「土方歳三」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
15行目: | 15行目: | ||
| 地域 = 日本 | | 地域 = 日本 | ||
| 属性 = 秩序・悪 | | 属性 = 秩序・悪 | ||
− | | | + | | 隠し属性 = 人 |
| 性別 = 男性 | | 性別 = 男性 | ||
| スリーサイズ = | | スリーサイズ = | ||
21行目: | 21行目: | ||
| 二人称 = お前/貴様 など | | 二人称 = お前/貴様 など | ||
| 三人称 = 奴/あれ など | | 三人称 = 奴/あれ など | ||
− | | 異名 = | + | | 異名 = |
| 愛称 = | | 愛称 = | ||
| イメージカラー = | | イメージカラー = | ||
| サーヴァント階位 = | | サーヴァント階位 = | ||
| 特技 = | | 特技 = | ||
− | | 好きな物 = | + | | 好きな物 = |
− | | 苦手な物 = | + | | 苦手な物 = |
| 天敵 = | | 天敵 = | ||
| デザイン = 余湖裕輝 | | デザイン = 余湖裕輝 | ||
33行目: | 33行目: | ||
| レア度 = ☆5 | | レア度 = ☆5 | ||
}} | }} | ||
− | |||
==概要== | ==概要== | ||
43行目: | 42行目: | ||
:その後、再び信長たちとの共闘にて元凶といえる存在である金色魔太閤秀吉を撃破するも、彼もこの空間を作っている要石の一つであり、しかし[[織田信勝]]と違って魔神柱の力を必要としなかったはぐれサーヴァントであった事が判明<ref group = "注">信長は魔神柱が土方を取り込めてたのなら、固定された空間がもっと地獄のような戦場と化したと推測している。</ref>。 | :その後、再び信長たちとの共闘にて元凶といえる存在である金色魔太閤秀吉を撃破するも、彼もこの空間を作っている要石の一つであり、しかし[[織田信勝]]と違って魔神柱の力を必要としなかったはぐれサーヴァントであった事が判明<ref group = "注">信長は魔神柱が土方を取り込めてたのなら、固定された空間がもっと地獄のような戦場と化したと推測している。</ref>。 | ||
:沖田や信長と最終決戦を繰り広げて敗北、それによって空間が崩壊。だが、消滅の間際であった魔神柱アンドラスから最後の願いを託される。 | :沖田や信長と最終決戦を繰り広げて敗北、それによって空間が崩壊。だが、消滅の間際であった魔神柱アンドラスから最後の願いを託される。 | ||
− | |||
;人物 | ;人物 | ||
:浅葱の羽織を捨て、洋装を纏い銃を手に取り、己の誠を通さんと時代と戦い続けたサムライ。 | :浅葱の羽織を捨て、洋装を纏い銃を手に取り、己の誠を通さんと時代と戦い続けたサムライ。 | ||
− | : | + | :バーサーカーであるが通常の会話が可能。鬼人の如き戦いぶりとは裏腹に、戦場においては合理主義者であり、勝つためならばどんなものでも活用する柔軟さを併せ持つ。 |
− | : | + | :厳正で苛烈な性格でもあり、敵前逃亡は御法度、己を召喚したマスターに対しても戦う事を諦めた時は即粛清の対象としている。 |
+ | :過去も未来も意味はなく、ただ己の誠を貫くために今を藻掻くという執念深さを持つ。 | ||
:そういった人物像とは裏腹に色恋話も多いとされる伊達男でもあり、[[宮本武蔵|武蔵]]や[[カーミラ]]に対しては口説いている。なお生前は自分の上司に自分宛ての恋文の山を送り付けたこともある。 | :そういった人物像とは裏腹に色恋話も多いとされる伊達男でもあり、[[宮本武蔵|武蔵]]や[[カーミラ]]に対しては口説いている。なお生前は自分の上司に自分宛ての恋文の山を送り付けたこともある。 | ||
:好物は沢庵で、購入する際も樽ごと買ってくるレベルで好む。 | :好物は沢庵で、購入する際も樽ごと買ってくるレベルで好む。 | ||
60行目: | 59行目: | ||
! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ||
|- | |- | ||
− | | [[バーサーカー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || C || C || C || E || D || C+ || 狂化:D+ ||戦場の鬼:B<br>仕切り直し:C<br>軍略:D<br>局中法度:EX | + | | [[バーサーカー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || C || C || C || E || D || C+ || 狂化:D+ ||戦場の鬼:B<br>仕切り直し:C<br>軍略:D<br>局中法度:EX || style="text-align:left"| |
|} | |} | ||
71行目: | 70行目: | ||
:そのあり様はまさに戦い続けた彼の生涯の再現であり、発動時には彼の周囲は銃弾飛び交い号砲轟く戦場と化す。 | :そのあり様はまさに戦い続けた彼の生涯の再現であり、発動時には彼の周囲は銃弾飛び交い号砲轟く戦場と化す。 | ||
:多人数召喚による対軍宝具の様相を呈するが本質はまったく異なる。そのすべてが「今も新選組はここにある」という彼の狂気の顕現。 | :多人数召喚による対軍宝具の様相を呈するが本質はまったく異なる。そのすべてが「今も新選組はここにある」という彼の狂気の顕現。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
==真名:土方歳三== | ==真名:土方歳三== | ||
:ひじかたとしぞう。幕末の京都を中心に活動した治安組織、新選組副長。 | :ひじかたとしぞう。幕末の京都を中心に活動した治安組織、新選組副長。 | ||
85行目: | 81行目: | ||
===Fateシリーズ=== | ===Fateシリーズ=== | ||
;[[Fate/Grand Order]] | ;[[Fate/Grand Order]] | ||
− | : | + | :「ぐだぐだ明治維新」の開催に伴い期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。 |
− | : | + | :同イベントのキーパーソン。 |
===その他=== | ===その他=== | ||
;[[コハエース]] | ;[[コハエース]] | ||
130行目: | 126行目: | ||
:妙に高いテンションで「もっと胸を張れ」とセクハラじみた発言をしつつ、彼女の肩をハリセンで叩いて肩こりを解していた。 | :妙に高いテンションで「もっと胸を張れ」とセクハラじみた発言をしつつ、彼女の肩をハリセンで叩いて肩こりを解していた。 | ||
:彼女曰く、現実でも同じような経験をしたため心の中に残っていたようである。……なお「HPが低いほど有利なのに生存スキルがないなんて死にたがりなのか」といつものように煽っていたらしいが特に怒った様子はなく、被虐体質スキルが効いていなかったものと思われる。 | :彼女曰く、現実でも同じような経験をしたため心の中に残っていたようである。……なお「HPが低いほど有利なのに生存スキルがないなんて死にたがりなのか」といつものように煽っていたらしいが特に怒った様子はなく、被虐体質スキルが効いていなかったものと思われる。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
===生前=== | ===生前=== | ||
145行目: | 135行目: | ||
:沖田が初めて道場を訪れた時、土方が打ち込もうとした刹那、なぜか土方が床に倒れていたらしい。その剣才は土方が言葉にできない恐ろしさを覚えるほど。 | :沖田が初めて道場を訪れた時、土方が打ち込もうとした刹那、なぜか土方が床に倒れていたらしい。その剣才は土方が言葉にできない恐ろしさを覚えるほど。 | ||
:剣術に関しては「剣じゃなくて何か別のもんだ(意訳)」と評しており、マスターに対しても「あいつの剣は真似するんじゃねえぞ」と忠告している。 | :剣術に関しては「剣じゃなくて何か別のもんだ(意訳)」と評しており、マスターに対しても「あいつの剣は真似するんじゃねえぞ」と忠告している。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
==名台詞== | ==名台詞== | ||
193行目: | 163行目: | ||
;「おい、おまえ……。」<br/>「おまえ、薩摩か? 長州か?」 | ;「おい、おまえ……。」<br/>「おまえ、薩摩か? 長州か?」 | ||
:「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」より。目を赤く爛々と光らせて、出会った相手に問いかける。 | :「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」より。目を赤く爛々と光らせて、出会った相手に問いかける。 | ||
− | : | + | :そのまま怪談になりそうなレベルの恐怖だが、特に霊基に何かされたわけでもなく、素でこの調子である。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
====幕間の物語==== | ====幕間の物語==== | ||
217行目: | 182行目: | ||
*土方のモーションのリテイク数は合計52回と歴代最高であり、コンテから作り直しも何度かあった。使う武器が多いのと、経験値氏のこだわりが理由だったらしい。<ref group="出">[https://twitter.com/tennetiss/status/851419055680397312 アンジョ=サンさんのツイート - 2017年4月10日5時58分]</ref> | *土方のモーションのリテイク数は合計52回と歴代最高であり、コンテから作り直しも何度かあった。使う武器が多いのと、経験値氏のこだわりが理由だったらしい。<ref group="出">[https://twitter.com/tennetiss/status/851419055680397312 アンジョ=サンさんのツイート - 2017年4月10日5時58分]</ref> | ||
*キャラクターデザインの余湖裕輝氏は漫画版『ニンジャスレイヤー』の作画を担当しているため、土方の召喚が可能となった期間中は「アイエエエ!」「シンセングミ!? シンセングミナンデ!?」などのいわゆる忍殺語がFGOプレイヤー間に飛び交った。また、ニンジャスレイヤーの本名「フジキド・ケンジ」と土方をかけて「ヒジキド」という愛称が広まったりなどした。 | *キャラクターデザインの余湖裕輝氏は漫画版『ニンジャスレイヤー』の作画を担当しているため、土方の召喚が可能となった期間中は「アイエエエ!」「シンセングミ!? シンセングミナンデ!?」などのいわゆる忍殺語がFGOプレイヤー間に飛び交った。また、ニンジャスレイヤーの本名「フジキド・ケンジ」と土方をかけて「ヒジキド」という愛称が広まったりなどした。 | ||
− | ** | + | **他の愛称としては経験値命名の「ヒッジ」、土方歳三のあだ名として一般的な「トシ」、捩って「とっしー」、そのまま役職名から「副長」、史実と中の人ネタで「元副長」などなど多岐にわたるため逆にわかりづらくなることもチラホラ。 |
*鬼の副長として有名な土方歳三だが、彼の人柄を証言するものの多くは「落ち着きがあった」「怒らなかった」などといったもので、鬼として恐れられていたなどという証言はない。むしろ温和な性格から隊士達は彼を母のように慕っていたという逸話が残っている。 | *鬼の副長として有名な土方歳三だが、彼の人柄を証言するものの多くは「落ち着きがあった」「怒らなかった」などといったもので、鬼として恐れられていたなどという証言はない。むしろ温和な性格から隊士達は彼を母のように慕っていたという逸話が残っている。 | ||
− | ** | + | **新撰組という組織自体が講談や小説などによる後世の創作を元にしたイメージで語られることが多い。土方の「鬼の副長」もその一つだろう。 |
*一方で女好きとしての一面もあり、奉公をしていた十代の頃から新選組として活躍した頃まで女性に関する逸話が絶えずあり、京で遊里の女性などからもらった艶文を長持いっぱいに溜めこんだり<br>'''「なおなお拙義ども報国、有志と目がけ、婦人慕い候事、筆紙に尽くし難し。」'''といった内容の手紙を親類へ書いたりするほどであった<ref group = "注">あえて現代語訳するならば『報国の志士なのでモテてモテて困ってしまう。』と言ったところだろうか。</ref>。 | *一方で女好きとしての一面もあり、奉公をしていた十代の頃から新選組として活躍した頃まで女性に関する逸話が絶えずあり、京で遊里の女性などからもらった艶文を長持いっぱいに溜めこんだり<br>'''「なおなお拙義ども報国、有志と目がけ、婦人慕い候事、筆紙に尽くし難し。」'''といった内容の手紙を親類へ書いたりするほどであった<ref group = "注">あえて現代語訳するならば『報国の志士なのでモテてモテて困ってしまう。』と言ったところだろうか。</ref>。 | ||
− | * | + | *沖田と違い霊基再臨しても浅葱色の羽織を着ないが、本人によれば「(羽織は)あるがもう纏う事はない」とのことで、深い事情があることを思わせる。また、絆LvをMAXにすることで手に入る絆礼装「誓いの羽織」の絵柄は「洋風の鏡台に軍刀や小銃だけでなく、浅葱色の羽織が立てかけられている」というこれまた意味深なもの。ちなみに「誓いの羽織」は沖田総司が同名・同由来の宝具を設定として所持している。 |
− | * | + | *愛刀・和泉守兼定は会津兼定11代目(後述の理由で12代目とされることもある)の作。但し、日野の土方歳三記念館に伝わっている現物と、近藤勇の手紙の記述では寸法が違っており、また池田屋討ち入りなどがあった新撰組の最盛期には11代目兼定がまだ「和泉守」を受領していなかったこともあって、10(11)代目以前の作も含む複数の兼定を所持していたという説が現在では有力である。なお、この兼定は森長可の「人間無骨」などの作者・美濃兼定2代目よりのちの4代目兼定が芦名氏の招きで会津に移り、以後その地を治める大名家が変わってもお抱えの刀工として定住し続けた家系で、この美濃4代目を会津初代として数えるか否かで末代が11代目となるか12代目となるか史料によってはズレが出る。 |
− | |||
**土方歳三資料館に収められている和泉守兼定は柄巻の糸が擦り切れたものを巻き直す余裕もなかったのか漆で固めて補修してあり、戊辰戦争末期における転戦の激しさを雄弁に物語っている。なお、柄巻の摩耗具合からして土方の刀の握り方は右手と左手の間隔がほぼなく両手共に親指と人差指に力の入る、所謂「クソ握り」<ref group = "注">野球のバットを振るように、刀の重さに任せて叩きつけるには適した握り方だったらしい。</ref>だったと言われ、正しい道場剣術ではないが実践的な我流の剣であったことが窺える。 | **土方歳三資料館に収められている和泉守兼定は柄巻の糸が擦り切れたものを巻き直す余裕もなかったのか漆で固めて補修してあり、戊辰戦争末期における転戦の激しさを雄弁に物語っている。なお、柄巻の摩耗具合からして土方の刀の握り方は右手と左手の間隔がほぼなく両手共に親指と人差指に力の入る、所謂「クソ握り」<ref group = "注">野球のバットを振るように、刀の重さに任せて叩きつけるには適した握り方だったらしい。</ref>だったと言われ、正しい道場剣術ではないが実践的な我流の剣であったことが窺える。 | ||
*保有スキルの一つ「局中法度」は一つでも背くことあれば切腹という大変厳しいものだった。ただ「局中法度」という名称と内容は、実際にあった四ヵ条の法令と軍中法度を元に子母沢寛が創作したものであると推測される。 | *保有スキルの一つ「局中法度」は一つでも背くことあれば切腹という大変厳しいものだった。ただ「局中法度」という名称と内容は、実際にあった四ヵ条の法令と軍中法度を元に子母沢寛が創作したものであると推測される。 | ||
*土方は俳句を嗜んでおり、その内容は豊玉発句集として現存しているが、良く「下手の横好き」とネタにされ、実際に技巧と言う意味では非常に拙い。が、なんと言うか「見た光景・感じた情景を、技巧を凝らさずそのまま詠んでいる」と言う感じであり、実直な人柄を伺わせる。 | *土方は俳句を嗜んでおり、その内容は豊玉発句集として現存しているが、良く「下手の横好き」とネタにされ、実際に技巧と言う意味では非常に拙い。が、なんと言うか「見た光景・感じた情景を、技巧を凝らさずそのまま詠んでいる」と言う感じであり、実直な人柄を伺わせる。 | ||
− | * | + | *経験値氏のキャプションや『コハエース』の床下などにたびたび出る「北海道で金塊探してる」とは、漫画『ゴールデンカムイ』に登場する土方歳三のこと。こちらは函館戦争で落命しておらず、新政府のもと政治犯として長年収監・幽閉されていたが脱獄し、アイヌの隠し金を巡って明治時代末期の北海道を駆け巡る老いてなお元気な老人である。 |
== 話題まとめ == | == 話題まとめ == | ||
243行目: | 207行目: | ||
*[[登場人物]] | *[[登場人物]] | ||
*[[サーヴァント]] | *[[サーヴァント]] | ||
− | |||
{{DEFAULTSORT:ひしかた としそう}} | {{DEFAULTSORT:ひしかた としそう}} |