「ランルーくん」の版間の差分

提供: TYPE-MOON Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
17行目: 17行目:
  
 
;人物
 
;人物
:赤い巻き毛におどけた表情の仮面、派手な衣装と、どこかのハンバーガー店のマスコットを思わせる道化師の衣装を纏った、長身痩躯の女性。<br>本人いわく、『レンレンバーガー』のマスコットキャラクターであり、「ランルーくん」という名も彼女の本名ではなく、そのマスコットキャラのものらしい。<br>衣装はおどけた道化のものだが、その双眸は蛇のようにぬらぬらと暗く光り、まるでぽっかりと開いた穴の奥から覗かれるようで、陽気とはほど遠い。<br>端的に言えば狂人であり、まともな会話は成立しない。「美味しいものを食べること」に並々ならぬ執着を見せる。<br>食人嗜好を連想させる描写が数多くされている。本人によれば「愛したものしか口にすることが出来ない」らしく、ペットの小鳥はおろか、両親や子供までも口にしてきたらしい。<br>だだし、彼女の食人嗜好については婉曲な表現が多く、明言されている事実は少ない。ペットははっきりと「食べた」と述べているが、両親や子供に関しては「大好き」「欲しくなった」「居なくなった」「無くなった」と断片的に述べているだけであり、はっきりと食べたかどうかは明言していない。<br>また、ランサーによれば「食べる食べると望みながら、その実、倒した相手を一口もしなかった」らしく、正気を失いながらもまだ人間として堕ちきってはいないらしいことが述べられており、どこまでが真実かは判然としない。<br>なお、アリーナ探索中の戦闘で主人公がランサーに敗北した場合、苦悶に苛まれつつも主人公を食べようとする。主人公の意識が途切れてしまうため、決定的な描写は行われない。<br>聖杯戦争に参加した目的は「世界中の全てを大好きになり、美味しいもので満たされること」。<br>ただこの願いは、「愛したものはもう食べてしまったので、もっと他のものが欲しい」ともとれるし、「愛したものしか食べられないのに、今ある愛するものは食べてはいけないものだから、他の普通のものも好きになれるようになって、今愛するものを食べずに済ませたい」ともとれる。真実は余人にはうかがい知れない。
+
:赤い巻き毛におどけた表情の仮面、派手な衣装と、どこかのハンバーガー店のマスコットを思わせる道化師の衣装を纏った、長身痩躯の女性。<br>本人いわく、『レンレンバーガー』のマスコットキャラクターであり、「ランルーくん」という名も彼女の本名ではなく、そのマスコットキャラのものらしい。<br>衣装はおどけた道化のものだが、その双眸は蛇のようにぬらぬらと暗く光り、まるでぽっかりと開いた穴の奥から覗かれるようで、陽気とはほど遠い。<br>端的に言えば狂人であり、まともな会話は成立しない。「美味しいものを食べること」に並々ならぬ執着を見せる。<br>食人嗜好を連想させる描写が数多くされている。本人によれば「愛したものしか口にすることが出来ない」らしく、ペットの小鳥はおろか、両親や子供までも口にしてきたらしい。<br>だだし、彼女の食人嗜好については婉曲な表現が多く、明言されている事実は少ない。ペットははっきりと「食べた」と述べているが、両親や子供に関しては「大好き」「欲しくなった」「居なくなった」「無くなった」と断片的に述べているだけであり、はっきりと食べたかどうかは明言していない。<br>また、ランサーによれば「食べる食べると望みながら、その実、倒した相手を一口もしなかった」らしく、正気を失いながらもまだ人間として堕ちきってはいないらしいことが述べられており、どこまでが真実かは判然としない。<br>なお、アリーナ探索中の戦闘で主人公がランサーに敗北した場合、苦悶に苛まれつつも主人公を食べようとする。主人公の意識が途切れてしまうため、決定的な描写は行われない。<br>聖杯戦争に参加した目的は「世界中の全てを大好きになり、美味しいもので満たされること」。<br>ただこの願いは、「愛したものはもう食べてしまったので、もっと他のものが欲しい」ともとれるし、「愛したものしか食べられないのに、今ある愛するものは食べてはいけないものだから、他の普通のものも好きになれるようになって、今愛するものを食べずに済ませたい」ともとれる。真実は余人にはうかがい知れない。Fate/EXTRA materialにて赤ん坊を抱いた素顔の彼女を見ることができるが、何がきっかけでいつからこうなったかは明かされていない。
  
 
;能力
 
;能力
:詳細不明。[[サーヴァント]]を問題なく使役し、またアバターもカスタマイズしていることから、[[ウィザード|霊子ハッカー]]として一定以上の能力を有している模様。扱うコードキャストは相手サーヴァントに毒効果を付与するadd_poisonとBREAK攻撃を封印するseal_break
+
:[[サーヴァント]]を問題なく使役し、またアバターもカスタマイズしていることから、[[ウィザード|霊子ハッカー]]として一定以上の能力を有している模様。扱うコードキャストは相手サーヴァントに毒効果を付与するadd_poisonとBREAK攻撃を封印するseal_break
 
 
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==

2014年8月27日 (水) 04:06時点における版

ランルーくん

  • スペル:Run Ru
  • 誕生日:11月16日/血液型:O型
  • 身長:185cm/体重:44kg
  • イメージカラー:ブラウン
  • 特技:特に無し
  • 好きな物:既に失われている
  • 嫌いな物:食欲
  • 天敵:殺生院キアラ
  • スリーサイズ:B/W/H
  • CV:小林ゆう

道化師の衣装を纏った異様な人物。女性。
ムーンセルの聖杯戦争において、ランサー (EXTRA・黒)のマスターとなる。

略歴
主人公の第四回戦の対戦相手。第一〜第三回戦の相手とは違い、猶予期間中は積極的に主人公と関係を持とうとしてはこない。例外は、監督役である言峰神父が仕掛けた追加の試練(タスク)『狩猟数勝負(ハンティング)』時のみ。
聖杯戦争参加前の経歴についての詳細は不明。「凛ルート」にて登場。
CCCでは登場こそしないが、ランサー (CCC・赤)を召喚したマスターとして彼女から言及されている。
人物
赤い巻き毛におどけた表情の仮面、派手な衣装と、どこかのハンバーガー店のマスコットを思わせる道化師の衣装を纏った、長身痩躯の女性。
本人いわく、『レンレンバーガー』のマスコットキャラクターであり、「ランルーくん」という名も彼女の本名ではなく、そのマスコットキャラのものらしい。
衣装はおどけた道化のものだが、その双眸は蛇のようにぬらぬらと暗く光り、まるでぽっかりと開いた穴の奥から覗かれるようで、陽気とはほど遠い。
端的に言えば狂人であり、まともな会話は成立しない。「美味しいものを食べること」に並々ならぬ執着を見せる。
食人嗜好を連想させる描写が数多くされている。本人によれば「愛したものしか口にすることが出来ない」らしく、ペットの小鳥はおろか、両親や子供までも口にしてきたらしい。
だだし、彼女の食人嗜好については婉曲な表現が多く、明言されている事実は少ない。ペットははっきりと「食べた」と述べているが、両親や子供に関しては「大好き」「欲しくなった」「居なくなった」「無くなった」と断片的に述べているだけであり、はっきりと食べたかどうかは明言していない。
また、ランサーによれば「食べる食べると望みながら、その実、倒した相手を一口もしなかった」らしく、正気を失いながらもまだ人間として堕ちきってはいないらしいことが述べられており、どこまでが真実かは判然としない。
なお、アリーナ探索中の戦闘で主人公がランサーに敗北した場合、苦悶に苛まれつつも主人公を食べようとする。主人公の意識が途切れてしまうため、決定的な描写は行われない。
聖杯戦争に参加した目的は「世界中の全てを大好きになり、美味しいもので満たされること」。
ただこの願いは、「愛したものはもう食べてしまったので、もっと他のものが欲しい」ともとれるし、「愛したものしか食べられないのに、今ある愛するものは食べてはいけないものだから、他の普通のものも好きになれるようになって、今愛するものを食べずに済ませたい」ともとれる。真実は余人にはうかがい知れない。Fate/EXTRA materialにて赤ん坊を抱いた素顔の彼女を見ることができるが、何がきっかけでいつからこうなったかは明かされていない。
能力
サーヴァントを問題なく使役し、またアバターもカスタマイズしていることから、霊子ハッカーとして一定以上の能力を有している模様。扱うコードキャストは相手サーヴァントに毒効果を付与するadd_poisonとBREAK攻撃を封印するseal_break

登場作品と役柄

Fate/EXTRA
第四回戦の対戦相手(いわゆる凛ルートにて登場。ラニルートには登場しない)。
ちびちゅき!
ハンバーガーショップ「レンレンバーガー」のマスコットキャラクター。相変わらず串刺し公と仲が良い。

人間関係

ランサー (EXTRA・黒)
サーヴァント。
ランサー (CCC・赤)
『CCC』開始以前に使役していたサーヴァント。しかし…

名台詞

「ウン……キニイッタ…… スゴク…… スゴク……
 オイシソウ……」
初登場時。その異常さをまざまざと印象付ける。
「クスクス…… マタ アッタネ
 ……君ヲ見テイタラ オ腹ガスイテキタヨ
 スパイス ハ ナニガイイカナー ヤッパリ、キイロイマスタード ヨリ マッカデマッカ ナ ケチャップダヨネ!」
主人公のことは、「美味しそうな食材」として見ている。
「カイブツ…… カイブツ! ソウ、ランルークン、カイブツ!
 愛スルモノ ミンナ 食ベチャッタ カイブツ!」
あまりの異様さに、思わず主人公がランルーくんを人間であるか疑ってしまった時の反応。
「……ランルークンハ 食イシンボ ダカラ
 目ノ前ノゴチソウ 見テイタラ オ腹ガ空イテ モットモット 美味シイモノ 欲シクナッタ
 ダイ好キナ パパ
 ダイ好キナ ママ
 ダイ好キナ ミンナ
 ゴチソウガ タクサン 嬉シイナァ
 イチバンダイ好キナノハ ランルークンノ ベイビー
 小サクッテ 柔ラカクッテ トッテモカワイイ ベイビー
 ダケド モウ ミンナ イナイ
 ゴチソウ無クナッチャッタ
 オナカガスイタラ 悲シクナルヨ ゴチソウノナイ 世界ナンテ ツマラナイ
 ダカラ ランルークンハ 聖杯ニ 世界中ノミンナノコト 好キニナルヨウニ オ願イスルンダ
 ソウスレバ 食ベキレナイクライゴチソウイッパイ
 キット ステキナ 世界ニナルヨ」
聖杯にかける願い。
「ウン。食ベタイ、苦シイ、哀シイ、食ベタイ! ナンカ 涙ガ 止マラナイ グライ、ランルークン、泣キタイ!」
決戦の直前。狂ってはいても、完全に苦しみから解放されたわけではなかったようだ。
「君ノ愛ハ美味シクナイ」
『Fate/EXTRA CCC』においてランサー (CCC・赤)から伝聞の形で聞かされた、ランルーくんがBBとの取引を拒絶する一言。彼女はこのまま餓死することを選択するが……。

メモ

  • ランサー (EXTRA・黒)の「そなたの満たされぬ胎内(はら)に、ようやく肉が戻るのだ!」等の発言から、現在の様になったのは子供をなくした事が原因でないかと推測できる。
    • 子供は亡くなったのか(生後か、死産か)、危険だと判断した周囲の誰かに取り上げられたのか、様々に可能性はあるが定かではない。
    • 断片的であるが、子供を手にしたことがあるふうなことを語っているシーンがある。ただし、狂人の語るところがどこまで真実であるかは定かではない。
  • 設定上は「メイクを落とした姿は絶世の美女」であるらしい。ただしワダアルコ氏はデザインした時点ではその設定を知らなかったそうな。
    • 『Fate/EXTRA material』で素顔が公開された。
  • 英語版での名前はLil' Ronnieとなっている。
  • 言うまでもなく、名前の由来は現実の某大手ファーストフード店のマスコットピエロの嬉しくなるとついやっちゃう叫びのもじり と思われる。というか、キャラクターデザインにあたり初期案がモロにそいつだった為当然ながらリテイクされ現在に至ったらしい。

リンク