「幻想種」を編集中

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『[[Fate/Grand Order]]』では人理が混乱しているため、人間の世界にもワイバーンだけでなくバイコーンやキメラといった幻想種が湧き出ている。
 
『[[Fate/Grand Order]]』では人理が混乱しているため、人間の世界にもワイバーンだけでなくバイコーンやキメラといった幻想種が湧き出ている。
  
==幻想種リスト==
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===幻想種リスト===
;アメミット
 
:エジプト神話の冥界アアルに棲む審判の獣。鰐の顎と頭部、獅子の上半身とたてがみ、河馬の下半身を持つ幻獣。
 
:名前は〝心臓を貪る者〟〝死者を喰う者〟を意味する。アヌビス神に生前の善行が認められなかった死者の心臓を喰い、その死者に完全な滅亡をもたらすとされる。
 
:魔術に対して強い抵抗力を持ち、肉体の物理的な損傷もほぼ瞬間的に再生する。魔術攻撃は無効化されるどころか、その再生のための魔力にされてしまう。
 
:サーヴァントはアメミットに接近しただけで霊体が腐敗するか、あるいは燃え上がる。
 
:性別は全て雌なので、マグダラの聖骸布は効果を発しない。
 
:『[[Fate/Requiem]]』では二体現れて、街とその住人を手当たり次第に襲った。市民の心臓を喰って受肉し、サーヴァントの霊体を活動の燃料に変換できる。
 
 
 
 
;一角獣
 
;一角獣
 
:幻想種の1つ<ref group="出">「[http://www.typemoon.org/etc/zadan/zadan2-1.html スタッフ座談会第二夜]」</ref>。魂を食べるとされる、霊験灼かな獣。その角は第七聖典の材料にもなっている<ref group="出">「月姫用語辞典-第七聖典」『月姫読本』</ref>。
 
:幻想種の1つ<ref group="出">「[http://www.typemoon.org/etc/zadan/zadan2-1.html スタッフ座談会第二夜]」</ref>。魂を食べるとされる、霊験灼かな獣。その角は第七聖典の材料にもなっている<ref group="出">「月姫用語辞典-第七聖典」『月姫読本』</ref>。
 
;ヴォジャノーイ
 
:スラブの伝承に登場する水怪。
 
:髭を生やしたカエルのような姿をしており、近くを通りがかった人間を溺れさせると言われている。
 
:水門や水車の近くを好み、場合によっては自分たちでダムのようなものを作って拠点にすることもある。
 
 
;ウッチャイヒシュラヴァス
 
:[[創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ|インド異聞帯]]に登場する聖獣。角の生えた馬のような姿をしている。
 
:インド神話では七つの頭を持った空を飛ぶ馬とされている。
 
 
;エンプーサ
 
:ギリシャ神話における魔獣。青銅の脚を持つ美女で、男を誘惑して精気を啜るとされている。
 
:だがメンタルが弱く、罵倒されると驚いて逃げてゆくとか。
 
:[[呼延灼]]は霊基にこの幻想種が組み込まれている。
 
 
;蟹坊主
 
:日本の伝承に登場する蟹の妖怪。
 
:古い寺に住み、坊主に化けて相手に問答を挑み、答えられなかった相手を食らうと言われている。
 
:;寄居虫坊主
 
::「かむなぼうず」と読む蟹坊主の亜種。こちらは蟹ではなくヤドカリが正体になっている。
 
  
 
;カリュドン
 
;カリュドン
 
:女神アルテミスが地上を罰するべく送り込んだ魔獣。幻獣に匹敵する霊格を持つ。一見は猪に見えるが、それは素体となる生物が猪だっただけ。カリュドンの皮を人が被れば、魔人と化す。<br>[[アタランテ]]は宝具『神罰の野猪』としてこのカリュドンの皮を所持している。
 
:女神アルテミスが地上を罰するべく送り込んだ魔獣。幻獣に匹敵する霊格を持つ。一見は猪に見えるが、それは素体となる生物が猪だっただけ。カリュドンの皮を人が被れば、魔人と化す。<br>[[アタランテ]]は宝具『神罰の野猪』としてこのカリュドンの皮を所持している。
 
;[[鬼種]]
 
:詳しくはリンク先を参照。
 
  
 
;巨人
 
;巨人
:巨人というのは種族だと思われがちだが、必ずしもそういう訳ではない。
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:巨人というのは種族だと思われがちだが、必ずしもそういう訳ではない。幻想種としての巨人は、種であるという以前に、荒ぶる力を示すもの。恐るべき力。人の形をして、けれども人ではない。神のようで、神ではない(ダビデ曰く、ここでいう神というのは多神教の神であり、天におわす御方ではない)。人ならざるもの。人であるもの。しかして、力あるもの。荒ぶるもの。逆らうもの。
:幻想種としての巨人は、種であるという以前に、荒ぶる力を示すもの。恐るべき力。
 
:人の形をして、けれども人ではない。神のようで、神ではない<ref group="注">ダビデ曰く、ここでいう神というのは多神教の神であり、天におわす御方ではない。</ref>。人ならざるもの。人であるもの。しかして、力あるもの。荒ぶるもの。逆らうもの。
 
:魔術によって形成されたスプリガン、ゴーレムなどが該当する。
 
:[[ダビデ]]は「巨人を倒す者」であるため、世界にある「巨人とされるもの」が集まってしまう。
 
 
 
;巨人種
 
:北欧に出現した人型の巨大生物。強力で神秘を備えた存在。上記の巨人のカテゴリの一つ。
 
:多くは古き神秘が息づいていた時代に存在したとされる。[[魔術師]]でさえ、化石や骨はともかく実物はそう見ない。
 
:神秘が色濃く残された地域では生き残りが脅威となり、各時代の英雄に倒されてきた。神代には蔓延っていたが、[[ベオウルフ]]が生きていた時代では精々10メートル程度に留まっている。
 
:北欧の巨人種は全環境対応型の存在で寒冷地や温暖地域でも活動できるが、本来は温かい土地の方が向いている。また、北欧の神々とは相容れなかったが、神々に並び立つほどの存在。ただの投石でさえ、巨人種が行うと神秘が付随される。
 
:かつては北欧には強大な巨人種が多数生息していたとされるが、スウェーデンやデンマーク、ノルウェーなどの現代に於ける北欧で巨人種の目撃はほぼ皆無。
 
:本来は遭遇できるようなものではなく、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]がレイシフトした七つの時代でも、古代の巨人種を見かける事はなかった。古代の巨人種の情報がカルデアに存在しなかったため、ボーダーで接近を感知できなかった。
 
:[[シャーロック・ホームズ]]は疑似霊子演算装置トライヘルメスに触れた際、巨人種についての秘匿データを閲覧していた。
 
:『[[無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング]]』で[[ナポレオン]]が語ったによると巨人種狩りのコツは「戦う時には感覚器か脚を狙う事」。感覚器の集まる箇所は頭部であり、視覚を使って索敵する為、的もでかいので仮面越しでもダメージを与えると良いとか。脚は特に関節部を狙い、バランスを崩した巨体には打撃を叩き込みやすくなる。ぶっちゃけると別段特別ではなく定石、常道な戦法。威力のある武器を使っているなら重要器官を狙って一撃必殺も悪くはない。
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では[[スカサハ=スカディ]]曰く炎の熱が全ての巨人を浸し、霜の巨人や山の巨人などのあらゆる巨いなるモノが歪み果て、炎の如き破壊者として振る舞う厄災と化した。[[スカサハ=スカディ]]によって頭部を仮面で覆われており、絶対命令権によって操られており<ref group = "注">[[スカサハ=スカディ]]がひとたび襲えと言えば襲い、眠れと言えば眠りに就く。</ref>、破壊者としての習性を抑えている。だが命令に対してそれなりには動くが勤勉とは言えず、統率の取れた軍としては不適格<ref group = "注">[[シグルド]]と融合した[[スルト]]は「使い魔としては三流」と言っている。</ref>。さらに終焉の炎から生き残った巨人たちの「あらゆる熱を喰う」という本能は抑えられない。熱源を感知して人間、動物、英霊、御使いの区別なく襲い掛かる。霊的な視野か熱源感知能力を持っているとされるが、使っているのは結局は視覚。その多くは冬眠状態だが、僅かでも熱源が存在すれば、たちまち襲って喰らい尽くす。終盤に[[スルト]]の復活に共鳴して仮面を失い、神代に近しい力を取り戻しており、集落の結界を半日程で破壊するほど。
 
:;ヨトゥン種
 
::北欧神話に於ける霜の巨人。体長はおよそ5メートル。人型だが両腕が長い。何らかの言語を発しているが、どのような言語体系とも異なる獣の咆哮の様で解読できず、言葉も通じない。
 
::北欧世界を構成する九つの領域の「氷凍領域ニヴルヘイム」と「火炎領域ムスペルヘイム」の二つが衝突で溶けだした霜が毒の川となり、毒がムスペルヘイムの熱に当てられて巨人と化した。それが北欧に於ける原初の巨人種、ユーミル。ユーミルの肉体から発生した数多の巨人種が<ruby><rb>霜の巨人</rb><rt>ヨトゥン</RT></RUBY>と呼ばれる。神々の時代に生まれた巨人。
 
::ヨトゥン種は時に北欧の神々と交わり、新たな神や巨人を生んだという。ヨトゥン種の生き残りはやがて神話から零落し、後世の伝承に於けるトロールに変わったとされる。
 
::『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では、21世紀であるにも関わらず異聞帯で出現したものは、[[スカサハ=スカディ]]によって頭部を仮面で覆われている。
 
::;トロール
 
:::上記のように神代の終わりを迎えた巨人種が自身を維持できず、零落して自然霊と一体化する形で人類の時代となった北欧に適応した存在。
 
:::総じて日光に弱く浴びるとあっという間に燃え尽きるが、森の自然霊と融合して表面を植物で覆っている場合には多少は保つ。なお日光ではない科学的な紫外線の場合には嫌がりはするが消滅はしない。
 
:::新しい個体が発生することは極めて少なく、長く生きた場合にもやがて森と一体化してゆく。
 
:;ベルグリシ種
 
::北欧神話に於ける山の巨人。霜の巨人であるヨトゥン種とは友好的な存在。石の棍棒を持っている。
 
::『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では山の巨人に見付かった子は助からないと言われており、襲われている子を見つけたらすぐに逃げる事とされている。[[スカサハ=スカディ]]によって頭部を仮面で覆われている。
 
:;ムスペル種
 
::火の巨人。火の戦士。北欧神話に於ける炎の国ムスペルヘイムの住人。滅びの神話の担い手。
 
::ヨトゥン種やベルグリシ種と比べると、手強いとされる実力を持つ。ムスペルからは硫化水素の火山の香り、硫黄の臭いがする。
 
::斃れた仲間の骸を盾にするなど、勇猛で冷徹。岩石、氷塊の投擲を行う。
 
::『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では[[スカサハ=スカディ]]によって仮面を付けられて操られるだけではなく、鎖によって拘束した状態で[[スカサハ=スカディ]]の城の地下に閉じ込められていた。
 
  
 
;クリチャーチ
 
;クリチャーチ
:[[永久凍土帝国 アナスタシア|ロシア異聞帯]]に棲息する魔獣。
+
:ロシアの異聞帯に棲息する魔獣。
 
:臆病だが、仲間を呼んで際限なく押し寄せてくる。
 
:臆病だが、仲間を呼んで際限なく押し寄せてくる。
 
:撃って殴ったら死ぬため、[[ヤガ]]にとっては手軽な魔獣。
 
:撃って殴ったら死ぬため、[[ヤガ]]にとっては手軽な魔獣。
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:イギリス・スコットランド地方の伝説で登場する、水面を闊歩する蹄と魚の鱗に似た尾を持つ青ざめた馬。別名アハ・イシュケ。人肉、特に少女の肉を好んで喰らう危険な魔獣。
 
:イギリス・スコットランド地方の伝説で登場する、水面を闊歩する蹄と魚の鱗に似た尾を持つ青ざめた馬。別名アハ・イシュケ。人肉、特に少女の肉を好んで喰らう危険な魔獣。
 
:サーヴァントと戦える程の攻撃性と、ダイラタンシー流体を魔術的に成立させた防壁である魔の水膜を有する。また有翼の飛翔形態である「水の鳥(ブーブリー)」へと変身する事ができる。
 
:サーヴァントと戦える程の攻撃性と、ダイラタンシー流体を魔術的に成立させた防壁である魔の水膜を有する。また有翼の飛翔形態である「水の鳥(ブーブリー)」へと変身する事ができる。
:魅了の能力があり、誘われて背中に乗ってしまうとくっついて離れられなくなり、そのまま溺れてしまうとも言われている。
 
  
;[[ケルベロス]]
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;ケルベロス
:三つの首を持つ魔犬。
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:三つの首を持ち、象ほどの巨体を誇る魔犬。
:ハデスの加護を受けられる状態では神獣ランクを誇り、15mという怪獣並みの巨体になるが、加護を受けられない状態では弱体化して巨象程度の大きさ、サーヴァントと同程度の実力になる。
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:ハデスの加護を受けられる状態では神獣ランクを誇るが、加護を受けられない状態では弱体化し、サーヴァントと同程度の実力になる。
  
 
;飛蹄雷牛(ゴッド・ブル)
 
;飛蹄雷牛(ゴッド・ブル)
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;シャンシャン
 
;シャンシャン
:[[永久凍土帝国 アナスタシア|ロシア異聞帯]]において、[[ベオウルフ]]が率いる[[ヤガ]]たちが飼いならした魔獣。
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:[[ベオウルフ]]が率いる[[ヤガ]]たちが飼いならした魔獣。
  
 
;ジャヴォル・トローン
 
;ジャヴォル・トローン
:[[永久凍土帝国 アナスタシア|ロシア異聞帯]]に棲息する魔獣。多頭の大蛇。
+
:ロシアの異聞帯に棲息する魔獣。多頭の大蛇。
 
:体内にアルコールを生成する種。生成するのは蒸留酒ではなく、どちらかというと発酵酒のようなもの。
 
:体内にアルコールを生成する種。生成するのは蒸留酒ではなく、どちらかというと発酵酒のようなもの。
 
:村一つ程度なら、平気で潰す凶悪な存在。
 
:村一つ程度なら、平気で潰す凶悪な存在。
 
;蜃
 
:竜とも蛤とも言われている、幻を見せる神獣。実際に巨大な蛤にしか見えないがれっきとした竜種とのこと。
 
:[[殺生院キアラ〔ムーンキャンサー〕]]はこれの化石を捕食したことで幻を操る能力を得ている。
 
  
 
;人理を否定する神獣
 
;人理を否定する神獣
 
:名称不明。[[ヘラクレス]]が十二の難行で倒した神獣。人が生み出すあらゆる道具を無効化する特性を持つ。
 
:名称不明。[[ヘラクレス]]が十二の難行で倒した神獣。人が生み出すあらゆる道具を無効化する特性を持つ。
:性質からおそらくは第一の試練にて打倒した「ネメアの獅子」と思われる。
 
  
 
;人狼
 
;人狼
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:その力はサーヴァントに匹敵し、極めて高度な知性も有する。生命力も異常で、頭部を斬り落とされても死なず何事もなかったかのように戦闘を続行する。
 
:その力はサーヴァントに匹敵し、極めて高度な知性も有する。生命力も異常で、頭部を斬り落とされても死なず何事もなかったかのように戦闘を続行する。
 
:生身のものと岩石で躰が構成されたものの2種類に分けられるが、備えている能力は変わらない。[[ベディヴィエール]]によると、霊的なものを栄養にするとのこと。
 
:生身のものと岩石で躰が構成されたものの2種類に分けられるが、備えている能力は変わらない。[[ベディヴィエール]]によると、霊的なものを栄養にするとのこと。
:雌雄があり、雌の個体からはミルクを絞ることができてそのミルクは神秘を備えた逸品だとか。
 
 
:[[オジマンディアス]]の宝具『熱砂の獅身獣』として召喚・使役される。
 
:[[オジマンディアス]]の宝具『熱砂の獅身獣』として召喚・使役される。
 
:;スフィンクス・アウラード
 
:;スフィンクス・アウラード
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;双角馬
 
;双角馬
:バイコーン。名前の通り、二本の角を備えた馬のような幻想種。
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:バイコーン。
:[[永久凍土帝国 アナスタシア|ロシア異聞帯]]では通常の馬が絶滅してしまっているためか、乗用動物としてはもっぱらこちらが利用されている、
 
  
 
;天馬
 
;天馬
:神代の幻想種。一般的にはペガサスと呼ばれる、翼の生えた馬。
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:神代の幻想種。通常の天馬のランクは魔獣であり、そう強力な幻想種ではないが、[[メドゥーサ]]が召喚する個体は神代から存在し続けてきた個体で、幻獣の域に達しており、護りに関しては既に竜種に達している。
:通常の天馬のランクは魔獣であり、そう強力な幻想種ではないが、[[メドゥーサ]]が召喚する個体は神代から存在し続けてきた個体で、幻獣の域に達しており、護りに関しては既に竜種に達している。
 
  
 
;デーモン
 
;デーモン
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;バシュム
 
;バシュム
 
:大毒蛇。[[ティアマト]]が生み出した十一の魔獣の内の一つ。海中で創られたという、色鮮やかな二本の角と前肢を持つ巨大蛇。竜種と比較しても遜色ない階位に到達したおぞましき大妖。幻想種の到達点、神獣の一種。<br>掠っただけで致命傷になる、ヒュドラ以上の毒が詰まった牙と、顎を開いて吐いた瞬間[[モードレッド]]を即死させるほどの毒息を持つ。<br>[[セミラミス]]が宝具『驕慢王の美酒』で召喚した。流石に一瞬で召喚することは出来ず、『Fate/Apocrypha』本編では上半身のみが召喚されている。
 
:大毒蛇。[[ティアマト]]が生み出した十一の魔獣の内の一つ。海中で創られたという、色鮮やかな二本の角と前肢を持つ巨大蛇。竜種と比較しても遜色ない階位に到達したおぞましき大妖。幻想種の到達点、神獣の一種。<br>掠っただけで致命傷になる、ヒュドラ以上の毒が詰まった牙と、顎を開いて吐いた瞬間[[モードレッド]]を即死させるほどの毒息を持つ。<br>[[セミラミス]]が宝具『驕慢王の美酒』で召喚した。流石に一瞬で召喚することは出来ず、『Fate/Apocrypha』本編では上半身のみが召喚されている。
 
;バンニップ
 
:オーストラリアの伝承に登場する水怪。
 
:水に住む動物のような姿をしており、見られるとその相手の下に転移して食い殺すため「見た者が死ぬ」という伝承となっている。
 
  
 
;ヒポグリフ
 
;ヒポグリフ
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:伝承通り猛毒を持ち、その殺傷力はサーヴァントにとっても脅威となるほど。幻想種としては強力な部類らしく、ヘラクレスの十二の難行の中でもヒュドラ殺しは別格の功績として扱われている。
 
:伝承通り猛毒を持ち、その殺傷力はサーヴァントにとっても脅威となるほど。幻想種としては強力な部類らしく、ヘラクレスの十二の難行の中でもヒュドラ殺しは別格の功績として扱われている。
 
:また、生前の荊軻は始皇帝を暗殺するためにこの毒を匕首に焼き入れたほか、[[ギルガメッシュ]]の王の財宝内には食用(毒あり)がある。
 
:また、生前の荊軻は始皇帝を暗殺するためにこの毒を匕首に焼き入れたほか、[[ギルガメッシュ]]の王の財宝内には食用(毒あり)がある。
 
;フギンとムニン
 
:北欧の大神オーディンの遣いたる比翼。思考と記憶の名を有する最高位の[[使い魔]]。朝の度に世界を見渡すという伝説の神獣。
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』ではオーディンが死亡した後も世界を見守っており、スカディとカルデアを導いた。
 
  
 
;魔猪
 
;魔猪
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;[[ヤガ]]
 
;[[ヤガ]]
:ロシアの異聞帯『[[永久凍土帝国 アナスタシア]]』に存在する人種。魔獣と人間の合成体。
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:ロシアの異聞帯『永久凍土帝国 アナスタシア』に存在する人種。魔獣と人間の合成体。
 
 
;[[妖精]]
 
:自然の触覚として捉えられる概念。基本的に人間には知覚できない。
 
:いくつもの種類があり、幻想種としての妖精のほかに、魔術師が作り上げた使い魔としての妖精もいれば、人間の想像を外殻にして生まれるものも稀に存在する。
 
:;精霊
 
::人間にも知覚できるほどの規模の妖精は精霊と呼ばれる。
 
::[[真祖]]、[[虞美人]]はこれに該当する。
 
::詳しくは[[精霊種]]の項を参照。
 
  
 
;ラミュロス
 
;ラミュロス
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:若干色素が薄い以外は人間とそう見た目は変わらず、ステレオタイプな吸血鬼のような外観。
 
:若干色素が薄い以外は人間とそう見た目は変わらず、ステレオタイプな吸血鬼のような外観。
 
:;[[ヴォルフガング・ファウストゥス]]
 
:;[[ヴォルフガング・ファウストゥス]]
::『[[Fate/Labyrinth]]』に登場したラミュロスの一員。自身の霊基再臨を目論み、迷宮の聖杯戦争を開催する。
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::『[[Fate/Labyrinth]]』に登場したラミュロスの一員。自身の霊器再臨を目論み、迷宮の聖杯戦争を開催する。
  
;ルサールカ
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;巨人種
:スラブ神話に登場する水怪。
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:北欧に出現した人型の巨大生物。強力で神秘を備えた存在。
:美しい女性の姿をしており、彼女たちの歌や踊りに誘われるとそのまま水に引き込まれ、溺死させられてしまう。
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:多くは古き神秘が息づいていた時代に存在したとされる。[[魔術師]]でさえ、化石や骨はともかく実物はそう見ない。
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:神秘が色濃く残された地域では生き残りが脅威となり、各時代の英雄に倒されてきた。神代には蔓延っていたが、[[ベオウルフ]]が生きていた時代では精々10メートル程度に留まっている。
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:北欧の巨人種は全環境対応型の存在で寒冷地や温暖地域でも活動できるが、本来は温かい土地の方が向いている。また、北欧の神々とは相容れなかったが、神々に並び立つほどの存在。ただの投石でさえ、巨人種が行うと神秘が付随される。
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:かつては北欧には強大な巨人種が多数生息していたとされるが、スウェーデンやデンマーク、ノルウェーなどの現代に於ける北欧で巨人種の目撃はほぼ皆無。
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:本来は遭遇できるようなものではなく、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]がレイシフトした七つの時代でも、古代の巨人種を見かける事はなかった。古代の巨人種の情報がカルデアに存在しなかったため、ボーダーで接近を感知できなかった。
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:[[シャーロック・ホームズ]]は疑似霊子演算装置トライヘルメスに触れた際、巨人種についての秘匿データを閲覧していた。
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:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』で[[ナポレオン]]が語ったによると巨人種狩りのコツは「戦う時には感覚器か脚を狙う事」。感覚器の集まる箇所は頭部であり、視覚を使って索敵する為、的もでかいので仮面越しでもダメージを与えると良いとか。脚は特に関節部を狙い、バランスを崩した巨体には打撃を叩き込みやすくなる。ぶっちゃけると別段特別ではなく定石、常道な戦法。威力のある武器を使っているなら重要器官を狙って一撃必殺も悪くはない。
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:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では[[スカサハ=スカディ]]曰く炎の熱が全ての巨人を浸し、霜の巨人や山の巨人などのあらゆる巨いなるモノが歪み果て、炎の如き破壊者として振る舞う厄災と化した。[[スカサハ=スカディ]]によって頭部を仮面で覆われており、絶対命令権によって操られており<ref group = "注">[[スカサハ=スカディ]]がひとたび襲えと言えば襲い、眠れと言えば眠りに就く。</ref>、破壊者としての習性を抑えている。だが命令に対してそれなりには動くが勤勉とは言えず、統率の取れた軍としては不適格<ref group = "注">[[シグルド]]と融合した[[スルト]]は「使い魔としては三流」と言っている。</ref>。さらに終焉の炎から生き残った巨人たちの「あらゆる熱を喰う」という本能は抑えられない。熱源を感知して人間、動物、英霊、御使いの区別なく襲い掛かる。霊的な視野か熱源感知能力を持っているとされるが、使っているのは結局は視覚。その多くは冬眠状態だが、僅かでも熱源が存在すれば、たちまち襲って喰らい尽くす。
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:;ヨトゥン種
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::北欧神話に於ける霜の巨人。体長はおよそ5メートル。人型だが両腕が長い。何らかの言語を発しているが、どのような言語体系とも異なる獣の咆哮の様で解読できず、言葉も通じない。
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::北欧世界を構成する九つの領域の「氷凍領域ニヴルヘイム」と「火炎領域ムスペルヘイム」の二つが衝突で溶けだした霜が毒の川となり、毒がムスペルヘイムの熱に当てられて巨人と化した。それが北欧に於ける原初の巨人種、ユーミル。ユーミルの肉体から発生した数多の巨人種が<ruby><rb>霜の巨人</rb><rt>ヨトゥン/RT></RUBY>と呼ばれる。神々の時代に生まれた巨人。
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::ヨトゥン種は時に北欧の神々と交わり、新たな神や巨人を生んだという。ヨトゥン種の生き残りはやがて神話から零落し、後世の伝承に於けるトロールに変わったとされる。
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::『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では、21世紀であるにも関わらず異聞帯で出現したものは、[[スカサハ=スカディ]]によって頭部を仮面で覆われている。
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:;ベルグリシ種
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::北欧神話に於ける山の巨人。霜の巨人であるヨトゥン種とは友好的な存在。石の棍棒を持っている。
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::『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では山の巨人に見付かった子は助からないと言われており、襲われている子を見つけたらすぐに逃げる事とされている。[[スカサハ=スカディ]]によって頭部を仮面で覆われている。
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:;ムスペル種
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::火の巨人。火の戦士。北欧神話に於ける炎の国ムスペルヘイムの住人。滅びの神話の担い手。
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::ヨトゥン種やベルグリシ種と比べると、手強いとされる実力を持つ。ムスペルからは硫化水素の火山の香り、硫黄の臭いがする。
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::斃れた仲間の骸を盾にするなど、勇猛で冷徹。岩石、氷塊の投擲を行う。
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::『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では[[スカサハ=スカディ]]によって仮面を付けられて操られるだけではなく、鎖によって拘束した状態で[[スカサハ=スカディ]]の城の地下に閉じ込められていた。
  
 
==[[竜種]]==
 
==[[竜種]]==

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