「荊軻」を編集中

ナビゲーションに移動 検索に移動

警告: ログインしていません。編集を行うと、あなたの IP アドレスが公開されます。ログインまたはアカウントを作成すれば、あなたの編集はその利用者名とともに表示されるほか、その他の利点もあります。

この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。

最新版 編集中の文章
1行目: 1行目:
{{サーヴァント概要
+
== アサシン (Grand Order) ==
| タイトル = アサシン
+
* 真名:荊軻(けいか)
| 真名 = 荊軻
+
* 身長:159cm / 体重:48kg
| 読み = けいか
+
* 出典:史実
| 外国語表記 = ''Jing Ke''
+
* 地域:中国
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
+
* 属性:混沌・善 / カテゴリ:人
| 声優 = 田中敦子
+
* 性別:女性
| 演者 =  
+
* CV:田中敦子
| 身長 = 159cm
 
| 体重 = 48kg
 
| 出典 = 史実
 
| 地域 = 中国
 
| 属性 = 混沌・善
 
| 副属性 = 人
 
| 性別 = 女性
 
| スリーサイズ =
 
| 一人称 = 私
 
| 二人称 = 貴殿/君など
 
| 三人称 = 彼/彼女
 
| イメージカラー =
 
| 特技 =
 
| 好きな物 = 酒、月、花、友
 
| 苦手な物 = 家族
 
| 天敵 = [[始皇帝]]
 
| デザイン = 高橋慶太郎
 
| 設定作成 = 東出祐一郎
 
| レア度 = ☆3
 
}}
 
 
 
== 概要 ==
 
  
 
「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]。
 
「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]。
  
 
; 略歴
 
; 略歴
: 『[[Fate/Grand Order]]』第二特異点『[[永続狂気帝国 セプテム]]』でははぐれサーヴァントとして西暦60年のローマに召喚されローマ帝国の将となっている。
+
: 『[[Fate/Grand Order]]』第二特異点『永続狂気帝国 セプテム』でははぐれサーヴァントとして西暦60年のローマに召喚されローマ帝国の将となっている。
 
: 呂布と組んで「皇帝」のサーヴァントを既に3人葬っており、主人公たちにどちらが多くの「皇帝」を仕留められるか競争をしようと持ちかけている。
 
: 呂布と組んで「皇帝」のサーヴァントを既に3人葬っており、主人公たちにどちらが多くの「皇帝」を仕留められるか競争をしようと持ちかけている。
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅡの座を統括する[[魔神柱|情報室フラウロス]]と交戦する。
+
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅡの座を統括する[[魔神柱|情報室フラウロス]]と交戦する。
:『[[人智統合真国 シン]]』ではカルデアのサーヴァントとして登場する。スマホ一台を武器にして、ようやく始皇帝(の『聖躯』)の暗殺に成功するが、「真人躯体」の致命的な闇討ちを受けてしまう。
 
 
:
 
:
 
; 人物
 
; 人物
: 白装束を纏う東洋の美女。
+
: 白装束を纏う東洋の美女。一人称は「私」。
 
: 鋭い目付きをした外見と裏腹に気さくで仕事人らしい性格で、マスターとの関係もまた友人関係として捉えている。
 
: 鋭い目付きをした外見と裏腹に気さくで仕事人らしい性格で、マスターとの関係もまた友人関係として捉えている。
 
: 書物と剣術、友との語らい、そして何よりも酒を愛した風流の人であり、穏やかな日常を望むものの、生前では死を覚悟して強大な敵に挑んだ義侠の人と言われるとおり、自身の信条である「義」のためならば死をも厭わないし、死を間近にしても、笑っていける豪胆さを持つ。生前最後の刺客としての心的傾向を持つように最終手段には刺し違えてでも一殺を得ると、どこか自分の身に対しても顧みない姿勢を持つ。  
 
: 書物と剣術、友との語らい、そして何よりも酒を愛した風流の人であり、穏やかな日常を望むものの、生前では死を覚悟して強大な敵に挑んだ義侠の人と言われるとおり、自身の信条である「義」のためならば死をも厭わないし、死を間近にしても、笑っていける豪胆さを持つ。生前最後の刺客としての心的傾向を持つように最終手段には刺し違えてでも一殺を得ると、どこか自分の身に対しても顧みない姿勢を持つ。  
49行目: 26行目:
 
: 暗殺用に使われたとされる毒を焼き入れた匕首(あいくち、ひしゅ)という暗器を以てして戦う。
 
: 暗殺用に使われたとされる毒を焼き入れた匕首(あいくち、ひしゅ)という暗器を以てして戦う。
 
: 「気配遮断」に加え、攻撃寸前まで殺気の一切を表に出さないスキル「抑制」、対象を暗殺するまでの戦術思考を張り巡らせるスキル「プランニング」を有している。
 
: 「気配遮断」に加え、攻撃寸前まで殺気の一切を表に出さないスキル「抑制」、対象を暗殺するまでの戦術思考を張り巡らせるスキル「プランニング」を有している。
 
== 別クラス / バリエーション ==
 
===アヤ=メル・ケーカ社長===
 
:[[サーヴァントユニヴァース]]における荊軻。
 
:暗殺請負ヴィラン組織「ひみつ会社 アサシン」の現社長。
 
:[[アマゾネス・ドットコム]]が蒼輝銀河の流通を掌握したことで誰でも手軽に爆弾や毒物を自作できるようになったために倒産寸前なのを逆恨みしている。
 
:それ以外でも言動や思考がかなり幼く、常時酔っているときの荊軻のような言動をしている。
 
  
 
== ステータス ==
 
== ステータス ==
62行目: 32行目:
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考   
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考   
 
|-   
 
|-   
| [[アサシン]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || E || A || E || D || B || 気配遮断:B || 抑制:A<br />プランニング:B<br />傍若無人:A<br />十歩殺一人:B+ || style="text-align:left"|強化クエストで「プランニング」→「十歩殺一人」に変化。  
+
| [[アサシン]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || E || A || E || D || B || 気配遮断:B || 抑制:A<br />プランニング:B<br />傍若無人:A || style="text-align:left"|  
 
|}
 
|}
  
72行目: 42行目:
 
: この匕首を使うということは、「己が還らない」と覚悟するものであり、故に使用者は己の死を受け入れ、全力で暗殺を完遂しようとする。
 
: この匕首を使うということは、「己が還らない」と覚悟するものであり、故に使用者は己の死を受け入れ、全力で暗殺を完遂しようとする。
 
: 己が還らないことを前提に任務を遂行する点において、回避が極めて困難な暗殺宝具。
 
: 己が還らないことを前提に任務を遂行する点において、回避が極めて困難な暗殺宝具。
:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃[Lv]&中確率で即死効果<オーバーチャージで効果アップ>+スターを大量獲得<オーバーチャージで効果アップ>+自身のHPを1000減らす【デメリット】」という効果のQuick宝具。
+
: 『Grand Order』では単体にダメージ及び中確率で即死効果、加えてスターの大量獲得と高性能だが、自分のHPが減少するデメリットがある。
:強化クエスト2クリアでB+ランクに上昇し、宝具威力倍率とスターの獲得個数が上昇する。
 
  
 
== 真名:荊軻 ==
 
== 真名:荊軻 ==
92行目: 61行目:
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
===Fateシリーズ===
+
===Fate===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
: ゲーム開始時から実装されている。メインシナリオでは第一部の第二特異点に登場。
+
* 〔アサシン〕キャラクターデザイン:高橋慶太郎 / 設定作成:東出祐一郎 / レア度:☆3
: 第二部第三章の実装に際してモーションの改修がなされた。
+
: ゲーム開始時から実装されている。メインストーリーでは2章に登場。
 
 
===Fate関連作品===
 
; [[Fate/Grand Order 英霊伝承|Fate/Grand Order 英霊伝承 ~荊軻~]]
 
: 彼女の生前の姿が描かれる。
 
 
 
===その他===
 
; [[ちびちゅき!]]
 
: 生徒役……だが相変わらず飲酒している。いいのだろうか。
 
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
109行目: 70行目:
 
; [[マルタ]]
 
; [[マルタ]]
 
: 意気投合したのか、一緒に酒を飲んだり愚痴ったりとOL仲間のような間柄になる。
 
: 意気投合したのか、一緒に酒を飲んだり愚痴ったりとOL仲間のような間柄になる。
; [[牛若丸]]
 
: マルタと同様の吞み友達。彼女の若干引くような言動にも抵抗が薄いため、仲が良い。
 
 
; [[呂布奉先]]、[[スパルタクス]]
 
; [[呂布奉先]]、[[スパルタクス]]
: 第二特異点で共闘した相手。
+
: 第二章で共闘した相手。
: 終局特異点でも共同戦線を張っていたが、ひたすら暴走する上に下手に刺激するとこちらに矛先を向けかねない有様に頭を痛めてばかりいる。
+
: 終章でも共同戦線を張っていたが、ひたすら暴走する上に下手に刺激するとこちらに矛先を向けかねない有様に頭を痛めてばかりいる。
; [[モードレッド]]
 
: 中国異聞帯にて、スパルタクスともども「叛逆三銃士」として召喚された。
 
: なお、彼女は暗殺を企んだだけで反乱を起こしたわけではないため、一緒くたにされるのを嫌がっている。
 
; [[酒呑童子]]
 
: [[女王メイヴ]]の幕間の物語にて共演。彼女から振る舞われた酒を大喜びで吞んでいた。
 
; [[イスカンダル]]
 
: 同上。一緒に酒を吞む仲だが、王様っぽいため殺したくなるらしい。
 
; [[ナポレオン]]
 
: 期間限定イベント『雀のお宿の活動日誌〜閻魔亭繁盛記〜』で吞み仲間として共演。
 
: 「皇帝」ということで刺したくなるとか。殺意はあっても敵意はないので、別に嫌っている訳ではないが。
 
; [[柳生但馬守宗矩]]
 
: 期間限定イベント『雀のお宿の活動日誌〜閻魔亭繁盛記〜』で吞み仲間として共演。
 
: 以降も気が合ったようで、『108人のハロウィン・リベリオン!』でも模擬戦をしたり一緒に酒を飲んだりと仲良くしていた。
 
; [[エリザベート=バートリー]]
 
: 期間限定イベント『雀のお宿の活動日誌〜閻魔亭繁盛記〜』で言及。
 
: <ruby><rb>傍若無人</rb><rt>メチャクチャ</rt></ruby>なところを一度マネしてみたかったらしく、酔った勢いで「恋はドラクル」を熱唱していた。声量こそエリザに及ばないものの、キンキン声なところも含めてかなり似ていたらしく、まるでエリザが成長してベテラン歌手になったかのようだ、とのこと<ref group="注">余談ではあるが、彼女の声優である田中敦子氏は[[カーミラ]]の声も担当している。</ref>。
 
; [[長尾景虎]]
 
: 酒豪を自負していたが彼女には敵わなかったらしく、他の酒飲みサーヴァントと共に潰された模様。
 
; [[楊貴妃]]
 
: 前々から「いけるクチ」だというのは知っていたようで、彼女の幕間の物語にて、逃げてきた彼女を酒席に招き入れて意気投合した。
 
  
 
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
; 政([[始皇帝]])
+
; 政(始皇帝)
 
: 秦国の王。荊軻は最後に始皇帝を嘲りながら殺されたと伝えられている。
 
: 秦国の王。荊軻は最後に始皇帝を嘲りながら殺されたと伝えられている。
: 『Fate/Grand Order』での荊軻のキャラクエストは「シミュレーターを使って『王を討つ訓練』をする」という内容で、最後は当然彼を模した相手と戦うことになるが、その[[ギルガメッシュ|代役を務める「王」]]は……。
+
: 荊軻のキャラクエストは「シミュレーターを使って『王を討つ訓練』をする」という内容で、最後は当然彼を模した相手と戦うことになるが、その[[ギルガメッシュ|代役を務める「王」]]は……。
 
: 『英霊伝承』で明かされた設定によると怪しげな肉塊と一体化して不死身になっており、暗殺の際には彼の命を奪う事こそ叶わなかったものの不死身になっている根源を「殺す」ことには成功したとか。
 
: 『英霊伝承』で明かされた設定によると怪しげな肉塊と一体化して不死身になっており、暗殺の際には彼の命を奪う事こそ叶わなかったものの不死身になっている根源を「殺す」ことには成功したとか。
: 中国異聞帯では別の歴史をたどった彼と運命が交わり、再び暗殺を決意する事となった。
 
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
===Fate/Grand Order===
 
====戦闘====
 
 
; 「ここより己の死は恐れず、生も求めず……『<ruby><rb>不還匕首</rb><rt>ただ、あやめるのみ</rt></ruby>』!」
 
; 「ここより己の死は恐れず、生も求めず……『<ruby><rb>不還匕首</rb><rt>ただ、あやめるのみ</rt></ruby>』!」
 
: 宝具使用時の台詞。決して生きて帰るという事はないと悟った決死の暗殺者、その覚悟の一撃。
 
: 宝具使用時の台詞。決して生きて帰るという事はないと悟った決死の暗殺者、その覚悟の一撃。
 
====マイルーム====
 
; 「私は殺す、君は魔力を与える 別の方法で魔力を貰うのも有りかな? ふふふ…」
 
:マイルームの通常会話の一つ。カルデアでは施設の電力を魔力に変換して供給しているはずだが、彼女の言う「別の方法」とやらがマスターからの直接供給だとして、どうやってパスを繋ぐのだろうか。『[[Fate/stay night]]』や『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』にあった魔力供給の方法が'''アレ'''であっただけに、分かる人にはいろいろと意味深に取れる発言である。
 
 
====イベント====
 
 
; 「なーにー? 誰か、いま私のコト呼んだ―――?<br> おっと、いつのまにかお仲間が増えてるじゃないか。なにマルタ、厨房に立つのかい?<br> なら牛の叩きを追加してくれ。ウミガメのスープもいいな!<br> マルタの料理はなんだって美味しいぞー! どうして世の男どもは放っておくのかなー!」
 
; 「なーにー? 誰か、いま私のコト呼んだ―――?<br> おっと、いつのまにかお仲間が増えてるじゃないか。なにマルタ、厨房に立つのかい?<br> なら牛の叩きを追加してくれ。ウミガメのスープもいいな!<br> マルタの料理はなんだって美味しいぞー! どうして世の男どもは放っておくのかなー!」
 
: 『ほぼ週間サンタオルタさん』第三夜「'''ハートブレイク☆ケーカちゃん'''」より、登場しての第一声。
 
: 『ほぼ週間サンタオルタさん』第三夜「'''ハートブレイク☆ケーカちゃん'''」より、登場しての第一声。
 
: [[ガイウス・ユリウス・カエサル|偽サンタ]]に騙されて家財を差し押さえられてしまってから傷心の酒宴を始めて早10日、完全に出来上がってキャラ崩壊してしまっていた。これには同じ被害者である[[マルタ]]からお叱りを受けることに。<br>とはいえ後述の通り、彼女が酒乱なのは'''ある意味史実通り'''なのだが。
 
: [[ガイウス・ユリウス・カエサル|偽サンタ]]に騙されて家財を差し押さえられてしまってから傷心の酒宴を始めて早10日、完全に出来上がってキャラ崩壊してしまっていた。これには同じ被害者である[[マルタ]]からお叱りを受けることに。<br>とはいえ後述の通り、彼女が酒乱なのは'''ある意味史実通り'''なのだが。
 
 
; 「ほははははははははははははははは!」<br>「素敵! [[遠坂時臣|このヒゲのおじさま]]素敵―――! あ。ちょっときた。キュンときた。<br> 私、この人暗殺してくる――! 後ろから刺したくなる顔してる―――!」
 
; 「ほははははははははははははははは!」<br>「素敵! [[遠坂時臣|このヒゲのおじさま]]素敵―――! あ。ちょっときた。キュンときた。<br> 私、この人暗殺してくる――! 後ろから刺したくなる顔してる―――!」
 
: サンタオルタからのプレゼント――概念礼装「優雅たれ」を見ての感想。やめてあげてください。
 
: サンタオルタからのプレゼント――概念礼装「優雅たれ」を見ての感想。やめてあげてください。
 
;「それでは全員、杯は持ったな?<br/> ……コホン。<br/> 紆余曲折多々あったものの、我らは再びこうして集い、マスターの剣となることができた!<br/> 今年も一年、頑張っていこうじゃないか!<br/> <font size="5">かんぱーい!</font>」
 
:期間限定イベント『閻魔亭繁盛記』にて、団体としてやってきた彼女達の宴会開始の一言。
 
:一見単なる新年会の挨拶だが、時間軸は「カルデア壊滅後の新年」のため、2年前の12月の強制退去からこの直前までの丸一年カルデアからはご無沙汰だったわけで、彼女達にして見れば感激もひとしおであろう。
 
 
;「いえーーーい、みんな見てるー? 一番、荊軻ちゃん歌いまーす!」
 
:同上。上記の挨拶でプレイヤーの心を打った直後にこれである。
 
:口紅は酒をラッパ飲みして乱暴に左手で拭った為か掠れていて、直前に一心同体と言った短刀をマイクのように構え、完全に出来上がった顔をした新規立ち絵を引っさげての登場である。
 
:ご丁寧に歌の元ネタであるエリザに合わせたのか髪型もツインテールになっている。
 
 
====幕間の物語====
 
;「君は私を使え。そして私が消えて果てたとき、慟哭してくれ。」<br />「君の涙が、我が全て。」<br />「そうすれば、私は私が命を捧げただけの甲斐はあると思うのだ。」
 
: 幕間『風蕭蕭として易水寒し』にて、かつて失敗した王の暗殺をシミュレーションで成功させて。
 
: ただし成功しても死ぬという結果は変わらず、それを悲しみ死んでほしくないと願う主人公に対しての言葉。
 
  
 
== メモ ==
 
== メモ ==
180行目: 95行目:
 
** 前述の通り彼女は決して暗殺を生業とした人物ではないが、そもそも'''「暗殺者」としての逸話があることすら珍しい'''のがアサシンというクラスなので、彼女がアサシンらしいのはある意味正しいかもしれない。
 
** 前述の通り彼女は決して暗殺を生業とした人物ではないが、そもそも'''「暗殺者」としての逸話があることすら珍しい'''のがアサシンというクラスなので、彼女がアサシンらしいのはある意味正しいかもしれない。
 
* 荊軻の死は無残なもので、激昂した始皇帝は'''全身をズタズタに斬り刻み、荊軻が死んだ後も死体を斬り続けた'''と言われている。
 
* 荊軻の死は無残なもので、激昂した始皇帝は'''全身をズタズタに斬り刻み、荊軻が死んだ後も死体を斬り続けた'''と言われている。
**なお、その際に使用した毒は、遥か西方の未開の森に生息した「九つの首を持つ蛇」、すなわちヒュドラのものであったが、商売人はそれを売りさばくために限界に薄めたもので、荊軻が使ったヒュドラの毒はヘラクレスやケイローンに使われたものよりも薄いが、「不死を殺す」という概念だけは残っていたらしい<ref group = "出">[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/853107355432534017 東出祐一郎Twitter2017年4月15日13:46]</ref>。宝具に記載されてあった「かすり傷程度でも即死」といった効果も、そこから来たのだろうか。
+
* 『Grand Order』では強力なライダーであるワイバーンが多数出現する第一章攻略のためにアサシンが欠かせないのだが、中でもバランスの取れたステータスと即死効果の宝具を持つ荊軻は[[佐々木小次郎|小次郎]]や[[呪腕のハサン|ハサン]]に並び、ワイバーンキラー・ファヴニールキラーとして大いに活躍できる。
*『Fate/Grand Order』では強力なライダーであるワイバーンが多数出現する第一特異点攻略のためにアサシンが欠かせないのだが、中でもバランスの取れたステータスと即死効果の宝具を持つ荊軻は[[佐々木小次郎|小次郎]]や[[呪腕のハサン|ハサン]]に並び、ワイバーンキラー・ファヴニールキラーとして大いに活躍できる。
+
*クリスマスイベント『ほぼ週間サンタオルタさん』に登場した際にはこの戦闘限定のスキル「へべれけパワー」を引っさげて来ており、このスキルを使用すると宝具が即使用可能になるレベルでNPが溜まり、もちろんすぐさま『不還匕首』が飛んでくる。<br>助っ人のサンタオルタがライダーなので、下手をすると最初のターンに宝具を叩き込まれて即死、という展開さえあり、「酔っている方が強い」とさえ言われることも。
*クリスマスイベント『ほぼ週間サンタオルタさん』に登場した際にはこの戦闘限定のスキル「へべれけパワー」を引っさげて来ており、このスキルを使用すると宝具が即使用可能になるレベルでNPが溜まり、もちろんすぐさま『不還匕首』が飛んでくる。<br>助っ人のサンタオルタがライダーなので、下手をすると最初のターンに宝具を叩き込まれて即死、という展開さえあり、「酔っている方が強い」とさえ言われることも。以後のイベントに登場する際も大抵泥酔しており、お約束のように「へべれけパワー」で開幕宝具を発動してくる
 
 
** なお、奈須きのこ氏が荊軻が酔っ払ったシーンを書いたものの肝心の立ち絵に酔っ払い差分がなかったため、イラスト担当の高橋慶太郎氏に打診したところ速攻で全表情の差分を書き下ろしたそうな。
 
** なお、奈須きのこ氏が荊軻が酔っ払ったシーンを書いたものの肝心の立ち絵に酔っ払い差分がなかったため、イラスト担当の高橋慶太郎氏に打診したところ速攻で全表情の差分を書き下ろしたそうな。
 
*「暗殺を生業としていたわけではない」というのはゲーム中のプロフィールにもきちんと記されているのだが、なぜか「ハートブレイク☆ケーカちゃん」の中では思いっきり「暗殺を生業にしているため」と言われてしまっている。荊軻本人のサンタへのお願いを紹介した一節なので、作中における事実誤認であるとも考え難い。ただしこのクエストにおいて[[牛若丸]]が[[主人公 (Grand Order)|主人公]]のことを主殿と呼んでいるので、キャラクターたちは皆カルデアへの召喚後であるとも考えられる。そのため、ここでの「暗殺を生業にしている」とはアサシンクラスで召喚されていることを指しているのかもしれない。
 
*「暗殺を生業としていたわけではない」というのはゲーム中のプロフィールにもきちんと記されているのだが、なぜか「ハートブレイク☆ケーカちゃん」の中では思いっきり「暗殺を生業にしているため」と言われてしまっている。荊軻本人のサンタへのお願いを紹介した一節なので、作中における事実誤認であるとも考え難い。ただしこのクエストにおいて[[牛若丸]]が[[主人公 (Grand Order)|主人公]]のことを主殿と呼んでいるので、キャラクターたちは皆カルデアへの召喚後であるとも考えられる。そのため、ここでの「暗殺を生業にしている」とはアサシンクラスで召喚されていることを指しているのかもしれない。
*上記のように始皇帝は「何か」と接続したことにより不死身になっているが、「山海経」に登場する「視肉」という怪物がその候補と見なされている。伝承によると肉が寄り集まったような姿をしており、その肉をいくら食べても再生し、食べた者は不老不死になるとか。始皇帝は、それを殺して食わず、その栄養分を自分の身体に送ることで擬似的な不老不死を得ようとしたのかもしれない。…後に、この「何か」は始皇帝と無関係に[[太歳星君|登場を果たす]]事となる。
+
*上記のように始皇帝は「何か」と一体化したことにより不死身になっているが、「山海経」に登場する「視肉」という怪物がその候補と見なされている。伝承によると肉が寄り集まったような姿をしており、その肉をいくら食べても再生し、食べた者は不老不死になるとか。始皇帝も、その肉を体に移植でもしたのか、食べた事で自分の体が視肉化でもしたのであろうか。
**尤も、「立派な皇帝」としての側面を持っているがこのページでは書ききれないと判断し、「強大な敵」としての部分を強調するためにこのような形で描写していることに留意<ref group = "出">[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/853097757715832832 東出祐一郎Twitter2017年4月15日13:08]</ref>。この立派な皇帝の側面について書くと、2002年の映画「英雄 Hero」の完全な物真似、模造品になる恐れがあったのも理由の一つだとか。ちなみに荊軻の幾つかの要素はこれを参考にしている<ref group = "出">[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/853098294414684160 東出祐一郎Twitter2017年4月15日13:10]</ref>。
+
**尤も、「立派な皇帝」としての側面を持っているがこのページでは書ききれないと判断し、「強大な敵」としての部分を強調するためにこのような形で描写していることに留意。中国でトップクラスの英雄を怪物にする扱いに物議を醸してTwitterで炎上騒動となり、執筆担当だった東出祐一郎氏は謝罪している。
***中国でトップクラスの英雄を怪物的に描いたことに物議を醸してTwitterで炎上騒動となり、執筆担当だった東出祐一郎氏は謝罪している<ref group = "出">[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/853247123466276866 東出祐一郎Twitter2017年4月15日23:02][https://twitter.com/higashide_yu/status/853247505974181890 東出祐一郎Twitter2017年4月15日23:03]</ref>。東出氏本人としては、自分の中では中国を支配しようとする「強大な敵」であり「格好良い怪物」として描いていたつもりで、ハリウッド的怪物趣味が炸裂してしまったとか<ref group = "出">[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/853098770413666304 東出祐一郎Twitter2017年4月15日13:12]</ref>。
+
**東出氏によると、「立派な皇帝」としての始皇帝は戦乱に明け暮れていた一国を統一した、という点で騎士王に匹敵し、その功績は中国を最初に統一だけでなく、度量衡の統一、漢字の統一など数え切れないほど存在し、後々の王朝、皇帝が基本的に始皇帝をなぞった政治を行ったが、その治政は騎士王を上回る完全かつ熾烈な独裁に支えられており、広大な中国を統一しながら、裏切りや暗殺を警戒する日々を送っていた<ref>参考を上げると、騎士王の国は最終的に崩壊し、征服王は死後間も無く帝国は崩壊し、英雄王は最初から孤高を望んでいた。</ref>。秦王であった時代から新しい制度を貪欲に導入し、革新を求めて保守を打ち破ろうとしたが、それは、保守を良しとする家臣との戦いと、常に死に脅かされる日々を送ってしまった。
***また、単なる怪物であれば中国を統一できないとも言われ、あれは敵・刺客である荊軻の視点から見た場合らしい。荊軻は遊侠であり、怪物に関する知識は乏しいので、どんな存在だったのかは、まだ確定していないと発言している<ref group = "出">[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/853099326519746565 東出祐一郎Twitter2017年4月15日13:15]</ref>。
 
**東出氏によると、「立派な皇帝」としての始皇帝は戦乱に明け暮れていた一国を統一した、という点で騎士王に匹敵し<ref group = "出">[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/853095061831041025 東出祐一郎Twitter2017年4月15日12:58]</ref>、その功績は中国を最初に統一だけでなく、度量衡の統一、漢字の統一など数え切れないほど存在し、中国史においてトップクラスの英雄とは言える<ref group = "出">[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/853095606109196288 東出祐一郎Twitter2017年4月15日13:00]</ref>。だが、その治政は完全かつ熾烈な独裁に支えられており、始皇帝は広大な中国を統一しながら、裏切りや暗殺を警戒していた<ref group = "出">[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/853096436606554112 東出祐一郎Twitter2017年4月15日13:03]</ref>。<ref group = "注">『英霊伝承』では生前の荊軻が「社会では必然に生み出されるはずの悪が始皇帝の治める秦にはない」事に戦慄し、地の文でも道徳的教育が行き届いているか、もしくはあまりに執政が苛烈で悪に走れないと評していた。</ref><ref group = "注">参考を上げると、騎士王の国は最終的に崩壊し、征服王は死後間も無く帝国は分裂し、英雄王は最初から孤高を望んでいた。</ref>。その部分に東出氏は始皇帝の悲しみを見出したという。秦王であった時代から新しい制度を貪欲に導入し、革新を求めて保守を打ち破ろうとしたが、それは、保守を良しとする家臣との戦いと、常に死に脅かされる日々を送ってしまった<ref group = "出">[https://twitter.com/higashide_yu/status/853097201282699266 東出祐一郎Twitter2017年4月15日13:06]</ref>。<br>纏めると、「始皇帝は騎士王、征服王に匹敵する存在」「『Fate/Grand Order』に登場する王のサーヴァントと比べて、格下の存在ではない」という事らしい<ref group = "出">[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/853099948161630208 東出祐一郎Twitter2017年4月15日13:17]</ref>。<br>仮にサーヴァントとして召喚された場合は、偉大な皇帝としての側面を持つ存在、或いはそれ以上の何かとして召喚されることになると語っている。……尤も、この時点で始皇帝が『Fate/Grand Order』に実装されると決定していた訳ではない<ref group = "出">[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/853100334524313601 東出祐一郎Twitter2017年4月15日13:19]</ref>。
 
***ブリテンと中国では、大きさは中国の方が圧倒的だが、ブリテンは神代の時代がまだ色濃く、中国には存在しなかった「竜種」や「妖精」などの幻想の存在が闊歩していた事と、肥沃な土地が存在する中国に対して、ブリテンが年を経るごとに衰えていた事から<ref group = "出">[https://twitter.com/higashide_yu/status/853103495624368128 東出祐一郎Twitter2017年4月15日13:31]</ref>、大きさは異なれど「統一する」という過酷さは一緒だったのでは、とのことで<ref group = "出">[https://twitter.com/higashide_yu/status/853103693582827520 東出祐一郎Twitter2017年4月15日13:32]</ref>、中国の戦国時代に、幻想種はいたかもしれないが、恐らく始皇帝にとっては取るに足らない敵だったのではとコメントしている<ref group = "出">[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/853106047837364224 東出祐一郎Twitter2017年4月15日13:41]</ref>。
 
 
 
 
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 
; 史実上の人物像
 
; 史実上の人物像
 
: Fate上の彼女はどちらかと言えばクールな性格だが、史実上で伝られている彼女は現在の人物像とは若干ながらも異なっており、そこまでクールという訳でもない模様。
 
: Fate上の彼女はどちらかと言えばクールな性格だが、史実上で伝られている彼女は現在の人物像とは若干ながらも異なっており、そこまでクールという訳でもない模様。
 
: 『傍若無人』という言葉の語源となった人物としても知られ酒を何よりも愛した荊軻はしばしば酒を飲んでは傍に人がいないかのように大騒ぎをしていた<br>という故事からこの言葉が生まれたとされる。
 
: 『傍若無人』という言葉の語源となった人物としても知られ酒を何よりも愛した荊軻はしばしば酒を飲んでは傍に人がいないかのように大騒ぎをしていた<br>という故事からこの言葉が生まれたとされる。
: マテリアルでも「臆病風に吹かれたのではないか」と疑念を抱かれる場面があるが、史実でも臆病者と言われる面があり<br>蓋聶(こうじょう)という者と言い争って喧嘩になりかけたが、蓋聶が荊軻を睨むと荊軻はすぐに退散し。<br>双六の規定をめぐって魯句践(ろこうせん)という者と双六盤の道争いで喧嘩になりかけたが、魯句践が凄んで荊軻に対して大声を出すと荊軻はすぐに退散した。という逸話が残っている。(なお、魯句践は後に荊軻がほぼ単独で始皇帝暗殺に望んだことを聞き、己の見る目の無さを嘆いている)
+
: マテリアルでも「臆病風に吹かれたのではないか」と疑念を抱かれる場面があるが、史実でも臆病者と言われる面があり<br>蓋聶(こうじょう)という者と言い争って喧嘩になりかけたが、蓋聶が荊軻を睨むと荊軻はすぐに退散し。<br>双六の規定をめぐって魯句践(ろこうせん)という者と双六盤の道争いで喧嘩になりかけたが、魯句践が凄んで荊軻に対して大声を出すと荊軻はすぐに退散した。という逸話が残っている。
 
: 官僚を志して衛(荊軻の出生とされる国)の君主である元君に旅で学んだ遊説術に基づいた国家議論を大いに述べたのだが、全く聞き容れず、そうして荊軻は挫折し以来遊侠に身を投じていたとされている。
 
: 官僚を志して衛(荊軻の出生とされる国)の君主である元君に旅で学んだ遊説術に基づいた国家議論を大いに述べたのだが、全く聞き容れず、そうして荊軻は挫折し以来遊侠に身を投じていたとされている。
: 近年では主に政治的理由から始皇帝に対する評価が変化して「最初の皇帝」として尊敬を集める一方、荊軻の評価は「始皇帝の暗殺を計ったテロリスト」という具合に下降の一途を辿っている。
+
: 近年では始皇帝に対する評価が変化して「最初の皇帝」として尊敬を集める一方、荊軻の評価は「始皇帝の暗殺を計ったテロリスト」という具合に下降の一途を辿っている。
 
: 太平記によれば荊軻が用いた匕首は干将の矛先三寸を元にしたものだったという。出展が日本産ゆえ信憑性は低いが、もし本当ならば[[エミヤ]]の得物と出展を同じくする武器を用いていたということになる。
 
: 太平記によれば荊軻が用いた匕首は干将の矛先三寸を元にしたものだったという。出展が日本産ゆえ信憑性は低いが、もし本当ならば[[エミヤ]]の得物と出展を同じくする武器を用いていたということになる。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
===注釈===
+
<references/>
<references group="注"/>
 
 
 
===出典===
 
<references group="出"/>
 
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==
215行目: 121行目:
  
 
[[Category:登場人物か行]]
 
[[Category:登場人物か行]]
 +
[[Category:Fate/Grand Order]]
 +
[[Category:アサシン]]
 
[[Category:サーヴァント]]
 
[[Category:サーヴァント]]
[[Category:アサシン]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
[[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 
[[category:Fate/Grand Order 英霊伝承]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
 

TYPE-MOON Wikiへの投稿はすべて、他の投稿者によって編集、変更、除去される場合があります。 自分が書いたものが他の人に容赦なく編集されるのを望まない場合は、ここに投稿しないでください。
また、投稿するのは、自分で書いたものか、パブリック ドメインまたはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はTYPE-MOON Wiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品は、許諾なしに投稿しないでください!

このページを編集するには、下記の確認用の質問に回答してください (詳細):

取り消し 編集の仕方 (新しいウィンドウで開きます)