「マックスウェル」を編集中

ナビゲーションに移動 検索に移動

警告: ログインしていません。編集を行うと、あなたの IP アドレスが公開されます。ログインまたはアカウントを作成すれば、あなたの編集はその利用者名とともに表示されるほか、その他の利点もあります。

この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。

最新版 編集中の文章
3行目: 3行目:
 
| 真名 = マックスウェル
 
| 真名 = マックスウェル
 
| 読み =  
 
| 読み =  
| 外国語表記 = Maxwell
+
| 外国語表記 =  
 
| 初登場作品 = [[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]
 
| 声優 =  
 
| 声優 =  
15行目: 15行目:
 
| 地域 =  
 
| 地域 =  
 
| 属性 = 中立・中庸
 
| 属性 = 中立・中庸
| 副属性 =  
+
| 隠し属性 =  
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
32行目: 32行目:
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 +
 
「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。
 
「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。
  
57行目: 58行目:
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考   
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考   
 
|-   
 
|-   
| rowspan="2"|[[キャスター]] || [[偽総統]] || - || - || - || - || - || EX || なし || 悪魔の証明:EX || style="text-align:left"|
+
| [[キャスター]] || [[偽総統]] || - || - || - || - || - || EX || なし || 悪魔の証明:EX || style="text-align:left"|   
|-
 
| [[摩玖主大僧正]] || ? || ? || ? || ? || ? || ? || ? |||style="text-align:left"|
 
 
|}
 
|}
  
69行目: 68行目:
  
 
== 真名:マックスウェル ==
 
== 真名:マックスウェル ==
:マックスウェル。とある根源に挑んだ数学者。しかしこのサーヴァントはマックスウェルによる思考実験で生み出された架空の存在。<br/>この概念上の存在に「無限のエネルギー」を求める人間の欲望が集まり、サーヴァントとしての霊基を得た。
+
: マックスウェル。とある根源に挑んだ数学者。しかしこのサーヴァントはマックスウェルによる思考実験で生み出された架空の存在。<br/>この概念上の存在に「無限のエネルギー」を求める人間の欲望が集まり、サーヴァントとしての霊基を得た。
:この悪魔は「熱力学第二法則を否定する悪魔」と定められているため、撃破する為には単純な攻撃力よりも、いかに否定する概念・理論をぶつけられるかが勝負になる。<br/>そして、『帝都聖杯奇譚』の時代(1940年代)にはこの悪魔の概念を否定する理論がまだ確立されていない。これが、先述した「どうやっても殺せない」能力の正体である。
+
: この悪魔は「熱力学第二法則を否定する悪魔」と定められているため、撃破する為には単純な攻撃力よりも、いかに否定する概念・理論をぶつけられるかが勝負になる。<br/>そして、『帝都聖杯奇譚』の時代(1940年代)にはこの悪魔の概念を否定する理論がまだ確立されていない。これが、先述した「どうやっても殺せない」能力の正体である。
 
 
:目的達成のためなら如何なる手段をも講じ、マスターさえ出し抜く表裏者。
 
:悪役じみたムーブも多いが、これは本来人間のあくなき願いから生まれたサーヴァントであるため。その最終到達点は真の永久機関による'''「人類の幸福」'''である。
 
:例え目的の実現に到達したとしても、'''外法による贋物には憤りを顕わにする'''高潔さはある。
 
:当人の目的はあくまで「自身の論証を完全にする」こと。<br>つまり'''「永遠を実現する悪魔は世界に“確実に”存在すると“立証する”こと」'''であり、万一にもその論理が破綻し、尚且つそれに「人類の幸福」と天秤にかけて負債が大きい場合、自死さえ厭わない潔癖さを見せる。
 
:FGOのぐだぐだイベントでは黒幕のような動きを見せていたが、本懐は「人命を燃料に動く自身の贋物の破壊」であり、実際にはプレイヤー側の味方であった。
 
 
 
:それは自身をあくまで「幸福をもたらす存在」と定義するが故の矜持。
 
:幸福をもたらすものが、人類に破綻と堕落をもたらすものであってはならないという、「科学の悪魔」としての誇りがこの悪魔の行動原理なのかもしれない。
 
  
 
===関連===
 
===関連===
 
; 熱力学第二法則
 
; 熱力学第二法則
 
: エネルギーの移動の方向とエネルギーの質に関する法則。
 
: エネルギーの移動の方向とエネルギーの質に関する法則。
: 一言で言ってしまうなら、コップに熱湯と冷水を混ぜて入れた場合、そのまま放っておけば均一な中間の温度のぬるま湯になるが、ぬるま湯をコップに入れて置いておいたとしても、何もせずにコップの湯が「右半分は熱湯に、左半分は冷水に分かれる」なんて事は起こらない、という法則。
+
: 一言で言ってしまうなら「あるものがいきなり高温の部分と低温の部分に分かれたりしない」という理論であり、永久機関を否定する法則。
 
; マックスウェルの悪魔
 
; マックスウェルの悪魔
: 上記のような法則はあるものの、熱力学上温度とは「分子の運動の激しさ」である事を考えた場合、「自由に開け閉めできる窓がついた仕切りで左右に仕切られた容器」にぬるま湯を入れたとして、水のそれぞれの分子を見分ける事ができ、この窓を開け閉めできる"悪魔"がいたとしたら…?という思考実験で仮定された存在。
+
: 上記のような法則はあるものの、熱と運動を同一視する熱力学上で考えると、「運動量の高い分子(高温)を左から右には移動させないようにして、運動量の低い分子(低温)を右から左には移動させないようにする悪魔」を想定することは可能になってしまう。<br/>これが、1860年代にジェームズ・クラーク・マックスウェルが提唱した「マックスウェルの悪魔」である。
: この悪魔が運動量の高い=熱を持っている水分子が右から左に行こうとする時は窓を開け、左から右へ行こうとするときは窓を閉める。運動量が低い=熱を持っていない水分子に対してはその逆、という一方通行を敷いた場合、水そのものに直接熱エネルギーを与えたりする等の仕事をせずにぬるま湯が熱湯と冷水に分かれていく事になるため、上記の熱力学第二法則が否定されてしまう。これが、1860年代にジェームズ・クラーク・マックスウェルが提唱した「マックスウェルの悪魔」である。
 
 
: この「悪魔」を打倒する為に多くの学者が研究を重ね、最終的には、「運動量の高低を見分けるための情報もエネルギーであり、一度観測した情報を再利用する為に消去する過程でエネルギーが必要になるため、永久機関は作れない」という結論が1980年代に出され、実質的にとどめを刺された。
 
: この「悪魔」を打倒する為に多くの学者が研究を重ね、最終的には、「運動量の高低を見分けるための情報もエネルギーであり、一度観測した情報を再利用する為に消去する過程でエネルギーが必要になるため、永久機関は作れない」という結論が1980年代に出され、実質的にとどめを刺された。
 
; 悪魔の証明
 
; 悪魔の証明
95行目: 84行目:
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
=== Fateシリーズ ===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
: キャスターのサーヴァント。期間限定イベント『ぐだぐだファイナル本能寺』にて「摩玖主のキャスター」として登場。
 
: 仮想シミュレーション世界という特殊な条件によって宝具を使用することができた。
 
;[[帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline]]
 
:コハエース版より前倒しされる形で第九話より登場。
 
 
=== その他 ===
 
 
; [[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]
 
; [[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]
 
: キャスターのサーヴァント。
 
: キャスターのサーヴァント。
 
: 連載前では「ぶっちゃけ、まだ考えていない」が、本編が連載された際に英霊は決まった。
 
: 連載前では「ぶっちゃけ、まだ考えていない」が、本編が連載された際に英霊は決まった。
;[[コハエース|ぐだぐだエース]]
 
:
 
 
; [[ちびちゅき!]]
 
; [[ちびちゅき!]]
: 数学の教師役。相変わらずのサングラス姿で聖杯で永久機関を作る事を目論んで意味深に笑っていた。
+
: 所属不明。相変わらずのサングラス姿で意味深に笑っていた。
: なお、この世界では学園設定のため熱力学第二法則は普通に知られており、結果最弱になってしまっているとか。
+
; [[Fate/Grand Order]]
 +
: キャスターのサーヴァント。期間限定イベント『ぐだぐだファイナル本能寺』にて「摩玖主のキャスター」として登場。
 +
: 仮想シミュレーション世界という特殊な条件によって宝具を使用することができた。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
=== Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚 ===
+
=== 帝都聖杯奇譚 ===
 
; [[偽総統]]
 
; [[偽総統]]
 
: マスター。最終的には「人造の神」の復活のために彼を生贄にする。
 
: マスター。最終的には「人造の神」の復活のために彼を生贄にする。
123行目: 104行目:
 
: 期間限定イベント『ぐだぐだファイナル本能寺』におけるマスター。
 
: 期間限定イベント『ぐだぐだファイナル本能寺』におけるマスター。
 
: 無限の力で衆生を救いたいという願いを叶えようとしていたが、やがて手段と目的が逆転していき、不完全な永久機関でもよいと妥協した為に失望し、裏切ろうとした。
 
: 無限の力で衆生を救いたいという願いを叶えようとしていたが、やがて手段と目的が逆転していき、不完全な永久機関でもよいと妥協した為に失望し、裏切ろうとした。
:ぐだぐだエース3巻の巻末に収録された「あくまとにんげん」では彼と契約した経緯が描かれている。
 
 
; [[坂本龍馬]]
 
; [[坂本龍馬]]
 
: 期間限定イベント『ぐだぐだファイナル本能寺』で共演。
 
: 期間限定イベント『ぐだぐだファイナル本能寺』で共演。
 
: 上記の経緯で裏切りを決意し、彼と共謀して事態の解決に動いていた。
 
: 上記の経緯で裏切りを決意し、彼と共謀して事態の解決に動いていた。
 
=== 帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline ===
 
;大佐
 
:今作におけるマスターと思わしき人物。
 
:現時点では明言されていないが、右手の令呪が'''悪魔'''を象ったものであることから確実視されている。
 
;[[岡田以蔵|アサシン]]
 
:どうやら面識があるらしく、彼が遭遇した[[赤城奏丈|セイバーのマスター]]に興味を示していた。
 
  
 
=== その他 ===
 
=== その他 ===
; [[ジェームズ・クラーク・マックスウェル]]
+
; ジェームズ・クラーク・マックスウェル
 
: 19世紀に生きた数学者。かつて根源に挑んだとされる。
 
: 19世紀に生きた数学者。かつて根源に挑んだとされる。
: 自身の生みの親であり、彼から託された「無限のエネルギー」という夢を人類にもたらし、すべての人を幸せにする為に存在し続けている。
+
: ある意味では、自身の生みの親。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
=== 帝都聖杯奇譚 ===
 
 
;「せめて名乗らせてもらえませんかね!?」
 
;「せめて名乗らせてもらえませんかね!?」
 
: 絶体絶命の総統に呼び出され、満を持しての初登場……したと思った次の瞬間、魔人アーチャーの手で即座に射殺。その間、僅か1コマ。名乗りどころか後姿だけの登場であった。
 
: 絶体絶命の総統に呼び出され、満を持しての初登場……したと思った次の瞬間、魔人アーチャーの手で即座に射殺。その間、僅か1コマ。名乗りどころか後姿だけの登場であった。
160行目: 132行目:
 
;「アナタに敗れたというコトは、やはり私は否定される運命というコトですか」<br />「――であれば、同じ人の祈りから生まれ、争う私達とはなんなのでしょうね」<br />「いやはや… とかく人とは」<br />「度しがたい」
 
;「アナタに敗れたというコトは、やはり私は否定される運命というコトですか」<br />「――であれば、同じ人の祈りから生まれ、争う私達とはなんなのでしょうね」<br />「いやはや… とかく人とは」<br />「度しがたい」
 
:最終決戦に敗れ、消滅する間際。最期に呟いたのは普段の気さくな台詞ではなく、人の祈りから生まれた自らと抑止の守護者たる英霊や[[サーヴァント]]に関する真剣なもの。
 
:最終決戦に敗れ、消滅する間際。最期に呟いたのは普段の気さくな台詞ではなく、人の祈りから生まれた自らと抑止の守護者たる英霊や[[サーヴァント]]に関する真剣なもの。
=== Fate/Grand Order ===
 
; 「はい、私が魔力供給させていただいております。あ、ご安心を、こちら私の自前ですので。」<br />「はい、[[長尾景虎|景虎]]さんのお陰でいくらか私の元に制御できる領域が戻って参りました。」<br />「少々破損しておりますが、稼働には問題ありません。」<br />「それにあのように不完全な炉心は、私には我慢が出来ません。」<br />「私が求めるのは真の永久機関、人類が夢見て止まぬ『無限の心臓』のみ。」
 
:イベント「ぐだぐだファイナル本能寺」より。
 
:摩玖主大本尊との最終決戦に於いて、「あらゆる可能性に於ける『信長』の集合体」たる[[魔王信長]]の顕現に必要な膨大な魔力を、自身の宝具で供給しながらの台詞。
 
:真なる意味での「無限の心臓」を実現せんとする、「人類の幸福のための悪魔」にとって、その人々をリソースとして喰らいながら在り続ける「自分の紛い物」は許せない存在だった。
 
  
 
== メモ ==  
 
== メモ ==  
181行目: 148行目:
 
**普通に考えるなら「ドイツ第三帝国が黒幕であり、「総統」は最初から捨て駒だった」「レイター少佐を通じて魔術協会と繋がっていた」などの解釈が成り立つが、後に『[[Fate/Grand Order]]』にて、同じように「[[蘆屋道満|サタンと称される名前を言えない誰かに仕え、この世界に呼び込もうとする魔術師]]」が登場してきており、謎が深まってきている。
 
**普通に考えるなら「ドイツ第三帝国が黒幕であり、「総統」は最初から捨て駒だった」「レイター少佐を通じて魔術協会と繋がっていた」などの解釈が成り立つが、後に『[[Fate/Grand Order]]』にて、同じように「[[蘆屋道満|サタンと称される名前を言えない誰かに仕え、この世界に呼び込もうとする魔術師]]」が登場してきており、謎が深まってきている。
 
*[[アレクサンドル・デュマ|かの文豪]]と[[巌窟王 エドモン・ダンテス|その物語の主人公]]の例から、「生みの親であるジェームズ・マックスウェル'''本人'''も何らかの形で登場があるのでは?」ともしばしば予想されている。
 
*[[アレクサンドル・デュマ|かの文豪]]と[[巌窟王 エドモン・ダンテス|その物語の主人公]]の例から、「生みの親であるジェームズ・マックスウェル'''本人'''も何らかの形で登場があるのでは?」ともしばしば予想されている。
**後に『Fate/Grand Order』の期間限定イベント『ぐだぐだファイナル本能寺』にて、回想シーンでジェームズ・クラーク・マックスウェル本人が登場することになった。
 
*FGOでは立ち絵の都合上、彼の宝具が半分しか映っていないが下までビッシリと歯車が描いてあるらしく'''「誰だこんな面倒なデザイン考えた奴…俺か…」'''と自分で描いて後悔してたらしい。<ref group = "出">[https://twitter.com/hatori_niwatori/status/1151531915884687361 津留崎優 2019年7月18日1:39  Twitter]</ref>
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
201行目: 166行目:
 
[[Category:サーヴァント]]
 
[[Category:サーヴァント]]
 
[[Category:Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]
 
[[Category:Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]
[[Category:帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline]]
 
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
[[Category:コハエース]]
 
[[Category:コハエース]]
 
[[category:ちびちゅき!]]
 
[[category:ちびちゅき!]]

TYPE-MOON Wikiへの投稿はすべて、他の投稿者によって編集、変更、除去される場合があります。 自分が書いたものが他の人に容赦なく編集されるのを望まない場合は、ここに投稿しないでください。
また、投稿するのは、自分で書いたものか、パブリック ドメインまたはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はTYPE-MOON Wiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品は、許諾なしに投稿しないでください!

このページを編集するには、下記の確認用の質問に回答してください (詳細):

取り消し 編集の仕方 (新しいウィンドウで開きます)