「Fate/EXTELLA LINK」を編集中
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| タイトル = Fate/EXTELLA LINK | | タイトル = Fate/EXTELLA LINK | ||
| ジャンル = ハイスピードサーヴァントアクション | | ジャンル = ハイスピードサーヴァントアクション | ||
− | | 発売日 = 2018年6月7日 | + | | 発売日 = 2018年6月7日 |
− | | 機種 = | + | | 機種 = PS4・PSVita |
− | | | + | | 開発 = マーベラス 1st Studio |
− | | | + | | 発売 = |
− | | 定価 = 7980円+税(PS4)/5980円+税(PSVita | + | | 定価 = 7980円+税(PS4)/5980円+税(PSVita) |
| 前 = [[Fate/EXTELLA]] | | 前 = [[Fate/EXTELLA]] | ||
| 次 = | | 次 = | ||
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;[[シャルルマーニュ]] | ;[[シャルルマーニュ]] | ||
:本作にて初登場。物語の鍵を握る「剣士」のサーヴァント。 | :本作にて初登場。物語の鍵を握る「剣士」のサーヴァント。 | ||
− | : | + | :ひとりの騎士としてSE.RA.PHの危機を救うため、カール大帝の侵攻に立ち向かう。 |
;[[ネロ・クラウディウス]] | ;[[ネロ・クラウディウス]] | ||
:月の聖杯戦争をマスターとともに戦った、「剣士」のサーヴァント。 | :月の聖杯戦争をマスターとともに戦った、「剣士」のサーヴァント。 | ||
58行目: | 58行目: | ||
;[[アストルフォ]] | ;[[アストルフォ]] | ||
:新規参戦。「騎兵」のサーヴァント。 | :新規参戦。「騎兵」のサーヴァント。 | ||
− | : | + | :シャルルマーニュ十二勇士のひとりで、理性蒸発したポンコツ騎士。 |
====主人公陣営・別働隊==== | ====主人公陣営・別働隊==== | ||
アルジュナが率いる軍勢。主に、主人公たちの行先とは別方面での作戦を指揮・展開する。 | アルジュナが率いる軍勢。主に、主人公たちの行先とは別方面での作戦を指揮・展開する。 | ||
70行目: | 70行目: | ||
;[[カール大帝]] | ;[[カール大帝]] | ||
:本作にて初登場。もう一方の鍵を握る「裁定者」のサーヴァント。 | :本作にて初登場。もう一方の鍵を握る「裁定者」のサーヴァント。 | ||
− | :あらゆるものを同一化させる“天声同化”の力を使い、SE.RA. | + | :あらゆるものを同一化させる“天声同化”の力を使い、SE.RA.PHへ侵攻を開始する。シャルルマーニュとは別人のようだが……? |
;[[カルナ]] | ;[[カルナ]] | ||
:「槍兵」のサーヴァント。 | :「槍兵」のサーヴァント。 | ||
78行目: | 78行目: | ||
;[[ランスロット]] | ;[[ランスロット]] | ||
:新規参戦。「狂戦士」のサーヴァント。 | :新規参戦。「狂戦士」のサーヴァント。 | ||
− | : | + | :「アーサー王伝説」に登場する、円卓の騎士のひとり。 |
;[[メドゥーサ]] | ;[[メドゥーサ]] | ||
:「騎兵」のサーヴァント。 | :「騎兵」のサーヴァント。 | ||
97行目: | 97行目: | ||
===その他=== | ===その他=== | ||
;[[アルテラ (EXTELLA)]] | ;[[アルテラ (EXTELLA)]] | ||
− | : | + | :前回の戦いを経て新たに生を受けた少女であり、「剣士」のサーヴァント。 |
:カール大帝の呼び声に応じて姿を消してしまうが……? | :カール大帝の呼び声に応じて姿を消してしまうが……? | ||
;[[ギルガメッシュ]] | ;[[ギルガメッシュ]] | ||
114行目: | 114行目: | ||
:「剣士」のサーヴァント。 | :「剣士」のサーヴァント。 | ||
:SE.RA.PHの新たな危機を受けて独自行動をとっている。 | :SE.RA.PHの新たな危機を受けて独自行動をとっている。 | ||
− | |||
− | |||
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==用語== | ==用語== | ||
139行目: | 136行目: | ||
;娯楽に耽る千年京 -Mare Luxuria- | ;娯楽に耽る千年京 -Mare Luxuria- | ||
− | : | + | :玉藻の前が治める、平安京をモチーフとした和風エリア。和風建築物が立ち並び、一見雅なステージだが、なぜかディスコなどの娯楽施設もある。前作では「千年'''魔'''京」となっていたが、本作のBGMギャラリーでの音楽タイトルは上記のとおり「千年京」となっている。 |
;かつて在りし運命の街 -Mare Melum- | ;かつて在りし運命の街 -Mare Melum- | ||
149行目: | 146行目: | ||
;天声同化機動聖都 -Carolus Patricius- | ;天声同化機動聖都 -Carolus Patricius- | ||
:カロルス・パトリキウス。自動拡大型巨大要塞。巨大な防衛砲台を構えているステージ。 | :カロルス・パトリキウス。自動拡大型巨大要塞。巨大な防衛砲台を構えているステージ。 | ||
− | : | + | :その正体はカール大帝の第二宝具。カール大帝の電脳体を覆う鎧のようなもので、機動聖都領域そのものである。シャルルマーニュの空中庭園とは同じ仕組みである模様。 |
;天声同化 (オラクル) | ;天声同化 (オラクル) | ||
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;トップサーヴァント | ;トップサーヴァント | ||
:SE.RA.PHの危機に際し、ムーンセルによって召喚されたサーヴァント。大英雄として広く伝わる英雄の中の英雄、または通常の七分類とは異なる特殊クラスで召喚された英傑。前作の時点ではアルテラ解放を感知したためアルトリアやイスカンダル、ジャンヌ・ダルクらが召喚されており、他にカルナ、ギルガメッシュが該当していた。本作ではトップサーヴァントは7騎と明言されており、前作から続投されている5騎に加え、残りの2枠には新規参戦のスカサハとアルジュナが該当する。 | :SE.RA.PHの危機に際し、ムーンセルによって召喚されたサーヴァント。大英雄として広く伝わる英雄の中の英雄、または通常の七分類とは異なる特殊クラスで召喚された英傑。前作の時点ではアルテラ解放を感知したためアルトリアやイスカンダル、ジャンヌ・ダルクらが召喚されており、他にカルナ、ギルガメッシュが該当していた。本作ではトップサーヴァントは7騎と明言されており、前作から続投されている5騎に加え、残りの2枠には新規参戦のスカサハとアルジュナが該当する。 | ||
− | : | + | :ただし召喚された意図に反し直接の味方となった者は前作においても多くなかった。そして今回もやはりというべきか、カルナとスカサハは同化されて敵に回り、アルトリアとイスカンダルはそれぞれ単独行動、ジャンヌやギルガメッシュも魔力を搾り取られて利用されるという憂き目にあっており、唯一アルジュナだけが味方陣営で奮戦している状態である。 |
;アクティブスキル | ;アクティブスキル | ||
:本作からの新システム。サーヴァントがレベルアップすると7つまで習得する、戦闘用の個別スキル。前作からの参戦サーヴァントは、前作におけるコンボ派生技がこちらに再編されていることが多い。 | :本作からの新システム。サーヴァントがレベルアップすると7つまで習得する、戦闘用の個別スキル。前作からの参戦サーヴァントは、前作におけるコンボ派生技がこちらに再編されていることが多い。 | ||
:スキルスロットは4つあり、任意で装備させることが可能。任意のタイミングで自由に使用できるがクールタイムがあり、一定時間経過するまでは再使用不可となる。 | :スキルスロットは4つあり、任意で装備させることが可能。任意のタイミングで自由に使用できるがクールタイムがあり、一定時間経過するまでは再使用不可となる。 | ||
− | :スキルには攻撃(水色)・行動制限(紫)・カウンター(黄色)・回復(緑)・自己強化(オレンジ) | + | :スキルには攻撃(水色)・行動制限(紫)・カウンター(黄色)・回復(緑)・自己強化(オレンジ)の5種類があり、さらに攻撃には近距離・周囲・放出・突進・遠距離という細かい内訳がある。攻撃スキルはクラスに応じた種別のスキルが強化される特性があり、セイバーとアサシンは近距離、バーサーカーとルーラーは周囲、キャスターは放出、ランサーとライダーは突進、アーチャーは遠距離が対象となっている。 |
− | |||
;ムーンドライヴ/ドライヴスキル | ;ムーンドライヴ/ドライヴスキル | ||
:ムーンドライヴは前作同様、操作サーヴァントの能力を一定時間強化する。発動中は仰け反りにくくなり、攻撃力も増大するため、効率的に攻めることが可能となる。ムーンドライヴ中に敵を倒すと金色の魔力球が出現し、これを貯めることで宝具ゲージが上昇。最大まで貯まると宝具を発動できる。 | :ムーンドライヴは前作同様、操作サーヴァントの能力を一定時間強化する。発動中は仰け反りにくくなり、攻撃力も増大するため、効率的に攻めることが可能となる。ムーンドライヴ中に敵を倒すと金色の魔力球が出現し、これを貯めることで宝具ゲージが上昇。最大まで貯まると宝具を発動できる。 | ||
− | : | + | :ドライヴスキルは本作で追加されたシステム。ムーンドライヴ中に任意で発動できるスキルであり、宝具の力の一部を解放し、周囲の敵を一気に殲滅する。ただし発動と引き換えにムーンドライヴ状態が終了する。任意のタイミングで発動できるため、終了直前まで粘ってから発動という手もある。 |
;ラッシュ | ;ラッシュ | ||
− | : | + | :本作からの新システム。敵サーヴァントに連続で攻撃やアクティブスキルをヒットさせて弱らせたところへ、クラス特性に対応したアクティブスキルを当てることで発動する。 |
− | : | + | :発動中は敵が無防備となり、ボタン連打で連続攻撃を行えるため大ダメージを与えることができる。またラッシュが発動すると「攻撃力アップ」または「攻撃速度アップ」のどちらかのドロップアイテムが確定でドロップする。 |
;LINKシステム | ;LINKシステム | ||
:本作からの新システム。味方のNPCサーヴァントに接近することで「LINK状態」となり、操作サーヴァントの頭上に表示される白い線で結ばれる。 | :本作からの新システム。味方のNPCサーヴァントに接近することで「LINK状態」となり、操作サーヴァントの頭上に表示される白い線で結ばれる。 | ||
:LINK状態になると、LINKしたサーヴァントに応じたクラス特性を共有できるようになる。例えばセイバーがアーチャーとLINKすると、セイバー側は遠距離攻撃スキルが強化され、アーチャー側も近距離攻撃スキルに強化を受けることが可能となる。またアーチャー同士がLINKすると、遠距離攻撃スキルが二重に強化されるといった具合である。 | :LINK状態になると、LINKしたサーヴァントに応じたクラス特性を共有できるようになる。例えばセイバーがアーチャーとLINKすると、セイバー側は遠距離攻撃スキルが強化され、アーチャー側も近距離攻撃スキルに強化を受けることが可能となる。またアーチャー同士がLINKすると、遠距離攻撃スキルが二重に強化されるといった具合である。 | ||
− | : | + | :さらに、LINK状態でラッシュ攻撃を発動するとLINKしたサーヴァントも自動で攻撃に参加し加勢してくれる。このため多くのサーヴァントとLINKすることで有利に戦うことができる。 |
;サポート部隊 | ;サポート部隊 | ||
:操作サーヴァントとは別に、戦闘中のアシストとして出撃させることができるサーヴァント。操作サーヴァント以外の開放済みサーヴァントから任意で2騎まで選択可。 | :操作サーヴァントとは別に、戦闘中のアシストとして出撃させることができるサーヴァント。操作サーヴァント以外の開放済みサーヴァントから任意で2騎まで選択可。 | ||
− | : | + | :サポート部隊は戦闘には直接参加せず、操作サーヴァントの被弾時や攻撃時にガードや特定スキルを発動したりするなどのアクションを取ったあと再び退避し待機状態に戻る。絆レベルに応じて戦闘中のアシストが多彩になっていき、「攻撃被弾時ガード」と「アクティブスキル同時撃ち」の2つについては発動頻度や発動対応スキルの異なる「改」バージョンを別枠で習得する。 |
;インストールスキル | ;インストールスキル | ||
:前作から引き続き利用できるシステム。ただし細かな調整が加えられているため、完全に同じものではなくなっている。 | :前作から引き続き利用できるシステム。ただし細かな調整が加えられているため、完全に同じものではなくなっている。 | ||
:カテゴリは攻撃(赤)・防御(青)・支援(黄)・ダブル(白)の4種類に分かれており、スキルごとにさまざまな効果がある。これらはサーヴァントごとに8つまで解放されるスキルスロットに填め込むことで、戦闘時に効果を発揮する。また隣り合うスロットに同じカテゴリのスキルをセットすると最低でも10%、最大で30%効果が上昇する。 | :カテゴリは攻撃(赤)・防御(青)・支援(黄)・ダブル(白)の4種類に分かれており、スキルごとにさまざまな効果がある。これらはサーヴァントごとに8つまで解放されるスキルスロットに填め込むことで、戦闘時に効果を発揮する。また隣り合うスロットに同じカテゴリのスキルをセットすると最低でも10%、最大で30%効果が上昇する。 | ||
− | : | + | :同名スキルでも無印・改・真の三段階があり、同じ強化値で比較すると真は改に比べて効果がさらに高い。ダブルスキルは強化値+10の真スキルを2つ組み合わせて合成したもので、作成できるようになるまで時間はかかるが非常に強力。 |
;連動ボーナス | ;連動ボーナス | ||
− | : | + | :上記のインストールスキルに関連する新システム。スキルスロットに特定のスキルを装備した場合、ボーナスとしてスキルの強化値へさらに+1が上乗せされることがある。これが連動ボーナスであり、基本的には各サーヴァントが所有するクラス別スキルと個別スキルに対応したスキルが連動する仕様となっている。 |
− | : | + | :このため最多でスキル4種へボーナスを得られるサーヴァントがいる一方、仕様上一つも連動しない場合もある。 |
==開発スタッフ== | ==開発スタッフ== | ||
− | + | ;監修 | |
− | + | :奈須きのこ | |
− | + | ||
− | + | ;シナリオ | |
− | + | :東出祐一郎 小太刀右京/チーム・バレルロール | |
− | + | ||
− | + | ;「Fate」シリーズキャラクター原案 | |
+ | :TYPE-MOON | ||
+ | |||
+ | ;キャラクターデザイン | ||
+ | :ワダアルコ | ||
− | + | ;音楽制作 | |
− | ; | + | :TYPE-MOON 岡部啓一・MONACA |
− | : | + | |
+ | ;プロデューサー | ||
+ | :佃健一郎 | ||
==メモ== | ==メモ== | ||
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*戦闘システムが大幅に更新され、前作とはアクション面が別物になっている。 | *戦闘システムが大幅に更新され、前作とはアクション面が別物になっている。 | ||
**長いコンボは短く纏めなおされて5段程度になった代わりにアクティブスキルシステムが実装されたことで、以前よりも固有技を手軽に発動しやすくなっている。ただしクールタイムがあるため物によっては使いどころを見極める必要がある。回復系や自己強化系は特にCTが長いため、戦略性が求められるだろう。 | **長いコンボは短く纏めなおされて5段程度になった代わりにアクティブスキルシステムが実装されたことで、以前よりも固有技を手軽に発動しやすくなっている。ただしクールタイムがあるため物によっては使いどころを見極める必要がある。回復系や自己強化系は特にCTが長いため、戦略性が求められるだろう。 | ||
− | ** | + | **エクステラマニューバは廃止されているが、これはラッシュ攻撃に置き換わったと考えてよいだろう。ゲージチャージが必要ない代わりに特定の攻撃を当てる必要があるため、ここに戦略性や装備の幅が広がっているとも言える。LINKシステムもここに一役買っており、うまく生かせばそれこそ3人掛かりで1人の相手をフルボッコにできたりもする。 |
**発動難易度が大きく変化したのは宝具。前作ではファンタズムサーキットを3つ集める必要があり、2回以上の発動は困難を極めた。今作ではムーンドライヴ/ドライヴスキルで敵を倒してゲージを貯めるシステムに変更されたため、2回以上の使用も十分に実現可能となっている。なおサーキット自体は廃止されておらず、1ステージに2つまで設置されており、入手すると宝具ゲージが一定量上昇するようになっている。 | **発動難易度が大きく変化したのは宝具。前作ではファンタズムサーキットを3つ集める必要があり、2回以上の発動は困難を極めた。今作ではムーンドライヴ/ドライヴスキルで敵を倒してゲージを貯めるシステムに変更されたため、2回以上の使用も十分に実現可能となっている。なおサーキット自体は廃止されておらず、1ステージに2つまで設置されており、入手すると宝具ゲージが一定量上昇するようになっている。 | ||
− | |||
**ステージ攻略も、前作はレジムマトリクスを完成させるのが目的だったのが今作ではさまざまなミッションが次々に発令されるようになり、単なる陣取り合戦ではなくなった。極端に難しいものはないが、マスターや味方が敗走すると敗北に直結するため要領よくこなす必要がある。このことも関係してか、味方NPCのAIは大幅に強化されており、攻撃されてあっさり敗走するといったことはなくなっている。 | **ステージ攻略も、前作はレジムマトリクスを完成させるのが目的だったのが今作ではさまざまなミッションが次々に発令されるようになり、単なる陣取り合戦ではなくなった。極端に難しいものはないが、マスターや味方が敗走すると敗北に直結するため要領よくこなす必要がある。このことも関係してか、味方NPCのAIは大幅に強化されており、攻撃されてあっさり敗走するといったことはなくなっている。 | ||
**令呪メニューにも新たに「空間転移」が追加されており、セクター間を一瞬で移動可能になっている。 | **令呪メニューにも新たに「空間転移」が追加されており、セクター間を一瞬で移動可能になっている。 | ||
− | *** | + | ***今作の開発コンセプトとしてはシステム周辺の改善に力を入れたいという意図があったため、シナリオ自体は短めだが逆に戦闘システムは総じてブラッシュアップされており、ゲームとしての遊びやすさは格段に増していると言える。 |
*そのほか戦闘以外の面においても前作からはガラリと変わった部分が多い。 | *そのほか戦闘以外の面においても前作からはガラリと変わった部分が多い。 | ||
**その筆頭がイベントパート。一部のムービーパートを除いて3Dグラフィックモデルではなく『Grand Order』のような立ち絵式が採用されている。ちなみにこの立ち絵は台詞に合わせて口が動き、各種場面で瞬きもする。 | **その筆頭がイベントパート。一部のムービーパートを除いて3Dグラフィックモデルではなく『Grand Order』のような立ち絵式が採用されている。ちなみにこの立ち絵は台詞に合わせて口が動き、各種場面で瞬きもする。 | ||
− | ** | + | **グラフィックも全体的に向上しており、前作と比較するとワダアルコ氏のイラストにより近くなっている。なお立ち絵イラストは前作から続投されているサーヴァントについては本作でも引き続き使用されているが、一部に加筆修正が施されている(カルナの目元に赤いラインが追加されている、ガウェインやネロの瞳が塗りなおされている、アルキメデスの浸食痕が消されている等)。 |
**ベースキャンプではマスターを操作できるが、その際選択中のサーヴァントが後ろを走って着いてくる。このあたりは『EXTRA』や『EXTRA CCC』を思い起こさせると同時に、話しかけたサーヴァントと連れているサーヴァントの組み合わせによっては特殊な会話が発生することもある。意外と細かく作りこまれており、視点を第三者(プレイヤー視点)と当事者(マスターの視点)に切り替えることができるほか、サーヴァントの近くを移動すると、近くにいるサーヴァントの視線も主人公を追いかけるように移動する。 | **ベースキャンプではマスターを操作できるが、その際選択中のサーヴァントが後ろを走って着いてくる。このあたりは『EXTRA』や『EXTRA CCC』を思い起こさせると同時に、話しかけたサーヴァントと連れているサーヴァントの組み合わせによっては特殊な会話が発生することもある。意外と細かく作りこまれており、視点を第三者(プレイヤー視点)と当事者(マスターの視点)に切り替えることができるほか、サーヴァントの近くを移動すると、近くにいるサーヴァントの視線も主人公を追いかけるように移動する。 | ||
− | + | **インストールスキルシステムにも変更が加わっている。大きな変更はキャラクターごとのスロットに差異がなくなり、サーヴァントによっては前作のような大幅なボーナスは得られなくなったことと、強化上限が+10(ボーナス込みで最大11)に引き下げられていることがあげられる。「心眼」と「細胞活性」は削除されたが、無印・改に加えて真、ダブルという上位カテゴリが登場したほか「皇帝特権」や「千里眼」といった新スキルも追加されており、装備の幅は広がっている。ただし所持上限は300個なので超えた場合は出撃制限がかかってしまう。このため増えすぎたスキルは分解するか、合成して上位種に変換するか選ぶことになる。 | |
− | **インストールスキルシステムにも変更が加わっている。大きな変更はキャラクターごとのスロットに差異がなくなり、サーヴァントによっては前作のような大幅なボーナスは得られなくなったことと、強化上限が+10(ボーナス込みで最大11) | ||
**何気にマネーイズパワーシステムも続投されているが、本作ではレベル上限が引き上げられたことと、キャラクターそのものの増加も関係してか費用が大幅に削減されている。高レベルになるとコストパフォーマンスが悪化するのは同様であるため無闇矢鱈に使うものではないが、一度に数レベル上げることが可能となったことと費用が落ちたことで、前作よりはいくらか気軽に利用しやすくなっている。 | **何気にマネーイズパワーシステムも続投されているが、本作ではレベル上限が引き上げられたことと、キャラクターそのものの増加も関係してか費用が大幅に削減されている。高レベルになるとコストパフォーマンスが悪化するのは同様であるため無闇矢鱈に使うものではないが、一度に数レベル上げることが可能となったことと費用が落ちたことで、前作よりはいくらか気軽に利用しやすくなっている。 | ||
**男女ともにボイスがついた主人公だが、男女間で台詞に結構な差がある。興味があれば聞き比べてみると面白いかもしれない。 | **男女ともにボイスがついた主人公だが、男女間で台詞に結構な差がある。興味があれば聞き比べてみると面白いかもしれない。 | ||
262行目: | 262行目: | ||
**全体の内訳としては『EXTRA』から8騎、『EXTRA CCC』から1騎、『EXTELLA』から2騎、『EXTELLA LINK』から2騎、『stay night』から4騎、『Zero』から3騎、『Apocrypha』から3騎、『Grand Order』から3騎。作品が完結していないこともあり、『Grand Order』初出サーヴァントの出演は依然として少ないと言える。 | **全体の内訳としては『EXTRA』から8騎、『EXTRA CCC』から1騎、『EXTELLA』から2騎、『EXTELLA LINK』から2騎、『stay night』から4騎、『Zero』から3騎、『Apocrypha』から3騎、『Grand Order』から3騎。作品が完結していないこともあり、『Grand Order』初出サーヴァントの出演は依然として少ないと言える。 | ||
**ちなみに『Grand Order』からの客演組であるアルジュナ、スカサハ、ダレイオス三世と、あちらに先行出演しているアルテラは皆『Grand Order』第一部の公式ビジュアルを飾っている。このため新参戦サーヴァントの発表が行われていた途中の段階では「『Grand Order』のビジュアルにいたサーヴァントが他にも参戦するのではないか?」と予想されていたこともあった。またアーチャーの候補として『EXTRA』で名前が出たこともある[[アタランテ]]、バーサーカーの候補として『EXTRA CCC』での出演候補であった[[ナイチンゲール]]、キャスターの候補として過去作に登場した[[ナーサリー・ライム]]や[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]、ルーラーの候補として『Apocrypha』でジャンヌとの因縁がある[[天草四郎時貞]]の名を上げる人もいたようである。 | **ちなみに『Grand Order』からの客演組であるアルジュナ、スカサハ、ダレイオス三世と、あちらに先行出演しているアルテラは皆『Grand Order』第一部の公式ビジュアルを飾っている。このため新参戦サーヴァントの発表が行われていた途中の段階では「『Grand Order』のビジュアルにいたサーヴァントが他にも参戦するのではないか?」と予想されていたこともあった。またアーチャーの候補として『EXTRA』で名前が出たこともある[[アタランテ]]、バーサーカーの候補として『EXTRA CCC』での出演候補であった[[ナイチンゲール]]、キャスターの候補として過去作に登場した[[ナーサリー・ライム]]や[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]、ルーラーの候補として『Apocrypha』でジャンヌとの因縁がある[[天草四郎時貞]]の名を上げる人もいたようである。 | ||
− | * | + | **結果的に、新たに参戦したサーヴァントはその多くが誰かしらに因縁関係を持っている面々となった。シャルルマーニュとカール大帝は両者ともその存在が物語に大きく関わっており、またジルはジャンヌ、ランスロットはアルトリアとガウェイン、スカサハはクー・フーリン、アストルフォはシャルルマーニュ、ダレイオス三世はイスカンダル、アルジュナはカルナとそれぞれ関係がある。 |
− | * | ||
*OP映像は『EXTRA CCC』や前作『EXTELLA』のようなアニメ映像ではなく、3Dグラフィックモデルによるムービー映像となっている。これについてはEXTRAシリーズにおけるアニメーション制作を手掛けているシャフトがちょうど『[[Fate/EXTRA Last Encore]]』を制作していた時期だったために、ゲームの方まで受注できなかったのではないかという見方がある。 | *OP映像は『EXTRA CCC』や前作『EXTELLA』のようなアニメ映像ではなく、3Dグラフィックモデルによるムービー映像となっている。これについてはEXTRAシリーズにおけるアニメーション制作を手掛けているシャフトがちょうど『[[Fate/EXTRA Last Encore]]』を制作していた時期だったために、ゲームの方まで受注できなかったのではないかという見方がある。 | ||
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==話題まとめ== | ==話題まとめ== |