「神霊」を編集中
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古来から人は惑星の運営に神を見出しており、神は星であり、自然の<ruby><rb>摂理</rb><rt>システム</RT></RUBY>とした。<br> | 古来から人は惑星の運営に神を見出しており、神は星であり、自然の<ruby><rb>摂理</rb><rt>システム</RT></RUBY>とした。<br> | ||
− | + | だがシステムは利用するもので従うものではない事に人類は無自覚で、それを間違えたが故に人と神は別たれた、人は神々を忘却したのではなく、扱いきれずにその可能性を取りこぼした、と[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]は語っている。 | |
「人の時代」の訪れともに姿を消していったもの。この消失は「衰退」、「決別」、「契機」の三段階に分かれている<ref group = "出" name = "第七特異点 第4節">『絶対魔獣戦線 バビロニア』第4節「働くウルク民」。</ref>。<br> | 「人の時代」の訪れともに姿を消していったもの。この消失は「衰退」、「決別」、「契機」の三段階に分かれている<ref group = "出" name = "第七特異点 第4節">『絶対魔獣戦線 バビロニア』第4節「働くウルク民」。</ref>。<br> | ||
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紀元前2600年の時代ですら神々はすでに役目を終え、名残のみを残して世界から姿を消しており、ここではない高次にて虚ろな神霊として世界を見守っているというのが現在の定説となっている<ref group = "出" name = "第七特異点 第4節"/>。 | 紀元前2600年の時代ですら神々はすでに役目を終え、名残のみを残して世界から姿を消しており、ここではない高次にて虚ろな神霊として世界を見守っているというのが現在の定説となっている<ref group = "出" name = "第七特異点 第4節"/>。 | ||
− | + | これまで登場したのは以下22人。 | |
{| class="wikitable" | {| class="wikitable" | ||
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− | ! 名前 !! 登場作品 | + | ! 名前 !! 登場作品 |
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− | |[[ケイローン]] || [[Fate/Apocrypha]]<br>[[Fate/Grand Order]] | + | |[[ケイローン]] || [[Fate/Apocrypha]]<br>[[Fate/Grand Order]] |
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− | |[[エウリュアレ | + | |[[エウリュアレ]] || [[Fate/hollow ataraxia]]<br>[[Fate/Grand Order]] |
|- | |- | ||
− | |[[ステンノ | + | |[[ステンノ]] || [[Fate/hollow ataraxia]]<br>[[Fate/Grand Order]] |
|- | |- | ||
− | |[[ | + | |[[玉藻の前|天照大神]] || [[Fate/EXTRA]] |
|- | |- | ||
− | |[[ | + | |[[金色白面]] || [[Fate/EXTRA CCC]] |
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− | |[[ | + | |[[オリオン|アルテミス]] || [[Fate/Grand Order]] |
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− | |[[ | + | |[[ブリュンヒルデ]] || [[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]<br>[[Fate/Grand Order]] |
|- | |- | ||
− | |[[ | + | |[[女神ロンゴミニアド]] || [[Fate/Grand Order]] |
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− | |[[ | + | |[[イシュタル]]<br>[[イシュタル〔ライダー〕]]<br>[[スペース・イシュタル]] || [[Fate/Grand Order]] |
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− | |[[ | + | |[[エレシュキガル]] || [[Fate/Grand Order]] |
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− | |[[ | + | |[[ジャガーマン]] || [[Fate/Grand Order]] |
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− | |[[ | + | |[[ケツァル・コアトル]]<br>[[ケツァル・コアトル〔サンバ/サンタ〕]] || [[Fate/Grand Order]] |
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− | |[[ | + | |[[ティアマト]] || [[Fate/Grand Order]] |
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− | |[[ | + | |[[女神コロンビア]] || [[Fate/Grand Order]] |
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− | |[[ | + | |[[パールヴァティー]] || [[Fate/Grand Order]] |
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− | |[[ | + | |[[ドゥムジ]] || [[Fate/Grand Order]] |
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− | |[[ | + | |[[ネルガル]] || [[Fate/Grand Order]] |
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− | |[[ | + | |[[スカサハ=スカディ]] || [[Fate/Grand Order]] |
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− | |[[ | + | |[[カーマ]]<br>[[ビーストⅢ/L]] || [[Fate/Grand Order]] |
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− | |[[ | + | |[[アストライア]] || [[Fate/Grand Order]] |
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− | |[[ | + | |[[大いなる石像神|ガネーシャ]] || [[Fate/Grand Order]] |
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− | |[[ | + | |[[パリス|アポロン]] || [[Fate/Grand Order]] |
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*[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]] | *[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]] | ||
*[[Fate/Grand Order]] | *[[Fate/Grand Order]] | ||
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== メモ == | == メモ == | ||
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*『[[Fate/stay night]]』作中でも、「地上で神霊レベルの奇跡を起こせる生物が居たとすれば、そいつにとって聖杯など不要」と指摘される程の次元の外れた所業であり、地上ではサーヴァントとして従えるのは無論のこと、降霊させることすら不可能である。 | *『[[Fate/stay night]]』作中でも、「地上で神霊レベルの奇跡を起こせる生物が居たとすれば、そいつにとって聖杯など不要」と指摘される程の次元の外れた所業であり、地上ではサーヴァントとして従えるのは無論のこと、降霊させることすら不可能である。 | ||
**極端な例を挙げれば、聖杯伝説の大本である救世主イエスを召喚できるのであれば聖杯戦争は不要になってしまうだろう。その血を受けた器はなんでも聖杯である。 | **極端な例を挙げれば、聖杯伝説の大本である救世主イエスを召喚できるのであれば聖杯戦争は不要になってしまうだろう。その血を受けた器はなんでも聖杯である。 | ||
− | *『Fate/Grand Order』においてもDr.ロマンが「原理的には必ずしも不可能ではないはず」だが「神霊級のサーヴァントの現界は例えば向こうがその気になったとしてもできない」「魔法の領域にまで到達した技術があっても分が悪い」と述べているが<ref group = "出" name = "第二特異点 第8節"/>、直後に神霊のサーヴァントである[[ | + | *『Fate/Grand Order』においてもDr.ロマンが「原理的には必ずしも不可能ではないはず」だが「神霊級のサーヴァントの現界は例えば向こうがその気になったとしてもできない」「魔法の領域にまで到達した技術があっても分が悪い」と述べているが<ref group = "出" name = "第二特異点 第8節"/>、直後に神霊のサーヴァントである[[ステンノ]]と遭遇してあっさり覆されるハメになる<ref group = "出" name = "第二特異点 第9節">『永続狂気帝国 セプテム』第9節「古き神の謎」。</ref>。 |
**また[[玉藻の前|アマテラス]]や[[オリオン|アルテミス]]と言った高位の神霊も何らかの形で通常の英霊並みに格を下げる事で現界に成功している。<br>とはいえ前者は「人間として転生した際の側面で召喚する」という裏技で間接的に現界しているに過ぎず、後者は神霊である身を英霊ランクにまで貶めて召喚されているため、代償として通常のサーヴァントとしての力しか発揮できない。 | **また[[玉藻の前|アマテラス]]や[[オリオン|アルテミス]]と言った高位の神霊も何らかの形で通常の英霊並みに格を下げる事で現界に成功している。<br>とはいえ前者は「人間として転生した際の側面で召喚する」という裏技で間接的に現界しているに過ぎず、後者は神霊である身を英霊ランクにまで貶めて召喚されているため、代償として通常のサーヴァントとしての力しか発揮できない。 | ||
**[[イシュタル]]や[[エレシュキガル]]、[[ジャガーマン]]や[[パールヴァティー]]は相性がいい人間を依り代に、神の力のほんの一端のみを降ろし、半ば強引にサーヴァントとして顕現している。 | **[[イシュタル]]や[[エレシュキガル]]、[[ジャガーマン]]や[[パールヴァティー]]は相性がいい人間を依り代に、神の力のほんの一端のみを降ろし、半ば強引にサーヴァントとして顕現している。 | ||
− | **[[ヘラクレス]]や[[ロムルス]] | + | **[[ヘラクレス]]や[[ロムルス]]の様に後に神として崇められたと言及されているサーヴァントも存在する。ファンの間では彼らが召喚出来るのはその前の神ではない状態だからサーヴァントとして召喚が可能ではないのかと考察されている。 |
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**[[ケツァル・コアトル]]は主神級でなおかつ疑似サーヴァントではないというかなり例外的存在となっている。分霊としてサーヴァント枠に収まる程度まで霊格を落としているが本人曰くそこまでしてもなお召喚に至るには(不完全ゆえにルールとして穴だらけのカルデア召喚式ですら)困難であるという。ただし本人の経歴によればカルデア以外でも何らかの理由で最低一回は召喚されているらしい。 | **[[ケツァル・コアトル]]は主神級でなおかつ疑似サーヴァントではないというかなり例外的存在となっている。分霊としてサーヴァント枠に収まる程度まで霊格を落としているが本人曰くそこまでしてもなお召喚に至るには(不完全ゆえにルールとして穴だらけのカルデア召喚式ですら)困難であるという。ただし本人の経歴によればカルデア以外でも何らかの理由で最低一回は召喚されているらしい。 | ||
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*[[覚者|セイヴァー]]や[[玄奘三蔵]]の様な「仏」がいわゆる神霊のカテゴリーに属するかは現在曖昧である。一応「神仏」というカテゴリーで語られたり後に菩薩となった三蔵法師は低ランクの神性を有するが、肝心のセイヴァー本人は神性スキルを有さない。 | *[[覚者|セイヴァー]]や[[玄奘三蔵]]の様な「仏」がいわゆる神霊のカテゴリーに属するかは現在曖昧である。一応「神仏」というカテゴリーで語られたり後に菩薩となった三蔵法師は低ランクの神性を有するが、肝心のセイヴァー本人は神性スキルを有さない。 | ||
*圧倒的な力を振るう事ができるが必ずしも自由な訳ではなく、特に神同士や人間との「約束」や「契約」には非常に強く縛られる。<br>例えば、一度契約してしまったら後からどちらにとっても得にならなくなっても反故にはできないし、不可抗力で不履行になった場合に相手に同情していても天罰は落とさなければならない。この葛藤は[[エレシュキガル]]が特に顕著である。 | *圧倒的な力を振るう事ができるが必ずしも自由な訳ではなく、特に神同士や人間との「約束」や「契約」には非常に強く縛られる。<br>例えば、一度契約してしまったら後からどちらにとっても得にならなくなっても反故にはできないし、不可抗力で不履行になった場合に相手に同情していても天罰は落とさなければならない。この葛藤は[[エレシュキガル]]が特に顕著である。 | ||
*[[玉藻の前]]が「神霊になる前の神々が[[捕食遊星ヴェルバー]]に敗北した」と発言しているため、少なくとも[[セファール]]襲来以前には神霊という者は存在しなかった可能性がある。 | *[[玉藻の前]]が「神霊になる前の神々が[[捕食遊星ヴェルバー]]に敗北した」と発言しているため、少なくとも[[セファール]]襲来以前には神霊という者は存在しなかった可能性がある。 | ||
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== 話題まとめ == | == 話題まとめ == | ||
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[[Category:Fate/Grand Order]] | [[Category:Fate/Grand Order]] | ||
[[Category:ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]] | [[Category:ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]] | ||
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