「紫式部」を編集中

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| 真名 = 紫式部
 
| 真名 = 紫式部
 
| 読み = むらさきしきぶ
 
| 読み = むらさきしきぶ
| 外国語表記 = Murasaki Shikibu
+
| 外国語表記 =  
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 声優 = 茅野愛衣
 
| 声優 = 茅野愛衣
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| 地域 = 日本
 
| 地域 = 日本
 
| 属性 = 中立・善
 
| 属性 = 中立・善
| 副属性 = 人  
+
| 隠し属性 = 人  
 
| 性別 = 女性
 
| 性別 = 女性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
| 一人称 = 私/香子
+
| 一人称 =  
| 二人称 = 貴方
+
| 二人称 =  
| 三人称 = ○○様/彼/彼女
+
| 三人称 =  
| 本名 = 藤原香子(ふじわらの かおるこ)
+
| 異名 =  
 
| 愛称 =  
 
| 愛称 =  
 
| イメージカラー =  
 
| イメージカラー =  
 
| サーヴァント階位 =  
 
| サーヴァント階位 =  
 
| 特技 =  
 
| 特技 =  
| 好きな物 = 物語や詩集などの書物全般
+
| 好きな物 =  
| 苦手な物 = 本を大切にしない人
+
| 苦手な物 =  
| 天敵 = [[清少納言]]
+
| 天敵 =  
 
| 弱点 =  
 
| 弱点 =  
 
| デザイン = 本庄雷太
 
| デザイン = 本庄雷太
| 設定作成 = 桜井光
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| 設定作成 =  
 
| レア度 = ☆5
 
| レア度 = ☆5
 
}}
 
}}
 
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。
 
「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。
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:いつの間にかカルデアに召喚されており、カルデアの地下を陰陽術で拡張し、電子情報として保管されていたデータを紙の本に変換し、地下図書館を作り出した。
 
:いつの間にかカルデアに召喚されており、カルデアの地下を陰陽術で拡張し、電子情報として保管されていたデータを紙の本に変換し、地下図書館を作り出した。
 
:同イベントでは魔力を帯びた呪本が散逸してしまい、バレンタインの魔力を吸収したそれらを回収するべく四苦八苦することになる。
 
:同イベントでは魔力を帯びた呪本が散逸してしまい、バレンタインの魔力を吸収したそれらを回収するべく四苦八苦することになる。
:2部5.5章『[[地獄界曼荼羅 平安京]]』では生前の紫式部が登場。天覧武者の一人として[[チャールズ・バベッジ]]を召喚している。
 
 
;人物
 
;人物
 
:黒と紫を基調としたドレスを纏い、黒い日傘を持った長い黒髪の美女。大人しい優等生タイプ。物静かで育ちが良く、分別がある。
 
:黒と紫を基調としたドレスを纏い、黒い日傘を持った長い黒髪の美女。大人しい優等生タイプ。物静かで育ちが良く、分別がある。
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:相手を一目見ただけで、その人に似合う本を見つけてくる。内容は恋愛劇や復讐劇など「想い」にまつわる本が比較的多い模様。
 
:相手を一目見ただけで、その人に似合う本を見つけてくる。内容は恋愛劇や復讐劇など「想い」にまつわる本が比較的多い模様。
 
:理由は無論、彼女が「想いを綴る英霊」であるからだ。頼めば、日記や手紙の書き方なども指南してくれるらしい。
 
:理由は無論、彼女が「想いを綴る英霊」であるからだ。頼めば、日記や手紙の書き方なども指南してくれるらしい。
 
== 別クラス / バリエーション ==
 
===ライダー===
 
水着に着替え、ライダークラスになった紫式部。
 
 
詳細は『[[紫式部〔ライダー〕]]』を参照。
 
 
===LSハンター・パープル===
 
:[[サーヴァントユニヴァース]]における紫式部。
 
:蒼輝銀河で最高の恋愛小説コレクターであり、古書の取扱業者であり、自身も恋愛小説作家。
 
:[[アマゾネス・ドットコム]]が映画鑑賞や読書をすっ飛ばして感動を脳内に発生させる装置「kindnessフレア」を開発・販売していることに対して憤っている。
 
:紫式部同様におとなしくて礼儀正しいが、恋愛小説絡みになると異常な早口になる。
 
  
 
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
|-
| [[キャスター]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || E || D || B || A+ || C || 陣地作成:C+<br>道具作成:C || 歌仙の詩歌:A<br>呪術(詞):D+<br>紫式部日記:B→B++ || style="text-align:left"|
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| [[キャスター]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || E || D || B || A+ || C || 陣地作成:C+<br>道具作成:C || 歌仙の詩歌:A<br>呪術(詞):D+<br>紫式部日記:B || style="text-align:left"|
 
|}
 
|}
  
 
== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
 
; 源氏物語・葵・物の怪(げんじものがたり・あおい・もののけ)
 
; 源氏物語・葵・物の怪(げんじものがたり・あおい・もののけ)
: ランク:C<br />種別:詩歌宝具<br />レンジ:1~20<br />最大捕捉:50人
+
: ランク:C<br />種別:詩歌宝具<br />レンジ:1~20<br />最大捕捉:50人
:「限りあれば 薄墨衣 浅けれど 涙ぞ袖を 淵となしける」
+
:''「限りあれば 薄墨衣 浅けれど 涙ぞ袖を 淵となしける」''
 
:真名解放と共に詠まれた歌がある種の呪詛として働き、対象の滅びを招く。
 
:真名解放と共に詠まれた歌がある種の呪詛として働き、対象の滅びを招く。
 
:対象にダメージ及び弱体効果を与える。
 
:対象にダメージ及び弱体効果を与える。
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:怨みと呪殺に紐付いた哀しみの歌を詠むことで、紫式部は対象の運命を悼む。
 
:怨みと呪殺に紐付いた哀しみの歌を詠むことで、紫式部は対象の運命を悼む。
 
:なお、葵の上の死にまつわる一連の逸話は能の演目『葵上』の原典となっている。
 
:なお、葵の上の死にまつわる一連の逸話は能の演目『葵上』の原典となっている。
:『Grand Order』では「敵全体に強力な〔魔性〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>&強化無効状態を付与(1ターン)」という効果のArts宝具。
 
;源氏物語・桐壷・別離(げんじものがたり・きりつぼ・べつり)
 
:ランク:C<br />種別:詩歌宝具<br />レンジ:1~20<br />最大捕捉:50人
 
:「かぎりとて 別るる道の 悲しさに いかまほしきは 命なりけり」
 
:真名解放と共に詠まれた歌がある種の加護として働き、自陣の勝利を導く。
 
:回復+結界宝具。
 
:『源氏物語』第一帖『桐壺』に記載された和歌。
 
  
 
== 真名:紫式部 ==
 
== 真名:紫式部 ==
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;[[ウィリアム・シェイクスピア]]、[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]
 
;[[ウィリアム・シェイクスピア]]、[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]
 
:名高い作家達。尊敬しつつも、彼らの新刊を図書館に収めるべく虎視眈々と狙っている。
 
:名高い作家達。尊敬しつつも、彼らの新刊を図書館に収めるべく虎視眈々と狙っている。
:ちなみにイヴァン雷帝の幕間にて、シェイクスピアが寄稿したと思われる書物を読んでいる場面がある。
 
 
;[[ガイウス・ユリウス・カエサル]]
 
;[[ガイウス・ユリウス・カエサル]]
 
:『ガリア戦記』の作者としてリスペクトしており、新たな戦記物を書いてもらおうと画策している。
 
:『ガリア戦記』の作者としてリスペクトしており、新たな戦記物を書いてもらおうと画策している。
 
;[[茨木童子]]、[[酒呑童子]]
 
;[[茨木童子]]、[[酒呑童子]]
:同じ時代に生きた鬼達。茨木童子については生前に鬼を率いて暴れているところを目撃したことがある。
+
:面識は不明だが同じ時代に生きた鬼達。あくまでも人と相容れない存在と見ており、「奪われるものが、引き裂かれるものが、命だけならマシというものです」と語っている。
:あくまでも人と相容れない存在と見ており、「奪われるものが、引き裂かれるものが、命だけならマシというものです」と語っている。
 
 
;[[俵藤太]]
 
;[[俵藤太]]
 
:自分より前の時代の人物であり、所属している藤原北家の祖先ということもあり非常に緊張して対応している。
 
:自分より前の時代の人物であり、所属している藤原北家の祖先ということもあり非常に緊張して対応している。
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;[[刑部姫]]
 
;[[刑部姫]]
 
:2019年のバレンタインイベントでは、和風の文系サーヴァントの先輩として非常にリスペクトされている。
 
:2019年のバレンタインイベントでは、和風の文系サーヴァントの先輩として非常にリスペクトされている。
:彼女がスランプの際には「自然体でいれば物語は生まれるもの」と優しいアドバイスを行ったが、天才の言い分だと悲鳴を上げられた。
 
 
:以降も時折読書会を開いているようである。
 
:以降も時折読書会を開いているようである。
:それでも彼女のキャラクターは把握しているようで、『いみじかりしバレンタイン』で彼女が「ユウガオ」として登場した時には即座にチェンジを要求した。
+
:それでも彼女のキャラクターは把握しているようで、『いみじかりしバレンタイン』で彼女が「ユウガオ」として登場した時には即座にチェンジ要求した。
 
;[[葛飾北斎]]
 
;[[葛飾北斎]]
 
:期間限定イベント『惑う鳴鳳荘の考察』にて、映画撮影の小道具として肖像画を発注した。
 
:期間限定イベント『惑う鳴鳳荘の考察』にて、映画撮影の小道具として肖像画を発注した。
 
:こちらもだいぶハードスケジュールだったために二服あった疲労回復薬を善意で提供して(そして副作用の説明をしなかったorできなかった)ために彼女も昏倒してしまい、事件がややこしくなるきっかけとなってしまったのだが。
 
:こちらもだいぶハードスケジュールだったために二服あった疲労回復薬を善意で提供して(そして副作用の説明をしなかったorできなかった)ために彼女も昏倒してしまい、事件がややこしくなるきっかけとなってしまったのだが。
 
;[[武則天]]
 
;[[武則天]]
:彼女の幕間の物語で共演。彼女の頼みで書道の指導役を行う。
+
:幕間で共演。彼女の頼みで書道の指導役を行う。
 
;[[イヴァン雷帝]]、[[イスカンダル]]
 
;[[イヴァン雷帝]]、[[イスカンダル]]
 
:前者の幕間で共演。どちらも『図書館』に関する逸話の持ち主。
 
:前者の幕間で共演。どちらも『図書館』に関する逸話の持ち主。
 
:蔵書の充足化を手伝ってくれるが、図書館に'''「偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館」'''という強烈なセンスの名前をつけられて卒倒してしまう。<ref group = "注">その後[[スパルタクス]]の指摘により両者の名前だけは取り消してもらったが、結果として'''「偉大なる恐るべき可憐なる紫式部図書館」'''という更に恥ずかしい名称になってしまった。</ref>
 
:蔵書の充足化を手伝ってくれるが、図書館に'''「偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館」'''という強烈なセンスの名前をつけられて卒倒してしまう。<ref group = "注">その後[[スパルタクス]]の指摘により両者の名前だけは取り消してもらったが、結果として'''「偉大なる恐るべき可憐なる紫式部図書館」'''という更に恥ずかしい名称になってしまった。</ref>
 
;[[蘭陵王]]
 
;[[蘭陵王]]
:彼の幕間の物語で共演。転倒しかけた所を助けてもらい、あまりのイケメン振りにときめきかけた。作家の性なのか「この感慨」は何かに使えるかもとネタ帳に書き綴った。
+
:幕間で共演。転倒しかけた所を助けてもらい、あまりのイケメン振りにときめきかけた。作家の性なのか「この感慨」は何かに使えるかもとネタ帳に書き綴った。
 
;[[ロクジョウ]]
 
;[[ロクジョウ]]
 
:期間限定イベント『いみじかりしバレンタイン』で聖杯の力で無意識に生み出してしまった存在。
 
:期間限定イベント『いみじかりしバレンタイン』で聖杯の力で無意識に生み出してしまった存在。
 
:紫式部が半ば被害妄想的にイメージしていた「悪い清少納言」そのものであり、彼女によって源氏物語関係で嫌がらせじみた世界を作られてしまった。名前の元ネタは恐らく『源氏物語』の登場人物である六条御息所。
 
:紫式部が半ば被害妄想的にイメージしていた「悪い清少納言」そのものであり、彼女によって源氏物語関係で嫌がらせじみた世界を作られてしまった。名前の元ネタは恐らく『源氏物語』の登場人物である六条御息所。
;[[渡辺綱]]
 
:同じ時代の武士。
 
:彼が検非違使という今でいう警察に所属していたこともあり、後ろ暗いところに手入れに来たのではないかととても緊張して対応していた。
 
;[[チャールズ・バベッジ]]
 
:『地獄界曼荼羅』におけるサーヴァント。
 
:「おじさま」と呼んで慕っており、「夢の果てを見る」という縁から彼からも導きを受けていた。
 
;[[加藤段蔵]]
 
:『地獄界曼荼羅』で自宅を訪れた坂田金時の連れの一人。
 
:彼女のファッションがファッションの上、金時たちと同室で良いと言った事については目を白黒させていた<ref group="注">主人公の性別がどちらであろうが男女混合の組み合わせになるため、平安時代の常識としては埒外である。後に彼女がこっそり部屋を覗き見していた事が判明するが、プレイヤーからは「そういうこと」を期待しての出歯亀を本気で疑われる羽目になった。</ref>。
 
 
===ちびちゅき!===
 
;[[シエル]]
 
:教師仲間。授業中の居眠りについて相談するも、最終手段としてのチョーク投げ(壁に刺さる)にはドン引きしていた。
 
  
 
===生前===
 
===生前===
;藤原為時
+
;安倍晴明
:父親。著名な文化人であり、幼少期は彼の蔵書から学問を身に着けていた模様。
 
:陰陽術にも興味を持って相談したところ、下記の晴明を紹介して勉強させてもらったとか。
 
;[[安倍晴明]]
 
 
:陰陽術の師匠。
 
:陰陽術の師匠。
 
:術そのものはあまり上達しなかったが、「泰山解説祭」については(彼の意図もあったようだが)身につけてしまった。
 
:術そのものはあまり上達しなかったが、「泰山解説祭」については(彼の意図もあったようだが)身につけてしまった。
;[[蘆屋道満]]
 
:『FGO material VIII』では何度か面識があったことが明言され、その際に'''法師様'''と呼んでいる。
 
:後にカルデアで出会った際には「お変わりがないようで」と苦笑交じりに納得していた。
 
 
;[[源頼光]]
 
;[[源頼光]]
 
:同じ時代に生きた人物であり、面識がある。バーサーカーVer.には「なにか違うような」と首を傾げている。ランサーVer.にはその格好に驚愕している。
 
:同じ時代に生きた人物であり、面識がある。バーサーカーVer.には「なにか違うような」と首を傾げている。ランサーVer.にはその格好に驚愕している。
 
;[[坂田金時]]
 
;[[坂田金時]]
 
:同じく面識があった人物。サングラスを不思議そうに見ている。
 
:同じく面識があった人物。サングラスを不思議そうに見ている。
:『地獄界曼荼羅』では突然自宅を訪れて主人公ら共々泊めてくれと言ってきた事について困惑していた<ref group="注">作中でも言及されるが、深夜の上に金時と式部には一面識もない。状況も相まって夜這いを疑われても文句を言えないレベルである。</ref>が、経緯を聞いて快く泊めてくれた。
 
 
;[[清少納言]]
 
;[[清少納言]]
 
:同時代のライバルで、『枕草子』の作家。生涯、未亡人を貫いた紫式部とは逆の人生を歩んだ。
 
:同時代のライバルで、『枕草子』の作家。生涯、未亡人を貫いた紫式部とは逆の人生を歩んだ。
:史実でもFateでも『紫式部日記』でボロクソに書いていた<ref group="注">このことを意識してか、スキル「紫式部日記」の強化後の付加効果が「自身に善特攻と混沌特攻を付与する」という露骨なまでに清少納言をメタった効果になっている。</ref>ようにあまり良い印象は抱いていないようで、『Fate/Grand Order』の期間限定イベント『惑う鳴鳳荘の考察』で映画撮影での清少納言をイメージしたキャラクター「エリス」にもそれが表れている<ref group="注">演者が[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]であり、作中の役どころも「芸術的な才能はあるがナチュラルに周囲に毒を吐きまくり、主人公(役者は紫式部自身)に対しても辛辣で、そのたびに叔父のアントニオ(在原業平のイメージでイケオジ、紫式部の好みのタイプ)に窘められる女性」という、典型的な当て馬役である。</ref>。
+
:史実通りあまり良い印象は抱いていないようで、『Fate/Grand Order』の期間限定イベント『惑う鳴鳳荘の考察』で映画撮影での清少納言をイメージしたキャラクター「エリス」にもそれが表れている<ref group="注">演者が[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]であり、作中の役どころも「芸術的な才能はあるがナチュラルに周囲に毒を吐きまくり、主人公(役者は紫式部自身)に対しても辛辣で、そのたびに叔父のアントニオ(在原業平のイメージでイケオジ、紫式部の好みのタイプ)に窘められる女性」という、典型的な当て馬役である。</ref>。
 
:その一方で作家としての卓越性は認めており、非常に複雑な心情を抱えて独り相撲状態に陥っていた。
 
:その一方で作家としての卓越性は認めており、非常に複雑な心情を抱えて独り相撲状態に陥っていた。
:なお、活躍した時代が少しずれているため、宮中で互いにそれとは知らずにすれ違ったことはあるが、直接の面識はない。
 
:『地獄界曼荼羅』では上記の坂田金時の訪問の際に「草の庵がよろしくと言っていた」と聞いて即座に彼女の事と理解し、意図を察して金時たちを泊めることにした。
 
 
;在原業平
 
;在原業平
 
:少し前の時代の歌人であり、『伊勢物語』の主人公。
 
:少し前の時代の歌人であり、『伊勢物語』の主人公。
206行目: 160行目:
 
:中宮彰子に仕えた同僚。
 
:中宮彰子に仕えた同僚。
 
:史実では優れた歌人ではあったもののいろいろと奔放な女性であり、紫式部も『紫式部日記』の中でボロクソに書いている。『Fate/Grand Order』でも、そんな紫式部日記をゲラゲラ笑いながら隠居していた清少納言(こちらもボロクソに書かれている)に見せに行ったようで、やはりいろいろとアレな性格のようである。
 
:史実では優れた歌人ではあったもののいろいろと奔放な女性であり、紫式部も『紫式部日記』の中でボロクソに書いている。『Fate/Grand Order』でも、そんな紫式部日記をゲラゲラ笑いながら隠居していた清少納言(こちらもボロクソに書かれている)に見せに行ったようで、やはりいろいろとアレな性格のようである。
;[[藤原道長]]
+
;藤原道長
:生前の上司だが、女性関係のトラブルの酷さから内心嫌っていたようでノーコメントと断言するほど。光源氏のモデルであるという説もある。
+
:ノーコメント。
:マイルームでの言動からすると、彼の裏帳簿について知っていると思われる。
 
 
;源(藤原)倫子
 
;源(藤原)倫子
:道長の妻で中宮彰子の母。型月世界の紫式部は中宮彰子以前に彼女に仕えていたことがあり<ref group="注">史実でもその説はあるが裏付ける史料がないので俗説とされている。但し、自身の父親の藤原為時と倫子の母親が従姉弟の関係にあり、邸宅も東京極大路を挟んで斜め向かいのご近所であるため全く知らない間柄というわけではない。</ref>、その時に清少納言を見かけた、という事になっている。
+
:道長の妻で中宮彰子の母。型月世界の紫式部は中宮彰子以前に彼女に仕えていたことがあり<ref group="注">史実でもその説はあるが裏付ける史料がないので俗説とされている。</ref>、その時に清少納言を見かけた、という事になっている。
  
 
==名台詞==
 
==名台詞==
234行目: 187行目:
  
 
;「……頑張ります。」(夜通し素敵な本を読み耽ってしまったので寝不足ではありますが、弱音を言える立場ではなく!)
 
;「……頑張ります。」(夜通し素敵な本を読み耽ってしまったので寝不足ではありますが、弱音を言える立場ではなく!)
:『惑う鳴鳳荘の考察』第2節「イントロダクション」にて。映画の脚本&監督を依頼されて映画は素人もいいところ、似て非なるもの、だと難色を示すが、日頃迷惑かけてるからと了承した折に、配役は最小限、脚本はなる早で、消滅まであと三日の外道の入稿だけどいけるかな?と聞かれての返事。映画を撮り終える時間も含めて三日って無茶振りにもほどがある。一番断れなさそうな文系サーヴァントを選んだろ感。
+
:『惑う鳴鳳荘の考察』第2節「イントロダクション」にて。映画の脚本&監督を依頼されて映画は素人もいいところ、似て非なるもの、だと難色を示すが、日頃迷惑かけてるからと了承した折に、配役は最小限、脚本はなる早で、消滅まであと三日の外道の入稿だけどいけるかな?と聞かれての返事。映画を撮り終える時間も含めて三日って無茶振りにもほどがある。一番断れなさそうな文系サーヴァントを選んだろ感。
  
 
;「幅広い年齢・職業・シチュエーション・性別などの組み合わせを網羅したどんな方でも必ず理想の一冊に出会えるような夢の読書スペースを構築してあげますのでもしそれで胸の奥に読むだけでは解消できない熱い想いが生まれましたなら是非筆をお執りになって思いの丈を原稿用紙にぶつけていただいて私にまだ見ぬ恋愛小説の傑作を読ませていただければ実に幸いなことで(早口)」
 
;「幅広い年齢・職業・シチュエーション・性別などの組み合わせを網羅したどんな方でも必ず理想の一冊に出会えるような夢の読書スペースを構築してあげますのでもしそれで胸の奥に読むだけでは解消できない熱い想いが生まれましたなら是非筆をお執りになって思いの丈を原稿用紙にぶつけていただいて私にまだ見ぬ恋愛小説の傑作を読ませていただければ実に幸いなことで(早口)」
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;「あぁ、このノリ……。このノリだけは無理です……」<br>「早くカルデアに帰りたい……!」
 
;「あぁ、このノリ……。このノリだけは無理です……」<br>「早くカルデアに帰りたい……!」
:『いみじかりしバレンタイン』三段「なまめかしきもの」にて。[[清少納言|パリピ]]と野郎共のテンションに滅入ってホームシック状態に陥っていた。
+
:『バレンタイン2020 いみじかりしバレンタイン』三段「なまめかしいもの」にて。[[清少納言|パリピ]]と野郎共のテンションに滅入ってホームシック状態に陥っていた。
 
 
;(名前がよくないのでは……?)
 
:同上。四段「ありがたきもの」にて。自分ばかりチョコの客引きにたかられて消沈している[[エドワード・ティーチ|髭黒]]に対する感想。
 
:……なのだが、『源氏物語』において、髭黒は主人公である光源氏を除けば'''最大の勝ち組'''と言っていい人物である(詳細は彼の項目参照)。
 
  
 
;「先程の貴方の言葉に嘘はない、と信じます。信じました。」<br>「……そもそも、今の話は一種の<ruby><rb>ブラフ</rb><rt>はったり</RUBY>でしたし!」<br>「それから……改めて、これまでの非礼をお詫び申し上げます。」<br>「なぎこさん、貴方は……。」<br>「私がずっと思い描いていた清少納言の印象とは違っているように思うのです。」<br>「ですので、その……。色々と……諸々含めて、ごめんなさい、と―――」
 
;「先程の貴方の言葉に嘘はない、と信じます。信じました。」<br>「……そもそも、今の話は一種の<ruby><rb>ブラフ</rb><rt>はったり</RUBY>でしたし!」<br>「それから……改めて、これまでの非礼をお詫び申し上げます。」<br>「なぎこさん、貴方は……。」<br>「私がずっと思い描いていた清少納言の印象とは違っているように思うのです。」<br>「ですので、その……。色々と……諸々含めて、ごめんなさい、と―――」
:同上。七段「近うて遠きもの」にて。彼女の言い分を聞いて自分が十割100%誤ってたとこれまでの態度の悪さを謝罪した。でも仲良くはできないらしい。
+
:七段「近うて遠きもの」にて。彼女の言い分を聞いて自分が十割100%誤ってたとこれまでの態度の悪さを謝罪した。でも仲良くはできないらしい。
  
 
;「本物の、清少納言は……」<br>「思ってたよりずっと能天気で……馴れ馴れしくて、空気を読んでもくれませんが……。」<br>「それでも違います。貴方ではない。」<br>「私は……この夢の世界で、それを知りました。」
 
;「本物の、清少納言は……」<br>「思ってたよりずっと能天気で……馴れ馴れしくて、空気を読んでもくれませんが……。」<br>「それでも違います。貴方ではない。」<br>「私は……この夢の世界で、それを知りました。」
:同上。八段「遠くて近きもの」にて。「傲慢で、プライドが高くて、慎みがなくて、底意地の悪さが滲み出ているような」と悪いイメージしかなかった。でも実際に会った彼女は性格は合わないが、自分が思っていたような人ではなかった。
+
:八段「遠くて近きもの」にて。「傲慢で、プライドが高くて、慎みがなくて、底意地の悪さが滲み出ているような」と悪いイメージしかなかった。でも実際に会った彼女は性格は合わないが、自分が思っていたような人ではなかった。
  
 
==メモ==
 
==メモ==
*基本7クラスとしては最後発となる2019年2月に満を持して実装された「史実上の日本人キャスター」。同条件のサーヴァントは2023年9月時点でも他に[[出雲阿国]]のみ。
+
*「史実上の日本人」としては2019年時点で最古の存在、かつ唯一のキャスタークラス。
 
*宝具演出で描かれる筆文字は書道家・蒼喬氏が担当している<ref group = "出">[https://twitter.com/sokyo1226/status/1093013736187523072 蒼喬Twitter2019年2月6日14:09]</ref>。
 
*宝具演出で描かれる筆文字は書道家・蒼喬氏が担当している<ref group = "出">[https://twitter.com/sokyo1226/status/1093013736187523072 蒼喬Twitter2019年2月6日14:09]</ref>。
 
**これ以前にも『屍山血河舞台 下総国』で[[英霊剣豪]]及び[[佐々木小次郎]]と対峙した時に表示される筆文字、[[秦良玉]]・[[李書文〔アサシン〕]]の宝具演出の筆文字も蒼喬氏が担当していた<ref group = "出">[https://twitter.com/sokyo1226/status/1093178434514079744 蒼喬Twitter2019年2月7日1:03]</ref>。
 
**これ以前にも『屍山血河舞台 下総国』で[[英霊剣豪]]及び[[佐々木小次郎]]と対峙した時に表示される筆文字、[[秦良玉]]・[[李書文〔アサシン〕]]の宝具演出の筆文字も蒼喬氏が担当していた<ref group = "出">[https://twitter.com/sokyo1226/status/1093178434514079744 蒼喬Twitter2019年2月7日1:03]</ref>。
264行目: 213行目:
 
;紫式部と清少納言
 
;紫式部と清少納言
 
:作中散々語られているように、紫式部は清少納言に対していいイメージを持っていない。この事の史実的なソースが『紫式部日記』にある「したり顔にいみじう侍りける人」などの評な訳だが、彼女は清少納言を'''実際には全く知らない'''というのが定説である。
 
:作中散々語られているように、紫式部は清少納言に対していいイメージを持っていない。この事の史実的なソースが『紫式部日記』にある「したり顔にいみじう侍りける人」などの評な訳だが、彼女は清少納言を'''実際には全く知らない'''というのが定説である。
:その根拠として、当の『紫式部日記』が大体西暦1008年秋から1010年正月頃のことを記述しているのだが、清少納言は1000年頃には主である中宮定子の逝去とともに宮廷を去ったとされており、これが正確ならば'''二人にはそもそも一面識もない'''。また、『枕草子』の方には紫式部に関する記述が全くない事も、この説を補強している。
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:その根拠として、当の『紫式部日記』が大体西暦1008年秋から1010年正月頃のことを記述しているのだが、清少納言は1000年頃には主である中宮定子の逝去とともに宮廷を去っており、これが正確ならば'''二人にはそもそも一面識もない'''。また、『枕草子』の方には紫式部に関する記述が全くない事も、この説を補強している。
:ただ、清少納言の主人である中宮定子と、紫式部の主人である中宮彰子は(従姉妹同士ではあるが)政治的な対立関係にあり、清少納言の著した『枕草子』が中宮彰子(というより藤原道長)とそれに連なる人々にとっては'''目障り極まりない'''ものであったことは想像に難くない。そのため、面識がなくとも紫式部が清少納言を嫌っているのは、「(実際に付き合った上での)個人的な感情」というより「政治的な立場の違い」である可能性が高いと思われる。
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:更に、清少納言の主人である中宮定子と、紫式部の主人である中宮彰子は(従姉妹同士ではあるが)政治的な対立関係にあり、期間限定イベント『いみじかりしバレンタイン』で僅かに語られたように、清少納言の著した『枕草子』が中宮彰子(というより藤原道長)とそれに類する人々にとっては'''目障り極まりない'''ものであったことは想像に難くない。
:恐らくは作中でもこれと同様か近い解釈がされているようで、[[ロクジョウ|紫式部のイメージしていた清少納言]]と[[清少納言|実際の彼女]]は'''見事なくらい正反対の性格'''だった。期間限定イベント『いみじかりしバレンタイン』では政治的対立についてわずかに語られ、また『地獄界曼荼羅平安京 轟雷一閃』でも、1008年当時の二人には面識がなかった事が語られている。
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:以上の事情から、面識がなくとも紫式部が清少納言を嫌っているのは、「(実際に付き合った上での)個人的な感情」というより「政治的な立場の違い」である可能性が高いと思われる。恐らくは作中でもこれと同様か近い解釈がされているようで、[[ロクジョウ|紫式部のイメージしていた清少納言]]と[[清少納言|実際の彼女]]は'''見事なくらい正反対の性格'''だった。
;泰山解説祭の応用
 
:紫式部が持つ『泰山解説祭』はその特異性から、口下手だったり本音や身の内を明かす事がない性格のサーヴァントが原因で起こる''『Fate界隈特有の意思疎通不足によるすれ違いやわだかまり』''を手っ取り早く解消出来る手段として汎用性が高く、FGOにおけるサーヴァントの会話やイベントシナリオ等でそういった場面が出てくると、もっと口に出してという意味で'''「誰か式部さん呼んでこい」'''、'''「香子さん泰山解説祭の出番ですよー」'''というプレイヤーの心情を象徴する単語としても使用されている。
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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