「無銘」を編集中

ナビゲーションに移動 検索に移動

警告: ログインしていません。編集を行うと、あなたの IP アドレスが公開されます。ログインまたはアカウントを作成すれば、あなたの編集はその利用者名とともに表示されるほか、その他の利点もあります。

この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。

最新版 編集中の文章
3行目: 3行目:
 
| 真名 = 無銘
 
| 真名 = 無銘
 
| 読み = むめい
 
| 読み = むめい
 +
 
| 外国語表記 =  
 
| 外国語表記 =  
 
| 初登場作品 = [[Fate/EXTRA]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/EXTRA]]
15行目: 16行目:
 
| 地域 =  
 
| 地域 =  
 
| 属性 = 中立・中庸
 
| 属性 = 中立・中庸
 +
| 隠し属性 =
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
| スリーサイズ = B97/W81/H96
+
| スリーサイズ = C97/W81/H96
 
| 異名 =  
 
| 異名 =  
 
| 愛称 =  
 
| 愛称 =  
29行目: 31行目:
 
| レア度 =  
 
| レア度 =  
 
}}
 
}}
 
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
「[[アーチャー|弓兵]]」の[[サーヴァント]]。
 
「[[アーチャー|弓兵]]」の[[サーヴァント]]。
37行目: 38行目:
 
: [[エミヤ|『stay night』のアーチャー]]を彷彿とさせる様々な共通点があるが、真名は「エミヤ」ではなく「無銘」となっている。
 
: [[エミヤ|『stay night』のアーチャー]]を彷彿とさせる様々な共通点があるが、真名は「エミヤ」ではなく「無銘」となっている。
 
: また、生前の自分と今の自分は別の存在であると語り、更には記憶の一部に損壊があるとも述べる。
 
: また、生前の自分と今の自分は別の存在であると語り、更には記憶の一部に損壊があるとも述べる。
: 主人公も「アーチャーは嘘を言っていない。記憶が曖昧というのは本当だ。マスターとして彼の経歴を閲覧すると、所々ノイズが走る。無銘である彼にとって、英霊になる前の記憶はひたすら失われていくものなんだ」と述べている。
+
: 主人公も、「アーチャーは嘘を言っていない。記憶が曖昧というのは本当だ。マスターとして彼の経歴を閲覧すると、所々ノイズが走る。無銘である彼にとって、英霊になる前の記憶はひたすら失われていくものなんだ」と述べている。
 
: ただし、NPCとして再現された[[言峰綺礼]]に対し「実物はあんなものじゃない」とこぼしたり、様々な場面でエミヤを彷彿とさせる言葉を漏らしている。
 
: ただし、NPCとして再現された[[言峰綺礼]]に対し「実物はあんなものじゃない」とこぼしたり、様々な場面でエミヤを彷彿とさせる言葉を漏らしている。
: EXTELLAに至る世界線での聖杯戦争では主人公の同位体である(選択した性別とは異性の)人物「クラスメイトの少年/少女」のサーヴァントとして登場。魂を獲得していない異性主人公が召喚したサーヴァントのため、正規の召喚状態ではなく、半身が崩れている、焦げているような外観をしている。異性主人公の状態を知りながら、彼/彼女が最後まで戦い抜くよう力を貸している。一方で主人公を助けるような行動をするが、これは、主人公が死ぬと異性主人公が死ぬ為であり、「マスターが最後まで負けず、生き残れなかったけれど納得して消滅する」結末を目指している。7回戦で主人公と対峙し敗北、異性主人公と共に消えた。半壊していたため以後のEXTELLA世界でネロも玉藻も戦ったアーチャーが無銘とは認識していない。一方でEXTELLA世界の無銘は「異性主人公が勝利した世界」からのものであり上記の半壊した無銘とは別。
+
: 『EXTELLA/zero』では主人公の同位体である女主人公(クラスメイトの少女)のサーヴァントとして登場。魂を獲得していない女主人公が召還したサーヴァントのため、正規の召還状態ではなく、半身が崩れている、焦げているような外観をしている。女主人公の状態を知りながら、彼女が最後まで戦い抜くよう力を貸している。一方で主人公を助けるような行動をするが、これは、主人公が死ぬと女主人公が死ぬ為であり、「マスターが最後まで負けず、生き残れなかったけれど納得して消滅する」結末を目指している。
 
: 『EXTELLA』ではその時代から見て遥かな先の未来、既に滅んでしまった「選択肢のない、行き止まりの世界」からの漂流者として登場。そのためアルテラがアンチセルであることや、彼女を倒した後さらに2体のアンチセルとのより過酷な戦いが始まることを知っている。
 
: 『EXTELLA』ではその時代から見て遥かな先の未来、既に滅んでしまった「選択肢のない、行き止まりの世界」からの漂流者として登場。そのためアルテラがアンチセルであることや、彼女を倒した後さらに2体のアンチセルとのより過酷な戦いが始まることを知っている。
 
; 人物
 
; 人物
: 赤い外套に身を包んだ武人。自分殺しの葛藤がないなど性格に若干の差違はあるが、容姿など基本的には『stay night』のアーチャーと酷似。赤い外套を纏った浅黒い肌の男性。気障で皮肉屋な現実主義者。それでいて、根本的にはお人好しで世話好き。
+
: 赤い外套に身を包んだ武人。自分殺しの葛藤がないなど性格に若干の差違はあるが、容姿など基本的には『stay night』のアーチャーと同一。赤い外套を纏った浅黒い肌の男性。気障で皮肉屋な現実主義者。それでいて、根本的にはお人好しで世話好き。
 
: 主人公に対しても、口うるさく接するものの、結局その言葉は主人公を案じてのもの。ぶっちゃけオカン気質。
 
: 主人公に対しても、口うるさく接するものの、結局その言葉は主人公を案じてのもの。ぶっちゃけオカン気質。
: 已むを得ない事情があったとはいえ性に関する微妙な問題で女性陣に引かれるような発言をしてしまうなど、残念なところが多い。
+
: 『CCC』の女主人公は彼のことを「頼れる兄」か「少し気になる異性」と思っているのだが、その好意に鈍感でよくデリカシーのない発言をしては殴られたりしている。また女主人公の体重を勝手に計測するなど、世話焼きが過ぎてセクハラのようになったり、已むを得ない事情があったとはいえ性に関する微妙な問題で女性陣に引かれるような発言をしてしまうなど、残念なところが多い。
 
: 『stay night』のアーチャーと違い、ムーンセルに「正義の味方」として使役されているためか、堂々と「正義の味方」を自称する。だが同時に、「正義の味方である」とは語っても、自らを救うことをしなかった自分は都合のいい舞台装置であり、「英霊ではあるが、英雄ではない」ことを強調して繰り返す。
 
: 『stay night』のアーチャーと違い、ムーンセルに「正義の味方」として使役されているためか、堂々と「正義の味方」を自称する。だが同時に、「正義の味方である」とは語っても、自らを救うことをしなかった自分は都合のいい舞台装置であり、「英霊ではあるが、英雄ではない」ことを強調して繰り返す。
 
; 能力
 
; 能力
 
: [[スキル (サーヴァント)|スキル]]は若干異なるが、基本的には『stay night』のアーチャーと同じ能力。弓の腕前は勿論のこと、弓兵でありながら一対の夫婦剣を用いた白兵戦も得手とする。
 
: [[スキル (サーヴァント)|スキル]]は若干異なるが、基本的には『stay night』のアーチャーと同じ能力。弓の腕前は勿論のこと、弓兵でありながら一対の夫婦剣を用いた白兵戦も得手とする。
 
: 「無銘」となった事で筋力と幸運が上昇しており、さらに魔術との併用で千里眼がC+にまで向上できるため、『stay night』のアーチャーより白兵戦における戦闘能力と目視内射程が向上している。
 
: 「無銘」となった事で筋力と幸運が上昇しており、さらに魔術との併用で千里眼がC+にまで向上できるため、『stay night』のアーチャーより白兵戦における戦闘能力と目視内射程が向上している。
: 『CCC』では固有結界内限定とはいえ(設定上展開せずとも作ること自体は可能だろうが)彼の[[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]の聖剣を投影する『'''永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)'''』を披露した。
+
: 『CCC』では固有結界内限定とはいえ(設定上展開せずとも作ること自体は可能だろうが)彼の[[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]の聖剣を投影する『'''永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)'''』を披露。
 +
 
 +
=== スキル ===
 +
『[[Fate/EXTRA]]』と『[[Fate/EXTRA CCC]]』で使用するスキル。投影精度の数値によって使えるスキルが制限される変わり種。スキルの威力は投影精度と筋力に依存する。
 +
 
 +
; 投影準備
 +
: 投影精度が1上昇し、投影スキルを僅かに強化。
 +
; 赤原猟犬・耐久低下(フルンティング)
 +
: 弓で赤原猟犬を矢として放ち、敵に投影ダメージを与え、耐久を低下させる。
 +
; 赤原猟犬・腕力低下(フルンティング)
 +
: 弓で赤原猟犬を矢として放ち、敵に投影ダメージを与え、筋力を低下させる。
 +
; 構造強化
 +
: 自身のGUARDに投影精度上昇効果を付与する。
 +
; 構造把握
 +
: 戦闘開始時に投影精度が1上昇する。
 +
; 鶴翼三連
 +
: 干将・莫耶を左右に投げ、夫婦剣の引き寄せ合う性質により敵を挟撃した後、ジャンプ斬り、すり抜けながらの十字斬り、と連撃を繋げる。敵に投影ダメージを与えるスキル。オーバーエッジは使用しない。エクステラでは通常コンボの締めとして使用され、またオーバーエッジも使用する。
 +
:更に強化技を使用することによって3セット全てがオーバーエッジとなった三連も見ることが出来る。
 +
; 単独行動
 +
: アーチャークラス特性。戦闘終了時にHPが少し回復する。
 +
; 熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
 +
: 光で出来た七つの花弁を展開し、その手で受ける攻撃を無効化する。
 +
; 偽・螺旋剣(カラドボルグⅡ)
 +
: 捻れた剣を弓で矢として放ち、敵に投影貫通ダメージを与える。
 +
; 永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)
 +
: 後述の通り、錬鉄可能条件の向上により『約束された勝利の剣』をギリギリ投影出来るレベルに劣化させて投影し、攻撃する。無限の剣製を発動中のみ使用可能。エクステラではエクステラマニューバの締めの一撃として結界を起動せず使用する。
  
 
== ステータス ==
 
== ステータス ==
64行目: 90行目:
 
: 錬鉄の[[固有結界]]。詳細は「[[エミヤ|アーチャー]]」のページを参照。
 
: 錬鉄の[[固有結界]]。詳細は「[[エミヤ|アーチャー]]」のページを参照。
 
:『stay night』と同様に、投影した武具のランクは一つ下がる為、EXランクの宝具の複製は原則として不可能。ただし所有者の協力があれば可能とも言われている。
 
:『stay night』と同様に、投影した武具のランクは一つ下がる為、EXランクの宝具の複製は原則として不可能。ただし所有者の協力があれば可能とも言われている。
:『EXTRA』ではスキルのダメージを大幅に上昇させる一種の強化技として使用された。
+
:エクストラではスキルのダメージを大幅に上昇させる一種の強化技として使用された。
 
:またエクステラでは突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)や転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)などといった武具を複製して連撃を畳み掛ける必殺技として使用された。
 
:またエクステラでは突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)や転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)などといった武具を複製して連撃を畳み掛ける必殺技として使用された。
: リメイク作品である『Fate/EXTRA Record』のトレーラーでは『stay night』のアーチャーと違って日本語訳が変わっている。<ref group = "出">[https://www.youtube.com/watch?v=4N_bjiz0Gk4&t=120s 【公式】Fate/EXTRA Record ファーストトレーラー Another Ver.]</ref>
 
<blockquote>
 
; ―――体は剣で出来ている。 <br>
 
; その体は鉄と炎 <br>
 
; 戦場を選ばず <br>
 
; 折れることはなく <br>
 
; 築くことはなく <br>
 
; 勝利を分かつこともなく。 <br>
 
; 故に、生涯に意味はなく <br>
 
; その体は、きっと剣で出来ていた。
 
</blockquote>
 
 
=== 投影品 ===
 
=== 投影品 ===
 
; 干将(かんしょう)・莫耶(ばくや)
 
; 干将(かんしょう)・莫耶(ばくや)
 
; 赤原猟犬(フルンディング)
 
; 赤原猟犬(フルンディング)
: 『EXTRA』ゲーム内では「赤原猟犬・耐久低下」と「赤原猟犬・腕力低下」という弱体効果を与える二種類の技となっている。
 
 
; 偽・螺旋剣(カラドボルグII)
 
; 偽・螺旋剣(カラドボルグII)
 
; 熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
 
; 熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
 +
 
以上4つの詳細は「[[エミヤ|アーチャー]]」のページを参照。
 
以上4つの詳細は「[[エミヤ|アーチャー]]」のページを参照。
  
 
; 永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)
 
; 永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)
 
: ランク:不明(オリジナルはA++)<br />由来:アーサー王の所持していた聖剣エクスカリバー
 
: ランク:不明(オリジナルはA++)<br />由来:アーサー王の所持していた聖剣エクスカリバー
: 「無限の剣製」の中でのみ使用できる投影宝具。かの[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー王]]が所持していた聖剣「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」の贋作。上述の通り本編時より錬鉄可能条件の向上により神造兵装を完全ではないがギリギリ可能な劣化品として投影している。『Fate/EXTELLA LINK』などではドライヴスキルとして結界を発動せずとも使用している。
+
: 「無限の剣製」の中でのみ使用できる投影宝具。かの[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー王]]が所持していた聖剣「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」の贋作。上述の通り本編時より錬鉄可能条件の向上により神造兵装をギリギリ可能な劣化品として投影している。
: その剣を振りかぶる姿は、いつか少年が騎士王と共に振り抜いた黄金の剣の様に。
+
: その剣を振りかぶる姿は、まるでいつかの少年が騎士王と共に振り抜いた黄金の剣の如し。
'''デュランダル'''
 
;ジュワユーズ
 
;原初の炎
 
;突き穿つ死翔の槍
 
;転輪する勝利の剣
 
上記5つは[[Fate/EXTELLA LINK]]で使用。しかしデュランダルに関しては[[エミヤ|アーチャー]]が使用している描写がある。
 
 
 
== 使用技 ==
 
===[[Fate/EXTRA]]、[[Fate/EXTRA CCC]]===
 
無銘には「投影精度」という独自のステータスが存在し、投影精度の数値によって使えるスキルが制限される。またスキルの威力は投影精度と筋力に依存する。
 
; 投影準備
 
: 投影精度が1上昇し、投影スキルを僅かに強化。
 
; 構造強化
 
: 自身のGUARDに投影精度上昇効果を付与する。
 
; 構造把握
 
: 自動発動スキル。戦闘開始時に投影精度が1上昇する。
 
 
 
===[[Fate/EXTELLA LINK]]===
 
; 剣製(ブレイドワークス)
 
: 無数の剣を前方の空間に降らせる。
 
; 投影、射出(トレース・インジェクション)
 
: 上空に矢を放つ。矢は弧を描きながら5つに拡散し降り注ぐ。
 
; 投影装填(トリガーオフ)
 
: 一定時間、双剣「干将・莫耶」がオーバーエッジ形態に変化する。通常攻撃の範囲が広がり、攻撃力も上昇する。
 
:なお、この状態で鶴翼三連を使うと3対全てがオーバーエッジ形態のものとなる。
 
; 月海至剣(エクストラ・リンク)
 
: 3本の剣「デュランダル」「ジュワユーズ」「原初の炎」を次々に投影し、強力な3連撃を放つ。
 
  
 
== 真名:無銘 ==
 
== 真名:無銘 ==
126行目: 114行目:
 
:災害で多くの人が死んだ中、自分は生き残った。たまたま運が良かっただけだというのに、そういった強迫概念(サバイバーズギルト)に囚われてしまう。<br>『正義の味方』を志したのは、死んでいった人のために、そういった悲劇を二度と起こさないようにと、そう誓ったからだ。
 
:災害で多くの人が死んだ中、自分は生き残った。たまたま運が良かっただけだというのに、そういった強迫概念(サバイバーズギルト)に囚われてしまう。<br>『正義の味方』を志したのは、死んでいった人のために、そういった悲劇を二度と起こさないようにと、そう誓ったからだ。
  
:子供が思い描く夢、絵空事と言われてもおかしくない『生き方』を体現するために、私欲を殺し、理想に徹していた。<br>世界を脅かす悪がいるのならば、犠牲者を出す前に、力無き者達の代わりに、これを撃つ。だが、同時に多数を救う為に少数を切り捨てることを選んでしまった。<br>貧困に喘ぎ、窃盗を働いた集団を、危険なウイルスが蔓延した旅客機の中で死にゆく中、それでも生きようとする者たちを、彼は切り捨ててしまった。
+
:子供が思い描く夢、絵空事と言われてもおかしくない『生き方』を体現するために、私欲を殺し、理想に徹していた。<br>世界を脅かす悪がいるのならば、犠牲者を出す前に、力無き者立ちの代わりに、これを撃つ。だが、同時に多数を救う為に少数を切り捨てることを選んでしまった。<br>貧困に喘ぎ、窃盗を働いた集団を、危険なウイルスが蔓延した旅客機の中で死にゆく中、それでも生きようとする者たちを、彼は切り捨ててしまった。
  
 
:そういった正義を体現する人間は、人々の目には恐ろしく映ってしまった。なにせ、情も一切の交渉の余地もなく、「悪」を裁いたのだから。ならば何故、何の見返りもなく、他人に尽くす事ができるだろうかと。
 
:そういった正義を体現する人間は、人々の目には恐ろしく映ってしまった。なにせ、情も一切の交渉の余地もなく、「悪」を裁いたのだから。ならば何故、何の見返りもなく、他人に尽くす事ができるだろうかと。
140行目: 128行目:
 
; [[Fate/EXTELLA]]
 
; [[Fate/EXTELLA]]
 
: ネロ陣営副官のサーヴァント。
 
: ネロ陣営副官のサーヴァント。
; [[Fate/EXTELLA LINK]]
 
: ビジュアルを一新して登場。具体的に言うと、未来的な衣装にアレンジされている他、髪が長くなっている<ref group = "注">後にギルガメッシュとの会話で明かされたが、'''「イメチェン」'''とのこと。</ref>。
 
 
; 「フェイト/エクストラ」劇場 おしえて!! ブロッサム先生
 
; 「フェイト/エクストラ」劇場 おしえて!! ブロッサム先生
 
: [[TYPE-MOONエース]] VOL.6 付録DVDに収録。
 
: [[TYPE-MOONエース]] VOL.6 付録DVDに収録。
 
: 記憶を失い、状況もよくわからないままゲームの解説をする。
 
: 記憶を失い、状況もよくわからないままゲームの解説をする。
 
 
===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
 
; [[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]
 
; [[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]
 
: 赤王・キャス狐と共にチーム名「電子の海から豪華絢爛」を結成し、元の世界への帰還を目指す。
 
: 赤王・キャス狐と共にチーム名「電子の海から豪華絢爛」を結成し、元の世界への帰還を目指す。
 
===その他===
 
; 乖離性ミリオンアーサー
 
: スクウェアエニックス開発のスマホゲーム。『Fate/EXTELLA』とのコラボイベントで出張した。
 
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
; [[主人公 (EXTRA)]]
 
; [[主人公 (EXTRA)]]
 
: マスター。『CCC』において主人公とは実は面識があった(アーチャーにとっては生前、主人公にとっては聖杯戦争後の記憶を無くし目覚めた後の現実)事がアーチャーの会話とプロローグで判明した。
 
: マスター。『CCC』において主人公とは実は面識があった(アーチャーにとっては生前、主人公にとっては聖杯戦争後の記憶を無くし目覚めた後の現実)事がアーチャーの会話とプロローグで判明した。
: なお、EDにおいては主人公の性差分CGがあり、性別に関係なく面識がある模様。自サーヴァント個別エンド必須条件であるSGだが男主人公ではSG3が獲得不可能の為2までで可。
+
: なお、EDにおいては主人公の性差分CGがあり、性別に関係なく面識がある模様。ただし肝心のCGを取得するには女主人公でプレイするのが必須条件となっている。
 
; 親友
 
; 親友
 
: ビジュアルファンブックの小説において、契約したマスター。主人公の親友。
 
: ビジュアルファンブックの小説において、契約したマスター。主人公の親友。
;[[遠坂凛 (EXTRA)]]
 
:「彼女とは関係者でもないし、サーヴァントとして契約した事もない」と断言している。実際に別人であるため凛の方も、彼に反応することはない。
 
: だが、「はじめて見るクセに、妙に懐かしい」と、互いに出所のわからない複雑な感情が湧き上がるようで、彼の推測によれば、「根源に刻まれた腐れ縁」らしい。
 
: 『CCC』にて、実は主人公と同じく面識があった可能性が仄めかされている。彼女の方は彼の面影に似た人物を呟き、アーチャー当人は「生前手を焼いた生徒」が話題に出たとき、彼女を示唆する人物像を挙げた。
 
 
; [[ネロ・クラウディウス|セイバー]]・[[玉藻の前|キャスター]]
 
; [[ネロ・クラウディウス|セイバー]]・[[玉藻の前|キャスター]]
 
: ゲーム本編では機会が無いが、外伝作品では共演することが多い。
 
: ゲーム本編では機会が無いが、外伝作品では共演することが多い。
173行目: 150行目:
 
: 平行世界の自分の元になった人物。
 
: 平行世界の自分の元になった人物。
 
: こちらのアーチャーの生前の姿もやはり彼に似ており、戦い方や時代こそ違えど、その信念や言動、人間関係は似通っていた模様。
 
: こちらのアーチャーの生前の姿もやはり彼に似ており、戦い方や時代こそ違えど、その信念や言動、人間関係は似通っていた模様。
;[[間桐シンジ]]
+
; [[遠坂凛 (EXTRA)]]
  彼と同名の人物の事は記憶にあるらしく、その知人と重ねて「根は悪い奴ではない」と評している。
+
:「彼女とは関係者でもない(実際に本編の彼女とは別人である。)し、サーヴァントとして契約した事もない」と断言している。凛の方も、彼に反応することはない。
;[[間桐桜#間桐桜 (EXTRA)|間桐桜 (EXTRA)]]
+
: だが、「はじめて見るクセに、妙に懐かしい」と、互いに出所のわからない複雑な感情が湧き上がるようで、彼の推測によれば、「根源に刻まれた腐れ縁」らしい。
 +
: 『CCC』にて、実は主人公と同じく面識があった可能性が仄めかされている。彼女の方は彼の面影に似た人物を呟き、アーチャー当人は「生前手を焼いた生徒」が話題に出たとき、彼女を示唆する人物像を挙げた。
 +
; [[間桐桜#間桐桜 (EXTRA)|間桐桜 (EXTRA)]]
 
: やはり彼女についての記憶もあるらしく、いつも「桜君」と丁寧な呼び方で呼んでいる。
 
: やはり彼女についての記憶もあるらしく、いつも「桜君」と丁寧な呼び方で呼んでいる。
;[[BB]]
+
: 平行世界で救えなかった無念があるためか、彼女の体調を気にかけており、『CCC』の真ルートでは主人公に彼女を託す。
 +
; [[BB]]
 
: もう一人のサクラ。主人公の前ではあくまで彼女は敵、と割り切っていたつもりだったが、桜の面影を多く残す彼女と戦うのは内心かなり抵抗感を感じており、主人公に協力して出来れば救いたいとさえ思っていた。
 
: もう一人のサクラ。主人公の前ではあくまで彼女は敵、と割り切っていたつもりだったが、桜の面影を多く残す彼女と戦うのは内心かなり抵抗感を感じており、主人公に協力して出来れば救いたいとさえ思っていた。
 
: メルトリリスにはその気持ちは筒抜けだったようで、初対面で指摘されてしまう。
 
: メルトリリスにはその気持ちは筒抜けだったようで、初対面で指摘されてしまう。
;[[フランシス・ドレイク|ライダー]]
+
; [[フランシス・ドレイク|ライダー]]
 
: 一回戦の対戦相手。[[アルトリア・ペンドラゴン|史実と異なり女性であった人物]]と深い関りが有ったため、彼女を貶さずその健闘を称える。
 
: 一回戦の対戦相手。[[アルトリア・ペンドラゴン|史実と異なり女性であった人物]]と深い関りが有ったため、彼女を貶さずその健闘を称える。
 
: また彼女のマスターである[[間桐慎二#間桐シンジ|間桐シンジ]]に対して、「名前というものはここまで強い縛りがあるのか。別人と分かっていても、因縁を感じずにはおられんよ」とコメントをしている。
 
: また彼女のマスターである[[間桐慎二#間桐シンジ|間桐シンジ]]に対して、「名前というものはここまで強い縛りがあるのか。別人と分かっていても、因縁を感じずにはおられんよ」とコメントをしている。
;[[ロビンフッド|アーチャー]]
+
; [[ロビンフッド|アーチャー]]
 
: 二回戦の対戦相手。
 
: 二回戦の対戦相手。
: 英雄になった経緯や戦いへの考え方など共通する面は多いが、決定的な所でお互いに相容れない存在らしく、嫌っている。同族嫌悪というやつである。
+
: 英雄になった経緯や戦いへの考え方など共通する面は多いが、決定的な所でお互いに相容れない存在らしく、嫌っている。
;[[クー・フーリン|ランサー]]
+
; [[クー・フーリン|ランサー]]
 
: ラニルートにおける、六回戦の対戦相手。
 
: ラニルートにおける、六回戦の対戦相手。
:[[Fate/stay night|平行世界]]での戦いの記憶がお互いにあるらしく、『EXTRA』の世界では剣を交える機会が六回戦の決戦だけなのに、「腐れ縁も此処までだ」というセリフを言い放つ。
+
: [[Fate/stay night|平行世界]]での戦いの記憶がお互いにあるらしく、『EXTRA』の世界では剣を交える機会が六回戦の決戦だけなのに、「腐れ縁も此処までだ」というセリフを言い放つ。
 
: 最後まで決着が着かなかった因縁の戦いに終止符をうつ。
 
: 最後まで決着が着かなかった因縁の戦いに終止符をうつ。
;[[呂布奉先|バーサーカー]]
+
; [[呂布奉先|バーサーカー]]
 
: 凛ルートにおける、六回戦の対戦相手。やはり平行世界の記憶があるのか、「[[ヘラクレス|巨人]]殺しには慣れている。」と言い、更に「その矛、俺のアイアスを貫けるか?」と教会前での[[クー・フーリン|ランサー]]との戦いを踏まえた挑発をする。
 
: 凛ルートにおける、六回戦の対戦相手。やはり平行世界の記憶があるのか、「[[ヘラクレス|巨人]]殺しには慣れている。」と言い、更に「その矛、俺のアイアスを貫けるか?」と教会前での[[クー・フーリン|ランサー]]との戦いを踏まえた挑発をする。
 
: 洞察力の優れるアーチャーは初見で彼が半人半機であると見抜いていた。
 
: 洞察力の優れるアーチャーは初見で彼が半人半機であると見抜いていた。
;[[ガウェイン|セイバー]]
+
; [[ガウェイン|セイバー]]
 
: 決勝戦の対戦相手。彼がかつて仕えた[[アルトリア・ペンドラゴン|王]]が、「人のまま王になった」ことを尊いと思わないのか、と彼の騎士道を糾し、互いに譲れぬ物のために死力を尽くす。
 
: 決勝戦の対戦相手。彼がかつて仕えた[[アルトリア・ペンドラゴン|王]]が、「人のまま王になった」ことを尊いと思わないのか、と彼の騎士道を糾し、互いに譲れぬ物のために死力を尽くす。
 
: ビジュアルファンブックの小説では親友のサーヴァントとして三回戦で激突するが傷つける事も叶わず、敗北した。
 
: ビジュアルファンブックの小説では親友のサーヴァントとして三回戦で激突するが傷つける事も叶わず、敗北した。
;[[エリザベート=バートリー|ランサー]]
+
; [[エリザベート=バートリー|ランサー]]
 
: 彼女の歌声を聴いて、てっきり「こちらの精神を破壊して弱体化させてから確実に勝利する」という作戦かと思ったと漏らしている。下手をすると瞬殺もあり得たらしく、安堵していた。
 
: 彼女の歌声を聴いて、てっきり「こちらの精神を破壊して弱体化させてから確実に勝利する」という作戦かと思ったと漏らしている。下手をすると瞬殺もあり得たらしく、安堵していた。
;[[カルナ]]
+
; [[カルナ]]
 
: 月の裏側で戦うことになってしまったサーヴァント。弱き者のために戦い、「悪」として裁かれたもの同士。
 
: 月の裏側で戦うことになってしまったサーヴァント。弱き者のために戦い、「悪」として裁かれたもの同士。
 
: だがお互いに相手の生き方に思う所が有り、いまいち相性が良くない。むしろ互いに同族嫌悪に近い感情を抱いている。
 
: だがお互いに相手の生き方に思う所が有り、いまいち相性が良くない。むしろ互いに同族嫌悪に近い感情を抱いている。
;[[メルトリリス]]
+
; [[メルトリリス]]
 
: マスターが女主人公の場合、彼女から猛烈なアプローチを受ける。そのせいで女性遍歴に関する彼のちょっと怪しい過去が明らかに。
 
: マスターが女主人公の場合、彼女から猛烈なアプローチを受ける。そのせいで女性遍歴に関する彼のちょっと怪しい過去が明らかに。
;[[両儀式]]
+
; [[両儀式]]
 
: 決勝戦終了、現実世界への帰還を目指している彼女に襲われる。刃物コレクターであるため、彼の双剣に目を付ける。
 
: 決勝戦終了、現実世界への帰還を目指している彼女に襲われる。刃物コレクターであるため、彼の双剣に目を付ける。
;[[沙条愛歌]]
+
; [[沙条愛歌]]
 
: 花札ストーリーで邂逅。
 
: 花札ストーリーで邂逅。
 
: 相手が生粋の人類悪であるためか、温厚な彼には珍しく嫌悪感も露に「化け物」と言い放つ。
 
: 相手が生粋の人類悪であるためか、温厚な彼には珍しく嫌悪感も露に「化け物」と言い放つ。
;[[主人公 (EXTRA)|クラスメイトの少女]]
+
; [[主人公 (EXTRA)|クラスメイトの少女]]
: 『EXTELLA/zero』におけるマスター。主人公の同位体。ただしEXTELLA/zeroはあくまで男主人公の場合であり女主人公を選択した場合は自動的にクラスメイトの少年となる。
+
: 『EXTELLA/zero』におけるマスター。主人公の同位体。
;[[アルテラ]]
+
; [[アルテラ]]
 
: 元いた世界では倒してしまった存在。その経緯を辿ったからか残り2体のアンチセル達への対処を間違え世界が破滅した模様。別の結末が無かったのかとアンチセル達のことを考えている。
 
: 元いた世界では倒してしまった存在。その経緯を辿ったからか残り2体のアンチセル達への対処を間違え世界が破滅した模様。別の結末が無かったのかとアンチセル達のことを考えている。
  
229行目: 209行目:
 
;「私は英雄というより、正義の味方だった。私が執着したものは理想であって、人間ではなかったからね。<br> だが――英雄というものは、どうあれ人間を救うものだ。理想を救うものではない。<br> 私は正義という価値観のもと、多くの命を切り捨ててきた。その中には当然、無罪の者もいただろう。<br> この体は偏った正義の体現だ。あの少女を斬り倒す事も、どうという事はない。<br> 話は以上だ。君が契約したサーヴァントは、そういうモノと扱ってくれればいい」
 
;「私は英雄というより、正義の味方だった。私が執着したものは理想であって、人間ではなかったからね。<br> だが――英雄というものは、どうあれ人間を救うものだ。理想を救うものではない。<br> 私は正義という価値観のもと、多くの命を切り捨ててきた。その中には当然、無罪の者もいただろう。<br> この体は偏った正義の体現だ。あの少女を斬り倒す事も、どうという事はない。<br> 話は以上だ。君が契約したサーヴァントは、そういうモノと扱ってくれればいい」
 
:三回戦にて。子供を手に掛けたことはあったのか? という問いに答えて。
 
:三回戦にて。子供を手に掛けたことはあったのか? という問いに答えて。
 +
 +
;「……念のため言っておくと。<br> 今のは、質問とはまったく関係なしに、<br> たまたまバランスを崩して倒れてしまった」
 +
:女主人公に凛との関係を突っ込まれ、椅子からズッコけた後のセリフ。<br>なワケねェだろ。
  
 
;「異議あり! 冤罪と主張する!」<br>「む……いや、失敬。大人げないにも程がある。私らしくなかったな」<br>「いいかねマスター。たしかに活発な女性は魅力的だが、にしても、程度というものがある。<br> あそこまで我が強いと活発というより、お転婆のレベルになる。<br> 傍にいるサーヴァントは心配で気も休まるまい。<br> 君が男性なら一時間ばかり話し合いたい気分だが、そうもいかん」
 
;「異議あり! 冤罪と主張する!」<br>「む……いや、失敬。大人げないにも程がある。私らしくなかったな」<br>「いいかねマスター。たしかに活発な女性は魅力的だが、にしても、程度というものがある。<br> あそこまで我が強いと活発というより、お転婆のレベルになる。<br> 傍にいるサーヴァントは心配で気も休まるまい。<br> 君が男性なら一時間ばかり話し合いたい気分だが、そうもいかん」
262行目: 245行目:
 
;「なるほど、サンデーじゃないか」
 
;「なるほど、サンデーじゃないか」
 
:戦闘不利時に稀に呟く台詞。意味不明な台詞だが、これ実は中の人ネタ(ジャンプ漫画『テニスの王子様』のアニメにて諏訪部氏が演じているキャラの台詞)。
 
:戦闘不利時に稀に呟く台詞。意味不明な台詞だが、これ実は中の人ネタ(ジャンプ漫画『テニスの王子様』のアニメにて諏訪部氏が演じているキャラの台詞)。
:何故その作品のネタが…といったところである。ふざけて収録したものがそのまま世に出てしまったとかなのであろうか。
+
:なんでよその作品ネタが…というところであるが、おふざけで収録したものがそのまま世に出てしまったとか?
  
 
=== Fate/EXTRA CCC ===
 
=== Fate/EXTRA CCC ===
 
;「ついに狂ったか!?」
 
;「ついに狂ったか!?」
:月の女王を名乗った[[遠坂凛 (EXTRA)|遠坂凛]]に対してズバリの一言。
+
:月の女王を名乗った[[遠坂凛 (EXTRA)|遠坂凛]]に対してズバリの一言。身も蓋もねぇ。
:『FGO material』でも[[遠坂凛]]に憑依した[[イシュタル]]に対し[[エミヤ]]が同じコメントをしている。
+
:ちなみに同銘繋がりなのか、『FGO material』でも[[遠坂凛]]に憑依した[[イシュタル]]に対し[[エミヤ]]が同じコメントをしている。
  
;「ハロー、ワーーーーック!」
+
;「待て、落ち着きたまえ!<br> 自分に無い物を求めるのは分かるが、触ってもご利益はないぞ!」
:ジナコと会話する為、用務員室のドアを破壊した時のセリフ。引き籠りにとっては聞きたくないワード筆頭であろう。
+
:リップの魅惑の谷間に魅了され、'''むしゃぶりつこうとする女主人公への'''セリフ。確かにいくら同性とはいえ出会って間もない相手の谷間に突っ込もうとするのはマナー違反だが、サラッとこんなセクハラ発言をする彼も大概失礼な男である。
:部屋に踏み込んだ後も「'''甘やかすのは性に合わんし、なによりこの部屋の荒れようが我慢ならん!'''」「おまえを生徒会室に放り出した後、'''パーフェクトな掃除技術を見せてやろう!'''」と続く。
 
:どうも戦力だとか協力だとかの前に人としてジナコの自堕落っぷりを放っておけなかった模様。流石のオカン気質である。
 
:なお、結局カルナに止められて掃除はできなかった。
 
  
;「待て、落ち着きたまえ!<br> 自分に無い物を求めるのは分かるが、触ってもご利益はないぞ!」
+
;「………………すまない。<br> 緊迫した状況と分かっているが……その、シャワーを浴びて、いいだろうか?<br> こんな時に不謹慎だとは承知しているが、もう我慢が効かないんだ。<br> 君は魅力的な女性だ。だからこそ話したい」
:リップの魅惑の谷間に魅了され、むしゃぶりつこうとするマスターへのセリフ。確かにいくら同性とはいえ出会って間もない相手の谷間に突っ込もうとするのはマナー違反だが、サラッとこんなセクハラ発言をする彼も大概失礼な男である。
+
:メルトリリスと戦った際に付いた毒蜜を気にしてシャワーを浴びたいアーチャーだったが、女性より先に使うのはどうかと思ったのか、女性主人公のご機嫌を伺ってから許可を求めた。ただ言い回しがアレ過ぎたために彼女を誤解させ、あがった彼は「ばかじゃないの」と無言でプレッシャーを浴びせかけられた。
  
;「―――――は!? い、いや、別に見とれてたわけじゃないぞ!?」
+
;「誤解があるようだが、私はそう堅物というワケじゃない。<br> 法律に反しないかぎり、男女交際は積極的に行うべきだ。<br> 人間だって動物なんだから、そこは仕方ないだろう」
:[[パッションリップ]]の胸で遊ぶ[[ありす]]達の様子を見ていた時のセリフ。いくらニヒルを気取っていても、彼とて一人の男であることが実感できる一幕。
+
:女性主人公に、「堅物そうに見えて実はドンファン(プレイボーイ)なのか?」と尋ねられて。イケメンでも許されない台詞を、ニヒルにさも自分が正しいと言い切った。しかもプレイボーイであることは否定していない。
  
 
;「可愛い子なら誰でも好きだよ、オレは」
 
;「可愛い子なら誰でも好きだよ、オレは」
:女の子の好みは?と問われて。彼の女難の相の原因の大半は本人にあることは間違いない。
+
:女の子の好みは?と問われて。自覚が無いだけの女の敵である。彼の女難の相の原因の大半は本人にあることは間違いない。
  
 
;「……馬鹿な……甘い展開が一度もなかった……だと……?<br> いや待て、いくらんでもそんな筈は……!」
 
;「……馬鹿な……甘い展開が一度もなかった……だと……?<br> いや待て、いくらんでもそんな筈は……!」
292行目: 272行目:
 
:じゃあ、私生活では?と聞かれて。仕事ではない私生活での恋人もいた。だが学生時代から付き合って半年もすると悲観主義がすぎるためか振られてしまうらしい。
 
:じゃあ、私生活では?と聞かれて。仕事ではない私生活での恋人もいた。だが学生時代から付き合って半年もすると悲観主義がすぎるためか振られてしまうらしい。
 
   
 
   
;「幸福の中にいると、不意に叫び出しそうになった。」<br>「幸福を感じるたびに、憤りから自分の首を絞めたくなった。」
+
;「幸福の中にいると、不意に叫び出しそうになった。」
 +
;「幸福を感じるたびに、憤りから自分の首を絞めたくなった。」
 
;「おまえはそんな幸福なところで何をやっているんだ、と。<br> 自分自身に、かたちのない罪を告発されているようだった。」
 
;「おまえはそんな幸福なところで何をやっているんだ、と。<br> 自分自身に、かたちのない罪を告発されているようだった。」
 
:災害で多数の人が死んだのに自分は生き残った。けれどそれは運が良かっただけで、彼に罪などない。なのに強迫観念に縛られ生きていた。
 
:災害で多数の人が死んだのに自分は生き残った。けれどそれは運が良かっただけで、彼に罪などない。なのに強迫観念に縛られ生きていた。
 +
 +
;「ハロー…ワークッ!」
 +
:ジナコと会話する為、用務員室のドアを破壊した時のセリフ。実に辛辣。
 +
 +
;「―――――は!? い、いや、別に見とれてたわけじゃないぞ!?」
 +
:[[パッションリップ]]の胸で遊ぶ[[ありす]]達の様子を見ていた時のセリフ。いくらニヒルを気取っていても、彼とて一人の男であることが実感できる一幕。
  
 
;「これを…オレが?着るのか?マジで?」
 
;「これを…オレが?着るのか?マジで?」
:ぶらっくすいまー(ビキニパンツ)入手時。思わず素が出ている。そのくせ着たら着たで「見ろ、鍛え抜いたこのボディ!」と筋肉を猛アピールしてくる。
+
:ぶらっくすいまー(ビキニパンツ)入手時。思わず素が出ている。そのくせ着たら着たで筋肉を猛アピールしてくる。
:これでは変態呼ばわりも致し方ない。
 
  
 
;「ラストだ、気を抜くなよ。ここまで来て後ろからグサリ、は優雅じゃない」
 
;「ラストだ、気を抜くなよ。ここまで来て後ろからグサリ、は優雅じゃない」
 
:サクラ迷宮内での目的達成時。まるで[[遠坂時臣|誰かさん]]の最期を見てきたかのような台詞である。
 
:サクラ迷宮内での目的達成時。まるで[[遠坂時臣|誰かさん]]の最期を見てきたかのような台詞である。
  
;「そんな大層な質問じゃないさ。おまえが募集していた人員についてだ。<br> 美形であること。若いこと。そして純潔であることが募集条件だったな。<br> だが----こほん。そもそも未通なのは、君自身だろう!」
+
;「そんな大層な質問じゃないさ。おまえが募集していた人員についてだ。<br> 美形であること。若いこと。そして純潔であることが募集条件だったな。<br> だが----こほん。そもそも未通なのは、君自身だろう!」
 
:[[エリザベート=バートリー|エリザベート]]の最後のSGを取得するため、生真面目に彼女の処女を指摘するアーチャー。<br>しかしその絵面から主人公と女性陣からはドン引きされ、エリザベートには「ヘンタイ」呼ばわりされた挙句逃げられ、凛には「即アウト」、ラニには「今年度の紳士動画ノミネート」とまで言われてしまう。<br>もちろんこの場合、紳士とは'''変態紳士'''的な意味合いなのだろう。
 
:[[エリザベート=バートリー|エリザベート]]の最後のSGを取得するため、生真面目に彼女の処女を指摘するアーチャー。<br>しかしその絵面から主人公と女性陣からはドン引きされ、エリザベートには「ヘンタイ」呼ばわりされた挙句逃げられ、凛には「即アウト」、ラニには「今年度の紳士動画ノミネート」とまで言われてしまう。<br>もちろんこの場合、紳士とは'''変態紳士'''的な意味合いなのだろう。
  
;「禁じ手の中の禁じ手だ………! この投影、受け切れるか!」<br>「この光は<RUBY><RB>永久</RB><RT>とわ</RT></RUBY>に届かぬ王の剣………『<RUBY><RB>永久に遥か黄金の剣</RB><RT>エクスカリバー・イマージュ</RT></RUBY>』!」
+
;「禁じ手の中の禁じ手だ………!この投影、受け切れるか!」<br>「この光は<RUBY><RB>永久</RB><RT>とわ</RT></RUBY>に届かぬ王の剣………『<RUBY><RB>永久に遥か黄金の剣</RB><RT>エクスカリバー・イマージュ</RT></RUBY>』!」
 
:遥か遠い、もう微かな記憶しか残っていない少年の頃、その心に焼きつけた、かの王の持つ黄金の剣。かつてない強敵が蠢く月の裏側で主を守るため、自ら禁じ手としていた投影の極地を遂に抜く。
 
:遥か遠い、もう微かな記憶しか残っていない少年の頃、その心に焼きつけた、かの王の持つ黄金の剣。かつてない強敵が蠢く月の裏側で主を守るため、自ら禁じ手としていた投影の極地を遂に抜く。
  
;「サーヴァントは最後には消えるものだ。<br>  多くのサーヴァントは戦いの中で消える。<br>  しかし、私は、戦いで消えはしない。」<br> 「君が最後まで勝利したから、<br>  こうして荷を下ろすことができた。<br>  我が戦いに、ただの一度も、敗北もなく。」
+
;「聞こえるか、マスター。<br> 君は剣を預けるに足る、素晴らしい人間だった。<br> ――――ありがとう。<br> 生前に叶わなかった夢を、君がオレに、果たさせてくれた。」
:満足そうに、そして噛みしめるように呟かれた台詞は「ただの一度も理解されない」と続かない。<br>唯一無二の理解者と共に戦い、守り通すことの出来た正義の味方は、消滅に臨んで何よりも幸福だったに違いない。
 
 
 
;「聞こえるか、マスター。<br>  君は剣を預けるに足る、素晴らしい人間だった。<br>  ――――ありがとう。<br>  生前に叶わなかった夢を、君がオレに、果たさせてくれた。」
 
 
:少年の頃に誓った『正義の味方』、切り捨てられる人々を救い、世界を脅かす巨悪を討つという子供じみた誓い。<br>幼き頃からの夢が主人公と共に進む事でついに叶った。
 
:少年の頃に誓った『正義の味方』、切り捨てられる人々を救い、世界を脅かす巨悪を討つという子供じみた誓い。<br>幼き頃からの夢が主人公と共に進む事でついに叶った。
  
 
;「さぁ、グズグズするな。<br> おまえにはまだやるべきこと、救うべき人間がいるだろう?<br> 道のりは困難だが、君ならそう問題はあるまい。<br> 恐れずに進め。<br> 少年はいつだって、荒野を目指すものだからな。」
 
;「さぁ、グズグズするな。<br> おまえにはまだやるべきこと、救うべき人間がいるだろう?<br> 道のりは困難だが、君ならそう問題はあるまい。<br> 恐れずに進め。<br> 少年はいつだって、荒野を目指すものだからな。」
:CCCルートでの相棒との別れに涙する男主人公への台詞。<br>まるで父のように、兄のように、そして友のように、主人公へ叱咤し、主人公を桜のもとへ向かわせる。<br>その言葉はたとえ彼と桜にどのような困難が立ち塞がっても、今と変わらないまま進んでくれるという深き信頼の証。<br>無銘の意志は彼と桜に受け継がれる。
+
:CCCルートでの相棒との別れに涙する男主人公への台詞。<br>まるで父のように、兄のように、そして友のように、主人公へ叱咤し、主人公を桜のもとへ向かわせる。<br>その言葉はたとえ彼と桜にどのような困難が立ち塞がっても、<br>今と変わらないまま進んでくれるという深き信頼の証。<br>無銘の意志は彼らに受け継がれる。
 
 
=== Fate/EXTELLA LINK ===
 
;「悪いがここで終わらせる。いくぞ英雄王……武器の貯蔵は充分か。」
 
:無銘使用時、対ギルガメッシュにおける邂逅時の台詞。言うまでもなく[[衛宮士郎|とある平行世界における若き日の自分自身]]の台詞のセルフパロディである。
 
  
 
=== 「フェイト/エクストラ」劇場 おしえて!! ブロッサム先生 ===
 
=== 「フェイト/エクストラ」劇場 おしえて!! ブロッサム先生 ===
 
;「無闇やたらに自己主張し、自分好みのものを押し付ける……そんなものはサンタではない!<br> サンタとは世を忍び影から影に渡り歩く、姿無きウォッチメン!見るがいい、これが正しいサンタの姿だ!とう!<br> 私が、私たちがサンタムだ……!」
 
;「無闇やたらに自己主張し、自分好みのものを押し付ける……そんなものはサンタではない!<br> サンタとは世を忍び影から影に渡り歩く、姿無きウォッチメン!見るがいい、これが正しいサンタの姿だ!とう!<br> 私が、私たちがサンタムだ……!」
:第二話「きかせて!! ブロッサム先生 メリクリ編」より。サンタ姿になりプレゼントを配るセイバーに物申す。
+
:第二話「きかせて!! ブロッサム先生 メリクリ編」より。サンタ姿になりプレゼントを配るセイバーに物申す。しかし、アーチャーの格好は、真っ白なダンサー風衣装に変なマスクをつけたサンタのサの字もない珍妙な格好であった。
:しかし、アーチャーの格好は、真っ白なダンサー風衣装に変なマスクをつけたサンタのサの字もない珍妙な格好であった。
 
 
:この姿の彼は台詞回しの元ネタにかけて「'''寄贈戦士サンタム'''」と渾名されるとかされないとか………。
 
:この姿の彼は台詞回しの元ネタにかけて「'''寄贈戦士サンタム'''」と渾名されるとかされないとか………。
:だが後に『Grand Order』クリスマスイベントにて、[[エミヤ|平行世界の自分]]がこれとまったく同じ台詞(ご丁寧に同じ覆面まで被っている)を吐くことになろうとは誰も予想していなかったのであった………。
+
:だが後に『Grand Order』クリスマスイベントにて、[[エミヤ|平衡世界の自分]]がこれとまったく同じ台詞(ご丁寧に同じ覆面まで被っている)を吐くことになろうとは誰も予想していなかったのであった………。
  
 
;「なっ!?言いがかりだ、何の根拠でそんな事を!<br> 聖杯戦争は色無し恋無し情けあり。私は誓って、戦いに個人的感情を持ち込んでいないと公言しよう!<br> 二股とかモトカノとか、この後におよんで関係性が残っているとか、言いがかりにも程がある!」
 
;「なっ!?言いがかりだ、何の根拠でそんな事を!<br> 聖杯戦争は色無し恋無し情けあり。私は誓って、戦いに個人的感情を持ち込んでいないと公言しよう!<br> 二股とかモトカノとか、この後におよんで関係性が残っているとか、言いがかりにも程がある!」
:同上。キャスターから二股と指摘されて取り乱す。
+
:同上。キャスターから二股と指摘されて取り乱す。必死に弁解しているが、アーチャーの場合二股どころではない。
  
;「……いいクリティカルが入ったな。<br> “童女謳う華の帝政”を×6とか、赤セイバーマジ暴君」
+
;「やめろ、それ以上はいかん……!<br> (ヒロインとしての対面が)保てなくなるぞ!」
:第三話「たたかえ!! ブロッサム先生 コスト編」より。
+
:第三話「たたかえ!! ブロッサム先生 コスト編」より。ヒロインとしての面子をかなぐり捨て、黒化しようとする桜に対し。
:サクライダーとなった桜を瞬殺した赤セイバーに対して。
 
:語尾が震えており、明らかにオーバーキルな所業にちょっと引いた模様。
 
 
 
;「やめろ、それ以上はいかん……!<br> (ヒロインとしての体面が)保てなくなるぞ!」
 
:同上。ヒロインとしての面子をかなぐり捨て、黒化しようとする桜に対して。
 
:内容のアレさもさることながらカッコ内も普通に発声しているので台無しである。
 
  
 
;「無事かマスター? すまない、救出が遅くなった。これに懲りたら単独行動は控え――あいた!?」
 
;「無事かマスター? すまない、救出が遅くなった。これに懲りたら単独行動は控え――あいた!?」
:同上。黒桜を倒したことで空中から落下する女主人公を助け、お姫様抱っこをするものの、恥ずかしがった彼女に殴られてしまう。
+
:同上。黒桜を倒して女主人公を助け、お姫様抱っこをするものの、彼女に殴られてしまう。
  
 
===とびたて!超時空トラぶる花札大作戦===  
 
===とびたて!超時空トラぶる花札大作戦===  
364行目: 336行目:
 
*奈須氏曰く「『Fate』では自分自身を抹殺したいという願望を抱いていましたが、エクストラではその葛藤は解消されている為、丸くなった印象を受けるかもしれません」。
 
*奈須氏曰く「『Fate』では自分自身を抹殺したいという願望を抱いていましたが、エクストラではその葛藤は解消されている為、丸くなった印象を受けるかもしれません」。
 
*エミヤとの関係に対する奈須氏のコメントは「'''「Fate」の彼と同一人物'''」「'''ほぼ同一存在(''同一人物ではない'')'''」「'''同一人物ではあるものの、その基本設定が違う'''」と変化している。最新のコメントは一番最後のもので、要は同じ人間ではあるが『stay night』と『EXTRA』が辿った歴史の違いが影響を与えているということらしい。
 
*エミヤとの関係に対する奈須氏のコメントは「'''「Fate」の彼と同一人物'''」「'''ほぼ同一存在(''同一人物ではない'')'''」「'''同一人物ではあるものの、その基本設定が違う'''」と変化している。最新のコメントは一番最後のもので、要は同じ人間ではあるが『stay night』と『EXTRA』が辿った歴史の違いが影響を与えているということらしい。
*帰ってきたブロッサム先生第二回によると、ムーンセルが記録している人類史は抑止の輪とは別であり、無銘は英霊の座から呼び出されたために今回は抑止力の奴隷になっていない。
+
*ゲーム中、彼の一人称は基本的に「私」だが、よく「俺」という別の一人称も用いる。<br>彼自身はこれについて何も言っていないが、主人公が抱いた印象によると、英霊としての立場の発言では「私」、個人としての発言は「俺」を使っているらしい。
*ゲーム中、彼の一人称は基本的に「私」だが、よく「オレ」という別の一人称も用いる。<br>彼自身はこれについて何も言っていないが、主人公が抱いた印象によると、英霊としての立場の発言では「私」、個人としての発言は「オレ」を使っているらしい。
 
 
*東京タワーらしきものを背景にした生前の姿が描かれたCGでは、顔は[[衛宮士郎]]の面影を持つものの、髪の色は白くなっている。また、武器としてスナイパーライフルらしきものを所持している。
 
*東京タワーらしきものを背景にした生前の姿が描かれたCGでは、顔は[[衛宮士郎]]の面影を持つものの、髪の色は白くなっている。また、武器としてスナイパーライフルらしきものを所持している。
 
*彼が語った「ウイルスの蔓延した旅客機」のエピソードは、旅客機内の状況こそ違うものの、[[衛宮切嗣]]が[[ナタリア・カミンスキー]]を撃ったエピソードを彷彿とさせる。
 
*彼が語った「ウイルスの蔓延した旅客機」のエピソードは、旅客機内の状況こそ違うものの、[[衛宮切嗣]]が[[ナタリア・カミンスキー]]を撃ったエピソードを彷彿とさせる。
 
*彼の「遠坂凛と契約したことはない」という台詞は嘘ではない。『EXTRA』世界の遠坂凛は冬木の凛とは別人だからである。
 
*彼の「遠坂凛と契約したことはない」という台詞は嘘ではない。『EXTRA』世界の遠坂凛は冬木の凛とは別人だからである。
**地球での聖杯戦争におけるサーヴァントは座からの召喚、月の聖杯戦争におけるサーヴァントはムーンセルが記録したものを再現したものであり、冬木のアーチャーが記憶を座に持ち帰ろうとも冬木のアーチャーとしての記憶は持たないはずなのだが何故か冬木の凛のことを仄めかすことは割とある。
+
**もっとも冬木のアーチャーが冬木の凛と契約していた際の情報が英霊の座にあるのか、はたまた冬木のアーチャーが辿った人生の方の記憶があるのか、冬木の凛のことを仄めかすことは割とある。
**また、マイルームの内装が、複雑に椅子を積み上げ、赤い布でところどころ覆った意匠となり、一見して『stay night』で凛がアーチャーを召喚した時のビジュアルを想起させるものとなっている。上記の凛の記憶を含め、ぶっちゃけた話ファンサービスと受け取るのが正解だろう。
+
**また、マイルームの内装が、複雑に椅子を積み上げ、赤い布でところどころ覆った意匠となり、一見して『stay night』で凛がアーチャーを召喚した時のビジュアルを想起させるものとなっている。
 
*『stay night』のアーチャーのスキルが「心眼(真)」であるのに対し、彼のスキルは「心眼(偽)」となっている。<br>ただし、TYPE-MOON作品の多くが共有する設定において、「心眼(真)」は修行・鍛錬によって培われたもの、「心眼(偽)」は天性の才能によるものとされている。<br>彼の「心眼(偽)」の説明文は前者のものと同じであるため、「真/偽」の誤植だと思われるが、公式にコメントはない。<br> また「単独行動」スキルがBからCに低下しているが、原因は不明。こちらは現界可能時間がきちんと短くなって記載されているため、正式な情報である。  
 
*『stay night』のアーチャーのスキルが「心眼(真)」であるのに対し、彼のスキルは「心眼(偽)」となっている。<br>ただし、TYPE-MOON作品の多くが共有する設定において、「心眼(真)」は修行・鍛錬によって培われたもの、「心眼(偽)」は天性の才能によるものとされている。<br>彼の「心眼(偽)」の説明文は前者のものと同じであるため、「真/偽」の誤植だと思われるが、公式にコメントはない。<br> また「単独行動」スキルがBからCに低下しているが、原因は不明。こちらは現界可能時間がきちんと短くなって記載されているため、正式な情報である。  
*『[[Fate/EXTRA CCC]]』では、着せ替え衣装として5種類のコスチュームが登場。<br>『クール&ワイルド』は、『CCC』における衣装でBBによる強制的なドレスコード。レベルやスキルが初期化したのはこのせい。<br>『赤原礼装』は、『EXTRA』における衣装。『stay night』からお馴染みの格好に酷似しているもののよく見れば細部が異なる。<br>『黒色の現代衣装』は、シックな部屋着。伊達だが眼鏡を着用している。<br>『ぶらっくすいまー』は、ビキニタイプの水着。<br>『錬鉄の神話礼装』は、物語終盤で彼が獲得する神話礼装。特撮ヒーローのコスチュームにどことなく似ている。
+
*『[[Fate/EXTRA CCC]]』では、着せ替え衣装として5種類のコスチュームが登場。<br>『クール&ワイルド』は、『CCC』における衣装。<br>『赤原礼装』は、『EXTRA』における衣装。『stay night』からお馴染みの格好である。<br>『黒色の現代衣装』は、シックな部屋着。伊達だが眼鏡を着用している。<br>『ぶらっくすいまー』は、ビキニタイプの水着。<br>『錬鉄の神話礼装』は、物語終盤で彼が獲得する神話礼装。特撮ヒーローのコスチュームにどことなく似ている。
 
*「熾天覆う七つの円環」は投擲に対して無敵とされる宝具だが、『stay night』においては標的を狙い続ける概念を持つB+の投擲宝具相手に破壊され、使用者のエミヤも片腕を半壊させるダメージを受けた。しかし無銘のそれは投擲ではない「刺し穿つ死棘の槍」を防ぎ、A+対軍宝具の「輪転する勝利の剣」をも防ぎ、果てはモノ殺しのスペシャリスト、[[両儀式]]の「空の境界」をも花弁一つ散らすことなく防ぐ。更に『CCC』では[[カルナ]]のA++対神宝具や魔人となった[[殺生院キアラ]]が放つ「知的生命体では耐えられない対界宝具」すらも完全に防ぎきる。<br>ゲーム的な仕様が多分に影響しているだろうが、無敵といってもいいほどの防御性能を誇る脅威の宝具と化している。
 
*「熾天覆う七つの円環」は投擲に対して無敵とされる宝具だが、『stay night』においては標的を狙い続ける概念を持つB+の投擲宝具相手に破壊され、使用者のエミヤも片腕を半壊させるダメージを受けた。しかし無銘のそれは投擲ではない「刺し穿つ死棘の槍」を防ぎ、A+対軍宝具の「輪転する勝利の剣」をも防ぎ、果てはモノ殺しのスペシャリスト、[[両儀式]]の「空の境界」をも花弁一つ散らすことなく防ぐ。更に『CCC』では[[カルナ]]のA++対神宝具や魔人となった[[殺生院キアラ]]が放つ「知的生命体では耐えられない対界宝具」すらも完全に防ぎきる。<br>ゲーム的な仕様が多分に影響しているだろうが、無敵といってもいいほどの防御性能を誇る脅威の宝具と化している。
 
**ただし、不完全な形の投影ではあるが約束された勝利の剣(エクスカリバー)の威力を減衰させたり、対決企画にて純粋な攻撃宝具ではないがA+宝具の騎英の手綱(ベルレフォーン)を凌ぎ切れるかどうかという防御性能であるため、「刺し穿つ死棘の槍」や攻撃が拡散する「輪転する勝利の剣」を防げることまではそうおかしくはない。ギャグシナリオではあるが、「刺し穿つ死棘の槍」に関してはFGO内で跳ね返す描写がある。
 
**ただし、不完全な形の投影ではあるが約束された勝利の剣(エクスカリバー)の威力を減衰させたり、対決企画にて純粋な攻撃宝具ではないがA+宝具の騎英の手綱(ベルレフォーン)を凌ぎ切れるかどうかという防御性能であるため、「刺し穿つ死棘の槍」や攻撃が拡散する「輪転する勝利の剣」を防げることまではそうおかしくはない。ギャグシナリオではあるが、「刺し穿つ死棘の槍」に関してはFGO内で跳ね返す描写がある。
382行目: 353行目:
 
*「無限の剣製」の宝具情報がエミヤのものから変化しており、ランクは「E~A++」だったものが「E-~A++」へ、種別と最大捕捉は「???」だったものが「対人宝具」「30~60」へと変わっている。
 
*「無限の剣製」の宝具情報がエミヤのものから変化しており、ランクは「E~A++」だったものが「E-~A++」へ、種別と最大捕捉は「???」だったものが「対人宝具」「30~60」へと変わっている。
 
*生前はスパイ小説の主人公であるジェームズ・ボンドのように生きていたらしく、仕事の度に見目麗しい女性と接点が出来ていたらしい。だがそれらは全て仕事が終わればそれきりだった上に、最後に報酬を横取りしたり、銃で撃ったり、実は長官の娘だったり、ダンプカーごと突っ込んで来るような危ない女性が多かったようで「甘い展開」は一度もなかったようだ。<br>勿論そんな物騒な女性ばかりではなく、私生活で付き合った女性はいた。そしてひとりぐらいは「甘い展開」があったような気がするらしいと言っていたが実際は何もなかったらしく青ざめていた。また誰も彼も長続きはしなかったそうだ。彼曰く、幸福の中にいると罪悪感を感じる事を自分だけの問題だと抱え込み、人に打ち明けなかった。けれど女性は勘のいい生き物だから隠していても見透かされていたんだろう、だから彼女たちはみな一様に「自分では手に負えない」と去って行った。このことに関して彼は当然だと思っている。彼女たちが見限ったのではなく、自分が人を信じなかっただけの話だと。<br>まあその直後「だがまあ、根本的に巡り合わせが悪い、というのが結論だったな。メルトリリスしかり、き――なんでもない。」と発言してるので、女運の悪さが一番の原因だと思っているのかもしれない。
 
*生前はスパイ小説の主人公であるジェームズ・ボンドのように生きていたらしく、仕事の度に見目麗しい女性と接点が出来ていたらしい。だがそれらは全て仕事が終わればそれきりだった上に、最後に報酬を横取りしたり、銃で撃ったり、実は長官の娘だったり、ダンプカーごと突っ込んで来るような危ない女性が多かったようで「甘い展開」は一度もなかったようだ。<br>勿論そんな物騒な女性ばかりではなく、私生活で付き合った女性はいた。そしてひとりぐらいは「甘い展開」があったような気がするらしいと言っていたが実際は何もなかったらしく青ざめていた。また誰も彼も長続きはしなかったそうだ。彼曰く、幸福の中にいると罪悪感を感じる事を自分だけの問題だと抱え込み、人に打ち明けなかった。けれど女性は勘のいい生き物だから隠していても見透かされていたんだろう、だから彼女たちはみな一様に「自分では手に負えない」と去って行った。このことに関して彼は当然だと思っている。彼女たちが見限ったのではなく、自分が人を信じなかっただけの話だと。<br>まあその直後「だがまあ、根本的に巡り合わせが悪い、というのが結論だったな。メルトリリスしかり、き――なんでもない。」と発言してるので、女運の悪さが一番の原因だと思っているのかもしれない。
**「き――」というのは女主人公の事。
+
**「き――」というのは女主人公の事。上記のアーチャーED的にも地上で肉体を得た女主人公が彼の生前の伴侶の一人になる可能性はゼロではない。…それでも、少なくとも彼の記憶に残るような「甘い展開」は無かった事になるのだが。
*彼のエンディングに関しては酷く女性プレイヤー間で賛否両論となった。というのも、セイバーやキャスター、ギルガメッシュと違い結局は英霊となった彼とともに未来を歩めないし、英霊としての彼を幸せには出来ずに終わるからである。前述の通り彼の心の在り方が原因であるのだが、それでも他の自鯖達と違い「甘い」終わり方にならなかったのもあろう。前作の魔力供給云々のイベントも合わせて、「結局、この人の隣にいられるのは冬木のあの組み合わせと同じく[[遠坂凛]]なのか」という意見も挙がった。
+
*彼のエンディングに関しては軽く女性プレイヤー間で賛否両論となった。というのも、赤セイバーやキャス狐、ギルと違い結局は英霊となった彼とともに未来を歩めないし、英霊としての彼を幸せには出来ずに終わるからである。前述の通り彼の心の在り方が原因であるのだが、それでも他の自鯖達と違い「甘い」終わり方にならなかったのもあろう。前作の魔力供給云々のイベントも合わせて、「結局、この人の隣にいられるのは冬木のあの組み合わせと同じく[[遠坂凛]]なのか」「所詮女主人公は彼にとって妹か娘か」という意見も挙がった。
**しかし、『stay night』でのUBWルートに倣うなら、「凛が横にいれば士郎が英霊エミヤにならないように、主人公が教官時代の彼の横にいれば英霊無銘にならずに済むかもしれない」という意見もある。言うなれば、主人公はこれから彼に付き添える存在になれる可能性である。ただ無銘は元になった人物、そういった過去を歩んだ人物は確かに存在こそするものの正義の味方の概念が人のカタチをとったもの。そのため地上の彼とは厳密には別人であり、結局は月で力になってくれた彼を幸せにすることはできない。幸せにできるとすれば永遠の別れになろうとも夢に叶えさせてあげることができるCCCルートのみだろう。
+
**しかし、『stay night』でのUBWルートに倣うなら、「凛が横にいれば士郎が英霊エミヤにならないように、女主人公が教官時代の彼の横にいれば英霊無銘にならないかもしれない」という意見もある。言うなれば、女主人公はこれから彼に付き添える存在になれる可能性はある。
 
*『Fate/Grand Order』においては現在「エミヤ」のみが実装されており、彼は基本的に「無銘」準拠の発言をすることはないが、『セイバーウォーズ ~リリィのコスモ武者修行~』ではネロ、玉藻の前とのトリオでエミヤが登場し、EXTRAを意識したような発言もあった(デリケートな話題なためか掘り下げないように玉藻に釘を刺されている)。
 
*『Fate/Grand Order』においては現在「エミヤ」のみが実装されており、彼は基本的に「無銘」準拠の発言をすることはないが、『セイバーウォーズ ~リリィのコスモ武者修行~』ではネロ、玉藻の前とのトリオでエミヤが登場し、EXTRAを意識したような発言もあった(デリケートな話題なためか掘り下げないように玉藻に釘を刺されている)。
**奈須氏曰く「アルトリアといっしょにいるときは普通のエミヤ、EXTRA勢と一緒にいるときは無銘」ということになっているようだ。
+
**奈須氏曰く「アルトリアといっしょにいるときは普通のエミヤ、EXTRA勢と一緒にいるときは無銘」という風になっているようだ。
*『Fate/EXTELLA』にて、遂にネロや玉藻と同じ地位であったメインパートナーキャラから降格となった。そもそも本作は無印やCCCとは事象が断絶している他、同じCCCから追加されたメインパートナーたるギルガメッシュも降格の憂き目にあった為ある意味無理もない。
+
*『Fate/EXTELLA』にて、遂にネロや玉藻と同じ地位であったメインパートナーキャラから降格となった。そもそも本作は無印やCCCとは事象が断絶している他、同じCCCから追加されたメインパートナーたるギルガメッシュも降格の憂き目にあった為ある意味無理もないのだが、この事には難色を示す彼の古参ファンも多数出た。
**発売からしばらく後に竹箒日記で語られた前日譚『EXTELLA/Zero』<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201611.html 竹箒日記2016/11/12]</ref>で聖杯戦争での敗北の確定はされておれど悔いなく戦った事、本編で彼が断片的に語る自分の事象では遊星回りの案件で対処を誤り、剪定事象からの漂流者になったとはいえその事象でのマスターであった(EXTELLAで選択しなかった異性の)主人公を未だ大切に想っている事等からある程度は報われている。
+
**発売からしばらく後に竹箒日記で語られた前日譚『EXTELLA/Zero』で聖杯戦争での敗北の確定はされておれど悔いなく戦った事、本編で彼が断片的に語る自分の事象では遊星回りの案件で対処を誤り、剪定事象からの漂流者になったとはいえその事象でのマスターであった女主人公を未だ大切に想っている事等からある程度は報われている。…されども、旧EXTRAシリーズでの彼との冒険に愛着があればある程、このEXTELLAでの主人公と一線を置いた彼の態度に哀愁を感じるのはむべなるかな、なところもあるだろう。
*[[ロビンフッド]]は敵を殲滅する為のトラップを張るが、無銘は敵を追い返す為のトラップを良しとする<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』p.203">「Fate/EXTRA用語辞典-破壊工作」『Fate/EXTRA material』P.203。</ref>。
 
*アニメ[[Fate/Grand_Order_藤丸立香はわからない]]の第17話では『CCC』のジャケット姿で、シルエットクイズの答えとして登場。<ref group = "出">https://www.youtube.com/watch?v=hlsOBvCtQ48</ref>
 
**該当回は[[エミヤ]]、[[エミヤ〔アサシン〕]]、[[エミヤ〔オルタ〕]]とエミヤと名の付くサーヴァントが勢揃いする回であったため、シルエットはエミヤ……と思わせておいてエミヤと姿の似ている無銘、という引っ掛け問題であった。<del>いつもの</del>
 
 
 
  
 
== 関連商品 ==
 
== 関連商品 ==
 
<amazon>B076Q6RCZ9</amazon>
 
<amazon>B076Q6RCZ9</amazon>
 
== 脚注 ==
 
===注釈===
 
<references group = "注"/>
 
 
===出典===
 
<references group = "出"/>
 
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==
411行目: 371行目:
  
 
[[Category:登場人物ま行]]
 
[[Category:登場人物ま行]]
[[Category:サーヴァント]]
 
[[Category:アーチャー]]
 
 
[[Category:Fate/EXシリーズ]]
 
[[Category:Fate/EXシリーズ]]
 
[[category:Fate/EXTRA]]
 
[[category:Fate/EXTRA]]
 
[[Category:Fate/EXTRA CCC]]
 
[[Category:Fate/EXTRA CCC]]
[[Category:Fate/EXTELLA]]
+
[[Category:アーチャー]]
[[Category:Fate/EXTELLA LINK]]
+
[[Category:サーヴァント]]
[[Category:Fate/EXTRA Last Encore]]
+
[[Category:衛宮士郎]]
[[Category:フェイト/育ステラ]]
+
[[category:レジスタンス]]
[[category:トラぶる花札道中記]]
 
[[Category:コハエース]]
 
[[Category:Fate/Grand_Order_藤丸立香はわからない]]
 

TYPE-MOON Wikiへの投稿はすべて、他の投稿者によって編集、変更、除去される場合があります。 自分が書いたものが他の人に容赦なく編集されるのを望まない場合は、ここに投稿しないでください。
また、投稿するのは、自分で書いたものか、パブリック ドメインまたはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はTYPE-MOON Wiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品は、許諾なしに投稿しないでください!

このページを編集するには、下記の確認用の質問に回答してください (詳細):

取り消し 編集の仕方 (新しいウィンドウで開きます)