「千子村正」を編集中
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| 真名 = 千子村正 | | 真名 = 千子村正 | ||
| 読み = せんじむらまさ | | 読み = せんじむらまさ | ||
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| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | ||
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| 演者 = | | 演者 = | ||
| 依代 = 衛宮士郎 | | 依代 = 衛宮士郎 | ||
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| 血液型 = | | 血液型 = | ||
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| 地域 = 日本 | | 地域 = 日本 | ||
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| 性別 = 男性 | | 性別 = 男性 | ||
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| スリーサイズ = | | スリーサイズ = | ||
| 異名 = | | 異名 = | ||
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| サーヴァント階位 = | | サーヴァント階位 = | ||
| 特技 = | | 特技 = | ||
− | | 好きな物 = | + | | 好きな物 = |
− | | 苦手な物 = | + | | 苦手な物 = |
− | | 天敵 = | + | | 天敵 = |
− | | デザイン = | + | | デザイン = |
− | | 設定作成 = | + | | 設定作成 = |
− | | レア度 = | + | | レア度 = |
}} | }} | ||
==概要== | ==概要== | ||
− | 「[[セイバー|剣士]]」の[[ | + | 「[[セイバー|剣士]]」の[[サーヴァント]]。 |
;略歴 | ;略歴 | ||
− | : | + | :亜種並行世界『屍山血河舞台 下総国』では[[抑止力]]に召喚された[[サーヴァント]]として登場。英霊として成立するには人類史における功績が足りない、霊基が足りない存在である(明言はないが幻霊の区分であると思われる)ために自らに近い者を器とした存在(これも明言は無いがおそらく[[疑似サーヴァント]])となっている。 |
:下総国に迷い込んだ[[宮本武蔵]]に自身が鍛えた妖刀「明神切村正」を貸し与え、英霊剣豪と戦う力を図らずも与えることとなった。 | :下総国に迷い込んだ[[宮本武蔵]]に自身が鍛えた妖刀「明神切村正」を貸し与え、英霊剣豪と戦う力を図らずも与えることとなった。 | ||
− | : | + | :厭離穢土城が変状してからは決戦に同行。剪定事象から現れた妖術師の固有結界を、都牟刈村正によって穢土城もろとも両断。その際に神剣を人の身で使った代償に消滅した。 |
− | + | :ギリシャ異聞帯『神代巨神海洋 アトランティス』ではアストライアの回想にて他の3騎の使徒と同じように異星の神から[[アルターエゴ]]として召喚され、[[グレゴリー・ラスプーチン|ラスプーチン]]と共に何十騎もの汎人類史側のサーヴァントを撃破した。 | |
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;人物 | ;人物 | ||
− | : | + | :[[衛宮士郎|若々しい青年]]という姿を取っていながら年寄りじみた言行が多く、その一言に多くの含蓄をのぞかせる。 飾らない性格をしており、そっけない態度をとるが面倒見がいい。 |
− | + | :疑似サーヴァントゆえか、「儂」という一人称にルビを打つ形で自分を「オレ」と呼ぶ。 | |
− | + | :生前は「刀を作れる」という能力の為に重用され、まともに生きていくことすら難しい戦国の世において飢えとも殺し合いとも無縁であった事を強く気に病んでおり、奇しくも器となった人物とは異なった形であるものの「サバイバーズギルト」を背負い込んでいる。 | |
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;能力 | ;能力 | ||
− | :鍛冶師であるだけあり、その存在意義をひたすら刀を作ることに費やしている。陣地作成スキルも鍛冶場を形成するものとして発揮されている。 | + | :鍛冶師であるだけあり、その存在意義をひたすら刀を作ることに費やしている。陣地作成スキルも鍛冶場を形成するものとして発揮されている。 |
− | : | + | :刀を見るだけで持ち主がどのように使ったか、何人と戦ったかが分かる。 |
− | : | + | :刀の専門家である為か戦闘能力も十分に持ち合わせており、[[ランサー・プルガトリオ]]の槍を避けつつのカウンターで自身の刀ごと上半身を爆散([[宮本武蔵]]曰わく試剣術とも)させた程。 |
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:霊基を暴走させられた英霊剣豪を相手に戦えるが、自分を顧みない強さであるために相討ち前提となってしまう。 | :霊基を暴走させられた英霊剣豪を相手に戦えるが、自分を顧みない強さであるために相討ち前提となってしまう。 | ||
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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| [[セイバー]] || - || ? || ?|| ? || ? || ? || ? || || 陣地作成 || style="text-align:left"| | | [[セイバー]] || - || ? || ?|| ? || ? || ? || ? || || 陣地作成 || style="text-align:left"| | ||
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== [[宝具]] == | == [[宝具]] == | ||
− | ; | + | ;都牟刈村正(ツムカリムラマサ) |
− | : | + | :ランク:不明 |
− | : | + | :種別:不明(対界もしくは対城と思われる) |
− | : | + | :レンジ:- |
− | : | + | :最大捕捉:- |
− | : | + | :鍛冶師として研鑽を重ねた末に至った神剣への道筋。 |
− | : | + | :都牟刈とは、須佐之男命が八岐大蛇の尾から見出した剣、すなわち天叢雲剣(またの名を草薙剣)の事である。 |
− | : | + | :神ならぬ身で都牟刈を使うと、エーテルが崩壊を始め、消滅する。 |
− | : | + | :妖刀村正であるため、徳川に類するものを害する力を持つ。 |
− | : | + | :例え、語呂合わせでも、徳川に類するものの名を付いていれば、その一刀は固有結界の彼方からでも届き、江戸城を掛けた「厭離'''穢土城'''」を両断した。 |
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==真名:千子村正== | ==真名:千子村正== | ||
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===Fateシリーズ=== | ===Fateシリーズ=== | ||
;[[Fate/Grand Order]] | ;[[Fate/Grand Order]] | ||
− | :亜種並行世界『屍山血河舞台 | + | :亜種並行世界『屍山血河舞台 下総国』で登場。その後は長らく出番が無かったが、第二部五章『神代巨神海洋 アトランティス』及び『星間都市山脈 オリュンポス』にて、[[異星の神]]の使徒の一騎として登場。 |
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==人間関係== | ==人間関係== | ||
===Fate/Grand Order=== | ===Fate/Grand Order=== | ||
;[[衛宮士郎]] | ;[[衛宮士郎]] | ||
− | : | + | :憑依先の人間。「錬鉄」、「生き残った者」という共通項から選ばれた模様。ストーリーを進めていくと、色々な共通点が見つかる。 |
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;[[宮本武蔵]] | ;[[宮本武蔵]] | ||
:亜種並行世界で出会った女剣士。 | :亜種並行世界で出会った女剣士。 | ||
:成り行きで自身の想いを込めた妖刀を渡すことになり、以降も助力してゆくことになる。 | :成り行きで自身の想いを込めた妖刀を渡すことになり、以降も助力してゆくことになる。 | ||
:コミック版『英霊剣豪七番勝負』では「連れて行ったおぬいと田助を勝手に預けて独自行動する(ゲーム本編でもやったが)」「それなりの値段がするであろう遊女宿に泊まってツケを勝手によこす(全財産を超えるレベル)」「自分が打った妖刀を街中で見せびらかして撃剣興行を始める」などの行動を繰り返したため、本気でぶん殴ったりバックドロップやロメロスペシャルを極めに行くレベルで怒りを向けている。 | :コミック版『英霊剣豪七番勝負』では「連れて行ったおぬいと田助を勝手に預けて独自行動する(ゲーム本編でもやったが)」「それなりの値段がするであろう遊女宿に泊まってツケを勝手によこす(全財産を超えるレベル)」「自分が打った妖刀を街中で見せびらかして撃剣興行を始める」などの行動を繰り返したため、本気でぶん殴ったりバックドロップやロメロスペシャルを極めに行くレベルで怒りを向けている。 | ||
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;[[風魔小太郎]] | ;[[風魔小太郎]] | ||
:共に戦う同士。 | :共に戦う同士。 | ||
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:土気の街で主人公一行が泊まっていた宿の遊女。 | :土気の街で主人公一行が泊まっていた宿の遊女。 | ||
:ゲーム本編ではおぬいと田助を連れてすぐに里に帰ったので面識はあまりないが、コミック版『英霊剣豪七番勝負』では主人公らがツケた宿代を支払うためにしばらく滞在して彼女の厄介になることになった。 | :ゲーム本編ではおぬいと田助を連れてすぐに里に帰ったので面識はあまりないが、コミック版『英霊剣豪七番勝負』では主人公らがツケた宿代を支払うためにしばらく滞在して彼女の厄介になることになった。 | ||
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;[[グレゴリー・ラスプーチン]] | ;[[グレゴリー・ラスプーチン]] | ||
:アルターエゴとして、同じ[[異星の神]]に仕える存在。 | :アルターエゴとして、同じ[[異星の神]]に仕える存在。 | ||
− | : | + | :大西洋異聞帯では彼と共に汎人類史側のサーヴァントを何十騎も撃破していた。 |
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;[[蘆屋道満|リンボ]] | ;[[蘆屋道満|リンボ]] | ||
:アルターエゴとして、同じ[[異星の神]]に仕える存在。 | :アルターエゴとして、同じ[[異星の神]]に仕える存在。 | ||
− | : | + | :依り代同士縁がある上に基本真面目な(元)ラスプーチンと違い、露骨に嫌っている。 |
;ヘファイストス | ;ヘファイストス | ||
− | : | + | :大西洋異聞帯で対話していた相手。鍛冶師繋がりであろうか。 |
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===生前=== | ===生前=== | ||
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==名台詞== | ==名台詞== | ||
===Fate/Grand Order=== | ===Fate/Grand Order=== | ||
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====本編==== | ====本編==== | ||
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;「そうだよ。セイバー、千子村正。先刻の坊主やらと同じ、サーヴァントって奴だ。」 | ;「そうだよ。セイバー、千子村正。先刻の坊主やらと同じ、サーヴァントって奴だ。」 | ||
:[[ランサー・プルガトリオ]]との戦いを乗り越え、主人公と武蔵に己の真名を告げる。 | :[[ランサー・プルガトリオ]]との戦いを乗り越え、主人公と武蔵に己の真名を告げる。 | ||
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:戦国の乱世に生きる者たちの過酷さを語る村正だったが、平凡な一市民である主人公の瞳を見て、のちの泰平の世の到来を実感する。 | :戦国の乱世に生きる者たちの過酷さを語る村正だったが、平凡な一市民である主人公の瞳を見て、のちの泰平の世の到来を実感する。 | ||
− | ;「――――城が出来た、か。そいつは一言多かったな、妖術師。」<br>「奥の手はねぇのかって? | + | ;「――――城が出来た、か。そいつは一言多かったな、妖術師。」<br>「奥の手はねぇのかって? 阿呆が。んなもん、あるに決まってンだろ。」 |
:屍山血河とはまた異なる[[固有結界]]にて、身も心も焼き尽くされるかと思われたその時、刀を鍛える槌音が鳴り響く。そして……。 | :屍山血河とはまた異なる[[固有結界]]にて、身も心も焼き尽くされるかと思われたその時、刀を鍛える槌音が鳴り響く。そして……。 | ||
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:研鑽に研鑽を重ね、鍛えに鍛えぬいた末にたどり着いた、至高にして究極の一振り。 | :研鑽に研鑽を重ね、鍛えに鍛えぬいた末にたどり着いた、至高にして究極の一振り。 | ||
:その一刀は、縁も、定めも、業も―――宿業さえも切り裂いた。 | :その一刀は、縁も、定めも、業も―――宿業さえも切り裂いた。 | ||
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==メモ== | ==メモ== | ||
*初登場自体は亜種並行世界『屍山血河舞台 下総国』であったが、それ以前にFGOマテリアルの[[エミヤ]]の項目にて言及されていた(その際のエミヤの反応は「………………むう。悪くない…………」)。エミヤと村正自体に全く接点が無かったこと、エミヤの発言内容等から千子村正は士郎の疑似サーヴァントではないかという予想が以前から挙がっていた。 | *初登場自体は亜種並行世界『屍山血河舞台 下総国』であったが、それ以前にFGOマテリアルの[[エミヤ]]の項目にて言及されていた(その際のエミヤの反応は「………………むう。悪くない…………」)。エミヤと村正自体に全く接点が無かったこと、エミヤの発言内容等から千子村正は士郎の疑似サーヴァントではないかという予想が以前から挙がっていた。 | ||
− | * | + | *NPCでありながら専用の立ち絵、宝具の発動、専用の一枚絵、更に処刑用BGMとして名高い「エミヤ」の専用アレンジが用意されるなど元祖Fateの主人公に相応しい破格の扱いを受けており、プレイヤーからは「最後に全てを持って行った」と評されている。 |
− | ** | + | **当然だが実装を望む声も非常に多く、その際の宝具は自爆系宝具になるのでは?と予想されている。 |
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*同じくFate/stay nightの主役を依代とする疑似サーヴァントの[[イシュタル]]・[[パールヴァティー]]とはクラス相性で三すくみの関係性になる。 | *同じくFate/stay nightの主役を依代とする疑似サーヴァントの[[イシュタル]]・[[パールヴァティー]]とはクラス相性で三すくみの関係性になる。 | ||
**具体的には村正はイシュタルに弱いがパールヴァティーには強い。この三すくみは原作の三者の関係性を表しているのではないかとファンの間からは考察されている。 | **具体的には村正はイシュタルに弱いがパールヴァティーには強い。この三すくみは原作の三者の関係性を表しているのではないかとファンの間からは考察されている。 | ||
**そして残る一人のメインヒロインであり原作で主従関係にあった[[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]と同じ「セイバー」クラスとなっている。 | **そして残る一人のメインヒロインであり原作で主従関係にあった[[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]と同じ「セイバー」クラスとなっている。 | ||
− | * | + | *引き取って育てているおぬいからは「じいちゃま」と若い見た目に反して呼び慕われている。本人の性格が理由という意味もあるのだろうが、憑依元の衛宮士郎の事を知ってるファンからすると彼と[[衛宮切嗣]]との関係性を彷彿とさせる。 |
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*千子村正の姿は初期から実装されていた礼装「リミテッド・ゼロオーバー」の姿にそっくりである。しかしよく観察してみると細部に違いが見受けられ、使いまわしではなく書き下ろしイラストなのが分かる。 | *千子村正の姿は初期から実装されていた礼装「リミテッド・ゼロオーバー」の姿にそっくりである。しかしよく観察してみると細部に違いが見受けられ、使いまわしではなく書き下ろしイラストなのが分かる。 | ||
− | **イラストを書いた武内崇氏曰わくキャラ化するとは思わなかった<ref group="出">『Fate/Grand Order memoies p191』</ref> | + | **イラストを書いた武内崇氏曰わくキャラ化するとは思わなかった<ref group="出">『Fate/Grand Order memoies p191』</ref>とのことなので「リミテッド・ゼロオーバー」を元に後から新規に書き下ろしされたものと思われる。 |
*これまで何だかんだ言っても依代の特徴が強く出ていた疑似サーヴァントだが、今回のケースは依代(衛宮士郎)の性格や知識があまり表に出てこず、英霊(千子村正)が主体として行動しているのが大きな特徴である。 | *これまで何だかんだ言っても依代の特徴が強く出ていた疑似サーヴァントだが、今回のケースは依代(衛宮士郎)の性格や知識があまり表に出てこず、英霊(千子村正)が主体として行動しているのが大きな特徴である。 | ||
− | + | *本作では「せんじむらまさ」と訓じているが、正しくは「'''せんご'''むらまさ」と読む。千子(せんご)は現在の三重県桑名市辺りにあった地名であり、村正が居住したとされる場所である。 | |
− | *本作では「せんじむらまさ」と訓じているが、正しくは「'''せんご'''むらまさ」と読む。千子(せんご)は現在の三重県桑名市辺りにあった地名であり、村正が居住したとされる場所である。 | + | *実装を望む声の多さやその存在から連想出来る何かがあるのか、何かイベントがあるときはほとんどのイベントの予想で村正実装が囁かれている。 |
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==話題まとめ== | ==話題まとめ== | ||
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;妖刀村正 | ;妖刀村正 | ||
− | : | + | :村正は、徳川家に仇をなす「妖刀」として広く知られている。その理由は徳川家康の祖父、父、長男を村正製の刀で殺害されており、家康自身も関ヶ原の戦いで村正製の槍に傷つけられたからである。これらの因縁から徳川家は村正を嫌悪するようになり、徳川家の村正は全て廃棄され、公にも忌避されるようになった。 |
− | :しかし村正は徳川領の三河に近い伊勢の刀工であり、三河を始めとする東海地方に多くの一派が存在する。そして村正一派の刀剣を所持する徳川家臣もまた多かった<ref group="注">例えば、徳川配下の猛将として知られる本多平八郎忠勝の所持する槍「蜻蛉切」も村正一派の作である。</ref> | + | :しかし村正は徳川領の三河に近い伊勢の刀工であり、三河を始めとする東海地方に多くの一派が存在する。そして村正一派の刀剣を所持する徳川家臣もまた多かった<ref group="注">例えば、徳川配下の猛将として知られる本多平八郎忠勝の所持する槍「蜻蛉切」も村正一派の作である。</ref>ので、これはいわゆる『母数が増えたがゆえに不祥事も目についた』類の事柄にすぎない。 |
− | :実際、'''上述した家康が村正を嫌ったという説は後世の創作''' | + | :実際、'''上述した家康が村正を嫌ったという説は後世の創作'''であり、名古屋の徳川美術館には家康の形見とされる村正作の刀が収蔵されている。一方で反徳川を標榜する人々にとっても村正は徳川打倒のシンボルになっており、幕末には多数の倒幕派の剣士が愛用したと言われる(もっとも偽物も多数出回ったが)。 |
− | : | + | :幕末以降、日本では村正伝説は半ば廃れるが、アメリカで開発されたコンピューターRPG「ウィザードリィ」のヒットで1980年代後半に復活する事になる。このゲームでは村正は最強の武器として設定されているが発見率が極めて低い激レアアイテムで、ラスボスそっちのけで村正を求めて最下層を探索するプレイヤーが続出。その後、村正=最強の刀という誤解が独り歩きするようになる(優れた刀であるのは間違いないが)。 |
; 最優秀魔剣村正 | ; 最優秀魔剣村正 | ||
− | :村正は村正一派が打った刀の総称であり、彼らが打った刀は尽く大量生産の安物であったと言われている。しかし、'''その安物がどれもこれも天下無双の切れ味を誇り、中には空也<ref group="注">意味は「人体など無いも同然」という、'''あの[[森長可|人間無骨]]'''のそれと似たようなもの。</ref>の称号を銀象嵌で施された物まであった''' | + | :村正は村正一派が打った刀の総称であり、彼らが打った刀は尽く大量生産の安物であったと言われている。しかし、'''その安物がどれもこれも天下無双の切れ味を誇り、中には空也<ref group="注">意味は「人体など無いも同然」という、'''あの[[森長可|人間無骨]]'''のそれと似たようなもの。</ref>の称号を銀象嵌で施された物まであった'''。最強の刀剣に関しては多数の説が出るだろうが、『最優』の称号は間違い無く村正の物であろう。 |
− | :しかしそこは妖刀。新井白石がわざわざ記述を残すほどに多数の怪現象を起こしていたとされている。世界最初の永久磁石と言われるKS鋼の開発者が一人であった本多光太郎が、東北帝国大学の物理学教授をしていた頃に村正を含む複数の銘刀の切れ味を機械で測定・数値化した時も、'''村正だけ数値が安定しなかった'''という<ref group="注">本多は実験に同伴した学生達からそれを聞いて、「そこが即ち'''むら''' | + | :しかしそこは妖刀。新井白石がわざわざ記述を残すほどに多数の怪現象を起こしていたとされている。世界最初の永久磁石と言われるKS鋼の開発者が一人であった本多光太郎が、東北帝国大学の物理学教授をしていた頃に村正を含む複数の銘刀の切れ味を機械で測定・数値化した時も、'''村正だけ数値が安定しなかった'''という<ref group="注">本多は実験に同伴した学生達からそれを聞いて、「そこが即ち'''むら'''正」とダジャレで返した。</ref>。 |
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||
377行目: | 164行目: | ||
*[[サーヴァント]] | *[[サーヴァント]] | ||
*[[疑似サーヴァント]] | *[[疑似サーヴァント]] | ||
+ | *[[幻霊]] | ||
{{DEFAULTSORT:せんし むらまさ}} | {{DEFAULTSORT:せんし むらまさ}} | ||
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[[Category:セイバー]] | [[Category:セイバー]] | ||
[[Category:Fate/Grand Order]] | [[Category:Fate/Grand Order]] | ||
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