「清少納言」を編集中
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| 真名 = 清少納言 | | 真名 = 清少納言 | ||
| 読み = せいしょうなごん | | 読み = せいしょうなごん | ||
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| 本名 = 清原諾子(きよはらの なぎこ) | | 本名 = 清原諾子(きよはらの なぎこ) | ||
− | | 愛称 = | + | | 愛称 = |
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | ||
| 声優 = ファイルーズあい | | 声優 = ファイルーズあい | ||
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| 地域 = 日本 | | 地域 = 日本 | ||
| 属性 = 混沌・善 | | 属性 = 混沌・善 | ||
− | | | + | | 隠し属性 = 人 |
| 性別 = 女性 | | 性別 = 女性 | ||
− | | 一人称 = | + | | 一人称 = あたしちゃん/あたし |
− | | 二人称 = | + | | 二人称 = アレ/あいつ |
− | | 三人称 = | + | | 三人称 = 自己流の渾名呼び |
| 異名 = | | 異名 = | ||
| イメージカラー = | | イメージカラー = | ||
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| 弱点 = | | 弱点 = | ||
| デザイン = Mika Pikazo | | デザイン = Mika Pikazo | ||
− | | 設定作成 = | + | | 設定作成 = |
| レア度 = ☆5 | | レア度 = ☆5 | ||
}} | }} | ||
==概要== | ==概要== | ||
− | 「[[アーチャー|弓兵]]」の[[サーヴァント]] | + | 「[[アーチャー|弓兵]]」の[[サーヴァント]]。 |
;略歴 | ;略歴 | ||
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:最終的にロクジョウと相対した際、彼女の憎悪は確かに自分の中にあったことと、それを呪いとしない為に枕草子を執筆した事を告げ、改めて真名を明かすとともに宝具を解放。 | :最終的にロクジョウと相対した際、彼女の憎悪は確かに自分の中にあったことと、それを呪いとしない為に枕草子を執筆した事を告げ、改めて真名を明かすとともに宝具を解放。 | ||
:ロクジョウと共に聖杯の片割れが自分に統合されたために事態は解決し、主人公らに召喚される可能性を考えつつ消滅した。 | :ロクジョウと共に聖杯の片割れが自分に統合されたために事態は解決し、主人公らに召喚される可能性を考えつつ消滅した。 | ||
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;人物 | ;人物 | ||
:ギャル感満載の陽キャなパリピ女子。 | :ギャル感満載の陽キャなパリピ女子。 | ||
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:猫のように気まぐれで周囲を振り回すが、基本的には楽しい事を最優先する新感覚パリピ系サーヴァント。 | :猫のように気まぐれで周囲を振り回すが、基本的には楽しい事を最優先する新感覚パリピ系サーヴァント。 | ||
:「をかし(エモい)」をこよなく愛する、時代が早すぎたキラキラ女子。 | :「をかし(エモい)」をこよなく愛する、時代が早すぎたキラキラ女子。 | ||
+ | |||
:歌人の風格をどこに置いてきたのかという変わり様ではあるが、彼女の場合「現代の若者文化との親和性が高すぎた結果」なのだろう。 | :歌人の風格をどこに置いてきたのかという変わり様ではあるが、彼女の場合「現代の若者文化との親和性が高すぎた結果」なのだろう。 | ||
:定子サロンにおいて年齢を気にしていたという歴史的事実からも、女子高生の姿で召喚に応じたことには何ら不自然な点はないのである。 | :定子サロンにおいて年齢を気にしていたという歴史的事実からも、女子高生の姿で召喚に応じたことには何ら不自然な点はないのである。 | ||
;能力 | ;能力 | ||
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ||
|- | |- | ||
− | | [[アーチャー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || D || B || C || A || D++ || 対魔力:C<br>単独行動(自己中):A<br>香炉峰の雪:A<br>一乗の法:B || 歌仙の詩歌:B<br> | + | | [[アーチャー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || D || B || C || A || D++ || 対魔力:C<br>単独行動(自己中):A<br>香炉峰の雪:A<br>一乗の法:B || 歌仙の詩歌:B<br>逢坂の関:A<br>星はすばる:B || style="text-align:left"| |
|} | |} | ||
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:自著にこめた想いが時を越え、後の世においても人々に愛されていた事は清少納言にとって僥倖であった。 | :自著にこめた想いが時を越え、後の世においても人々に愛されていた事は清少納言にとって僥倖であった。 | ||
:彼女は『春曙抄』を過去と未来を繋ぐ象徴の言葉とし、「春はあけぼの(春曙)の段」を抜き出したかのような自身の宝具を見事表現した言葉として、自ら宝具名を『枕草子・春曙抄』へと昇華させている。 | :彼女は『春曙抄』を過去と未来を繋ぐ象徴の言葉とし、「春はあけぼの(春曙)の段」を抜き出したかのような自身の宝具を見事表現した言葉として、自ら宝具名を『枕草子・春曙抄』へと昇華させている。 | ||
− | |||
== 真名:清少納言 == | == 真名:清少納言 == | ||
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===Fate/Grand Order=== | ===Fate/Grand Order=== | ||
;[[紫式部]] | ;[[紫式部]] | ||
− | :『いみじかりしバレンタイン | + | :『いみじかりしバレンタイン ~紫式部と5人のパリピギャル軍団~』で共演。生前に「紫式部日記」でボロクソにディスられたが、特に気にしていない。 |
− | : | + | :彼女の書いた「源氏物語」には強い感銘を受けたとのこと。ただ、光源氏だけはダメだったようである。 |
− | + | :『地獄界曼荼羅 平安京』では生前のお互いが出てきたが、一面識もない彼女に金時たちを深夜に向かわせたり、逆に彼女と彼女のサーヴァントの邪魔をさせまいと主人公らに立ち塞がったりとかなり意識している模様。 | |
− | :『地獄界曼荼羅 | ||
;[[ロクジョウ]] | ;[[ロクジョウ]] | ||
:『いみじかりしバレンタイン ~紫式部と5人のパリピギャル軍団~』の黒幕。自分の姿を取って恨み言を連ねる彼女に対して、その憎悪は確かにかつて存在したものだと認めつつも否定した。 | :『いみじかりしバレンタイン ~紫式部と5人のパリピギャル軍団~』の黒幕。自分の姿を取って恨み言を連ねる彼女に対して、その憎悪は確かにかつて存在したものだと認めつつも否定した。 | ||
;[[源頼光]] | ;[[源頼光]] | ||
− | : | + | :政敵であった藤原道長の側近な上、生前兄がらみで殺されかけた事があるためか普段距離感ゼロな彼女が唯一と言っていいほど苦手にしている相手。 |
:『いみじかりしバレンタイン ~紫式部と5人のパリピギャル軍団~』でも彼女の姿をした「フジツボ」が現れた時には悲鳴を上げていた。 | :『いみじかりしバレンタイン ~紫式部と5人のパリピギャル軍団~』でも彼女の姿をした「フジツボ」が現れた時には悲鳴を上げていた。 | ||
:それはそれとして「胸に何詰まってんだろ」と思ってもいるようである。 | :それはそれとして「胸に何詰まってんだろ」と思ってもいるようである。 | ||
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;[[ゲオルギウス]] | ;[[ゲオルギウス]] | ||
− | : | + | :写真の先生として強くリスペクトしている。 |
;[[女王メイヴ]] | ;[[女王メイヴ]] | ||
:女子力の高さに惹かれてか、ネイルなどいろいろと教えてもらっているようである。 | :女子力の高さに惹かれてか、ネイルなどいろいろと教えてもらっているようである。 | ||
− | |||
;[[酒呑童子]]、[[茨木童子]] | ;[[酒呑童子]]、[[茨木童子]] | ||
:京の都を騒がせていた悪名高い鬼が、風呂で飲酒したり食堂でおやつ食べていたりするのは彼女からしても信じ難かったようである。 | :京の都を騒がせていた悪名高い鬼が、風呂で飲酒したり食堂でおやつ食べていたりするのは彼女からしても信じ難かったようである。 | ||
;[[鈴鹿御前]] | ;[[鈴鹿御前]] | ||
:JKキャラ同士で気が合うようで、一緒にカラオケして「マジ神」「パイセン」とリスペクトしている。ただし、夏のキャンプでの彼女の制御不能な暴走に対し半ばキレ気味で制止されていた。 | :JKキャラ同士で気が合うようで、一緒にカラオケして「マジ神」「パイセン」とリスペクトしている。ただし、夏のキャンプでの彼女の制御不能な暴走に対し半ばキレ気味で制止されていた。 | ||
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;[[エミヤ]] | ;[[エミヤ]] | ||
:子供サーヴァントと結託して食堂を襲撃しておやつを強奪、等と言う行為をしでかして、こっぴどく怒られたとか。 | :子供サーヴァントと結託して食堂を襲撃しておやつを強奪、等と言う行為をしでかして、こっぴどく怒られたとか。 | ||
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;[[刑部姫]]、[[エドワード・ティーチ]] | ;[[刑部姫]]、[[エドワード・ティーチ]] | ||
:彼らに対しても好意を持っているが、部屋にまで押し掛けようとしている為両者から入室禁止されている。 | :彼らに対しても好意を持っているが、部屋にまで押し掛けようとしている為両者から入室禁止されている。 | ||
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;[[メフィストフェレス]] | ;[[メフィストフェレス]] | ||
:彼のファッションが琴線に触れたらしく、やたらとリスペクトしている。 | :彼のファッションが琴線に触れたらしく、やたらとリスペクトしている。 | ||
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:第六天魔王関係者が[[鈴鹿御前]]と[[織田信長〔バーサーカー〕]]なので、彼女もそんなキャラなのではという説をブチ上げた。そして総ツッコミされた。 | :第六天魔王関係者が[[鈴鹿御前]]と[[織田信長〔バーサーカー〕]]なので、彼女もそんなキャラなのではという説をブチ上げた。そして総ツッコミされた。 | ||
;[[蘆屋道満]] | ;[[蘆屋道満]] | ||
− | : | + | :何が琴線に触れたのかは不明だが、何が獣なのかを'''服を剥いて'''確かめようとしたようで、彼からはドン引きされている。 |
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;[[カラミティ・ジェーン]] | ;[[カラミティ・ジェーン]] | ||
− | : | + | :同じ陽キャ同士気が合うのか、自身の幕間の物語ではメイヴや鈴鹿同様にタコパに招待していた。 |
;[[マンドリカルド]] | ;[[マンドリカルド]] | ||
− | : | + | :上記の幕間にて、成り行きでタコパに参加する羽目になった。彼女からは「リカっち」と呼ばれている。 |
− | : | + | :根が悪い人でないのは理解しているが、やはり性格面で彼女に苦手意識を抱いている。 |
;[[安倍晴明]] | ;[[安倍晴明]] | ||
:生前からの知り合いのようだが、陰陽師ということもあってかかなり苦手な相手。 | :生前からの知り合いのようだが、陰陽師ということもあってかかなり苦手な相手。 | ||
181行目: | 157行目: | ||
:渡された彼はそれはもう嫌そうな顔をしたとか。 | :渡された彼はそれはもう嫌そうな顔をしたとか。 | ||
;[[カーマ]] | ;[[カーマ]] | ||
− | :期間限定イベント『カルデア・ビター・バレンタイン2021』で共演。「カマちょ」<ref group="注"> | + | :期間限定イベント『カルデア・ビター・バレンタイン2021』で共演。「カマちょ」<ref group="注">SNS上にて「構ってちょうだい」の略称として使われる事がある為、一部のプレイヤーから「カーマの内面を見抜いた上で呼んでいるのではないか」と推察されている。</ref>と呼んでいる。 |
− | + | :「[[カレン・C・オルテンシア|新しい愛の女神]]がカルデアに来た」と聞きつけて、彼女を小脇に抱えて会いに行こうとしていた。 | |
− | :「[[カレン・C・オルテンシア|新しい愛の女神]] | ||
:傍から見れば無茶苦茶そのものだが、彼女としては「愛の神は自身の恋愛について相談することができないが、同じ愛の神ならできるだろう」という親切心であった。残念ながら、カーマ自身は何の恋愛感情も抱いていないために全くの不必要であったのだが。 | :傍から見れば無茶苦茶そのものだが、彼女としては「愛の神は自身の恋愛について相談することができないが、同じ愛の神ならできるだろう」という親切心であった。残念ながら、カーマ自身は何の恋愛感情も抱いていないために全くの不必要であったのだが。 | ||
− | |||
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===ちびちゅき!=== | ===ちびちゅき!=== | ||
195行目: | 168行目: | ||
;中宮定子 | ;中宮定子 | ||
:自身が仕えた皇后。時の天皇に愛されたが、宮中の権力闘争に巻き込まれて出家に追い込まれてしまう。 | :自身が仕えた皇后。時の天皇に愛されたが、宮中の権力闘争に巻き込まれて出家に追い込まれてしまう。 | ||
− | |||
;和泉式部 | ;和泉式部 | ||
:清少納言と同年代を生きた歌人であり晩年の清少納言と交流があったとされる人物。彼女からはいずみっちとの愛称で呼ばれている。 | :清少納言と同年代を生きた歌人であり晩年の清少納言と交流があったとされる人物。彼女からはいずみっちとの愛称で呼ばれている。 | ||
211行目: | 183行目: | ||
:憎からず思っていたようで『枕草子』でも時折登場するが、どうにも鈍感で察しの悪い部分があり、それが原因で縁は切れてしまう事になる。 | :憎からず思っていたようで『枕草子』でも時折登場するが、どうにも鈍感で察しの悪い部分があり、それが原因で縁は切れてしまう事になる。 | ||
;[[坂田金時]] | ;[[坂田金時]] | ||
− | : | + | :彼が足柄山を出て平安京にやってきた頃にいろいろと面倒を見ていたとのこと。 |
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;源満仲 | ;源満仲 | ||
:上記の頼光の父。 | :上記の頼光の父。 | ||
219行目: | 190行目: | ||
:自身の著作「枕草子」にもよく登場している友人の一人。藤原義孝の長男で、「権記」や「新撰年中行事」の著者でもある公卿。 | :自身の著作「枕草子」にもよく登場している友人の一人。藤原義孝の長男で、「権記」や「新撰年中行事」の著者でもある公卿。 | ||
:百人一首の62番に採用されている「鶏(鳥)の空音」のエピソードが有名で、ここでも彼女の高い教養や実力が垣間見えている。 | :百人一首の62番に採用されている「鶏(鳥)の空音」のエピソードが有名で、ここでも彼女の高い教養や実力が垣間見えている。 | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
243行目: | 210行目: | ||
;「…藤原道長の側近、源氏の頭領……なーんか、顔合わせると気拙いんだよねぇ。それに間近で見ると、とにかく迫力がスゲェっつーか……<br> ……何詰まってんだろうなぁ、アレ……」 | ;「…藤原道長の側近、源氏の頭領……なーんか、顔合わせると気拙いんだよねぇ。それに間近で見ると、とにかく迫力がスゲェっつーか……<br> ……何詰まってんだろうなぁ、アレ……」 | ||
:マイルーム会話「源頼光」 | :マイルーム会話「源頼光」 | ||
− | : | + | :清少納言の仕えた定子の兄、藤原伊周は彼にとっては叔父にあたる道長との権力争いに敗れ、それによって定子も没落してゆく。更に、宮廷を致仕した後、兄である清原致信を彼女とその四天王(彼女の弟である源頼親であるとする説もある)によって殺害されるのだが、その時彼女も同居していたため男と間違われて殺されそうになったが、自分が女性である事を証明するために'''股間をさらけ出して'''逃亡したといわれている。 |
:そう言うところからも苦手なのは無理も無いのだが……明らかに見てるところが其れとは関係ない身体の一部である。 | :そう言うところからも苦手なのは無理も無いのだが……明らかに見てるところが其れとは関係ない身体の一部である。 | ||
255行目: | 222行目: | ||
:同上。四段「ありがたきもの」にて、自分ばかりチョコの客引きにたかられて消沈している[[エドワード・ティーチ|髭黒]]に対して。他の女性陣はノーコメントとしている中でこの反応である。 | :同上。四段「ありがたきもの」にて、自分ばかりチョコの客引きにたかられて消沈している[[エドワード・ティーチ|髭黒]]に対して。他の女性陣はノーコメントとしている中でこの反応である。 | ||
:実際髭黒にせよ黒髭にせよ真面目にしていればかっこいいのは衆目の認める所なので、意外な鋭さに驚いたマスターも多いだろう。流石は日本初のエッセイ作家というべきか。 | :実際髭黒にせよ黒髭にせよ真面目にしていればかっこいいのは衆目の認める所なので、意外な鋭さに驚いたマスターも多いだろう。流石は日本初のエッセイ作家というべきか。 | ||
+ | ;「あたしにはもう綴りたい話なんてなかったし、新しく何かを綴ろうって気持ちもなかった。」<br>「あの人の魂が安らかであれ、と願ってたけど、あたしに出来る事は、もう何もなくて。」<br>「だったら『枕草子』も、『清少納言』の名前も、」<br>「あたしの全部を捧げてしまえば、少しは足しになるのかなって思ったから――」<br>「そこに全部、置いてきちゃったのさ。」<br>「それで、全部おしまい。」<br>「今ここにいるあたしは、ただの出涸らしで。」<br>「悲しいとか、誰かを恨んでるとかもなくなって。」<br>「今でも定子様が大好きなだけの―――」<br>「えせもののなぎこなのさ」 | ||
+ | :同上。八段「遠くて近きもの」にて。 | ||
+ | ;「まぁ……気持ちはわかっちゃうんだよな。こいつもあたしだもんな。」<br>「あたしだって、本当はたくさん恨んだんだから。」<br>「恨んで、怨んで……いつ化生にかわってもおかしくなかったよ。」 | ||
+ | :同上。ロクジョウは本物ではないけれど、かつて本物も懐いたことのある大切な人を奪われた事に対する当たり前の感情。 | ||
+ | ;「悲しいほどにキラキラしてて、胸をしめつけて、どこか懐かしくて―――」<br>「あんなに夢中になって読み耽るなんて、初めてだったかもしれない。」<br>「あたしにはあんなの、絶対書けなかったから。」<br>「だからね、『源氏物語』を書いた人とずっと一緒にいられて……」<br>「あたしはすごく、すごく嬉しかったんだ。」 | ||
+ | :同上。『源氏物語』への感想。なお'''光君だけは無理だった'''とも語っている。 | ||
;「いやー。セリヌンティウス死んだな、これ。」 | ;「いやー。セリヌンティウス死んだな、これ。」 | ||
:『サーヴァント・サマーキャンプ!』にて、夜になると危険な森で迷い、コテージに帰る前に日が暮れてしまったのを見て。 | :『サーヴァント・サマーキャンプ!』にて、夜になると危険な森で迷い、コテージに帰る前に日が暮れてしまったのを見て。 | ||
260行目: | 233行目: | ||
== メモ == | == メモ == | ||
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*「[[アーチャー]]ってなんだっけ?」と困惑されるツッコミ処満載なサーヴァント。実際、アーチャー要素が皆無な人物であり、本来のクラスは[[キャスター]]では?と[[紫式部]]から指摘されている。 | *「[[アーチャー]]ってなんだっけ?」と困惑されるツッコミ処満載なサーヴァント。実際、アーチャー要素が皆無な人物であり、本来のクラスは[[キャスター]]では?と[[紫式部]]から指摘されている。 | ||
**強いてアーチャー要素を挙げるとすれば最終再臨の光を放つモーションのEXアタックが、自身の著作から由来するもの(スキル名にも採用されている星は昴など)ではないか、または単純に攻撃モーションの一つである蹴鞠の要素ではないかという見解もある。<del>[[ジャンヌ・ダルク〔アーチャー〕|イルカ飛ばす奴]]もそんな感じで適性を得ているくらいだし。</del> | **強いてアーチャー要素を挙げるとすれば最終再臨の光を放つモーションのEXアタックが、自身の著作から由来するもの(スキル名にも採用されている星は昴など)ではないか、または単純に攻撃モーションの一つである蹴鞠の要素ではないかという見解もある。<del>[[ジャンヌ・ダルク〔アーチャー〕|イルカ飛ばす奴]]もそんな感じで適性を得ているくらいだし。</del> | ||
− | **同様の先達としては[[ジェームズ・モリアーティ]] | + | **同様の先達としては[[ジェームズ・モリアーティ]]が存在するが、「登場人物」と「執筆者本人」の違いはあれど共に文学に関わる英霊、という共通点がある。 |
***生前の関係者の中では主人・定子の政敵である藤原道長が度々アーチャー候補として名が挙がる技量の持ち主として知られる。<del>まさか召喚に際して適性をかっぱらってきたのだろうか…?</del> | ***生前の関係者の中では主人・定子の政敵である藤原道長が度々アーチャー候補として名が挙がる技量の持ち主として知られる。<del>まさか召喚に際して適性をかっぱらってきたのだろうか…?</del> | ||
**一方で真名については、服装が紫式部と対照的な事から早々に清少納言と判断された。他の候補としては「出雲阿国」や「石川五右衛門」の名が挙がっていた。 | **一方で真名については、服装が紫式部と対照的な事から早々に清少納言と判断された。他の候補としては「出雲阿国」や「石川五右衛門」の名が挙がっていた。 | ||
274行目: | 245行目: | ||
*史実の清少納言は、当時の最先端の流行を創り上げた人物のため、実装するならプレイヤーたちがドン引くぐらい新しいものにしないとダメだろうと思い、Mika Pikazo氏にデザインを担当してもらった。<ref group = "出" name="週刊ファミ通 2020年8月13日号 奈須きのこ氏&武内崇氏インタビュー p133">週刊ファミ通 2020年8月13日号 奈須きのこ氏&武内崇氏インタビュー p133</ref> | *史実の清少納言は、当時の最先端の流行を創り上げた人物のため、実装するならプレイヤーたちがドン引くぐらい新しいものにしないとダメだろうと思い、Mika Pikazo氏にデザインを担当してもらった。<ref group = "出" name="週刊ファミ通 2020年8月13日号 奈須きのこ氏&武内崇氏インタビュー p133">週刊ファミ通 2020年8月13日号 奈須きのこ氏&武内崇氏インタビュー p133</ref> | ||
*実は企画会議では清少納言の実装は「まだ早い」という意見もあった。紫式部を出した1年後に清少納言を実装すると、いかにも連続しているように見えて、清少納言ありきの紫式部だったのではと思われるのを避けたかった。だがこのタイミングで出すなら面白いのではないかということで実装されることになった。<ref group = "出" name="週刊ファミ通 2020年8月13日号 奈須きのこ氏&武内崇氏インタビュー p133"/> | *実は企画会議では清少納言の実装は「まだ早い」という意見もあった。紫式部を出した1年後に清少納言を実装すると、いかにも連続しているように見えて、清少納言ありきの紫式部だったのではと思われるのを避けたかった。だがこのタイミングで出すなら面白いのではないかということで実装されることになった。<ref group = "出" name="週刊ファミ通 2020年8月13日号 奈須きのこ氏&武内崇氏インタビュー p133"/> | ||
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*担当声優のファイルーズあい氏はエジプト人の父親と日本人の母親をもつハーフのため、もし出演するならエジプト関係のサーヴァントを担当するのかなと思っていたらしい。 | *担当声優のファイルーズあい氏はエジプト人の父親と日本人の母親をもつハーフのため、もし出演するならエジプト関係のサーヴァントを担当するのかなと思っていたらしい。 | ||
− | **だが本人も自分にピッタリの配役だと納得し、台本に書かれている台詞をギャルやパリピ風に修正するのに携わったとのこと。<ref group = "出">[https://www.youtube.com/watch?v=68yV5Gbf9i4 『Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局 Plus』 # | + | **だが本人も自分にピッタリの配役だと納得し、台本に書かれている台詞をギャルやパリピ風に修正するのに携わったとのこと。<ref group = "出">[https://www.youtube.com/watch?v=68yV5Gbf9i4 『Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局 Plus』 #185より ]</ref> |
*『地獄界曼荼羅 平安京』で1008年時点の彼女が登場していたが、さすがに当時の服装ではあったものの第三再臨の時の明るい服装で外見も立ち絵のままに若い。生まれが正しいのなら当時四十過ぎくらいのはずである。 | *『地獄界曼荼羅 平安京』で1008年時点の彼女が登場していたが、さすがに当時の服装ではあったものの第三再臨の時の明るい服装で外見も立ち絵のままに若い。生まれが正しいのなら当時四十過ぎくらいのはずである。 | ||
**一緒にいた金時曰く、若作りで実際の年齢は不明な上、年齢に触れると暴れるためタブーであるとか。 | **一緒にいた金時曰く、若作りで実際の年齢は不明な上、年齢に触れると暴れるためタブーであるとか。 | ||
− | * | + | *仕えていた中宮定子の死後に宮廷を退職した彼女だが、今のところFateでは触れられていないものの、その後没落したという伝説がある。 |
− | ** | + | **鎌倉時代の説話集『古事談』には没落した後の清少納言のエピソードが収録されている。それによれば「若い貴族が荒れ果てた清少納言の家の前を通りかかり『彼女も落ちぶれたものよ』と言ったところ、それを聞いていた清少納言は、古代中国の故事にひっかけながら『イイ女はババアになっても大事にしなきゃ、あんたら偉くなれないよ』(意訳)と返した」という。 |
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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[[Category:サーヴァント]] | [[Category:サーヴァント]] | ||
[[Category:Fate/Grand Order]] | [[Category:Fate/Grand Order]] | ||
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[[Category:ちびちゅき!]] | [[Category:ちびちゅき!]] |