 
: ネロの軍における相方。同じく権力者に反逆したものとして通じるものがあるのか、彼の支離滅裂な言葉の真意を理解することができる。
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: 期間限定イベント『ネロ祭再び』で食堂担当として組んだ相手。
 
: 期間限定イベント『ネロ祭再び』で食堂担当として組んだ相手。
 
: どちらもオカン体質なためか気はあう模様。
 
: どちらもオカン体質なためか気はあう模様。
; [[タマモキャット]]
 
: エミヤ同様、キッチン仲間。料理についてはとても頼りにしている。
 
 
; [[マタ・ハリ]]
 
; [[マタ・ハリ]]
 
: 仲が良い相手。両者とも母性が強く、悲惨な最期を遂げたという共通点がある。
 
: 仲が良い相手。両者とも母性が強く、悲惨な最期を遂げたという共通点がある。
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; [[アシュヴァッターマン]]
 
; [[アシュヴァッターマン]]
 
: パールヴァティーの幕間の物語で共演。
 
: パールヴァティーの幕間の物語で共演。
: 彼から料理を作ってくれるように頼まれるものの、すっかり忘れてバトルに没頭した挙げ句「後にしてくれ」と言われて激怒。パールヴァティーと共に叩きのめした彼の口に熱々のシチューを直接流し込むという仕置きを笑顔で敢行した。
+
: 彼から料理を作ってくれるように頼まれるものの、すっかり忘れてバトルに没頭した挙げ句「後にしてくれ」と言われて激怒。笑顔のまま倒れた彼の口に熱々のシチューを直接流し込むという暴挙に打って出た。
; [[ガイウス・ユリウス・カエサル]]
+
;アルトリア、円卓の騎士
: ローマの執政官。上記のネロと合わせて、ローマ関係者でも素面ならまだ我慢が効く相手。
+
:かわいい妹、弟として接する。
; [[ロムルス]]
+
;英国系サーヴァント
: ローマの創造者。上記のネロと合わせて、ローマ関係者でも素面ならまだ我慢が効く相手だが「自分をローマ呼ばわりするのはやめろ」と内心キレながら忠告している。
+
:遠縁の子のように接する。
: コミカライズ版『-moratalis:stella-』ではネロを追い詰める彼に対してネロがこれ以上狂気に堕とさないために立ちはだかった。
 
; [[ロムルス=クィリヌス]]
 
: ローマの象徴とも神とも言える存在。ブーディカにとってどうしても我慢ができない相手。
 
: 彼の幕間の物語「我が手のもたらす罪」では我慢の限界が来て刃を交わすことになった。
 
: なお、後述するようにゲーム上の戦術的な相性としては残酷なほどに良好。
 
; [[ウェルキンゲトリクス]]
 
: 上記のロムルス=クィリヌスの幕間の物語で敵対した相手。
 
: 同じローマに恨みを持つ存在ではあるが、カルデアを滅ぼさせるわけにはいかないのでロムルス=クィリヌスと共闘して消滅させた。
 
; [[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]、[[円卓の騎士]]
 
: 自分の歴史の後に続くサーヴァントであるため、かわいい妹、弟として接する。
 
: アルトリアに対しては自身の経験からか「諸侯をまとめるのは大変だったろう」と同情的。
 
; [[ガレス]]
 
: 円卓の騎士たちの中でも女の子なのか特に甘やかし気味で、自分の娘にしたいというほど。
 
; [[マンドリカルド]]
 
: 元王様だけど全然そうは見えないようで、「ガレット焼こうか?」と親しみのある態度。
 
; 英国系サーヴァント
 
: 遠縁の子のように接する。
 
; [[ゼノビア]]
 
: 期間限定イベント『ハロウィン・リベリオン!』にて共演。
 
: 共にローマに因縁がある女王同士であるためか、気が合うか殺しあうかの関係を感じさせつつも意気投合していた。
 
 
 
=== Fate/Grand Order フロム ロストベルト ===
 
; [[キリシュタリア・ヴォーダイム]]
 
: 最終話にて「誰か決まった人はいるのか」とそれとなく質問していた。
 
: ブーディカ視点で見ても「キリシュタリアとオフェリアの人理修復」での第二特異点での二人の関係は気になっていたようで、いろいろと気を回している。
 
 
 
; [[オフェリア・ファムルソローネ]]
 
: 最終話にて、キリシュタリアへの恋の行方が気になっていたようだが、キリシュタリアに余計な質問をしてしまったために態度が冷えた彼女に慌ててしまっていた。
 
  
 
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
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; 「休息を邪魔してくれた上に、あたしの故郷、ブリタニアの森を穢したな――<br /> せっかく、○○(主人公)に膝枕でもしていい子いい子してあげようと思ってたのに――」<br />「聖杯の影響だか知らないけど、妙に大きく膨らんだ<ruby><rb>妖精</rb><rt>ゴブリン</rt></ruby>たちめ!<br> フツーの<ruby><rb>妖精</rb><rt>ゴブリン</rt></ruby>ってのは、確か、もー少しくらい小さかったはずなのに!<br /> 変な妖精め、アンタたちなんかには絶対――<br /> 絶対、負けない!」
 
; 「休息を邪魔してくれた上に、あたしの故郷、ブリタニアの森を穢したな――<br /> せっかく、○○(主人公)に膝枕でもしていい子いい子してあげようと思ってたのに――」<br />「聖杯の影響だか知らないけど、妙に大きく膨らんだ<ruby><rb>妖精</rb><rt>ゴブリン</rt></ruby>たちめ!<br> フツーの<ruby><rb>妖精</rb><rt>ゴブリン</rt></ruby>ってのは、確か、もー少しくらい小さかったはずなのに!<br /> 変な妖精め、アンタたちなんかには絶対――<br /> 絶対、負けない!」
 
: 幕間の物語「ある日、森で……」での台詞。見事なまでの「くっ、殺せ!」に繋がるテンプレートな台詞群に、Dr.ロマンや主人公、更にはフォウまで思わず戦慄してしまった。
 
: 幕間の物語「ある日、森で……」での台詞。見事なまでの「くっ、殺せ!」に繋がるテンプレートな台詞群に、Dr.ロマンや主人公、更にはフォウまで思わず戦慄してしまった。
: ちなみに戦闘終了後には、戦闘でちょっと息が上がったブーディカさんにご協力いただいて寸劇を繰り広げるDr.ロマンと主人公の姿があった。もちろん二人共マシュに怒られたのは言うまでもない…が、当のブーディカ本人は彼らが何をしたかったのは察しがついていた上に嫌悪感等は示していなかった。
+
: ちなみに戦闘終了後には、戦闘でちょっと息が上がったブーディカさんにご協力いただいて寸劇を繰り広げるDr.ロマンと主人公の姿があった。もちろん二人共マシュに怒られたのは言うまでもない。
  
 
; 「願いっていうのは、ほんとは、そんなに大仰なものなんかじゃないと思うんだ。<br /> もっとささやかで、それでいて、暖かいものだと思う。<br /> たとえば……大好きな誰かと一緒においしいゴハンを食べたいな、とかね」
 
; 「願いっていうのは、ほんとは、そんなに大仰なものなんかじゃないと思うんだ。<br /> もっとささやかで、それでいて、暖かいものだと思う。<br /> たとえば……大好きな誰かと一緒においしいゴハンを食べたいな、とかね」
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** なお、キャラクターデザインを担当した蒼月タカオ氏は「二段階目の絵を一段階にしておけばよかった」と漏らしている。<del>むしろ何故アレを第一段階にすることにOKが出たのか</del>
 
** なお、キャラクターデザインを担当した蒼月タカオ氏は「二段階目の絵を一段階にしておけばよかった」と漏らしている。<del>むしろ何故アレを第一段階にすることにOKが出たのか</del>
 
*女性サーヴァントの中で身長は174cmと実装当初ではトップクラスの高身長。[[メドゥーサ]]や[[フランケンシュタイン]]、[[ブリュンヒルデ]]よりも長身であるが、[[源頼光]]や[[ケツァル・コアトル]]に抜かれる事となった。
 
*女性サーヴァントの中で身長は174cmと実装当初ではトップクラスの高身長。[[メドゥーサ]]や[[フランケンシュタイン]]、[[ブリュンヒルデ]]よりも長身であるが、[[源頼光]]や[[ケツァル・コアトル]]に抜かれる事となった。
*彼女が反旗を翻したのは赤セイバーことネロがローマを統治していた頃であるが、現状ネロ本人には人間としては好感を抱いているためか、少し含みはあるものの友好的に接している。
+
*彼女が反旗を翻したのは赤セイバーことネロがローマを統治していた頃であるが、ネロ本人にも人間としては好感を抱いているためか、少し含みはあるものの友好的に接している。
**ちなみに史実ではブリテン島は反乱鎮圧後ネロが送った新総督の元で復興し、やがてローマ帝国属州ブリタニアとして最盛期を迎えることになるが、反乱の遺恨から終始情勢が不安定だったとの説もある。なお、反乱発生の原因もあってか、前任者は見方によっては制裁人事としか思えない経緯で解任された。
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**ちなみに史実ではブリテン島は反乱鎮圧後ネロが送った新総督の元で復興し、やがてローマ帝国属州ブリタニアとして最盛期を迎えることになる。
*近代以降の英国で篤く奉られたことにより、英霊としての彼女の精神は過去の戦いの折の激しさはなりを潜め、慈愛と母性に満ちたものになっている。
+
*近代以降の英国で篤く奉られたことにより、英霊としての彼女の精神は過去の戦いの折の激しさを失っており、慈愛と母性に満ちた本来の彼女となっている。
 
*プラスダクス王が存命の間は統治を認めていたローマが王の死後に侵略を行ったのは、ローマが法律上女性に対して財産などの継承権を認めておらず、また共同統治者として相続権があり彼女たちから領地や財産を没収する大義名分があったため。
 
*プラスダクス王が存命の間は統治を認めていたローマが王の死後に侵略を行ったのは、ローマが法律上女性に対して財産などの継承権を認めておらず、また共同統治者として相続権があり彼女たちから領地や財産を没収する大義名分があったため。
 
**しかし、型月では当の[[ネロ・クラウディウス|ローマ皇帝]]が女性。大義名分も何もなく、あったのは理不尽なジャイアニズムということになってしまった。
 
**しかし、型月では当の[[ネロ・クラウディウス|ローマ皇帝]]が女性。大義名分も何もなく、あったのは理不尽なジャイアニズムということになってしまった。
**もっとも、これに関してはネロだけではなく財政官たちの負債回収など様々な理由が絡んでくるので、型月においても単なるジャイアニズムによる制圧とまでは言い難い。<br>事実、'''ネロ自身は彼女の事情をまったく知らず'''、『Fate/Grand Order』終局特異点で出会った際も「おそらく代官の暴走の類いだろう」と自分の責は認めつつも直接の原因とは認識していない様子であった。それはそれで、両者ともにローマ帝国の政府関係者たちに振り回された悲劇となってくるわけだが…。
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**もっとも、これに関してはネロだけではなく財政官たちの負債回収など様々な理由が絡んでくるので、型月においても単なるジャイアニズムによる制圧とまでは言い難い。<br>事実、ネロ自身は彼女の事情をまったく知らず、『Fate/Grand Order』終局特異点で出会った際も「おそらく代官の暴走の類いだろう」と自分の責は認めつつも直接の原因とは認識していない様子であった。何にせよローマ帝国に振り回された悲劇の人であることは変わりがないのだが。
 
*一時は歴史のかなたに忘れ去られた彼女だが、ルネサンス期に「再発見」され祖国イギリスでは「勝利の女神」の伝説で認知されるようになった。
 
*一時は歴史のかなたに忘れ去られた彼女だが、ルネサンス期に「再発見」され祖国イギリスでは「勝利の女神」の伝説で認知されるようになった。
 
**ただし「Victory」の語源は明らかにラテン語のVic([[ガイウス・ユリウス・カエサル|来た見た勝ったのアレ]])及びVictor(勝利者)である。一方でアイルランド語やウェールズ語には語源を同じくする単語が残っている。
 
**ただし「Victory」の語源は明らかにラテン語のVic([[ガイウス・ユリウス・カエサル|来た見た勝ったのアレ]])及びVictor(勝利者)である。一方でアイルランド語やウェールズ語には語源を同じくする単語が残っている。
**彼女によって滅ぼされた都市があった地域では、1世紀頃の地層からローマに統治されていた頃の遺物が発見されたのみならず、地層自体も'''堆積している酸化物で赤く染まっていた(ある意味で、反乱時の破壊と大虐殺の裏付けになった)'''という。
 
 
*空の境界コラボイベントにおいてローマへの復讐心に身を焦がす状態の彼女が敵として登場したが、その際のクラスは何とバーサーカー。どうやら後述する反乱時の数々の苛烈な逸話からかバーサーカークラスへの適性も持っている様子である。
 
*空の境界コラボイベントにおいてローマへの復讐心に身を焦がす状態の彼女が敵として登場したが、その際のクラスは何とバーサーカー。どうやら後述する反乱時の数々の苛烈な逸話からかバーサーカークラスへの適性も持っている様子である。
 
**後に「デッドヒート・サマーレース!」では復讐者とも発言しており、その際のクラスはアヴェンジャーとなっている。
 
**後に「デッドヒート・サマーレース!」では復讐者とも発言しており、その際のクラスはアヴェンジャーとなっている。
***後の奏章Ⅱにおいてもアヴェンジャーとして登場。水着になれないという怨みがあった「デッドヒート・サマーレース!」時とは違って純粋なローマへの復讐心のみで行動しており、周囲の無関係な人物をもローマと誤認して攻撃する危険な状態となっていた。
+
**サーヴァントとしての適正は宝具「約束されざる勝利の剣」の存在からセイバーの適正もあると思われる。
**サーヴァントとしての彼女は宝具「約束されざる勝利の剣」の存在からセイバーの適性もあると思われる。
 
 
*漫画『Fate/Grand Order -turas réalta-』において、特異点Fでシャドウ化した彼女と思しきサーヴァントが登場した。
 
*漫画『Fate/Grand Order -turas réalta-』において、特異点Fでシャドウ化した彼女と思しきサーヴァントが登場した。
 
**[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバー]]に敗れ彼女の配下となり、[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|アサシン]]と共に[[オルガマリー・アニムスフィア|オルガマリー]]を人質に取ったが、[[クー・フーリン〔キャスター〕|キャスター]]のルーン魔術の直撃を喰らい、消滅した。
 
**[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバー]]に敗れ彼女の配下となり、[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|アサシン]]と共に[[オルガマリー・アニムスフィア|オルガマリー]]を人質に取ったが、[[クー・フーリン〔キャスター〕|キャスター]]のルーン魔術の直撃を喰らい、消滅した。
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;血塗られた勝利の女王
 
;血塗られた勝利の女王
 
:作中では英霊になったことでローマへの復讐心も昇華され、穏やかな人格者として登場しているが、史実に伝えられる「復讐者」としての彼女は苛烈そのものである。
 
:作中では英霊になったことでローマへの復讐心も昇華され、穏やかな人格者として登場しているが、史実に伝えられる「復讐者」としての彼女は苛烈そのものである。
:夫と娘2人を失い、自身も悲惨な目に遭わされたことの怨念から、捕虜に対する残虐な処刑等はいつものことであり、ロンディニウムを占領した際には'''住人は女子供に至るまで皆殺し、市街は家屋の一軒に至るまで燃やし、燃えなかったものは全て破壊する'''という徹底的な破壊を行い、文字通り更地に変えてしまった。特にローマの血を根絶やしにする意味で、女性の捕虜は一人残らず'''乳房を2つとも斬り落とし、口に詰めて糸で縫い合わせる'''という残虐極まる方法で処刑しており、後に反乱の原因となった代官の妻も同じ方法で殺害した後に遺体を代官に送り付けている(当然だが、妻の無残な最期に代官は激怒し、ブーディカを失った後の反乱軍を一人残らず殺し尽くしてしまった)。
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:夫と娘2人を失い、自身も悲惨な目に遭わされたことの怨念から、捕虜に対する残虐な処刑等はいつものことであり、ロンディニウムを占領した際には'''住人は女子供に至るまで皆殺し、市街は家屋の一軒に至るまで燃やし、燃えなかったものは全て破壊する'''という徹底的な破壊を行い、文字通り更地に変えてしまった。
 
:この残虐行為の記憶は脈々と受け継がれており、現代でも「荒野をチャリオットで彷徨うブーディカの霊を見た」という目撃証言が絶えない、一種の怨霊として信仰と畏怖を集めている。
 
:この残虐行為の記憶は脈々と受け継がれており、現代でも「荒野をチャリオットで彷徨うブーディカの霊を見た」という目撃証言が絶えない、一種の怨霊として信仰と畏怖を集めている。
 
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: ブーディカは『Grand Order』サービス開始当初から存在したサーヴァントであるが、当初所持していたスキル2つのうち1つが「ローマ特攻」という使い所の限られすぎる効果であるという致命的な欠点に始まり、宝具もマシュと似た使い所を選ぶ防御補助で、残る特徴である「戦闘続行」とHP寄りのステータスによる生存性の高さも生き残れるだけで生き残った後に活躍できないのでは利点たり得ない、ととにかく辛い性能であった。
 
: ブーディカは『Grand Order』サービス開始当初から存在したサーヴァントであるが、当初所持していたスキル2つのうち1つが「ローマ特攻」という使い所の限られすぎる効果であるという致命的な欠点に始まり、宝具もマシュと似た使い所を選ぶ防御補助で、残る特徴である「戦闘続行」とHP寄りのステータスによる生存性の高さも生き残れるだけで生き残った後に活躍できないのでは利点たり得ない、ととにかく辛い性能であった。
 
: あんまりにもアレなために大半のユーザーから「マイルーム専用サーヴァント」「もし超強化されても(元が酷いから)誰も文句言わない」などと言われ、強化が待ち望まれていた。
 
: あんまりにもアレなために大半のユーザーから「マイルーム専用サーヴァント」「もし超強化されても(元が酷いから)誰も文句言わない」などと言われ、強化が待ち望まれていた。
: そして2016年3月末に実施されたイベント「サーヴァント強化クエスト 第1弾」において強化を受ける七騎のサーヴァントの一騎に選出され、待望の新スキルとして味方全体のアーツを3ターン強化する「アンドラスタの加護」を獲得。
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: そして2016年3月末に実施されたイベント「サーヴァント強化クエスト 第一弾」において強化を受ける七騎のサーヴァントの一騎に選出され、待望の新スキルとして味方全体のアーツを3ターン強化する「アンドラスタの加護」を獲得。
 
: いるだけで味方を助けられるようになったことで「入れる価値がない」とまで言われるような状態からは脱し、多くのマスターから喜びの声が上がった……が、今の第一線で戦わせるにはまだ強化が足りないという声が大半を占めており、更なる強化が望まれている。
 
: いるだけで味方を助けられるようになったことで「入れる価値がない」とまで言われるような状態からは脱し、多くのマスターから喜びの声が上がった……が、今の第一線で戦わせるにはまだ強化が足りないという声が大半を占めており、更なる強化が望まれている。
: そして2017年5月31日に実施された強化クエスト第6弾にて待望の宝具強化が実施され、味方全体の攻撃力アップが可能になった。同傾向の防御宝具であるマシュの「いまは遥か理想の城」とは違い自身の攻撃力も上昇し、ライダークラスなのでキャスタークラスやバーサーカー相手には(さらにローマ系ならばスキルで更に)攻撃優勢をとれる点でアーツ系編成で選択肢の一つに数えられるレベルとなった。
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: そして2017年5月31日に実施された強化クエスト第六弾にて待望の宝具強化が実施され、味方全体の攻撃力アップが可能になった。同傾向の防御宝具であるマシュの「いまは遥か理想の城」とは違い自身の攻撃力も上昇し、ライダークラスなのでキャスタークラスやバーサーカー相手には(さらにローマ系ならばスキルで更に)攻撃優勢をとれる点でアーツ系編成で選択肢の一つに数えられるレベルとなった。
: 2019年8月の第11弾ではスキル「女神への誓い」が「勝利の女王」へと強化され、「ローマ特攻」を味方にも付与し、全体クリティカル威力アップも追加されるなど、サポーターとしての地位が向上した。さらに翌年の2020年4月、「敵全体にローマ属性を付与する」という能力を有する[[ロムルス=クィリヌス]]が実装され、彼女の「ローマ特攻」のダメージ倍率が非常に高い事も合わさり、相方として注目を集めるようになった。……が、彼女にとって最高のパートナーが「自分にもローマ属性を付与してくるローマの化身」なのは彼女としてはどんな気分なのだろうか。
 
  
 
== 脚注 ==
 
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