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| :「退屈な事」を最も嫌う気まぐれで残虐な性格であり、外交的かつ能動的。自分の欲求を臆面もなく正直に口にし、それらを実現させる為にまわりをこき使う典型的なワガママで支配者気質。 | | :「退屈な事」を最も嫌う気まぐれで残虐な性格であり、外交的かつ能動的。自分の欲求を臆面もなく正直に口にし、それらを実現させる為にまわりをこき使う典型的なワガママで支配者気質。 |
| :汎人類史・妖精國どちらでにも共通する大凡の妖精達と同じく「いまその場が面白ければいい」と考える刹那的快楽主義であり、つまらなければすぐさま飽きるしすぐさま放棄し、ただひたすら妖精と人間問わず『弱いもの』を苦しめ、痛めつけ、悲鳴を上げさせる事を自身の至高の喜びとする。 | | :汎人類史・妖精國どちらでにも共通する大凡の妖精達と同じく「いまその場が面白ければいい」と考える刹那的快楽主義であり、つまらなければすぐさま飽きるしすぐさま放棄し、ただひたすら妖精と人間問わず『弱いもの』を苦しめ、痛めつけ、悲鳴を上げさせる事を自身の至高の喜びとする。 |
− | :しかし、実のところこれらの人物像は'''女王モルガンによって「創られた性格」'''である。本来の彼女は純粋かつ心優しく、当時の救世主トネリコに対しても常に感謝と気遣いを忘れない、誰にでも好かれる妖精だった。だが、その善良な性格故に他の妖精達からは玩具として使い潰され、人間達からは妖精に対する不満への捌け口として乱暴にされ、たとえ「次代」が誕生してもまた同じ道を辿ってボロボロにされてしまう末路を迎えており、トネリコ/モルガンがどれほど急いで彼女を見つけても後の祭りだった事がほとんどであった。それを良しとしなかった彼女は『モルガン』として再活動を始めた際、バーヴァン・シーが妖精國で生きていけるよう真逆の悪性を強めた性格に教育し、さらに「トリスタン」の名と「自身の娘で後継者」という肩書きを『着名』させて庇護していた。 | + | :しかし、実のところこれらの人物像は'''女王モルガンによって「創られた性格」'''である。本来の彼女は純粋かつ心優しく、当時の救世主トネリコに対しても常に感謝と気遣いを忘れない、誰にでも好かれる妖精だった。だが、その善良な性格故に他の妖精達からは玩具として使い潰され、人間達からは妖精に対する不満への捌け口として乱暴にされ、たとえ「次代」が誕生してもまた同じ道を辿ってボロボロにされてしまう末路を迎えており、トネリコ/モルガンがどれほど急いで彼女を見つけても後の祭りだった事がほとんどであった。そのため再生が不可能となるまでに魂が摩耗するのも時間の問題であり、それを良しとしなかった彼女は『モルガン』として再活動を始めた際、バーヴァン・シーが妖精國で生きていけるよう真逆の悪性を強めた性格に教育し、さらに「トリスタン」の名と「自身の娘で後継者」という肩書きを『着名』させて庇護していた。 |
− | :結果として彼女はその教育の反動で妖精も人間も嫌う悪逆な妖精となり、ブリテン中の妖精達から恐れられ忌み嫌われる存在となったため、この辺は皮肉にも第六特異点における『反転』のギフトを得た[[トリスタン]]とある意味似た経緯を辿ったと云えよう。 | + | :その教育の結果、彼女は妖精も人間も嫌う悪逆な妖精となり、ブリテン中の妖精達から恐れられ忌み嫌われる存在となった。この点は皮肉にも第六特異点における『反転』のギフトを得た[[トリスタン]]とある意味似た経緯を辿ったと云えよう。 |
− | :また、性格は反転したとはいえど異聞帯におけるバーヴァン・シーの『本質』そのものは変わっていないため、弱者を嘲り笑うことはあれど本心から憎悪することは出来ず、また他人を騙すことも全くできない。何かを壊すと罪悪感で泣いてしまう癖があったり、ダーリントンでのグレイマルキンの失態による事件やモルガンの惨殺についても、周りを責めるよりも自分が何も出来なかった事を悔やみ嘆くといった、結局の所は表上でモルガンの期待に合わせた自己流の振る舞い方をしているだけに過ぎない。 | + | :ただし、性格は反転したとはいえど異聞帯におけるバーヴァン・シーの『本質』そのものは変わっていないため、弱者を嘲り笑うことはあれど本心から憎悪することは出来ず、また他人を騙すことも全くできない。何かを壊すと罪悪感で泣いてしまう癖があったり、ダーリントンでのグレイマルキンの失態による事件やモルガンの惨殺についても、周りを責めるよりも自分が何も出来なかった事を悔やみ嘆くといった、結局の所は表上でモルガンの期待に合わせた自己流の振る舞い方をしているだけに過ぎない。 |
− | :カルデアにてサーヴァントとして召喚されて以降も基本的にこの偽悪的な性格は変わらないが、第三再臨以降からは様子が急変する。<br>見るからにやつれたボロボロの見た目へと変化し、性格も気弱かつ消極的、そして常に身体の痛みや飢餓を訴えるようになり、戦闘時には今まで以上の凶暴性を見せるなど、今まで見せていた人格が完全に崩壊したような言動を見せるようになる。他にも時折発作的に生前のトラウマや恨みを口にする一方、思い出した事をすぐに忘れてしまったり、いきなり泣き叫んだりと、第三再臨以降の彼女は非常に不安定で危険な精神状態であることが明らかとなっている。 | + | :カルデアにてサーヴァントとして召喚されて以降も基本的にこの偽悪的な性格は変わらないが、第三再臨以降からは様子が急変する。<br/>見るからにやつれたボロボロの見た目へと変化し、性格も気弱かつ消極的、そして常に身体の痛みや飢餓を訴えるようになり、戦闘時には今まで以上の凶暴性を見せるなど、今まで見せていた人格が完全に崩壊したような言動を見せるようになる。他にも時折発作的に生前のトラウマや恨みを口にする一方、思い出した事をすぐに忘れてしまったり、いきなり泣き叫んだりと、第三再臨以降の彼女は心身ともに非常に不安定で危険な状態であることが明らかとなっている。 |
| ; 能力 | | ; 能力 |
| :赤い棘のようなものを地面や空中から出現させて使用する他、オリジナルのトリスタンと同じくフェイルノートを小型化したような竪琴を使って真空刃を生みだして戦う。他にもモルガンから転移用に使う『合わせ鏡』の子機といった魔術礼装をいくつか持たされている事が窺える。 | | :赤い棘のようなものを地面や空中から出現させて使用する他、オリジナルのトリスタンと同じくフェイルノートを小型化したような竪琴を使って真空刃を生みだして戦う。他にもモルガンから転移用に使う『合わせ鏡』の子機といった魔術礼装をいくつか持たされている事が窺える。 |