「虞美人」を編集中

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| 依代 =  
 
| 依代 =  
 
| 読み = ぐびじん
 
| 読み = ぐびじん
| 外国語表記 = Yu Mei-ren
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| 外国語表記 =  
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 声優 = 伊瀬茉莉也
 
| 声優 = 伊瀬茉莉也
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| 地域 = 中国
 
| 地域 = 中国
 
| 属性 = 秩序・悪
 
| 属性 = 秩序・悪
| 副属性 = 地
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| 隠し属性 = 地
 
| 性別 = 女性
 
| 性別 = 女性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
| 一人称 =
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| 一人称 =  
| 二人称 = おまえ/貴様/あなた/あんた
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| 二人称 =  
| 三人称 = あれ/彼奴
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| 三人称 =  
 
| イメージカラー =
 
| イメージカラー =
 
| サーヴァント階位 =  
 
| サーヴァント階位 =  
 
| 特技 =  
 
| 特技 =  
| 好きな物 = 物言わぬ命、あるがままの姿で刹那の春を謳歌する者。
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| 好きな物 =  
| 苦手な物 = 天敵に同じ([[項羽]]は別)
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| 苦手な物 =  
| 天敵 = 人間
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| 天敵 =  
 
| デザイン = toi8
 
| デザイン = toi8
| 設定作成 = 虚淵玄
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| 設定作成 =  
 
| レア度 = ☆4
 
| レア度 = ☆4
 
}}
 
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: しかし、その実態は不老不死が理由で人間に迫害された過去と他者を喰らい糧とする人間の行いを嫌っていることが原因なせいか単なる人間嫌いの側面が強い。
 
: しかし、その実態は不老不死が理由で人間に迫害された過去と他者を喰らい糧とする人間の行いを嫌っていることが原因なせいか単なる人間嫌いの側面が強い。
 
: そのくせ人付き合いが良かったり他人に感情移入しやすいという、超越者・人外感覚のまるでない存在。
 
: そのくせ人付き合いが良かったり他人に感情移入しやすいという、超越者・人外感覚のまるでない存在。
: その一方で、命を摩耗させて死へと向かって行く定命の存在とは時間に対する認識が根本的に異なっており、過去・現在・未来に対する認識が彼女の中では等価になってしまっている<ref group="注">極論するなら、「目の前の相手と今話している」状態と「いつか相手と話している状況を想像する」状態と「死に別れたかつての相手と話していた事を回想する」状態が彼女の中では区別されていない。</ref>。
 
 
; 能力
 
; 能力
:動植物を問わずあらゆる生命体から一定量のエネルギーを剥奪し自身で利用することが可能。この能力はスキルとしては「吸血」と表されており、このせいで主に教会からは吸血種として狙われていたが、彼女の場合は物理的に血を吸う事は必ずしも必要ではない。純粋にエネルギーのみを吸収する事もできる。
+
:動植物を問わずあらゆる生命体から一定量のエネルギーを剥奪し自身で利用することが可能。
:[[精霊種]]であるため、自然界とマナを共有する事が可能で、魔力を自らの体内に蓄えるのではなく、外界から無尽蔵に汲み上げることができる。このため、異聞帯で彼女とカルデア一行が戦った際は、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕|ダ・ヴィンチ]]は彼女と戦う事を「台風などの自然現象と戦うに等しい」と表現した。
+
:精霊種であるため、自然界とマナを共有する事が可能で、魔力を自らの体内に蓄えるのではなく、外界から無尽蔵に汲み上げることができる。
:ただし“人型”という形態に縛られている以上、供給は無限でも出力に限界があり、一度に行使できる魔力量には限界がある。サーヴァントになった後は、さらにサーヴァントの霊基の限界にも縛られるため、人型の英霊の範疇に留まっている。
+
:ただし“人型”という形態に縛られている以上、供給は無限でも出力に限界があり、実際に行使できる魔力量は人型の英霊としての領域に留まっている。
 
:また不老不死であり、その肉体を維持するために自然界からの干渉が及ぶため、結果として彼女は人型という形態に縛られている。
 
:また不老不死であり、その肉体を維持するために自然界からの干渉が及ぶため、結果として彼女は人型という形態に縛られている。
 
:その一方で、不死身であるがゆえに自らの無事を気をする必要や、誰かと共に戦う事が一切なかった生涯を送ってきた弊害で、戦闘における技量や戦術の方は『ド』がつくほどの初心者レベルという欠点も抱えている(突撃あるのみのスパルタクスですら呆れた程)。
 
:その一方で、不死身であるがゆえに自らの無事を気をする必要や、誰かと共に戦う事が一切なかった生涯を送ってきた弊害で、戦闘における技量や戦術の方は『ド』がつくほどの初心者レベルという欠点も抱えている(突撃あるのみのスパルタクスですら呆れた程)。
 
==別クラス/バリエーション==
 
===ランサー===
 
水着に着替え、ランサークラスになった虞美人。
 
 
詳細は『[[虞美人〔ランサー〕]]』を参照。
 
  
 
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
|-
| [[アサシン]] || [[主人公 (Grand Order)]] ||C ||A+ ||D ||A+ ||E ||C+ |||気配遮断:B || 受肉精霊:A<br>仙界羽人:A→A+<br>吸血:C || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「仙界羽人」がAからA+にランクアップ。
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| [[アサシン]] || [[主人公 (Grand Order)]] ||C ||A+ ||D ||A+ ||E ||C+ |||気配遮断:B || 受肉精霊:A<br>仙界羽人:A<br>吸血:C || style="text-align:left"|
 
|}
 
|}
  
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:霊核を環境と共有している精霊種ならではの自爆攻撃といえる。
 
:霊核を環境と共有している精霊種ならではの自爆攻撃といえる。
 
:なお、本人は肉体を真面目に再構成する気があまりないらしく、この宝具を使用するたびに身長体重が若干変動する。
 
:なお、本人は肉体を真面目に再構成する気があまりないらしく、この宝具を使用するたびに身長体重が若干変動する。
:「[[Fate/Grand_Order_藤丸立香はわからない]]」では、真面目に肉体を再構成するのが馬鹿らしくなった結果体が小さくなったり、果てには'''とんでもない胴長になってしまって'''いた。しかし、そんな姿でも項羽には愛されている。
+
:『Grand Order』では「自身の弱体状態を解除&自身の強化状態を解除【デメリット】&自身のBusterカード性能をアップ<ref group = "注">1ターン、オーバーチャージで効果UP</ref>&敵全体に強力な防御力無視攻撃&敵全体に呪い状態を付与<ref group = "注">5ターン</ref>」という効果のBuster属性の宝具。
:『Grand Order』では「自身の弱体状態を解除&強化状態を解除【デメリット】&Busterカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な防御力無視攻撃[Lv]&呪い状態を付与(5ターン)」という効果のBuster宝具。
 
  
 
== 真名:虞美人 ==
 
== 真名:虞美人 ==
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===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
:Lostbelt No.3『[[人智統合真国 シン]]』配信後に実装。
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:Lostbelt No.3『人智統合真国 シン』配信後に実装。
 
:ストーリーガチャ限定サーヴァントであり『人智統合真国 シン』クリア後ガチャに追加される。
 
:ストーリーガチャ限定サーヴァントであり『人智統合真国 シン』クリア後ガチャに追加される。
;[[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 
:[[刑部姫]]が書いた[[主人公 (マンガで分かる!FGO)|リヨぐだ男]]×[[アストルフォ〔セイバー〕|アストルフォ]]の同人誌を[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ|アナスタシア]]ともども'''「甚だしい解釈違い」'''と酷評した。
 
  
 
===その他===
 
===その他===
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:人外同士で生前から知り合いであり、「えんまちゃん」と呼ぶ仲。従業員からも「ぐっちゃん」と呼ばれているので、彼女本人からもそう呼ばれていた可能性もある。
 
:人外同士で生前から知り合いであり、「えんまちゃん」と呼ぶ仲。従業員からも「ぐっちゃん」と呼ばれているので、彼女本人からもそう呼ばれていた可能性もある。
 
:ただ、ここ300年程は閻魔亭にも訪れておらず、まだ営業していたとは思っていなかったようであるが。
 
:ただ、ここ300年程は閻魔亭にも訪れておらず、まだ営業していたとは思っていなかったようであるが。
:『フロムロストベルト』では、彼女と思しき人物と「彼女には彼女の目的があるから」という理由で別れて去っていった事が語られている。
 
 
;[[フィン・マックール]]
 
;[[フィン・マックール]]
 
:期間限定イベント『雀のお宿の活動日誌〜閻魔亭繁盛記〜』で共演。
 
:期間限定イベント『雀のお宿の活動日誌〜閻魔亭繁盛記〜』で共演。
:閻魔亭を訪れてアンチエイジングをしていた所に踏み込まれてキレて爆散しかけるが、「古い風に守られている」と[[妖精]]の気配を感じたことと、良い按摩士を紹介してもらえるということで不問に処した。
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:閻魔亭を訪れてアンチエイジングをしていた所に踏み込まれてキレて爆散しかけるが、「古い風に守られている」と妖精の気配を感じたことと、良い按摩士を紹介してもらえるということで不問に処した。
 
;[[李書文〔アサシン〕]]
 
;[[李書文〔アサシン〕]]
 
:期間限定イベント『雀のお宿の活動日誌〜閻魔亭繁盛記〜』で正式共演。
 
:期間限定イベント『雀のお宿の活動日誌〜閻魔亭繁盛記〜』で正式共演。
 
:虞美人の方にとっては「中国異聞帯の衛士長」を知っているが、彼は汎人類史の英霊であり中国異聞帯については何も知らないので、虞美人との面識も全くない。
 
:虞美人の方にとっては「中国異聞帯の衛士長」を知っているが、彼は汎人類史の英霊であり中国異聞帯については何も知らないので、虞美人との面識も全くない。
:とは言え、虞美人に「如何な私とてお前の内功をまともに食らえば臓物が口から飛び出る」と言わしめる八極拳は健在であり、オチとしては何ら変わらなかった。
+
:とは言え、虞美人が知っている「如何な私とてお前の内功をまともに食らえば臓物が口から飛び出る」という李書文の八極拳はどっちでも全く同じであり、オチとしては何ら変わらなかった。
:実際彼の"マッサージ"はかなり効果があったようで、後に彼の幕間の物語「受け継がれるもの」で明かされた内容によると、その後も何回か施術を受けているとのこと。
 
 
;[[ヴラド三世 (Grand Order)]]
 
;[[ヴラド三世 (Grand Order)]]
 
:吸血種として同一視されているのが気に入らないのか、「吸血鬼」と本人に聞かれたらかなりまずい事を口走っている。
 
:吸血種として同一視されているのが気に入らないのか、「吸血鬼」と本人に聞かれたらかなりまずい事を口走っている。
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;[[エミヤ]]
 
;[[エミヤ]]
 
:上記の相談の結果、推薦された相手。どう考えても[[遠坂凛|中]][[間桐桜|の]][[藤村大河|人達]]の影響である。
 
:上記の相談の結果、推薦された相手。どう考えても[[遠坂凛|中]][[間桐桜|の]][[藤村大河|人達]]の影響である。
:生前そうしていたように不死者っぽく尊大に接していたが「生前に嫌な因縁のあった相手とサーヴァントになった後に出会ったらどうするか」と[[衛宮士郎|特級の地雷]]を踏んづけてしまった。
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:生前そうしていたように不死者っぽく尊大に接していたが「生前悪い方に縁のあった相手とサーヴァントになった後に出会ったらどうするか」と[[衛宮士郎|特級の地雷]]を踏んづけてしまった。
 
;[[シェヘラザード]]
 
;[[シェヘラザード]]
 
:期間限定イベント『水着剣豪七色勝負』で共演。ファラオカジノ攻略の為にマッチアップした相手。
 
:期間限定イベント『水着剣豪七色勝負』で共演。ファラオカジノ攻略の為にマッチアップした相手。
:なおその方法は'''「彼女の目の前で爆散して死への恐怖を喚起してパニックで行動不能にする」'''…つまり、彼女のトラウマを狙い撃ちする血も涙もないやり方であったが。
+
:なおその方法は'''「彼女の目の前で爆散して死への恐怖を喚起してパニックで行動不能にする」'''という彼女のトラウマを直撃する酷いものであったが。
;[[ダビデ]]
 
:期間限定イベント『水着剣豪七色勝負』で共演。
 
:カジノで浪費したお金を補填する為に昔使っていた方々の隠れ家にあった家財道具<ref group="注">景徳鎮の前身とおぼしき陶磁器など。仙境の秘宝というわけでは無いので虞美人的に限ってはゴミ同然だが、学術的価値が高く、闇オークションでみだりに売られるべきものではないのが常識だったため、[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]]に見咎められることに。</ref>を売り払おうとして、彼に手数料を支払ってオークションを開催させた。
 
;[[スパルタクス]]
 
:第2部第三章、および虞美人の幕間の物語で共演。
 
:いつもはパワーワード生成装置と化して周囲にツッコませるスパルタクスだが、虞美人の幕間の物語では虞美人のフリーダムっぷりが上回ったのか、流石の彼ですらツッコミ役に回るほど。
 
  
 
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
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:史実では項羽と天下を二分して覇権を争い、漢王朝を創設した人物。
 
:史実では項羽と天下を二分して覇権を争い、漢王朝を創設した人物。
 
:項羽が機能停止するきっかけである人間であるためか、彼に対する評価は言い方がかなり悪くなっている。
 
:項羽が機能停止するきっかけである人間であるためか、彼に対する評価は言い方がかなり悪くなっている。
;[[徐福]]
 
:始皇帝の時代に生きた方士の女性。
 
:日本へ向かう前の一時付き合いがあり、その結果彼女に「不死殺し」の研究を決意させることになった。
 
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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; でも忘れないでね? カルデア所員の序列としては、私の方が先輩なのよ?」
 
; でも忘れないでね? カルデア所員の序列としては、私の方が先輩なのよ?」
 
:マイルーム会話「会話3」。契約上の主従を認めつつ上手に出ようと彼女が誇ったのは、種族の差でも生きてきた年数の違いでもなく'''カルデアでの年次'''であった。
 
:マイルーム会話「会話3」。契約上の主従を認めつつ上手に出ようと彼女が誇ったのは、種族の差でも生きてきた年数の違いでもなく'''カルデアでの年次'''であった。
:後述のカジノでドツボに嵌まる一幕と併せて考えるとかなりの負けず嫌いであることが窺える……そこまでしてマウント取りたいか。
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:一度は敵に回ったものの、何だかんだで帰属意識はあった模様。
  
 
====イベント====
 
====イベント====
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: それなのに不死というだけで命を狙われ続けたため、人間は理解を超えたものを許さないと語り、相容れない存在として見ている。
 
: それなのに不死というだけで命を狙われ続けたため、人間は理解を超えたものを許さないと語り、相容れない存在として見ている。
 
: しかし、カルデアのマスターにはわざわざ手作りチョコを用意しており、サーヴァントにずけずけ踏み込んでくる彼/彼女の姿勢は、呆れつつも嫌ってはいない様子。
 
: しかし、カルデアのマスターにはわざわざ手作りチョコを用意しており、サーヴァントにずけずけ踏み込んでくる彼/彼女の姿勢は、呆れつつも嫌ってはいない様子。
;「人の欲望には際限がありません。<br>それこそ過去の良識からは想像もつかないような退廃と狂乱が、世の移り変わりとともに現れます。<br>戦乱の中、飢えと恐怖で人が獣に退行する様は珍しくもなかったでしょうが。<br>このように目がくらむ光と飽食の中でも、彼らは浅ましさを露呈させるのです。」
 
:『見参! ラスベガス御前試合~水着剣豪七色勝負!』にて。[[項羽]]とともにベガスのカジノを訪れ、いかにも人外の超越者らしくさも興味なさげにこんな事を言っているが……。
 
;「ちょっと何なの? さっきから5回も続けて黒ポケット!?このルーレット何か細工してるんじゃないでしょうね!?」<br>「ちょ……また外れ!? ああもう、次こそ勝負をかけてやるわ! ここから巻き返せばこっちのものよ!?」
 
:実際に始めて見ればこのザマである。<del>こんなんだから各所で「負けたらギャグ要員」とか言われるんじゃ……。</del>しかし旦那にとってはこんな彼女の醜態も、「自らを枷に嵌めすぎるきらいがある彼女がここまで童心に帰っている様子は実に微笑ましい」と言って見守っているだけである。
 
;「ダズンベットでサード! ここまで手堅いなら万全でしょ!<br> ええい忌々しい、残りのチップ全部積んでやる!」
 
: 同上、項羽が見守る前で醜態を晒しながらドツボにハマる。
 
: 彼女が賭けた「ダズンベット」とは、1~12・13~24・25~36の3分割のうちのいずれかに賭ける賭け方だが、当たる確率1/3のこれを「ここまで手堅いなら」と言っている辺り、これまでどんな賭け方をしてきたのか予想が付くような…。なお「サード」なので25~36に賭けたようだが赤の7が出て彼女は無事(?)オケラとなった。
 
; 「何でよ! カジノっていうのはお金を湯水のように稼いでは使う場所なんでしょ!?<br/> なんで人間どもだけ許されて私だけが咎められるの? またしても虞美人差別!?」
 
: 同上。「カジノで使うお金を捻出する為に貴重な文化遺産を闇オークションにかける」という[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕|学者]]が卒倒しそうな蛮行を力ずくで止められて。
 
: そもそも行為そのものが問題で、誰がやったかはあまり問題ではないのだが。そして、彼女が本編で言っていた「人間社会で迫害されてきた」という事象の何割がこのような軽率な行為に由来するのかが気になってくる。
 
  
 
==== その他 ====
 
==== その他 ====
;「哀しき運命に翻弄された人間嫌いサーヴァント。[[項羽|最愛の彼氏]]との再会を切望しているが……恒常だし、そのうち引けたらいいね。」
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;「悲しき運命に翻弄された人間嫌いサーヴァント。[[項羽|最愛の彼氏]]との再会を切望しているが……恒常だし、そのうち引けたらいいね。」
:[[TYPE-MOON エイプリルフール企画|エイプリルフール企画]]『Fate/Grand Order Quest』及び『Fate/Grand Order MyCraft Lostbelt』でのテキスト。
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:[[TYPE-MOON エイプリルフール企画|エイプリルフール企画]]『Fate/Grand Order Quest』でのテキスト。
 
:一部のユーザーが発した「虞美人は項羽が絡むとポンコツになる」というネタがあったが、あろうことか公式がこのネタを採用してしまった。
 
:一部のユーザーが発した「虞美人は項羽が絡むとポンコツになる」というネタがあったが、あろうことか公式がこのネタを採用してしまった。
 
:<del>「ああ、見苦しいったらありゃしない」</del>
 
:<del>「ああ、見苦しいったらありゃしない」</del>
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==メモ==
 
==メモ==
 
*上記のような経緯で英霊への鞍替えを考えながら消えていったため「いつかサーヴァントとして登録されるのでは」と推測されていたが、ピックアップでの登場は『人智統合真国 シン』が配信されてから一週間後。このため「どれだけ項羽に会いたかったんだ」「ゆっくり(一週間程)よく考えた」「むしろ即決めしたけどレア度の調整で一週間英霊の座とモメた」など散々に言われてしまう事に……。
 
*上記のような経緯で英霊への鞍替えを考えながら消えていったため「いつかサーヴァントとして登録されるのでは」と推測されていたが、ピックアップでの登場は『人智統合真国 シン』が配信されてから一週間後。このため「どれだけ項羽に会いたかったんだ」「ゆっくり(一週間程)よく考えた」「むしろ即決めしたけどレア度の調整で一週間英霊の座とモメた」など散々に言われてしまう事に……。
**ちなみにピックアップの仕様上、'''[[芥ヒナコ|ヒナコ]]がコールドスリープされた直後のカルデア'''に召喚される可能性もゼロではない。英霊の座には時間の概念がないため設定上は何もおかしくないのだが、召喚時のセリフが『シン』のストーリーを踏まえており、『シン』未クリアのプレイヤーにとっては微妙に意味が通らない内容になっている。
+
**ちなみにピックアップの仕様上、'''[[芥ヒナコ|ヒナコ]]がコールドスリープされた直後のカルデア'''に召喚される可能性もゼロではない。英霊の座は時間の概念がないため、設定として違和感があるわけではないが…
**[[始皇帝]]も、同じく『シン』クリア前のプレイヤーが召喚してタイムパラドックスが発生する可能性がある。もしもそうなった場合、始皇帝は召喚時に時系列のズレを認識し、今後の展開を匂わせるメタ発言をするようになっている。
+
**[[始皇帝]]についても同じくストーリープレイ前のプレイヤーが召喚してしまってパラドックス状態になる可能性があるが、その際に彼はそのことを認識してメタ発言をするようになっている。もっとも、こちらはパラドックスと言っても時系列の行き違いだけで本人が2人存在する状態にはならない。虞美人がメタ発言をすると「瀕死で眠っている自分自身について発言する」事は避けられないだろうし、そうなるとコフィンの中からいついなくなったのかという核心部分に触れざるを得ないだろう。
***もっとも、こちらはパラドックスと言っても時系列の行き違いだけで、虞美人のように本人が2人存在する状態にはならない。虞美人がメタ発言をすると「瀕死で眠っている自分自身について発言する」事は避けられないだろうし、そうなるとコフィンの中からいついなくなったのかという核心部分に触れざるを得ないだろう。
+
*プレイヤーからの愛称は本編中で[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ]]が用いた「グっちゃん」<ref group = "注" >劇中での表記はこうなのだが、入力しづらい・誤認されやすい字面のせいで実際には「'''ぐ'''っちゃん」と表記されがち。</ref>の他「ぐっさん」「先輩」「パイセン」など。悪態はつきつつも召喚に応じたり、先輩後輩の関係でマウントを取ろうとしたりする等、サーヴァントになってから見せる意外な親しみやすさから一気に定着した。
**なお、『フロムロストベルト』では消滅後の彼女の事が語られており、中国異聞帯がなくなった後の白紙化した地球を彷徨っていた時期があったことが明かされている。カルデアにも他の異聞帯にも異星の神にも興味をなくしており、人理に鞍替えする件についても「始皇帝の口車に乗るようで癪だ」「英霊になればもう彷徨うこともなくなるはずだしもう少しいいか」くらいのつもりで先延ばしにしている模様。
 
**ただし、彼女はストーリー召喚限定サーヴァントであってすり抜け召喚が発生しないので、PU召喚か配布キャンペーンが開催されていない場合の入手難易度は高め。
 
***対する項羽は恒常サーヴァントとしてあっさりすり抜けてきたりもするため、「項羽は簡単に召喚できたのに肝心の彼女が全然来ない」というもどかしい事態も発生しがち。
 
*プレイヤーからの愛称は本編中で[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ]]が用いた「グっちゃん」<ref group = "注" >劇中での表記はこうなのだが、入力しづらい・誤認されやすい字面のせいで実際には「'''ぐ'''っちゃん」と表記されがち。なお、『サーヴァント・サマーキャンプ!』ではかな表記でほぼ公認になっている。</ref>や[[徐福]]からの「ぐっ様」の他「先輩」「パイセン」など。悪態はつきつつも召喚に応じたり、先輩後輩の関係でマウントを取ろうとしたりする等、サーヴァントになってから見せる意外な親しみやすさから一気に定着した。
 
**北米版で登場した際も、プレイヤーからの綽名は「pai-sen」であったとか<ref group="注">余談だが、いわゆる「先輩・後輩」の文化は日本独特のものであり、欧米には該当する概念がないため日本語から訳する際には「sen-pai」になる。</ref>
 
 
*何はともあれサーヴァントとして主人公/ノウム・カルデアへの召喚に応じるようになった事で、[[クリプター]]陣営からの離反は決定的となったものと考えられる。
 
*何はともあれサーヴァントとして主人公/ノウム・カルデアへの召喚に応じるようになった事で、[[クリプター]]陣営からの離反は決定的となったものと考えられる。
 
**一部のプレイヤーからは「召喚した彼女からクリプターの内情を聞き出せるのではないか」という意見も出ているが、ノウム・カルデアに確定で召喚されている訳ではないのに加え、「生前」の彼女もクリプターとしての活動やコミュニケーションにも積極的でなかった上に異聞帯の項羽の事で頭がいっぱいだったと思われるので、「メンバーの名前ぐらいしかろくに覚えていないのではないか」という酷い反論も見受けられる。
 
**一部のプレイヤーからは「召喚した彼女からクリプターの内情を聞き出せるのではないか」という意見も出ているが、ノウム・カルデアに確定で召喚されている訳ではないのに加え、「生前」の彼女もクリプターとしての活動やコミュニケーションにも積極的でなかった上に異聞帯の項羽の事で頭がいっぱいだったと思われるので、「メンバーの名前ぐらいしかろくに覚えていないのではないか」という酷い反論も見受けられる。
**他のクリプターたちからは死亡扱いの認識をされている。
+
*実装から最速で2019年正月イベントの『雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~』に登場しているが、これは奈須氏が2018年の初頭に虚淵氏から中国編のシナリオを受け取った際に'''「すまない。キミが最速の犠牲者だ」'''と断腸の思いで閻魔亭に登場させると決めていたらしい。<ref group = "出">『週刊ファミ通 2019年8月22・29日合併号』 p76</ref>
*実装から最速で2019年正月イベントの『雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~』に登場しているが、これは奈須氏が2018年の初頭に虚淵氏から中国編のシナリオを受け取った際に'''「すまない。キミが最速の犠牲者だ」'''と断腸の思いで閻魔亭に登場させると決めていたかららしい。<ref group = "出">『週刊ファミ通 2019年8月22・29日合併号』 p76</ref>
+
*英語版の名称表記は「'''Yu Miaoyi'''」。漢字は「'''虞妙弋'''」だが、中国語圏の掲示板でも「虞姫の本名って虞妙弋なの?」と議論になるなどあまり一般的ではない模様。虞美人の中国語版Wikipediaにも未記載である。主に欧米圏で流通している名称であるようだ。
**なお、中国編で登場した[[赤兎馬]]も強烈なネタ性ゆえかその年の12月のクリスマスイベント『ホーリー・サンバ・ナイト』で一足先に登場しているため「最速」かどうかは意見が分かれるところではある。
+
 
**[[幕間の物語]]の実装も第二部以降のサーヴァントの中では群を抜いて早く、内容も筆舌に尽くし難い代物であった。
+
== 話題まとめ ==
**その後も2019年夏イベントで自由気ままに振る舞う(自分の扱いへのメタ発言、歴史的物品の闇オークション、カジノでヤケクソ自爆等)為、'''彼女が出てきたらとりあえず面白いことになる'''という扱いが確定したようだ。<br>しかし、彼女の人生を知る人からすれば、しがらみも飲み込んで今の自分の状況を楽しむ姿を見て「ある意味彼女は救われている」と評する意見も。<br>事実、同イベント内で[[項羽]]は「こんなにも楽しそうな虞を見ることが嬉しい」と心の中で喜んでいた。
 
*いろいろな意味でファッションがヤバい人。第二再臨以降の下着と見まごうばかりの衣装もさることながら、まともに見える第一再臨ですら、第二再臨衣装の「下に」セーターを着て眼鏡をかけただけのものである。
 
**このためか、自身の幕間の物語で蘭陵王にマスターとの距離感について相談したところ'''「まずちゃんとした服を着てください(意訳)」'''と言われる羽目になってしまった。
 
**さらに、『フロムロストベルト』で彼女の後ろから見た姿も登場したが、'''前がまだマシに見えるレベルで股間以外に布がない。'''このナリで歩き回っていたのなら、そりゃ蘭陵王も苦言を呈するはずである。ちなみに、ゲーム系ニュースサイトの記者がコミケの会場でコスプレイヤーに虞美人のコスプレが出来るか問い合わせた所、「無理!」と即答されている。
 
**もっとも、カルデアには[[メルトリリス (Grand Order)|ファッション]][[パッションリップ (Grand Order)|が危険]][[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|すぎる]][[エリザベート・バートリー|前科]][[マルタ|持ちが]][[牛若丸|何人も]][[ブーディカ|居る]]んだが。
 
*北米版での表記は「Yu Mei-ren」(「虞美人」の中国語読み)だが、実装される前では欧米のファンから「'''Yu Miaoyi'''」と呼ばれていた。漢字は「'''虞妙弋'''」だが、中国語圏の掲示板でも「虞姫の本名って虞妙弋なの?」と議論になるなどあまり一般的ではない模様。主に欧米圏で流通している名称であるようだ。<br>「虞妙弋」本来は2006年に放映された中国ドラマ『大漢風 項羽と劉邦』の設定だったが、放送と同じ年に「虞妙弋」の名は'''史実として'''中国語版Wikipediaに追記された。そして2010年にて、中国語版を間違ったまま翻訳した英語版が作られた。中国語版は英語版作成の直後に修正されたが、欧米圏への影響は今でも残っている。
 
*前述の通り史記・漢書でも記述は少なく、項羽との出会いは一切記載されていない(項羽最後の戦いである「垓下の戦い」の部分でも「劉邦に敗れた傷心の項羽の傍にはいつも虞美人がおり、項羽は片時も彼女を放すことがなかった」と'''だけ'''しか書かれておらず、実情は全くというほど分からない程度にしか書かれていない)。
 
**史記、漢書でも彼女はその後に関する記述は一切存在せず、彼女の運命は定かではなかった。TYPE-MOONの世界では人ではなかった事もあり、そのまま項羽とは死に別れることになり彼女は生き続けていたが、五代十国時代の閻選『虞美人』や孫光憲『虞美人』の詞では「彼女は生き残り、項羽を想い続けている」という解釈がなされており、本編の虞美人はこれが一番近い。
 
***ただし、虞美人草のエピソードが非常に有名なこともあり、現代では彼女が生き延びたという展開はイメージされないことが多い。特に北宋時代以降は女性の貞操を守るべきとの文化が生まれた影響もあり、生き延びることはほとんどない。事実、北宋に編纂された『太平寰宇記』では「項羽が虞美人を殺害して埋葬する」、北宋の曾鞏の作と伝わる『古文真宝』の『虞美人草』や明代の通俗小説『西漢通俗演義』、京劇の『覇王別姫』では解釈や展開こそ違うが、'''虞美人は「自殺」してしまう。'''
 
*明代の通俗小説である『西漢通俗演義』では後付けながら項羽と彼女の出会いは克明に描かれており、虞后とも記述されているため、虞美人を正室として取り扱っている。
 
**こちらでは項羽の武勇を見込んだ会稽塗山の父老である虞一公が項羽を家に招き、娘である虞姫を項羽に娶せるために会わせた時を馴れ初めとしており、項羽はその美しさに一目ぼれし、正式に婚姻。更に彼女の弟(『西漢通俗演義』より後の作品では兄になる事もある)である「虞子期」を大将として取り立てている。この虞美人は項羽に数々の助言と諫めを行い、失敗すれは彼を慰めて奮い立たせる事もなるなど、武人の妻としての理想像を大きく反映させた人物像となっている。
 
**こちらの最期は上記の通り自殺だが、項羽は彼女に劉邦の寵愛を受けて生き残るように勧めるが虞美人は拒絶するなど、項羽を強く想う人物となっている。
 
*元[[クリプター]]なので大令呪を持っていたが、奈須氏が『Fate/Grand Order Spotlight Lostbelt No.3』にて、'''自ら切り離してしまった'''と回答。その後の所在は現在は不明。
 
  
 
== 脚注 ==
 
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===出典===
 
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