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| 初登場作品 = [[Fate/stay night]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/stay night]]
 
| 声優 = 田中敦子
 
| 声優 = 田中敦子
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| 演者 =
 
| 身長 = 163cm
 
| 身長 = 163cm
 
| 体重 = 51kg
 
| 体重 = 51kg
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| 地域 = ギリシャ、コリントス
 
| 地域 = ギリシャ、コリントス
 
| 属性 = 中立・悪
 
| 属性 = 中立・悪
| 副属性 = 地
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| 隠し属性 = 地
 
| 性別 = 女性
 
| 性別 = 女性
 
| スリーサイズ = B82/W57/H84
 
| スリーサイズ = B82/W57/H84
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| イメージカラー = 紫
 
| イメージカラー = 紫
 
| サーヴァント階位 =  
 
| サーヴァント階位 =  
| 特技 = 奸計、模型作り、回復系魔術
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| 特技 = 奸計、模型作り
| 好きな物 = 寡黙で誠実な人、可愛らしい服、模型作り
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| 好きな物 = 寡黙で誠実な人、可愛らしい服と少女
 
| 苦手な物 = 筋肉ダルマ、外見だけのイケメン
 
| 苦手な物 = 筋肉ダルマ、外見だけのイケメン
| 天敵 = [[ヘラクレス|バーサーカー]]<br>[[イアソン]](FGO)
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| 天敵 = [[ヘラクレス|バーサーカー]]
| デザイン = 武内崇<br>ネコタワワ(FGO)
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| デザイン = 武内崇<br />ネコタワワ(FGO)
 
| 設定作成 = 奈須きのこ
 
| 設定作成 = 奈須きのこ
 
| レア度 = ☆3
 
| レア度 = ☆3
 
}}
 
}}
 
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
  
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; 略歴
 
; 略歴
: 第5次聖杯戦争の1ヶ月前に召喚された。召喚者の勝手な嫉妬から来た裏切りと暴走から、止む無く契約を解除して返り討ちにした。
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: 第5次聖杯戦争の1ヶ月前に召喚され、数日で召喚者に見切りを付け、殺害し、逃亡した。
: そんな事件もあって早々に消滅の危機に瀕する。そこへ偶然通りがかった[[葛木宗一郎]]に助けられ、彼が居候している柳洞寺に転がり込む。
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: 本来なら2日はマスター抜きでも現界可能だが、マスターが自身より優れた魔術師であるキャスターへの嫉妬で魔力量を自身以下に制限していたため早々に消滅の危機に瀕する。そこへ偶然通りがかった[[葛木宗一郎]]に助けられ、彼が居候している柳洞寺に転がり込む。
 
: その後、生前手に入らなかった束の間の日常を守るため、そしてマスターに聖杯を渡すため、町中から魂喰いを行う。またアサシンを喚ぶ筈だったマスターを処理し、自らサーヴァントの身で[[佐々木小次郎|アサシン]]を召喚するなどして暗躍する。
 
: その後、生前手に入らなかった束の間の日常を守るため、そしてマスターに聖杯を渡すため、町中から魂喰いを行う。またアサシンを喚ぶ筈だったマスターを処理し、自らサーヴァントの身で[[佐々木小次郎|アサシン]]を召喚するなどして暗躍する。
 
: 『Fate/Grand Order』終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿のⅢの座に召喚され、アルゴノーツ船を駆る[[イアソン]]のもとに現れて動揺させてしまうものの、彼への発破と船への守護をかけ、[[魔神柱|観測所フォルネウス]]の撹乱を行わせる。
 
: 『Fate/Grand Order』終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿のⅢの座に召喚され、アルゴノーツ船を駆る[[イアソン]]のもとに現れて動揺させてしまうものの、彼への発破と船への守護をかけ、[[魔神柱|観測所フォルネウス]]の撹乱を行わせる。
 
:『禁忌降臨庭園 セイレム』では[[主人公 (Grand Order)]]に同行して特異点に向かうはずだったが、[[キルケー]]に眠らされて入れ替わられてしまった。
 
:『禁忌降臨庭園 セイレム』では[[主人公 (Grand Order)]]に同行して特異点に向かうはずだったが、[[キルケー]]に眠らされて入れ替わられてしまった。
 
; 人物
 
; 人物
: フードによって顔を隠した女性。このような身の上にまで堕ちたが元が姫巫女だったと言う立場上、回復は彼女の得意中の得意分野でもある。
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: フードによって顔を隠した女性。
: 元々は『コルキスの国の女神ヘカテーの姫巫女にして正当なギリシャの神の血族に連なる聖女』。故に神聖属性をも持つ。
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: 冷酷・残忍、目的のためには手段を選ばず、奸計を得意とする正真正銘の悪女とされる。しかしこういった態度や性格は彼女に課せられた運命の反動である面もある。
: 『冷酷にして残忍、目的のためには手段を選ばない奸計を得意とする正真正銘の悪女にして魔女』とギリシャ神話に伝えられる。
 
: しかしこういった態度や性格は彼女に課せられた運命の反動である面もある。実際に裏切るかどうかはマスター次第であり特に当人は自身を最もトラウマに触れる『魔女』呼ばわりして罵った相手には全くの容赦がない。
 
 
: 自身を「魔女」として祭り上げた者達への復讐の為に英霊となったが、自らを“魔女”に貶めた非道・悪辣な術を使っては意味がないとも解っているため、人が欲望によって自滅するだけの、自己に返る些細な呪いの魔術だけで災いを呼ぶ事を信条としている。一般人からの搾取や人柱などによる地脈の操作などの“魔女”と呼ばれる原因になった魔術は生前は一度も自分の意志では使わず、禁を破る気もなかった。
 
: 自身を「魔女」として祭り上げた者達への復讐の為に英霊となったが、自らを“魔女”に貶めた非道・悪辣な術を使っては意味がないとも解っているため、人が欲望によって自滅するだけの、自己に返る些細な呪いの魔術だけで災いを呼ぶ事を信条としている。一般人からの搾取や人柱などによる地脈の操作などの“魔女”と呼ばれる原因になった魔術は生前は一度も自分の意志では使わず、禁を破る気もなかった。
: 行動や方針に“魔女”としての悪性を全面に出すようになったのは願望機である聖杯入手目的のためもあるが、偏に葛木宗一郎との出会いと献身からである。だがそうまでして(彼女的には)邪悪な道を歩もうとする場合であっても、本質的に良識を持った重度のお人好しかつお嬢様育ちな人物であるため、一般人から魔力を搾取はしても命までは奪わないなど良くも悪くも最後の一線で完全に非情になり切れず、元々の聖女であるお人好しな部分を出してしまう事が多々ある。
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: 行動や方針に“魔女”としての悪性を全面に出すようになったのは願望機である聖杯入手目的のためもあるが、偏に葛木宗一郎との出会いと献身からである。だがそうまでして邪悪な道を歩もうとする場合であっても、本質的には良識を持ったお嬢様育ちな人物であるため、一般人から魔力を搾取はしても命までは奪わないなど、良くも悪くも最後の一線で完全に非情になり切れない一面がある。
 
: 喚ばれた当初は「故郷に帰りたい」という願いを持っていたが、葛木に出会ったことでその願いが変わっている。
 
: 喚ばれた当初は「故郷に帰りたい」という願いを持っていたが、葛木に出会ったことでその願いが変わっている。
 
: 本来は清純な女性で、惚れた相手にはとことんまで尽くすが、惚れた相手に甘えようとすると逃げていったというトラウマを持つために、一歩引いた態度を貫く。必要であればどんなあくどい手段に訴えることも厭わない反面、必要でないのなら何もしない人で、『Fate/hollow ataraxia』では日常を十分に楽しんでいる。
 
: 本来は清純な女性で、惚れた相手にはとことんまで尽くすが、惚れた相手に甘えようとすると逃げていったというトラウマを持つために、一歩引いた態度を貫く。必要であればどんなあくどい手段に訴えることも厭わない反面、必要でないのなら何もしない人で、『Fate/hollow ataraxia』では日常を十分に楽しんでいる。
: ヘラクレス並みの筋肉マッチョと外見だけのイケメンは嫌いでカッコいい男と可愛らしい少女を好む。天敵は[[ヘラクレス|バーサーカー]]。バーサーカーの狂化のために明かされる機会すらなかったが、同じギリシャの英霊で面識があるため。
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: かわいい女の子とかっこいい男を好む。ヘラクレス並みの筋肉マッチョと外見だけのイケメンは嫌い。天敵は[[ヘラクレス|バーサーカー]]。バーサーカーの狂化のために明かされる機会すらなかったが、同じギリシャの英霊で面識があるため。
: 模型や服を作るのが趣味。模型なら何でも作るらしく、 マスターグレード新作の発売日には模型店の行列に並ぶ彼女の姿が見られるとか。 一升瓶でボトルシップを作ったり、可愛らしい服を[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]に着せたがったりしている。なお本人は、士郎から『自分が可愛らしい服を着ることには興味がないのか?』と言う問いに自分自身が可愛らしい服を着ることに興味なく、「似合う人間が着るからいい」とのこと。ちなみにボトルシップは洋酒の瓶で作るからこそ味があるという事を[[衛宮士郎|士郎]]にも諭した。
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: 模型や服を作るのが趣味。一升瓶でボトルシップを作ったり、可愛らしい服を[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]に着せたがったりしている。なお本人は、自分自身が可愛らしい服を着ることに興味はなく、「似合う人間が着るからいい」とのこと。ちなみにボトルシップは洋酒の瓶で作るからこそ味があるという事を[[衛宮士郎|士郎]]にも突っ込まれた。
 
: 『Fate/Grand Order』では美少女フィギュアの制作にも手を出しているらしく、[[エドワード・ティーチ]]が彼女が制作したと思しきフィギュアを手に入れている。
 
: 『Fate/Grand Order』では美少女フィギュアの制作にも手を出しているらしく、[[エドワード・ティーチ]]が彼女が制作したと思しきフィギュアを手に入れている。
 
; 能力
 
; 能力
: 魔術の女神ヘカテより神秘を教授された巫女である神代の[[魔術|魔術師]]。また彼女に仕えていた姫巫女でもある。この経緯から神託も可能で場合によっては進むべき正しき道を指し示す巫女としての役割も担う。
+
: 魔術の女神ヘカテより神秘を教授された巫女である神代の[[魔術|魔術師]]
: 攻撃系のみならず回復系と薬学も得意分野とする。本人に言わせれば[[メディア〔リリィ〕]]だった頃と比べると回復系の腕は落ちており、その意味では回復系では彼女(同じ自分なのだが)の方が遥かに格上と認めている。
+
:魔術が日常であったギリシャ世界ですら"魔女"と言われたその腕前はおそらく世界でも五本の指に入り、現代の[[魔法|魔法使い]]をも凌ぎ、「某[[蒼崎青子|蒼]][[蒼崎橙子|崎]]も本気キャス子には敵うまい」と言われている<ref group="出">「[https://www.typemoon.com/users/vote/10.htm 第2回人気投票結果 第10位]」</ref>。その技術は伊達でなく、「この世全ての悪」に汚染された[[聖杯]]を願望機として問題なく扱える。神代の魔術師であったがために根源は身近な存在だったらしく、根源に辿り着くという目的意識自体が持てない<ref group="出">「きのことたかしの一問一答」『Fate/stay night[UBW] animation material Ⅱ』</ref>。
:魔術が日常であったギリシャ世界ですら"魔女"と言われたその腕前はおそらく世界でも五本の指に入り、現代の[[魔法|魔法使い]]をも凌ぎ、「某[[蒼崎青子|蒼]][[蒼崎橙子|崎]]も(魔術だけに限定すれば)本気キャス子には(魔術の腕限定の勝負なら)敵うまい。相手が魔術だけ出すんだったらな!」と言われ<ref group="出">「[https://www.typemoon.com/users/vote/10.htm 第2回人気投票結果 第10位]」</ref>、[[シエル]]が魔術をフルに使って「魔術限定の戦闘」で戦った場合はキャスターが勝てるとされる。五次サーヴァントの中で最弱と言われようと、そこは現在ではいるはずのない神代の魔女。人間が相手という競争なら第五次のサーヴァント中、最悪にして最大の成果をあげるとのこと<ref group="出">「コンプティーク VOL.2 Fate道場出張版」</ref>。ただし、あくまでも魔術限定とされる事は何度も繰り返し言及されており、直接的な戦闘行為そのものは滅法苦手であくまで魔術による攻撃と後方支援に長けている。言わば後方支援のプロと言うべき存在で回復から攻撃、味方の強化、そして現代の魔術には為し得ない複数を対象とする高位魔術とされる転移魔術すら扱える。その技術は伊達でなく、「この世全ての悪」に汚染された[[聖杯]]を願望機として問題なく扱える。神代の魔術師であったがために根源は身近な存在だったらしく、根源に辿り着くという目的意識自体が持てない<ref group="出">「きのことたかしの一問一答」『Fate/stay night[UBW] animation material Ⅱ』</ref>。
+
: クラススキルにより「工房」を上回る「神殿」を作り上げることが可能で、冬木における最大の霊地である柳洞寺を陣地として、霊脈を利用することで冬木全域から集めた魂によって莫大な魔力を蓄えている。神殿内ならAランクの大魔術や空間転移といった魔法域の魔術まで使いこなし、[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「高速神言」により1秒未満で屋敷数件を吹き飛ばす大魔術をマシンガンの如く連射させることが可能。ローブを翼の様に広げて空を飛んだり、相手の魔術を呑み込むこともできる。
:[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「高速神言」により1秒未満でAランクの魔術を発動する。その威力は一撃で屋敷数件を吹き飛ばせる。ローブを翼の様に広げて空を飛んだり、相手の魔術を呑み込むこともできる。しかし大抵のサーヴァントは高い魔術耐性を有しているため、魔術は攻撃手段というより策謀を巡らす手段になり易い。
+
: しかし大抵のサーヴァントは高い魔術耐性を有しているため、魔術は攻撃手段というより策謀を巡らす手段になり易い。
: クラススキルにより「工房」を上回る「神殿」を作り上げることが可能で、冬木における最大の霊地である柳洞寺を陣地として、霊脈を利用することで冬木全域から集めた魂によって莫大な魔力を蓄えている。神殿内なら空間転移または固有時制御といった魔法域の魔術まで使いこなす。1人前の魔術師でも1分、高速詠唱を用いる魔術師でも30秒の詠唱をしなければならない大魔術を神殿内のキャスターは詠唱せず、ただ杖を向けただけで豪雨のように連射させることが出来る。その光弾ひとつはサーヴァント相手でも必殺を誇り[[エミヤ|アーチャー]]であっても直撃すれば体の半分がもってかれるとのこと。
 
 
: 直接的な[[魔術]]に限らず、魔術道具の作成など、魔術が関わる行為は万能にこなす。その一つとして、使い魔兼護衛用に竜の牙で製作した「竜牙兵」を多数使役する。
 
: 直接的な[[魔術]]に限らず、魔術道具の作成など、魔術が関わる行為は万能にこなす。その一つとして、使い魔兼護衛用に竜の牙で製作した「竜牙兵」を多数使役する。
 
: 固有結界は使用出来ないが、莫大な時間と費用を掛けて小さな魔術と大きな魔術を緻密に構築していく事で、同規模の「異界」を作り上げることは可能<ref group="出">「Fate道場」『コンプティーク』2007年4月号</ref>。
 
: 固有結界は使用出来ないが、莫大な時間と費用を掛けて小さな魔術と大きな魔術を緻密に構築していく事で、同規模の「異界」を作り上げることは可能<ref group="出">「Fate道場」『コンプティーク』2007年4月号</ref>。
 
: 『Fate/Grand Order』でこの固有結界の亜種といえる結界が登場。「イマジナリーアース・ソーシャルプラン・ワールド」、略して「イアソンワールド・ジャパン」。略称(?)に恥じない世界だった。
 
: 『Fate/Grand Order』でこの固有結界の亜種といえる結界が登場。「イマジナリーアース・ソーシャルプラン・ワールド」、略して「イアソンワールド・ジャパン」。略称(?)に恥じない世界だった。
: TVアニメ版第2作では、昔から境界である橋であり、現世と幽世を隔てるきざはしであることに加えて、十年前に異界の邪神が呼びだされ、汚染された川であるため、これらを利用して位相をズラして標的を鏡界汚染世界へと招き入れている<ref group="出">「[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/548875268350164992 Fate/stay nightさんのツイート 2014年12月27日8時17分]」</ref>。
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: TVアニメ版UBWでは、昔から境界である橋であり、現世と幽世を隔てるきざはしであることに加えて、十年前に異界の邪神が呼びだされ、汚染された川であるため、これらを利用して位相をズラして標的を鏡界汚染世界へと招き入れている<ref group="出">「[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/548875268350164992 Fate/stay nightさんのツイート 2014年12月27日8時17分]」</ref>。
  
 
==バリエーション==
 
==バリエーション==
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; 破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)
 
; 破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)
 
: ランク:C<br>種別:対魔術宝具<br>レンジ:1<br>最大捕捉:1人
 
: ランク:C<br>種別:対魔術宝具<br>レンジ:1<br>最大捕捉:1人
: 由来:メディアの「裏切りの魔女」としての伝説・生涯が具現化した概念宝具。元ネタはクリスナイフと思われる。
+
: 由来:メディアの「裏切りの魔女」としての伝説・生涯が具現化した概念宝具。
:攻撃力は普通のナイフと同程度しかないが、「あらゆる魔術を初期化する」という特性を持つ短刀。魔力で強化された物体、契約によって繋がった関係、魔力によって生み出された生命を戻す最強の対魔術宝具。しかし、どれほど低いランクであっても宝具の初期化は出来ない。例え聖杯が汚染されようとも、おそらくはこれさえあれば聖杯の汚染すら取り除けてしまう。
+
:攻撃力は普通のナイフと同程度しかないが、「あらゆる魔術を初期化する」という特性を持つ短刀。魔力で強化された物体、契約によって繋がった関係、魔力によって生み出された生命を戻す最強の対魔術宝具。しかし、どれほど低いランクであっても宝具の初期化は出来ない。
 
: サーヴァントとマスターの契約を断ち切る事もできる。聖杯戦争では参加しているマスターはサーヴァントを喪失すると脱落になるため、「聖杯戦争」と言うルール下の戦いにおいては状況によっては一撃必殺となり得る。
 
: サーヴァントとマスターの契約を断ち切る事もできる。聖杯戦争では参加しているマスターはサーヴァントを喪失すると脱落になるため、「聖杯戦争」と言うルール下の戦いにおいては状況によっては一撃必殺となり得る。
: 自分に対して使う事もできるため、メディアがマスターからの命令を拒否する場合、先に契約を断ち切る事で令呪による強制ができないという点で他のサーヴァントと異なる。
+
: 自分に対して使う事もできるため、メディアがマスターからの命令を拒否する場合、先に契約を断ち切る事で令呪による強制ができないという点で他のサーヴァントと異なる。第五次ではその方法で最初のマスターを殺害した。
: 第五次ではその方法で最初のマスターを殺害した。この刃の形の影響でクリスナイフで付けられた傷は縫合をはじめとした外科治療が困難で強い殺傷力を持つ。だが同時にこの形状のおかげで強度が脆く手入れも難しい。
 
: そのせいで契約を断ち切る際に必要以上の怪我を負ってしまった。
 
 
: 自分で手に入れたものではなく伝説から形作られたものの上にあまり良い伝説でもないため、本人的には特に思い入れがないどころか機会があれば誰かに押し付けたいくらいに嫌っている。
 
: 自分で手に入れたものではなく伝説から形作られたものの上にあまり良い伝説でもないため、本人的には特に思い入れがないどころか機会があれば誰かに押し付けたいくらいに嫌っている。
: また、クリスナイフは霊的な概念を宿した運命を司る護符でもあり、インドネシアの伝承ではクリスナイフの方が持ち主を選び、真の持ち主の手に渡ったクリスナイフは不思議な現象を起こすとも伝えられている。
+
: 『Fate/Grand Order』では敵単体にArts属性の強力な攻撃をし、対象にかかっている強化を全て解除し、NPをいくらかリチャージする。「切れ味は良くない」と言われているのに反してそれなりの威力がある事、ゲームの都合でこれを持ってしても解除できない強化を持つイベント敵がいくらかいる事を除けば、だいたい原作のイメージ通り。ただし、特定の状況下では……詳しくは後述。
:ルールブレイカーはメディアが構えて攻撃しても相手が名立たるサーヴァント達であることから、まず誰にも当たらず、当てるには完全なる騙し討ちである必要があるとされる。
+
:『Grand Order』では「敵単体に強力な攻撃&敵単体の強化状態を解除&自身のNPをリチャージ<ref group = "" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のArts宝具。
:奈須きのこ氏がメディアの伝承を調べたところ、魔術系の道具や触媒などは色々登場するが、宝具として使えそうなものが無かったため、結局"自分の国を裏切った""自分の弟を殺した"という人生を概念化した宝具として、ルールブレイカーを創作したとのこと。
 
:『Grand Order』では「敵単体に強力な攻撃[Lv]&強化全解除+自身のNPをリチャージ<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のArts宝具。
 
:幕間の物語クリアでC+ランクに上昇し、宝具威力倍率が上昇する。
 
 
; 金羊の皮(アルゴンコイン)
 
; 金羊の皮(アルゴンコイン)
 
: ランク:EX
 
: ランク:EX
 
: 由来:メディアの母国コルキスの秘宝。
 
: 由来:メディアの母国コルキスの秘宝。
: イアソン率いるアルゴナウタイ(アルゴ号の船員たち)が探し求めた宝物で、正当な所有者は彼女の血筋(正確に言えば彼女の父であるコルキス王・アイエテスの秘蔵の品)にあった。当初はアイエテスが、メディア自身が止めたのにも関わらず、自慢して回っていた秘宝。これを自慢して回っていたせいで女神ヘラは報復を画策する事になる。つまりは彼女が破滅する直接の元凶の品でもある。
+
: イアソン率いるアルゴナウタイ(アルゴ号の船員たち)が探し求めた宝物だが、正当な所有者は彼女の血筋にあった。実態については不明な点が多い。「地に放ると[[竜種|竜]]が現れる」とされるが「幻獣召喚能力がないためこの用途では使用できない」、「召喚はできるが制御出来ない」とも言われている。金羊の皮が使えればコルキスの竜を召喚出来るが、この竜は竜種の中でも大したことない方なので、第五次聖杯戦争においては最弱から中堅に上がる程度の戦力にしかならないという。[[セブン|第七聖典]]よろしく、ヘンな精霊が憑いているとか。
: なお、メディア本人がアイエテスについて語る所によれば、『金羊の皮を自慢するしか出来ない無能な人ではあったけど、少なくとも善人ではあったし良い王で良い父親ではあった』らしい。
 
:「地に放ると[[竜種|竜]]が現れる」とされるが「幻獣召喚能力がないためこの用途では使用できない」、「召喚はできるが制御出来ない」とも言われている。金羊の皮が使えればコルキスの竜を召喚出来るが、この竜は竜種の中でも大したことない方なので、第五次聖杯戦争においては最弱から中堅に上がる程度の戦力にしかならないという。[[セブン|第七聖典]]よろしく、ヘンな精霊が憑いているとか。
 
 
: メディアにとって扱えないため、宝具ではなく「[[スキル (サーヴァント)|スキル]]」の項にて言及されている。
 
: メディアにとって扱えないため、宝具ではなく「[[スキル (サーヴァント)|スキル]]」の項にて言及されている。
 
:皮を愛でることで回復することができる。もふもふ。精神の癒やしが肉体を凌駕したのだっ!
 
:皮を愛でることで回復することができる。もふもふ。精神の癒やしが肉体を凌駕したのだっ!
: 『Fate/stay night』ではランクEXとなっているが、『Fate/Grand Order』ではランクが存在せず、ゲーム中での効果は「皮を愛でて自身のHPを回復[Lv]」となっている。
+
: 『Fate/stay night』ではランクEXとなっているが、『Fate/Grand Order』ではランクが存在せず、ゲーム中での効果は「皮を愛でて自身のHPを回復」となっている。
 
 
== 使用技 ==
 
===[[Fate/unlimited codes]]===
 
; 紫光弾(ユピテル・ロッド)
 
: 5発の魔力弾を連射する飛び道具。空中可。
 
; 白柩(ペルセフォネ)
 
: 弾速遅めの魔力弾を放つ飛び道具。当たった相手の移動を阻害する効果がある。空中可。
 
; 列閃(エレ・ヘカテ)
 
: レーザーを放つ飛び道具。空中可。
 
; 龍牙(コルキス)
 
: 龍牙兵を召喚しけしかける飛び道具。龍牙兵には喰らい判定があり、盾としても使える。空中可。
 
; 雹蕨(ネレイデス)
 
: 自分の目の前に雹を降らせる設置系飛び道具。空中可。魔力ゲージを消費する。
 
; 冥火(エトナ)
 
: 時間差で前方に火球を降らせる設置系飛び道具。空中可。魔力ゲージを消費する。
 
; 轟雷(ユビテル・ロック)
 
: 時間差で敵の位置に3発の落雷を発生させる設置系飛び道具。空中可。魔力ゲージを消費する。
 
; 瞬来(オキュペテー)
 
: 空間転移する移動技。
 
; 飛翔(ケライノー)
 
: 一定時間空中で浮遊する状態になる。
 
; 病風(アエロー)
 
: 空中で喰らい状態になっている相手を魔法陣で捕らえて追撃する。
 
; 怪鎖(アラクネ)
 
: 相手の頭上にリング状の帯を発生させる設置系飛び道具。ガード不能。当たった相手を短時間拘束する。
 
; 逆巻(アリアドネ)
 
: 相手の足元に魔法陣を発生させる設置系飛び道具。ガード不能。当たった相手を転移させて落とす。
 
; 圧迫(アトラス)
 
: 自分の目の前に魔法陣を設置する設置系飛び道具。ガード不能。踏み込んできた相手を長時間拘束する。
 
; コリュキオン
 
: 超必殺技。弾速の遅い巨大な魔力弾を放つ飛び道具。
 
; 神官魔術式・灰の花嫁(ヘカティック・グライアー)
 
: 超必殺技、聖杯超必殺技。前方に魔法陣を展開し、当たった相手を拘束して大量のビームを撃ち込む。聖杯超必殺技版は最後に大口径のビームを放つ。
 
 
 
===[[トラぶる花札道中記]]===
 
; 神言魔術式・灰の花嫁(ヘカティック・グライアー)
 
: 発動以降、自分が「カス」で上がった際のダメージを2倍にする。
 
  
 
== 真名:メディア ==
 
== 真名:メディア ==
:ギリシャ世界において東の果てと言われたコルキス国の王、アイエテスの娘。『コルキスの国の女神ヘカテーの姫巫女にして正当なギリシャの神の血族に連なる聖女』
+
:ギリシャ世界において東の果てと言われたコルキス国の王、アイエテスの娘。「裏切りの魔女」とよばれる人物。
:『眼輝く乙女』の別名も持ちその名は「慮る、統治する女性」を意味する。
+
:魔術の女神ヘカテに教えを受ける巫女であり、王の娘として蝶よ花よと愛でられたが、栄光を求める英雄たちが到来した事でその運命は狂うこととなる。
:自らも子供達を愛し国民にも慕れ愛し愛される王女として、そして姫巫女として蝶よ花よと周囲に愛でられたが、栄光を求める英雄たちが到来した事でその運命は狂うこととなる。
 
  
 
:ある日外界から、コルキスの宝「金羊の皮」を求めてアルゴー船の船長イアソンが現れた。
 
:ある日外界から、コルキスの宝「金羊の皮」を求めてアルゴー船の船長イアソンが現れた。
:『自分を崇拝しないコルキスの王アイエテスが気に入らないから王女に罰を与え、あわよくば気に食わないヘラクレスも今度こそ始末する』
+
:女神アフロディテの呪いによってイアソンに妄信的なまでの恋を抱いたメディアは父を裏切り、自国の宝である「金羊の皮」をイアソンに与えてコルキスを脱出、その過程に追手の一人である弟を魔術で八つ裂きにしてしまう。
:女神ヘラの恐るべき企みと彼女の唆しにより無理矢理、騙される形でそれに加担させられた女神アフロディーテ、エロースの呪いによって(アフロディーテを擁護しておくと決して彼女の本意ではなかった)  イアソンに妄信的なまでの恋を抱いたメディアは父を裏切り、自国の宝である「金羊の皮」をイアソンに与えてコルキスを脱出、その過程に追手の一人である弟を魔術で八つ裂きにしてしまう。
 
 
:外敵こそ振り切ったが、その非道な行いはアルゴー船に集った英雄達からも非難・中傷を受け、イアソンも彼女に対するねぎらいの言葉をかけることはなかった。
 
:外敵こそ振り切ったが、その非道な行いはアルゴー船に集った英雄達からも非難・中傷を受け、イアソンも彼女に対するねぎらいの言葉をかけることはなかった。
  
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; [[Fate/hollow ataraxia]]
 
; [[Fate/hollow ataraxia]]
 
: フードをとった姿で登場。もはや新妻。本作の事件の真相を薄々感づいており、現在の倖せが仮初のものであることを知った上で、デパートで「葛木メディア」の名前を連呼したり、士郎に料理の弟子入りをしたりと少々壊れ気味に楽しんでいる。
 
: フードをとった姿で登場。もはや新妻。本作の事件の真相を薄々感づいており、現在の倖せが仮初のものであることを知った上で、デパートで「葛木メディア」の名前を連呼したり、士郎に料理の弟子入りをしたりと少々壊れ気味に楽しんでいる。
; [[Fate/unlimited codes]]
 
: 「神代の魔術師」。原作通り、魔術や竜牙兵を用いて闘う。
 
: 体力が少ないうえに格ゲーなのに格闘が弱く、かといって飛び道具でもそこまで強い訳ではない。加えて魔力ゲージへの依存度が高すぎるあまり、通常時の火力も攻めこまれた時の切り返し手段も乏しいなど、とにかく厳しい…と言うよりコンボが強すぎるキャラの多い本作では最早「ゲームにならない」ほどの低性能。キャラランク「三弱」の一人に数えられる。
 
: だが、それを補う戦術として「格ゲー界屈指のおぞましさ」とも言われる起き攻めの強さが唯一にして最大の長所となる。一度相手を浮かせれば「病風」により問答無用でダウンさせ、そのままセットプレイに長けた設置飛び道具とワープ技などの連携により嬲り殺しに出来る。
 
: 転ばせるまでが大変だし、そこから運悪く起き攻めを抜けられてしまえば一転してピンチに陥るため弱キャラに変わりはないのだが、それでもウリがある分マシ。
 
 
; [[Fate/Labyrinth]]
 
; [[Fate/Labyrinth]]
 
: 4人のサーヴァントのうちの1人。初めて脱ぎ、『Fate/stay night』の女性サーヴァントで最も遅い披露となった。
 
: 4人のサーヴァントのうちの1人。初めて脱ぎ、『Fate/stay night』の女性サーヴァントで最も遅い披露となった。
190行目: 136行目:
 
: 「虎聖杯なんて、私の知ったことではなくてよ!」と今回の聖杯戦争を全否定。そんなことよりも、と葛木の授業を見に行こうとするが……?
 
: 「虎聖杯なんて、私の知ったことではなくてよ!」と今回の聖杯戦争を全否定。そんなことよりも、と葛木の授業を見に行こうとするが……?
 
: アッパーでは出番はあるものの個別のシナリオモードはなし。
 
: アッパーでは出番はあるものの個別のシナリオモードはなし。
 +
; [[Fate/unlimited codes]]
 +
: 「神代の魔術師」。原作通り、魔術や竜牙兵を用いて闘う。
 +
: 体力が少ないうえに格ゲーなのに格闘が弱く、かといって飛び道具でもそこまで強い訳ではない。加えて魔力ゲージへの依存度が高すぎるあまり、通常時の火力も攻めこまれた時の切り返し手段も乏しいなど、とにかく厳しい…と言うよりコンボが強すぎるキャラの多い本作では最早「ゲームにならない」ほどの低性能。キャラランク「三弱」の一人に数えられる。
 +
: だが、それを補う戦術として「格ゲー界屈指のおぞましさ」とも言われる起き攻めの強さが唯一にして最大の長所となる。一度相手を浮かせれば「病風」により問答無用でダウンさせ、そのままセットプレイに長けた設置飛び道具とワープ技などの連携により嬲り殺しに出来る。
 +
: 転ばせるまでが大変だし、そこから運悪く起き攻めを抜けられてしまえば一転してピンチに陥るため弱キャラに変わりはないのだが、それでもウリがある分マシ。
 
; [[氷室の天地 Fate/school life]]
 
; [[氷室の天地 Fate/school life]]
 
: 本編には一切登場せず、単行本カバー下のおまけ漫画「[[アルトリア・ペンドラゴン|空腹]]・[[メドゥーサ|眼鏡]]・人妻の おなじみ英霊様」で女性英霊の両名と共に出演。
 
: 本編には一切登場せず、単行本カバー下のおまけ漫画「[[アルトリア・ペンドラゴン|空腹]]・[[メドゥーサ|眼鏡]]・人妻の おなじみ英霊様」で女性英霊の両名と共に出演。
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; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 
; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 
: [[クラスカード]]の1枚であり、黒化英雄として登場。
 
: [[クラスカード]]の1枚であり、黒化英雄として登場。
: 『ドライ!!』の最終決戦では神稚児の力を取り戻した[[美遊・エーデルフェルト]]によってサーヴァントとして召喚された。
 
 
; [[Fate/Ace Royal]]
 
; [[Fate/Ace Royal]]
 
: [[英霊カード]]の一枚として登場。攻撃を仕掛ける時は自分で、相手の攻撃を受ける時は「竜牙兵」で、と戦い方を使い分ける珍しいスタイル。原作通り「キャスター」で召喚すると防御力が上がるので良い。「バーサーカー」の適性もあるが、ちぐはぐなステータスになるので避けるのが無難。極端な性能に思われがちだが、攻防のバランスが良く、強力な「破戒すべき全ての符」も持つ、隠れた強キャラ。
 
: [[英霊カード]]の一枚として登場。攻撃を仕掛ける時は自分で、相手の攻撃を受ける時は「竜牙兵」で、と戦い方を使い分ける珍しいスタイル。原作通り「キャスター」で召喚すると防御力が上がるので良い。「バーサーカー」の適性もあるが、ちぐはぐなステータスになるので避けるのが無難。極端な性能に思われがちだが、攻防のバランスが良く、強力な「破戒すべき全ての符」も持つ、隠れた強キャラ。
208行目: 158行目:
 
: 「英霊の座」スレ住民。女性ならではの視点で、[[イスカンダル|戦車男]]の恋に的確なようなそうでもないようなアドバイスをくれる。
 
: 「英霊の座」スレ住民。女性ならではの視点で、[[イスカンダル|戦車男]]の恋に的確なようなそうでもないようなアドバイスをくれる。
 
: リアルでは常にパジャマとどてら着用のだらしない喪女で、家事は住み込みの[[佐々木小次郎|佐々木]]に任せっきり。役名が「彼氏に裏切られたモデラー」となっているが、抱き枕や添い寝シーツの件を見るに、既に新しい恋を見つけてはいるもよう。
 
: リアルでは常にパジャマとどてら着用のだらしない喪女で、家事は住み込みの[[佐々木小次郎|佐々木]]に任せっきり。役名が「彼氏に裏切られたモデラー」となっているが、抱き枕や添い寝シーツの件を見るに、既に新しい恋を見つけてはいるもよう。
; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|TMitter2015]]
+
; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画‎|TMitter2015]]
 
: 柳洞寺在住の新婚一年目の主婦。家事がいろいろとダメで、「みこーん知恵袋」の常連状態。
 
: 柳洞寺在住の新婚一年目の主婦。家事がいろいろとダメで、「みこーん知恵袋」の常連状態。
 
; [[コハエース]]
 
; [[コハエース]]
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: 『Fate/Grand Order』では相変わらずのマイペースさに苛ついている。
 
: 『Fate/Grand Order』では相変わらずのマイペースさに苛ついている。
 
; [[柳洞一成]]
 
; [[柳洞一成]]
: 居候先の息子。口うるさい小姑。彼からの評価は『根は決して悪い人には見えない』
+
: 居候先の息子。口うるさい小姑。
: 『宗一郎兄の嫁になるんだから俺の将来の義姉にもなるのだし、もうちょっと炊事、家事をしっかりとですね……』
+
;[[衛宮士郎]]
: メディアからは、前世の弟の小言を思い出させる感情を呼び起こさせている……。
+
:彼の特異な魔術回路に興味を持つ。あるバッドエンドでは彼を礼装に改造する。
; [[衛宮士郎]]
+
:聖杯が絡まないスピンオフでの仲は良好。士郎から料理を学ぶ様子などが見られる。
: 彼の特異な魔術回路に興味を持ち、あるバッドエンドでは彼を礼装に改造する。本質的には[[藤村大河]]と同じく[[エミヤ|アーチャー]]と同じ存在だと見抜いている。
 
: 『Fate/Grand Order』では『坊や、いえあのキザ男はもともと礼儀正しい性格』というセリフがあり、アーチャー共々憎からず思っているらしい。
 
: 対して士郎からの評価は極めて低く、『間違っても決してお礼を言ったりするような人ではなく、非常に怖い女性』と思われている。聖杯が絡まないスピンオフでも同様で、メディアから笑顔でお礼を言われた時には『何だ?怖い』と感じていたほど(後に、料理を教えたことで誤解が解けた)。
 
: しかし彼女に言わせれば、士郎に向ける感情は『男に持つ恋愛感情ではなくあくまでも弟に向けるような感情なので誤解はしないように』と釘を刺していた。
 
 
; [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]
 
; [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]
 
: UBWルートで戦力として目を付けている他、白い衣装を着せて汚したいとも思っている。その他のルートでは自棄になって特攻する相手。
 
: UBWルートで戦力として目を付けている他、白い衣装を着せて汚したいとも思っている。その他のルートでは自棄になって特攻する相手。
245行目: 191行目:
 
: UBWルートでは魔術で圧倒するが、意外な方向から逆転される。スピンオフではそのことを根に持っている。
 
: UBWルートでは魔術で圧倒するが、意外な方向から逆転される。スピンオフではそのことを根に持っている。
 
: 『Fate/hollow ataraxia』では葛木と入籍する為に、彼女から自分の戸籍を買っている。
 
: 『Fate/hollow ataraxia』では葛木と入籍する為に、彼女から自分の戸籍を買っている。
; [[エミヤ|アーチャー]]
+
;[[エミヤ|アーチャー]]
: UBWルートで味方に引き入れるも、早速正体をバラされるわ、色恋についてからかわれるわ、裏切られるわと散々だった。『Fate/Grand Order』ではチームを組むことも。
+
:UBWルートで味方に引き入れるも、早速正体をバラされるわ、色恋についてからかわれるわ、裏切られるわと散々だった。『Fate/Grand Order』ではチームを組むことも。
: なお、メディア本人は『坊や、いえあのキザ男はもともと礼儀正しい性格だもの。色々あって性格がねじくれて悪役ぶってるだけよ?』と評している。<ref group="出">[[トーマス・エジソン]] 幕間の物語「できるかな?」</ref>
+
;[[言峰綺礼]]
; [[言峰綺礼]]
+
:TVアニメ版第2作にて会話が追加される。聖杯の器の所在を問うが、空振りに終わる。その際、詰めが甘いことを指摘され、その直後に彼を殺したと思い込んで逃がしてしまう。
: TVアニメ版第2作にて会話が追加される。聖杯の器の所在を問うが、空振りに終わる。その際、詰めが甘いことを指摘され、その直後に彼を殺したと思い込んで逃がしてしまう。
+
;[[クー・フーリン|ランサー]]
; [[クー・フーリン|ランサー]]
+
:戦闘面でも性格面でも相性が悪い相手。
: 戦闘面は別として性格面は彼女的には苦手な相手。
+
:『Fate/hollow ataraxia』では彼のナンパを咎めていた。『Fate/Grand Order』ではチームを組むなどしている。
: UBWルート中盤では彼が士郎と凛と組んで自身を倒そうとしたため、アーチャーを彼に差し向ける。
+
;[[藤村大河]]
:『Fate/hollow ataraxia』では彼のナンパを咎める王女として潔癖な面も見せる。『Fate/Grand Order』ではチームを組むなどしている。
+
:UBWルートで人質にとる。「タイガー道場」ではタイガにお悩み相談をしている。
; [[藤村大河]]
 
: マスターの同僚。「タイガー道場」ではタイガにお悩み相談をしている。[[エミヤ|アーチャー]]と[[衛宮士郎]]が同じ存在だと見抜いているが、彼女の場合は本能で見抜いていると言った方が正確か。
 
: 本編ではUBWルートにて彼女を人質に取った事が[[エミヤ|アーチャー]]の逆鱗に触れてしまい、間接的な敗因となった。
 
 
; [[間桐桜]]
 
; [[間桐桜]]
: 本編では面識はなかったが、『Fate/hollow ataraxia』や『フェイト/タイガーころしあむ』では性格が近いせいか『表向き』は仲が良く、交流もある。
+
: 本編では面識はなかったが、『Fate/hollow ataraxia』や『フェイト/タイガーころしあむ』では性格が近いせいか仲が良く、交流もある。
: 彼女からは「理想の奥様」として尊敬されている。[[Fate/unlimited codes]]ではメディアが望まずとも黒化した黒桜と戦う事になった際に『だから貴女は甘いって言うんですよ!今更、馴れ合いなんて何の意味があるって言うんですか!』と一喝されており表向きはともかく内実は『甘い女』だと思っている事が解る。
+
: 彼女からは「理想の奥様」として尊敬されている。彼女も桜を気に入っており、士郎に自分が料理を習っている事を桜に知られないようにしてほしいと頼んでいる。
: 彼女は桜を気に入っており、[[Fate/unlimited codes]]では好戦的な黒桜に対して必死の説得と桜を元に戻す方法を模索している。士郎に自分が料理を習っている事を桜に知られないようにしてほしいと頼んでいる。
+
: TVアニメ版第1作ではバーサーカー撃破後に彼女を操って攻撃してきたが、その時何故か'''黒いボンデージファッション'''にしていた。
: 『衛宮さんちの今日のごはん』では、26話で衛宮邸に来たところ鉢合わせになり、料理を習っていることが露見した。しかしこの作品ではこの時が初対面であったことと、ある程度料理が上達していた後なので、ボロが出るようなことにはなっていない。
 
: TVアニメ版第1作ではバーサーカー撃破後に彼女を操って攻撃してきたが、その時何故か'''黒いボンデージファッション'''を着せていた。
 
 
; [[メドゥーサ|ライダー]]
 
; [[メドゥーサ|ライダー]]
 
: 自分と同じように神々に運命を狂わされた存在のはずだが、性格の相性は悪く、顔を合わせると舌戦になる。
 
: 自分と同じように神々に運命を狂わされた存在のはずだが、性格の相性は悪く、顔を合わせると舌戦になる。
 
: TVアニメ版第1作で交戦するが、『Fate/Grand Order material Ⅰ』にて無かった事になった。
 
: TVアニメ版第1作で交戦するが、『Fate/Grand Order material Ⅰ』にて無かった事になった。
; 竜牙兵(スケルトン)
 
: 『竜牙兵の召喚』で竜骨でできた兵士を召喚する。兵士一人ひとりの戦闘能力は低いが大量に召喚できる。彼女自身の本音としては実際は出来れば使いたくはないらしい。
 
: 「使える物は何でも使ってるだけで竜牙兵も本当は(見た目が)ワカメみたいで気持ち悪いけど吐きそうなのを必死に我慢して使っているのよ?」
 
: 彼等自身、自我がない訳ではないらしく、喋ろうと思えば喋れる。FGOでは反省しない[[イシュタル]]に対して一言意見していた。
 
: 「それ今関係ないでしょ?そんなに私が悪いの?」『スケルトンもイシュタル悪いと思う』「狂骨は黙っててくれる!?」
 
  
 
=== Fate/Grand Order ===
 
=== Fate/Grand Order ===
; [[主人公 (Grand Order)]]
 
: カルデアにおけるマスター。
 
: 殺してしまった弟と重ね合わせている他、自分の魔術の一番弟子だと認識しているようで、[[スカサハ]]や[[鬼一法眼]]の登場によって「貴方の師匠増えすぎてない?」と気にした様子を見せている。
 
 
; [[メディア〔リリィ〕]]
 
; [[メディア〔リリィ〕]]
: 少女時代の自分。回復系の腕前に関しては素直に彼女(同じ自分ではあるが)の方が遥かに格上である、と賞賛している。ある意味、自我自賛と言えなくもない。
+
: 少女時代の自分。
 
: 無知で純真だった頃の自分に対して思う所が態度に出ているようで、リリィからは「妙に睨まれている」と怯えられている。
 
: 無知で純真だった頃の自分に対して思う所が態度に出ているようで、リリィからは「妙に睨まれている」と怯えられている。
 
: また、自分の過去をうっかり周囲に口走りはしないかと危惧する面も睨みつけて監視する理由には含まれている模様。
 
: また、自分の過去をうっかり周囲に口走りはしないかと危惧する面も睨みつけて監視する理由には含まれている模様。
: 当然、若さ故の妬みも混じっており、イベントではその事を愚痴る場面もある。そのせいでリリィとの相性は、当然ながら不仲だがある意味、認めている存在で内心は複雑な様子。
+
: 当然、若さ故の妬みも混じっており、イベントではその事を愚痴る場面もある。そのせいでリリィとの相性は、当然ながら不仲。
 
; [[モードレッド]]
 
; [[モードレッド]]
 
: 顔は好みだが、モデラーとしての造形魂にはピンと来ないとのこと。
 
: 顔は好みだが、モデラーとしての造形魂にはピンと来ないとのこと。
287行目: 220行目:
 
; [[坂本龍馬]]
 
; [[坂本龍馬]]
 
: 彼女が嫌いな「顔がいい男」そのもののため一緒に居る[[お竜]]を心配するものの、イチャつかれて、怒りを爆発させる事に。
 
: 彼女が嫌いな「顔がいい男」そのもののため一緒に居る[[お竜]]を心配するものの、イチャつかれて、怒りを爆発させる事に。
; [[カレン・C・オルテンシア]]
 
: 期間限定イベント『カルデア・ビター・バレンタイン2021』で出会った相手。
 
: 彼女の中にいる「エロース」が自身にとっては完全にトラウマの相手だったため、ブチ切れて襲い掛かった。
 
; [[ガラテア]]
 
: 期間限定イベント『アキハバラ・エクスプロージョン!』で出会った相手。
 
: 上記のカレン同様に因縁のあるアフロディーテ関係者であるが、直接的な関係は無かったので「多少思うところがある」程度である。
 
; [[クリームヒルト]]、[[セミラミス]]
 
: イアソンの幕間の物語で、アルゴ―号の新しい船長に立候補した残り2人。
 
: 当然ながら張り詰めた空気となり、イアソンの「誰が船長になるかはそっちで勝手に決めてくれ」の一言で互いに足を引っ張りながらの対決となった。
 
  
 
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
 
; アルゴンコイン
 
; アルゴンコイン
 
: 『Fate/complete material Ⅴ』のラフ絵にて登場。『Fate/side material』で言及された金羊の皮に宿る精霊だと思われる。
 
: 『Fate/complete material Ⅴ』のラフ絵にて登場。『Fate/side material』で言及された金羊の皮に宿る精霊だと思われる。
: エルフ耳や髪の色、メディアを「ねえさん」と呼ぶなど、何故か弟を思わせる言動や姿だが詳細不明。
+
: エルフ耳や髪の色、メディアを「ねえさん」と呼ぶなど彼女の弟と思わしき言動や姿だが詳細不明。
: ラフ絵であるため正式な間柄かは不明だが「仮にも王女なんだから」とメディアをガミガミ叱るため「うるさいわねー」と嫌そうな顔をされている。
+
: ラフ絵であるため正式な間柄であるかは不明だが「仮にも王女なんだから」とメディアをガミガミ叱るため「うるさいわねー」と嫌そうな顔をされている。
; ヘカテー
+
; ヘカテ
 
: ギリシャ神話における魔術の女神。メディアに魔術を教えた祖。
 
: ギリシャ神話における魔術の女神。メディアに魔術を教えた祖。
 
: 月の女神でもあり、メディアが持つ錫杖は彼女より賜ったもの。
 
: 月の女神でもあり、メディアが持つ錫杖は彼女より賜ったもの。
 
; [[キルケー]]
 
; [[キルケー]]
: 母方の叔母。同時に姉弟子にして魔術の師であった魔女。魔術の天才だが性格には色々と問題があったらしい。
+
: 姉弟子にして魔術の師であった魔女。魔術の天才だが性格には色々と問題があったらしい。
 
: メディアは王女として魔術を習っていたため真性の魔女とは言えないのだが、その彼女がイアソンに捨てられて以降魔女として振る舞えたのはこのグレートな姉弟子との修行時代があったからだとか。
 
: メディアは王女として魔術を習っていたため真性の魔女とは言えないのだが、その彼女がイアソンに捨てられて以降魔女として振る舞えたのはこのグレートな姉弟子との修行時代があったからだとか。
 
; [[イアソン]]
 
; [[イアソン]]
: 「アルゴー号の冒険」で名高いギリシャの英雄であり夫。彼に裏切られた事がメディアの性格を決定づけた。
+
: 「アルゴー号の冒険」で名高いギリシャの英雄。彼に裏切られた事が、メディアの性格を決定づけた。
 
: サーヴァントになっても「自己チューで好き勝手に振舞う」と評したり、『Fate/Grand Order』では自分が作った模型の世界(イケメンが最終的に酷い目に遭う)に「イアソンワールド」と付けるなどだいぶ屈折した感情を抱いている模様。
 
: サーヴァントになっても「自己チューで好き勝手に振舞う」と評したり、『Fate/Grand Order』では自分が作った模型の世界(イケメンが最終的に酷い目に遭う)に「イアソンワールド」と付けるなどだいぶ屈折した感情を抱いている模様。
 
; [[ヘラクレス]]
 
; [[ヘラクレス]]
: アルゴー号に同乗していた仲間。当人達には知る由も無いが女神ヘラの恐るべき企みと策略によって人生を狂わされた被害者同士と言う間柄。
+
: アルゴー号に同乗していた仲間。
: おそらく、彼とメディア、そしてライダーが一緒に召喚されたのは単なる偶然ではなく女神ヘラの復讐の一環だろう事が伺える。3人のうち誰がやられてもヘラには愉悦でしかないのだから。
 
 
: 英霊になってからは記憶がだいぶ摩耗しており、どんな性格だったかまではよく覚えていないらしい。
 
: 英霊になってからは記憶がだいぶ摩耗しており、どんな性格だったかまではよく覚えていないらしい。
: なお、一般的なアルゴナウタイの伝承によるとヘラクレスはコルキス到着前にアルゴー号を下船しているので、メディアとの直接の面識はない。
+
: なお、一般的なアルゴナウタイの伝承では、ヘラクレスはコルキス到着前にアルゴー号を下船しているので、メディアとの面識はない。
 
; [[アタランテ]]
 
; [[アタランテ]]
 
: アルゴー号に同乗していた仲間。アニメ版『Fate/Apocrypha』で会話が描かれた。
 
: アルゴー号に同乗していた仲間。アニメ版『Fate/Apocrypha』で会話が描かれた。
 
; [[アキレウス]]
 
; [[アキレウス]]
: 一部の伝承では4人目の夫とされる場合もある。彼と結ばれる場合イアソンを殺していないこととなる為、Fate世界では結ばれていないようである。『Fate/Grand Order material Ⅰ』で修羅場を期待されているが、今のところ交流はない。
+
: 伝承では4人目の夫。『Fate/Grand Order material Ⅰ』で修羅場を期待されているが、今のところ交流はない。
; アプシュルトス
 
: 弟。コルキスを脱出する際、一緒に連れて来ていた彼を殺害し、その身を切り刻んで海に投げ捨てた事で追跡を振り切った。
 
  
 
=== その他 ===
 
=== その他 ===
336行目: 257行目:
 
: ドラマCD「バタフライ・エフェクト」で共演。
 
: ドラマCD「バタフライ・エフェクト」で共演。
 
: 恋愛観などから意気投合するものの、契約破棄の短刀を「法を無視するなど美しくない」とバッサリ言われ、物別れに。
 
: 恋愛観などから意気投合するものの、契約破棄の短刀を「法を無視するなど美しくない」とバッサリ言われ、物別れに。
; [[エウロペ]]
+
; エウロペ
: 『Fate/Grand Order material Ⅰ』にて言及。魔術師としてもギリシャ神話的にも繋がりはないものの、"最強の守護者"を使い魔としているため無視できないサーヴァント。
+
: 『Fate/Grand Order material Ⅰ』にて言及。魔術師としての繋がりはないものの、"最強の守護者"を使い魔としているため無視できないサーヴァント。
 
; [[氷室鐘]]
 
; [[氷室鐘]]
 
: Fate本編での接点は皆無だが、『氷室の天地』第10巻では葛木と行方不明(実際には当然死亡)になったことを'''「恋に落ちた某国の姫とSPの逃避行」'''という浪漫溢れる噂にしてくれたためカバー裏で大感激。
 
: Fate本編での接点は皆無だが、『氷室の天地』第10巻では葛木と行方不明(実際には当然死亡)になったことを'''「恋に落ちた某国の姫とSPの逃避行」'''という浪漫溢れる噂にしてくれたためカバー裏で大感激。
350行目: 271行目:
 
; キャスター「でも、残念です。やっと望みが、みつかったのに」<br>葛木「悲嘆する事はない。おまえの望みは、私が代わりに果たすだけだ」<br>キャスター「それは駄目でしょうね。だって、私の望みは」<br>―――さっきまで、叶っていたんですから。
 
; キャスター「でも、残念です。やっと望みが、みつかったのに」<br>葛木「悲嘆する事はない。おまえの望みは、私が代わりに果たすだけだ」<br>キャスター「それは駄目でしょうね。だって、私の望みは」<br>―――さっきまで、叶っていたんですから。
 
: 同ルートでの最期のセリフ。裏切られ、彷徨い続けた彼女は時の彼方において出会った男に看取られ、僅かでも幸せだった時を噛締めながら静かに消え逝く。
 
: 同ルートでの最期のセリフ。裏切られ、彷徨い続けた彼女は時の彼方において出会った男に看取られ、僅かでも幸せだった時を噛締めながら静かに消え逝く。
 
;「―――セイ、バー?<br> そう、止めを刺しに来たという訳ね。誰の筋書きだか知らないけど周到なこと」<br>「―――目障りよセイバー。主もろとも消え去りなさい」
 
: 桜ルートにて、何者かの罠に嵌り、葛木を助けるつもりで殺してしまったキャスター。運悪く、そのタイミングでやってきたセイバーには、葛木を裏切ったと誤解され、斬りかかられる。自棄になっていたキャスターは、宝具でセイバーを奪うのではなく、魔術でマスター共々葬ろうとするがあっけなく斬り捨てられる。
 
: その後は聖杯の器に回収された筈だったが、どうやってか黒幕に死体を使い回される羽目に。
 
  
 
; 「何もない? ああ、貴方たち現代の魔術師には何もないように見えるのですね。魔力を生成する技術が一段階……いえ、一次元違うのでしょう」
 
; 「何もない? ああ、貴方たち現代の魔術師には何もないように見えるのですね。魔力を生成する技術が一段階……いえ、一次元違うのでしょう」
367行目: 284行目:
 
; 「ハ、アハハハハ……っく、あ」<br>「……結局、またこの結末なのね? 他人の都合でかり出されて、利用されて―――裏切り者と蔑まれて(中略)」<br>「(中略)わたしは、ただ」<br>「自分の故郷に帰りたかっただけなのに」
 
; 「ハ、アハハハハ……っく、あ」<br>「……結局、またこの結末なのね? 他人の都合でかり出されて、利用されて―――裏切り者と蔑まれて(中略)」<br>「(中略)わたしは、ただ」<br>「自分の故郷に帰りたかっただけなのに」
 
: 同上。サーヴァントとして現界しても生前同様「裏切り者」と呼ばれたことに絶望する。その直後彼女は奇跡の出会いを果たすことになる。因みに最後の台詞はシナリオ原案には無い。
 
: 同上。サーヴァントとして現界しても生前同様「裏切り者」と呼ばれたことに絶望する。その直後彼女は奇跡の出会いを果たすことになる。因みに最後の台詞はシナリオ原案には無い。
 
;「お前、本来のアサシンか!」<br>「これで……満足かしら!?」
 
: 劇場版HFで新たに追加された台詞。アサシンの様子を見に山門へやってきたが、彼の刀の消滅を目撃する。こちらではアサシンが入れ替わっても契約が続いている展開になっており、事の真相を調べるべく柳桐寺に入るが、そこではマスターが本来のアサシンに倒されていた。
 
: キャスターはすぐさま令呪で従わせようとするが、マスターを人質にされたために宝具で契約を解除する。しかし、すぐに自由になった真アサシンによって葛木共々消されてしまう。
 
  
 
=== Fate/hollow ataraxia ===
 
=== Fate/hollow ataraxia ===
; 「だ、だって私ひとりで尾行なんてしてたら―――<br> まるで変な人か、でなきゃ<ruby><rb>他夫</rb><rt>ひとづま</rt></ruby>に横恋慕しようとしている愛人みたいじゃない!」
+
; 「皆様ぁ! わたくしはぁ! 葛木メディアでございますー! 葛ーー木ーーメーーーディーーーー」
: デパートで正座になって涙目になりつつ。夫の浮気調査の為、士郎を巻き込んで宗一郎と大河を尾行するも、呆れた士郎が帰ろうとするので、焦って本音を漏らす。
+
: せっかくの機会なので、ここぞとばかりに新婚生活を満喫している。
 
+
: なお、そのフルネームが記された戸籍は[[遠坂凛]]にちょっとアレな手段で用意してもらったナニである。
; 「皆さまぁ! わたくしはぁ!<br> 葛木メディアでございますぅー!<br> 葛ーー木ーーメーーディーーーーーー」
 
: 尾行中にも関わらずデパートでくるくる回りながら。どう見ても「変な人」である。
 
: 書類上は結婚しているので、戸籍でもこの表記かもしれない。
 
  
 
;「……けど、そうね。一人で頑張っている貴方に敬意を表して、全てが終わる時が来たら、見送りくらいはしてあげるわ」
 
;「……けど、そうね。一人で頑張っている貴方に敬意を表して、全てが終わる時が来たら、見送りくらいはしてあげるわ」
 
:繰り返される四日間に我関せずを貫き、士郎にも特に協力しようとはしないキャスター。それでも、宗一郎に似ている彼には思う所があるようで、ふとこんなことを口にする。
 
:繰り返される四日間に我関せずを貫き、士郎にも特に協力しようとはしないキャスター。それでも、宗一郎に似ている彼には思う所があるようで、ふとこんなことを口にする。
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; 「だ、だって私ひとりが尾行なんてしてたら―――まるで変な人か、でなきゃ<ruby><rb>他夫</rb><rt>ひとづま</rt></ruby>に横恋慕しようとしている愛人みたいじゃない!」
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: 宗一郎と大河が密会していると疑い(実際は教師としての相談)、士郎を巻き込んで二人を尾行する。半泣きになりながら帰ろうとした士郎にしがみついている。
  
 
; 「ええ。遠慮なく焼き払ってあげるわアヴェンジャー。それがあなたの望みでしょうし」<br>「―――正直な話。できるならもっと続けたかった、私の八つ当たりと知りなさい―――!」
 
; 「ええ。遠慮なく焼き払ってあげるわアヴェンジャー。それがあなたの望みでしょうし」<br>「―――正直な話。できるならもっと続けたかった、私の八つ当たりと知りなさい―――!」
 
: 事件の真相には気づいていたが、少しでも平和な日常を満喫したかった。かつて叶わなかった夢を見続けたかった。それでも、「裏切りの魔女」はその夢を終わらせるために戦場に立つ。かつて交わした、ささやかな約束を守るために。
 
: 事件の真相には気づいていたが、少しでも平和な日常を満喫したかった。かつて叶わなかった夢を見続けたかった。それでも、「裏切りの魔女」はその夢を終わらせるために戦場に立つ。かつて交わした、ささやかな約束を守るために。
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;「使える物は何でも使ってるだけで竜牙兵も本当は(見た目が)ワカメみたいで気持ち悪いけど吐きそうなのを必死に我慢して使っているのよ?今だから言うけど……」
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;「あれは我慢してるのよ必死に。今だから言うけど……」
 
: 『Fate/hollow ataraxia』ドラマCD「怪物という名の食卓」にて。
 
: 『Fate/hollow ataraxia』ドラマCD「怪物という名の食卓」にて。
 
: ランサーが深海からとってきた「ダイオウグソクムシ」を見てそのワキャワキャさにドン引きし、ランサーから「お前さんとこの竜牙兵もワキャワキャしてるじゃねえか」と言われて。
 
: ランサーが深海からとってきた「ダイオウグソクムシ」を見てそのワキャワキャさにドン引きし、ランサーから「お前さんとこの竜牙兵もワキャワキャしてるじゃねえか」と言われて。
:ちなみに少女の頃は「可動彫像っぽくて可愛い」とのこと。明らかに感性まで変化している。それでもたとえが造形な処は彼女らしい。
 
  
 
; 「ちょっとォ!! GAIJINだからって馬鹿にしないでくれるゥ!? SUSHIっていったらあれよ、豪華なSASHIMIがのっかってる見た目にも鮮やかな料理ってことぐらい知ってるわYO!!」
 
; 「ちょっとォ!! GAIJINだからって馬鹿にしないでくれるゥ!? SUSHIっていったらあれよ、豪華なSASHIMIがのっかってる見た目にも鮮やかな料理ってことぐらい知ってるわYO!!」
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=== Fate/Grand Order ===
 
=== Fate/Grand Order ===
 
====戦闘====
 
====戦闘====
;「あまり使いたくはないのですけどね……」<br>「術理、摂理、世の理……。その万象……一切を原始に還さん。『<ruby><rb>破戒すべき全ての符</rb><rt>ルールブレイカー</rt></ruby>』!!」
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;「『<ruby><rb>破戒すべき全ての符</rb><rt>ルールブレイカー</rt></ruby>』!!」
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:モーションリニューアル前の宝具発動。
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;「術理、摂理、世の理……。その万象……一切を原始に還さん。『<ruby><rb>破戒すべき全ての符</rb><rt>ルールブレイカー</rt></ruby>』!!」
 
:モーションリニューアル後の宝具発動。「裏切りの魔女」としての伝説・生涯が具現化したその短剣はあらゆる魔術を破戒する。
 
:モーションリニューアル後の宝具発動。「裏切りの魔女」としての伝説・生涯が具現化したその短剣はあらゆる魔術を破戒する。
  
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== メモ ==
 
== メモ ==
*キャスターは「旧Fate」からあまり変わっておらず、旧Fateでも"メディア"だった。最初からコテコテの魔術師がやりたかったとのこと。デザインは「目を隠していて口元しか見えないけどメチャクチャ美人で艶ぽく、ドキドキする女性」というオーダー。
 
 
* 能力自体は[[魔法|魔法使い]]レベルだが、彼女はTYPE-MOON世界における"魔法"を知らないので定義としては魔術師に位置する<ref group="出">「Fate用語辞典-キャスター」『Fate/side material』p.58</ref>。
 
* 能力自体は[[魔法|魔法使い]]レベルだが、彼女はTYPE-MOON世界における"魔法"を知らないので定義としては魔術師に位置する<ref group="出">「Fate用語辞典-キャスター」『Fate/side material』p.58</ref>。
 
**元々彼女は神代……つまり多くの魔術が未だ魔法だった頃の人物なので、キャスターが行使する魔術の多くも当時は「魔法」であったと思われ、それでいえば立派な魔法使いである。ただ、キャスターが使える中に「現代まで残った五つの魔法」は無かったというだけである。
 
**元々彼女は神代……つまり多くの魔術が未だ魔法だった頃の人物なので、キャスターが行使する魔術の多くも当時は「魔法」であったと思われ、それでいえば立派な魔法使いである。ただ、キャスターが使える中に「現代まで残った五つの魔法」は無かったというだけである。
*『魔術限定の勝負だけ』なら青子より強く『体術がなければ勝てるかも知れない』と、されている。ちなみに青子の戦闘力は平均的な宝具を持つサーヴァントと互角。
 
 
* いわゆる「エルフ耳」と呼ばれる長い耳。ぴこぴこ動く。『Fate/stay night』PC初回版ではこの設定を忘れた普通の耳のCGが存在し、後にパッチで修正された。
 
* いわゆる「エルフ耳」と呼ばれる長い耳。ぴこぴこ動く。『Fate/stay night』PC初回版ではこの設定を忘れた普通の耳のCGが存在し、後にパッチで修正された。
*キャラクターのデザインは普通に悪女にすると面白味がないことから、「パッと見は艶ぽい美女なんだけど、フードを外したらむしろ素朴な印象のある美人だった」という落としどころで構想。ローブはこやま氏のデザイン。
 
**フードは単純な魔術師フードではなく、中東の人が被るフードのイメージが入っていると武内氏は推察している。
 
**武内氏曰く、こやま氏は不幸萌えなので、幸薄系のキャスターがずっとお気に入りだったとのこと。
 
 
* サーヴァントである彼女は自力で魔力を生成できないようになっている。<br>そもそも本人自身の魔力生成量自体がそう多くはない<ref group="出">「[https://www.typemoon.com/users/vote/fate2nd_chara.html 第2回人気投票]」</ref>。その上魔力供給を担うはずのマスター・葛木は魔術師の素養を持たず、契約も出来ないために魔力を作れない。このため、町中の人間から「魂喰い」をすることで魔力を集めて本陣である柳洞寺に蓄えなければ本領発揮は出来ないという。
 
* サーヴァントである彼女は自力で魔力を生成できないようになっている。<br>そもそも本人自身の魔力生成量自体がそう多くはない<ref group="出">「[https://www.typemoon.com/users/vote/fate2nd_chara.html 第2回人気投票]」</ref>。その上魔力供給を担うはずのマスター・葛木は魔術師の素養を持たず、契約も出来ないために魔力を作れない。このため、町中の人間から「魂喰い」をすることで魔力を集めて本陣である柳洞寺に蓄えなければ本領発揮は出来ないという。
 
** 正確には、サーヴァントに魔力を生成する機能=エンジンがないわけではなく、それを始動させるための機能=キーが、マスターの魔力によって担われている。キーがなければ車は動かないが、動くためのエンジンは車がもとから持っている、という関係。「英霊」という莫大な魔力の塊を人間であるマスターの魔力のみで現界させているわけではない(とはいえ、マスターからの魔力供給が潤沢であれば、その分エンジンは好調に回るので、それに越したことはない)。
 
** 正確には、サーヴァントに魔力を生成する機能=エンジンがないわけではなく、それを始動させるための機能=キーが、マスターの魔力によって担われている。キーがなければ車は動かないが、動くためのエンジンは車がもとから持っている、という関係。「英霊」という莫大な魔力の塊を人間であるマスターの魔力のみで現界させているわけではない(とはいえ、マスターからの魔力供給が潤沢であれば、その分エンジンは好調に回るので、それに越したことはない)。
* ステータス中の「幸運」はBランク。生前を考えれば運に恵まれているとは思えないが、これは奈須氏がTRPGシステムを踏まえてステータスのバランスをとっていたためであり、'''生前の境遇や葛木に出会えた幸運といったものは全く関係ない。'''
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* ステータス中の「幸運」はBランク。生前を考えれば運に恵まれているとは思えないが、葛木と出会えたこと、そしてそれによって聖杯に託すまでもなく自らの望みを叶えていたことが幸運だったのかもしれない。
**筋力、耐久、敏捷、魔力、幸運の5つにアルファベットが被らないように割り振るというもので、被ってるとしてもバランスが崩れないようにされている。とくにキャスターの場合、身体能力系のパラメータにBランクがあるのは明らかに違和感でしかないので、幸運がBになるのは妥当。
 
 
* 伝承ではイアソンも含めて3回、もしくは4回結婚したとされる。4回目の時は不老不死の力を獲得し、[[アキレウス]]と結婚したとも言われる。
 
* 伝承ではイアソンも含めて3回、もしくは4回結婚したとされる。4回目の時は不老不死の力を獲得し、[[アキレウス]]と結婚したとも言われる。
 
* プロット段階ではキャスタールートも存在した。ロリっ娘になった彼女をパートナーにするとかなんとか<ref group="出">「Fate用語辞典-没ルート」『Fate/side material』p.72</ref>。『氷室の天地』に登場するカードゲーム「英雄史大戦」のカードでメディアがロリっ娘になっているのは、このプロットが元ネタ。
 
* プロット段階ではキャスタールートも存在した。ロリっ娘になった彼女をパートナーにするとかなんとか<ref group="出">「Fate用語辞典-没ルート」『Fate/side material』p.72</ref>。『氷室の天地』に登場するカードゲーム「英雄史大戦」のカードでメディアがロリっ娘になっているのは、このプロットが元ネタ。
 
* 最初のマスターとの諍いは「最初に彼女を召喚したマスターに散々嫉妬され、ひどい目に遭わされたので騙し討ちしました」とのこと<ref group="出">「奈須きのこ&武内崇キャラクター別対談」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.87</ref>。
 
* 最初のマスターとの諍いは「最初に彼女を召喚したマスターに散々嫉妬され、ひどい目に遭わされたので騙し討ちしました」とのこと<ref group="出">「奈須きのこ&武内崇キャラクター別対談」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.87</ref>。
** TVアニメ版第2作(ufo版『UBW』)でこの詳細が明らかになったが、契約していたマスターはゲーム版で言及されていたような中肉中背の中年ではなく、[[アトラム・ガリアスタ|生前の夫のような顔のいい男性]]であった。
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** TVアニメ版第2作では令呪で自害を命じられるも、自分自身に「破戒すべき全ての符」を刺して契約を破棄していたため事なきを得ている。この際、魔術儀式の生贄にされそうになった子供達を逃している。
*** 奈須きのこ氏曰く「ゲーム版では中肉中背の中年とか書かれていたのはきっと幻」とのこと。
+
* 『Fate/complete materialⅡ』の奈須曰く、竜牙兵はハリーハウゼンの『アルゴ探検隊の大冒険』に登場する骸骨兵のオマージュだとか。
 
* 宝具「破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)」は威力を出すことを目的とした物ではないため、『Fate/unlimited codes』や『トラぶる花札道中記』などでは、相手を呪詛で束縛した上で上空から全力全壊の魔力弾連射攻撃を行う「神言魔術式・灰の花嫁(ヘカティック・グライアー)」が彼女の最強技として設定されている。
 
* 宝具「破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)」は威力を出すことを目的とした物ではないため、『Fate/unlimited codes』や『トラぶる花札道中記』などでは、相手を呪詛で束縛した上で上空から全力全壊の魔力弾連射攻撃を行う「神言魔術式・灰の花嫁(ヘカティック・グライアー)」が彼女の最強技として設定されている。
**後に『Fate/Grand Order』でも、バトルモーション内で「神言魔術式・灰の花嫁」と「コリュキオン」を使うようになった(2017年2月1日のモーション更新以降。あくまでも演出の一環であり、プレイヤーが操作して繰り出すものではない)。
+
* アニメ版の回想に登場する若き日のメディアは、元々顔を影で隠す予定だった。しかし、キャラクターデザインの石原恵が描いてしまい発表になった。石原当人は隠れていても対処はしておきたい、という理由で描いたとの事だが、山口監督は好評だったと賞賛している。
* ジェネオン版アニメの回想に登場する若き日のメディアは、元々顔を影で隠す予定だった。しかし、キャラクターデザインの石原恵が描いてしまい発表になった。石原当人は隠れていても対処はしておきたい、という理由で描いたとの事だが、山口監督は好評だったと賞賛している。
 
 
*『Fate/complete material IV Extra material.』初回特典のアレ本には、こやまひろかず氏による描き下ろしイラストによって、魔法少女のような扮装をした「キャスターリリィ」というネタバリエーションが掲載されている。
 
*『Fate/complete material IV Extra material.』初回特典のアレ本には、こやまひろかず氏による描き下ろしイラストによって、魔法少女のような扮装をした「キャスターリリィ」というネタバリエーションが掲載されている。
 
** 後に『Fate/Grand Order』で上記を元にした[[メディア〔リリィ〕|メディア・リリィ]]が登場している。年齢そのままで恰好だけ変化したキャスターリリィと異なり、設定年齢14歳という、イアソンと出会う前のお姫様の時代を描写するためのキャラとなっている。
 
** 後に『Fate/Grand Order』で上記を元にした[[メディア〔リリィ〕|メディア・リリィ]]が登場している。年齢そのままで恰好だけ変化したキャスターリリィと異なり、設定年齢14歳という、イアソンと出会う前のお姫様の時代を描写するためのキャラとなっている。
*Fate/hollow ataraxiaでのギルガメッシュ来襲は本当はSNでやりたかったとのこと。しかし、本編中のどこに入れても話が止まってしまうというのと、「物語の終盤に入ったところで、キャスターと葛木に感情移入されても・・」というバランス的な問題で断念。いつか、番外編でやろうと企みhollowで成就した。
 
**この『ギルガメッシュ来襲』というのはセイバールートでキャスターが衛宮邸に現れる前日譚。内容としては、ギルガメッシュが柳洞寺に現れ、アサシンと葛木がやられ、キャスターが命からがら逃げるというもの。
 
*第五次聖杯戦争でキャスター程の腕前の魔術師がギルガメッシュに気づけなかった理由だが、これはギルガメッシュが枠外の存在であったため。キャスターは大聖杯と小聖杯のシステムを理解していたが、聖杯を理解していたからこそ、そこから外れた存在には気づけなかったとのこと。
 
  
 
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
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:メディアが圧倒的に優勢。加えて成熟した女性には容赦しない<ref group="出">「Fate Dream Battle Round 4」『電撃姫』2006年8月号</ref>。
 
:メディアが圧倒的に優勢。加えて成熟した女性には容赦しない<ref group="出">「Fate Dream Battle Round 4」『電撃姫』2006年8月号</ref>。
 
; 『Fate/Grand Order』でのメディア
 
; 『Fate/Grand Order』でのメディア
:単体攻撃宝具「破戒すべき全ての符」はダメージこそ全体攻撃宝具と同程度(およそ他の単体宝具の半分程度。「切れ味は良くない」と言われているのに反してそれなりの威力がある事、ゲームの都合でこれを持ってしても解除できない強化を持つイベント敵がいくらかいる事を除けば、だいたい原作のイメージ通り。
+
:単体攻撃宝具「破戒すべき全ての符」はダメージこそ全体攻撃宝具と同程度(およそ他の単体宝具の半分程度。火力上昇スキルもないので、単体攻撃宝具としては非常にダメージが低い)に抑えられているものの、Arts属性な上に使用後NPリチャージ効果付き、キャスターらしくコマンドカードもArts3枚、そして初期段階で持つスキル「高速神言」で自身のNPを一気に80%以上も得られる(同系統スキルとしては破格の初期値。スキル強化で更に伸び、Lv4時点で難なく100%を超える)とずば抜けたゲージ充填能力を誇るのが大きな強み。加えてこの宝具には相手の強化を解除する効果もあるため、スキルを連発する敵への打開策にもなる。
:火力上昇スキルもないので、単体攻撃宝具としては非常にダメージが低い)に抑えられているものの、Arts属性な上に使用後NPリチャージ効果付き、キャスターらしくコマンドカードもArts3枚、そして初期段階で持つスキル「高速神言」で自身のNPを一気に80%以上も得られる(同系統スキルとしては破格の初期値。スキル強化で更に伸び、Lv4時点で難なく100%を超える)とずば抜けたゲージ充填能力を誇るのが大きな強み。加えてこの宝具には相手の強化を解除する効果もあるため、スキルを連発する敵への打開策にもなる。
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: 演出強化後は魔術で相手の動きを止めるようになっているが、強化前はどんな強大な敵であろと'''直刺し'''していた。
: 演出強化後は魔術で相手の動きを止めるようになっているが、強化前はどんな強大な敵であろうと'''直刺し'''していた。
+
: 上記のとおり、ダメージこそ通常の単体宝具の半分ほどだが、ナイファーのサーヴァントとか滅多刺しウーマンだとか言われるほどに連刺しが可能であり、火力はそれほど低くない(実際、カード運などがかみ合えば3ターンくらいは連続でルルブレることが可能)。
: 上記のとおり、ダメージこそ通常の単体宝具の半分ほどだが、ナイファーのサーヴァントとか滅多刺しウーマンだとか言われるほどに連刺しが可能であり、火力はそれほど低くない(実際、[[BB_(水着)|カード運などがかみ合えば]]3ターンくらいは連続でルルブレることが可能)。
 
 
: また、毎ターンダメージを負う代わりに宝具威力を大幅に上昇させる礼装「黒の聖杯」を単独で十全に扱えるサーヴァントの一騎であり、3ターン限定ながら大幅にArts属性を強化する「毒蛇一芸」などを使いこなせる数少ないサーヴァントでもある。
 
: また、毎ターンダメージを負う代わりに宝具威力を大幅に上昇させる礼装「黒の聖杯」を単独で十全に扱えるサーヴァントの一騎であり、3ターン限定ながら大幅にArts属性を強化する「毒蛇一芸」などを使いこなせる数少ないサーヴァントでもある。
: 逆に言えば、敵に回した場合も「高速神言」('''敵時はチャージを2ターン進める'''効果になる)次第で宝具が急に飛んでくる可能性がある上、味方サーヴァントのHP量では十分致命傷、スキルなどで耐えようとすると必然的に強化解除が痛手になる、と、かなり厄介なサーヴァントに数えられる。
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: 逆に言えば、敵に回した場合も「高速神言」(敵時はチャージを2ターン進める効果になる)次第で宝具が急に飛んでくる可能性がある上、味方サーヴァントのHP量では十分致命傷、スキルなどで耐えようとすると必然的に強化解除が痛手になる、と、かなり厄介なサーヴァントに数えられる。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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* [[登場人物]]
 
* [[登場人物]]
 
* [[サーヴァント]]
 
* [[サーヴァント]]
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[[Category:フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]
 
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[[category:カーニバル・ファンタズム]]
 
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[[Category:ALL AROUND TYPE-MOON]]
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[[Category:アーネンエルベの一日]]
 
[[category:トラぶる花札道中記]]
 
[[category:トラぶる花札道中記]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 
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