「メフィストフェレス」を編集中

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{{サーヴァント概要
+
== キャスター (Grand Order) ==
| タイトル = キャスター
+
* 真名:メフィストフェレス
| 真名 = メフィストフェレス
+
* 身長:188cm / 体重:78kg
| 依代 =
+
* 出典:『ファウスト』
| 読み =
+
* 地域:ドイツ
| 外国語表記 = Mephistopheles
+
* 属性:混沌・悪 / カテゴリ:人
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
+
* 性別:男性(?)
| 声優 = 子安武人
+
* CV:子安武人
| 演者 =  
 
| 身長 = 188cm
 
| 体重 = 78kg
 
| 誕生日 =
 
| 血液型 =
 
| 出典 = 『ファウスト』
 
| 地域 = ドイツ
 
| 属性 = 混沌・悪
 
| 副属性 = 人
 
| 性別 = 男性(?)
 
| スリーサイズ =
 
| 一人称 = ワタクシ/わたくし
 
| 二人称 = 貴方様
 
| 三人称 = あの方/彼/彼女など
 
| イメージカラー =
 
| サーヴァント階位 =
 
| 特技 =
 
| 好きな物 = 他者の驚く顔
 
| 苦手な物 = 平和(ただし上っ面の平和は好き)
 
| 天敵 =
 
| デザイン = 下越
 
| 設定作成 = 東出祐一郎
 
| レア度 = ☆3
 
}}
 
 
 
== 概要 ==
 
  
 
「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。
 
「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。
  
 
; 略歴
 
; 略歴
: 『[[Fate/Grand Order]]』第四特異点『[[死界魔霧都市 ロンドン]]』では西暦1888年のロンドンに召喚される。
+
: 『[[Fate/Grand Order]]』第一部の四章では西暦1888年のロンドンに召喚される。
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、Ⅳの座を統括する[[魔神柱|管制塔バルバトス]]の制圧戦に参戦。協力者となった[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|パラケルスス]]たちの行く末を見守る。
+
:
 
; 人物
 
; 人物
: 道化師のような衣装を着た異形の怪人。
+
: 道化師のような衣装を着た異形の怪人。一人称は「ワタクシ」。
 
: 自ら「生まれついてのサーヴァント」を名乗る。主に対して慇懃な物腰で接し、一見忠実そうにしているが、不穏な言動や異様に明るいテンションからは狂気を感じさせる。
 
: 自ら「生まれついてのサーヴァント」を名乗る。主に対して慇懃な物腰で接し、一見忠実そうにしているが、不穏な言動や異様に明るいテンションからは狂気を感じさせる。
: その印象通り、本性は残酷非道を極めており、悪に傾倒しているが故に、一場面で善悪の心が分離した際は善の心は一つしかないのに対し、悪の心は数え切れないぐらいある。人のフェチズムを暴くのは好きだが、逆にそれを見せ付けられるのは興ざめに感じている。
+
: その印象通り、本性は残酷非道を極めており、悪に傾倒しているが故に、善悪の心が分離した際は善の心は一つしかないのに対し、悪の心は数え切れないぐらいある。人のフェチズムを暴くのは好きだが、逆にそれを見せ付けられるのは興ざめである。
 
: マスターに対しては「自分が愉しむための玩具」程度にしか考えておらず、加えてサーヴァントとマスターの関係を「契約者を破滅させるか、契約者に騙されるかの騙し合い」という価値観で動いており、隙あらばマスターを騙して絶望に叩き込み、果てには殺害も厭わない危険人物。逆に言えば、マスターが自身を愉快にさせてくれる「面白おかしい存在」である限り、裏切りはしないらしい。
 
: マスターに対しては「自分が愉しむための玩具」程度にしか考えておらず、加えてサーヴァントとマスターの関係を「契約者を破滅させるか、契約者に騙されるかの騙し合い」という価値観で動いており、隙あらばマスターを騙して絶望に叩き込み、果てには殺害も厭わない危険人物。逆に言えば、マスターが自身を愉快にさせてくれる「面白おかしい存在」である限り、裏切りはしないらしい。
 
: そして彼の内面に備えている邪悪さと幼稚さ、それらをすべて受け入れつつ絆を深めたマスターがいれば、笑いながら喜んで命を賭して戦う。
 
: そして彼の内面に備えている邪悪さと幼稚さ、それらをすべて受け入れつつ絆を深めたマスターがいれば、笑いながら喜んで命を賭して戦う。
 +
:
 
; 能力
 
; 能力
:ゲーテの著作『ファウスト』を始めとする後世の悪魔伝説から無辜の怪物スキルにより、契約悪魔メフィストフェレスとしての力を獲得し、その力を振るっている。
+
:ゲーテの著作『ファウスト』を始めとする後世の悪魔伝説によって無辜の怪物スキルにより、契約悪魔メフィストフェレスとしての力を獲得し、その力を振るっている。
 
: 刀剣のように鋭く、刃の異様に長いハサミを持ち、敵対者を切り刻む。他、呪術を使用したり、時計型の爆弾を用いている。他者が自身を呪う事で自身がパワーアップする。
 
: 刀剣のように鋭く、刃の異様に長いハサミを持ち、敵対者を切り刻む。他、呪術を使用したり、時計型の爆弾を用いている。他者が自身を呪う事で自身がパワーアップする。
  
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
|-
| [[キャスター]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || C || B || A || B || B || 陣地作成:C+<br />道具作成:B || 無辜の怪物:B<br />呪術 :A<br />道化の大笑:A+<br />不毛なる憤怒:B+|| style="text-align:left"|強化クエストクリアで「無辜の怪物」→「不毛なる憤怒」に変化。
+
| [[キャスター]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || C || B || A || B || B || 陣地作成:C+<br />道具作成:B || 無辜の怪物:B<br />呪術 :A<br />道化の大笑:A+|| style="text-align:left"|
 
|}
 
|}
  
 
== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
; 微睡む爆弾(チクタク・ボム)
+
; 微睡む爆弾 (チクタク・ボム)
 
: ランク:A<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~10<br />最大捕捉:30人
 
: ランク:A<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~10<br />最大捕捉:30人
 
: 魔術回路やサーヴァントの霊基に意図的なバグを仕込み、衝撃を与えることで破裂させる呪術の一種。
 
: 魔術回路やサーヴァントの霊基に意図的なバグを仕込み、衝撃を与えることで破裂させる呪術の一種。
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:実際には「真名」を発動した時点で中距離レンジにいる標的は、体内に爆弾が設置された状態となる。この場合、呪いに対する耐性で判定を行う。
 
:実際には「真名」を発動した時点で中距離レンジにいる標的は、体内に爆弾が設置された状態となる。この場合、呪いに対する耐性で判定を行う。
 
:一人あたりの個数は最大五つ、そしてフィールド設置分なども含めて合計三十個の爆弾を設置可能。
 
:一人あたりの個数は最大五つ、そしてフィールド設置分なども含めて合計三十個の爆弾を設置可能。
: 体内に仕込んだ爆弾を普通に爆発させればそれで終わるが、宝具の使用者の性格上、メフィストフェレスはわざと爆弾のイメージを浮かび上がらせて脅迫することで従わせるという手段も取る。メフィストフェレスのトリッキーさと残忍さが合わさったような悪辣宝具といえる。
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: 宝具の使用者の性格上、体内に仕込んだ爆弾を普通に爆発させればそれで終わるが、メフィストフェレスはわざと爆弾のイメージを浮かび上がらせて脅迫することで従わせるという手段も取る。メフィストフェレスのトリッキーさと残忍さが合わさったような悪辣宝具といえる。
: 『Grand Order』では、「敵全体に強力な防御力無視攻撃[Lv]&中確率[Lv]で呪い状態を付与(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
+
: 『Grand Order』では、敵全体に防御無視のダメージを与え、呪いの状態異常を付与する効果。
:幕間の物語クリアでA+ランクに上昇し、宝具威力倍率と呪い付与確率が上昇する。また、呪い付与確率が宝具レベル依存でなくなる。
 
  
 
== 真名:メフィストフェレス ==
 
== 真名:メフィストフェレス ==
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:実像を歪めてしまうこのスキルも、彼にとってはメリットでしかない。
 
:実像を歪めてしまうこのスキルも、彼にとってはメリットでしかない。
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
===Fateシリーズ===
 
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
 +
*〔キャスター〕キャラクターデザイン:下越 / 設定作成:東出祐一郎 / レア度:☆3
 
: ゲーム開始前のTVCMにて初公開され、ゲーム開始時から実装されている。
 
: ゲーム開始前のTVCMにて初公開され、ゲーム開始時から実装されている。
 
: シナリオでは第4章にて初登場。
 
: シナリオでは第4章にて初登場。
===その他===
 
 
; [[ちびちゅき!]]
 
; [[ちびちゅき!]]
 
: 登場前は「学園に溶け込めるのか」「制服を着ている所が想像できない」と作者にすら言われていたが、無事?学校内の理髪店員として登場。
 
: 登場前は「学園に溶け込めるのか」「制服を着ている所が想像できない」と作者にすら言われていたが、無事?学校内の理髪店員として登場。
: 後に礼装カードで正装した姿を見せてからは、店内でもそちらの服装をするようになったので違和感はなくなった。
 
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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: 契約者の一人。
 
: 契約者の一人。
 
; [[マシュ・キリエライト]]
 
; [[マシュ・キリエライト]]
: 第四特異点で敵対した相手。死に際に彼女のことを「羨ましい」と述べた。
+
: 四章で敵対した相手。死に際に彼女のことを「羨ましい」と述べた。
 
: もっとも、その理由は「'''マスターに信頼されていていくらでも裏切ることができるから'''」という常軌を逸したモノであったが。
 
: もっとも、その理由は「'''マスターに信頼されていていくらでも裏切ることができるから'''」という常軌を逸したモノであったが。
 
; [[両儀式]]
 
; [[両儀式]]
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: 過度に慣れあわず、さりとて過剰に距離を置くでもない適切な距離感を保っていた。
 
: 過度に慣れあわず、さりとて過剰に距離を置くでもない適切な距離感を保っていた。
 
; [[エドワード・ティーチ]]
 
; [[エドワード・ティーチ]]
: 2016年のバレンタインイベントにてコンビを組んだ相手。ノリが近い為か、わりと意気投合していた。
+
: バレンタインイベントにてコンビを組んだ相手。ノリが近い為か、わりと意気投合していた。
: 同じカルデア悪人会に所属している。
 
; [[ジェームズ・モリアーティ]]
 
: 同じカルデア悪人会に所属している。
 
: [[エルキドゥ]]の幕間の物語では共にウルクの微小特異点に同行していた。
 
 
; [[ソロモン]]
 
; [[ソロモン]]
 
: 自身のクラスの頂点に立つ人物。
 
: 自身のクラスの頂点に立つ人物。
; [[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス]]
 
: 終局特異点で共闘。善と悪の間で揺れ動く彼を嘲りつつも、その結末を見届けようとする。
 
; [[ナーサリー・ライム]]
 
: 終局特異点で共闘。意外と相性が良く、後にカルデアのゆるキャラ「ちくたくくん」を共同開発した。
 
: [[エルキドゥ]]の幕間の物語では共にウルクの微小特異点に同行していた。
 
; [[ジャンヌ・ダルク]]
 
: 彼女の幕間の物語「我が神はここにありて」にて、彼女を堕落させようと誘惑する。
 
: どうやら雇い主が居るらしく、その命令を受けて行動しているようだが……?
 
; [[ピエール・コーション]]、[[イザベル・ヴトン]]
 
: 上記のジャンヌの幕間の物語にて、彼らを呼び出してジャンヌへの試練として利用した。
 
; [[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]
 
: 上記のジャンヌの幕間の物語の一連の流れにおけるマスター。
 
; [[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕]]
 
: [[ビリー・ザ・キッド]]の幕間の物語で共闘し、共に避難民の誘導と護衛を担当した。
 
; [[清少納言]]
 
: 彼女の幕間の物語「エモーショナルな私達」で共演。
 
: 悪魔っぽく思わせぶりなことを言ってもあっさりスルーするネアカ気質なため、天敵に近い相手。
 
  
 
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
; [[ゲオルク・ファウスト]]
+
; ヨハン・ゲオルク・ファウスト
: 創造主にして自分に名前と自意識と強い自我(エゴ)を与えた魔術師。自身を慈しんでいた彼を当たり前のように裏切って殺害した。
+
: 創造主にして自分に名前と自意識を与えた魔術師。自身を慈しんでいた彼を当たり前のように裏切って殺害した。
 +
: 彼もまた典型的な魔術師であり、目的のためなら他者を犠牲にすることも厭わない人間であり、しかし全く成果を出すことなく日常を過ごしていた事がメフィストフェレスに「つまらない」と見限られた。
 +
: ゲーテの描いた『物語』では悪魔と契約を交わした人間。悪の道へと誘い込むことに成功するが、魂を地獄に落とそうとする寸前に彼を愛した女性によって失敗に終わる。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
===Fate/Grand Order===
 
 
; 「さぁぁってっ、御覧あれぇっ!!」
 
; 「さぁぁってっ、御覧あれぇっ!!」
 
: EXアタック時。劇の開幕を告げるような、明るい道化の声で敵に追撃をかける。屍山血河が築かれた戦場では不似合を通り越して不気味でしかない。
 
: EXアタック時。劇の開幕を告げるような、明るい道化の声で敵に追撃をかける。屍山血河が築かれた戦場では不似合を通り越して不気味でしかない。
  
;「それでは最後の置き土産ぇ! <ruby><rb>3</rb><rt>サァン</rt></ruby>、<ruby><rb>2</rb><rt>ニィィ</rt></ruby>、<ruby><rb>1</rb><rt>イチィ</rt></ruby>、パアァッッッツ!<br> 世界は終わりィッ!」
+
;「それでは最後の置き土産ぇ! <ruby><rb>3</rb><rt>サァン</rt></ruby>、<ruby><rb>2</rb><rt>ニィィ</rt></ruby>、<ruby><rb>1</rb><rt>イチィ</rt></ruby>、パアァッッッツ!<br> 世界は終わりィッ! イヤァァッホオォォウウゥゥ!!!」
 
: 戦闘終了時の、ひたすらに不吉で不穏な台詞。聖杯戦争で彼が齎すものとは。
 
: 戦闘終了時の、ひたすらに不吉で不穏な台詞。聖杯戦争で彼が齎すものとは。
  
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; 「カシコマリィィッッ、マシタァァァァッッッ!!」
 
; 「カシコマリィィッッ、マシタァァァァッッッ!!」
: 宝具選択時。凄まじいテンションで奮起している。まさかこれが、[[ちびちゅき!]]でネタにされるとは...。
+
: 宝具選択時。凄まじいテンションで奮起している。
  
 
; 「両目、脇腹、膝、脊髄、設置完了ぉ。『<ruby><rb>微睡む爆弾</rb><rt>チクタク・ボゥム</rt></ruby>』!アヒャヒャハアアアア!!」
 
; 「両目、脇腹、膝、脊髄、設置完了ぉ。『<ruby><rb>微睡む爆弾</rb><rt>チクタク・ボゥム</rt></ruby>』!アヒャヒャハアアアア!!」
171行目: 123行目:
  
 
; 「いえいえ。後世の歴史に名を残すという、貴方の悲願、叶えてやったじゃありませんか!<br/> 大体私がいなければ、ゲーテもファウスト書きませんでしたしぃ?<br/> ファウストがなければ、あなたも無名のままでしたしぃ?<br/> くひひひひ! ま、責めるならゲーテを責めるんですな! ……ぷっ、あっははははははははは!!!」
 
; 「いえいえ。後世の歴史に名を残すという、貴方の悲願、叶えてやったじゃありませんか!<br/> 大体私がいなければ、ゲーテもファウスト書きませんでしたしぃ?<br/> ファウストがなければ、あなたも無名のままでしたしぃ?<br/> くひひひひ! ま、責めるならゲーテを責めるんですな! ……ぷっ、あっははははははははは!!!」
: 自身の幕間の物語にて、ファウストから「裏切り者」と詰られたことへの最大限の悪意を込めた嘲笑。これを聞いたファウストは激怒した。
+
: キャラクエにて、ファウストから「裏切り者」と詰られたことへの最大限の悪意を込めた嘲笑。これを聞いたファウストは激怒した。
: 彼の悲願はおそらく「魔術師として」後世に名を残すことであったと思われるが、実際はゲーテの著作によってであり、直接的な原因はメフィストフェレスに殺されたことであり、英霊化したのも自分ではなくメフィストフェレスのほう。そりゃ激昂もする<ref group = "注">なお、ゲーテの「ファウスト」におけるファウスト博士は、魔術師的な基準で言うなら唾棄すべき人物であろうことも追記しておく。</ref>。
+
: 彼の悲願はおそらく「魔術師として」後世に名を残すことであったと思われるが、実際はゲーテの著作によってであり、直接的な原因はメフィストフェレスに殺されたことであり、英霊化したのも自分ではなくメフィストフェレスのほう。そりゃ激昂もする。
 +
: なお、ゲーテの「ファウスト」におけるファウスト博士は、魔術師的な基準で言うなら唾棄すべき人物であろうことも追記しておく。
  
 
;「? どうして、とはまた異な事を。 あの<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>を消すということは、<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>を消すということ!<br> あのですねぇ?悪の心を倒せば善の心が生き残る、とかあるワケないでしょう?<br> 悪あっての<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>。善あっての<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>。<br> 長所あっての<ruby><rb>人間</rb><rt>あなた</rt></ruby>短所あっての<ruby><rb>人間</rb><rt>わたくし</rt></ruby>でございます。<br> 消える時は一緒がいいのです。<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>どもはそういうものなのです。<br> だって―――どちらだけ生き残るなんて、それは悲しい事なのですから<br> ヒトはひとりでは生きられないとも言いますし?まあ、<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>は悪魔なのですがぁ!」
 
;「? どうして、とはまた異な事を。 あの<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>を消すということは、<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>を消すということ!<br> あのですねぇ?悪の心を倒せば善の心が生き残る、とかあるワケないでしょう?<br> 悪あっての<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>。善あっての<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>。<br> 長所あっての<ruby><rb>人間</rb><rt>あなた</rt></ruby>短所あっての<ruby><rb>人間</rb><rt>わたくし</rt></ruby>でございます。<br> 消える時は一緒がいいのです。<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>どもはそういうものなのです。<br> だって―――どちらだけ生き残るなんて、それは悲しい事なのですから<br> ヒトはひとりでは生きられないとも言いますし?まあ、<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>は悪魔なのですがぁ!」
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:消滅しても「すぐに会える」「召喚してみせる」と意気込んだ主人公に対して。「悪魔」としての本性と価値観をさらけ出しつつも、事件を解決した主人公を本心から賞賛し―――『英霊メフィストフェレス』は消えたのであった。
 
:消滅しても「すぐに会える」「召喚してみせる」と意気込んだ主人公に対して。「悪魔」としての本性と価値観をさらけ出しつつも、事件を解決した主人公を本心から賞賛し―――『英霊メフィストフェレス』は消えたのであった。
 
:一見バーサーカー辺りでも通用しそうな狂気染みた振る舞いをする彼だが、その行動の根底には決して揺らぐ事のない彼独特の「悪魔」像が確かに存在している。
 
:一見バーサーカー辺りでも通用しそうな狂気染みた振る舞いをする彼だが、その行動の根底には決して揺らぐ事のない彼独特の「悪魔」像が確かに存在している。
 
;「納得・共感・大盛況でございます!<br> 守勢じゃなくても奇襲と混乱ならお任せあれ!<br> このメフィストフェレス、<br> 精一杯彼らに混乱をまき散らしますとも!」
 
: [[ビリー・ザ・キッド]]の幕間にて、「ケルト兵に狙われた村を防衛する」という珍しく真っ当な英雄っぽい戦いに身を投じる。
 
: なお、担当は避難民の護衛だったが、迫りくるケルト兵達に嬉々として爆弾をばら撒いて爆破して回る姿に避難民はドン引きだったとか。
 
 
;「おやおやおやァ? どうやら<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>は仲間外れのご様子? いやはや、4と死の重奏に乗れないのは残念至極、的な?<br> <ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>は御覧の通り、<ruby><rb>道化師</rb><rt>ジョーカー</rt></ruby>が5枚揃いました故? 正しく勝負に勝って時代に負けてしまいましたぁ!」
 
:[[エルキドゥ]]の幕間の物語にて、卓を囲んでポーカーをした際、他のメンバーが全員フォーカードという状況での発言。
 
:ポーカーの一般的なルールではジョーカーを入れるなら1枚、多くても2枚である。さらに言うならカードセット自体もジョーカーは4枚しか付随していないので、モリアーティが言うようにイカサマとして成立してすらいない。それでもやってしまうあたり、メフィストの刹那的な面が伺える<ref group = "注">なお、「ジョーカー5枚のファイブカード」は幕間の物語を執筆した成田良悟氏のデビュー作『バッカーノ!』で使用されたネタである。</ref>。
 
  
 
== メモ ==
 
== メモ ==
 
*ファンからの愛称は「メッフィー」。「空の境界」コラボイベントで登場した際に劇中で自称したものがそのまま定着した。
 
*ファンからの愛称は「メッフィー」。「空の境界」コラボイベントで登場した際に劇中で自称したものがそのまま定着した。
 
**公式PR漫画『ぐだぐだオーダー』での仮称は、'''コャスコ'''。なんでも、[[メディア|キャス子]]っぽく言おうとしたらしいが、完全に失敗している形なので浸透率はイマイチ。
 
**公式PR漫画『ぐだぐだオーダー』での仮称は、'''コャスコ'''。なんでも、[[メディア|キャス子]]っぽく言おうとしたらしいが、完全に失敗している形なので浸透率はイマイチ。
*彼の真名に関して、シナリオライターの東出氏はTwitterで「''はーい! 第四回チキチキサーヴァント真名看破大会だよ! みんなが簡単だって言うから最高難易度のサーヴァントを用意したよ。ほめて''」とファンへの挑戦の様なコメントをしていた<ref group = "出">[https://twitter.com/higashide_yu/status/597059985340698625 東出祐一郎Twitter2015年5月10日0:26]</ref>。
+
*彼の真名に関して、シナリオライターの東出氏はTwitterで「''はーい! 第四回チキチキサーヴァント真名看破大会だよ! みんなが簡単だって言うから最高難易度のサーヴァントを用意したよ。ほめて''」とファンへの挑戦の様なコメントをしていた。
**道化師的な風貌からポーランドの伝説の宮廷道化師スタンチク、CMの「世界は終わり」発言から終末予言で有名なノストラダムス、とにかく奇怪かつ正体不明な様子から不老不死に至っていたと噂される[[サンジェルマン]]伯爵等色々な憶測がサービス開始前から飛び交った。この事前予想の中には[[ジャック・ザ・リッパー (Fake)|ジャック・]][[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ザ・リッパー]]や[[ウィリアム・シェイクスピア|シェイクスピア]]等既にシリーズ登場済みの英霊も含まれた。
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**道化師的な風貌からポーランドの伝説の宮廷道化師スタンチク、CMの「世界は終わり」発言から終末予言で有名なノストラダムス、とにかく奇怪かつ正体不明な様子から不老不死に至っていたと噂されるサンジェルマン伯爵等色々な憶測がサービス開始前から飛び交った。この事前予想の中には[[ジャック・ザ・リッパー (Fake)|ジャック・]][[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ザ・リッパー]]や[[ウィリアム・シェイクスピア|シェイクスピア]]等既にシリーズ登場済みの英霊も含まれた。
**一方、既出以外の候補としては得物としている鋏からの連想からか、ジャックに影響を与えたとも言われる理髪師にして連続殺人鬼たる怪奇小説のヴィラン「スウィーニー・トッド」や、オートクチュールの概念を確立したファッションデザイナー「シャルル・フレデリック・ウォルト」等の名も挙がった。ちなみに、[[ミス・クレーン|服飾師の]][[ハベトロット|サーヴァント]]が実装されるのは実に2021年に入ってからとなる。
 
 
**実際の真名を事前看破出来た人もそれなりに見受けられたが、それでも「契約者だったファウストのほうでは」「いやもしかして両方混ざっているのでは」等、最後まで型月界隈を悩ませた。
 
**実際の真名を事前看破出来た人もそれなりに見受けられたが、それでも「契約者だったファウストのほうでは」「いやもしかして両方混ざっているのでは」等、最後まで型月界隈を悩ませた。
 
*ゲーテの戯曲『ファウスト』の主人公のモデルとなったヨハン・ゲオルク・ファウスト博士は、一説には自身の研究室内で錬金術の実験中に爆死、体はバラバラに引き裂かれるという壮絶な最期を迎えたとされている。宝具「微睡む爆弾」はそれを反映したものだと思われる。
 
*ゲーテの戯曲『ファウスト』の主人公のモデルとなったヨハン・ゲオルク・ファウスト博士は、一説には自身の研究室内で錬金術の実験中に爆死、体はバラバラに引き裂かれるという壮絶な最期を迎えたとされている。宝具「微睡む爆弾」はそれを反映したものだと思われる。
 
*子安氏の参加は[[サンクレイド・ファーン]]、[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]に続き、今回で三度目。なおクラスはアンデルセンと同じ、キャラクターの方向性はサンクレイド寄り、と微妙に共通点がある。
 
*子安氏の参加は[[サンクレイド・ファーン]]、[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]に続き、今回で三度目。なおクラスはアンデルセンと同じ、キャラクターの方向性はサンクレイド寄り、と微妙に共通点がある。
*予告の時点で強烈なキャラクターを発揮したため、『[[ちびちゅき!]]』の作者である華々つぼみ氏は「''果たして彼はちびちゅきの学園生活に溶けこめるのでしょうか''」とTwitter上でコメントしている<ref group = "出">[https://twitter.com/hanabana_h04/status/597065469984579585 華々つぼみTwitter2015年5月10日0:47]</ref>。
 
**『[[ちびちゅき!]]2学期』開始記念においてアイコンを配布する際に「''彼には制服を着せるのはムリでした''」と自身のサイトで綴っている<ref group = "出">[http://atelier10colors.blog.fc2.com/blog-entry-172.html ノートの片隅から「明日はコンプティーク12月号の発売日です。」]</ref>。
 
*普段はどぎつい化粧と表情のせいでわかりにくいが結構なイケメン。英霊正装で素の姿を拝む事ができる。……それだけに驚愕したユーザーも多数いたとか。
 
*[[禁忌降臨庭園 セイレム|セイレム]]でも「モスマン」を名乗る胡乱なキャラでひょっこり登場している。
 
**ちなみに、ニャルラトテップの化身、千の無貌の一つに'''チクタクマン'''というものがいるが...偶然なのだろうか。
 
***コミカライズ版では藤丸の事を「魔術師殿」と呼んでいるためカルデアとは無関係な存在であることが示唆されており、明らかに異常な光景を見せていたためそちら側の存在である疑惑が非常に濃くなっている。
 
  
== 脚注 ==
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*予告の時点で強烈なキャラクターを発揮したため、『[[ちびちゅき!]]』の作者である華々つぼみ氏は「''果たして彼はちびちゅきの学園生活に溶けこめるのでしょうか''」とTwitter上でコメントしている。
===注釈===
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**『[[ちびちゅき!]]2学期』開始記念においてアイコンを配布する際に「''彼には制服を着せるのはムリでした''」と自身のサイトで綴っている。
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===出典===
 
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== リンク ==
 
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